JP5534735B2 - 覆工コンクリートの養生装置及びそれを用いた覆工コンクリートの養生方法 - Google Patents
覆工コンクリートの養生装置及びそれを用いた覆工コンクリートの養生方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5534735B2 JP5534735B2 JP2009179712A JP2009179712A JP5534735B2 JP 5534735 B2 JP5534735 B2 JP 5534735B2 JP 2009179712 A JP2009179712 A JP 2009179712A JP 2009179712 A JP2009179712 A JP 2009179712A JP 5534735 B2 JP5534735 B2 JP 5534735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curing
- lining concrete
- sheet
- support material
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
前記覆工コンクリートの内壁面に密着可能にされた養生シートと、
前記養生シートの坑内側に配置されて前記養生シートを前記覆工コンクリートの内壁面に密着させた状態で維持する養生支保板と、
前記養生支保板を覆工コンクリートの内壁面側に押し付け状態で維持する支保材とを有し、
前記養生シートは、水を吸収して湿潤する湿潤材を含む保湿シートと、断熱部材からなる保温シートとからなり、前記保湿シートと前記保温シートとは、積層状態に直接、接着一体化さ、
前記支保材は、第1の支保材と第2の支保材とを有し、
前記第1の支保材は、前記覆工コンクリートの内壁面に沿って設けられるリング状に形成され、弾性反力により前記養生支保板を前記覆工コンクリートの内壁面に押し付け可能とされ、
前記第2の支保材は、前記第1の支保材を内側から支持して形状を保持可能に三角形状に組まれてなることを特徴とする。
前記養生支保板は、エキスパンドメタル、パンチングメタル及びプラスチック段ボールの少なくともいずれかを用いることができる。
前記第1の支保材は、FRP製のロッドをトンネルの周方向に沿って曲折させ、その弾性反力にて前記養生支保板を覆工コンクリートの内壁面側に押し付け可能とすることができる。
複数枚に分割された前記板状の養生支保板の外側面に同様に分割された前記養生シートを取り付ける工程と、
分割状態の養生シート及び養生支保板を前記覆工コンクリートの内面に接触させて下側から連結して設置する工程と、
前記養生シート及び養生支保板を前記養生シートの設置に伴って、分割された支保材を前記養生支保板に連結し、支保材によって前記養生支保板を前記覆工コンクリートの内壁面側に押圧する工程と、
を含むことを特徴とする。
前記トンネルの側部及び上部の内面形状に沿うように組み上げた支保材外面側に前記養生支保板及び養生シートを取り付ける工程と、
前記組み上げた支保材と養生支保板及び養生シートを下降かつ収縮させた状態で、養生位置まで搬送する工程と、
下降状態にある前記支保材を二次覆工コンクリートの天端まで上昇させる工程と、
収縮状態にある前記支保材を拡張させて前記養生シートを覆工コンクリートの内壁面に所定の押圧力で接触させる工程と、
を含むことを特徴とする。
等が挙げられる。
第1の支保材36としては、鉄筋その他を用いることができるが、本実施の形態では、FRP製のロッドを用い、このロッドをシールドトンネル12の周方向に沿って曲折させ、その弾性反力にて養生支保板18を二次覆工コンクリート14の内壁面側に押し付けるようにしており、その結果、軽量、かつ、コスト削減を図ることができ、しかも、弾力性を有することで、トンネルの曲面に容易に追従させることができ、しかも、その弾性反力にて養生支保板を二次覆工コンクリート14の内壁面側に押し付けることができるようになっている。
種々の材料、形状、構造のものを用いることが可能である。
12 シールドトンネル
14 二次覆工コンクリート
16 養生シート
18、56 養生支保板
20、58 支保材
22 保湿シート
24 保温シート
34 エキスパンドメタル
36、62 第1の支保材
38、64 第2の支保材
50 山岳トンネル覆工コンクリートの養生装置
52 山岳トンネル
54 覆工コンクリート
66 メインフレーム
80 支柱
82 昇降手段
84 走行キャスタ
88 バインド線等の固定用材料
Claims (5)
- トンネル覆工用の場所打ちコンクリートの養生を行う覆工コンクリートの養生装置であって、
前記覆工コンクリートの内壁面に密着可能にされた養生シートと、
前記養生シートの坑内側に配置されて前記養生シートを前記覆工コンクリートの内壁面に密着させた状態で維持する養生支保板と、
前記養生支保板を覆工コンクリートの内壁面側に押し付け状態で維持する支保材とを有し、
前記養生シートは、水を吸収して湿潤する湿潤材を含む保湿シートと、断熱部材からなる保温シートとからなり、前記保湿シートと前記保温シートとは、積層状態に直接、接着一体化され、
前記支保材は、第1の支保材と第2の支保材とを有し、
前記第1の支保材は、前記覆工コンクリートの内壁面に沿って設けられるリング状に形成され、弾性反力により前記養生支保板を前記覆工コンクリートの内壁面に押し付け可能とされ、
前記第2の支保材は、前記第1の支保材を内側から支持して形状を保持可能に三角形状に組まれてなることを特徴とする覆工コンクリートの養生装置。 - 請求項1において、
前記養生支保板は、エキスパンドメタル、パンチングメタル及びプラスチック段ボール
の少なくともいずれかを用いることを特徴とする覆工コンクリートの養生装置。 - 請求項1または2において、
前記第1の支保材は、FRP製のロッドをトンネルの周方向に沿って曲折させ、その弾性反力にて前記養生支保板を覆工コンクリートの内壁面側に押し付け可能とされていることを特徴とする覆工コンクリートの養生装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の覆工コンクリートの養生装置を用いた覆工コンクリートの養生方法であって、
複数枚に分割された前記板状の養生支保板の外側面に同様に分割された前記養生シートを取り付ける工程と、
分割状態の養生シート及び養生支保板を前記覆工コンクリートの内面に接触させて下側から連結して設置する工程と、
前記養生シート及び養生支保板を前記養生シートの設置に伴って、分割された支保材を前記養生支保板に連結し、支保材によって前記養生支保板を前記覆工コンクリートの内壁面側に押圧する工程と、
を含むことを特徴とする覆工コンクリートの養生方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の覆工コンクリートの養生装置を用いた覆工コンクリートの養生方法であって、
前記トンネルの側部及び上部の内面形状に沿うように組み上げた支保材外面側に前記養生支保板及び養生シートを取り付ける工程と、
前記組み上げた支保材と養生支保板及び養生シートを下降かつ収縮させた状態で、養生位置まで搬送する工程と、
下降状態にある前記支保材を覆工コンクリートの天端まで上昇させる工程と、
収縮状態にある前記支保材を拡張させて前記養生シートを覆工コンクリートの内壁面に所定の押圧力で接触させる工程と、
を含むことを特徴とする覆工コンクリートの養生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009179712A JP5534735B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 覆工コンクリートの養生装置及びそれを用いた覆工コンクリートの養生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009179712A JP5534735B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 覆工コンクリートの養生装置及びそれを用いた覆工コンクリートの養生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011032719A JP2011032719A (ja) | 2011-02-17 |
JP5534735B2 true JP5534735B2 (ja) | 2014-07-02 |
Family
ID=43762063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009179712A Active JP5534735B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 覆工コンクリートの養生装置及びそれを用いた覆工コンクリートの養生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5534735B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5676389B2 (ja) * | 2011-08-04 | 2015-02-25 | 株式会社奥村組 | トンネル覆工コンクリートの湿潤養生部材の取付け方法 |
JP7518714B2 (ja) | 2020-09-28 | 2024-07-18 | 積水化学工業株式会社 | 支保工装置及び支保工装置構築方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10102774A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-21 | Ohbayashi Corp | コンクリートの湿潤養生装置 |
JP2009138339A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | コンクリート養生シートおよびコンクリートの養生方法 |
JP2010019067A (ja) * | 2008-06-10 | 2010-01-28 | Techno Pro Kk | 覆工コンクリートの養生装置及び構築方法 |
-
2009
- 2009-07-31 JP JP2009179712A patent/JP5534735B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011032719A (ja) | 2011-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5649939B2 (ja) | トンネル覆工コンクリートの養生方法および養生装置 | |
JP2010019067A (ja) | 覆工コンクリートの養生装置及び構築方法 | |
CA2735106C (en) | Support plate and method for producing such a support plate | |
EP2572057B1 (en) | Heat insulating panel with active regulation of heat transition | |
JP5571040B2 (ja) | トンネル覆工コンクリートの養生方法 | |
KR101732254B1 (ko) | 내화 경량체 블럭을 갖는 복합형 풍도슬래브 패널의 제조방법 및 시공방법 | |
US20210301522A1 (en) | Rainproof curtain wall, assembly for fabricating the same, and waterproof moisture-permeable roll material having the same | |
JP5534735B2 (ja) | 覆工コンクリートの養生装置及びそれを用いた覆工コンクリートの養生方法 | |
ES2927531T3 (es) | Equipo de bañera sanitaria | |
JP2017515029A (ja) | 建築物の床施工用コンクリートパネル及び衝撃吸収ユニット、並びにこれを含む建築物の床施工構造 | |
JP5073697B2 (ja) | コンクリート養生体およびコンクリート養生構造 | |
JP5421413B2 (ja) | 覆工コンクリートの加温装置及び方法、並びに、覆工コンクリートの構築システム | |
JP2022172309A (ja) | ガラスパネル支持構造 | |
JP2010071047A (ja) | 外壁構造 | |
JP2010255194A (ja) | 鉄筋コンクリート造外断熱建物の外壁構造 | |
KR101008363B1 (ko) | 통기층을 구비한 조립식 지붕 | |
CN213837537U (zh) | 一种可降噪隔音的支撑承重组件 | |
JP2010180589A (ja) | 養生システム及び養生工法 | |
JP5718183B2 (ja) | トンネル覆工コンクリートの養生システム | |
CN211172802U (zh) | 一种吸音除湿建筑装饰构造 | |
CN112095993A (zh) | 一种可降噪隔音的支撑承重组件 | |
CN207776511U (zh) | 一种保安亭 | |
KR100653420B1 (ko) | 바닥 패널용 지지부재 | |
CN102230334B (zh) | 一种可通风横料型材 | |
KR102614511B1 (ko) | 조립식 지붕의 결로방지용 루프 패널의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5534735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |