JP2010131582A - インクジェット印刷装置およびインクジェットヘッドの洗浄方法 - Google Patents
インクジェット印刷装置およびインクジェットヘッドの洗浄方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010131582A JP2010131582A JP2009105015A JP2009105015A JP2010131582A JP 2010131582 A JP2010131582 A JP 2010131582A JP 2009105015 A JP2009105015 A JP 2009105015A JP 2009105015 A JP2009105015 A JP 2009105015A JP 2010131582 A JP2010131582 A JP 2010131582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- inkjet head
- valve
- ink jet
- inkjet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】インク供給タンクと、前記インク供給タンクに接続されたマニホールド部より複数のインクジェットヘッドにインクを供給し、インクジェット印刷法にて記録画像を形成するインクジェット印刷装置において、ノズル洗浄でインクをインクジェットヘッドから押し出す際に、上記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に開閉制御可能な弁を使用し、弁開閉のタイミングとスピードを制御する。
【選択図】図1
Description
[請求項1]
インク供給タンクとインク供給タンクに接続されたインクジェットヘッドと、その経路内に少なくとも1つ以上の開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、
上記開閉可能な弁の開閉速度を調整できることを特徴とするインクジェット印刷装置
[請求項2]
請求項1に記載の開閉可能な弁に電磁弁を使用し、電磁弁の操作エアーにより開閉速度を調整できることを特徴とするインクジェット印刷装置
[請求項3]
インク供給タンクに接続されたマニホールド部より複数のインクジェットヘッドにインクを供給し、その経路内に少なくとも1つ以上の開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、上記マニホールド部と各インクジェットヘッドの間に開閉可能な弁を備えていることを特徴とするインクジェット印刷装置
[請求項4]
請求項3に記載の開閉可能な弁に電磁弁を使用し、電磁弁の操作エアーにより開閉速度を調整できることを特徴とするインクジェット印刷装置
[請求項5]
インクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、前記インク押し出し時に、前記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に備えられた前記弁の開閉のタイミングを順次ずらせて開閉するとともに、各弁の開閉速度を制御することを特徴とする請求項3〜4に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
[請求項6]
インク供給タンクを加圧してインクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、
前記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に備えられた前記弁を閉じたままインク供給タンクの加圧を保持した後に、前記弁を開けてインクを押し出すことを特徴とする請求項1〜5に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
[請求項7]
請求項1〜6のいずれかに記載の方法を用いて製造されたことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
[その他の発明の構成]
[その他の構成1]
インク供給タンクに接続されたマニホールド部より複数のインクジェットヘッドにインクを供給し、インクジェット印刷法にて記録画像を形成するインクジェット印刷装置において、上記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に開閉制御可能な弁を備えていることを特徴とするインクジェット印刷装置。
[その他の構成2]
前記弁が、開閉速度を調整できることを特徴とするその他の構成1に記載のインクジェット印刷装置。
[その他の構成3]
前記弁に電磁弁を使用し、電磁弁の操作エアーにより開閉速度を調整できることを特徴とするその他の構成1または2に記載のインクジェット印刷装置。
[その他の構成4]
その他の構成1〜3のいずれかに記載のインクジェット印刷装置の各インクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、前記インク押し出し時に、前記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に備えられた前記弁の開閉のタイミングを順次ずらせて開閉するとともに、各弁の開閉速度を制御することを特徴とするインクジェットヘッドの洗浄方法。
また、インクジェットヘッドを洗浄するために、インク供給タンクへの印加を行うが、インク供給タンクとインクジェットヘッドの経路が長い際にはインク供給タンクを印加してからインクジェットヘッドが印加されるまでに時間差が生じる。そうすると、インクジェットヘッドに必要圧力で液出しできず、ノズル内のエアーを除去できなかったり、液出しを行うインキの量が多くなったりするため、開閉制御可能な弁13を閉じた状態で一定時間インク供給タンクを印加すると、より効果的にインクジェットヘッドからインクを押し出すことができる。
上記作製したブラックマトリックス基板に、インクジェット印刷装置を用いて赤、青、緑からなる着色インクをそれぞれの基板に上記調整されたむらのない吐出条件に基づいて吐出を行った。吐出された基板を240℃、20分オーブンで熱処理することにより、むら不良の無いカラーフィルタを得た。
マニホールドと各インクジェットヘッドとの間に開閉制御が可能な弁がない装置を用いた場合、もしくは、弁の開閉速度を調整しなかった場合、弁の開閉動作に要する時間は50msと短く、加圧インクの押し出しによるインクジェットヘッドの洗浄の際に、ノズル内部の乾燥インクや気泡を押し出すことができずに、各ノズルから出るインク吐出量が変わるため、色むら不良が発生し、高品質なカラーフィルタを得ることが出来なかった。
2・・・・インク
3・・・・サブタンク
4・・・・サブタンクの大気開放部
5・・・・サブタンク内のインク
6・・・・インク供給タンクからサブタンクへと通じる経路
7・・・・サブタンクからインクジェットヘッドへと通じる経路
8・・・・インクジェットヘッドとサブタンクとの水頭差
9・・・・マニホールド
10・・・インクジェットヘッド
11・・・インク供給タンクへの印加圧力
12・・・マニホールドから分岐しているインク供給チューブ
13・・・開閉制御可能な弁
21・・・テーブル
22・・・基板
23・・・可動ステージ
24・・・制御装置
32・・・ノズル開口部
33・・・押し出されたインク
34・・・ノズル内部
35・・・乾燥インク
36・・・気泡
37・・・各ノズルから吐出される均一量のインク
38・・・各ノズルから吐出される不均一量のインク
Claims (7)
- インク供給タンクとインク供給タンクに接続されたインクジェットヘッドと、その経路内に少なくとも1つ以上の開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、
上記開閉可能な弁の開閉速度を調整できることを特徴とするインクジェット印刷装置 - 請求項1に記載の開閉可能な弁に電磁弁を使用し、電磁弁の操作エアーにより開閉速度を調整できることを特徴とするインクジェット印刷装置
- インク供給タンクに接続されたマニホールド部より複数のインクジェットヘッドにインクを供給し、その経路内に少なくとも1つ以上の開閉可能な弁をもつインクジェット印刷装置において、上記マニホールド部と各インクジェットヘッドの間に開閉可能な弁を備えていることを特徴とするインクジェット印刷装置
- 請求項3に記載の開閉可能な弁に電磁弁を使用し、電磁弁の操作エアーにより開閉速度を調整できることを特徴とするインクジェット印刷装置
- インクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、前記インク押し出し時に、前記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に備えられた前記弁の開閉のタイミングを順次ずらせて開閉するとともに、各弁の開閉速度を制御することを特徴とする請求項3〜4に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。
- インク供給タンクを加圧してインクジェットヘッドの複数のノズルからインクを押し出して洗浄するインクジェットヘッドの洗浄方法であって、
前記マニホールド部と各インクジェットヘッドとの間に備えられた前記弁を閉じたままインク供給タンクの加圧を保持した後に、前記弁を開けてインクを押し出すことを特徴とする請求項1〜5に記載のインクジェットヘッドの洗浄方法。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の方法を用いて製造されたことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009105015A JP5532667B2 (ja) | 2008-11-10 | 2009-04-23 | インクジェット装置、インクジェットヘッドの洗浄方法、および、カラーフィルタ製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008287530 | 2008-11-10 | ||
JP2008287530 | 2008-11-10 | ||
JP2009105015A JP5532667B2 (ja) | 2008-11-10 | 2009-04-23 | インクジェット装置、インクジェットヘッドの洗浄方法、および、カラーフィルタ製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010131582A true JP2010131582A (ja) | 2010-06-17 |
JP5532667B2 JP5532667B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=42343460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009105015A Expired - Fee Related JP5532667B2 (ja) | 2008-11-10 | 2009-04-23 | インクジェット装置、インクジェットヘッドの洗浄方法、および、カラーフィルタ製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5532667B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021154285A (ja) * | 2012-04-17 | 2021-10-07 | カティーバ, インコーポレイテッド | インクジェット印刷システムと共に使用するための印刷ヘッドユニットアセンブリ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09201981A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-05 | Mita Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2000005682A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-11 | Hirata Corp | スリットコート式塗布装置とスリットコート式塗布方法及び該方法による塗布基板 |
JP2006082349A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置のクリーニング方法及び液体噴射装置 |
JP2007245615A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置 |
JP2007245350A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
2009
- 2009-04-23 JP JP2009105015A patent/JP5532667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09201981A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-05 | Mita Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2000005682A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-11 | Hirata Corp | スリットコート式塗布装置とスリットコート式塗布方法及び該方法による塗布基板 |
JP2006082349A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置のクリーニング方法及び液体噴射装置 |
JP2007245350A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2007245615A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021154285A (ja) * | 2012-04-17 | 2021-10-07 | カティーバ, インコーポレイテッド | インクジェット印刷システムと共に使用するための印刷ヘッドユニットアセンブリ |
JP7122037B2 (ja) | 2012-04-17 | 2022-08-19 | カティーバ, インコーポレイテッド | インクジェット印刷システムと共に使用するための印刷ヘッドユニットアセンブリ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5532667B2 (ja) | 2014-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5335175B2 (ja) | インク組成物及び前記インク組成物を含むカラーフィルター | |
KR100220137B1 (ko) | 칼라 필터,그의 제조 방법 및 칼라 필터를 구비한 액정 표시 패널 | |
CN103370444B (zh) | 具有受控的氧气水平的喷墨印刷机 | |
CN1749334B (zh) | 墨水组合物和包含该组合物的滤色器 | |
CN101669047A (zh) | 制备彩色滤光片的方法和使用该方法制备的彩色滤光片 | |
JP2013238812A (ja) | 感光性青色着色組成物 | |
JP5532667B2 (ja) | インクジェット装置、インクジェットヘッドの洗浄方法、および、カラーフィルタ製造方法 | |
JP2012118360A (ja) | カラーフィルタ用インクジェットインキ組成物、並びにこれを用いたカラーフィルタ | |
JP2000193818A (ja) | 塗布方法および装置 | |
JP2010231001A (ja) | パターン形成体の製造方法および製造装置、カラーフィルタの製造方法、インクジェット印刷装置 | |
JP2010247534A (ja) | 印刷方法及び印刷物の製造方法 | |
JP2007264187A (ja) | 塗布装置および塗布方法 | |
JP2000147241A (ja) | カラ―フィルタの製造方法、この製造方法で製造されたカラ―フィルタを用いた液晶素子及びインクジェットヘッド | |
JPWO2008102879A1 (ja) | カラーフィルタ用インクおよびカラーフィルタ製造方法 | |
CN101613544B (zh) | 彩色滤光片用喷墨墨水 | |
JP2007094307A (ja) | カラーフィルタ及びその製造方法 | |
KR20040089961A (ko) | 컬러필터 조성물 및 이를 이용한 컬러필터 제조 방법 및컬러필터 제조 장치 | |
CN103042823A (zh) | 一种低粘度抗蚀墨水及其打印方法 | |
JP3969885B2 (ja) | インク、カラーフィルタ、液晶パネル、コンピュータ及びカラーフィルタの製造方法 | |
CN104220907B (zh) | 显示器用滤色器 | |
JP2007094312A (ja) | 印刷物およびその製造方法 | |
JP2006195479A (ja) | 表示装置用カラーフィルタ及び表示装置 | |
JP2001214096A (ja) | 記録用インク、インクジェット記録方法、カラーフィルタの製造方法、被膜性インク、液晶ディスプレイパネルの製造方法、及び、液晶ディスプレイパネル | |
JP2010046582A (ja) | インクジェットヘッドの洗浄方法とインクジェット印刷装置 | |
JP2011002550A (ja) | スペーサ付カラーフィルタ基板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5532667 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140414 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |