JP5526743B2 - インサート着脱式切削工具のヘッド部材およびインサート着脱式切削工具 - Google Patents

インサート着脱式切削工具のヘッド部材およびインサート着脱式切削工具 Download PDF

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Description

本発明は、切刃を有する切削インサートが着脱可能に取り付けられるインサート取付座が形成されて、ホルダの先端に装着されることによりインサート着脱式切削工具を構成するインサート着脱式切削工具のヘッド部材、およびかかるヘッド部材がホルダの先端に装着されて、被削材の端面溝入れ加工用に用いられるインサート着脱式切削工具に関するものである。
端面の溝入れ加工用に用いられるインサート着脱式切削工具として、切削インサートが着脱可能に取り付けられるヘッド部材本体に、切削インサートを上下方向から挟持して固定する上顎部と下顎部が設けられるとともに、互いに対向する上顎部の下面と下顎部の上面にそれぞれ切削インサート取付用のインサート取付座が設けられ、上顎部及び下顎部の先端側から見て左右の側面の一方に湾曲した凸状湾曲外側面が、また前記左右の側面の他方に湾曲した凹状湾曲内側面がそれぞれ設けられることで、上顎部及び下顎部が先端側から見て弓形に形成されたものが知られている。
そして、下記の特許文献1には、下顎部の凸上湾曲外側面とインサート取付座との間に平坦側面を形成し、インサート取付座近傍の局所的な剛性を上げたインサート着脱式切削工具が提案されている。
特開2007―168044号公報
ところで、前述した端面の溝入れ加工用に用いられるインサート着脱式切削工具にあっては、下顎部と上顎部とが弓形に形成されており、肉厚を十分確保することが難しく、剛性が不足するという問題があった。このため、必要な剛性を確保する目的から、下顎部と上顎部の肉厚をより厚くすることが要求されていた。
しかしながら、下顎部と上顎部の肉厚を厚くすると、それら下顎部及び上顎部の側面と切削インサートの切刃の左右の張り出し部分とのクリアランスが小さくなる。このようにクリアランスが小さくなると、クリアランス管理を厳格に行わなければならず、下顎部や上顎部の位置を高精度で測定する必要が生じていた。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであって、上顎部等の位置に対して高精度の測定が可能なインサート着脱式切削工具のヘッド部材およびインサート着脱式切削工具を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、以下の手段を提案している。
すなわち、本発明に係るインサート着脱式切削工具のヘッド部材は、切刃を有する切削インサートが着脱可能に取り付けられるインサート取付座がヘッド部材本体に形成されて、ホルダの先端に装着されることによりインサート着脱式切削工具を構成するインサート着脱式切削工具のヘッド部材であって、前記ヘッド部材本体には、前記切削インサートを上下方向から挟持して固定する上顎部と下顎部が設けられるとともに、前記上顎部の下面と前記下顎部の上面には、それぞれ前記インサート取付座が設けられ、前記上顎部及び前記下顎部の先端側から見て左右の側面の一方には湾曲した凸状湾曲外側面が、また前記左右の側面の他方には湾曲した凹状湾曲内側面がそれぞれ設けられ、前記上顎部の前記凹状湾曲内側面の下端には位置測定用の平坦側部が設けられていることを特徴とする。
前記のように構成されたインサート着脱式切削工具のヘッド部材によれば、上顎部の凹状湾曲内側面の下端に位置測定用の平坦側部が設けられているから、この平坦側部を利用することによって、上顎部の凹状湾曲内側面の下端の位置、つまり、切削インサートが取り付けられるインサート取付座の位置を正確に知ることができる。これにより、上顎部のインサート取付座の位置が許容寸法範囲内に製作できているか否かを容易に判断することができる。
ここでは、特に、平坦側部が上顎部の凹状湾曲内側面の下端に設けられており、切削インサートにおいて切刃は、通常上部に形成されている。このため、平坦側部が設けられる上顎部の凹状湾曲内側面の下端は、切刃の端部にごく近い位置となる。すなわち、上顎部の凹状湾曲内側面の下端に設けられた平坦側部の位置を測定することは、切削インサートの切刃のごく近傍位置を測定することとなり、被削材の切削に関して高精度の測定が可能となる。
また、インサート取付座に切削インサートを取り付けたときには、この取り付けた切削インサートの切刃の左右の張り出し部と上顎部の凹状湾曲内側面の下端に設けた平坦側部との間のクリアランスを正確に測定することができる。また、このクリアランスの値を基に、切削時において、上顎部が被削材と干渉するか否か、あるいは上顎部や下顎部についてその肉厚が所望どおりに形成されていて所定の剛性が確保できるか否かについて容易に判断することができる。
さらに、上顎部の凹状湾曲内側面は、インサート着脱式切削工具の構成部材や、被削材と干渉しにくい部分であり、端面の溝入れ加工後においても比較的傷や摩耗が生じにくい部分である。したがって、凸状湾曲外外面に設ける場合に比べ、測定基準面に用いて好適である。
また、前記下顎部の前記凸状湾曲外側面の上端にも位置測定用の平坦側部が設けられていることが好ましい。この場合、溝入れ加工時では、被削材が回転しているため、切削インサートの切刃により切削加工された被削材部分は続いて下顎部に近づく。このとき、下顎部の上端で被削材との干渉が問題になるのは、凸状湾曲外側面である。ここでは、切削時に問題になる下顎部の凸状湾曲外側面の上端に位置測定用の平坦側部を設け、この部分を測定しているので、切削時の被削材と下顎部との干渉を回避できるかどうかについて有効な情報を得ることができる。
また、前記下顎部の下端部には、位置測定用の平坦下面部と、前記凹状湾曲内側面側に位置測定用の平坦側部がそれぞれ設けられていることが好ましい。溝入れ加工時では、被削材が回転しているため、切削インサートの切刃により切削加工された被削材部分は続いて下顎部に近づく。このとき、下顎部の下端部と被削材との干渉が問題になる。ここでは、切削時に問題になる、下顎部の下端部に平坦下面部と平坦側部とを設け、この部分が測定可能であるから、下顎部の下端部の正確な位置を測定することができる。したがって、被削材と下顎部の下端部との干渉を回避できるか否かについて有効な情報を得ることができる。
また、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のインサート着脱式切削工具のヘッド部材が前記ホルダの先端に取り付けられていることが好ましい。この場合、上顎部等の位置に対して高精度の測定が可能なインサート着脱式切削工具が提供可能である。
本発明によれば、上顎部の位置やインサート取付座に取り付けた切削インサートと上顎部とのクリアランスに対して正確な測定が可能となり、ヘッド部材の上顎部等の位置が許容範囲内に製作できているか否かを容易に判断することができる。また、切削時において、切削インサートと上顎部あるいは下顎部とが干渉するか否か、また、上顎部や下顎部の肉厚が所望どおりに形成されていて所定の剛性が確保できるか否かについても容易に判断することができる。
本発明の一実施形態のヘッド部材を先端上方側かつ先端側から向かって右側から見た斜視図である。 図1に示す実施形態のヘッド部材を先端上方側かつ先端側から向かって左側から見た斜視図である。 図1に示す実施形態のヘッド部材を後端下方側かつ後端側から向かって右側から見た斜視図である。 図1に示すヘッド部材が装着される本発明の一実施形態のインサート着脱式切削工具を、先端上方側かつ先端側から向かって右側から見た分解斜視図である。 図1に示すヘッド部材が装着される本発明の一実施形態のインサート着脱式切削工具を、先端上方側かつ先端側から向かって左側から見た分解斜視図である。 図1に示すヘッド部材に切削インサートを組み付けた状態を表す斜視図である。 図6のVII矢視図である。 図6のVIII矢視図である。 本発明の作用を示す図である。 本発明の他の実施形態のヘッド部材を先端上方側かつ先端側から向かって左側から見た斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態のヘッド部材を先端上方側かつ先端側から向かって右側から見た斜視図である。
図1ないし図3は本発明のヘッド部材の一実施形態を示すものであり、図4ないし図8はこの実施形態のヘッド部材が装着された本発明のインサート着脱式切削工具の一実施形態を示すものである。
