JP5527550B2 - 車両用バッテリの固定構造 - Google Patents
車両用バッテリの固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5527550B2 JP5527550B2 JP2011019809A JP2011019809A JP5527550B2 JP 5527550 B2 JP5527550 B2 JP 5527550B2 JP 2011019809 A JP2011019809 A JP 2011019809A JP 2011019809 A JP2011019809 A JP 2011019809A JP 5527550 B2 JP5527550 B2 JP 5527550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- battery
- vehicle
- mounting table
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
このような電動車両に搭載されるバッテリは、容量及び出力電圧を確保するため、複数のバッテリをバッテリケース内に収納して構成されている。
バッテリケースは、例えば上部が開口した箱状に形成されバッテリが収納されるケース本体(載置台)と、ケース本体を覆う蓋状のカバーとから構成されている。
したがって、樹脂製のケース本体に対して特許文献1のようにボルトやナットを溶接することは不可能である。そこで、ボルトやナットをケース本体に埋め込んで固定手段をケース本体に固定する方法が考えられるが、車両の振動等により固定手段に緩みが発生しないように強く締結する必要があり、ボルトやナットの締結時においてその捻り力によってケース本体に亀裂や破損が発生する虞がある。このようなバッテリケースの亀裂や破損は、例え一部分であっても密閉性を損ねる虞があり、好ましいことではない。
特に、固定手段とシャフトとを固定するボルトまたはナットの締結時に、載置台を支持する支持部材によってシャフトの回転が規制されるので、シャフトから載置台への捻り力の作用が規制され、載置台の破損を防止することができる。よって、載置台が例えば樹脂製であってもボルトまたはナットを強く締め付けて固定手段を載置台に固定することができ、バッテリを確実に載置台に固定することができる。
また、シャフトの下端部が、載置台を支える支持部材に固定されるので、載置台を支える支持部材を利用してシャフトを確実に固定することができる。
図1は、本発明に係るバッテリが搭載された電気自動車用の斜視図である。
図1に示すように、電気自動車1は車体2の床下にバッテリユニット10が載置されるとともに、図示しない外部からの充電経路とを備えており、当該充電経路から電力の供給を受けて充電を行う充電器12が車体2の後部に配置され、バッテリユニット10は充電器12に接続されて蓄電するように構成されている。電気自動車は、バッテリユニット10を動力源として図示しない電気モータを駆動することで、タイヤを回転駆動し走行可能となっている。
図2に示すように、バッテリユニット10は、バッテリケース15内に複数のバッテリモジュール18が収納されて構成されている。バッテリケース15は、上面が開口した箱形のケース本体20(載置台)とケース本体20の上面を覆うカバー22とから構成されている。ケース本体20及びカバー22は電気絶縁性を有する樹脂により形成されている。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るバッテリモジュール18の固定構造を示す上面図である。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るバッテリモジュール18の固定構造を示す縦断面図である。
バッテリ固定ブラケット35は、バッテリモジュール18の上面に載せられ、バッテリモジュール18の中央部を横断するように配置されている。バッテリ固定ブラケット35の両端部は、バッテリモジュール18の側面に沿って下方に曲げられており、更にその両端部でバッテリモジュール18の上面と平行に幅方向外方に曲げられている。また、このバッテリ固定ブラケット35の両端部の幅方向外方に曲げられた部位には、ボルト孔37が設けられている。
以上のような構成により、本実施形態では、シャフト39は支持部材30に2箇所で固定されるので、軸線周りの回転が規制される。したがって、バッテリ固定ブラケット35をケース本体20に固定する際に、ナット40を締め付けたときに、シャフト39の回転が支持部材30によって規制される。更に、シャフト39が区画壁38に回転可能に支持されているので、樹脂製の区画壁38に対するシャフト39からの捻り力の作用が抑えられ、区画壁38の破損や亀裂を防止することができる。また、ナット40を強く締め付けることができるので、走行振動等によるバッテリ固定ブラケット35の緩みを抑え、バッテリモジュール18を確実に固定することができる。
図5に示すように、本発明の第2の実施形態では、区画壁38に挿入されるシャフト50の下端部の形状が第1の実施形態のシャフト39と異なっている。
本発明の第2の実施形態では、シャフト50の下端部に、1つのねじ部50c(固定部)と1つのピン50d(規制部)が備えられている。
図6は本発明の第1の参考形態に係るバッテリモジュール18の固定構造を示す上面図である。図7は、本発明の第1の参考形態に係るシャフト60の固定構造を示す縦断面図である。図8は、本発明の第1の参考形態に係るシャフト60の固定構造を示す上面図である。図9は、本発明の第1の参考形態に係るシャフト60の固定構造を示す縦断面図である。図10は、シャフト60の回転防止構造を示す斜視図である。
図11は、本発明の第2の参考形態に係るシャフト70の固定構造を示す縦断面図である。
区画壁38に挿入されるシャフト70は、本体部70aの下部の側面が、シャフト支持孔62の短辺に略隙間無く挿入されるように削られた構造(規制部)になっている。
以上の第1、第2の実施形態及び第1、第2の参考形態では、シャフト39、50、60、70の上端が雄ねじであるねじ部39b、50b、60b、70bとなっており、当該ねじ部39b、50b、60b、70bにナット40を締め付けてバッテリ固定ブラケット35を締結する構造となっているが、以下の第3〜第5の参考形態のように、シャフト39、50、60、70の上端に、雌ねじであるねじ孔80b、90b、100bを設け、ボルト81を用いてバッテリ固定ブラケット35を締結する構造でも、本願発明を適用することができる。
本参考形態では、区画壁38に挿入されるシャフト80の上端にねじ孔80bが設けられており、当該ねじ孔80bにボルト81を締め付けてバッテリ固定ブラケット35を締結する構造となっている。その他の構造は上記第1の参考形態と同様であり、このような構造においても、ボルト81の締結時におけるシャフト80の回転をブラケット61により規制して、区画壁38の保護を図ることが可能となる。
本参考形態では、区画壁38に挿入されるシャフト90の上端にねじ孔90bが設けられており、当該ねじ孔90bにボルト81を締め付けてバッテリ固定ブラケット35を締結する構造となっている。その他の構造は上記第2の参考形態と同様であり、ボルト81の締結時におけるシャフト90の回転をブラケット71により規制して、区画壁38の保護を図ることが可能となる。
本参考形態では、シャフト100の上部の構造は上記第4の参考形態と同様であり、シャフト100の上端に設けられたねじ孔100bにボルト81を締め付けてバッテリ固定ブラケット35を締結する。シャフト100の下端には、ねじ部90cの代わりにねじ孔100cが設けられている。ねじ孔100cにボルト101を締め付けて、シャフト100を支持部材30に締結している。第4の参考形態と同様に、シャフト支持孔62が設けられたブラケット71が、支持部材30とケース本体20との間に設けられている。シャフト100の本体部100aの下部は、側面が削られた構造になっており、ブラケット71のシャフト支持孔62に挿入されて、シャフト100の回転が規制され、区画壁38の保護を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、電気自動車1のバッテリに本願の固定構造を適用しているが、ハイブリッド車やエンジン駆動の車両においても、車両に並べて搭載された複数個のバッテリの固定構造に適用することが可能である。
18 バッテリモジュール
20 ケース本体
30 支持部材
35 バッテリ固定ブラケット
39、50、60、70、80、90、100 シャフト
40 ナット
61、71 ブラケット
81 ボルト
Claims (3)
- 車両に設けられた載置台上にバッテリを搭載し、当該バッテリの上面に掛け渡した固定手段により前記バッテリを前記載置台に固定する車両用バッテリの固定構造であって、
前記載置台を支持する支持部材に下端部が固定されて前記載置台上に立設したシャフトを備え、
前記固定手段は、前記シャフトの上端部にボルトまたはナットによって締結され、
前記シャフトは、前記支持部材との固定位置からオフセットした位置で前記支持部材に係止して前記支持部材に対する前記シャフトの回転を規制する規制部を有することを特徴とする車両用バッテリの固定構造。 - 前記シャフトは、前記上端部に雄ねじまたは雌ねじを備えた円柱状に形成され、前記載置台に設けられた円形状の孔に挿入されて支持されるとともに、前記下端部にナットまたはボルトを締結して、前記支持部材に固定されることを特徴とする請求項1に記載の車両用バッテリの固定構造。
- 前記車両は前記バッテリを走行駆動源とする電気自動車であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用バッテリの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011019809A JP5527550B2 (ja) | 2011-02-01 | 2011-02-01 | 車両用バッテリの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011019809A JP5527550B2 (ja) | 2011-02-01 | 2011-02-01 | 車両用バッテリの固定構造 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014035592A Division JP5692555B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 車両用バッテリの固定構造 |
JP2014035593A Division JP5692556B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 車両用バッテリの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012160370A JP2012160370A (ja) | 2012-08-23 |
JP5527550B2 true JP5527550B2 (ja) | 2014-06-18 |
Family
ID=46840738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011019809A Expired - Fee Related JP5527550B2 (ja) | 2011-02-01 | 2011-02-01 | 車両用バッテリの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5527550B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6349673B2 (ja) * | 2013-10-16 | 2018-07-04 | 日産自動車株式会社 | 筐体およびバッテリパック |
JP6558125B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2019-08-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 電池パック及び電池モジュール交換方法 |
KR102152347B1 (ko) * | 2017-06-22 | 2020-09-04 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 팩 |
DE102019122804B3 (de) * | 2019-08-26 | 2021-01-28 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Energiespeichersystem und Verfahren zur Herstellung eines Energiespeichersystems |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556546U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-27 | トヨタ車体株式会社 | バッテリの車両係止構造およびバッテリの車両格納構造 |
JP2864948B2 (ja) * | 1993-07-14 | 1999-03-08 | 日産自動車株式会社 | 電気自動車のバッテリ固定構造 |
-
2011
- 2011-02-01 JP JP2011019809A patent/JP5527550B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012160370A (ja) | 2012-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5472645B2 (ja) | 車両用バッテリの固定構造 | |
JP5541100B2 (ja) | 電池パックトレー | |
JP6614012B2 (ja) | 車両のバッテリ搭載構造 | |
JP5773462B2 (ja) | 電池装着装置 | |
US20220105791A1 (en) | Vehicle | |
US8037960B2 (en) | Structure for mounting electricity storage pack on vehicle | |
JP5673387B2 (ja) | 車両用電源装置 | |
JP2012169171A (ja) | 車両用バッテリの固定構造 | |
JP5527550B2 (ja) | 車両用バッテリの固定構造 | |
RU2685504C2 (ru) | Устройство для хранения электроэнергии | |
EP3185336A1 (en) | On-board battery pack | |
WO2013121989A1 (ja) | バッテリパックのハーネス支持構造 | |
JPWO2019021912A1 (ja) | 結合電池モジュール、及び結合電池パック | |
US9640787B2 (en) | Electrified battery tray assemblies | |
KR101188637B1 (ko) | 배터리 포스트에 대한 회전 및 교차 홀딩력이 개선된 포스트 터미널 | |
JP2013120642A (ja) | 電池モジュール搭載用構造体 | |
JP5692556B2 (ja) | 車両用バッテリの固定構造 | |
JP5692555B2 (ja) | 車両用バッテリの固定構造 | |
WO2013099458A1 (ja) | 車両 | |
JP7140005B2 (ja) | 電池配線モジュール及び電池パックアッセンブリ | |
JP2016018729A (ja) | 電池パックの電池モジュール固定構造 | |
US20200127254A1 (en) | Power storage unit and power storage device | |
JPWO2019065390A1 (ja) | ハイブリッド車両 | |
JP2014024509A (ja) | 電池モジュール固定構造 | |
EP3201980B1 (en) | Energy storage system for vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140226 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140226 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140401 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5527550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |