JP5527185B2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5527185B2 JP5527185B2 JP2010269455A JP2010269455A JP5527185B2 JP 5527185 B2 JP5527185 B2 JP 5527185B2 JP 2010269455 A JP2010269455 A JP 2010269455A JP 2010269455 A JP2010269455 A JP 2010269455A JP 5527185 B2 JP5527185 B2 JP 5527185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working chamber
- rotor
- inner peripheral
- suction
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
内周面(102b、503a)に接して回転する回転部材(41、81)と、
内周面(102b、503a)と回転部材(41、81)との間に形成される作動室(31、71)を区画する区画部材(43、44、83)と、
回転部材(41、81)の軸方向端面に対向する対向面(101a、504a)を形成する対向面形成部材(101、504)とを備え、
内周面形成部材(102、503)には、作動室(31、71)に吸入される流体が流れる吸入通路(102d、503b)が形成され、
回転部材(41、81)には、作動室(31、71)と吸入通路(102d、503b)とを連通する吸入連通路(411、811)が形成されており、
吸入連通路(411、811)は、回転部材(41、81)の外縁に沿う円弧状に形成されて回転部材(41、81)の軸方向端面に開口し、
対向面形成部材(101、504)には、対向面(101a、504a)に開口して吸入通路(102d、503b)と連通する対向面側吸入連通路(101d、504d)が形成され、
吸入連通路(411、811)は、対向面側吸入連通路(101d、504d)を介して吸入通路(102d、503b)と連通することを特徴とする。
吸入連通路(411、811)の他端部(411b、811b)は、区画部材(43、44、83)に対して回転部材(41、81)の回転方向後方側に位置していることを特徴とする。
内周面(102b、103b)に接して回転する回転部材(41、42)と、
内周面(102b、103b)と回転部材(41、42)との間に形成される作動室(31、32)を区画する区画部材(43、44)とを備え、
内周面形成部材(102、103)には、作動室(31、32)に吸入される流体が流れる吸入通路(102d、103d)が形成され、
回転部材(41、42)には、作動室(31、32)と吸入通路(102d、103d)とを連通する吸入連通路(411、421)が形成されており、
内周面(102b、103b)、回転部材(41、42)、区画部材(43、44)、および作動室(31、32)を複数組備え、
複数個の回転部材(41、42)のうち1個の回転部材(41)は、他の回転部材(42)よりも回転位相が進んでおり、
複数個の作動室(31、32)の間を仕切る仕切り部材(105)を備え、
複数個の作動室(31、32)のうち1個の回転部材(41)によって形成される作動室(31)を上流側作動室としたとき、
仕切り部材(105)に、上流側作動室(31)から、複数個の作動室(31、32)のうち吸入行程の完了後で流体を圧縮中の他の作動室(32)に至る吐出通路(105a)が形成されていることを特徴とする。
上流側作動室(31)の内圧が下流側作動室(32)の内圧よりも低い場合に吐出通路(105a)を閉じる機構(41、42)を備えることを特徴とする。
吐出通路(105a)を閉じる機構は、回転部材(41、42)によって構成されていることを特徴とする。
区画部材(43、44)は、ロータ(41、42)の外周面から出没して内周面(102b、103b)に当接するベーンであり、
吐出通路(105a)のうち上流側作動室(31)側の端部は、上流側作動室(31)を形成するロータ(41)と重合し、
吐出通路(105a)のうち下流側作動室(32)側の端部は、下流側作動室(32)を形成するロータ(42)と重合し、
上流側作動室(31)を形成するロータ(41)には、吐出通路(105a)を上流側作動室(31)に連通させる上流側連通路(41b)が形成され、
下流側作動室(32)を形成するロータ(42)には、吐出通路(105a)を下流側作動室(32)に連通させる下流側連通路(42b)が形成されていることを特徴とする。
下流側連通路(42b)は、下流側作動室(32)を形成するロータ(42)のうち仕切り部材(105)側の端面に形成された溝で構成されていることを特徴とする。
区画部材(43、44、83)は、ロータ(41、42、91)の外周面から出没して内周面(102b、103b、503a)に当接するベーンであることを特徴とする。
回転部材(43、44)は、内周面(102b、103b)に対して偏心して回転するロータである。このように、本発明はヨークベーン型圧縮機に適用可能である。
回転部材(81)は、内周面(503a)に対して同心的に回転するロータである。このように、本発明はボッシュベーン型圧縮機にも適用可能である。
以下、第1実施形態を説明する。図1〜図5に示す本実施形態は、本発明の適用対象となる圧縮機の基本構成を示す参考例としての実施形態である。
本第2実施形態では、上記第1実施形態の圧縮機1に対して、ロータ側吸入連通路411、421(吸入連通路)およびハウジング側吸入連通路101d、106a(対向面側吸入連通路)を追加している。
上記第2実施形態では、本発明をヨークベーン型圧縮機に適用した例を示したが、本第3実施形態では、本発明をボッシュベーン型圧縮機に適用している。ボッシュベーン型圧縮機は、ロータが断面楕円形状の内周面に接しながら回転することによって冷媒を圧縮するものである。
(1)上記第2、第3実施形態では、ロータ側吸入連通路411、811がロータ41、81の端面に溝状に形成されているが、ロータ側吸入連通路411、811がロータ41、81の内部に穴状に形成されていてもよい。
41、42 ロータ(回転部材)
43、44 ベーン(区画部材)
101 分割ハウジング部材(対向面形成部材)
102、103 分割ハウジング部材(内周面形成部材)
102b、103b 内周面
105 仕切り板(仕切り部材)
105a 吐出通路
105b 貫通孔部
105c 溝部
102d 吸入通路
411 ロータ側吸入連通路(吸入連通路)
101a 平坦面(対向面)
101d ハウジング側吸入連通路(対向面側吸入連通路)
Claims (13)
- 所定形状の内周面(102b、503a)を形成する内周面形成部材(102、503)と、
前記内周面(102b、503a)に接して回転する回転部材(41、81)と、
前記内周面(102b、503a)と前記回転部材(41、81)との間に形成される作動室(31、71)を区画する区画部材(43、44、83)と、
前記回転部材(41、81)の軸方向端面に対向する対向面(101a、504a)を形成する対向面形成部材(101、504)とを備え、
前記内周面形成部材(102、503)には、前記作動室(31、71)に吸入される流体が流れる吸入通路(102d、503b)が形成され、
前記回転部材(41、81)には、前記作動室(31、71)と前記吸入通路(102d、503b)とを連通する吸入連通路(411、811)が形成されており、
前記吸入連通路(411、811)は、前記回転部材(41、81)の外縁に沿う円弧状に形成されて前記回転部材(41、81)の前記軸方向端面に開口し、
前記対向面形成部材(101、504)には、前記対向面(101a、504a)に開口して前記吸入通路(102d、503b)と連通する対向面側吸入連通路(101d、504d)が形成され、
前記吸入連通路(411、811)は、前記対向面側吸入連通路(101d、504d)を介して前記吸入通路(102d、503b)と連通することを特徴とする圧縮機。 - 前記回転部材(41、81)が回転することによって、前記吸入連通路(411、811)と前記対向面側吸入連通路(101d、504d)との連通および遮断が切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
- 前記吸入連通路(411、811)の一端部(411a、811a)は、前記区画部材(43、44、83)に対して前記回転部材(41、81)の回転方向前方側に位置し、
前記吸入連通路(411、811)の他端部(411b、811b)は、前記区画部材(43、44、83)に対して前記回転部材(41、81)の回転方向後方側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮機。 - 前記吸入連通路(411、811)の他端部(411b、811b)は、前記回転部材(41、81)の外周面に開口していることを特徴とする請求項3に記載の圧縮機。
- 前記吸入連通路(411、811)の他端部(411b、811b)は、前記区画部材(43、44、83)の近傍に位置していることを特徴とする請求項4に記載の圧縮機。
- 所定形状の内周面(102b、103b)を形成する内周面形成部材(102、103)と、
前記内周面(102b、103b)に接して回転する回転部材(41、42)と、
前記内周面(102b、103b)と前記回転部材(41、42)との間に形成される作動室(31、32)を区画する区画部材(43、44)とを備え、
前記内周面形成部材(102、103)には、前記作動室(31、32)に吸入される流体が流れる吸入通路(102d、103d)が形成され、
前記回転部材(41、42)には、前記作動室(31、32)と前記吸入通路(102d、103d)とを連通する吸入連通路(411、421)が形成されており、
前記内周面(102b、103b)、前記回転部材(41、42)、前記区画部材(43、44)、および前記作動室(31、32)を複数組備え、
複数個の前記回転部材(41、42)のうち1個の回転部材(41)は、他の前記回転部材(42)よりも回転位相が進んでおり、
複数個の前記作動室(31、32)の間を仕切る仕切り部材(105)を備え、
複数個の前記作動室(31、32)のうち前記1個の回転部材(41)によって形成される作動室(31)を上流側作動室としたとき、
前記仕切り部材(105)に、前記上流側作動室(31)から、複数個の前記作動室(31、32)のうち吸入行程の完了後で前記流体を圧縮中の他の作動室(32)に至る吐出通路(105a)が形成されていることを特徴とする圧縮機。 - 前記他の作動室(32)を下流側作動室としたとき、
前記上流側作動室(31)の内圧が前記下流側作動室(32)の内圧よりも低い場合に前記吐出通路(105a)を閉じる機構(41、42)を備えることを特徴とする請求項6に記載の圧縮機。 - 前記上流側作動室(31)および前記下流側作動室(32)は、前記上流側作動室(31)の軸方向に隣り合って配置され、
前記吐出通路(105a)を閉じる機構は、前記回転部材(41、42)によって構成されていることを特徴とする請求項7に記載の圧縮機。 - 前記回転部材(41、42)は、前記内周面(102b、103b)に内接して回転するロータであり、
前記区画部材(43、44)は、前記ロータ(41、42)の外周面から出没して前記内周面(102b、103b)に当接するベーンであり、
前記吐出通路(105a)のうち前記上流側作動室(31)側の端部は、前記上流側作動室(31)を形成する前記ロータ(41)と重合し、
前記吐出通路(105a)のうち前記下流側作動室(32)側の端部は、前記下流側作動室(32)を形成する前記ロータ(42)と重合し、
前記上流側作動室(31)を形成する前記ロータ(41)には、前記吐出通路(105a)を前記上流側作動室(31)に連通させる上流側連通路(41b)が形成され、
前記下流側作動室(32)を形成する前記ロータ(42)には、前記吐出通路(105a)を前記下流側作動室(32)に連通させる下流側連通路(42b)が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の圧縮機。 - 前記上流側連通路(41b)は、前記上流側作動室(31)を形成する前記ロータ(41)のうち前記仕切り部材(105)側の端面に形成された溝で構成され、
前記下流側連通路(42b)は、前記下流側作動室(32)を形成する前記ロータ(42)のうち前記仕切り部材(105)側の端面に形成された溝で構成されていることを特徴とする請求項9に記載の圧縮機。 - 前記回転部材(41、42、81)は、前記内周面(102b、103b、503a)に内接して回転するロータであり、
前記区画部材(43、44、83)は、前記ロータ(41、42、91)の外周面から出没して前記内周面(102b、103b、503a)に当接するベーンであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の圧縮機。 - 前記内周面(102b、103b)は断面正円形状になっており、
前記回転部材(43、44)は、前記内周面(102b、103b)に対して偏心して回転するロータであることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1つに記載の圧縮機。 - 前記内周面(503a)は断面楕円形状になっており、
前記回転部材(81)は、前記内周面(503a)に対して同心的に回転するロータであることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1つに記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010269455A JP5527185B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010269455A JP5527185B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012117476A JP2012117476A (ja) | 2012-06-21 |
JP5527185B2 true JP5527185B2 (ja) | 2014-06-18 |
Family
ID=46500606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010269455A Expired - Fee Related JP5527185B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5527185B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6349248B2 (ja) | 2014-12-23 | 2018-06-27 | 株式会社Soken | シリンダ回転型圧縮機 |
JP2016186235A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | シリンダ回転型圧縮機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0235160B2 (ja) * | 1983-03-14 | 1990-08-08 | Nippon Jidosha Buhin Sogo Kenkyusho Kk | Kaitenatsushukuki |
JP2006002646A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
-
2010
- 2010-12-02 JP JP2010269455A patent/JP5527185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012117476A (ja) | 2012-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013145713A1 (ja) | 圧縮機 | |
WO2013172144A1 (ja) | 気体圧縮機 | |
JP4407771B2 (ja) | 回転式流体機械 | |
WO2014003060A1 (ja) | 回転型圧縮機 | |
JP5781019B2 (ja) | ロータリ式圧縮機 | |
WO2014196147A1 (ja) | 回転型圧縮機構 | |
US11300122B2 (en) | Vane rotary compressor | |
JP6302428B2 (ja) | シリンダ回転型圧縮機 | |
JP5527185B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP5338314B2 (ja) | 圧縮機および冷凍装置 | |
JP6409910B1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US8485805B2 (en) | Rotary compressor | |
WO2017213060A1 (ja) | 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置 | |
WO2016157688A1 (ja) | シリンダ回転型圧縮機 | |
JP5273085B2 (ja) | 圧縮機 | |
CN102052318A (zh) | 压缩机 | |
WO2016110982A1 (ja) | 多気筒密閉型圧縮機 | |
US10968911B2 (en) | Oscillating piston-type compressor | |
US8651841B2 (en) | Rotary compressor with improved connection | |
WO2018221416A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2015028313A (ja) | アキシャルベーン型圧縮機 | |
JP5921456B2 (ja) | ベーン型圧縮機 | |
JP5843729B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
KR102663577B1 (ko) | 전동압축기 | |
WO2017187816A1 (ja) | シリンダ回転型圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131022 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140331 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |