JP5531723B2 - 半導体装置の設計方法及びプログラム - Google Patents
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Description
図1に示すように、設計支援装置11は、例えば一般的な設計支援装置(CAD:Computer Aided Design )であり、中央処理装置(以下、CPUという)12、メモリ13、記憶装置14、表示装置15、入力装置16、及び、ドライブ装置17により構成され、それらはバス18を介して相互に接続されている。この設計支援装置11は、半導体装置に形成するユニットセルを作成するデータ作成装置として機能する。また、設計支援装置11は、ユニットセルを用いて半導体装置に形成するパターンを作成するデータ作成装置として機能する。
ステップ21(ユニットセル作成工程)において、設計支援装置11は、チップに搭載するユニットセルが使用するバルク及びその並びを決定し、ユニットセルのレイアウトデータを生成する。
ステップ22a(バルク領域設定)において、設計支援装置11は、バルク情報と半導体装置の論理情報に基づいて、列(バルク領域)を設定する。バルク情報は、ステップ21において設定したユニットセルが使用するバルク、バルクの並び順に対する制限情報を含む。論理情報は例えばチップに形成する回路のネットリストである。設計支援装置11は、バルク情報と論理情報とに基づいて、列に形成するバルクの種類、数、並び順を設定する。
ステップ41(作成セル検討)において、設計支援装置11は、ファイル31から読み出したターゲットアプリケーションの情報と、ファイル32から読み出したプロセスルールに従って、作成するユニットセルの種類を検討する。ターゲットアプリケーション31には、ユーザが要求する半導体装置(チップ)の使用目的(アプリケーション)の情報が含まれる。アプリケーションは、例えば、デジタルスチルカメラ、プリンタ等の用途を示す情報である。作成するユニットセルは、例えば、論理積回路(AND回路),否定論理積回路(NAND回路),フリップフロップ回路(FF回路)、等の論理回路の種別、駆動能力(出力電流量)等の電気的特性が異なるバッファ回路やインバータ回路、等である。
ユニットセルを配置する観点では、バルクの種類が少ないほど配置の自由度が高くなり、バルク配置の均等性を良くすることができる。一方、ユニットセルのサイズ(面積)の観点では、バルクの種類が少ないと、セルサイズが大きくなり、チップサイズの増大を招く。このため、設計支援装置11は、バルク種類の組合せが異なる組合せ例を複数記憶し、洗い出したバルクの種類から、組合せ例を選択する。その組合せ例を以下に示す。
例えば、1つのユニットセルがNAND回路の場合、このセルを4Trバルクのみを用いてレイアウトした方が良いか、8Trバルクのみを用いてレイアウトした方が良いかを、検討する。
図4に示すステップ61(セル種類解析)において、設計支援装置11は、タイミング制約51、ネットリスト52、ユニットセル(Unit Cell )ライブラリ33を読み込む。タイミング制約51は、タイミングを考慮した配置処理時に参照されるデータであり、回路のクロック情報、マルチパス、フォールトパス等が記述されている。ネットリスト52は、端子やユニットセル等の回路要素の接続関係を示すデータである。設計支援装置11は、読み込んだデータに基づいて、半導体装置(チップ)に搭載するユニットセルの種類を解析する。
次に、ステップ67(バルク使用状況検証)において、設計支援装置11は、制御値54に基づいて、バルクの配置が均等か否かを判定する。制御値54は、検証サイズ、均等値を含む。検証サイズは、1回の検証処理において、検証の対象とするバルクが含まれる範囲(検証エリア)を示す値である。均等値は、検証サイズに含まれる各種のバルクの使用率の差に対する許容値である。
次に、ステップ74(バルク使用状況検証)において、設計支援装置11は、制御値54に基づいて、バルクの配置が均等か否かを判定する。そして、設計支援装置11は、配置が均等である(OK)と判定した場合にステップ75に移行し、配置が均等ではない(NG)と判定したばあいにステップ73に移行する。つまり、設計支援装置11は、バルクの配置が均等である(OK)と判定するまでステップ73の処理を繰り返し実行する。
図6(a)には、単一のバルク(図中「A」と表記)を用いたチップレイアウトの一部が示されている。このチップの場合、ROW(列)は、1種類のバルクAにより構成される。このようにバルクが形成されたチップには、バルクAを用いたユニットセルが配置される。
今、一例として、図8(a)に示すように、バルクAとバルクBを使用してユニットセルが配置されている。図において、使用されたバルクAを右下がりのハッチングにて示し、使用されたバルクBを左下がりのハッチングにて示す。ハッチングが無いバルクは未使用である。この場合、バルクAの列使用率とバルクBの列使用率は、それぞれ56.25%,50%である。
複数種類のバルクにより構成されるユニットセルは、使用するバルクの配列に応じて、配置位置に制約を受ける。例えば、図10(a)に示すように、バルクBとバルクAをそれぞれ1つ使用するユニットセル101の場合、図中に黒丸で示す点を基準点として列R2に配置される。
設計支援装置11は、図3に示すフローチャートに従って、ユニットセルと並び順制約を生成する。そして、設計支援装置11は、並び順制約に従ってチップの列にバルクを配置し、ユニットセルを配置する。
(1)設計支援装置11は、作成したユニットセルに応じて、複数種類のバルクを配置した列(バルク領域)を設定し(ステップ22a)し、列にユニットセルを配置する(ステップ22b)。設計支援装置11は、列におけるバルクの使用情報をバルクの周類毎に生成し、その使用情報に基づいてバルクの使用状況を検証する(ステップ22c)。そして、設計支援装置11は、バルクの配置が均等ではない場合にユニットセルの配置を変更するようにした。
・上記実施形態において、ユニットセルを変更して使用するバルクの均等化を図るようにしてもよい。その場合の処理を図19に示す。
次に、ステップ112において、設計支援装置11は、制御値54に従ってバルクの配置が均等か否かを判定する。これにより、設計支援装置11は、ブロックにおける配置混雑度を確認する。そして、設計支援装置11は、配置が均等ではない(図中NG)の場合にステップ113に移行し、配置が均等である(図中OK)場合にステップ114に移行する。
2.駆動能力が同じで使用するバルクが異なるユニットセルに変更する。
例えば、バルクAを使用するバッファ回路を、同じ電気的特性を有しバルクBを使用するバッファ回路に変更する。また、バルクAを使用するインバータ回路を、バルクBを使用し入力端子の1つを除いてHレベルに固定された入力端子を有するナンド回路に変更する。そして、設計支援装置11は、ステップ111に移行する。
31 ターゲットアプリケーション
32 プロセスルール
33 ユニットセルライブラリ
34 バルク並び順制約
51 タイミング制約
52 ネットリスト
54 制御値(検証サイズ、均等値)
A,B バルク
Claims (8)
- 設計支援装置が、
ネットリストと、複数種類のユニットセルのレイアウト情報とに基づいて、半導体装置に搭載する前記ユニットセルの種類を解析し、
前記解析されたユニットセルの種類に基づいて前記半導体装置に搭載する少なくとも第1及び第2の種類を含む複数種類のバルクの個数を算出し、
前記複数種類のバルクの並び順に対する制約情報に基づいて前記半導体装置に含まれる複数の列領域に前記複数種類のバルクを配置し、
前記配置された前記複数種類のバルクを含む前記ユニットセルを前記複数の列領域に配置し、
前記複数の列領域のそれぞれに配置された前記ユニットセルのそれぞれに含まれる前記複数種類のバルクの数に基づいて、前記各列領域における前記バルクの種類毎の使用率を求め、
前記各列領域における第1の種類のバルクの使用率と第2の種類のバルクの使用率の差が閾値よりも大きい場合に、前記各列領域に配置された前記ユニットセルの配置位置を変更する
ことを特徴とする半導体装置の設計方法。 - 前記各列領域に配置されたユニットセルの配置位置の変更は、前記各列領域における前記第1の種類のバルクの使用率と前記第2の種類のバルクの使用率の差が、前記閾値よりも小さくなるように行なわれる
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の設計方法。 - 前記設計支援装置が、
前記ネットリストに基づいて、前記半導体装置に信号配線の情報を生成し、
前記信号配線についてタイミング解析を行い、前記タイミング解析の結果に基づいてタイミング調整用のユニットセルを配置する
ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の設計方法。 - 前記設計支援装置が、
前記タイミング調整用のユニットセルの配置後、前記各列領域における前記バルクの種類毎の使用率を求め、前記各列領域における前記第1の種類のバルクの使用率と前記第2の種類のバルクの使用率の差が閾値よりも大きい場合に、前記各列領域に配置されたユニットセルの配置位置を変更する
ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の設計方法。 - 設計支援装置に、
ネットリストと、複数種類のユニットセルのレイアウト情報とに基づいて、半導体装置に搭載する前記ユニットセルの種類を解析する工程と、
前記解析されたユニットセルの種類に基づいて前記半導体装置に搭載する少なくとも第1及び第2の種類を含む複数種類のバルクの個数を算出する工程と、
前記複数種類のバルクの並び順に対する制約情報に基づいて前記半導体装置に含まれる複数の列領域に前記複数種類のバルクを配置する工程と、
前記配置された前記複数種類のバルクを含む前記ユニットセルを前記複数の列領域に配置する工程と、
前記複数の列領域のそれぞれに配置された前記ユニットセルのそれぞれに含まれる前記複数種類のバルクの数に基づいて、前記各列領域における前記バルクの種類毎の使用率を求める工程と、
前記各列領域における第1の種類のバルクの使用率と第2の種類のバルクの使用率の差が閾値よりも大きい場合に、前記各列領域に配置された前記ユニットセルの配置位置を変更する工程と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記各列領域に配置された前記ユニットセルの配置位置を変更する工程においては、前記各列領域における前記第1の種類のバルクの使用率と前記第2の種類のバルクの使用率の差が、前記閾値よりも小さくなるように行なわれる
ことを特徴とする請求項5に記載のプログラム。 - 前記設計支援装置に、
前記ネットリストに基づいて、前記半導体装置に信号配線の情報を生成する工程と、
前記信号配線についてタイミング解析を行い、前記タイミング解析の結果に基づいてタイミング調整用のユニットセルを配置する工程と
を実行させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。 - 前記設計支援装置に、
前記タイミング調整用のユニットセルの配置後、前記各列領域における前記バルクの種類毎の使用率を求め、前記各列領域における前記第1の種類のバルクの使用率と前記第2の種類のバルクの使用率の差が閾値よりも大きい場合に、前記各列領域に配置されたユニットセルの配置位置を変更する工程
を実行させることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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