JP5524812B2 - コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 - Google Patents
コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5524812B2 JP5524812B2 JP2010259625A JP2010259625A JP5524812B2 JP 5524812 B2 JP5524812 B2 JP 5524812B2 JP 2010259625 A JP2010259625 A JP 2010259625A JP 2010259625 A JP2010259625 A JP 2010259625A JP 5524812 B2 JP5524812 B2 JP 5524812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agent
- ligand
- signal
- binding
- colloidal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y15/00—Nanotechnology for interacting, sensing or actuating, e.g. quantum dots as markers in protein assays or molecular motors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y5/00—Nanobiotechnology or nanomedicine, e.g. protein engineering or drug delivery
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/543—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
- G01N33/54366—Apparatus specially adapted for solid-phase testing
- G01N33/54373—Apparatus specially adapted for solid-phase testing involving physiochemical end-point determination, e.g. wave-guides, FETS, gratings
- G01N33/5438—Electrodes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2610/00—Assays involving self-assembled monolayers [SAMs]
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2800/00—Detection or diagnosis of diseases
- G01N2800/52—Predicting or monitoring the response to treatment, e.g. for selection of therapy based on assay results in personalised medicine; Prognosis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Immunology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Hematology (AREA)
- Pathology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Description
本発明は、概して、化学物質および生化学的物質および検出方法、より詳しくは、コロイドが、電極、ビーズまたは細胞のような非コロイド構造に結合する技術、および多重シグナルが単一の結合結果を示す技術に関する。薬物スクリーニングを含めた技術は、本発明によって容易にされる。
薬物発見は、生理学的条件下における標的受容体との相互作用に関して多数の候補化合物をスクリーニングすることによって容易にされる。特に重要なのは、細胞表面受容体である。腫瘍発生を促進する生体分子相互作用の多くは、細胞内および細胞間両方のシグナリングを媒介する細胞表面タンパク質を必要とする。“腫瘍マーカー”は、悪性状態への形質転換の結果として独占的に発現されるかまたは過発現される細胞の表面上の分子である。これらマーカーのいくつかは、組織に浸潤し且つ転移を特徴とする攻撃的な成長経過を示す腫瘍の能力と相関している(これら腫瘍は、概して、患者にとって思わしくない結果と関係している)。例えば、細胞表面受容体αVβ3と細胞接着分子ビトロネクチンとの相互作用は、血管形成に関係している。J.Varner ら,“Integrins and cancer.”Curr
Opin Cell Biol. 8:724(1996);B.Vailhe ら,“In vitro angiogenesis is modulated by the mechanical properties of fibrin gels and is related to a αVβ3 integrin localization,”In Vitro Cell Dev Biol Anim., 33:763(1977);M.Horton,“The αVβ3 integrin 'vitronctin receptor',”Int J Biochem Cell Biol, 29:721(1997) を参
照されたい。実際に、黒色腫細胞上のこの受容体の増加した濃度は、思わしくない予後と相関している。もう一つの例は、MUC−1抗原であり、この抗原は、乳癌、前立腺癌、肺癌および卵巣癌で過発現される。
本発明は、薬物スクリーニングに有用な技術を含めた、化学的または生物学的種間相互作用を監視する(検出する)種々の新規な方法、組成物および種、および製品を提供する。
の相互作用の確認を助けるものとしてコロイド粒子と相互作用しうる。それらコロイド粒子は、ビーズを“装飾し”、特定の種/種相互作用の指標としてそれらを目視によって確認可能にすることができ、粒子の確認が電子または他の手段等によって行われうる場合の表面にコロイド粒子を補充するのに用いることができる。電極のような非コロイド構造は、コロイド粒子またはコロイド粒子上に固定される種と作用して、具体的な検定結果を示すことができる。細胞のような非コロイド構造は、コロイド構造と相互作用して、コロイド粒子が有する種への細胞の結合を示すことができる。コロイド粒子および非コロイド構造を必要とするこれらおよび他の技術の利点は、次の説明からなお一層明らかになるであろう。
る。この場合、その流体は、トンネル等による電子的連通が起こりうる表面に接触することによってまたはその表面に充分に近接した状態になることによってその表面と電気的に連通する。次の説明から分かるように、本発明のこの態様は、本発明の他の技術と一緒に、極めて有用でありうる。
不均質導電層、または流体/表面電気連絡を促進する欠陥をもちうる不均質層の好ましい態様において、2タイプの分子を金属表面に付着させる:1)アルキルチオールスペーサー分子(非特異的吸着を阻止するために、エチレングリコール単位またはメチルを末端基とする)を用いてローン(lawn)を形成する;および2)導電種または欠陥形成種。導電種は後記の実験で容易に同定できる。1態様において、導電種は少なくとも1つの環構造を含む(たとえばベンゼン環、ピリミジン環など)。他の態様においては、導電種は環構造を含まず、−O−、−OH−、−NH2−およびSHから選択される基を含む。
含む。そのようなアッセイにおいては、リガンドと細胞由来分子(たとえば細胞表面受容体)の相互作用によりコロイド−−および電気活性分子−−は金属表面近くへ運ばれ、このリガンド相互作用を電気検出することができる。
とにより同定できる。結合パートナーの一方を検出領域に閉じ込めて他方の結合パートナーを捕獲させることにより、あるいは結合した複合体を結合していない結合パートナーから識別する特徴を利用することにより、あるいは捕獲可能な要素を結合パートナーまたはそれが結合している固体支持体の一方に付着させることにより、相互作用パートナーを検出装置に導入する。本発明の他の利点、新規性および目的は、以下の本発明の詳細な説明を添付の図面と合わせて考慮すると明らかになるであろう。図面は模式図であり、現尺で描いたものではない。図面中、各種図面に描いた同一またはほぼ同一の構成要素は単一数字で表される。明確にするために、各図にすべての構成要素を表示したわけでなく、各態様において当業者に本発明を理解させるために説明が必要ではない構成要素は表示しなかった。
用要素は簡単に検出ができるいかなる荷電、電気活性な種又は蛍光タグに成り得る。
きる。
力(flow force)下で、電子シグナルは、SAM固定リガンドと相互作用する細胞表面受容体の数に比例すべきである。流動速度の関数としての細胞移動速度は、細胞表面上の細胞接着分子に対する受容体の密度を示す。
広範囲に重要であると思われる。これらの細胞相互作用は転移及び脈管形成の仲介者であるように思われる。
,Zhou G.,Iui KD.,Sun HC,Chen YH,Tang
ZY及びSchroder CH,1997,123巻(11−12)609−13に見出すことができる。
きる。
するべきである。よって、第2結合パートナーは、同じ表面上にリガンド及び電気活性を提示する、コロイド、リポソーム、又はポリスチレンビーズであってもよい。
るいは、種30及び36は、順に標的及び標的のリガンドとなり得、この技術はリガンドの標的への結合を阻害するための候補薬物の存在下、30を36へしっかり結びつけることができるよう、コロイド32及びマグネチックビーズ38を近接するようにもたらすことを含みうる。以下に見られるように、この技術は種々の非コロイド状構造とコロイドの相互作用に適用することができる。
組織スライスを細胞由来の蛋白質として用いてもよい。組織スライスは、透析膜に付着させ、次いで、細胞由来蛋白質に結合する金属含有化合物を有するコロイド、デンドリマーまたはポリマーに結合するリガンドとインキュベートする。次いで組織スライスを裏返し、組織が付着した側を電極に近づけて、電気的または電気化学的に分析する。その代わりに、組織スライスは、透析膜に付着した結合パートナーとの相互作用により透析膜に付着させるか、またはSAMコート電極中の結合リガンドとの相互作用により電極に結合させることもできる。組織スライスは、結合リガンドを特殊なパターンで透析膜に埋め込むことにより、透析膜に繋ぎ止めることもできる。
コロイド構造への結びつきの決定は、磁気ビーズを電極へ引き寄せ、コロイド粒子も電極の近くに存在するか、あるいは結合していないかを決定することによって行う。具体的には、2種の成分を共に溶液中でインキュベートし、得られた複合体を電極に磁気的に誘引させる。次いで、電極をAlternating Current Voltammetry(ACV)(Laviron E:J.Electro Anal Chem.,1979,10:35)によって分析する。電流を、実時間でボルト数の関数としてプロットする。第1成分状の電気シグナル部分が電極の非常に近くまで引かれる場合、特徴のある電位において特有の電流ピークが生じるであろう。2種のタンパク質が互いに相互作用する場合、磁気粒子が検出電極に誘引されると、それはシグナル能力を伴うコロイド粒子も運ぶであろう。第1の成分は小さな金のコロイドであるので、コロイド粒子上の第1種及び磁気粒子に結合した第2種の相互作用を介して検出電極に特異的に補充されない限り、懸濁(液)中に留まるであろう。第1種と第2種間の相互作用を介してシグナル粒子が磁気粒子に結合された場合にのみ、電気シグナルが発生するであろう。この態様において、コロイド粒子はフェロセンによって例示されるような、補助的なシグナル実体を含む。後述される他の態様において、コロイド粒子自体がシグナル実体であり、補充的実体は要求されない。
化学) のために、カルボキシル基を取り込むSAMSもまた使用できる。この技術はモジュラーである。現実に、任意の生物学的な成分を、シグナル体を有するコロイド上に不動化できる。容易に微小電極列上に複合体化できるので、この技術は、経済的な複合体化技術である。
組織スライスを細胞由来の蛋白質として用いてもよい。組織スライスは、透析膜に付着させ、次いで、細胞由来蛋白質に結合する金属含有化合物を有するコロイド、デンドリマーまたはポリマーに結合するリガンドとインキュベートする。次いで組織スライスを裏返し、組織が付着した側を電極に近づけて、電気的または電気化学的に分析する。その代わりに、組織スライスは、透析膜に付着した結合パートナーとの相互作用により透析膜に付着させるか、またはSAMコート電極中の結合リガンドとの相互作用により電極に結合させることもできる。組織スライスは、結合リガンドを特殊なパターンで透析膜に埋め込むことにより、透析膜に繋ぎ止めることもできる。
しかし、結合パートナーの1つが分析溶液よりも高密度である結果として複合体が重力によって沈降するならば、簡単に重力によっても検出系への補充を行うことができる。インキュベーション段階中に早期沈降を避けるために機械的混合を行うことができる。
できる。或いは、金属結合タグ/金属/キレート結合を介してコロイドに抗体を直接取り付けることもでき、この場合には、金属結合タグが抗体に結合する。ヒスチジン・タグを抗体に結合させる方法は“卵巣癌関連抗原CA125に対する196−14抗体からの単鎖Fvの構築”,Hashimoto,Y.,Tanigawa,K.,Nakashima,M.,Sonoda,K.,Ueda,T.,Watanabe,T.,及びImoto,T.:1999、Biological and Pharnaceutical Bulletin,22巻;(10)1068−1072;“大きい非免疫化ファージ・ディスプレイ・ライブラリーから単離されたナノモル未満のアフィニティを有するヒト抗体”,Vaughan,T.J.,Williams,A.J.,Pritchard,K.,Osbourn,J.K.,Pope,A.R.,Earnshaw,J.C.等,1996,Nature Biotechnology 14巻(3)267頁;“E coliにおける単鎖抗−HBx抗体の単離と精製”
,Zhou G.,Iui KD.,Sun HC,Chen YH,Tang ZY及びSchroder CH,1997,123巻(11−12)609−13に見出すことができる。
るHis−タグ付きペプチドを、NTA基とフェロセン部分の両方を提示するSAMを有するコロイドに取り付ける。このバイオスペシフィック・シグナリングコロイドを次にHUVEC細胞及び薬物候補と共にインキュベートする。HUVEC細胞は電極上で増殖することができる。しかし、細胞が溶液中又は懸濁液中にある場合には、細胞をセンシング電極に対して電気泳動させるか又は磁気的に引き付けて、ACVによって分析することができる。バイオスペシフィック・コロイドを対照細胞とではなくHUVEC細胞とインキュベートする場合には、電流ピークが生じる。薬物候補がαVβ3−RGD配列相互作用を妨害する場合には、シグナル損失が生じる。
剤物質より成る粒子上に形成可能である。鉄または磁鉄鉱コアをもつコロイドは、金コート後、生体特異性SAMsで誘導化してもよい。あるいは、リポソーム様粒子は、金属コントラスト剤が「コア」を形成し、生体特異性リガンドが溶剤へ露呈するように、キレート基で終端する脂質鎖から形成されてもよい。あるいは、当該コロイドは、ラマン分光分析を含むエネルギー吸収または分散技術により検出できる特定の分光特徴を持つ部分を、前記生体特異性リガンドのほかに、備えてもよい。画像装置は、体外に置かれていてもよく、あるいはスコープまたは光ファイバー上で体内へ導入してもよい。別の、ラジオ周波数を伝える部分を備えたコロイドは、腫瘍塊上へ濃縮されれば、検出可能なシグナルを発生することがある。個々のコロイドからのシグナルは、腫瘍塊に結合したコロイドの濃縮物から発生するシグナルに比べれば、無視できるか、検出不能である。
当該非コロイド構造は、固定化電極活性構成要素を備えたコロイド粒子をもつ磁性ビーズでもよい。あるいは、当該非コロイド構造は、電極表面であってもよい。
(1) コロイド粒子の非コロイド構造に固定される能力を可能にし;そして該コロイド粒子の該非コロイド構造に対する固定を測定することを含む方法。
(2) コロイド粒子が、補助的シグナル実体を含む、(1)記載の方法。
(3) 補助的シグナル実体が、色素、ピグメント、電気的活性(electroactive)分子、蛍光部分、上方制御燐光、または西洋ワサビペルオキシダーゼおよびアルカリホスファターゼを含む酵素連結シグナル部分を含む、(2)記載の方法。
(4) シグナル実体がメタロセンを含む、(3)記載の方法。
(5) シグナル実体がフェロセンを含む、(4)記載の方法。
(6) 複数のコロイド粒子が、非コロイド構造に固定されることを可能にし、そして複数の粒子の非コロイド構造に対する固定を測定することを含む、(1)記載の方法。
(7) 複数のコロイド粒子が補助的シグナル実体を含む、(6)記載の方法。
(8) 補助的シグナル実体が色素、ピグメントまたは電気的活性分子を含む、(7)記載の方法。
(9) さらに、非コロイド構造に連結しているまたは連結に適応している生物学的または化学的剤、および粒子に連結しているまたは連結に適応している生物学的または化学的剤の結合パートナーを提供することを含み、可能にする工程が、剤および結合パートナーを介し、粒子が非コロイド構造に連結することを可能にすることを含む、(1)記載の方法。
(10) 非コロイド構造がビーズである、(1)記載の方法。
(11) ビーズがポリマー素材、アガロース、テンタゲル(tentagel)、および/または磁気素材を含む、(10)記載の方法。
(12) ビーズがポリスチレンビーズである、(11)記載の方法。
(13) 剤が非コロイド構造に連結し、結合パートナーが粒子に連結し、そして剤および結合パートナーが互いに結合するのを可能にすることを含む、(9)記載の方法。
(14) 剤および結合パートナーが互いに生物学的に結合するのを可能にすることを含む、(13)記載の方法。
(15) 生物学的または化学的剤が薬剤候補であり、そして結合パートナーが該薬剤候補の標的である、(9)記載の方法。
(16) 非コロイド構造がビーズである、(15)記載の方法。
(17) 生物学的または化学的剤が核酸配列である、(9)記載の方法。
(18) 生物学的または化学的剤がペプチドであり、そして結合パートナーが該ペプチドの結合パートナーである、(9)記載の方法。
(19) 生物学的または化学的剤がタンパク質であり、そして結合パートナーが該タンパク質の結合パートナーである、(9)記載の方法。
(20) コロイド粒子が固定化標的を保持し、そして非コロイド構造が該標的に対するリガンドを保持し、該標的に対する該リガンドの結合を妨げる候補薬剤の存在下で、コロイド粒子が非コロイド構造に固定される能力を可能にすることを含む、(1)記載の方法。
(21) 非コロイド構造がビーズであり、さらに、複数のビーズ、ビーズに対する連結に適応している複数の生物学的または化学的剤、複数の粒子、および粒子に対する連結に適応している生物学的または化学的剤の複数の結合パートナーを含む、ここで剤および結合パートナーの少なくともいくつかは、互いに結合する能力を有すると推測される、(1)記載の方法であって、ビーズの少なくともいくつかを粒子の少なくともいくつかに曝露し、そしてビーズに対する粒子の固定を測定する、前記方法。
(22) 生物学的または化学的剤が薬剤候補であり、そして結合パートナーが該薬剤候補の標的である、(21)記載の方法であって、2つの別個の位置にあり、各々異なる固定薬剤候補を保持する、少なくとも第一および第二のビーズを提供し、複数の粒子を少なくとも2つのビーズに曝露し、そして第一のビーズ対第二のビーズに対する粒子の連結を区別することを含む、前記方法。
(23) 少なくとも2つのビーズがマルチウェルプレートの少なくとも2つの異なるウェルに別個に位置する、(22)記載の方法。
(24) 生物学的または化学的剤が薬剤候補であり、そして結合パートナーが該薬剤候補の標的である、(21)記載の方法であって、2つの別個の位置にある薬剤候補を保持する、少なくとも2つビーズを提供し、該薬剤候補の第一の標的を保持するコロイド粒子の第一の組に、第一のビーズを曝露し、そして該薬剤候補の第二の標的を保持するコロイド粒子の第二の組に、第二のビーズを曝露し、そして第一のビーズに対する粒子の第一の組対第二のビーズに対する粒子の第二の組の連結を区別することを含む、前記方法。
(25) 粒子と相互作用する、吸収または透過電磁放射のスペクトルの変化を測定することにより、非コロイド構造に対する粒子の固定を測定することを含む、(9)記載の方法。
(26) 視覚的検査により、非コロイド構造に対する粒子の固定を測定することを含む、(26)記載の方法。
(27) 複数のビーズおよび該ビーズに連結している剤、複数の粒子および該粒子に連結している結合パートナーを提供し、そしてビーズに粒子を曝露し、そしてビーズに対する粒子の固定を測定することを含む、(21)記載の方法。
(28) 剤または結合パートナーの少なくとも1つが、金属結合タグ/金属/キレート連結を介し、それぞれ、非コロイド構造または粒子に対する連結に適応している、(9)記載のキット。
(29) 剤または結合パートナーの少なくとも1つが、それに固定されている、金属調整キレートを保持し、そして剤または結合パートナーの少なくとも1つが、ポリアミノ酸タグで誘導体化されている、(28)記載の方法。
(30) 剤または結合パートナーの少なくとも1つが、相補的核酸配列対を介し、それぞれ、ビーズまたは粒子に対する連結に適応している、(9)記載の方法。
(31) 結合パートナーが、グルタチオン/グルタチオン−s−トランスフェラーゼリガンド相互作用を介し、粒子に対する連結に適応している、(9)記載の方法。
(32) ポリマービーズ並びに第一および第二のビーズに連結している少なくとも第一および第二の剤をそれぞれ含む、少なくとも第一および第二の非コロイド構造を提供し;
各々、それに固定されている第一および/または第二の剤の推測上の結合パートナーを保持する、複数のコロイド粒子を提供し;
粒子にビーズを曝露し;そして第一のビーズ対第二のビーズに対する粒子の連結を区別することを含む、(9)記載の方法。
(33) 第一および第二のポリマービーズに連結されている第一および第二の剤が、結合パートナーと生物学的または化学的相互作用を有すると推測され、そして区別する工程が、第一の剤および結合パートナー対第二の剤および結合パートナーの間の生物学的相互作用を区別することを含む、(32)記載の方法。
(34) 各々、それに固定されている剤を保持するビーズを含む、複数の非コロイド構造を提供し;
コロイド粒子の第一の組および第二の組を提供し、第一の組は、各々、それに固定されている、剤の第一の推測上の結合パートナーを保持し、そして第二の組は、各々、それに固定されている、剤の第二の推測上の結合パートナーを保持し;粒子の第一の組に少なくとも第一のビーズを、そして粒子の第二の組に少なくとも第二のビーズを曝露し;
第一のビーズに対する粒子の第一の組対ビーズに対する第二の組の連結を区別することを含む、(9)記載の方法。
(35) 第一および第二の推定上の結合パートナーが、剤と生物学的または化学的相互作用を有すると推測され、そして区別する工程が、剤および第一の推測上の結合パートナー対剤および第二の推測上の結合パートナーの間の生物学的相互作用を区別することを含む、(34)記載の方法。
(36) 非コロイド構造が細胞である、(1)の方法。
(37) さらに、粒子に対する連結に適応している、細胞の表面の受容体に対するリガンドを提供することを含み、可能にする工程が、受容体と相互作用するリガンドを介し、粒子が細胞に連結することを可能にすることを含む、(36)記載の方法。
(38) リガンドがペプチド、タンパク質、抗体、酵素、または小分子である、(37)記載の方法。
(39) リガンドが、金属結合タグ/金属/キレート連結を介し、粒子に対する連結に適応している、(37)記載の方法。
(40) リガンドがポリアミノ酸タグを保持し、そして粒子が固定された金属調整キレートを保持する、(38)記載の方法。
(41) キレートがニトリロ三酢酸である、(40)記載の方法。
(42) 粒子が、ニトリロ三酢酸を含む、自己集合単層を保持する、(40)記載の方法。
(43) 粒子が、固定キレートを含む、自己集合単層を保持する、(40)記載の方法。
(44) リガンドおよび粒子を細胞に曝露し、リガンドが粒子に連結するのを可能にし、そして受容体に対するリガンドの固定を測定することを含む、(37)記載の方法。
(45) 粒子と相互作用する、吸収または透過電磁放射のスペクトルの変化を測定することにより、細胞に対する粒子の固定を測定することを含む、(36)記載の方法。
(46) 細胞に対する粒子の固定を、電子的に測定することを含む、(36)記載の方法。
(47) 改変電流電圧測定(current voltametry)を介し、細胞に対する粒子の固定を測定することを含む、(46)記載の方法。
(48) 視覚的検査を介し、細胞に対する粒子の固定を測定することを含む、(45)記載の方法。
(49) 表面に受容体を提示する細胞を提供し;
コロイド粒子を提供し;そしてコロイド粒子が受容体に固定されるのを可能にすることを含む、(36)記載の方法。
(50) コロイド粒子が補助的シグナル実体を含む、(49)記載の方法。
(51) 第一の剤が生物学的または化学的リガンドであり、そして第二の剤が表面に受容体を提示する細胞である、(116)記載の方法であって、リガンドが受容体に固定されるのを可能にすることを含む、前記方法。
(52) 複数のシグナル実体が、第一の剤に連結されているポリマーに連結されている、複数のシグナル実体を含む、(116)記載の方法。
(53) 複数のシグナル実体が、第一の剤に連結されているデンドリマーに連結されている、複数のシグナル実体を含む、(116)記載の方法。
(54) 第一の剤が、複数の固定化シグナル実体を含むコロイド粒子に固定される、(116)記載の方法。
(55) 複数のシグナル実体が複数の電気的活性分子を含む、(250)記載の方法。
(56) 複数の電気的活性分子が複数のメタロセンを含む、(55)記載の方法。
(57) 複数の電気的活性分子が複数のフェロセンを含む、(55)記載の方法。
(58) ポリマーが、結合タグ/金属/キレート連結を介し、第一の剤に連結している、(52)記載の方法。
(59) 第一の剤が、ポリアミノ酸タグを保持し、そしてポリマーが金属調整キレートを保持する、(58)記載の方法。
(60) デンドリマーが、結合タグ/金属/キレート連結を介し、第一の剤に連結している、(53)記載の方法。
(61) 第一の剤がポリアミノ酸タグを保持し、そしてデンドリマーが金属調整キレートを保持する、(60)記載の方法。
(62) シグナル実体の少なくとも1つが、色素、ピグメント、電気的活性分子、蛍光部分、上方制御燐光、または西洋ワサビペルオキシダーゼおよびアルカリホスファターゼを含む酵素連結シグナル部分を含む、(114)記載の方法。
(63) 非コロイド構造が、表面に受容体を曝露する細胞であり、さらに、粒子に対する連結に適応している、受容体に対するリガンドを提供し、そしてリガンドおよび受容体の間の相互作用を破壊する候補薬剤の存在下で、リガンドおよび粒子を細胞に曝露し;そして細胞に対する粒子の固定を測定することを含む、(1)記載の方法。
(64) 測定する工程が、候補薬剤が受容体/標的タンパク質相互作用を破壊する有効性を示す、細胞に対する粒子の固定の阻害を測定することを含む、(63)記載の方法。
(65) 別個の位置にある、少なくとも第一および第二の細胞を提供し、第一の細胞の細胞受容体に対するリガンドおよびコロイド粒子、ここで該リガンドは粒子に対する連結に適応している、並びにリガンドおよび受容体の間の相互作用を破壊する第一の候補薬剤に、第一の細胞を曝露し、そして第二の細胞に、リガンドおよびコロイド並びにリガンドおよび受容体の間の相互作用を破壊する第二の候補薬剤を添加し、そして第一の細胞対第二の細胞に対する粒子の連結を区別することを含む、(63)記載の方法。
(66) 非コロイド構造が表面に受容体を曝露する細胞である、(1)記載の方法であって、さらに:別個の位置にある、少なくとも2つの細胞を提供し;
細胞受容体に対する異なる標的タンパク質および各標的タンパク質に対する連結に適応しているコロイド粒子に各細胞を曝露し;そして細胞受容体への異なる標的タンパク質の結合を示す、細胞に対する粒子の固定を測定することを含む、前記方法。
(67) 表面上に固定化グルタチオンおよび固定化シグナル実体を保持する、コロイド粒子を含む、物品。
(68) 表面上に、グルタチオンを含む自己集合単層を保持する、コロイド粒子を含む、物品。
(69) 非コロイド構造が磁気ビーズであり、そしてコロイド粒子が補助的シグナル実体を含む、(9)記載の方法。
(70) シグナル実体がメタロセンである、(69)記載の方法。
(71) シグナル実体がフェロセンである、(69)記載の方法。
(72) 剤および結合パートナーの存在下で、さらに、剤または結合パートナーを切断する能力を有する酵素の存在下で、ビーズに粒子を曝露することを含む、(69)記載の方法。
(73) 剤、結合パートナー、および酵素の存在下で、さらに、酵素活性を穏やかにする候補薬剤の存在下で、ビーズに粒子を曝露することを含む、(72)記載の方法。
(74) 結合パートナーが、酵素により切断されることが可能なタンパク質またはペプチドを含む、(73)記載の方法。
(75) タンパク質が、コロイドに対する、そしてビーズに対する連結に適応している、(74)記載の方法。
(76) タンパク質が金属結合タグおよびビオチンを含み、コロイドまたはビーズの1つが金属調整キレートを含み、そしてコロイドまたはビーズのもう一方がストレプトアビジンを含む、(75)記載の方法。
(77) タンパク質が金属結合タグおよびビオチンを含み、コロイドが金属調整キレートを含み、そしてビーズがストレプトアビジンを含む、(75)記載の方法。
(78) シグナル実体がメタロセンであり、そして結合パートナーが酵素により切断されることが可能なタンパク質を含む、(69)記載の方法であって、剤、結合パートナー、および酵素の存在下で、さらに酵素活性を穏やかにする候補薬剤の存在下で、ビーズに粒子を曝露し、ビーズを磁気的に電極の近くに引き寄せ、そして電極を活性化させることにより、電極に対するメタロセンの近接度を測定し、それにより、酵素の切断活性を阻害する薬剤候補の有効性を測定することを含む、前記方法。
(79) コロイド粒子および非コロイド構造を、コロイド粒子に対する、そして非コロイド構造に対する連結両方に適応している実体に、該実体を切断する能力を有する酵素および酵素活性を穏やかにする候補薬剤両方の存在下で曝露することを含む、(1)記載の方法。
(80) 非コロイド構造が磁気ビーズであり、そしてコロイド粒子が固定化電気的活性種を含む、(79)記載の方法であって、ビーズを磁気的に電極の近くに引き寄せ、そして電極を活性化させることにより、電極に対する該電気的活性種の近接度を測定し、それにより、酵素の切断活性を阻害する薬剤候補の有効性を測定することを含む、前記方法。
(81) 非コロイド構造が電極表面であり、そしてコロイド粒子が固定化電気的活性種を含む、(79)記載の方法であって、コロイド粒子、コロイド粒子に対する、そして電極に対する連結両方に適応している実体、酵素、および候補薬剤に電極を曝露し、そして電極を活性化させることにより、電極に対する該電気的活性種の近接度を測定し、それにより、酵素の切断活性を阻害する薬剤候補の有効性を測定することを含む、前記方法。
(82) 非コロイド構造が磁気ビーズである、(89)記載の方法。
(83) コロイド粒子が補助的シグナル実体を含む、(82)記載の方法。
(84) シグナル実体がメタロセンである、(82)記載の方法。
(85) シグナル実体がフェロセンである、(84)記載の方法。
(86) 基質および結合パートナーの存在下で、さらに、酵素活性を穏やかにする候補薬剤の存在下で、ビーズに粒子を曝露することを含む、(82)記載の方法。
(87) 結合パートナーが、金属結合タグ/金属/キレート連結を介し、粒子に対する連結に適応しており、そして基質が、ビオチン/ストレプトアビジン連結を介し、ビーズに対する連結に適応している、(86)記載の方法。
(88) シグナル実体がメタロセンであり、さらに、ビーズを磁気的に電極の近くに引き寄せ、そして電極を活性化させることにより、電極に対するメタロセンの近接度を測定し、それにより、酵素活性を穏やかにする薬剤候補の有効性を測定することを含む、(86)記載の方法。
(89) コロイド粒子および非コロイド構造を、非コロイド構造に対する連結に適応している酵素基質、粒子に対する連結に適応している、酵素活性を介し、基質に連結可能な分子種、および基質に対する酵素に曝露することを含む、(1)記載の方法。
(90) さらに、コロイド粒子および非コロイド構造を、酵素活性を穏やかにする候補薬剤に曝露することを含む、(89)記載の方法。
(91) 非コロイド構造が磁気ビーズであり、そしてコロイド粒子が固定化電気的活性実体を保持する、(89)記載の方法であって、ビーズを磁気的に電極の近くに引き寄せ、そして電極を活性化させることにより、電極に対する電気的活性実体の近接度を測定し、それにより、酵素活性を穏やかにする薬剤候補の有効性を測定することを含む、前記方法。
(92) 非コロイド構造が電極表面であり、そしてコロイド粒子が固定化電気的活性実体を保持する、(89)記載の方法であって、電極表面を、コロイド粒子、基質、酵素、および候補薬剤に曝露し、そして電極を活性化させることにより、電極に対する電気的活性実体の近接度を測定し、それにより、酵素活性を穏やかにする薬剤候補の有効性を測定することを含む、(89)記載の方法。
(93) SPRの非存在下で、タンパク質またはリガンドのいずれも標識することなく、タンパク質/リガンド相互作用を測定することを含む方法。
(94) リガンドを、リガンドと相互作用すると推定されるタンパク質に曝露する、ここで該リガンドはタンパク質に対する近接度に応じた電気的活性シグナルを有する電気的活性実体と固定された近接関係にある、ことを含む、(93)記載の方法。
(95) 電気的活性実体が、該電気的活性実体およびタンパク質の間の近接度の改変に応じて改変可能な電気的活性シグナルを有する、(93)記載の方法。
(96) リガンドおよび電気的活性実体両方が固定されている表面に、タンパク質を曝露することを含む、(93)記載の方法。
(97) 表面が電極表面である、(96)記載の方法。
(98) リガンドおよび電気的活性実体が、各々、表面で自己集合単層の一部を形成する、(96)記載の方法。
(99) 自己集合単層が、該自己集合単層の電子に対する透過性を亢進する種を含む、(98)記載の方法。
(100) 電子に対する透過性を亢進する種が、伝導性自己集合単層形成種を含む、(99)記載の方法。
(101) 電子に対する透過性を亢進する種が、自己集合単層中に不全部位を引き起こす種を含む、(99)記載の方法。
(102) 電気的活性実体がメタロセンを含む、(93)記載の方法。
(103) 電気的活性実体がフェロセンを含む、(93)記載の方法。
(104) 電気的活性実体がフェロセンジカルボン酸を含む、(93)記載の方法。
(105) リガンドが、金属結合タグ/金属/キレート連結を介し、自己集合単層形成種に連結している、(98)記載の方法。
(106) 表面、並びに、各々、表面に固定されている、タンパク質と相互作用すると推定されるリガンドおよび電気的活性実体を明示する物品。
(107) さらに、表面に固定されている電子に対する表面の透過性を亢進させる種を含む、(106)記載の物品。
(108) 生物学的または化学的剤に対する連結に適応している、複数のシグナル実体を保持するポリマーまたはデンドリマーを含む種。
(109) ポリマーまたはデンドリマーが、金属結合タグ/金属/キレート連結を介し、化学的または生物学的剤に対する連結に適応している、(108)記載の種。
(110) ポリマーまたはデンドリマーが、金属を調整することが可能なキレートを保持する、(108)記載の種。
(111) ポリマーまたはデンドリマーが、複数の電気的活性種を保持する、(108)記載の種。
(112) ポリマーまたはデンドリマーが、複数のメタロセンを保持する、(108)記載の種。
(113) ポリマーまたはデンドリマーが、複数のフェロセンを保持する、(180)記載の種。
(114) 複数のシグナル実体を用い、第一の生物学的または化学的剤の、第二の生物学的または化学的剤への単一の結合をシグナル形成することを含む方法。
(115) 複数のシグナル実体を用い、単一の結合を同時にシグナル形成することを含む、(114)記載の方法。
(116) 複数のシグナル実体を保持する第一の剤を提供し、第一の剤が第二の剤に結合することを可能にし、そしてシグナル実体を介し、結合を測定することを含む、(114)記載の方法。
(117) 第一の剤が、シグナル実体が固定されている粒子に連結される、(116)記載の方法。
(118) 第一の剤が、ポリマーを介し、シグナル実体に連結される、(116)記載の方法。
(119) 第一の剤が、デンドリマーを介し、シグナル実体に連結される、(116)記載の方法。
(120) 複数のシグナル実体に連結されている、第二の剤に生物学的または化学的に結合することが可能な、第一の生物学的または化学的剤を含む物品。
(121) 第一の剤が、シグナル実体が固定されている粒子に連結される、(120)記載の物品。
(122) 第一の剤が、ポリマーを介し、シグナル実体に連結される、(120)記載の方法。
(123) 第一の剤が、デンドリマーを介し、シグナル実体に連結される、(120)記載の方法。
(124) コロイド粒子該コロイド粒子に固定されているシグナル実体;および該コロイド粒子に固定されているタンパク質を含む組成物。
(125) 表面を明示する物品、および該物品の表面上に形成される自己集合単層であって、該表面が曝露されている流体が該表面と電気的に伝達しあうことを妨げる、緊密充填方式で、他の第一の種と表面で自己集合することを促進する分子構造を有する第一の分子種、および緊密充填自己集合構造の破壊を引き起こし、それにより緊密充填構造中に不全を明示し、該表面が曝露されている流体が該表面と電気的に伝達しあうのを可能にする方式で、第一の種と異なる分子構造を有する第二の分子種の混合物を含む、前記単層。
(126) 第一の種が、本質的に直線であり、そして第二の種が、少なくとも1つ、非直線部分を含む、(125)記載の物品。
(127) 第一の分子および固体支持体に結合している1つまたはそれ以上のシグナル要素を含み、前記の第一の分子が、細胞表面受容体と相互作用することが可能なリガンドである、組成物。
(128) 前記固体支持体がコロイドである、(127)の組成物。
(129) 前記コロイドが金コロイドである、(128)の組成物。
(130) 前記リガンドが、前記コロイドに直接共有結合している、(128)の組成物。
(131) 前記シグナル要素が電気的活性分子である、(128)の組成物。
(132) 前記電気的活性分子がフェロセンを含む、(131)の組成物。
(133) 前記リガンドがペプチドである、(127)の組成物。
(134) 前記ペプチドが金属キレートに結合することが可能な部分で誘導体化されている、(133)の組成物。
(135) 前記部分がヒスチジンタグを含む、(134)の組成物。
(136) 前記ヒスチジンタグが前記ペプチドのN−末端にある、(135)の組成物。
(137) 前記固体支持体が金属キレートを含み、そして前記ペプチドが、前記金属キレートへの前記部分の結合を介し、前記固体支持体に結合している、(134)の組成物。
(138) 固体支持体が第二の分子の単層を含む、(127)の組成物。
(139) 前記単層が自己集合単層である、(138)の組成物。
(140) 前記の第二の分子がチオールである、(138)の組成物。
(141) 固体支持体に結合している、第一の分子、第二の分子および第三の分子を含む、ここで前記の第一の分子は、細胞表面受容体と相互作用することが可能なリガンドを含み、前記の第二の分子は、前記固体支持体上に単層を形成し、そして前記の第三の分子は電気的に活性である、組成物。
(142) 前記固体支持体がコロイドである、(141)の組成物。
(143) 前記コロイドが金コロイドである、(142)の組成物。
(144) 前記リガンドが、前記コロイドに直接共有結合している、(142)の組成物。
(145) 前記電気的活性分子がフェロセンを含む、(144)の組成物。
(146) 前記リガンドがペプチドである、(144)の組成物。
(147) 前記ペプチドが金属キレートに結合することが可能な部分で誘導体化されている、(146)の組成物。
(148) 前記部分がヒスチジンタグを含む、(147)の組成物。
(149) 前記ヒスチジンタグが前記ペプチドのN−末端にある、(148)の組成物。
(150) 前記固体支持体が金属キレートを含み、そして前記ペプチドが、前記金属キレートに対する前記部分の結合を介し、前記固体支持体に結合している、(147)の組成物。
(151) 前記の第二の分子がである、(141)の組成物。
(152) 前記固体支持体がリポソームである、(127)の組成物。
(153) 前記リポソームが、反応基を含む、少なくとも1つの脂質を含む、(138)の組成物。
(154) 少なくとも1つの分子種の単層を含む金属支持体であって、前記単層が金属支持体を電極として使用することが可能であるように配置されている、前記支持体上に増殖している細胞を含む、組成物。
(155) a)i)細胞表面分子と相互作用することが可能なリガンドを含むコロイドを含む溶液およびii)前記リガンドと相互作用することが可能な細胞表面分子を少なくとも1つ含む、増殖細胞を含む電極を含む組成物を提供し、b)前記組成物に前記コロイドの少なくとも部分を添加することを含む方法。
(156) さらに:c)前記細胞表面分子と前記リガンドの相互作用の測定値として、前記コロイドの凝集を検出することを含む、(155)の方法。
(157) 前記コロイドが金コロイドである、(155)の方法。
(158) 前記金コロイドを、工程(a)の前に、チオール基を取り込むように処理する、(157)の方法。
(159) 工程(a)の前に、結合パートナーを有する部分で前記リガンドを誘導体化する、(155)の方法。
(160) 工程(a)の前に、金属キレートに結合することが可能な部分で前記リガンドを誘導体化する、(159)の方法。
(161) 前記部分がヒスチジンタグを含む、(160)の方法。
(162) a)i)細胞表面分子と相互作用することが可能なリガンドを含むコロイドを含む溶液、ii)候補薬剤、およびii)前記リガンドと相互作用することが可能な細胞表面分子を少なくとも1つ含む、増殖細胞を含む電極を含む組成物を提供し、b)前記薬剤および前記組成物と、前記コロイドの少なくとも部分を混合することを含む方法。
(163) 磁気素材を用い、電極に対し、電子的シグナル物体を突出させることを含む方法。
本発明のこれらおよび他の実施態様は、下記の実施例からさらによく理解できよう。下記の実施例は、本発明の長所を例示することを意図しているが、本発明の全容を例示するものではない。
細胞増殖では、電極は細胞増殖フラスコ内に置き、培養液と特定の細胞表面レセプターであるαVβ3が存在するヒト内皮細胞(HUVECs)を加えた。電極と液を含む細胞をCO2インキュベーター内で37℃にて24時間培養した。100倍での観察結果では、細胞は電極に付着していて、成長表現型である蜘蛛の巣状に広がった形態を示していた。
ナトリウムとTween-20)中に再懸濁した。90uMニトリロ三酢酸(NTA)―チオール、90uMフェロセンーチオール、および500uMカルボキシ末端チオールを含む100ulジメチルホルムアミド(DMF)溶液。チオール溶液中での3時間の培養の後、コロイドをペレット化し、上澄を捨てた。それらを400uMのトリエチレングリコール末端チオール100ulを含むDMF中で55℃2分、37℃2分、55℃1分、37℃2分培養した。a)αVβ3レセプターに結合するようにデザインしたペプチド、HHHHHH(S4G1)3GRGDSGRGDS:もしくはb)無関係なペプチド、HHHHHH―ゲルタチオンS―トランスフェラーゼ(GST)のいずれか。RGDモチーフを含むペプチドは、内皮細胞のαVβ3レセプターに結合することが示された。ビトロネクチン(αVβ3の天然リガンド)中のRGDモチーフが相互作用に関係していると考えられる。
実施例1
この実施例では、ファルネシル・プロテイン・トランスフェラーゼ(FPT)およびゲラニルゲラニル・プロテイン・トランスフェラーゼ(GGPT)の阻害剤をスクリーニングするためのアッセイについて記載する。
阻害するためのファルネシル/ゲラニル類似体が生成されてきた。in vitroにおいて、類似体は酵素活性を阻害すると考えられるが、FPT、または選択的に標的とされるべきRASの特定の変異型への特異性は高くない。更に、アッセイの設計によってこれらの類似体群がRASに結合されるかどうか、そして類似体での修飾によって膜への結合が促進されるかどうかを確認することが不可能となる。天然の産物を阻害のフェノタイプによってランダムにスクリーニングする。いくつかの天然の産物がFPTまたはGGPTの阻害剤であることが同定されているが、スクリーニングには時間がかかり、標的酵素の活性および特異性がどのように変更されたかを確認するための莫大な連続的なアッセイを必要とする。製薬会社が約10年を費やしてFPTの阻害剤を同定するために徹底的な研究と開発を行い、最終的にはその阻害剤がRASの変異型に非特異的であることを見出しただけであった、ということは珍しくない。
認識されることを示すことであった。この発見は、酵素活性または特異性に影響を与えることなくファルネシルまたはゲラニル(garenyl)部分をピロホスフェートからの末端においてビオチン修飾できるという考えと矛盾しない。
実施例2
この実施例では、既知のリガンドまたは既知の治療薬の未知の標的を同定するためのアッセイについて記載する。
実施例3
この実施例では、細胞をSAMで被覆した金コーティング電極に結合させた。電極に結合したままの細胞を、細胞表面のレセプターに特異的なリガンドと、電極に電子シグナルを運搬する能力のあるレドックス活性な金属の両方を呈するように誘導された金コロイドを含有する溶液と共にインキュベートした。一定のインキュベーション時間の後、電極を交流ボルタンメトリー(ACV)でスキャンした。コロイド結合リガンドと細胞表面レセプター間の正の相互作用により、レドックス活性な金属がもたらされ、またコロイド上で電子シグナルを変換するのに十分近接する。
胞提示電極と共にしばらくインキュベートした後、ACVで分析した。
実施例4:伝導性表面上の細胞増殖
この実施例ではコラーゲンでコーティングしていない“伝導性の”表面上での細胞増殖の電子的検出について記載する。細胞を硫黄含有分子で修飾した金電極上で増殖させ、いくつかの場合には単層としたがコラーゲンではコーティングしなかった。電極の修飾を、実施例3の電極の調製の部分に記載したようにして実施したが、100%候補分子と共にインキュベートした電極はトリエチレングリコール末端チオール中での熱サイクルは行わなかった。いくつかの電極を同一の細胞増殖フラスコ内で組み立て、HUVEC細胞を含有する培地を添加した。電極および細胞をCO2インキュベーター内で24時間インキュベートした。100Xの倍率で表面を視覚的に分析した。表1に表面の修飾およびそれに次ぐ細胞接着/増殖特性を記載する。表面の非特異的結合は低かった。しかしながら、一度細胞が結合すれば、細胞増殖は良好であった。細胞は、SAMを介して金属を配位して金属キレートをなし、タンパク質上の金属結合タグを介してタンパク質をSAMに結合させ、タンパク質が細胞に結合することによって、SAMに容易に固定できる。結果を証明するために写真を撮影した(未掲載)。細胞をコロイド(上記)と共にインキュベートしたが、これはフェロセン部分とペプチドHHHHHH(S4G1)3GRGDSGRGDS(これは細胞表面上のアルファVベータ3レセプターに特異的である);またはネガティブ・コントロールとして無関係のペプチドHHHHHH-グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)を示した。図18が示すところによれば、100%エチニルフェニルチオール(MF1)SAMコーティングした電極上での細胞増殖は、アルファVベータ3レセプターに特異的なリガンドを有するコロイドと共にインキュベートした場合にのみ電流のピークを生成し(図18、実線)、無関係のペプチドGSTで被覆したコロイドとインキュベートした場合にはピークを生成しなかった(図18、点線)。
図20および21を参照されたい。以下の実施例は、標的蛋白を提供するコロイドが、標的蛋白の結合パートナーである小分子、または薬物候補を提供する非コロイド粒子上にどのように凝集するかを記載する。多数のコンビナトリアル薬物ライブラリーは非コロイド粒子またはビーズ上で合成し、医学的に適切な標的化学種を示すコロイド粒子と混合することができる。標的化学種の結合パートナーである薬物を示すビーズはたやすく確認することができる。なぜならコロイド粒子はビーズ上に凝集し、それを赤く着色するからである。
65ulに添加し、溶液中のGST最終濃度を14uMにした。GSTに結合する小分子である、グルタチオンはアガロースビーズに結合した形状でSigma−Aldrichから市販されている。グルタチオン被覆ビーズはGST結合コロイド溶液とインキュベートした。すぐ後でGSTはグルタチオンビーズに結合し、溶液中から着色コロイドを引き寄せ、ビーズを赤く着色した(図20)。GSTに結合しない、小分子を示すビーズはGST結合コロイドとインキュベートしたとき、無色のままであった(図21)。第2の陰性対照は、グルタチオン被覆ビーズをGST非存
在下でNTA−Ni 30ulとインキュベートしたものであるが、NTA−Ni−コロイドがビーズ表面またはグルタチオンに非特異的に結合しないことを示した。
本実施例は電子伝達の促進を含むSAMを形成する能力について記載する。SAMは第一のしっかり充填された化学種と、第2の電子伝達に対するSAMの透過性を増強する、異なる分子構造の化学種との混合物を含む表面上で形成する。欠陥、または抜け穴をSAM中に形成し、表面がさらされる溶液が表面と電気的に伝達できるようにする。具体的には、全体としてSAMに関連した破壊的な構造を持つイオウ含有小化合物をSAMに取り込ませ、電子に対するより高い透過性を示した。本実施例は、表面を電気的に相対的に伝導性にし、細胞成長を支持できることを示している。
al.,)。予測したように、アルキルチオールSAMはフェロセンジカルボン酸溶液中の電流ピークを生じないが、50% ポリエチニルフェニルチオールからなるSAMはピークを生じる。図24は2−メルカプトエチルエーテル(実線)およびメルカプトベンゾチアゾール(+++線)を含むより伝導性のSAMに対する図23(点はTEG末端チオール、星印はポリエチニルフェニルチオールである)のプロットを示し、ポリエチニルフェニルSAMの電流ピークは50% 2−メルカプトエチルエーテルからなるSAMまたは50% メルカプトベンゾチアゾールからなるSAMにより発生したピークより程度が低いことを示している。このことはSAMに伝導性化学種を取り込むか、またはSAMに‘欠陥’または‘オープナー’を挿入することのいずれかにより、SAMが電子透過性になれるという概念と一致する。
により生じた電流ピークの程度を測定することにより試験した。非特異的結合に抵抗する各化合物の能力は測定前にBSA(ウシ血清アルブミン)に各表面を浸すことにより試験した。非特異的に吸着した蛋白は単層から電極への電子の伝導を遮断するであろう。
本実施例は固定化したシグナル伝達をする実体と固定化蛋白を持つコロイド粒子の有効性を記載する(図27を参照されたい)。
細胞検出
本実施例は、表面と電子的に連絡するために露出されている表面への流れを許すSAM内の欠落を形成することで、SAMを横切る電子的連絡を高める分子種を含む混合体を包含する表面上にSMAを形成することの利点、及び蛋白質に結合したシグナル実体を持つコロイドを接着させることの有用性について示す。続いて蛋白質は、SAMを表す電極の表面に結合された細胞に固定化される。この場合の欠落は、フェニル環を含むSAM−取り込み分子のかさにより誘導される。
蛋白質/リガンド相互作用の検出
本実施例は、蛋白質又はリガンドのいずれかを標識しない場合の、SPRなしの状態に於ける蛋白質/リガンド相互作用決定能を示している。具体的には、電子反応性実体、即ちフェロセンと固定した近位関係にあり、その電子シグナルが蛋白質に対する近接度に依存しているリガンドを、電極表面上にリガンドとフェロセンを含むSMAを形成することで、リガンドと相互作用すると思われる蛋白質に対し曝す。
未修飾リガンドに関するリガンド−受容体相互作用の検出
我々はフェロセン誘導体の特徴的酸化電位を、フェロセン誘導体の局所環境の化学的性質に基づきシフトできることを見いだした。蛋白質をフェロセン誘導体近位部に近づけると、別のポテンシャル位置に第2電流が現れる。この変化したピークの大きさは、システム内の蛋白質密度に比例する。金コーティングした電極のパネルを、トリエチレングリコール末端チオールのバックグランドの中に一定密度の伝導性分子ワイヤーチオール及び各種密度のメチル末端チオールを含んでいる異質SAMsで誘導化した。これまでに;1)トリエチレングリコール末端SAMは蛋白質の非特異的吸着に抵抗すること;そして2)メチル末端SAMは蛋白質、特にコラーゲンに結合することが示されている。従って我々は電極をコラーゲン溶液とインキュベーションすれば、非特異的に吸着したコラーゲンの密度が、増加したメチル末端チオール密度より高くなると推測した。2%、4%、10%及び15%のメチル末端チオールを含むSAMsを金コーティング電極上に形成した。電極の半数を2時間、4℃で0.005mg/mlのコラーゲンPBSとインキュベーションし、残り半数はPBS単独とインキュベーションした。電極は、電極液(0,5MのNaClO4)に溶解された水溶性フェロセン誘導体であるフェロセンジカルボン酸を使った交流ボルタメトリー(ACV)により解析された。特有電位でフェロセンの酸化/還元を交互に行うと最大電流が作られる。この最大電流の大きさとそれが発生した時の電位を記録した。低密度のメチル末端チオールでは、蛋白質コラーゲンが存在したときのみ約300mVで10%以上の第2最大電流が作られた。図28は、フェロセンジカルボン酸存在時の高密度メチル末端チオール電極について示している。実線はメチルチオールに結合したコラーゲン存在時の電極を表している。電極表面にあるコ
ラーゲンによりもたらされた疎水環境はフェロセンの酸化電位をシフトさせ、2つのピークが見られる。黒丸はコラーゲンに結合していない、即ちフェロセンの酸化に影響しない高密度メチル末端チオール電極を表している。
ELISA
分子又は細胞生物学当業者にとって一般的な技術は酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)である(Current Protocols in Molcecular Biology、Volume2、Immunology11,2、1996。著作権保有者Wiley and Sons Inc、1994−1998)。ELISAsの主要な問題点は感度である。酵素シグナルの発生は1;1である;1抗体結合酵素は1抗原の存在を伝達する。従って、効果的なELISAにはマイクログラム量の抗原が必要であり、この量は全ての例で実行可能というものではない。この問題が低レベルで発現されている、又は存在している細胞表面上の抗原の検出に関しELISAsを無効にしている。ELISAに関する別の問題点は低抗原濃度の場合、アッセイに非常に時間がかかることである。酵素による加水分解量は加水分解時間に直接比例する。通常ELISAを実施する場合、標的種はプラスチック基質に直接又は間接に結合されている。続いて固定化された種の存在は、シグナル発生能も持つ二次抗体がそれに結合することで検出される;二次抗体には通常酵素、典型的には西洋ワサビパーオキシダーゼ(HRPO)、アルカリホスファターゼ(AP)、又は添加された基質と反応して色変化(分光光度計により検出される)を生ずる蛍光タグ、又は蛍光光度計により検出できる蛍光標識タグで標識されている(例えば”インビボに於ける感染神経繊維及び感覚神経に受動的に移動させられた、単純ヘルペスウイルス糖タンパク質Dに対するヒト組換え体モノクローナル抗体の局在(Localization of a passively transferred human recombinat monoclonal antibody to herpes simplex virus glycoprotein D to infected nerve fibers and sensory neurons in vivo”)、Sanna PP、Deerinck TJとEilisman
MH、1999、Journal of Virology Oct.73巻、(108817−23)を参照せよ)。多くの場合、その都合により、全ての抗体に酵素を標識する必要はなく、マウス抗体が特異的抗体として利用され、次に酵素標識されたウサギ抗マウス抗体が加えられる。
ry、1987、Oct.5、262巻(28);1388−91ページ、及びFahnestock,S.R.,Alexander、P.,Nagle、JとFilpula、D.(1986)Journal of Bacteriology167巻、870−880)。多数の酵素を持つコロイド上に共固定されたリガンドを二次抗体の代わりに標的種と結合させることで、結合分子に対するシグナル発生分子の割合が大きく増加する。コロイド状の1抗体又はリガンドがELISAプレート上に提示された抗原に結合すると、数千または数百万の酵素の結合が生じる。あるいは、既知種は目的にあわせ96ウエル型プレートのウエルに結合できることから、それぞれが選択された薬物候補を表すコロイドを持つ1種類のプローブを、シグナル発生酵素と共に利用することができる。現在これを既存ELISA技術を使い実行することは不可能であり、各薬物候補を1種類の酵素に結合させることはできない。あるいは、固定標識に関する天然リガンドを、シグナル発生酵素や、相互作用を破壊するためにプレートの各ウエルに加えられる薬物候補と共にコロイド上に提示させることができる。未結合コロイドは洗浄段階で消失するため、そのシグナルも同時に消失する。抗体−又はリガンド提示コロイドの標的はELISAプレートに直接又は間接的に結合された(別の抗体又はリガンドを介して)細胞又は蛋白質でもよい。ELISAに関するこの改良の利点は感度だけではなく、効率にもある。数千のシグナル発生酵素がコロイドを介し1抗原に対し結合し続けるため、基質の加水分解がより迅速に起こり、適当な測定に要する時間は短くなるだろう。当業者は、ここに掲載された全パラメータが例示であり、実際のパラメータは本発明の方法及び装置が使用される具体的応用に依存することを容易に理解するだろう。従って、上記実施態様は例示的にのみ表されており、具体的に記述された以外に、添付されたクレームの範囲内にあり、そしてそれに等しい発明が別に実施できることが理解される。
Claims (21)
- 固定化された化学的または生物学的な剤および固定化シグナル実体をその表面に保持する自己集合単層で被覆したコロイド粒子である物品であって、前記剤の少なくとも1つが自己集合単層に結合したタンパク質であり、ポリマーまたはデンドリマーが、金属結合タグ/金属/キレート連結を介し、化学的または生物学的剤に対する連結に適応している、上記物品。
- 生物学的または化学的剤に対する連結に適応している、複数のシグナル実体を保持するポリマーまたはデンドリマーを含む、請求項1に記載の物品。
- ポリマーまたはデンドリマーが、金属に配位可能なキレートを保持する、請求項2に記載の物品。
- ポリマーまたはデンドリマーが、複数の電気的活性種を保持する、請求項2に記載の物品。
- ポリマーまたはデンドリマーが、複数のメタロセンを保持する、請求項2に記載の物品。
- ポリマーまたはデンドリマーが、複数のフェロセンを保持する、請求項2に記載の物品。
- コロイド粒子である第1の剤を、非コロイド構造である第2の剤へ固定すること;
コロイド粒子が非コロイド構造へ固定されたことを測定すること;
を含む、薬剤候補のスクリーニング方法であって、
コロイド粒子は、自己集合単層とシグナル実体を含んでなり、
シグナル実体は、色素、ピグメント、電気的活性分子、蛍光部分、上方制御燐光、または、西洋ワサビペルオキシダーゼおよびアルカリホスファターゼを含む酵素連結シグナル部分を含んでなり、
コロイド粒子が、固定化されたリガンドを保持し、非コロイド構造が、リガンドへの標的結合パートナーを保持し、ポリマーまたはデンドリマーが、結合タグ/金属/キレート連結を介し、第1の剤に連結しており、
リガンドと標的結合パートナーとの結合を阻害する候補薬剤の存在下で、コロイド粒子が非コロイド構造に固定されるようにすることを含み、リガンドと標的結合パートナーとの結合が阻害されることによって候補薬剤の存在が示される、上記方法。 - 複数のシグナル実体によって同時にシグナル形成させることを含む、請求項7に記載の方法。
- 複数のシグナル実体を保持する第1の剤を提供し、第1の剤が第2の剤に結合することを可能にし、そしてシグナル実体を介し、結合を測定することを含む、請求項7に記載の方法。
- 第1の剤が生物学的または化学的リガンドであり、第2の剤が表面に受容体を提示する細胞であり、リガンドが受容体に固定されるのを可能にすることを含む、請求項9に記載の方法。
- 複数のシグナル実体が、第1の剤に連結されているポリマーに連結されている、複数のシグナル実体を含む、請求項9に記載の方法。
- 複数のシグナル実体が、第1の剤に連結されているデンドリマーに連結されている、複数のシグナル実体を含む、請求項9に記載の方法。
- 第1の剤が、複数の固定化シグナル実体を含むコロイド粒子に固定される、請求項9に記載の方法。
- 複数のシグナル実体が複数の電気的活性分子を含む、請求項13に記載の方法。
- 複数の電気的活性分子が複数のメタロセンを含む、請求項14に記載の方法。
- 複数の電気的活性分子が複数のフェロセンを含む、請求項14に記載の方法。
- 第1の剤が、ポリアミノ酸タグを保持し、そしてポリマーが金属キレートを保持する、請求項7に記載の方法。
- 第1の剤がポリアミノ酸タグを保持し、そしてデンドリマーが金属キレートを保持する、請求項7に記載の方法。
- 第1の剤が、シグナル実体が固定されているコロイド粒子に連結される、請求項9に記載の方法。
- 第1の剤が、ポリマーを介し、シグナル実体に連結される、請求項9に記載の方法。
- 第1の剤が、デンドリマーを介し、シグナル実体に連結される、請求項9に記載の方法。
Applications Claiming Priority (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US11697599P | 1999-01-23 | 1999-01-23 | |
US60/116,975 | 1999-01-23 | ||
US13228999P | 1999-05-03 | 1999-05-03 | |
US60/132,289 | 1999-05-03 | ||
US13314899P | 1999-05-07 | 1999-05-07 | |
US60/133,148 | 1999-05-07 | ||
US13377299P | 1999-05-12 | 1999-05-12 | |
US60/133,772 | 1999-05-12 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000595153A Division JP2002535656A (ja) | 1999-01-23 | 2000-01-21 | コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011095265A JP2011095265A (ja) | 2011-05-12 |
JP5524812B2 true JP5524812B2 (ja) | 2014-06-18 |
Family
ID=27494113
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000595153A Withdrawn JP2002535656A (ja) | 1999-01-23 | 2000-01-21 | コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 |
JP2010259625A Expired - Fee Related JP5524812B2 (ja) | 1999-01-23 | 2010-11-22 | コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000595153A Withdrawn JP2002535656A (ja) | 1999-01-23 | 2000-01-21 | コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (2) | EP1147416B1 (ja) |
JP (2) | JP2002535656A (ja) |
AU (1) | AU3347900A (ja) |
CA (1) | CA2360927C (ja) |
WO (1) | WO2000043783A2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9709559B2 (en) | 2000-06-21 | 2017-07-18 | Bioarray Solutions, Ltd. | Multianalyte molecular analysis using application-specific random particle arrays |
WO2002001225A2 (en) * | 2000-06-23 | 2002-01-03 | Minerva Biotechnologies Corporation | Tandem signaling assay |
WO2002022154A2 (en) * | 2000-09-13 | 2002-03-21 | Praecis Pharmaceuticals Incorporated | Pharmaceutical compositions for sustained drug delivery |
CA2423630C (en) | 2000-10-03 | 2011-12-06 | Minerva Biotechnologies Corporation | Magnetic in situ dilution |
DE60138130D1 (de) | 2000-11-01 | 2009-05-07 | Minerva Biotechnologies Corp | Proteomanalyse verfahren zum drogen vergleich |
EP2360275B1 (en) | 2000-11-15 | 2018-03-28 | Minerva Biotechnologies Corporation | Oligonucleotide identifiers |
EP1354196B1 (en) * | 2000-11-27 | 2010-09-15 | Minerva Biotechnologies Corporation | Diagnostics, drug screening and treatment for cancer |
US7285412B2 (en) | 2001-07-27 | 2007-10-23 | Surface Logix Inc. | Device for magnetic immobilization of cells |
US7169577B2 (en) | 2001-07-27 | 2007-01-30 | Surface Logix, Inc. | Cell isolation and screening device and method of using same |
US7169578B2 (en) | 2001-07-27 | 2007-01-30 | Surface Logix, Inc. | Cell isolation and screening device and method of using same |
EP2116248A1 (en) | 2001-09-05 | 2009-11-11 | Minerva Biotechnologies Corporation | Compositions and Methods of Treatment of Cancer |
FR2841156B1 (fr) * | 2002-06-19 | 2004-09-10 | Bio Merieux | Nouvelles particules magnetiques fluorescentes,ainsi que les conjugues de telles particules et les compositions diagnostiques , therapeutiques ou prophylactiques les contenant |
AU2003284278A1 (en) | 2002-10-18 | 2004-05-04 | The University Of Iowa Research Foundation | Magnetically modified electrodes containing at least one catalyst component that mediates a subatomic particle transfer process |
JP2006517674A (ja) | 2002-12-20 | 2006-07-27 | ミネルバ バイオテクノロジーズ コーポレーション | ナノ粒子を含む光学デバイスおよび方法 |
WO2009140408A2 (en) | 2008-05-13 | 2009-11-19 | University Of Kansas | Metal abstraction peptide (map) tag and associated methods |
JP2010107502A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-05-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 定量分析方法及び検出用カートリッジ |
GB2467142A (en) * | 2009-01-23 | 2010-07-28 | Secr Defence | Electrode comprising two or more amphiphatic molecules and a redox active group |
WO2013181461A2 (en) | 2012-06-01 | 2013-12-05 | University Of Kansas | Metal abstraction peptide with superoxide dismutase activity |
WO2014080519A1 (ja) * | 2012-11-26 | 2014-05-30 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | ナノカーボンを用いた臨床検査 |
EP3256494A4 (en) | 2015-02-10 | 2018-12-05 | Minerva Biotechnologies Corporation | Humanized anti-muc1* antibodies |
WO2018112024A1 (en) * | 2016-12-13 | 2018-06-21 | Eccrine Systems, Inc. | Thiolated aromatic blocking structures for eab biosensors |
CN108671959B (zh) * | 2018-06-29 | 2020-11-06 | 青岛科技大学 | 双功能有机多孔材料及其制备方法 |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7807532A (nl) * | 1978-07-13 | 1980-01-15 | Akzo Nv | Metaal-immunotest. |
GB2095258B (en) * | 1981-03-19 | 1984-09-05 | Janssen Pharmaceutica Nv | A bright field light microscopic method of localizing tissue antigens |
GB8417301D0 (en) * | 1984-07-06 | 1984-08-08 | Serono Diagnostics Ltd | Assay |
EP0170446B1 (en) * | 1984-07-10 | 1991-03-06 | Serono Diagnostics Limited | Methods of assay |
GB8608700D0 (en) * | 1986-04-10 | 1986-05-14 | Genetics Int Inc | Measurement of electroactive species in solution |
JPS63214668A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-07 | Hitachi Ltd | 細胞測定方法 |
EP0317001B1 (en) * | 1987-11-16 | 1993-02-03 | Janssen Pharmaceutica N.V. | A new universally applicable detection system based 0n ultra small colloidal metal particles |
US5079172A (en) * | 1988-11-04 | 1992-01-07 | Board Of Trustees Operating Michigan State University | Method for detecting the presence of antibodies using gold-labeled antibodies and test kit |
US5391272A (en) * | 1992-03-06 | 1995-02-21 | Andcare, Inc. | Electrochemical immunoassay methods |
US5369036A (en) * | 1992-07-02 | 1994-11-29 | Becton, Dickinson And Company | Enhancement of signal in immunoassays using microparticles which contain different detectable substances |
DE4223791C1 (de) * | 1992-07-15 | 1993-11-18 | Eppendorf Geraetebau Netheler | Verfahren und Vorrichtung zum Nachweis von Analyten in Flüssigkeiten |
WO1994009117A1 (en) * | 1992-10-21 | 1994-04-28 | Miltenyi Biotec Inc | Direct selection of cells by secretion product |
TW239881B (ja) * | 1992-12-22 | 1995-02-01 | Sienna Biotech Inc | |
US5512131A (en) | 1993-10-04 | 1996-04-30 | President And Fellows Of Harvard College | Formation of microstamped patterns on surfaces and derivative articles |
JP4019433B2 (ja) * | 1994-04-22 | 2007-12-12 | Jsr株式会社 | 核酸結合用粒子担体 |
JP2803019B2 (ja) * | 1994-05-06 | 1998-09-24 | ダイナボット株式会社 | Hcv関連抗体測定法 |
DE4430023A1 (de) * | 1994-08-24 | 1996-02-29 | Boehringer Mannheim Gmbh | Elektrochemischer Sensor |
US5620850A (en) | 1994-09-26 | 1997-04-15 | President And Fellows Of Harvard College | Molecular recognition at surfaces derivatized with self-assembled monolayers |
WO1996029629A2 (en) | 1995-03-01 | 1996-09-26 | President And Fellows Of Harvard College | Microcontact printing on surfaces and derivative articles |
KR0156176B1 (ko) * | 1995-06-01 | 1998-12-01 | 구자홍 | 전기화학식 면역 바이오센서 |
US5620820A (en) | 1995-10-12 | 1997-04-15 | Xerox Corporation | Four color toner set |
IL116921A (en) * | 1996-01-26 | 2000-11-21 | Yissum Res Dev Co | Electrochemical system for determination of an analyte in a liquid medium |
WO1997034150A1 (en) * | 1996-03-14 | 1997-09-18 | Abbott Laboratories | Binding members extending from particles for immunoassay |
JP2000510233A (ja) * | 1996-04-25 | 2000-08-08 | ペンス,インコーポレイテッド | バイオセンサ装置および方法 |
EP1818417B1 (en) * | 1996-07-29 | 2014-02-12 | Nanosphere, Inc. | Nanoparticles having oligonucleotides attached thereto and uses therefor |
US6306584B1 (en) * | 1997-01-21 | 2001-10-23 | President And Fellows Of Harvard College | Electronic-property probing of biological molecules at surfaces |
CA2279571A1 (en) * | 1997-02-06 | 1998-08-13 | Novalon Pharmaceutical Corporation | Electrochemical probes for detection of molecular interactions and drug discovery |
WO1999001766A1 (en) * | 1997-07-04 | 1999-01-14 | Universiteit Utrecht | A metal particle, its preparation and use, and a material or device comprising the metal particle |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000595153A patent/JP2002535656A/ja not_active Withdrawn
- 2000-01-21 WO PCT/US2000/001504 patent/WO2000043783A2/en active Application Filing
- 2000-01-21 AU AU33479/00A patent/AU3347900A/en not_active Abandoned
- 2000-01-21 EP EP00911609.6A patent/EP1147416B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-21 CA CA2360927A patent/CA2360927C/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-01-21 EP EP10184879A patent/EP2320231A3/en not_active Withdrawn
-
2010
- 2010-11-22 JP JP2010259625A patent/JP5524812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2000043783A3 (en) | 2000-11-02 |
WO2000043783A2 (en) | 2000-07-27 |
JP2002535656A (ja) | 2002-10-22 |
EP2320231A2 (en) | 2011-05-11 |
CA2360927C (en) | 2018-03-06 |
JP2011095265A (ja) | 2011-05-12 |
CA2360927A1 (en) | 2000-07-27 |
EP2320231A3 (en) | 2012-07-18 |
EP1147416B1 (en) | 2013-05-29 |
EP1147416A2 (en) | 2001-10-24 |
AU3347900A (en) | 2000-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5524812B2 (ja) | コロイド固定化種と非コロイド構造上の種との相互作用 | |
JP4516273B2 (ja) | オリゴヌクレオチド識別子 | |
JP4223804B2 (ja) | 磁力でのInSitu希釈法 | |
US20050148101A1 (en) | Interaction of colloid-immobilized species with species on non-colloidal structures | |
Shiddiky et al. | Graphene/quantum dot bionanoconjugates as signal amplifiers in stripping voltammetric detection of EpCAM biomarkers | |
Zhou et al. | The sandwich-type electrochemiluminescence immunosensor for α-fetoprotein based on enrichment by Fe3O4-Au magnetic nano probes and signal amplification by CdS-Au composite nanoparticles labeled anti-AFP | |
Dolatabadi et al. | Nanomaterial-based electrochemical immunosensors as advanced diagnostic tools | |
JP2012230124A (ja) | 神経変性疾患における異常型タンパク質凝集の迅速かつ高感度の検出 | |
US20070054337A1 (en) | Nanoparticle conjugates and method of production thereof | |
Li et al. | A sandwich-type electrochemical immunosensor for detecting CEA based on CeO2-MoS2 absorbed Pb2+ | |
JP2004512497A (ja) | コロイドが固定された種と非コロイド構造上の種との相互作用 | |
JP2012037397A (ja) | センサ素子製造方法、センサ素子及び検出方法 | |
JP2004512497A5 (ja) | ||
JP2003535099A (ja) | 化学又は生物学的事象を検出するための信号変換器としてのメタロセン | |
US20050202402A1 (en) | Tandem signaling assay | |
JP2004532970A (ja) | コロイド構造体および非コロイド構造体による結合スピーシーズの検出 | |
US20060024230A1 (en) | Customized therapeutics and in situ diagnostics | |
AU2001270140A1 (en) | Interaction of colloid-immobilized species with species on non-colloidal structures | |
AU2012202818A1 (en) | Detection of binding species with colloidal and non-colloidal structures |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110817 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120424 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120720 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120725 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130404 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130701 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130704 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5524812 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |