JP5528548B2 - カプセル式の飲料調製装置のための開放手段 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料調製装置において飲料を調製および注出(dispense)するためのカプセルに関する。本発明は、より具体的には、液体放出特性が向上された飲料出口を形成するようにカプセルを開放するのに適した開放手段を提供することを目的とする。
焙煎コーヒー挽豆を収容するカプセルであり、それを通じて重力により温水が流下するカプセルが従来技術として知られている。この一般的なカプセルは、英国特許第1397116号明細書に説明されている。この方法では、水は、カートリッジの上部から注入され、コーヒー挽豆、フィルタ、そして最後に底側の1以上の穿孔を通じて流下する。より洗練されたシステムは、米国特許出願公開第2002/0148356号明細書のような円錐台形カートリッジ、または米国特許出願公開第2002/0148357号明細書のような長方形カートリッジを用いる類似のアプローチに基づいている。
カプセルからコーヒー飲料を抽出するための商業的に成功しているカプセルシステムは、抽出装置内に空気・水不透過性のカプセルを配置し、閉鎖膜が引裂けまたは穿孔されて抽出液をカプセルから解放可能とする値にカプセルの内圧が達するまで、カプセルに温水を注入するプロセスを含む。この種の抽出プロセスに適合されるカプセルは、欧州特許第0512468号明細書に説明されている。プロセス自体は、欧州特許第0512470号明細書に説明されている。この方法は、高品質のエスプレッソコーヒーをもたらす。挽豆は、新鮮な状態でカプセルに満たされ、芳香の著しい喪失を伴わずに数ヶ月に亘って保存することができる。コーヒーの注出は、圧力による膜の開放がカプセルへの水の注入開始よりも遅れることによって、わずかに遅れる。結果として、最適な圧力および加熱条件でコーヒーを完全に抽出することができる。この方法に特有の高応力、圧力開放、および気体閉じ込め条件によって、安定的な厚いクレマまたはフォームも作り出される。
しかし、この種のカプセルおよびプロセスは、茶またはハーブ茶などの飲料の抽出または淹出を行うのには最適ではない。
ところで、葉茶製品および類似品を収容するカプセルが市場に導入されている。調製される茶飲料の品質は、葉茶原料の品質、つまり使用される茶の原産地(土壌、乾燥、ブレンドなど)および保存条件に大きく依存することを理解すべきである。例えば、茶原料は、通常、酸素および光に敏感である。好適な茶原料は、小さな破片に刻まれまたは破られた緩んだ葉から採取される。しかし、使用される原料の利点を完全に活かすには淹出条件も重要である。
茶飲料に関する他の問題は、味の交差汚染を好適に避けなければならない点にある。味の交差汚染は、2つのカプセルが装置において連続して淹出され、第1のカプセルの直後に淹出される第2のカプセルの味に結果として影響を及ぼしうる味の残留が、第1のカプセルにより装置の恒久的な部品に残されるときに生じる。茶の場合、このことは、ミント茶、または他の風味に優れた種類の茶など、芳香特性に優れた特定種の茶にとって問題となることがある。
国際公開第2007/042414A1号パンフレットは、飲料調製装置と、比較的低い圧力で淹出液を注出するように設けられ、より具体的には茶飲料に適した専用のカプセルとに関する。このため、カプセルは、1以上の飲料原料を収容する封入体と、封入体の1以上の濾過面の境界を定める濾過壁と、濾過壁の後方の淹出液の経路に配置される越流壁とを備える。越流壁は、1以上の越流孔を備え、または1以上の越流孔を形成可能な1以上の穿孔手段、または1以上の越流孔を識別可能な穿孔識別手段に関連付けられる。
周知の従来技術に基づいて、本発明は、調製される茶飲料の品質をさらに向上することを目的とする。また、本発明は、茶またはハーブ茶飲料の調製を向上すると共に容易にするためのカプセルと飲料調製装置の専用の開放部材とを考案することを目的とする。
特に、カプセルから飲料を注出するときの圧力形成を避けることで、カプセルの飲料放出特性の向上が求められている。
本発明は、さらに本発明の説明の残りの部分で明らかにされるような他の目的、特に他の課題に対する解決手段も目的とする。
本出願では、用語「茶」は、緑茶、黒茶、白茶、チャイ茶、風味付け茶、およびハーブもしくはフルーツ茶など、全ての種類の葉茶を含むことを理解されたい。また、用語「葉茶」または「葉原料」は、淹出可能な茶、あるいは完全な葉、切断され、もしくは刻まれた葉、小片状の葉、粉状の葉、または細粉状の葉など任意形式の他の原料をも意味する。
上記に概略された目的は、本発明の第1の態様によれば、飲料調製装置およびカプセルを有し、カプセルへの液体の注入によりカプセルの隔室に収容される食品原料から飲料を調製するためのシステムであって、飲料調製装置が、カプセルの出口面に設けられる壁部材と相互作用するように設けられる開放手段を有し、開放手段が、カプセルの出口面に封着されるカバーの少なくとも一部をせん断して(shear)遠ざける(move away)ように設けられるフック状の形状を有する開放部材を備える、システムにより特に達成される。
これにより、開放手段は、カプセルから注出される飲料のための液体出口を形成するために、カプセルの出口面に封着されるカバーを切断する。
開放部材は、フック状部材であり、フック状部材の上面に向けてカバーの少なくとも一部を曲げるように設けられる。
これにより、カプセルから飲料を注出するときにカプセル内の圧力上昇を避けるのに十分な大きな孔が設けられる。
これにより、カプセルからの飲料の放出特性が向上する。よって、カバーのいかなる部分も、形成された飲料出口を遮られず、従ってカプセルから注出される飲料の泡立ちが防止される。よって、泡が形成されず、見栄えの良い飲料が得られる。
開放手段は、ほぼ水平方向(longitudinal)の切断縁を備えることが好ましい。
飲料調製装置は、装置の受容室内にカプセルを選択的に封入するための閉鎖機構に接続される1以上の封入部材をさらに備えてもよい。また、装置は、外部または内部の液体供給部と、液体供給部に接続され受容室に液体を供給するためのポンプとを備えてもよい。
好適な実施形態では、開放手段は、カプセルに対して移動可能に設けられる。このため、開放手段は、1以上の封入部材に接続され、従って、封入部材が接続される閉鎖機構の閉鎖移動中に、カプセルの出口面に設けられる壁部材と相互作用する状態に至ることが好ましい。
開放手段のフック状部材は、開放手段の鉛直に配置される基部に対して湾曲または傾斜していることが好ましい。よって、カバーの一部がフック状部材の上面に向けて容易に曲がる。
好適な実施形態では、フック状部材は、水平方向の切断縁を提供する。この縁は、水平方向の切断縁に形成される中央凹部を備えてもよい。カバーには、壁部材のせん断部材が当接することが好ましい。せん断部材は、楔状であり、その先端は、フック状部材の水平方向の切断縁に形成される凹部内をスライド可能であることが好ましい。
せん断部材は、フック状部材のほぼ水平方向の切断縁と相互作用するのに適した他の幾何形状を有してもよい。
また、開放手段は、カプセルから受容器へ飲料の向きを変えるように設けられる一体形成される案内手段をさらに備えることが好ましい。好適な実施形態では、案内手段は、開放手段の基部に配される収集手段を備える。これにより、収集部材は、カバーに形成される孔から注出される飲料を収集するように設けられるホッパ状の凹部でもよい。
フック状開放部材は、穿孔されるカバーに完全に導入されるように設けられ、カバーに形成された出口孔に案内手段が当接することが好ましい。これにより、形成された出口孔は、そこを通じて放出される飲料が開放部材により遮られないように配置されることが好ましい。よって、出口カバーに形成された孔は、開放手段により小さくならず、従ってカプセルからの流量が向上する。
また、案内手段は、開放手段の基部から突出するほぼ鉛直の隆起部をさらに備えることが好ましい。鉛直の隆起部は、収集部材から突出することが好ましい。よって、カプセルの出口孔から注出される飲料は、収集部材により収集され、開放手段の基部から受容器に向けて鉛直下向きに案内される。これにより、飲料は、鉛直隆起部により受容器に向けて案内される。特に、残された滴は、案内手段の表面との間の付着力により隆起部に沿って案内される。案内隆起部は、鉛直に対してわずかに傾斜して配置されてもよい。
鉛直の隆起部の先端により下端部の案内手段の分離縁部が構成されることが好ましい。よって、注出される飲料は、隆起部を流下し、最終的にはそこから重力により分離する。よって、受容器に液体を案内するための管または管状手段を設ける必要がない。よって、飲料調製装置により相異なるカプセルを使用するときの交差汚染が効果的に防止され、従って下に横たわるカップまたはマグ(mug)などの受容器に淹出液を適切かつ衛生的に注出することができる。
第2の態様において、本発明は、飲料調製装置において飲料を調整するためのカプセルであって、原料隔室と、カプセルの出口面に設けられる壁部材であり、原料隔室と流体連結する1以上の越流孔を有する、壁部材と、出口面に封着されるカバーとを備え、壁部材が、カバーに当接するせん断部材を有し、せん断部材が、飲料調製装置による開放中に飲料調製装置の専用の開放手段と相互作用して、カバーの少なくとも一部がせん断部材と開放手段の間でせん断されるように設けられる、カプセルを提案する。
これにより、せん断部材は、専用の開放手段の水平方向の切断縁と相互作用するように設けられる。
好適な実施形態では、カバーは、単層カバーまたは多層カバーである。ここで、カバーは、少なくともアルミニウムを含むことが好ましい。
壁部材には、カプセルの出口面に予め形成された1以上の流路が設けられ、流路は、1以上の越流孔から、飲料調製装置の専用の開放手段を受容するように設けられる1以上の凹部へ流体を案内するように設けられることが好ましい。
よって、液体は、例えば入口面を穿孔することにより、カプセルに注入されると、隔室内に封入される原料と相互作用させられる。カプセルへの連続的な流体の注入によって、カプセル内の流体レベルが上昇し、従って原料隔室内に準備される飲料原料と液体との相互作用から得られる飲料は、壁部材の1以上の孔を通じて隔室から放出される。
予め形成された1以上の流路は、出口面と、出口面に封着されるカバーとの間の隙間空間に配置されることが好ましい。このため、カプセルの出口面を構成する壁部材に対するカバーの付着を避けるために、カプセルの出口面を構成する硬質の壁部材に封着されるカバーにより加圧気体が封入されることが好ましい。壁部材とカバーの付着は、効果的に防止される。よって、壁部材に接続されるカバーの少なくとも一部を好適にはせん断する専用の開放手段によるカプセルの開放が容易になる。
気体の圧力とカバーの膨張によって、壁部材へのカバーの付着を避けてカプセルの隔室内に可能な限り安全に原料を配置することを可能にしつつ、壁部材をカプセルの孔の最も外側に配置することができる。この膨張は、カプセルの美的側面ももたらす。
予め形成された1以上の流路は、硬質の壁部材に形成されることが好ましい。このため、出口面に設けられる1以上の孔により原料隔室から注出される飲料は、予め形成された流路を通じて重力により押し出されることが好ましい。
利用者による淹出装置への適切な挿入を容易にするために、本発明によるカプセルは、非対称形状を有してもよい。このため、カプセルは、軸方向距離および短い横断方向距離を伴う細長い形状を有することができ、壁部材の出口孔および凹部は、軸方向に沿って一直線をなすことが好ましい。結果として、利用者は、前述したようなカプセルの適正な運転のために、予め定められた望ましい向きにカプセルを挿入することを余儀なくされる。
本発明の他の特徴、利点、および目的は、添付図面の図を併用しながら以下の本発明の実施形態の詳細な説明を読むことにより当業者にとって明らかとなるだろう。
カプセル挿入位置において本発明による飲料調製装置の好適な実施形態を示す概略図である。 カプセル封入および抽出位置において図1の飲料調製装置を示す概略図である。 本発明による開放手段の好適な実施形態を示す斜視図である。 図3aによる開放手段を示す側断面図である。 本発明によるカプセルの壁部材の好適な実施形態を示す斜視図である。 相互作用する本発明によるカプセルと開放手段の好適な実施形態を示す側面斜視図である。 図5のカプセルと開放手段の実施形態を示す拡大側面斜視図である。
まず、図1および図2ならびに本発明によるカプセルの好適な実施形態に関して、本発明の淹出原理の概略を説明する。
カプセル1および飲料調製装置10を備えるカプセルシステム30が提示される。飲料調製装置は、簡略化のために概略のみ示されるが、実際には、当業者の通常の知識内で他の技術的特徴を備えることができる。
カプセル1は、茶葉および類似物などの飲料原料を収容する原料隔室2を備える。原料隔室は、カップ状筐体32および壁部材4により境界を定められる。そして、カプセル1は、カップ状筐体32の一部により構成される入口面6aを備える。また、カプセルは、壁部材4と、壁部材を覆うカバー11とを備える出口面6bを備える。
筐体32の内周段34には、濾過壁33が固定的に取り付けられ、それによりカップ状筐体内に飲料原料を封入することが好ましい。原料隔室は、気体および光を透過しないことが好ましい。
筐体32は、円形、楕円形、正方形、長方形、または多角形の断面など、実際には濾過壁33の概形を決定する様々な断面を有することができる。原料隔室は、典型的に約1〜10g、好ましくは2〜5gの1回分の葉飲料原料を収容するように寸法を定められる。1回分の葉原料は、作り出す飲料の最終容量に依存することができる。1回分の典型的な量は、ティーカップ毎の場合に約2g、ティーポットの場合に約8〜10gとすることができる。図1から明らかなように、カプセルは、壁部材4および濾過壁33が封入体のほぼ下部からほぼ鉛直に延びるように淹出装置に対して配置される。このため、カプセルは、飲料調製装置10内に「鉛直」配置されることが好ましい。よって、カップ状筐体32は、その入口および出口面6a、6bがほぼ鉛直をなすように向きを定められることが好ましい。
壁部材は、出口面6bに1以上の越流孔22を備えることが好ましい。1以上の越流孔22は、原料隔室2と流体連結する。
カプセル1は、カプセル1の封入体、従って原料隔室2および壁部材4を密閉閉鎖するカバー11により閉鎖される。カバー11は、筐体32の外周リム部21、例えば図5および図6に示すようなフランジに取り付けられることが好ましい。これにより、カプセル1の出口面には、1以上の越流孔22から下方に向けて流体を案内するように設けられる流路23が形成される。第2のリム部21bは、カバー部材の孔が設けられる第1のリム部21aとほぼ対向することが好ましい。よって、孔22により原料隔室から放出される液体は、カプセル1の出口面6bに対してほぼ平行に下向きに案内される。
カバー11および筐体32の両方は、酸素バリア材で作ることができ、封入体は、飲料原料の鮮度を長期間保持できるようにほぼ酸素フリーとすることができる。密閉壁は、例えば、単層カバー、または典型的にはPET/アルミニウム/PP、PE/EVOH/PP、PET/金属化/PP、アルミニウム/PP、紙の薄板である多層のカバーなど、可撓性の穿孔可能な密閉カバーであることが好ましい。
封入体は、N、NO、またはCOなどのフラッシュガスを含んでもよい。
筐体は、プラスティック熱成形またはアルミニウム深絞りによって、より低いコストで工業的に製造することができる。
飲料調製淹出装置10は、装置の利用者によりカプセルが備え付けられる受容室5内にカプセル1を封入するように設けられる2つの封入部材8、9を備えることが好ましい。封入部材8、9は、定義されたとおりカプセルを「鉛直」配置に保持するように構成される。このため、好適に封入部材8、9の少なくとも一方は、封入部材8、9を互いに対して選択的に移動するための閉鎖機構(不図示)に接続される。よって、閉鎖機構を操作することにより、閉鎖機構に接続される1以上の閉鎖部材は、他の閉鎖部材に対して移動される。よって、封入部材8、9は、図1に示すような第1のカプセル挿入位置から図2に示すようなカプセル閉鎖位置に至ることができる。
これらの封入部材8、9は、機械ジョー、またはカプセルに対して開放および閉鎖可能であり、かつカプセルを所定位置にしっかりと保持可能な適当な機械封入手段とすることができる。カプセル内に作用する流体圧が比較的低く、好ましくは大気圧付近に可能な限り留まるので、強い閉鎖力を供給する必要がない。また、カプセルは、低い淹出圧に抵抗できるので、必ずしも完全に封入される必要がなく、淹出中には単に水密状態で所定位置に保持される必要があるのみである。このことは、装置の簡素化に寄与し、装置コストを低減する。
飲料調製装置は、水タンクなどの外部または内部の液体供給部11、水ポンプ12、サーモブロックなどの加熱手段37、および封入部材9を通じて管理される温水注入ライン35を備える。飲料調製装置は、当該技術分野で周知の飲料調製サイクルを管理する、コントローラおよびユーザインタフェースボード(不図示)を備えてもよい。
カプセルの注入部材39(針もしくは刃および取水口など)の入口側には、背圧弁36が設けられてもよい。
淹出装置は、カプセルの壁部材4との相互作用によりカバー11をせん断するように設けられる開放手段3をさらに備える。開放手段3は、封入部材8の1つに接続されることが好ましい。そして、開放手段3は、出口孔38を形成することによりカプセルのカバー11を開放するように構成される。開放手段3は、壁部材4の専用のせん断部材27(図4参照)との相互作用によりカバー11をせん断するように設けられることが好ましい。
カバー11の開放、従って開放手段3と壁部材4の係合は、装置10の封入部材8、9が、図1に示すようなカプセル挿入位置から図2に示すようなカプセル封入位置に至るときに生じることが好ましい。封入部材8、9の互いに対する移動は、線形移動もしくは旋回移動、または線形移動と旋回移動の組合せでもよい。
図2に示すような淹出運転では、壁部材4は、越流孔として作用する孔22を伴う越流壁を構成する。このため、カプセルは、越流孔22がカプセルの中央水平面Pの上方にあるように装置内で向きを定められることが好ましい。
図2からも明らかなように、濾過壁33および壁部材4は、理論に制約されずに、主に封入物の下部に偏在する飲料高濃度部の上向きの移動を促進可能な一種の「サイホン」として作用するはずである隙間空間「s」を形成するのに十分な短い距離で隔てられる。隙間空間は、0.1〜8mm、好ましくは約0.5〜3mmの範囲とすることができる。
図2に関して、本発明の方法は、以下のように作用する。カプセルは、飲料調製装置に挿入され、カプセル封入部材8、9は、カプセルの周囲が閉鎖され、入口および出口面6a、6bがほぼ鉛直となるようにカプセルを配置する。これにより、開放手段3は、カプセルリム21に封着されるカバー11に出口孔38を形成する。カプセルの反対側では、流体注入部材39がカプセルの原料隔室2に導入される。温水は、従って比較的低い圧力で、好ましくは0.2bar以下の圧力でカプセルに注入される。温水は、カプセルを緩慢に満たし、封入体内の飲料原料を浸水させる。淹出飲料は、濾過壁33を通じて濾過される。飲料高濃度部40は、封入体の下部に溜まり易くなり、この部分の近くに濾過壁が適切に配置されるので、この部分も濾過壁33を通じて濾過される。高濃度飲料は、空間の下部と上部の間の圧力差により隙間空間「s」を通じて排出され、よって、この隙間区間が「サイホン」と同様に作用する。飲料の残りの部分もまた、封入体内の流体の上位までの異なる鉛直レベルで濾過壁33を通過することにより濾過され、越流孔22へ排出される。
越流孔22は、原料隔室の全高の中央部よりも上方に配置されることが好ましく、全高の4/5よりも上方に配置されることがなお好ましく、結果として、飲料原料のより完全な浸水と、隔室からの飲料の緩慢な排出とを確実にし、より好ましい浸出プロセスを助長することに注目すべきである。
隔室の「全高」は、カプセルが淹出運転の準備状態で飲料装置に配置されるときの隔室の最下点と最上点を隔てる総距離を意味する。可能性のある形態では、濾過壁33は、隔室の全高とほぼ等しくすることができる。
カバー11に形成される出口孔38は、孔22の下方に配置されることが好ましい。よって、越流孔22から放出される液体は、カプセルの出口孔38に到達する前にカプセルの出口面6bに対してほぼ平行に案内される。孔22と出口孔38の間における飲料の案内のために、カプセルの出口面6bに1以上の案内流路23(図3参照)が配置されることが好ましい。
カプセル1から放出された後、飲料は、飲料調製装置の開放手段の案内手段(図3a、3b参照)により例えばカップまたはマグなどの受容器20に向けて案内されることが好ましい。
開放手段の斜視図である図3aと、側断面図である図3bとを参照して、本発明による開放手段の好適な実施形態を説明する。
開放手段は、射出成形によりプラスティック材料で作られることが好ましい。図3aから明らかなように、開放手段3は、装置10の開放手段3と封入部材8の間を接続可能にするように設けられる、ピンなどの接続部材43を備えることが好ましい(図5参照)。
開放手段3は、開放手段3のほぼ鉛直に配置される基部12から突出する開放部材7を備える。開放部材7は、開放手段3の基部12に対して角度αで傾斜して配置されるフック状部材であることが好ましい。角度αは、40〜65°であることが好ましい。
フック状部材7は、傾斜壁部7aと、ホッパ状の凹部14を囲む2つの側壁部7cとを備える。傾斜壁部7aの水平方向の縁は、フック状部材7の切断縁7を構成する。そして、水平方向の縁部8は、措置10内でほぼ水平に配置されることが好ましい。選択的に、水平方向の切断縁8は、開放部材7によるせん断部材の縁部27a(図4参照)への突き当てを避けるための中央凹部8aを備えてもよい。水平方向の縁8は、1〜25mmであることが好ましい。
これにより、フック状部材7がカプセルのカバー11と係合すると、カバーに大きな孔が設けられる。
開放部材7がカバー11を切断するように作られると(図2参照)、カバー11の一部は、フック状部材7の上面7bにより曲げられる。このため、上面7bは、図3bに示すように湾曲し、または除々に段をなすことができる。
開放手段3の基部は、鉛直に配置される2つの側壁12aの間に配され、これによりホッパ状の収集部材14に供給される液体を開放部材3の下方に配置される受容器20へ案内するための流体開流路13を構成することが好ましい(図2参照)。
また、基部12と開流路13のそれぞれからは、ほぼ鉛直に配置される隆起部15が突出する。このため、ホッパ状の収集部材14の中央からは、隆起部15の上部15aが突出することが好ましい。そこからは、突出隆起部15が案内手段13内でその下端部15bに向けて延び、下端部15bが案内手段13の分離縁として作用するように設けられる。よって、カプセル1の出口孔38を通じて放出される飲料は、凹状の収集部材14により収集され、案内手段13により受容器20に向けて案内される。これにより、飲料の残りの滴は、重力により隆起部15の下端部に向けて案内され、その先端で滴が分離されるので、案内手段に付着せず、または案内手段内にほとんど飲料が残らない。よって、交差汚染を効果的に最小化することができる。
また、案内手段13の流路状または溝状の形状によって、管などの通常の案内手段を準備する必要がなくなり、従って案内手段内に留まる液体が残ることを防止することができる。
図4は、好ましくはカプセル筐体32に接続される、本発明による壁部材4の好適な実施形態を示している。壁部材4は、射出成形によりプラスティック材で作られることが好ましい。図4に示すように、壁部材は、その周囲に配置される予め形成された流路23を備える。そして、予め形成された流路23は、原料隔室2と流体連結する1以上の孔22と流体連結する(図1および図2参照)。図4に示すように、壁部材4の上部には、2つの孔22が設けられることが好ましい。
矢印Aにより示すように、予め形成された流路23は、壁部材4の上部で孔22から放出される飲料を壁部材の下部に向けて案内するように設けられる。予め形成された流路23は、孔22から下部に向けて液体を円滑に案内できるように鋭利な角または縁を備えていないことが好ましい。
カバー11と壁部材4の間の隙間空間、つまり予め形成された流路23により飲料を案内するための十分な空間を提供するために、隙間空間「t」は、1〜10mmであることが好ましい(図2参照)。
壁部材4は、その下部21bに、開放手段3とカプセル1の係合中に開放手段3のフック状開放部材7を収容するように設けられる凹部26を備える。
凹部26は、予め形成された流路23と流体連結する。
また、凹部26内には、開放部材7の水平方向の切断縁8と相互作用するように設けられるせん断部材27が設けられる。せん断部材27は、開放部材7がカバーに接触するときにカバー11を持ち上げ、カバーの張力を増加させてせん断を容易にする。このため、せん断部材27は、好適には開放手段3とカプセル1の相互作用中に開放部材7の水平方向の切断縁8に対して平行に配置される、線形のせん断縁を有する楔状であることが好ましい。
また、壁部材4は、好適には壁部材4の中央部に配置される他の孔、穴41を備えてもよい。凹部または穴41は、カプセル1内に準備されている特定の原料を判定するために、装置の専用の判別手段(不図示)と壁部材4の相互作用を可能にするように設けられる。よって、カプセル内に収容される原料の性質を封入部材8に設けられる専用のピンにより判別し、抽出されるカプセルの種類を識別することができる。これにより、欧州特許第1950150号明細書に説明されるような装置により例えばカプセルの淹出パラメータを変更することができる。
孔22は、開放手段により穿孔される必要がない予め形成された孔であることが好ましいことに注目すべきである。しかし、孔22は、原料隔室2から茶葉が出ることを避けるための濾過要素を備えてもよい。
図5は、相互作用するカプセルと開放手段の好適な実施形態を示す側面斜視図である。
図示するように、開放手段3は、接続ピン43により封入部材8に接続される。封入部材8、9は、第1のカプセル挿入位置(図1参照)と、第2のカプセル封入位置(図2参照)とを取るために、線形移動により互いに対して移動することができることに注目すべきである。しかし、第1および第2の封入部材8、9は、線形移動と旋回移動の組合せにより互いに対して移動されてもよい。
封入部材8がカプセルの出口面6b(壁部材4が設けられる)に接近すると、フック状開放部材7は、壁部材4に封着されるカバー11を出口面6bで穿孔する。図5には、カバー11が示されていない点に留意されたい。ここで、好適には気体がカバー11により封入され、カプセルの出口面でカバーの表面が膨張し、従って、開放部材7によるカバー1の穿孔または切断が容易になる。
カバー11の開放は、具体的には、カバー11の内面に当接するせん断部材27と、開放部材7の水平方向の切断縁8との間におけるカバーのせん断により達成される。このため、線形せん断縁27aは、水平方向の切断縁8および/または好適には水平方向の切断縁8の中央部に設けられる凹部8aと相互作用し、それらの間でカバー11がせん断されることが好ましい。このため、カバー11の一部は、カプセルの壁部材4の凹部26に向けて内側に曲がり、凹部26には、フック状部材7が収容される。
封入部材8は、カプセルの壁部材4に設けられる穴または凹部41との相互作用によって、挿入されるカプセル1の識別を可能にするピン(不図示)が案内される凹部42aを備える識別手段42を備えてもよい。このため、壁部材4に封着されるカバー11は、識別を可能にするためにその中央部で穿孔されてもよい。
図6は、図5のカプセルと開放手段の実施形態を示す拡大側面斜視図である。
図6に示すように、フック状開放部材7は、壁部材4の凹部26に完全に受容されることが好ましい。図6にもカバー11が示されていないことに留意されたい。
それによると、カバー11の一部は、フック状部材7の傾斜面7aによりカプセル1の中央に向けて完全に曲げられる。よって、カプセル内の圧力上昇を伴わずともカプセルからの液体の放出を可能にするのに十分な大きさの出口孔38(図2参照)が形成される。特に、せん断されたカバー11の屈曲によって、カバーのいかなる部分も、形成された出口孔38を遮らない。また、フック状部材7aが壁部材4の専用の凹部26に完全に受容されるので、開放手段3も、形成された出口孔38を遮らない。
矢印Aにより示されるように、飲料は、孔22から放出されて、予め形成された流路23により、カプセルのリム部21で形成された出口孔38に案内される。これにより、飲料は、フック状部材7のホッパ状の収集凹部14により収集され、従って案内手段13により受容器20に向けて案内される。これにより、ホッパ状の収集凹部が開放手段3の基部12に形成され、飲料が下方からフック状部材7に接近することによって、開放手段3、および特に開放部材7は、形成された出口孔38を遮らず、従って淹出中におけるカプセル内での圧力形成を効果的に防止することができる。よって、カプセルの放出特性が著しく向上する。
本発明は、好適な実施形態を参照して説明されたが、当業者は、請求項により規定される本発明の範囲から逸脱しない範囲で多くの修正および変形をすることができる。

Claims (12)

  1. 飲料調製装置(10)およびカプセル(1)を有し、前記カプセルへの液体の注入により前記カプセルの隔室(2)に収容される食品原料から飲料を調製するためのシステムであって、
    前記飲料調製装置(10)が、前記カプセル(1)の出口面(6b)に設けられる壁部材(4)と相互作用するように設けられる開放手段(3)を有し、
    前記開放手段(3)が、前記カプセルの出口面(6b)に封着されるカバー(11)の少なくとも一部をせん断して遠ざけるように設けられるフック状の形状を有する開放部材(7)を備える、システム。
  2. 前記開放部材(7)が、フック状部材であり、前記フック状部材の上面(12a)に向けて前記カバー(11)の少なくとも一部を曲げるように設けられる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記フック状部材(7)が、前記開放手段の鉛直に配置される基部(12)に対して湾曲または傾斜している、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記開放手段(3)が、前記カプセル(1)から受容器(20)へ前記飲料の向きを変えるように設けられる一体形成される案内手段(13)をさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記案内手段(13)が、前記開放手段(3)の前記基部(12)に配される凹状の収集手段(14)を備える、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記案内手段(13)が、前記開放手段(3)の前記基部(12)から突出するほぼ鉛直の隆起部(15)をさらに備える、請求項4または5に記載のシステム。
  7. 前記鉛直の隆起部の先端により前記案内手段(13)の分離縁部(15b)が構成される、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記カプセル(1)の前記出口面(6b)に封着される前記カバー(11)により加圧気体が封入される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 飲料調製装置において飲料を調整するためのカプセル(1)であって、
    原料隔室(2)と、
    当該カプセル(1)の出口面(6b)に設けられる壁部材(4)であり、前記原料隔室(2)と流体連結する1以上の越流孔(22)を有する、壁部材と、
    前記出口面(6b)に封着されるカバー(11)と、
    を備え、
    前記壁部材(4)が、前記カバー(11)に当接するせん断部材(27)を有し、前記せん断部材が、前記飲料調製装置による開放中に前記飲料調製装置の専用の開放手段(3)と相互作用して、前記カバー(11)の少なくとも一部が前記せん断部材(27)と前記開放手段(3)の間でせん断されるように設けられる、カプセル。
  10. 前記壁部材(4)には、当該カプセルの前記出口面に予め形成された1以上の流路(23)が設けられ、前記流路が、1以上の越流孔(22)から、前記飲料調製装置の専用の前記開放手段(3)を受容するように設けられる1以上の凹部(26)へ流体を案内するように設けられる、請求項9に記載のカプセル。
  11. 前記カバー(11)が、少なくともアルミニウムを含む単層または多層からなる、請求項9または10に記載のカプセル。
  12. 当該カプセル(1)の前記出口面(6b)に封着される前記カバー(11)により気体が封入され、前記気体の圧力が前記カバーを膨張させるのに十分である、請求項9〜11のいずれか一項に記載のカプセル。
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