図1は本発明の一実施形態のヘッド部材を先端上方側かつ先端側から向かって右側から見た斜視図、図2は図1に示す実施形態のヘッド部材を先端上方側かつ先端側から向かって左側から見た斜視図、図3は図1に示す実施形態のヘッド部材を後端下方側かつ後端側から向かって右側から見た斜視図である。図4は図1に示すヘッド部材が装着される本発明の一実施形態のインサート着脱式切削工具を、先端上方側かつ先端側から向かって右側から見た分解斜視図、図5は図1に示すヘッド部材が装着される本発明の一実施形態のインサート着脱式切削工具を、先端上方側かつ先端側から向かって左側から見た分解斜視図、図6はヘッド部材に切削インサートを組み付けた状態を表す斜視図、図7は図6のVII矢視図、図8は図6のVIII矢視図である。
本実施形態のインサート着脱式切削工具は、回転する被削材に対して溝入れ加工を行うインサート着脱式の旋削工具(バイト)であって、工作機械の刃物台に保持される概略四角柱状をなすホルダ10と、このホルダ10の先端に装着される上記実施形態のヘッド部材30と、このヘッド部材30にクランプされる切削インサート50とを備えている。
ホルダ10は鋼材等により形成されて、互いに対向する上面11および下面12と一対の側面13A、13Bとを有する概略正四角柱状をなしており、その後端側(図4において右上側、図5において左上側)が上記正四角柱の中心軸線Oに沿って延びるシャンク部14とされるとともに、ホルダ10の先端側(図4において左下側、図5において右下側)には、ホルダ10の上面11から上方に向けて突出した突出部15が形成され、この突出部15が形成されたホルダ10の先端部に上記ヘッド部材30を装着するための装着部16が設けられている。
この装着部16は、ホルダ10の先端面と先端部の一方の側面13A側の部分とを切り欠くように凹状に形成されたものであって、ホルダ10の一方の側面13Aと平行に延びる平面状をなす第1受け面17と、この第1受け面17と直交する方向に延びるとともに軸線Oと直交する平面状をなしてホルダ10の先端側を向く第2受け面18と、これら第1、第2受け面17,18と直交する方向に延びる上向きの平面状をなす第3受け面19とを備えている。
このうち第1受け面17は、一方の側面13Aから他方の側面13B側に凹んで上記突出部15の上端にまで延びるように形成されている。そして、この第1受け面17には、本実施形態では3つの第1固定ネジ孔20A〜20Cが、それぞれ当該第1受け面17に直交する方向に穿設されて、また互いには軸線O方向に並ぶように、すなわちホルダ10の前後方向に並ぶようにして、図4に示すように上下に扁平した上向きに凸となる不等辺三角形の各頂点の位置に開口するように形成されている。
また、第2受け面18は、第1受け面17の軸線O方向先端側に面取り部を介して直交する方向に配置されており、上記突出部15の先端面よりも後端側に凹むようにして、先端側から見てL字状をなすように形成されている。この第2受け面18には、やはり当該第2受け面18に直交する方向に穿設された2つの第2固定ネジ孔21A、21Bが、軸線Oと直交して第1受け面17と平行に延びる方向に並ぶように、すなわち、本実施形態ではホルダ10の上下方向に並んで開口している。
さらに、第3受け面19は、他方の側面13B側に凹んだ第1受け面17とホルダ10先端部の一方の側面13A側を向く側面との間に配置され、第1受け面17に直交して軸線Oと平行に延びるように形成されており、この第3受け面19はその先端側で上記第2受け面18と面取り部を介して直交する方向に延びている。なお、凹状をなす装着部16は、その後端側が上記一方の側面13Aに対向する方向から見て先端側に開口する「コ」字状に形成されており、第1、第3受け面17,19はこの後端側の部分にまで延設されていて、上記第1固定ネジ孔20A〜20Cのうち最も後端側の第1固定ネジ孔20Cはこの後端側の部分に穿設されている。
また、上記第1固定ネジ孔20A〜20Cのうち最も先端側の第1固定ネジ孔20Aと上記第2固定ネジ孔21A、21Bは、軸線Oに直交して第1受け面17と平行に延びる方向、すなわち本実施形態では上下方向において、それぞれ異なる位置となるように配置されている。本実施形態では、図4に示すように上下に配置された2つの第2固定ネジ孔21A、21Bの間に、先端側の上記第1固定ネジ孔20Aが配置されている。
また、突出部15には、その上端部から下方に向けて、軸線Oと直交する平面内において下方に向かうに従い上記第1受け面17に対して所定の角度で離間するように傾斜するクランプネジ孔22が穿設されている。このクランプネジ孔22の上端開口部の周りには、該クランプネジ孔22よりも大きく開口した段付の凹部23が形成されており、この凹部23の一方の側面13A側は第1受け面17の上端部と交差して該第1受け面17に開口されている。さらに、この凹部23の段付き面24は、クランプネジ孔22の中心線に垂直とされ、一方の側面13Aに向かうに従い漸次下方へと後退するように第1受け面17に対して鈍角をなして傾斜させられている。
このようなホルダ10の装着部16に装着される本実施形態のヘッド部材30は、鋼材に切削加工を施されて一体に形成されたヘッド部材本体30Aにより構成されている。このヘッド部材本体30Aは、先端側の顎部(図1において左側の部分)に対して肉厚とされた後端部31と、後端部31の前端において前側から見て左側方へ突出する突壁部32と、前端側の互いに対をなす上側の上顎部33および下側の下顎部34からなる顎部を備える。
後端部31においては、ホルダ10に取り付けられた取付状態において該ホルダ10の上記一方の側面13Aと同じ側を向くヘッド部材本体30Aの一方の側面(図1において右側の側面)31Aと、これとは反対の他方の側面(図2において左側の側面)31Bとが平行に配置されている。また、後端部31の下端面31Cは、一方の側面および他方の側面に直交しかつ上記取付状態において軸線Oに平行となるように配置されている。また、このヘッド部材本体30Aでは、前記一方の側面31Aにおける上顎部33および下顎部34の後方へのせり出し位置Zが、他方の側面31Bの前端よりも後方となるように設定されている。
前記突壁部32はヘッド部材本体30Aと一体に形成されている。突壁部32の後端側を向く背面32Aは、上記取付状態において軸線Oに垂直な方向に延びるようにされている。なお、突壁部32を除いたヘッド部材本体30Aの後端部における他方の側面31Bは、上記上下面視において平面状とされている。
一方、ヘッド部材本体30Aの先端部には、取付状態においてホルダ10の上記一方の側面13Aに沿うように先端側に向けて延びる、上顎部33および下顎部34からなる顎部が形成されている。顎部は、切削インサート50を上下方向から挟持して固定するものである。上顎部33には切削インサート50を上方から押圧する押圧面33Aが設けられるとともに、下顎部34には上記押圧面33Aと対向配置される台座面34Aが設けられており、本実施形態ではこれら押圧面33Aと台座面34Aとによって、図1に示すような先端側に開口する凹状をなすインサート取付座35が形成されている。なお、図7にも示すように先端側から見て、台座面34Aは上方に向けて凸となる逆凸V字状をなし、押圧面33Aは下方に向けて凸となる凸V字状をなしている。
上顎部33及び下顎部34の先端側から見て左右の側面の一方には湾曲した凸状湾曲外側面33B、34Bが、左右の側面の他方には湾曲した凹状湾曲内側面33C,34Cがそれぞれ設けられている。そして、凸状湾曲外側面33B、34Bおよび凹状湾曲内側面33C,34Cによって、上顎部33及び下顎部34は、先端側から見て連続する弓形に形成されている。
上顎部33は、図8にも示すように側方から見て、前端が上方に向かうに従い漸次後方へ後退するように傾斜して形成されている。また、上顎部33の後端は、上方に向かうに従い若干前方へ前進するように傾斜して形成されている。一方、下顎部34の前端は、下方にも向かうに従い漸次後方へ後退するように円弧状に形成されている。また、下顎部34の後端は、下方に向かうに従い若干前方へ前進するように円弧状に形成されている。
上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端には位置測定用(以下、位置測定用を単に測定用と略す。)の平坦側部33CAが形成されている。この平坦側部33CAは、後端部の側面31Bに平行となるように形成されている。また、平坦側部33CAの幅寸法Xaは測定に支障のない値、例えば0.5mm〜5.0mmの範囲に設定されている。
一方、下顎部34の凸状湾曲外側面34Bの上端には測定用の平坦側部34BAが形成されている。この平坦側部34BAは、前記平坦側部33CAと同様に、前記後端部の側面31Bに平行となるように形成されている。また、平坦側部34BAの幅寸法Xbも、前記平坦側部33CAと同様に、例えば0.5mm〜5.0mmの範囲に設定されている。
さらに、図7、図9に示すように、下顎部34の下端部には、後端部の下端面31Cに略平行な測定用の平坦下面部34BBと、後端部の下端面31Cに略直交する測定用の平坦側部34BCがそれぞれ形成されている。具体的には、平坦下面部34BBは、図9において先端から左方に向かうに従い、後端部の下端面31Cを基準平面として0.5°〜5°の傾斜角θaをもって後退するように形成されている。また、平坦側面34BCは、図9において先端から上方に向かうに従い、前記下端面31Cに直交する基準立面から0.5°〜5°の傾斜角θbをもって上方側が左方に傾くように形成されている。なお、これら平坦下面部34BBおよび平坦側部34BCの幅寸法は、例えば0.3mm〜6.0mmの範囲に設定されている。
前記押圧面33Aと台座面34Aとの間の後端側の、インサート取付座35の奥には、その台座面34A側に上記取付状態において軸線Oに垂直に先端側を向く当接面37が形成されている。また、この当接面37と押圧面33Aとの間からは、ヘッド部材本体30Aの上記後端部31と顎部との重なった部分を、側面31A、31Bに垂直に貫通し、軸線Oに平行にさらに後端側に向けて延びるスリット38が形成され、上顎部33は、このスリット38後端の下顎部34との接続部39を支点として下顎部34側に向けて撓むように弾性変形可能とされている。
スリット38の前端には、上顎部33側に円弧状の切欠38Aが、また下顎部34側に円弧状の切欠38Bがそれぞれ形成されていて、切刃インサートが挿入してクランプされる際に、切削インサート50の後端角部が干渉しないようになっている。
さらにまた、上記下顎部34は、図1および図2に示すように上顎部33よりも先端側に突出するとともに、その下端が、ヘッド部材本体30Aの上記後端部における下端面31Cよりも下方かつ突壁部32の下端よりも上方に位置して該突壁部32とつながっている。なお、この後端部における下端面31Cは側面31A、31Bに垂直な平面状とされて、上記取付状態において軸線Oに平行に延設されている。
このようなヘッド部材30は、そのヘッド部材本体30Aの上記後端部をホルダ10先端の凹状の装着部16に装入させ、この後端部の上記他方の側面31Bを装着部16の第1受け面17に、突壁部32の上記背面32Aを第2受け面18に、後端部の上記下端面31Cを第3受け面19にそれぞれ密着させるようにして着座させられる。ここで、このヘッド部材本体30Aの後端部と上記突壁部32とには、こうしてヘッド部材30が着座させられた状態で、上記第1固定ネジ孔20A〜20Cおよび第2固定ネジ孔21A、21Bに対応する位置に、それぞれ3つの第1挿通孔40A〜40Cと2つの第2挿通孔41A、41Bとが形成されている。
これら第1、第2挿通孔40A〜40C、41A、41Bは、それぞれ上記後端部および突壁部32を貫通するように形成された断面円形のものであって、ただしその孔底側は後述する固定ネジ42の頭部裏面が当接するように縮径させられている。また、上述のようにヘッド部材30が装着部16に着座させられた状態で、第1挿通孔40A〜40Cはその中心が第1固定ネジ孔20A〜20Cの中心に対し、第3受け面19から離間して第2受け面18側に接近するようにホルダ10の先端側かつ上方側に斜めに僅かに偏心させられ、第2挿通孔41A、41Bの中心は第2固定ネジ孔21A、21Bの中心に対し、ホルダ10の下面12から離間して第1受け面17に接近するように一方の側面13A側かつ上方側に斜めに僅かに偏心させられている。
従って、こうして着座した状態で、図4および図5に示すように第1、第2挿通孔40A〜40C、41A、41Bに固定ネジ42を挿通して、第1、第2固定ネジ孔20A〜20C、21A、21Bにねじ込むことにより、ヘッド部材30は、そのヘッド部材本体30Aの後端部の上記他方の側面31Bが第1受け面17に押し付けられるとともに、突壁部32の背面32Aが第2受け面18に押し付けられ、さらに後端部の下端面31Cが第3受け面19に押し付けられて固定され、上記取付状態のように装着部16に取り付けられる。
すなわち、このヘッド部材30では、互いに直交する後端部の他方の側面31B、突壁部の背面32Aおよび後端部の下端面31Cが、当該ヘッド部材30をホルダ10の装着部16へ取り付ける際にホルダの第1〜第3受け面17,18,19にそれぞれ当接される当接基準面(当接側面、当接側面、当接下面)となる。
なお、ヘッド部材本体30Aの後端部31の後端面31Dは側面31A、31Bに垂直とされて、上記一方の側面31Aに対向する側面視において図3に示すように後端側に向けて階段状をなしつつ下端面31C側に向かうように形成されており、このうち最も後端側の段部と下端面31Cとにより形成される方形状の凸部が、装着部16後端側の上述した先端側に開口する「コ」字状の部分に収容され、この凸部に第1挿通孔40A〜40Cのうち最後端の第1挿通孔40Cが形成されている。ただし、この後端面31Dは、上記取付状態において装着部16の先端側を向く壁面とは接触しないように間隔があけられている。また、最先端の第1挿通孔40Aは、3つの挿通孔40A〜40Cのうち最も下端面31C側にあって、突壁部32の上記背面32A寄りに開口させられている。
さらに、これらの第1挿通孔40A、40Cの間にあって3つの第1挿通孔40A〜40Cのうち最も上顎部33側に位置する第1挿通孔40Bは、上記側面視において上記凸部より1つ先端上側の段部の内側に形成されて、最先端の第1挿通孔40Aとの間隔が最後端の第1挿通孔40Cとの間隔よりも大きくされている。また、同側面視においてこの第1挿通孔40Bの一方の側面31A側の開口部は、その上縁部が上記スリット38の下側面の延長線と接するか、または交差するように配置されている。
一方、このスリット38の後端部は、図2、図3に示すように後端側に向かうに従い上方の上顎部33側に膨らむ大径円弧部38Cとされており、この大径円弧部38Cの後部側が上記接続部39とされている。
ここで、この接続部39は、上記第1挿通孔40Bが形成された段部の先端上側の角隅部近傍にあって、この第1挿通孔40Bの前上方に位置し、本実施形態では上顎部33の上記押圧面33Aの後端側への延長線上か、それよりもやや低い位置に配置されている。なお、この大径円弧部38Cにおける上記円弧の径方向の幅は軸線Oに平行に延びるスリット38の幅より大に設定されている。
また、上顎部33には、その上面と上記他方の側面31Bとに開口する座ぐり部43が上記接続部39よりも先端側に形成されており、この座ぐり部43は、上記取付状態においてホルダ10の突出部15上面に開口する凹部23と連通して、クランプネジ孔22の中心線を中心とした断面円形をなすように傾斜して形成されている。さらに、この座ぐり部43の底面43Aは、図2、図3に示すように円弧状に形成され、ヘッド部材本体30Aの一方の側面31A側と後端側とに向かうに従い漸次下方へと後退するようにして他方の側面31Bに鋭角をなして傾斜させられて、上記取付状態においてクランプネジ孔22の中心線方向を向いて凹部23の段付き面24より一段突出するように配置される。
このようなヘッド部材30のインサート取付座35に取り付けられる溝入れ加工用の切削インサート50は、超硬合金等の硬質材料により外形が断面略方形の角棒状に形成されたインサート本体51を備え、ただしその下面と上面中央部とは断面凹V字状に形成されて、断面凸V字状をなす押圧面33Aおよび台座面34Aに互いのV字の二等分線を一致させるようにして当接可能とされている。また、上面の両端部には、中央部よりも一段後退した位置にそれぞれすくい面が形成され、これらのすくい面の両端縁部に溝入れ加工や突っ切り加工に使用される切刃52が形成されている。
このような切削インサート50は、上記取付状態とされたヘッド部材30に対し、その1つの切刃52を先端側に向けるとともに凹V字状の下面と上面中央部とを台座面34Aと押圧面33Aとに対向させるようにして、先端側からインサート取付座35に挿入され、後端側を向くインサート本体51の端面が上記当接面37に当接したところで、軸線O方向に位置決めされる。
そして、さらに図4および図5に示すようにホルダ10の突出部15に穿設されたクランプネジ孔22にクランプネジ47をねじ込むことにより、このクランプネジ47の頭部によってヘッド部材本体30Aの座ぐり部43の底面43Aが押し付けられて、上顎部33が接続部39を支点として下顎部34側に撓むように弾性変形させられ、その押圧面33Aがインサート本体51を台座面34A側に押圧して切削インサート50がクランプされて、本実施形態のインサート着脱式切削工具が構成される。
前記のように構成されたインサート着脱式切削工具のヘッド部材30によれば、上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端に測定用の平坦側部33CAが設けられており、当該ヘッド部材30への加工が終った時点で、図9に示すように、測定用の平坦側部33CAを利用し、図示せぬ測定用の治具によって、測定基準面となる前記後端部の他方の側面31Bから測定用の平坦側部33CAまでの距離Laがどの程度であるかを測定することによって、上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端の位置、つまり、切削インサート50が取り付けられるインサート取付座35の位置を正確に知ることができる。
そして、この測定した値に基づき、上顎部33のインサート取付座35の位置が許容寸法範囲内に製作できているか否かを判断することができる。
ここでは、特に、平坦側部33CAが上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端に設けられており、切削インサート50において切刃52は、通常上部に形成されている。このため、平坦側部33CAが設けられる上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端は、切刃52の端部にごく近い位置となる。すなわち、上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端に設けられた平坦側部33CAの位置を測定することは、切削インサート50の切刃52のごく近傍位置を測定することとなり、被削材の切削に関して高精度の測定が可能となる。
また、前記ヘッド部材30では、下顎部34の凸状湾曲外側面34Bの上端にも測定用の平坦側部34BAが設けられており、この測定用の平坦側部34BAを利用することにより、図示せぬ測定用の治具を用いて、測定基準面となる前記後端部の他方の側面31Bから測定用の平坦側部34BAまでの距離Lbがどの程度であるかを測定することによって、下顎部34の凸状湾曲内側面34Bの上端の位置、つまり、切削インサート50が取り付けられる台座面34Aの側方縁部の位置を正確に知ることができる。
そして、この測定した値に基づき、下顎部34のインサート取付座35の位置が許容寸法範囲内に製作できているか否かを判断することができる。
さらに、前記ヘッド部材30では、下顎部34の下端部に測定用の平坦下面部34BBと測定用の平坦側部34BCがそれぞれ設けられており、これら平坦下面部34BBおよび平坦側部34BCを利用することにより、図示せぬ測定用の治具を用いて、測定基準面となる前記後端部の下端面31Cから測定用の平坦下面部34BBまでの距離Haがどの程度であるか、また、測定基準面となる前記後端部の側面31Bから測定用の平坦側面34BCまでの距離Lcがどの程度であるかを測定することによって、下顎部の下端部の正確な位置を測定することができる。
そして、この測定した値に基づき、下顎部34のインサート取付座35の位置が許容寸法範囲内に製作できているか否かを判断することができる。
なお、溝入れ加工時では、図9中白抜き矢印で示すように、被削材Wが回転しているため、切削インサート50の切刃52により切削加工された被削材部分は続いて下顎部34に近づく。したがって、下顎部34の下端部の正確な位置を測定することは、下顎部34の下端部が被削材に干渉するか否かを判断する上で極めて重要である。
また、インサート取付座35に切削インサート50を取り付けたときには、前記測定用の平坦側部33CAを利用することにより、取り付けた切削インサート50の切刃52の左右の張り出し部と上顎部33の凹状湾曲内側面33Cの下端の平坦側部33CAとの間のクリアランスCaを測定することができる。このクリアランスCaの値を基に、切削時において、上顎部33が被削材と干渉するか否か、あるいは上顎部33についてその肉厚が所望どおりに形成されていて所定の剛性が確保できるか否かについて有効な情報を得ることができる。
また、下顎部34に設けた前記測定用の平坦側部33BAを利用することにより、取り付けた切削インサート50の切刃52の左右の張り出し部と下顎部34の凸状湾曲内側面34Bの上端の平坦側部34BAとの間のクリアランスCbを測定することができる。このクリアランスCbの値を基に、切削時において、下顎部34が被削材に最も近づくクリアランスCがいかほどか、下顎部34が被削材と干渉するか否か、あるいは下顎部34についてその肉厚が所望どおりに形成されていて所定の剛性が確保できるか否かについて有効な情報を得ることができる。
さらに、下顎部34の前記測定用の平坦下面部34BBを利用することにより、取り付けた切削インサート50の切刃52から平坦下面部34BBまでの距離Hbがどの程度かを正確に測定することができる。この値を基に、切削時において、下顎部34の下端部が被削材と干渉するか否かについて有効な情報を得ることができる。
尚、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、本実施形態では、ホルダの先端に装着されるヘッド部材として、所定形状の鋼材から切削加工を施して形成することにより得られた例を挙げて説明したが、これに限られることなく、ヘッド部材を、図10に示すように、鋼材の原料微粉末と樹脂等のバインダーを混練して流動性を持たせた素材を、ヘッド部材本体の形状を反転させた分割金型内に射出成形した後、加熱によりバインダーを除去して原料微粉末を焼結する、MIM(Metal Injection Molding)法によって製造することもできる。
図10示す例では、ヘッド部材60の後端部61に多数の凹所62を備えており、この凹所62が、周回りに連続した内壁面63と、この内壁面63にその全周に亙って連なる底面64とを有するものであるので、凹所62とヘッド部材本体の上面や後端面、下端面31Cとの間に、該凹所62の底面に対して屹立、突出するリブ状部65が形成される。そして、溝入れ・突っ切り加工の際に切削インサートの先端側に向けられた切刃からインサート本体に発生した振動は、ヘッド部材からホルダに伝播するときにこのような複数のリブ状部65を介して分散させられることになり、このため振動が直接ホルダに伝播することがなくなってビビリ振動等が発生するのを抑制することができる。また、この凹所62によってヘッド部材本体の軽量化を図ることができるので、振動自体が減衰し易く、これによってもビビリ振動の発生を抑えることが可能となる。
なお、このヘッド部材60にも、測定用の平坦側部33CA、34BAがそれぞれ形成されている。
また、図11に示すヘッド部材70では、上顎部71の前端部分を大きく切欠くことによって側面視凹曲状部72が形成され、これにより、上顎部71の上部前端が座ぐり部43の近傍まで至るように後退している。これにより、切削時において、切削インサートの前端上部に大きなスペースを確保することができ、このスペースを利用して切屑の良好な排出性を確保することができる。
なお、このヘッド部材70にも、測定用の平坦側部33CA、34BCがそれぞれ形成されている。
10 ホルダ10
16 装着部16
30,60,70 ヘッド部材
30A ヘッド部材本体
31 後端部
31B 側面(当接側面)
31C 下端面
32 突壁部
32A 背面
33 上顎部
33A 押圧面
33B、34B 凸状湾曲外側面
33C,34C 凹状湾曲内側面
33CA 測定用の平坦側部
34 下顎部
34A 台座面
34BA 測定用の平坦側部
34BB 測定用の平坦下面部
34BC 測定用の平坦側部
35 インサート取付座
50 切削インサート
52 切刃

Claims (4)

  1. 切刃を有する切削インサートが着脱可能に取り付けられるインサート取付座がヘッド部材本体に形成されて、ホルダの先端に装着されることによりインサート着脱式切削工具を構成するインサート着脱式切削工具のヘッド部材であって、
    前記ヘッド部材本体には、前記切削インサートを上下方向から挟持して固定する上顎部と下顎部が設けられるとともに、前記上顎部の下面と前記下顎部の上面には、それぞれ前記インサート取付座が設けられ、
    前記上顎部及び前記下顎部の先端側から見て左右の側面の一方には湾曲した凸状湾曲外側面が、また前記左右の側面の他方には湾曲した凹状湾曲内側面がそれぞれ設けられ、
    前記上顎部の前記凹状湾曲内側面の下端には位置測定用の平坦側部が設けられていることを特徴とするインサート着脱式切削工具のヘッド部材。
  2. 請求項1に記載のインサート着脱式切削工具のヘッド部材であって、
    前記下顎部の前記凸状湾曲外側面の上端には位置測定用の平坦側部が設けられていることを特徴とするインサート着脱式切削工具のヘッド部材。
  3. 請求項1または2に記載のインサート着脱式切削工具のヘッド部材であって、
    前記下顎部の下端部には、位置測定用の平坦下面部と、前記凹状湾曲内側面側に位置測定用の平坦側部がそれぞれ設けられていることを特徴とするインサート着脱式切削工具のヘッド部材。
  4. 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のインサート着脱式切削工具のヘッド部材が前記ホルダの先端に取り付けられていることを特徴とするインサート着脱式切削工具。
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