JP5532667B2 - インクジェット装置、インクジェットヘッドの洗浄方法、および、カラーフィルタ製造方法 - Google Patents
インクジェット装置、インクジェットヘッドの洗浄方法、および、カラーフィルタ製造方法 Download PDFInfo
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Description
[請求項1]
インク供給タンクのインクを、マニホールド部を経て複数のインクジェットヘッドに、配管により供給し、そのインク供給の配管の経路内に少なくとも2つ以上の開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、
前記複数のインクジェットヘッドは、各々複数のノズルを有し、
前記開閉可能な弁は、前記マニホールド部と前記複数のインクジェットヘッド各々との間に備えられ、
前記開閉可能な弁を、タイミングをずらせて順次開閉し、前記複数のインクジェットヘッド各々の前記複数のノズルからインクを順次押し出して、該複数のノズルを洗浄することができ、
前記開閉可能な弁は、開閉速度を調整できる、ことを特徴とするインクジェット印刷装置。
[請求項2]
前記開閉可能な弁は、操作エアーにより開閉速度を調整できる電磁弁である、ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
[請求項3]
前記弁を開閉する際に、前記配管内の圧力変化が0.05MPa以下となるように、前記開閉速度が調整されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット印刷装置。
[請求項4]
インク供給タンクのインクを、マニホールド部を経て複数のインクジェットヘッドに、配管により供給し、前記マニホールド部と前記複数のインクジェットヘッド各々との間に開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、前記複数のインクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、
前記インクを押し出す時に、前記弁各々を順次タイミングをずらして開閉するとともに、前記弁各々の開閉速度を制御することを特徴とするインクジェットヘッドの洗浄方法。
[請求項5]
前記弁各々を開閉する際に、前記配管内の圧力変化が0.05MPa以下となるように、前記開閉速度を制御する、ことを特徴とする請求項4に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
[請求項6]
前記マニホールド部と前記複数のインクジェットヘッド各々との間に備えられた前記弁を全て閉じたままインク供給タンクを加圧して、該加圧を保持した後に、前記弁のいずれかを開けてインクを押し出すことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
[請求項7]
請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット印刷装置を用いるカラーフィルタの製造方法であって、カラーフィルタ作製中にインクジェットノズル洗浄の信号が出されると、請求項4〜6のいずれかに記載の洗浄方法を用いて、インクジェットヘッドを洗浄する、ことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
[その他の発明の構成]
[その他の構成1]
インク供給タンクに接続されたマニホールド部より複数のインクジェットヘッドにインクを供給し、インクジェット印刷法にて記録画像を形成するインクジェット印刷装置において、上記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に開閉制御可能な弁を備えていることを特徴とするインクジェット印刷装置。
[その他の構成2]
前記弁が、開閉速度を調整できることを特徴とするその他の構成1に記載のインクジェット印刷装置。
[その他の構成3]
前記弁に電磁弁を使用し、電磁弁の操作エアーにより開閉速度を調整できることを特徴とするその他の構成1または2に記載のインクジェット印刷装置。
[その他の構成4]
その他の構成1〜3のいずれかに記載のインクジェット印刷装置の各インクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、前記インク押し出し時に、前記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に備えられた前記弁の開閉のタイミングを順次ずらせて開閉するとともに、各弁の開閉速度を制御することを特徴とするインクジェットヘッドの洗浄方法。
また、インクジェットヘッドを洗浄するために、インク供給タンクへの印加を行うが、インク供給タンクとインクジェットヘッドの経路が長い際にはインク供給タンクを印加してからインクジェットヘッドが印加されるまでに時間差が生じる。そうすると、インクジェットヘッドに必要圧力で液出しできず、ノズル内のエアーを除去できなかったり、液出しを行うインキの量が多くなったりするため、開閉制御可能な弁13を閉じた状態で一定時間インク供給タンクを印加すると、より効果的にインクジェットヘッドからインクを押し出すことができる。
上記作製したブラックマトリックス基板に、インクジェット印刷装置を用いて赤、青、緑からなる着色インクをそれぞれの基板に上記調整されたむらのない吐出条件に基づいて吐出を行った。吐出された基板を240℃、20分オーブンで熱処理することにより、むら不良の無いカラーフィルタを得た。
マニホールドと各インクジェットヘッドとの間に開閉制御が可能な弁がない装置を用いた場合、もしくは、弁の開閉速度を調整しなかった場合、弁の開閉動作に要する時間は50msと短く、加圧インクの押し出しによるインクジェットヘッドの洗浄の際に、ノズル内部の乾燥インクや気泡を押し出すことができずに、各ノズルから出るインク吐出量が変わるため、色むら不良が発生し、高品質なカラーフィルタを得ることが出来なかった。
2・・・・インク
3・・・・サブタンク
4・・・・サブタンクの大気開放部
5・・・・サブタンク内のインク
6・・・・インク供給タンクからサブタンクへと通じる経路
7・・・・サブタンクからインクジェットヘッドへと通じる経路
8・・・・インクジェットヘッドとサブタンクとの水頭差
9・・・・マニホールド
10・・・インクジェットヘッド
11・・・インク供給タンクへの印加圧力
12・・・マニホールドから分岐しているインク供給チューブ
13・・・開閉制御可能な弁
21・・・テーブル
22・・・基板
23・・・可動ステージ
24・・・制御装置
32・・・ノズル開口部
33・・・押し出されたインク
34・・・ノズル内部
35・・・乾燥インク
36・・・気泡
37・・・各ノズルから吐出される均一量のインク
38・・・各ノズルから吐出される不均一量のインク
Claims (7)
- インク供給タンクのインクを、マニホールド部を経て複数のインクジェットヘッドに、配管により供給し、そのインク供給の配管の経路内に少なくとも2つ以上の開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、
前記複数のインクジェットヘッドは、各々複数のノズルを有し、
前記開閉可能な弁は、前記マニホールド部と前記複数のインクジェットヘッド各々との間に備えられ、
前記開閉可能な弁を、タイミングをずらせて順次開閉し、前記複数のインクジェットヘッド各々の前記複数のノズルからインクを順次押し出して、該複数のノズルを洗浄することができ、
前記開閉可能な弁は、開閉速度を調整できる、ことを特徴とするインクジェット印刷装置。 - 前記開閉可能な弁は、操作エアーにより開閉速度を調整できる電磁弁である、ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
- 前記弁を開閉する際に、前記配管内の圧力変化が0.05MPa以下となるように、前記開閉速度が調整されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット印刷装置。
- インク供給タンクのインクを、マニホールド部を経て複数のインクジェットヘッドに、配管により供給し、前記マニホールド部と前記複数のインクジェットヘッド各々との間に開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、前記複数のインクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、
前記インクを押し出す時に、前記弁各々を順次タイミングをずらして開閉するとともに、前記弁各々の開閉速度を制御することを特徴とするインクジェットヘッドの洗浄方法。 - 前記弁各々を開閉する際に、前記配管内の圧力変化が0.05MPa以下となるように、前記開閉速度を制御する、ことを特徴とする請求項4に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
- 前記マニホールド部と前記複数のインクジェットヘッド各々との間に備えられた前記弁を全て閉じたままインク供給タンクを加圧して、該加圧を保持した後に、前記弁のいずれかを開けてインクを押し出すことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット印刷装置を用いるカラーフィルタの製造方法であって、カラーフィルタ作製中にインクジェットノズル洗浄の信号が出されると、請求項4〜6のいずれかに記載の洗浄方法を用いて、インクジェットヘッドを洗浄する、ことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
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