JP5524621B2 - ハイブリッド自動再送のための方法および装置 - Google Patents

ハイブリッド自動再送のための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5524621B2
JP5524621B2 JP2009528577A JP2009528577A JP5524621B2 JP 5524621 B2 JP5524621 B2 JP 5524621B2 JP 2009528577 A JP2009528577 A JP 2009528577A JP 2009528577 A JP2009528577 A JP 2009528577A JP 5524621 B2 JP5524621 B2 JP 5524621B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data packet
indication message
hop device
receives
next hop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009528577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010504665A (ja
Inventor
ニー,ウエイ
シエン,ガン
リウ,ジーミン
ツオー,ウエイ
チン,シヤン
Original Assignee
アルカテル−ルーセント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカテル−ルーセント filed Critical アルカテル−ルーセント
Publication of JP2010504665A publication Critical patent/JP2010504665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5524621B2 publication Critical patent/JP5524621B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

本発明は、無線通信ネットワークに関し、特に、無線通信におけるマルチホップネットワークのためのHARQ(ハイブリッド自動再送要求)技術に関する。
HARQ(ハイブリッド自動再送要求)は、急速なフェージングおよびシャドウイングからもたらされる、受信されるBER(ビット誤り率)およびFER(フレーム誤り率)の低下を補償する機構である。現在、2つのHARQモード、3GPP HSPA(高速パケットアクセス)および3GPP LTE(Long−Term Evolution)、すなわち、チェイス合成およびIR(増分冗長性)が、IEEE802.16eにおいて普通に行われている。
HARQは、成熟した技術であり、3GPP HSDPA/HSUPAなどの、従来の単一ホップネットワークにおいて広く実施されている。しかし、移動マルチホップ中継ネットワークにおいて、無線ネットワークにRS(中継局)が導入されるのに伴って、ネットワークトポロジ構造の変化と一緒に、新たな問題が出現する。第1に、伝搬の見地から、異なる無線環境は、複数のホップの範囲内でHARQ再送パフォーマンスの大きな違いをもたらす可能性があり、このことにより、異なるホップの伝送レートの不適合が生じ、その結果、中継端末装置のスループットが確実に低下する。第2に、物理層リソースが、アクセスすることと、中継することの両方に割り当てられることのため、枯渇する可能性がある。第3に、特に、フレーム内のタイムスロットを使用して端末装置を区別するシステムにおいて、複数のホップの範囲内のHARQ再送により、余計な遅延が生じる可能性がある。このため、以上の問題が、移動マルチホップ中継ネットワークのために設計されたHARQ再送手続きにおいて考慮される必要があり、対応する機構を使用して、問題が生じることが回避されなければならない、または少なくとも、そのような問題が原因となる可能性があるシステムパフォーマンス低下の生じる確率が低下させられなければならない。
他方で、一般に、RS(中継局)は、処理インテリジェンスが限られており、比較的単純な構造を有し、比較的安価でなければならないと考えられている。このため、RS(中継局)の機能、および関連する複雑度が、移動マルチホップ中継ネットワークのためのHARQ再送手続きを設計する際に、考慮に入れられなければならない。
現在、従来技術において移動マルチホップ中継ネットワークに適したHARQ機構は、存在しない。移動マルチホップ中継ネットワークに関する技術的ソリューションを向上されるのに、移動マルチホップ中継ネットワークに専用であり、前述の移動マルチホップ中継ネットワークの特別な問題を考慮に入れたHARQのための方法、および対応するデバイスを提供することが、急を要する。
以上の技術的問題に関して、本発明は、マルチホップネットワークのためのHARQ(ハイブリッド自動再送要求)機構を提供する。
本発明の第1の態様によれば、無線通信ネットワークのRS(中継局)におけるHARQのための方法が提供され、HARQ手続きは、BS(基地局)によって割り当てられたリソースに基づいて実施される。
本発明の第2の態様によれば、無線通信ネットワークのRS(中継局)におけるHARQのためのデバイスが提供され、このデバイスは、BS(基地局)によって割り当てられたリソースに基づいて、HARQ再送手続きを実施する。
本発明の第3の態様によれば、無線通信ネットワークのBS(基地局)におけるHARQ再送のための方法が提供され、HARQ再送手続きは、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、1つまたは複数のRSとMS(移動局)との中間で実施される。
本発明の第4の態様によれば、無線通信ネットワークのBS(基地局)におけるHARQのためのデバイスが提供され、HARQ手続きは、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、1つまたは複数のRSとMS(移動局)との中間で実施される。
本発明による方法は、移動マルチホップ中継ネットワークにおけるHARQ再送問題を克服し、移動マルチホップ中継ネットワークにおけるデータ伝送の訂正比を向上させ、RS(中継局)の導入によって生じたデータ伝送遅延を小さくする可能性がある。
本発明の他の特徴、目的、および利点は、添付の図面を参照して、限定的でない実施形態の以下の詳細な説明を読むことで、より明白となろう。
無線通信ネットワークにおける2ホップ中継ネットワークトポロジ構造を示す図である。 無線通信ネットワークにおける3ホップ中継ネットワークトポロジ構造を示す図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中の能動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのダウンリンク伝送中の能動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの3ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中の能動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの3ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのダウンリンク伝送中の能動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中、およびダウンリンク伝送中の受動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの3ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中、およびダウンリンク伝送中の受動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中の拡張された受動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークのRS(中継局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のためのデバイスを示すブロック図である。 本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークのBS(基地局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のためのデバイスを示すブロック図である。
以降、本発明の実施形態が、添付の図面を参照して説明される。
図1aおよび図1bは、それぞれ、無線通信ネットワークにおける2ホップ中継ネットワークトポロジ構造、および3ホップ中継ネットワークトポロジ構造の図であり、2ホップ中継ネットワークが、MS(移動局)00と、RS(中継局)10と、基地局(BS)20とを含むのに対して、MS00、RS10、およびBS20に加えて、3ホップ中継ネットワークは、RS10とBS20の間に配置された別のRS11をさらに含む。2つの形態の移動マルチホップ中継ネットワークだけが、この場合に示されているものの、移動マルチホップ中継ネットワークは、他の形態をさらに含むことが可能であり、例えば、さらに多くのRS、ならびに結合中継器などが、MSとBSの間で利用されることが、当業者には理解されよう。
「背景技術」において述べたとおり、異なる無線環境は、複数のホップの範囲内でHARQパフォーマンスの大きな違いをもたらす可能性があり、このことにより、異なるホップの伝送レート、例えば、図1aに示される、MS00とRS10の間のホップの伝送レート、およびRS10とRS11の間のホップの伝送レート、あるいは図1bに示される、MS00とRS10の間のホップの伝送レート、およびRS10とRS11の間のホップの伝送レートの不適合が生じ、その結果、図1aおよび図1bにおけるMS00のスループットが確実に低下する。このため、移動マルチホップ中継ネットワークにおけるHARQ機構が、リンクごとのHARQ、またはマルチリンクHARQに適切であるかどうかが決定される必要があり、図1aおよび図1bにおいて対応する矢印で示されるとおり、リンクごとのHARQは、単一のホップ内で実施されて、その単一のホップにおける急速なフェージングおよびシャドウイングを補償するのに対して、マルチリンクHARQは、複数のホップの2つの終端における処理手続きであり、すべての再送リソースは、その2つの終端によって割り当てられる。
本発明のソリューションは、RSの簡潔性と費用を考慮に入れ、HARQのほとんどの再送調整およびリソース割り当てが、BSにおいて実行されることを見込み、つまり、BSが、ほとんどのメッセージフィードバックとともに、再送リソース割り当ておよび再送リソース調整も担う。このため、この態様では、マルチリンクHARQのソリューションが、好ましい。しかし、リンクごとのHARQ機構は、明らかに、マルチリンクHARQとは比べ物にならないほどの柔軟性を有する。したがって、本発明は、この2つ両方の利点を組み合わせるHARQソリューションを提供し、すなわち、いずれのメッセージフィードバック機構(リンクごと、またはマルチリンク)が、各ネットワーク要素の伝送状態(伝送または再送)をスケジュールするのに使用されるかにかかわらず、HARQのリソース割り当ておよびリソース調整を担っているのは、常にBSである。
本発明は、主に、HARQ機構、および移動マルチホップ中継ネットワークにおけるこの機構の実施に関し、このため、HARQ符号化技術およびHARQ合成技術を考慮に入れることは不必要であることが指摘されなければならない。本発明の技術的ソリューションは、すべてのHARQ符号化技術およびHARQ合成技術、例えば、ソフトウェア合成およびIRなどをサポートすることができる。このため、使用されるべき特定の符号化技術および合成技術は、本発明を限定しない。
具体的な説明のために、以下の記述が行われるが、これらの記述は、本発明の技術的ソリューションに対する限定ではなく、本発明の好ましい実施形態を例示することだけを目的としているものと解釈されるべきである。
データパケットが、最初に伝送される場合、データパケットの検証は、データパケットに対する直接CRC(巡回冗長検査)であり、データパケットが、再送されたパケットである場合、データパケットの検証は、このデータパケットを、以前に受信されたパケットと組み合わせた後のCRCであるのに対して、この検証に合格するデータパケットは、組み合わされたデータパケットであり、正しい検証結果、または誤った検証結果は、CRCに合格すること、またはCRCに不合格であることを指し、図に示されるUL/DL MAPは、アップリンク/ダウンリンク制御マッピング情報、すなわち、BSによって割り当てられたリソースに関する情報を指す。
以降、様々なメッセージフィードバックの仕方に基づき、本発明による前述のMMR HARQ機構の実施形態が、詳細に説明される。
(実施形態1 能動的なMMR(マルチホップ中継)HARQ)
本発明の或る実施形態によれば、能動的MMR HARQの主な特性は、以下のとおりである。すなわち、RSが、直前のホップデバイスからデータパケットを受信すると、RSは、このデータパケットが正しいかどうかを検証し、直前のホップデバイス、およびリソース割り当てを制御するためのBSに、その検証結果を能動的に伝送し、このデータパケットが、初めて伝送された場合、このデータパケットが正しいかどうかにかかわらず、このデータパケットは、次のホップデバイスに転送される。このデータパケットが、再送であり、検証が、不合格であった場合、このデータパケットは、次のホップデバイスに転送されず、その検証結果は、再送のために直前のホップデバイスにリソースを割り当てるよう、BSに要求するように、BSに報告される。検証が、合格であった場合、検証されたデータパケットは、次のホップデバイスに転送される。前述の直前のホップデバイス、および次のホップデバイスには、RS、MS、またはBSが含まれる。以降、この実施形態の手続きの流れが、図2から図5を参照して詳細に説明される。
図2は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中の能動的MMR HARQ方法を示す流れ図である。
図2に示されるとおり、データパケットが、初めて伝送される場合、以下のとおりである。すなわち、
ステップS1001で、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、RS10が、MS00からデータパケットを受信し、このデータパケットが、最初の伝送である場合、このデータパケットは、BS20に直接に転送される。
ステップS1002で、RS10が、このデータパケットを検証し、このデータパケットは、初めて受信されたので、CRC検証が、このデータパケットに対して直接に実行される。
ステップS1003で、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、RS10が、BS20に、その検証結果を送信する。或る特定の実施では、その検証結果は、データパケットと一緒に或る特定のメッセージの中に入れられることによって、BS20に送信されることが可能であり、これらは、別々に送信されることも可能である。
ステップS201で、BS20が、RS10からデータパケットを受信し、このデータパケットを検証し、このデータパケットが、初めて受信された場合、CRC検証が、このデータパケットに対して直接に実行される。
ステップS202で、BS20が、RS10が、このデータパケットを正しく受信したかどうかを示す指示メッセージを、RS10から受信する。
ステップS203で、BS20が、このデータパケットの検証結果をRSに送信する。
このデータパケットの検証が、BS20において合格であった場合、このデータパケットの伝送は、完了である。このデータパケットの検証が、BS20において不合格であった場合、BS20は、このデータパケットを再送するためのリソースをRS10またはMS00に割り当てる。
(RS10の再送)
ステップS204で、データパケット検証が、BS20において不合格である一方で、受信された指示メッセージによれば、このデータパケットが、RS10において検証に合格である場合、このことは、MS00とRS10の間の、このデータパケットの伝送が正しい一方で、RS10とBS20の間の伝送は、誤りが生じることを示す。この時点で、BS20は、RS10が、このデータパケットを再送することができるようにするように、RS10にリソースを割り当てる。
ステップS1005で、BS20が、このデータパケットが誤っていることを検証するのに対して、RS10は、このデータパケットが正しいことを検証すると、RS10は、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、RS10が、このデータパケットが正しいことを検証したことを示す指示メッセージをMS00に送信する。次に、RS10が、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、このデータパケットをBS20に再送する。
この場合、この時点で、RS10は、このデータパケットを正しく受信するので、MS00は、再送を必要とせず、さらに、BS20は、RS10が、複数の前記データパケットを、同一のフレーム内で同時に再送するように(これらの複数のデータパケットは、同一の有効なデータ情報を含むが、冗長な情報は、異なることが可能である)、RS10にいくらかのアイドルなリソースを割り当てることができることに留意されたい。このようにして、中継および再送から生じる長時間の遅延が、短縮されることが可能である。RSのアップリンクの次のホップデバイス(この例では、BS20である)が、これらの複数のデータパケットを組み合わせた後、組み合わされたデータパケットが、獲得され、その後、単一のデータパケットを受信することに関する動作と同一の動作が、実行される。この場合、MS処理を簡略化するのに、前述のプロセスは、データパケットのアップリンク伝送に限定される。MSが、複数のデータパケットをサポートし、これらのパケットを組み合わせるように構成される場合、RSは、データパケットのダウンリンク伝送中に、ダウンリンクの次のホップデバイス(この例では、MS)に、この組み合わされた複数のデータパケットを送信することもできるようにされる。
ステップS205で、BS20は、RSからの再送のために1つまたは複数のデータパケットを受信し、これらのデータパケットを検証する。この場合、この検証は、受信された1つまたは複数のデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後の、この組み合わされたデータパケットに対するCRSを指す。この検証が、やはり不合格である場合、RS10における再送のステップが、このデータパケットが正しく受信されるまで、繰り返される、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達すると、破棄される。
(MB00における再送)
ステップS206で、検証が、RSにおいて不合格であった場合、BS20が、リソースをMS00に割り当てて、MS00が、このリソースに基づいて、データパケットを再送することができるようにされる。
ステップS1006で、BS20とRS10がともに、このデータパケットが誤っていることを検証すると、RS10は、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、RS10が、このデータパケットが誤っていることを検証したことを示す指示メッセージをMS00に送信する。
検証が不合格であるというRS10からの情報と、B20からのリソース割り当て情報とを受信した後、MS00は、このデータパケットをRS10に再送する。
ステップS1007で、RS10が、MS00から再送されたデータパケットを受信し、このデータパケットが正しいかどうかを検証する。この場合の検証は、前に受信されたデータパケットを組み合わせた後に実行されるCRCである。その検証結果は、BS20およびMS00に送信される。
ステップS207で、BS20が、RS10から、その検証結果を受信し、その検証が、不合格である場合、MS00が再送を行うことができるようにするために、リソースが割り当てられる。これに対応して、RS10が、S1006およびS1007のステップを繰り返す。
ステップS1008で、RS10が、データパケットが正しいことを検証した場合、組み合わされたデータパケットは、BS20に直接に送信される。
ステップS208で、BS20が、このデータパケットを検証する。BS20が、正しく受信した場合、データパケットの伝送は、完了であり、BS20が、誤って受信した場合、RS10の前述の再送手続き、すなわち、S1008が、BS20が正しく受信するまで、繰り返される、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達するまで、破棄される。
図3は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのダウンリンク伝送中の能動的MMR HARQ方法の流れ図である。
図3に示されるとおり、データパケットが、初めて伝送される場合、以下のとおりである。すなわち、
ステップS211で、BS20が、RS10にデータパケットを送信する。
ステップS1011で、RS10が、BS20からデータパケットを受信し、このデータパケットをMS00に転送する。
ステップS1012で、RS10が、このデータパケットが正しいかどうかを検証する。
ステップS1013で、RS10が、このデータパケットの検証結果をBS20に送信する。
MS00は、RS10からこのデータパケットを受信した後、このデータパケットを検証し、その検証結果を、RS10を介してBS20に送信する。
ステップS1014で、RS10が、MS00から、MS00のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信する。
ステップS212で、BS20が、RS10から、RS10のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信し、その一方、ステップS213で、MS00から、MS00のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信する。
(RSの再送)
MS00からの指示メッセージが、データパケット検証が、MS00において不合格であることを示す一方で、RS10が、このデータパケットが正しいことを検証した場合、ステップS214で、BS20は、データパケット再送のためのリソースをRS10に割り当てる。
ステップS1015で、RS10が、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、このデータパケットをMS00に再送する、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
(BS20の再送)
MS00からの指示メッセージが、MS00が、このデータパケットを誤って受信したことを示す一方で、RS10におけるデータパケット検証も不合格である場合、ステップS215で、BS20が、このデータパケットをRS10に再送する。
ステップS1016で、RS10が、BS20から再送されたデータパケットを受信し、このデータパケットが、初回に受信されたデータパケットと組み合わされた後、CRCを実行し、その検証結果をBS20に送信する。
データパケット検証が、ステップS1016で合格であった場合、RS10は、ステップS1017で、この組み合わされたデータパケットをMS00に送信する。
このデータパケットが誤っていることが検証された場合、RS10は、このデータパケットをMS00に転送せず、BS20が、このデータパケットを再送するのを待つ。
ステップS216で、BS20が、RS10から、RS10のデータ検証結果を示す指示メッセージを受信し、この指示メッセージが、その検証が不合格であったことを示す場合、BS20は、このデータパケットを再送する。
指示メッセージが、その検証が合格であったことを示す場合、BS20は、MS00からの、MS00のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを待つ。MS00が、正しく受信した場合、データパケット伝送は、完了である。MS00が、誤って受信した場合、RS10とMS00の間の伝送は、誤りが生じることを意味し、前述したRS再送手続きが、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、繰り返されなければならない、または、このデータパケット伝送は、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄されなければならない。
図4は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの3ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中の能動的MMR HARQ方法の流れ図である。
図4に示されるとおり、データパケットが、初めて伝送される場合、以下のとおりである。すなわち、
ステップS1021で、RS10が、MS00からデータパケットを受信し、このデータパケットを次のホップデバイス、すなわち、RS11に転送する。ステップS1022で、RS10が、このデータパケットが正しいかどうかを検証する。ステップS1023で、その検証結果が、BS20に送信される。
ステップS1031で、RS11が、このデータパケットをRS10から受信し、このデータパケットをBS20に転送する。ステップS1032で、RS11が、このデータパケットが正しいかどうかを検証する。ステップS1033で、その検証結果が、BS20に送信される。
ステップS221で、BS20が、このデータパケットをRS11から受信し、このデータパケットを検証する。ステップS222で、RS10およびBS11からの、データパケット検証結果を示す指示メッセージが、それぞれ、受信される。ステップS223で、BS20が、ステップS221のデータパケット検証結果を示すBS20の指示メッセージをRS11に送信する。
ステップS1034で、RS11が、BS20から、BS20のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信する。
この時点で、BS20のデータパケットが正しいことが検証された場合、このデータパケットの伝送は、完了である。
データパケット検証が、BS20において不合格であった場合、BS20は、RS10およびRS11のデータパケット検証結果に基づいて、RS11またはRS10またはMS00にリソースを割り当てることを決定する。
BS20は、このデータパケットが正しいことが検証された、伝送リンクにおける最後のRSにリソースを割り当てる。データ伝送リンクにおいて、データパケットが、或るRSにおいて正しいことが検証される限り、そのデータパケットは、そのデータパケットが、伝送リンクにおいて、このRSの直前の他のRSにおいて正しく受信されるかどうかにかかわらず、正しく受信されるものと考えられることが、当業者には認められよう。
(RS11の再送)
データパケット検証が、BS20において不合格である一方で、検証が、RS11において合格であった場合(検証が、RS10において合格であるかどうかにかかわらず)、ステップS224で、BS20が、RS11が、このデータパケットを再送するように、RS11にリソースを割り当てる。
ステップS1035で、RS11が、データパケット検証が、BSにおいて不合格であることを示すBS20からの指示メッセージに基づき、さらに、現在のRSにおけるデータパケット検証の成功に基づいて、RS11が、このデータパケットを正しく受信することを示す指示メッセージを、RS10に送信する。その一方で、RS11は、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、BS20が、このデータパケットを正しく受信するまで、このデータパケットをBS20に再送する、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
ステップS1024で、RS10が、RS11から、RS11が、このデータパケットを正しく受信するという指示メッセージを受信し、その後、データパケット検証が、RS10において合格であることを示す指示メッセージをMS00に送信して、伝送の成功をMS00に知らせるようにする。
この場合、この時点で、RS11は、このデータパケットを正しく受信するので、RS10およびMS00は、再送を必要とせず、さらに、BS20は、RS11が、複数の前記データパケットを、同一のフレーム内で同時に再送するように(これらの複数のデータパケットは、同一の有効なデータ情報を含むが、冗長な情報は、異なることが可能である)、RS11にいくらかのアイドルなリソースを割り当てることができることに留意されたい。このようにして、中継および再送から生じる長時間の遅延が、短縮されることが可能である。その後、BS20は、これらの受信された複数のデータパケットを組み合わせる。
(RS10の再送)
データパケット検証が、BS20およびRS11において不合格であるが、データパケット検証が、RS10において合格である場合、ステップS225で、BS20が、RS10が、このデータパケットを再送するように、RS10にリソースを割り当てる。
ステップS1036で、RS11が、BS20からの、データパケット検証が、BSにおいて不合格であることを示す指示メッセージに基づき、さらに、現在のRSにおけるデータパケット検証が不合格であることに基づいて、RS11が、このデータパケットを誤って受信することを示す指示メッセージを、RS10に送信する。
ステップS1025で、RS10が、RS11から、RS11においてデータパケット検証が不合格であることを示す指示メッセージを受信し、現在のRSにおける正しいデータパケット検証結果に基づいて、現在のRS10におけるデータパケット検証の成功を示す指示メッセージを、MS00に送信して、伝送の成功についてMS00に知らせるようにする。その後、BS20によって割り当てられたリソースに基づき、このデータパケットが、直前のホップデバイス(すなわち、RS11)に再送される。
この場合、この時点で、RS10は、このデータパケットを正しく受信するので、MS00は、再送を必要とせず、さらに、BS20は、RS10が、複数の前記データパケットを、同一のフレーム内で同時に再送するように(これらの複数のデータパケットは、同一の有効なデータ情報を含むが、冗長な情報は、異なることが可能である)、RS10にいくらかのアイドルなリソースを割り当てることができることに留意されたい。このようにして、中継および再送から生じる長時間の遅延が、短縮されることが可能である。RSのアップリンクの次のホップデバイス(この例では、RSである)が、複数の受信されたデータパケットを組み合わせた後、組み合わされたデータパケットが、獲得され、その後、単一のデータパケットを受信することに関する動作と同一の動作が、実行される。
ステップS1037で、RS11が、これらの受信された1つまたは複数のデータパケットを組み合わせ、その後、これらのデータパケットを、前回に受信されたデータパケットと再び組み合わせ、この組み合わされたデータを検証し、次に、その検証結果をRS10およびBS20に送信する。
データパケット検証が、この時点で、RS11において依然として不合格である場合、RS10再送のステップが、同様に繰り返される。検証が合格である場合、RS11は、このデータパケットをBS20に転送する。BS20が、正しく受信した場合、データパケット伝送は、完了である。BS20が、誤って受信した場合、RS11の前の再送ステップが、BS20が、データパケットを正しく受信するまで、繰り返される、またはデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
(MB00における再送)
BS20、RS10、およびRS11において、すべてのデータパケット検証が、不合格である場合、ステップS226で、BS20は、MS00が、このデータパケットを再送するよう、MS00にリソースを割り当てる。
この時点で、ステップS1038において、RS11が、ステップS1036の場合と同様に、BS20からの、データパケット検証が、BSにおいて不合格であることを示す指示メッセージに基づき、さらに、現在のRSにおける不合格のデータパケット検証結果に基づいて、RS11が、データパケットを誤って受信することを示す指示メッセージを、RS10に送信する。
ステップS1026で、RS10が、RS11から、データパケット検証が、RS11において不合格であることを示す指示メッセージを受信し、さらに、現在のRSにおける不合格のデータパケット検証結果に基づいて、データパケット検証が、現在のRS10において不合格であることを示す指示メッセージを、MS00に送信する。
MS00は、RS10からの、データパケット検証が、RS10において不合格であることを示す指示メッセージに応答して、さらに、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、このデータパケットを再送する。前述した再送機構に基づいて、データパケットは、BS20が、このデータパケットを正しく受信するまで、アップリンク再送され続ける、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
図5は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの3ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのダウンリンク伝送中の能動的MMR HARQ方法の流れ図である。
図5に示されるとおり、データパケットが、初めて伝送される場合、以下のとおりである。すなわち、
ステップS231で、BS20が、データパケットをRS11に送信する。
ステップS1051で、RS11が、このデータパケットをBS20から受信し、このデータパケットをRS10に直接に転送する。ステップS1052で、このデータパケットが正しいかどうかが検証され、ステップS1053で、このデータパケットの検証結果が、BS20に送信される。
ステップS1041で、RS10が、このデータパケットをRS11から受信し、このデータパケットをMS00に直接に転送する。ステップS1042で、このデータパケットが正しいかどうかが検証され、さらに、ステップS1043で、このデータパケットの検証結果が、BS20に送信される。
MS00が、RS10から受信されたデータパケットを検証し、その検証結果を、RS10およびRS11を介してBS20に送信する。
ステップS232で、BS20が、RS11、RS10、およびMS00からのデータパケット検証結果を示す指示メッセージをそれぞれ受信する。
MS20のデータパケットが正しいことが検証された場合、このデータパケットの伝送は、完了である。データパケット検証が、MS00で不合格である、すなわち、MS00が、このデータパケットを正しく受信しない場合、BS20は、RS11およびRS10のデータパケット検証結果に基づいて、データパケット再送のためのリソースを、RS11に、またはRS10に、またはBS20自体に割り当てる。
BS20は、このデータパケットが正しいことが検証された、伝送リンクにおける最後のRSにリソースを割り当てる。データ伝送リンクにおいて、データパケットが、或るRSにおいて正しいことが検証される限り、そのデータパケットは、そのデータパケットが、伝送リンクにおいて、このRSの直前の他のRSにおいて正しく受信されるかどうかにかかわらず、正しく受信されるものと考えられることが、当業者には認められよう。
(RS10の再送)
データパケット検証が、MS00において不合格である一方で、検証が、RS10において合格である場合(検証が、RS11において合格であるかどうかにかかわらず)、BS20が、ステップS233で、RS10が、データパケット再送を実行するように、RS10にリソースを割り当てる。
ステップS1044で、RS10が、MS00からの、データパケット検証が、MSにおいて不合格であることを示す指示メッセージに基づき、さらに、現在のRSにおけるデータパケット検証の成功に基づいて、現在のRS10が、このデータパケットを正しく受信することを示す指示メッセージを、RS11に送信する。このデータパケットは、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、再送される。
同様に、フォローアップ処理(簡明のため、図5に示さず)において、MS00が、RS10から再送されたデータパケットを受信すると、MS00は、このデータパケットが正しいかどうかを検証し、その検証結果をRS10およびBS20に送信する。このデータパケットが、正しいことが検証された場合、このデータパケットの伝送は、完了であり、このデータパケットが、誤っていることが検証された場合、RS11は、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、このデータパケットを再送することを続ける、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達すると、破棄される。
(RS11の再送)
データパケット検証が、MS00およびRS10において不合格である一方で、データパケット検証が、RS11において合格である場合、RS11は、データパケット再送を実行する。
ステップS1045で、RS10が、MS00からの、データパケット検証が、MSにおいて不合格であることを示す指示メッセージに基づき、さらに、現在のRSにおける不合格であるデータパケット検証結果に基づいて、データパケット検証が、RS10において不合格であることを示す指示メッセージを、RS11に送信する。
ステップS1054で、RS11が、RS10からの、RS10の不合格であるデータパケット検証結果を示す指示メッセージに従って、さらに、現在のRSにおけるデータパケット検証結果の成功に従って、BS20に割り当てられたリソースに基づいて、RS10に、このデータパケットを再送する。
同様に、フォローアップ処理(簡明のため、図5に示さず)において、RS10が、RS11から、このデータパケットを受信すると、RS10は、このデータパケットが正しいかどうかを検証し、その検証結果をBS20およびRS11に送信する。この検証が、不合格である場合、RS11は、RS10が、このデータパケットを正しく受信するまで、このデータパケットを再送することを続ける、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。この検証が、合格である場合、検証されたデータパケットは、MS00に送信される。
MS00が、正しく受信した場合、このデータパケット伝送は、完了である。MS00が、誤って受信した場合、RS10は、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、再送を実行することを続ける、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
(BS20の再送)
ステップS1046で、RS10が、MS00から受信された、MS00の不合格であるデータパケット検証結果を示す指示メッセージに基づき、さらに、現在のRSにおける不合格であるデータパケット検証結果に基づいて、データパケット検証が、RS10において不合格であることを示す指示メッセージを、RS11に送信する。
データパケット検証が、MS00において不合格であり、データパケット検証が、RS11およびRS10においてもやはり、不合格である場合、ステップS235で、BS20が、このデータパケットをRS11に再送する。
RS11が、ステップS1055で、RS10からの不合格であるデータパケット検証結果、および現在のRSの不合格であるデータパケット検証結果に従って、BS20に割り当てられたリソースに基づいて、BS20からの再送されるデータパケットを受信する。
同様に、フォローアップ処理(簡明のため、図5に示さず)において、RS11が、再送されたデータパケットを受信して、検証し、その検証結果をBS20に報告する。このデータパケットが正しいことが検証された場合、検証されたデータパケットは、RS10に転送され、それ以外の場合、BS20が、このデータパケットを再送する。
次に、RS10が、この再送されたデータパケットをRS11から受信して、検証し、その検証結果をBS20およびRS11に報告する。このデータパケットが、正しいことが検証された場合、検証されたデータパケットは、MS00に転送され、それ以外の場合、BS20が、再送のためのリソースをRS11に割り当てる。
本発明の能動的MMR HARQソリューションは、1つまたは2つのRSだけが、BSとMSの間でHARQに参加するシナリオに限定されないことに留意されたい。図2〜図5の前段の説明から、3つ以上のRSが、BSとMSの間でHARQに参加しているシナリオを、当業者は容易に類推することができよう。さらに、図2〜図5の流れ図は、本発明の実施形態による能動的MMR HARQに関する唯一の定まった形態ではないことが理解されるべきであり、当業者は、本分野における従来技術に基づいて、前出の図2〜図5の処理フローに様々な変更を行うことができる。例えば、これらの変更は、データパケットの検証および組み合わせのステップ、指示メッセージを受信するステップ、および様々なメッセージに基づいて比較および判定を実行するステップの順序を調整すること、または再送のフォローアップ処理手続きにおける再送遅延を短縮する特別なポリシーを使用することなどであることが可能である。
(実施形態2 受動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQ)
本発明の或る実施形態によれば、受動的MMR HARQの主な特性は、以下のとおりである。すなわち、RSが、直前のホップデバイスからデータパケットを受信した後、RSは、直前のホップデバイス、およびリソース割り当てを制御するためのBSに、このデータパケットの検証結果を能動的に知らせるのではなく、このデータパケットを直接に転送する。RSは、データを単に転送するだけであり、RSは、再送されたデータパケットを受信すると、このデータパケットを、以前に受信されたデータパケットと組み合わせる。この組み合わされたデータパケットが、CRC検証の後に正しい場合、この組み合わされたデータパケットが、次のホップデバイスに転送され、それ以外の場合、受信されたデータパケットが、次のホップデバイスに直接に転送される。以降、この実施形態の手続きフローが、図6から図7を参照して、詳細に説明される。
図6は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中、およびダウンリンク伝送中の受動的MMR HARQ方法の流れ図である。
図6に示されるとおり、データパケットアップリンク伝送において、
データパケットが、以下のとおり、初めて伝送される。すなわち、
図に示されるとおり、ステップS1061で、RS10が、このデータパケットをMS00から受信し、このデータパケットをBS20に直接に転送する。
ステップS241で、BS20が、RS10から、このデータパケットを受信して、検証し、その検証結果をMS00に送信する。この検証が合格である場合、データパケット伝送は、完了である。この検証が不合格である場合、MS00が、このデータパケットを再送するように、MS00にリソースが割り当てられる。
(MB00における再送)
RS10が、ステップS1062で、MS00からデータパケットを受信し、このデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後、CRC検証を実行する。CRC検証が正しい場合、RS20は、この組み合わされた正しいデータパケットをBS20に転送し、CRC検証が誤っている場合、RS20は、受信されたデータパケットをBS20に直接に転送する。
ステップS242で、BS20が、この再送されたデータパケットをRS10から受信して、検証し、その検証結果を示す指示メッセージをMS00に送信する。この検証が合格である場合、このデータパケットの伝送は、完了である。この検証が不合格である場合、MS00再送の手続きが、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、繰り返される、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達すると、破棄される。
図6に示されるとおり、データパケットダウンリンク伝送において、
初回の伝送に関して、以下のとおりである。すなわち、
ステップS251で、BS20が、データパケットをRS10に送信する。
ステップS1071で、RS10が、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、BS20からのデータパケットを受信し、このデータパケットをMS00に直接に転送する。
MS00が、この受信されたデータパケットを検証し、その検証結果をBS20に送信する。
ステップS252において、BS20が、MS00から、MS00のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信する。指示メッセージが、MS00が、このデータパケットを正しく受信することを示す場合、このデータパケットの伝送は、完了である。
(BS20の再送)
MS00が、正しく受信することができなかった場合、ステップS253で、BS20が、このデータパケットを再送する。
ステップS1072で、RS10が、BS20からデータパケットを受信し、このデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後、CRC検証を実行する。CRC検証が合格である場合、RS10は、この組み合わされた正しいデータパケットをMS00に転送し、CRC検証が不合格である場合、RS10は、受信されたデータパケットをMS00に直接に転送する。
MS00が、正しく受信する場合、このデータパケットの伝送は、完了である。MS00が、正しく受信することができなかった場合、BS20の再送が、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、実行され続ける、またはこのデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
図7は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの3ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中、およびダウンリンク伝送中の受動的MMR HARQ方法を示す流れ図である。
図7に示されるとおり、データパケットアップリンク伝送において、
初回の伝送に関して、以下のとおりである。すなわち、
ステップS1081で、RS10が、データパケットをMS00から受信し、このデータパケットをBS11に直接に転送する。
ステップS1091で、RS11が、このデータパケットをRS10から受信し、このデータパケットをBS20に直接に転送する。
ステップS261で、BS20が、RS11から、このデータパケットを受信して、検証し、その検証結果を示す指示メッセージをMS00に送信する。その検証結果が正しい場合、このデータパケットの伝送は、完了である。検証が不合格である場合、BS20が、このデータパケットを再送するためのリソースをMS00に割り当てる。
(MB00の再送)
ステップS1082で、RS10が、MS00からデータパケットを受信し、このデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後、CRC検証を実行する。CRC検証が合格である場合、RS11が、この組み合わされた正しいデータパケットをBS11に転送し、CRC検証が不合格である場合、RS11は、受信されたデータパケットをBS20に直接に転送する。
ステップS1092で、RS11が、RS10からデータパケットを受信し、このデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後、CRC検証を実行する。CRC検証が合格である場合、RS20が、この組み合わされた正しいデータパケットをBS20に転送し、CRC検証が不合格である場合、RS20は、受信されたデータパケットをBS20に直接に転送する。
ステップS262で、BS20が、RS11から、このデータパケットを受信して、検証し、その検証結果を示す指示メッセージをMS00に送信する。検証が合格である場合、このデータパケットの伝送は、完了である。検証が不合格である場合、MS00の再送手続きが、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、繰り返される、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達すると、破棄される。
図7に示されるとおり、データパケットダウンリンク伝送において、
初回の伝送に関して、以下のとおりである。すなわち、
ステップS271で、BS20が、データパケットをRS11に送信する。
ステップS1111で、RS11が、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、このデータパケットをBS20から受信し、このデータパケットをRS10に直接に転送する。
ステップS1101で、RS10が、BS20によって割り当てられたリソースに基づいて、このデータパケットをRS11から受信し、このデータパケットをMS00に直接に転送する。
MS00は、受信されたデータパケットを検証し、その検証結果を示す指示メッセージをBS20に送信する。
ステップS252で、BS20が、MS00から、MS00のデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信する。この指示メッセージが、MS00が、このデータパケットを正しく受信することを示す場合、このデータパケットの伝送は、完了である。
(BS20の再送)
MS00が、正しく受信することに失敗した場合、BS20が、このデータパケットを再送する。
ステップS1112で、RS11が、BS20からデータパケットを受信し、このデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後、CRC検証を実行する。CRC検証が合格である場合、RS10が、この組み合わされた正しいデータパケットをRS10に転送し、CRC検証が不合格である場合、RS10は、受信されたデータパケットをRS10に直接に転送する。
ステップS1102で、RS10が、BS11からデータパケットを受信し、このデータパケットを、初回に受信されたデータパケットと組み合わせた後、CRC検証を実行する。CRC検証が合格である場合、RS10が、この組み合わされた正しいデータパケットをMS00に転送し、CRC検証が不合格である場合、RS10は、受信されたデータパケットをMS00に直接に転送する。
MS00が、正しく受信した場合、このデータパケットの伝送は、完了である。MS00が、正しく受信することができなかった場合、RS20が、MS00が、このデータパケットを正しく受信するまで、再送を実行することを続ける、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
図6および図7から、本発明の実施形態の受動的MMR HARQソリューションにおいて、RS動作が、HARQにおけるメッセージフィードバックを担うのではなく、データパケットを転送することだけに単純化されることが認められよう。この受動的MMR HARQソリューションは、RSのデバイスの複雑度および費用を事実上、低減する利点を有するが、再送手続きは、データ伝送源(アップリンク伝送の場合、MS、ダウンリンク伝送の場合、BS)だけからしか開始することが可能でなく、伝送手続き中の効果について全く配慮しないので、能動的MMR(移動マルチホップ中継)HARQソリューションに鑑みて、限られたネットワーク伝送リソースに浪費を生じさせる可能性がある。
本発明による受動的MMR HARQソリューションに関する、さらなる拡張された代替のソリューションは、以下のとおり特徴付けられる。すなわち、アップリンク伝送において、BSから、RSを介して伝送されたデータパケットが正しく受信されたかどうかをMSに知らせる指示メッセージを受信する際、指示メッセージが、BSが誤って受信することを示す場合、RSは、RSが受信するデータパケットが、正しいかどうかを検査し、このデータパケットが正しい場合、BSが誤って受信することを示す指示メッセージを、BSが正しく受信することを示す指示メッセージに変換し、この指示メッセージをMSに転送する。以降、本方法の実施形態が、図8を参照して詳細に説明される。
図8は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークの2ホップ中継ネットワークトポロジ構造におけるデータパケットのアップリンク伝送中の拡張型受動的MMR HARQ方法の流れ図である。
ステップS1121におけるアップリンク伝送中、RS10が、MS00からデータパケットを受信し、次に、このデータパケットをBS20に直接に転送する。
ステップS281で、BS20が、RS10から、このデータパケットを受信して、検証し、その検証結果をMS00に(RSを介して)送信する。検証が合格である場合、このデータパケットの伝送は、完了である。検証が不合格である場合、MS00が、このデータパケットを再送するように、MS00にリソースが割り当てられる。
ステップS1122で、RS10が、BSから、BSのデータパケット検証結果を示す指示メッセージを受信する。この指示メッセージが、検証が、BSにおいて合格であることを示す場合、RS10は、この指示メッセージをMS00に通常どおり転送する。この指示メッセージが、検証が、BSにおいて不合格であることを示す場合、RS10は、データパケット検証が、現在のRSにおいて合格するかどうかを判定する。このデータパケットが、現在のRS10において正しいことが検証された場合、検証がBSにおいて不合格であることを示す指示メッセージが、BSにおけるデータパケット検証結果の成功を示す指示メッセージに変換され、この指示メッセージが、MSに送信される。このようにして、MS00は、BS20が、正しく受信しており、このデータパケットを再送する必要がないものと考える。
次にステップS1123で、RS10が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、BS20が、このデータパケットを正しく受信するまで、RS10の中に格納されたデータパケットをBS20に再送する、または、このデータパケットの伝送が、再送回数が、システムによってあらかじめ決められた最大値に達した後、破棄される。
BS処理を簡略化するのに、データパケットのダウンリンク伝送において、RSは、MSからのメッセージを変更せず、このメッセージをBSに直接に転送する。本発明の或る実施形態による拡張された受動的MMR HARQソリューションのダウンリンク伝送は、受動的MMR HARQと同様であり、このため、ダウンリンク伝送の説明は、以下において省略される。
このため、本発明の或る実施形態による拡張された受動的MMR HARQソリューションは、RSに単純な処理能力を導入することを介して、受動的MMR HARQのパフォーマンスを最適化し、その結果、伝送時間遅延を短縮し、ネットワークリソースを節約する。
本発明の受動的MMR HARQソリューションおよび拡張された受動的MMR HARQソリューションは、1つまたは2つのRSが、BSとMSの間でHARQに参加するシナリオに限定されないことに留意されたい。図6〜図8の前段の説明から、より多くのRSが、BSとMSの間でHARQに参加しているシナリオを、当業者は容易に類推することができよう。さらに、図6〜図8の流れ図は、本発明の実施形態によるMMR HARQに関する唯一の定まった形態ではないことが理解されるべきであり、当業者は、本分野における従来技術に基づいて、前出の図6〜図8の処理フローに様々な変更を行うことができる。
図9は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークのRS(中継局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)再送のためのデバイスのブロック図1である。ブロック図1は、能動的HARQのために使用される、第1の受信する手段101、第1の検証する手段102、第1の判定する手段103、第1の送信する手段104、第2の受信する手段105、決定する手段106、および第2の送信する手段107、ならびに受動的HARQのために使用される、第3の受信する手段111、第2の判定する手段112、第2の検証する手段113、第3の送信する手段114、第4の受信する手段115、変更する手段116、および第4の送信する手段117を含む。
RSにおける能動的HARQの実働手続きは、以下のとおりである。すなわち、
BSによって割り当てられたリソースに基づいて、第1の受信する手段101が、直前のホップデバイスからデータパケットを受信する。
次に、第1の検証する手段102が、このデータパケットが正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにする。
第2の送信する手段107が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、その検証結果を示す指示メッセージをBSに送信して、BSが、この検証メッセージに基づいて、自動再送のためのリソースを割り当てることができるようにされる。
第1の判定する手段103が、このデータパケットが、初めて伝送されたかどうかを判定する。
「はい」である場合、第1の送信する手段104が、BSに割り当てられたリソースに基づいて、このデータパケットを次のホップデバイスに送信する。
第2の受信する手段105が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、次のホップデバイスから、次のホップデバイスが、このデータパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを受信する。
決定する手段106が、次のホップデバイスからの指示メッセージに基づいて、現在のRSが正しく受信するかどうかを示すメッセージを、直前のホップデバイスに送信することを決定する。第2の受信する手段105が、次のホップデバイスから、次のホップデバイスが正しく受信することを示す指示メッセージを受信し、基地局によって割り当てられたリソースに基づいて、第2の送信する手段107が、現在のRSが、このデータパケットを正しく受信することを示す指示メッセージを、直前のホップデバイスに送信することを決定し、第2の受信する手段105が、次のホップデバイスから、次のホップデバイスが誤って受信することを示す指示メッセージを受信すると、第2の送信する手段107が、現在のRSにおけるデータパケット検証結果を示す指示メッセージを、直前のホップデバイスに送信することが決定される。
次のホップデバイスが、このデータパケットが誤っていることを検証する一方で、現在のRSが、このデータパケットが正しいことを検証した場合、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、第1の送信する手段104が、このデータパケットを次のホップデバイスに再送し、アップリンクデータパケット再送中、現在のRSは、正しく受信するので、直前のホップは、このデータパケットの再送を必要とせず、このため、BSは、同一の有効なデータ情報を含む1つまたは複数のデータパケットを送信するアイドルなリソースを現在のRSに割り当てることができる一方で、そのようなデータパケットの冗長な情報は、異なることが可能である。RSの次のホップデバイスが、受信された複数のデータパケットを組み合わせた後、組み合わされたデータパケットが、獲得され、その後、受信される単一のデータパケットに関する動作と同一の動作が、実行される。この場合、データパケットのアップリンク伝送の制限は、MS処理を単純化するためである。MSが、複数のデータパケットを受信すること、および複数のデータパケットを組み合わせることをサポートするように構成される場合、MSは、複数のデータパケットをデータパケットダウンリンク伝送で送信することも同様にできる。
このため、第1の送信する手段104が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、これらの複数の同一のデータパケットを同一のフレーム内で送信する。
このデータパケットが、再送されたデータパケットである場合、第1の検証する手段102が、このデータパケットを検証し、第2の送信する手段107が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、第1の検証する手段の検証結果を、BS、および直前のホップデバイスに送信して、直前のデバイスが、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、このデータパケットを再送するようにするためにも使用される。
第1の検証する手段102が、このデータパケットが正しいことを検証すると、第1の送信する手段104が、正しいことが検証された、この組み合わされたデータパケットを、次のホップデバイスに転送する。
中継局における受動的HARQの実働手続きは、以下のとおりである。すなわち、
受動的HARQにおいて、第3の受信する手段111が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、次のホップデバイスからデータパケットを受信する。
第2の判定する手段112が、このデータパケットが、再送されたデータパケットであるかどうかを判定する。
このデータパケットが、再送されたデータパケットである場合、第2の検証する手段113が、このデータパケットが正しいかどうかを検証する。
第2の検証する手段113が、このデータパケットが正しいことを検証した場合、第3の送信する手段114が、正しいことが検証された、この組み合わされたデータパケットを、次のホップデバイスに転送し、それ以外の場合、受信されたデータパケットを次のホップデバイスに直接に転送する。
このデータパケットが、初めて伝送される場合、第3の送信する手段114が、このデータパケットを次のホップデバイスに直接に転送する。
第4の受信する手段115が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、BSから、現在のRSを介して伝送され、BSによって受信されたデータパケットが、正しいかどうかを示すことをMSに知らせる指示メッセージを受信する。
第4の受信する手段115が、BSが、現在のRSを介して伝送されたデータパケットを正しく受信することができなかったことを示す指示メッセージを受信すると、第2の検証する手段113が、RSが、このデータパケットを正しく受信するかどうかを検証する。
第2の検証する手段113が、現在のRSが、このデータパケットを正しく受信することを検証すると、変更する手段116が、BSからの、BSが、このデータパケットを誤って受信することを示すことをMSに知らせるための指示メッセージを、正しい受信を示す指示メッセージに変換して、BSが正しく受信することを示す指示メッセージを獲得するようにする。
次に、第4の送信する手段117が、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、BSが正しく受信することを示すメッセージを、直前のホップデバイスに転送する。
この場合、BSによって割り当てられるリソースは、BSによって割り当てられるチャネルであり、直前のホップデバイスと次のホップデバイスの両方に、MS、RS、およびBSが含まれることに留意されたい。
図10は、本発明の一実施形態による、無線通信ネットワークのBS(基地局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のためのデバイスのブロック図2である。ブロック図2は、能動的HARQのために使用される、第1の受信する手段201、第2の検証する手段202、第2の送信する手段203、第2の受信する手段204、第1のリソース割り当て手段205、および第1の送信する手段206、ならびに受動的HARQのために使用される、第3の受信する手段211、第2の検証する手段212、第4の送信する手段213、第4の受信する手段214、第1のリソース割り当て手段215、および第3の送信する手段216を含む。
BSにおける能動的HARQの実働手続きは、以下のとおりである。すなわち、
(データパケットのアップリンク伝送)
第1の受信する手段201が、MSから、1つまたは複数のRSを介して伝送されたデータパケットを受信する。
一方、第2の受信する手段204が、この1つまたは複数のRSから、これらのRSが、このデータパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを受信する。
第1の検証する手段202が、このデータパケットが正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにする。
第2の送信する手段203が、その検証結果を、現在のBSの前のホップに送信する。
検証が不合格である場合、第1のリソース割り当て手段205が、1つまたは複数のRSからの指示メッセージに基づいて、再送のためのリソースを、このデータパケットに割り当てる。
BSが、このデータパケットが誤っていることを検証し、さらに、1つまたは複数のRSから第2の受信する手段204によって受信された指示メッセージにおいて、少なくとも1つの指示メッセージが、RSが、このデータパケットを正しく受信することを示す場合、第1のリソース割り当て手段205が、BSに最も近いホップデバイスのRSとして、このデータパケットを正しく受信するRSに、このデータパケットを再送するためのリソースを割り当て、それ以外の場合、このデータパケットを再送するためのリソースは、MSに割り当てられる。
このデータパケットを再送する際、第2の受信する手段204は、この1つまたは複数のRSから、これらのRSが、このデータパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを受信することも目的とする。この1つまたは複数のRSから第2の受信する手段によって受信された指示メッセージにおいて、RSが、このデータパケットを誤って受信することを示す指示メッセージが存在する場合、第1のリソース割り当て手段205が、誤って受信するRSの直前のホップデバイスに、このデータパケットを再送するためのリソースを割り当てる。
(データパケットのダウンリンク伝送)
初回の伝送に関して、以下のとおりである。すなわち、
第1の送信する手段206がまず、1つまたは複数のRSを介してMSにデータパケットを送信する。
第2の受信する手段204が、MS、および1つまたは複数のRSから指示メッセージをそれぞれ受信し、これらのメッセージは、MSまたはRSが、直前のホップデバイスからデータパケットを正しく受信するかどうかを示すことを目的とする。
MSから第2の受信する手段204によって受信される指示メッセージが、MSが、直前のホップデバイスから、このデータパケットを誤って受信することを示す場合、第1のリソース割り当て手段205が、再送のためのリソースを、このデータパケットに割り当て、1つまたは複数のRSから第2の受信する手段204によって受信される指示メッセージにおいて、RSが、直前のホップデバイスから、このデータパケットを正しく受信することを示す少なくとも1つの指示メッセージが、存在する場合、第1のリソース割り当て手段205が、MSに最も近いホップデバイスにおけるRSとして、このデータパケットを正しく受信するRSに、このデータパケットを再送するためのリソースを割り当て、存在しない場合、BS自体が、このデータパケットを再送する。
このデータパケットを再送する際、以下のとおりである。すなわち、
第2の受信する手段204が、1つまたは複数のRSから指示メッセージをそれぞれ受信し、これらのメッセージは、RSが、直前のホップデバイスからデータパケットを正しく受信するかどうかを示すことを目的とする。
この1つまたは複数のRSから第2の受信する手段204によって受信された指示メッセージにおいて、RSが、直前のホップデバイスから、このデータパケットを誤って受信することを示す指示メッセージが、存在する場合、第1のリソース割り当て手段205が、誤って受信するRSの直前のホップデバイスに、このデータパケットを再送するためのリソースを割り当てる。
BSにおける受動的HARQの実働手続きは、以下のとおりである。すなわち、
データパケットが、アップリンク伝送される場合:
第3の受信する手段211が、MSから、1つまたは複数のRSを介して伝送されたデータパケットを受信する。
第2の検証する手段212が、このデータパケットが、正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにする。
第4の送信する手段213が、その検証結果を含む指示メッセージをMSに送信する。
第2の検証する手段212が、このデータパケットが誤っていることを検証すると、第2のリソース割り当て手段215が、このデータパケットを再送するためのリソースをMSに割り当てる。
データパケットが、ダウンリンク伝送される場合、以下のとおりである。すなわち、
第1の送信する手段216が、1つまたは複数のRSを介してデータパケットをMSに送信する。
第4の受信する手段214が、MSから、1つまたは複数のRSを介して送信された指示メッセージを受信し、この指示メッセージは、MSが、このデータパケットを正しく受信するかどうかを示すことを目的とする。
MSから第4の受信する手段214によって受信される指示メッセージが、MSが、このデータパケットを誤って受信することを示す場合、第3の送信する手段216が、このデータパケットを再送する。
この場合、BSによって割り当てられるリソースは、BSによって割り当てられるチャネルであり、直前のホップデバイスと次のホップデバイスの両方に、MS、RS、およびBSが含まれることに留意されたい。
図9および図10は、本発明の2つのHARQ機構、すなわち、能動的HARQおよび受動的HARQを実施する、RSおよびBSにおけるデバイスをそれぞれ示す。RSとBSは、能動的HARQモードとして、または受動的HARQモードとして別々に構成されることが可能であり、このことは、実際の通信デマンドに依存する。
図9および図10に示される様々なデバイスモジュールが、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せによって実施されることが可能である。当業者は、様々なデバイスモジュールによって実施される機能、または様々なデバイスモジュールの他の特性に基づいて、デバイスモジュールを組み合わせる、またはさらに分割することができる。当業者は、従来技術に従って、図9および図10に基づいて、他の任意のデバイスモジュールを追加して、期待されるさらなる機能を実現するようにすることができる。
本発明の前述の実施形態は、従来技術のMSに関するトランスペアレントなHARQ手続きを提供することを目的とした、単に、現在、好ましいソリューションに過ぎず、このため、本明細書で説明される各実施形態は、MSに対する任意の改良に関することはないことを理解されたい。しかし、本発明は、MSに関する、このトランスペアレントな実施方法に限定されない。当業者は、本発明の他の実施形態を、相応した改良をMSに行うこと、例えば、新たなインテリジェント処理フローを追加することによって、構築することができる。
本発明の好ましい実施形態が、前段で説明された。本発明は、前述の特別な実施形態に限定されず、当業者は、添付の特許請求の範囲内で様々な変更または変形を行うことができることに留意されたい。

Claims (35)

  1. 無線通信ネットワークのRS(中継局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のための方法であって、HARQプロセスが、BS(基地局)によって割り当てられたリソースに基づいて実施され、前記方法は、
    a.前記基地局によって割り当てられたリソース上の直前のホップデバイスからデータパケットを受信するステップと、
    b.検証結果を獲得するように前記データパケットが正しいかどうかを検証するステップと、
    c.前記BSが、前記検証メッセージに基づいて、前記データパケットの再送をどのように実施すべきかを決定し、再送を実施するために適用される、対応するリソースを割り当てることができるように前記検証結果を示す指示メッセージを前記BSに送信するステップと、
    e1.受信されたデータパケットが、初めて伝送されている場合、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、データパケットを次のホップデバイスに送信するステップと
    f1.前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、次のホップデバイスから、次のホップデバイスが、前記データパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを受信するステップと、
    g1.次のホップデバイスからの前記指示メッセージに基づいて、前記直前のホップデバイスに送信され、前記RSの正しい受信を示す指示メッセージを決定するステップとを含む、方法。
  2. 前記ステップg1が、前記次のホップデバイスからの前記指示メッセージが、前記次のホップデバイスが前記データパケットを正しく受信することを示す場合、前記RSが前記データパケットを正しく受信することを示す指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソース上で前記直前のホップデバイスに送信すること、および次のホップデバイスからの前記指示メッセージが、次のホップデバイスが前記データパケットを誤って受信することを示す場合、前記RSにおける前記データパケットの検証結果を示す指示メッセージを、前記直前のホップデバイスに送信することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. ステップが、前記ステップg1の後、
    h1.前記次のホップデバイスからの指示メッセージが、次のホップデバイスが前記データパケットを誤って受信すること、および前記検証結果が合格であることを示す場合、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記データパケットを前記次のホップデバイスに再送することからさらに成る、請求項2に記載の方法。
  4. データパケットのアップリンク再送中に、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、同一のフレーム内で、同一である複数の前記データパケットを送信し、前記複数の同一のデータパケットが、同一の有効なデータ情報を含む、請求項に記載の方法。
  5. e2.前記データパケットが、再送されるデータパケットである場合、前記直前のホップデバイスが、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記データパケットを再送するように、前記検証結果を示す前記指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソース上で前記直前のホップデバイスに送信するステップと、
    f2.前記検証結果が、合格である場合、正しいことが検証された前記データパケットを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記次のホップデバイスに転送するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、直前のホップデバイスからデータパケットを受信するステップと、
    受信されたデータパケットが、初めて伝送された場合、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、データパケットを前記次のホップデバイスに直接に送信するステップと、
    前記データパケットが、再送されたデータパケットである場合、前記データパケットが正しいかどうかを検証するステップであって、検証結果を獲得し、この検証結果に基づいて、前記データパケットを前記次のホップデバイスに転送する仕方が決定される、検証ステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記検証するステップが、前記再送されたデータパケットを、1回または複数回の伝送中に以前に受信されたデータパケットと組み合わせて、前記組み合わされたデータパケットを検証すること、および
    前記検証が、合格である場合、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記組み合わされたデータパケットを前記次のホップデバイスに転送すること、
    前記検証が、不合格である場合、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記データパケットを前記次のホップデバイスに転送することによって実施される、請求項に記載の方法。
  8. データパケットのアップリンク伝送が、
    前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記BSから、前記BSによって受信されたデータパケットが正しいかどうかを示すことをMS(移動局)に知らせるための指示メッセージを受信するステップと、
    前記指示メッセージが、前記BSが、前記データパケットを正しく受信できないことを示し、前記検証が、合格である場合、前記BSが、前記データパケットを正しく受信できないことを示す前記指示メッセージを、前記BSが、前記データパケットを正しく受信することを示す指示メッセージに変換するステップと、
    前記BSが前記データパケットを正しく受信することを示す前記変換された指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記直前のホップデバイスに転送するステップと、
    正しいことが検証されたデータパケットを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記次のホップデバイスに再送するステップとをさらに含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記BSによって割り当てられたリソースが、アップリンク伝送チャネルまたはダウンリンク伝送チャネルである、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記直前のホップデバイスまたは前記次のホップデバイスが、MS、RS、またはBSのいずれか1つであることが可能である、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  11. 無線通信ネットワークのRS(中継局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のためのデバイスであって、HARQプロセスが、BS(基地局)によって割り当てられたリソースに基づいて実施され、前記デバイスは、
    直前のホップデバイスからデータパケットを、基地局によって割り当てられたリソースに基づいて、受信するための第1の受信する手段と、
    前記データパケットが正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにするための検証する手段と、
    前記BSが、検証メッセージに基づいて、前記データパケットの再送をどのように実施すべきかを決定し、再送を実施するために適用される、対応するリソースを割り当てることをできるようにするように、前記検証結果を示す指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記BSに送信するための第2の送信する手段と、
    前記受信されたデータパケットが、初めて伝送されたかどうかを判定するための第1の判定手段と、
    前記受信されたデータパケットが、初めて伝送された場合、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、次のホップデバイスに前記データパケットを送信するための第1の送信する手段と
    前記次のホップデバイスから、前記次のホップデバイスが、前記データパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを、BSによって割り当てられたリソースに基づいて、受信するための第2の受信する手段と、
    次のホップデバイスからの前記指示メッセージに基づいて、前記直前のホップデバイスに送信され、前記RSが、正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを決定するための決定する手段とを含む、デバイス。
  12. 記第2の送信する手段が、前記RSが正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを前記直前のホップデバイスに送信することも目的とする、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記判定する手段が、
    前記第2の受信する手段が、前記次のホップデバイスから、前記次のホップデバイスが前記データパケットを正しく受信することを示す前記指示メッセージを受信した場合、前記第2の送信する手段が、前記RSが前記データパケットを正しく受信することを示す指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記直前のホップデバイスに送信することを決定すること、
    前記第2の受信する手段が、前記次のホップデバイスから、前記次のホップデバイスが誤って受信することを示す前記指示メッセージを受信した場合、前記第2の送信する手段が、RSにおけるデータパケット検証結果を示す指示メッセージを、前記直前のホップデバイスに送信することを決定することも目的とする、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記第1の送信する手段が、
    前記次のホップデバイスからの指示メッセージが、次のホップデバイスが前記データパケットを誤って受信すること、および前記検証結果が、合格であることを示す場合、前記データパケットを前記次のホップデバイスに、前記BSによって割り当てられたリソース上で再送することも目的とする、請求項12または13に記載のデバイス。
  15. 前記第1の送信する手段が、
    データパケットのアップリンク再送中、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、同一のフレーム内で、同一である複数の前記データパケットを送信し、前記複数の同一のデータパケットが、同一の有効なデータ情報を含むことも目的とする、請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記第2の送信する手段が、
    前記データパケットが、再送されたデータパケットである場合、前記第1の検証する手段の前記検証結果を示す指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記直前のホップデバイスに送信して、前記直前のホップデバイスが、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記データパケットを再送するようにすることも目的とし、さらに
    前記第1の送信する手段が、
    前記第1の検証する手段の検証結果が、合格である場合、正しいことが検証された前記データパケットを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、前記次のホップデバイスに転送することも目的とすることを含む、請求項12に記載のデバイス。
  17. BSによって割り当てられたリソースに基づいて、直前のホップデバイスからデータパケットを受信するための第3の受信する手段と、
    前記受信されたデータパケットが、初めて伝送されたかどうかを判定するための第2の判定する手段と、
    前記第2の判定する手段が、前記データパケットが再送されたデータパケットであると判定した場合、前記データパケットが、正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにするための第2の検証する手段と、
    前記第2の判定する手段が、前記データパケットが、最初の伝送であると判定した場合、前記データパケットを前記次のホップデバイスに、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて直接に転送するため、および前記第2の判定する手段が、前記データパケットが、再送されたデータパケットであると判定した場合、前記第2の検証する手段の検証結果に基づいて、前記データパケットを前記次のホップデバイスに転送する仕方を決定するための第3の送信する手段とを含む、請求項11に記載のデバイス。
  18. 前記第2の検証する手段が、前記再送されたデータパケットを、1回または複数回の伝送中に以前に受信されたデータパケットと組み合わせて、前記組み合わされたデータパケットを検証することによって、前記検証を実施し、
    前記第3の送信する手段が、
    前記検証結果が、合格である場合、前記組み合わされたデータパケットを前記次のホップデバイスに、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて転送すること、
    前記検証結果が、不合格である場合、前記データパケットを前記次のホップデバイスに、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて転送することを目的とする、請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記BSから、前記BSによって受信されたデータパケットが正しいかどうかを示すことをMS(移動局)に知らせるための指示メッセージを、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて受信するための第4の受信する手段と、
    前記指示メッセージが、前記BSが、前記データパケットを正しく受信できないことを示し、さらに、前記第2の検証する手段の前記検証結果が、合格である場合、前記BSが、前記データパケットを正しく受信できないことを示す前記指示メッセージを、前記BSが、前記データパケットを正しく受信することを示す指示メッセージに変換するための変更する手段と、
    前記BSが、前記データパケットを正しく受信することを示す前記変換された指示メッセージを前記直前のホップデバイスに、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて転送するための第4の送信する手段とをさらに含み、前記第3の送信する手段が、正しいことが検証されたデータパケットを前記次のホップデバイスに、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて再送することも目的とする、請求項17に記載のデバイス。
  20. 前記BSによって割り当てられたリソースが、アップリンク伝送チャネルまたはダウンリンク伝送チャネルである、請求項11から19のいずれか一項に記載のデバイス。
  21. 前記直前のホップデバイスまたは前記次のホップデバイスが、MS、RS、またはBSのいずれか1つであることが可能である、請求項11から20のいずれか一項に記載のデバイス。
  22. 無線通信ネットワークのBS(基地局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のための方法であって、HARQプロセスが、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、1つまたは複数のRSとMS(移動局)との中間で実施され、
    i.前記1つまたは複数のRSから、RSが、データパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを受信するステップと、
    ii.1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージに基づいて、前記データパケットの再送をどのように実施すべきかを決定し、再送を実施するために適用される、対応するリソースを割り当てるステップとを含
    データパケットのアップリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの最初の伝送である場合、前記方法が、
    前記MSから、前記1つまたは複数のRSを介して伝送されたデータパケットを受信するステップと、
    検証結果を獲得するように、前記受信されたデータパケットが正しいかどうかを検証するステップと、
    前記検証結果を示す指示メッセージを、前記BSの直前のホップデバイスに送信するステップとをさらに含み、
    前記検証結果が、不合格である場合、前記ステップiiが、
    1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージにおいて、それぞれのRSが、前記データパケットを正しく受信することを示す少なくとも1つの指示メッセージが、存在する場合、BSに最も近いホップデバイスのRSとして、データパケットを正しく受信する前記RSに、再送を実施するためのリソースを割り当て、存在しない場合、前記MSに、再送を実施するためのリソースを割り当てることを含む、方法。
  23. データパケットのアップリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの最初の伝送である場合、前記方法の前記ステップiiが、
    1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージにおいて、RSが、前記データパケットを誤って受信することを示す指示メッセージが、存在する場合、誤って受信する前記RSの直前のデバイスに、再送を実施するためのリソースを割り当てるステップをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. データパケットのダウンリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの最初の伝送である場合、前記方法が、
    前記MSに、前記1つまたは複数のRSを介してデータパケットを送信するステップと、
    前記MSから、前記MSが、データパケットを正しく受信するかどうかを示すメッセージを受信するステップとをさらに含み、
    前記指示メッセージが、前記MSが、前記データパケットを誤って受信することを示す場合、前記ステップiiが、
    1つまたは複数の中継RSからの前記指示メッセージにおいて、RSが、直前のホップデバイスから前記データパケットを正しく受信することを示す少なくとも1つの指示メッセージが、存在する場合、データパケットを正しく受信し、MSに最も近いホップデバイスである前記RSに、再送を実施するためのリソースを割り当て、存在しない場合、前記BS自体に、再送を実施するためのリソースを割り当てることを含む、請求項22に記載の方法。
  25. データパケットのダウンリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの最初の伝送である場合、前記方法の前記ステップiiが、
    1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージにおいて、RSが、直前のホップデバイスから前記データパケットを誤って受信することを示す指示メッセージが、存在する場合、誤って受信する前記RSの直前のデバイスに、再送を実施するためのリソースを割り当てるステップをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  26. データパケットのアップリンク伝送において、前記方法が、
    前記MSから、前記1つまたは複数のRSを介して伝送されたデータパケットを受信するステップと、
    検証結果を獲得するように、前記データパケットが正しいかどうかを検証するステップと、
    前記検証結果を示す指示メッセージを前記MSに送信するステップと、
    前記検証結果が、不合格である場合、前記MSに、再送を実施するためのリソースを割り当てるステップとをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  27. データパケットのダウンリンク伝送において、前記方法が、
    前記MSに、前記1つまたは複数のRSを介してデータパケットを送信するステップと、
    前記MSから、前記1つまたは複数のRSを介して、前記MSが前記データパケットを正しく受信するかどうかを示すことを目的とする指示メッセージを受信するステップと、
    前記指示メッセージが、前記MSが前記データパケットを誤って受信することを示す場合、前記BS自体に、再送を実施するためのリソースを割り当てるステップとを含む、請求項22に記載の方法。
  28. 前記直前のホップデバイスまたは前記次のホップデバイスが、MS、RS、またはBSのいずれか1つであることが可能である、請求項22から25のいずれか一項に記載の方法。
  29. 無線通信ネットワークのBS(基地局)におけるHARQ(ハイブリッド自動再送要求)のためのデバイスであって、HARQプロセスが、前記BSによって割り当てられたリソースに基づいて、1つまたは複数のRSとMS(移動局)との中間で実施され、
    前記1つまたは複数のRSから、RSがデータパケットを正しく受信するかどうかを示す指示メッセージを受信するための第2の受信する手段と、
    1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージに基づいて、前記データパケットの再送をどのように実施すべきかを決定し、再送を実施するために適用される、対応するリソースを割り当てるための第1のリソース割り当て手段と、
    前記MSから1つまたは複数のRSを介して伝送されたデータパケットを受信するための第1の受信する手段と、
    前記データパケットが正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにするための第1の検証する手段と、
    前記検証結果を示す指示メッセージを、前記BSの直前のホップデバイスに送信するための第2の送信する手段とを含み、
    データパケットのアップリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの最初の伝送である場合、前記第1のリソース割り当て手段が、さらに、
    BSが、データパケットが誤っていることを検証し、1つまたは複数の中継RSから、第2の受信する手段によって受信された指示メッセージにおいて、少なくとも1つの指示メッセージが、RSがデータパケットを正しく受信することを示す場合、データパケットを正しく受信し、BSに最も近いホップデバイスのRSであるRSに、再送を実施するためのリソースを割り当て、示さない場合、MSに、再送を実施するための前記リソースを割り当てることを目的とする、デバイス。
  30. データパケットのアップリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの再送である場合、前記第1のリソース割り当て手段が、
    1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージにおいて、RSが、前記データパケットを誤って受信することを示す指示メッセージが、存在する場合、誤って受信する前記RSの直前のデバイスに、再送を実施するためのリソースを割り当てることをさらに目的とする、請求項29に記載のデバイス。
  31. 前記MSに1つまたは複数のRSを介してデータパケットを送信するための第1の送信する手段を含み、
    前記第2の受信する手段が、
    前記MSから、前記MSが、データパケットを正しく受信するかどうかを示すメッセージを受信すること、および
    データパケットのダウンリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの最初の伝送である場合、前記第1のリソース割り当て手段が、
    前記指示メッセージが、前記MSが、前記データパケットを誤って受信することを示すとき、前記1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージにおいて、RSが、直前のホップから前記データパケットを正しく受信することを示す少なくとも1つの指示メッセージが、存在する場合、データパケットを正しく受信し、BSに最も近いホップデバイスであるRSである前記RSに、再送を実施するためのリソースを割り当て、存在しない場合、前記BS自体に、再送を実施するためのリソースを割り当てることをさらに目的とする、請求項29に記載のデバイス。
  32. データパケットのダウンリンク伝送において、現在の伝送が、前記データパケットの再送である場合、前記第1のリソース割り当て手段が、
    1つまたは複数のRSからの前記指示メッセージにおいて、RSが、直前のホップデバイスから前記データパケットを誤って受信することを示す指示メッセージが、存在する場合、誤って受信する前記RSの直前のデバイスに、再送を実施するためのリソースを割り当てることをさらに目的とする、請求項29に記載のデバイス。
  33. 前記MSから1つまたは複数のRSを介して伝送されたデータパケットを受信するための第3の受信する手段と、
    前記データパケットが、正しいかどうかを検証して、検証結果を獲得するようにするための第2の検証する手段と、
    前記検証結果を示す指示メッセージを前記MSに送信するための第4の送信する手段と、
    第2の検証する手段の検証結果が、不合格である場合、前記MSに再送を実施するためのリソースを割り当てるための第2のリソース割り当て手段とを含む、請求項29に記載のデバイス。
  34. 前記MSに前記1つまたは複数のRSを介してデータパケットを送信するための第3の送信する手段と、
    前記MSから前記1つまたは複数のRSを介して、前記MSが前記データパケットを正しく受信するかどうかを示すための指示メッセージを受信するための第4の受信する手段と、
    第4の受信する手段によって受信された前記指示メッセージが、前記MSが、前記データパケットを誤って受信することを示す場合、再送を実施するためのリソースを割り当てるためのデータパケット再送手段とを含む、請求項29に記載のデバイス。
  35. 前記直前のホップデバイスまたは前記次のホップデバイスが、MS、RS、またはBSのいずれか1つであることが可能である、請求項29から32のいずれか一項に記載のデバイス。
JP2009528577A 2006-09-20 2007-08-27 ハイブリッド自動再送のための方法および装置 Expired - Fee Related JP5524621B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200610116270.4 2006-09-20
CN2006101162704A CN101150384B (zh) 2006-09-20 2006-09-20 混合自动重传的方法和装置
PCT/CN2007/002578 WO2008034335A1 (fr) 2006-09-20 2007-08-27 Procédé et appareil pour une retransmission à répétition automatique hybride

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010504665A JP2010504665A (ja) 2010-02-12
JP5524621B2 true JP5524621B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=39200171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009528577A Expired - Fee Related JP5524621B2 (ja) 2006-09-20 2007-08-27 ハイブリッド自動再送のための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8239719B2 (ja)
EP (1) EP2068487A4 (ja)
JP (1) JP5524621B2 (ja)
KR (1) KR101365477B1 (ja)
CN (1) CN101150384B (ja)
WO (1) WO2008034335A1 (ja)

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101047431B (zh) * 2006-06-22 2011-02-02 华为技术有限公司 在含有中继站的通信系统中实现混合自动重传的方法
EP1962451B1 (en) 2007-02-26 2014-02-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for retransmitting request in wireless relay communication system
JP5003757B2 (ja) * 2007-04-18 2012-08-15 富士通株式会社 無線中継システムにおける再送制御方法並びに無線中継局
US8385257B2 (en) 2008-01-11 2013-02-26 Zte Corporation Method for relaying and forwarding the feedback information in HARQ scenario
EP2244501A1 (en) * 2008-02-14 2010-10-27 Panasonic Corporation Radio communication base station device, radio communication relay station device, radio communication terminal device, radio communication system, and radio communication method
KR101603805B1 (ko) * 2008-03-14 2016-03-16 애플 인크. 무선 통신 시스템을 위한 분산된 arq
US8634763B2 (en) 2008-04-22 2014-01-21 Intel Corporation Cooperative communications techniques
CN101282204B (zh) * 2008-05-13 2011-04-27 山东大学 基于自适应编码调制的自适应协作重传方法
US8018890B2 (en) * 2008-06-25 2011-09-13 Intel Corporation Techniques using a hop-by-hop approach for automatic repeat request (ARQ) in wireless relay networks
WO2010031207A1 (zh) * 2008-09-22 2010-03-25 上海贝尔阿尔卡特股份有限公司 将harq反馈定位到相应的跳的方法和基站
CN101729224A (zh) * 2008-10-20 2010-06-09 富士通株式会社 传输数据生成装置和接收机
KR101527977B1 (ko) * 2008-10-27 2015-06-15 엘지전자 주식회사 무선통신 시스템에서 중계기의 동작 방법
BRPI0823186A2 (pt) 2008-10-28 2015-06-23 Fujitsu Ltd Dispositivo de estação base sem fio usando um sistema de comunicação harq colaborativo, dispositivo de terminal sem fio, sistema de comunicação sem fio, e método de comunicação sem fio
US8848594B2 (en) 2008-12-10 2014-09-30 Blackberry Limited Method and apparatus for discovery of relay nodes
US8402334B2 (en) 2008-12-17 2013-03-19 Research In Motion Limited System and method for hybrid automatic repeat request (HARQ) functionality in a relay node
US8040904B2 (en) 2008-12-17 2011-10-18 Research In Motion Limited System and method for autonomous combining
US8311061B2 (en) 2008-12-17 2012-11-13 Research In Motion Limited System and method for multi-user multiplexing
US8355388B2 (en) 2008-12-17 2013-01-15 Research In Motion Limited System and method for initial access to relays
US8446856B2 (en) 2008-12-19 2013-05-21 Research In Motion Limited System and method for relay node selection
US8335466B2 (en) 2008-12-19 2012-12-18 Research In Motion Limited System and method for resource allocation
US8265128B2 (en) 2008-12-19 2012-09-11 Research In Motion Limited Multiple-input multiple-output (MIMO) with relay nodes
CN101772029B (zh) * 2009-01-05 2016-03-23 上海贝尔股份有限公司 频率资源分配方法和设备以及无线通信系统
CN101790193B (zh) * 2009-01-22 2014-08-13 中兴通讯股份有限公司 混合自动重传请求的控制方法、系统、发送及接收端设备
CN101790194A (zh) * 2009-01-22 2010-07-28 中兴通讯股份有限公司 用于上行中继链路的混合自动重传请求方法、装置及系统
KR101075964B1 (ko) * 2009-02-02 2011-10-21 아주대학교산학협력단 통신 시스템에서 다중 링크 중계 장치 및 방법
CN101808362B (zh) * 2009-02-13 2014-03-12 上海贝尔股份有限公司 一种用于调整移动台睡眠模式的方法及装置
CN101814981B (zh) * 2009-02-20 2016-08-31 上海贝尔股份有限公司 多跳中继系统中进行通信的方法及装置
JP5502907B2 (ja) 2009-02-24 2014-05-28 アルカテル−ルーセント リレーベースのシステムにおいてarqプロセスを実行するための方法、基地局、およびリレー局
WO2010102436A1 (zh) * 2009-03-09 2010-09-16 上海贝尔股份有限公司 用于实现域内第一层切换的方法、相关网络单元及系统
CN101841404B (zh) * 2009-03-16 2013-08-07 上海贝尔股份有限公司 中继通信方法及其系统和装置
CN102257863A (zh) * 2009-03-20 2011-11-23 华为技术有限公司 一种通信方法、中继设备、终端设备及中继系统
WO2010111840A1 (zh) * 2009-04-03 2010-10-07 华为技术有限公司 一种确定重传数据的方法、中继及用户设备
CN101860900B (zh) * 2009-04-08 2015-01-28 中兴通讯股份有限公司 同步数据的下行和上行传输方法
US8289895B2 (en) * 2009-04-24 2012-10-16 Research In Motion Limited Relay link HARQ operation
CN101925185B (zh) * 2009-06-16 2014-03-12 华为技术有限公司 中继蜂窝网络的干扰抑制方法、基站和网络系统
CN102036299A (zh) * 2009-09-29 2011-04-27 华为技术有限公司 一种透明中继网络中的上行混合自动重传请求方法及装置
US8570943B2 (en) * 2010-01-06 2013-10-29 Blackberry Limited Intra-donor cell coordinated multi-point transmission with type 1 relay
US8274924B2 (en) * 2010-01-06 2012-09-25 Research In Motion Limited Intra-donor cell coordinated multi-point transmission with type 1 relay
US20110164577A1 (en) * 2010-01-06 2011-07-07 Research In Motion Limited Intra-Donor Cell Coordinated Multi-Point Transmission with Type 1 Relay
CN102149205B (zh) * 2010-02-09 2016-06-15 中兴通讯股份有限公司 一种中继节点的状态管理方法及系统
EP2458767A1 (en) 2010-11-25 2012-05-30 NTT DoCoMo, Inc. Method for resource allocation in a wireless communication network
EP2676508B1 (en) * 2011-02-14 2017-12-27 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Harq handling at relay node reconfiguration
US20120226827A1 (en) * 2011-03-02 2012-09-06 Qualcomm Incorporated Mechanism for Performing SDIO Aggregation and Conveying SDIO Device Status to the Host Software
CN102307060B (zh) * 2011-08-31 2015-08-19 电信科学技术研究院 一种传输数据的方法和设备
CN102497250B (zh) * 2011-12-05 2014-03-26 中国科学院计算技术研究所 多址接入信道下自适应编码中继系统与方法
CN102811120A (zh) * 2012-08-03 2012-12-05 西安电子科技大学 基于网络编码的双向中继harq控制系统与方法
CN104079391B (zh) * 2013-03-27 2018-09-07 华为技术有限公司 一种数据包传输方法、系统及通信设备
CN106603205B (zh) * 2016-12-09 2020-01-03 广州华多网络科技有限公司 数据传输方法、装置和系统
CN107147471A (zh) * 2017-03-24 2017-09-08 南京邮电大学 一种基于线性网络编码的数据传输优化方法
CN112088556B (zh) * 2018-05-11 2022-01-04 Oppo广东移动通信有限公司 传输信号的方法、中继设备和网络设备
CN110471318B (zh) * 2019-06-26 2022-05-10 康美药业股份有限公司 一种制药发热炉的智能控制系统
CN112235084B (zh) * 2019-07-15 2022-09-16 海能达通信股份有限公司 在无线mesh网络中实现HARQ机制的方法及装置
CN115225213B (zh) * 2022-03-08 2023-12-05 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种基于反馈信令汇聚的超多跳自组网数据重传方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1225860C (zh) * 2001-11-28 2005-11-02 华为技术有限公司 一种混合自动重传方法
US7218891B2 (en) * 2003-03-31 2007-05-15 Nortel Networks Limited Multi-hop intelligent relaying method and apparatus for use in a frequency division duplexing based wireless access network
GB0316692D0 (en) 2003-07-17 2003-08-20 Koninkl Philips Electronics Nv Enhanced multi-path for mimo devices
US8018893B2 (en) 2003-09-03 2011-09-13 Motorola Mobility, Inc. Method and apparatus for relay facilitated communications
US7400856B2 (en) * 2003-09-03 2008-07-15 Motorola, Inc. Method and apparatus for relay facilitated communications
WO2006023771A2 (en) 2004-08-18 2006-03-02 Motorola, Inc. Method and apparatus for transparent relaying
JP4539231B2 (ja) * 2004-08-24 2010-09-08 Kddi株式会社 マルチホップ通信での自動再送制御を用いた通信方法及び基地局
EP1681792B1 (de) * 2005-01-17 2013-03-13 Nokia Siemens Networks GmbH & Co. KG Gesicherte Nachrichtenübertragung in einem Multi-Hop System
KR100903053B1 (ko) 2005-11-04 2009-06-18 삼성전자주식회사 광대역 무선접속 통신망에서 멀티홉시스템을 위한자동반복요청 장치 및 방법
US8155016B2 (en) * 2005-11-12 2012-04-10 Rockstar Bidco, LP System and method for unbalanced relay-based wireless communications
MY145967A (en) * 2006-05-29 2012-05-31 Samsung Electronics Co Ltd Retransmission apparatus and method in wireless relay communication system
CN101047431B (zh) 2006-06-22 2011-02-02 华为技术有限公司 在含有中继站的通信系统中实现混合自动重传的方法
CN101823489B (zh) * 2010-03-29 2011-09-28 南车眉山车辆有限公司 一种滑动顶棚车

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090053891A (ko) 2009-05-28
WO2008034335A1 (fr) 2008-03-27
KR101365477B1 (ko) 2014-02-21
EP2068487A4 (en) 2013-04-17
US8239719B2 (en) 2012-08-07
CN101150384B (zh) 2010-12-08
CN101150384A (zh) 2008-03-26
JP2010504665A (ja) 2010-02-12
US20090313518A1 (en) 2009-12-17
EP2068487A1 (en) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5524621B2 (ja) ハイブリッド自動再送のための方法および装置
US11617226B2 (en) System and method for UE fountain relay based network
JP5190114B2 (ja) 信頼性中継関連送信方式および日和見的協調送信方式のための方法およびシステム
CN111492604B (zh) 用于非地面通信的系统
US9025573B2 (en) Introducing a delay in the transmission of a nack for a packet received employing coordinated multi-point transmission
JP5458111B2 (ja) 下りリンクにおけるマクロダイバーシチ送信のためのharq動作
WO2018059282A1 (en) System and method for d2d communication
US8208420B2 (en) Hybrid automatic repeat request method of a downlink tunnel
US8171366B2 (en) Method of retransmission control in wireless relay system, wireless relay station, and wireless base station
EP2100414B1 (en) Delay constrained use of automatic repeat request for multi-hop communication systems
US20090141676A1 (en) Method and apparatus for providing an error control scheme in a multi-hop relay network
US7991352B2 (en) Method and apparatus for automatic repeat request in a multi-hop broadband wireless communication system
KR20100054735A (ko) 네트워크 부호화를 사용하는 하이브리드 자동 재송 요구 동작을 위한 방법 및 장치
CN108521316B (zh) 一种混合自动重传请求方法及装置
WO2009089664A1 (en) A method for relaying and forwarding the feedback information in harq scene
EP2490399A1 (en) Method for data transmission based on relay mobile communication system and equipment thereof
WO2022148326A1 (en) End-to-end hybrid automatic repeat request (harq) for relay communications with user equipment (ue) cooperation
CN112671517B (zh) 一种移动自组织网通信中基于时隙确认的数据重传方法
CN109314590A (zh) 上行传输的方法和装置
US9215042B2 (en) Apparatus and method for transmitting and receiving packet data in a wireless communication system using hybrid automatic repeat request
US20200296735A1 (en) Retransmission of messages using a non-orthogonal multiple access (noma) communication system
CN114731194A (zh) 无线通信网络中的改进的重传处理
Nan Reliability Strategies for Data Transmission in Wireless Mesh Network
Cheng et al. Dynamic pre-allocation HARQ (DP-HARQ) in IEEE 802.16 j mobile multihop relay (MMR)
JP2019097191A (ja) 基地局および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120919

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121106

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121214

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130705

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140305

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5524621

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees