JP5534554B2 - 画像形成装置及び画像情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ又はこれらの複合機等の画像形成装置に関し、特にハードディスクドライブ(以下「HDD」と略称する。)を用いて画像情報を記憶する画像形成装置及び画像情報処理方法に関する。
上述した画像形成装置では、高機能化、高画質化、カラー化の進展に伴い、大容量の画像情報を高速で処理することが求められている。そのため、大容量のデータを記憶することができるとともに高速で読み書きを行うことが可能なHDDを複数台搭載し、これらのHDDに同時にアクセスすることで画像情報の高速処理が図られている。
こうした複数のHDDの記憶処理を行うシステムとしてRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)が用いられている。RAIDは、その処理方法によって8つのレベルに分類されており、例えば、RAID0では複数台のHDDに分散して同時に記憶処理を行うことでデータの読み書きに要する時間を短縮したり、RAID1では2台のHDDに同じデータを書き込むことでデータを多重化してHDDの障害によるデータの消失に対応することができる。
電子写真式の複写機では、原稿を読み取った画像データを変換してHDDに書き込み、書き込んだ画像データを読み出して感光体ドラム等の像担持体表面を露光して静電潜像を形成し、静電潜像をトナーにより現像して用紙に転写し、転写したトナー像を定着して用紙に画像形成を行う(特許文献1参照)。
HDDに書き込まれる画像データは、上述したように複数のHDDに分散して書き込まれるため、画像データが記憶領域に断片化して記憶されるようになり、こうした断片化が進むと画像データの読み書きのための処理速度が次第に遅くなってくる。また、HDDの経年変化によっても処理速度が遅くなるため、用紙に画像形成するためにかかる処理時間が長くなり、高速処理が行えなくなる課題がある。
HDDの読み書きのための処理速度が遅くなる課題に対応するため、断片化されて記憶された画像データを記憶領域内に再配置して空き領域をまとめるデフラグ処理が行われており、例えば、特許文献2では、印刷ジョブを処理する際にハードディスクに読み書き速度の指標となる時間を算出し、算出された時間が予め定めた閾値よりも大きくなったらデフラグ処理を実行する画像形成装置が記載されている。
しかし、特許文献1では、デフラグ処理を実行したとしても、経年変化による処理速度低下に対しては効果が小さく、必要な書き込み速度を回復できるとは限らない。頻繁にデフラグ処理を行うと、かえって経年変化を進めてしまうおそれがある。
また、RAID1によるミラーリング機能を実行する場合、データの読出し速度は、読出し速度の最も遅いHDDの影響は受けないが、データの書込み速度は、書込み速度の最も遅いHDDに依存してしまう。
そこで、本発明は、HDDの書込み速度に基づいて性能の低下したHDDを判定して画像データの高速処理を維持するよう対処することができる画像形成装置及び画像情報処理方法を提供することを目的とするものである。
発明は、複数のハードディスクドライブを用いて画像情報を記憶する記憶部と、画像情報を処理して前記記憶部に記憶させる画像処理部とを備え、記憶された画像情報に基づいて用紙に画像形成処理を行う画像形成装置において、前記画像処理部は、サンプル画像を生成する手段と、前記複数のハードディスクドライブに前記サンプル画像を書き込むように前記記憶部に指令する手段と、前記複数のハードディスクドライブへの前記サンプル画像の書込み速度をそれぞれ算出する手段と、前記複数のハードディスクドライブのうち前記書込み速度が所定の閾値よりも小さいハードディスクドライブがある場合に前記記憶部に対して当該ハードディスクドライブにおける記憶領域の断片化の解消処理を指令する手段と、解消処理されたハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に、当該ハードディスクドライブの書込み処理及び読み出し処理を行わないように前記記憶部に指令する手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、サンプル画像を生成して、各HDDにサンプル画像を書き込んで書込み速度を算出し、書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合にそのHDDにおける記憶領域の断片化の解消処理を行うことで、性能の低下したHDDを特定して性能を改善する処理を行う。そして、再度サンプル画像の書込み速度を算出して改善が見られない場合には、そのHDDの交換表示をしたり、読み書きに使用しないようにしたり、一時記憶処理以外に使用するといった対処方法を採ることで画像データの高速処理を維持することができる。
本発明に係る実施形態を備えた画像形成装置に関する概略構成図である。 HDDの性能を判定するための処理フローである。 デフラグ処理を行う場合及び性能低下したHDDに関する表示例である。 性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する対処方法に関する処理フローである。 性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する別の対処方法に関する処理フローである。 性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する別の対処方法に関する処理フローである。 性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する対処方法を利用者が選択するための処理フローである。 対処方法の選択画面に関する表示例である。 コピー速度に基づいてHDD(n)の書込み速度を算出して性能を判定する処理フローである。 コピー速度に基づいてHDD(n)の書込み速度を算出して性能を判定する処理フローである。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。図1は、本発明に係る実施形態を備えた画像形成装置Aに関する概略構成図である。画像形成装置Aは、画像形成部1、画像読取部2、複数のHDDからなる記憶ユニット3、表示部4及び操作入力部5を備えた操作パネルP、及びこれらを制御する制御ユニットを備えている。
制御ユニットとしては、画像処理装置Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10、画像形成部1を制御する画像形成制御ユニット11、画像読取部2を制御する画像読取制御ユニット12、記憶ユニット3への読み書きを制御するRAID制御ユニット17、表示部4を制御する表示制御ユニット22及び操作入力部5を制御する操作入力制御ユニット23を備えている。
画像形成制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10からの制御信号に基づいて画像形成部1に対して画像データを含む記録信号を送信し、画像形成部1において転写紙等の記録媒体に画像を形成して出力させる。
画像形成部1は、フルカラー出力が可能で、その画像形成方式は、電子写真方式、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式といった公知の方式で画像形成を行う。例えば、電子写真方式では、送信された画像データに基づいて感光体ドラム等の像担持体表面を露光して静電潜像を形成し、静電潜像をトナーにより現像化して用紙に転写し、転写したトナー像を定着するといった公知の画像形成処理を行う。
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10からの制御信号に基づいて画像読取部2を制御して原稿等の読み取り動作を行う。画像読取部2は、原稿の表面に対してランプにより光を照射してその反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGBのデジタル画像データを生成する。こうした原稿の読取処理は公知のものである。
画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、各処理のおけるデータを一時的に格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
画像処理制御ユニット10は、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の蓄積や画像読取部2から送信されたRGBのデジタル画像データをYMCKのデジタル画像データに変換し、RAID制御ユニット17を介して記憶ユニット3のN個のHDD(n)(n=1,2・・・,N−1,N)に記憶する。RAID制御ユニット17は、記憶する画像データを各HDD(n)に分散して記憶したり、N台のHDD(n)に同一のデータを記憶するといった記憶処理を行い、記憶処理の高速化及び安全性の向上が実現される。この例では、N個のHDD(n)及びRAID制御ユニット17が記憶部に相当する。
RAID制御ユニット17は、例えばSATA I/Fで接続されたHDD(n)へのミラーリング制御を行う。後述するサンプル画像の書込み処理時には、ミラーリングを中断し、指定されたHDD(n)にのみ書込み処理を行い、書込み処理が完了すると完了信号を画像処理制御ユニット10に送信してミラーリング制御を再開する。
また、画像処理制御ユニット10は、HDD(n)の書込み速度を算出するためのサンプル画像の生成を行い、RAID制御ユニット17に対してHDD(n)を指定してサンプル画像の書込み処理を指令し、書込み速度の算出処理を行う。書込み速度は、サンプル画像の書込み指令から書込み処理完了までの時間を計測し、サンプル画像のデータ容量を計測時間で割ることで算出される。
算出されたHDD(n)の書込み速度は、予めNVRAM16に格納された所定の閾値と比較する。ここで、予め格納された閾値とは、画像形成装置に求められる画像形成処理に必要な性能(例えば、A4判の用紙の1分間の処理枚数)を達成するために必要なHDDの書込み速度である。書込み速度が閾値より小さい場合には、HDD(n)の性能が低下したものと判定してRAID制御ユニット17にHDD(n)のデフラグ処理を指令する。デフラグ処理は、HDDの記憶領域に画像データを分散して記憶した結果断片化されて記憶された画像データを再配置して空き領域をまとめるように断片化の解消処理を行うもので公知の処理である。そして、デフラグ処理により画像データの断片化を解消して、書込み速度を改善することができる。
画像形成装置Aには、外部ネットワークと接続するHUB19を介してLAN制御部18が設けられており、外部ネットワークを経由して外部装置との間で画像データ等を送受信することができる。また、公衆電話網に通じる構内交換器(PBX)21に接続されるFAX制御ユニット20が設けられており、FAX制御ユニット20を介して外部のファクシミリと交信することができる。
表示制御ユニット22は、LCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部4に画像処理制御ユニット10の制御信号に基づいて画像表示の制御を行う。また、操作入力制御ユニット23は、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた操作信号を、画像処理制御ユニット10に送信する。操作入力部5は、表示部4の表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネル及び複数のキーを有するキーボードで構成されている。キーボードには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー、クリアキー等が設けられている。
図2は、HDDの性能を判定するための処理フローである。まず、画像処理制御ユニット10は、RAID制御ユニット17に接続されたHDD(n)のうち、任意のHDDを1台を指定してn=1とする(F1)。操作入力部5から操作入力があるか否かチェックし(F2)、操作入力がない場合には、サンプル画像の画像データ(例えば、A4判の600dpiのYMCK画像データ)を生成して(F3)、RAID制御ユニット17に指定されたHDD(n)のサンプル画像の画像データの書込み処理を指令する(F4)。RAID制御ユニット17はミラーリングを中断して指定されたHDD(n)へ書込み処理を行い、他のHDDへの書込み処理を行わない。RAID制御ユニット17は、書込み処理が完了すると、画像処理制御ユニット10に完了通知を行い、ミラーリングを再開する。
画像処理制御ユニット10は、書込み処理の指令から完了までの時間を計測し、サンプル画像のデータ容量を計測時間で割ることで書込み速度Wnを算出する(F5)。NVRAM16に予め格納された閾値W0を読み出して(F6)、算出された書込み速度Wnが閾値W0よりも大きいか判定する(F7)。閾値W0よりも書込み速度Wnの方が大きい場合には、次のHDDがあるか否かRAID制御ユニット17に問い合わせてチェックし(F8)、書込み速度を算出していないHDD(n)がある場合には、n=n+1として(F9)、F2に戻り、次のHDD(n)を指定して書込み速度を算出して閾値W0と比較する処理を順次行っていく。
こうして、各HDD(n)の書込み速度Wnが閾値W0よりも大きい場合には、HDD(n)の性能に問題がないと判断してデフラグ処理等の性能改善処理は行わない。
F7において、閾値W0よりも書込み速度Wnの方が小さい場合には、HDD(n)の性能が低下していると判断し、表示制御ユニット22を制御して、図3(a)に示すように、表示部4にデフラグ処理を開始する旨のメッセージを表示する(F10)。そして、画像処理制御ユニット10は、RAID制御ユニット17に対してすべてのHDD(n)のデフラグ処理を実行する(F11)。デフラグ処理を実行中は、図3(b)に示すように、表示部4に装置が操作できない旨のメッセージを表示する。デフラグ処理が完了すると、画像処理制御ユニット10は、RAID制御ユニット17に対してデフラグ処理されたHDD(n)1台ずつ指定して再度書込み速度の算出を行う。
まず、任意のHDDを1台指定してn=1とする(F12)。次に、サンプル画像の画像データ(例えば、A4判の600dpiのYMCK画像データ)を生成して(F13)、RAID制御ユニット17に指定されたHDD(n)のサンプル画像の画像データの書込み処理を指令する(F14)。RAID制御ユニット17はミラーリングを中断して指定されたHDD(n)へ書込み処理を行い、他のHDDへの書込み処理を行わない。RAID制御ユニット17は、書込み処理が完了すると、画像処理制御ユニット10に完了通知を行い、ミラーリングを再開する。
画像処理制御ユニット10は、書込み処理の指令から完了までの時間を計測し、サンプル画像のデータ容量を計測時間で割ることで書込み速度Wnを算出してNVRAM16に書込み速度Wnを保存する(F15)。NVRAM16に予め格納された閾値W0を読み出して(F16)、算出された書込み速度Wnが閾値W0よりも大きいか判定する(F17)。
閾値W0よりも書込み速度Wnの方が大きい場合には、性能Pn=1としてNVRAM16に格納する(F18)。閾値W0よりも書込み速度Wnの方が小さい場合には、性能Pn=0としてNVRAM16に格納する(F19)。
次のHDDがあるか否かRAID制御ユニット17に問い合わせてチェックし(F20)、書込み速度を算出していないHDD(n)がある場合には、n=n+1として(F21)、F13に戻り、次のHDD(n)を指定して書込み速度を算出して性能低下の有無をチェックする。次のHDDがない場合には、NVRAM16に格納された性能Pnが0のHDD(n)に関して、図3(c)に示すように、性能低下による交換を促すメッセージを表示部4に表示するように表示制御ユニット22を制御する(F22)。 以上のような処理を行うことで、RAID制御ユニット17に接続された複数のHDD(n)の中に書込み速度が閾値よりも小さくなったHDD(n)がある場合にはデフラグ処理を実行し、デフラグ処理を行っても書込み速度が閾値よりも大きくならない場合には、利用者に性能が低下したHDDを特定して交換を促すように報知することができる。そのため、デフラグ処理を頻繁に行う必要がなくなり、また性能が低下したHDDを正確に特定して速やかに交換を促すように利用者に知らせることで、高速処理が維持されるように対処することが可能となる。
図4は、上述した実施形態において、性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する対処方法に関する処理フローである。この例では、F21からF39まで、図2に示すF1からF19と同様の処理が行われる。F39では、閾値W0よりもHDD(n)の書込み速度Wnの方が小さい場合に、性能Pn=0としてNVRAM16に格納した後、性能の低下したHDD(n)をミラーリングの対象から外すようにRAID制御ユニット17に指令する(F40)。そして、次のHDDがあるか否かRAID制御ユニット17に問い合わせてチェックし(F41)、書込み速度を算出していないHDD(n)がある場合には、n=n+1として(F42)、F13に戻り、次のHDD(n)を指定して書込み速度を算出して性能低下の有無をチェックする。
以上のような処理を行うことで、性能の低下したHDD(n)をミラーリングの対象から外し、以後書込み/読出し処理を実行しないようにするので、性能の低下したHDD(n)による画像形成処理速度への影響を抑えることができる。
図5は、上述した実施形態において、性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する別の対処方法に関する処理フローである。この例では、図2に示すように、各HDD(n)の性能Pnに関するデータがNVRAM16に格納されている。書込み速度が低下していない場合には性能Pnとして1が格納され、書込み速度が低下している場合には性能Pnとして0が格納されている。
まず、画像処理制御ユニット10は、HDDへの書込み/読出し処理が発生したか否かチェックし(F51)、処理が発生した場合にはRAID制御ユニット17からHDDの総数Nを読み込む(F52)。
次に、書込み/読出し処理されるデータがコピー用の画像データに関する一時記憶データであるか否か判定する(F53)。一時記憶データであれば、画像処理制御ユニット10は、k=1として1台目HDD(k)の性能Pkの値をNVRAM16から読み出して1であるか判定する(F55)。値が0の場合には、判定済みのHDD(k)の個数kがHDDの総数Nに達したか判定する(F56)。総数Nに達していなければ、k=k+1として(F57)F55に戻り、次のHDD(k)の性能Pkを判定する。
F55において、性能Pkの値が1である場合には、性能が低下していないHDDと判断してRAID制御ユニット17に一時記憶データの書込み/読出し処理に用いる対象HDDであることを通知する(F58)。
すべてのHDD(k)について性能Pkの値の判定を行った後RAID制御ユニット17に対して通知した対象HDDを用いて書込み/読出し処理を開始するよう指令する(F59)。RAID制御ユニット17は、性能Pkの値が1と判定されたHDDを対象としてコピー用の画像データに関する一時記憶データの書込み/読出し処理を行って、処理が完了するのを待って(F60)終了する。
F53において、処理されるデータがコピー用の画像データに関する一時記憶データでない場合には、RAID制御ユニット17にすべてのHDD(n)を用いて書込み/読出し処理を行うように指令し(F61)、F60に進む。コピー用の画像データに関する一時記憶データでない場合とは、例えばファクシミリ受信画像データに関する登録/印刷、スキャン画像データに関する登録/印刷、外部ネットワークから送信された画像データに関する登録/印刷などの場合等が挙げられる。
以上のように処理することで、性能の低下していないHDDだけを用いてコピー用の画像データに関する一時記憶データを書込み/読出し処理するようにしたので、コピー処理速度を低下させることなく高速処理することができる。また、性能の低下したHDDについては、一時記憶データ以外のデータの書込み/読出し処理が可能であるためバックアップ用のHDDとして利用することができる。
図6は、上述した実施形態において、性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する別の対処方法に関する処理フローである。この例では、図2に示すように、各HDD(n)の書込み速度Wnに関するデータがNVRAM16に格納されている。
まず、画像処理制御ユニット10は、HDDへの書込み/読出し処理が発生したか否かチェックし(F71)、処理が発生した場合にはRAID制御ユニット17からHDDの総数Nを読み込む(F72)。
次に、書込み/読出し処理されるデータがコピー用の画像データに関する一時記憶データであるか否か判定する(F73)。一時記憶データであれば、画像処理制御ユニット10は、k=1として(F74)1台目HDD(k)の書込み速度Wkの値をNVRAM16から読み出す(F75)。総数Nに達していなければ、読み出された書込み速度Wkがこれまで読み出された書込み速度よりも最速か判定し(F76)、最速の場合には最速のHDD(k)に選択する(F77)。そして、判定済みのHDD(k)の個数kがHDDの総数Nに達したか判定し(F78)、総数Nに達していない場合には、k=k+1として(F79)F75に戻り、次のHDD(k)の書込み速度が最速か判定する。
すべてのHDD(k)の書込み速度のうち最速のHDD(k)を選択した後RAID制御ユニット17に対して最速のHDD(k)を用いて書込み/読出し処理を開始するよう指令する(F80)。RAID制御ユニット17は、最速のHDDにコピー用の画像データに関する一時記憶データの書込み/読出し処理を行って、処理が完了するのを待って(F81)終了する。
F73において、処理されるデータがコピー用の画像データに関する一時記憶データでない場合には、RAID制御ユニット17にすべてのHDD(n)を用いて書込み/読出し処理を行うように指令し(F82)、F81に進む。コピー用の画像データに関する一時記憶データでない場合とは、例えばファクシミリ受信画像データに関する登録/印刷、スキャン画像データに関する登録/印刷、外部ネットワークから送信された画像データに関する登録/印刷などの場合等が挙げられる。
以上のように処理することで、最速のHDDだけを用いてコピー用の画像データに関する一時記憶データを書込み/読出し処理するようにしたので、コピー処理速度を低下させることなく高速処理することができる。また、残りのHDDについては、一時記憶データ以外のデータの書込み/読出し処理が可能であるためバックアップ用のHDDとして利用することができる。
図7は、上述した実施形態において、性能が低下したと判定されたHDD(n)に対する対処方法を利用者が選択するための処理フローである。図2に示すように、性能が低下したHDD(n)があると判定された場合、図8に示す選択画面を表示する(F91)。この例では、対処方法として、性能低下したHDDの交換、性能低下したHDDを一時記憶データ以外に使用するバックアップ優先、及び、最速のHDDのみ一時記憶データに使用するコピー性能優先が表示される。
利用者が操作入力部5により“HDD交換”を選択すると(F92)、画像処理制御ユニット10は、性能低下したHDDを書込み/読出し処理を実行しないように制御する(F93)。
利用者が操作入力部5により“バックアップ優先”を選択すると(F94)、画像処理制御ユニット10は、性能低下したHDDにコピー用の画像データに関する一時記憶データ以外の書込み/読出し処理を行うように制御する(F95)。
利用者が操作入力部5により“コピー性能優先”を選択すると(F96)、画像処理制御ユニット10は、最速のHDDのみコピー用の画像データに関する一時記憶データの書込み/読出し処理を行うように制御する(F97)。
以上のように処理することで、性能が低下したHDDが発生した場合に、使用環境によって利用者が最も良い対処方法を選択することができる。
図9A及び図9Bは、コピー速度に基づいてHDD(n)の書込み速度を算出して性能を判定する処理フローである。まず、画像処理制御ユニット10は、操作入力部5からコピー開始が操作されたか否かチェックする(F101)。コピー開始が操作されると、画像処理制御ユニット10は、コピー時間の計測を開始する(F102)。同時に、画像形成制御ユニット11及び画像読取制御ユニット12からの出力信号に基づいてコピー枚数をカウントする(F103)。コピー処理が完了した否かチェックし(F104)、完了していない場合コピー枚数のカウントを継続する。コピー処理が完了した場合には、コピー時間の計測を終了する(F105)。
次に、画像処理制御ユニット10は、カウントしたコピー枚数及び計測時間に基づいてコピー速度を算出する(F106)。そして、算出されたコピー速度とNVRAM16に格納された基準速度値とを比較する(F107)。
比較した結果、基準速度よりも算出されたコピー速度の方が大きいか、同じである場合には、コピー性能は低下していないと判断し、F101に戻って次のコピーが開始されるまで待機する。基準速度よりも算出されたコピー速度の方が小さい場合には、コピー性能が低下したものと判断し、F108からF129に示すように、図2と同様の処理を行い、HDD(n)の書込み速度Wnを算出してデフラグ処理を行い、書込み速度Wn及び性能PnをNVRAM16に格納し、性能低下したHDDの交換を促す表示を行う。
以上のように処理することで、コピー速度が基準速度に達しない場合にのみ、HDDの書込み速度を算出して性能を評価するので、HDDの性能低下の蓋然性が高いときに性能低下に対する処理を行うことができる。
1・・画像形成部、2・・画像読取部、3・・記憶ユニット、4・・表示部、5・・操作入力部、10・・画像処理制御ユニット、17・・RAID制御ユニット。
特開2006−252451号公報 特開2007−76063号公報

Claims (12)

  1. 複数のハードディスクドライブを用いて画像情報を記憶する記憶部と、画像情報を処理して前記記憶部に記憶させる画像処理部とを備え、記憶された画像情報に基づいて用紙に画像形成処理を行う画像形成装置において、
    前記画像処理部は、
    サンプル画像を生成する手段と、
    前記複数のハードディスクドライブに前記サンプル画像を書き込むように前記記憶部に指令する手段と、
    前記複数のハードディスクドライブへの前記サンプル画像の書込み速度をそれぞれ算出する手段と、
    前記複数のハードディスクドライブのうち前記書込み速度が所定の閾値よりも小さいハードディスクドライブがある場合に前記記憶部に対して当該ハードディスクドライブにおける記憶領域の断片化の解消処理を指令する手段と
    解消処理されたハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に、当該ハードディスクドライブの書込み処理及び読み出し処理を行わないように前記記憶部に指令する手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像処理部は、解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に当該ハードディスクドライブの交換を促す表示を行う手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像処理部は、解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に当該ハードディスクドライブに対して画像情報の一時記憶処理以外の処理を行うように前記記憶部に指令する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像処理部は、解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に各ハードディスクドライブの前記書込み速度を比較して最速の前記ハードディスクドライブを判定する手段と、最速の前記ハードディスクドライブ以外の前記ハードディスクドライブに対して画像情報の一時記憶処理以外の処理を行うように前記記憶部に指令する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3又は4に記載の画像形成装置において、
    前記画像処理部は、解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に当該ハードディスクドライブの複数の対処方法を表示する手段を有し、選択された対処方法に基づいて前記記憶部に指令することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像処理部は、画像形成された用紙の枚数及び画像形成にかかった時間に基づいて画像形成速度を算出する手段を有し、算出された画像形成速度が所定の閾値よりも小さい場合に前記ハードディスクドライブの前記書込み速度の算出を行うことを特徴とする画像形成装置。
  7. 画像情報を処理して複数のハードディスクドライブを有する記憶部に当該画像情報を記憶する画像情報処理方法において、
    サンプル画像を生成し、前記複数のハードディスクドライブに前記サンプル画像を書き込むように前記記憶部に指令し、前記複数のハードディスクドライブへの前記サンプル画像の書込み速度をそれぞれ算出し、前記複数のハードディスクドライブのうち前記書込み速度が所定の閾値よりも小さいハードディスクドライブがある場合に前記記憶部に対して当該ハードディスクドライブにおける記憶領域の断片化の解消処理を指令し、解消処理されたハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に、当該ハードディスクドライブの書込み処理及び読み出し処理を行わないように前記記憶部に指令することを特徴とする画像情報処理方法。
  8. 請求項記載の画像情報処理方法において、
    解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に当該ハードディスクドライブの交換を促す表示を行うことを特徴とする画像情報処理方法。
  9. 請求項記載の画像情報処理方法において、
    解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に当該ハードディスクドライブに対して画像情報の一時記憶処理以外の処理を行うように前記記憶部に指令することを特徴とする画像情報処理方法。
  10. 請求項記載の画像情報処理方法において、
    解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に各ハードディスクドライブの前記書込み速度を比較して最速の前記ハードディスクドライブを判定し、最速の前記ハードディスクドライブ以外の前記ハードディスクドライブに対して画像情報の一時記憶処理以外の処理を行うように前記記憶部に指令することを特徴とする画像情報処理方法。
  11. 請求項9又は10に記載の画像情報処理方法において、
    解消処理された前記ハードディスクドライブについて再度算出した前記書込み速度が所定の閾値よりも小さい場合に当該ハードディスクドライブの複数の対処方法を表示し、選択された対処方法に基づいて前記記憶部に指令することを特徴とする画像情報処理方法。
  12. 請求項記載の画像情報処理方法において、
    画像形成された用紙の枚数及び画像形成にかかった時間に基づいて画像形成速度を算出し、算出された画像形成速度が所定の閾値よりも小さい場合に前記ハードディスクドライブの前記書込み速度の算出を行うことを特徴とする画像情報処理方法。
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