JP5522457B2 - 航空機用操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は航空機用操舵装置に関する。
セスナに代表されるような小型航空機において、例えば失速等の危険回避の判断、操縦は、パイロットに委ねられている。
一方、迎え角等の種々の航空機パラメータを監視し、差し迫った失速状態の場合にパイロットに警報を与える失速警報装置が提案され、また、失速警報の発生と同時にピッチ案内信号の値を減じる案内装置が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
他方、サーボアクチュエータより航空機の操縦舵面の操作舵角を変える際に、アクチュエータの軸出力に対する前記舵角の作動角度の比率(伝達比率)を可変にするアクチュエータ機構が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
また、操縦桿と、翼を駆動する歯車機構をアシストする油圧アクチュエータとをベルクランクにより接続する航空機の翼の構造が提案されている(例えば特許文献3を参照)。
また、モータによってねじ式アクチュエータを駆動し、そのアクチュエータによって、クランクに接続された翼を駆動するフラップの操舵機構が提案されている(例えば特許文献4を参照)。
特表平2−501562号公報(Fig.1、Fig.2、第3頁左上欄) 特開平1−1229798号公報(図4〜図6。第3頁左下欄) 特公昭55−26038号公報(Fig.16〜Fig.23。第12欄第29行〜第13欄第26行。第15欄第29行〜第16欄第30行) 特公昭60−47156号公報(図6。第3欄第42行〜第4欄第13行)
ベルクランクのクランク中心から離れた位置で、舵角比可変機構をベルクランクを連結する場合、ベルクランクの揺動の影響を回避するために、舵角比可変機構の構造が複雑になり、大型になるおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、小型で舵角比可変機構の動作が安定している航空機用操舵装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、操縦桿(2)の操舵角(θC )に対する翼(8,9)の転舵角(θE )の比である舵角比(θE /θC )を可変する舵角比可変機構(25)と、上記操縦桿と第1の連結機構(B1)を介して連結された入力クランク(6)と、上記翼と第2の連結機構(B2)を介して連結された出力クランク(7)と、を備え、上記入力クランクおよび上記出力クランクは、同一のクランク中心(C1)の回りに相対回転可能に配置され、上記舵角比可変機構は、上記入力クランクと一体回転可能な入力軸(28)と、上記出力クランクと一体回転可能な出力軸(29)と、上記入力軸および上記出力軸を差動回転可能に連結する差動機構(30)と、を含み、上記入力軸および上記出力軸の中心軸線が上記クランク中心に一致する状態で、上記入力軸および上記出力軸の一方が、筒状をなす他方に挿通されている航空機用操舵装置を提供する(請求項1)。
本発明によれば、舵角比可変機構の入力軸と出力軸を、出力軸の軸方向(Y1)に関して舵角比可変機構の一方側に配置することができるので、舵角比可変機構の他方側に、例えば舵角比制御モータ等を配置するスペースを容易に確保でき、構造の小型化を図ることができる。また、舵角比可変機構の入力軸および出力軸の中心軸線が、入力クランクおよび出力クランクの同一のクランク中心に一致するので、両クランクの揺動動作の影響を受けずに、舵角比可変機構を安定して動作させることができる。
また、上記舵角比可変機構の上記舵角比を変更可能な舵角比制御モータ(26)と、上記操縦桿に伝わる反力を増減する反力モータ(27)と、上記舵角比制御モータおよび上記反力モータを制御する制御装置と、を備え、上記翼は昇降舵として機能し、上記制御装置は、迎え角センサ(87)により検出された主翼の迎え角(β)と所定の失速迎え角(β1 )との比較に基づいて、失速防止制御を実行する場合がある(請求項2)。
この場合、例えば、突風により気流が急激に変化したり、パイロットが操縦桿を急激に引き起こすミスを犯したりする場合であって、迎え角が所定の失速迎え角に近づいたときに、失速防止制御を実行し、失速の防止を図ることができる。ここで、迎え角(angle of attack) とは、気流に対する翼の基準線のなす角、すなわち、航空機の進行方向と翼弦線とがなす角である。昇降舵(エレベータともいう)は、機首の上下方向、すなわちピッチ方向の姿勢を制御するために、水平尾翼の後縁に取り付けられている舵である。操縦桿を手前に引くと昇降舵面は上がり、機首上げのモーメントが生ずることで迎え角が大きくなることになる。
具体的には、上記失速防止制御では、上記操舵角に拘らず上記転舵角を減少させるように上記舵角比制御モータを駆動制御する場合がある(請求項3)。この場合、操舵角に拘らず転舵角をアクティブに制御して転舵角を減少させることにより、失速を防止する。
また、上記失速防止制御では、上記操縦桿の反力を増加させるように上記反力モータを駆動制御する場合がある(請求項4)。この場合、失速のおそれがあるときに、操縦桿の反力を増加させることにより、失速のおそれがあることをパイロットに体感上の警告として与えることができる。
また、上記舵角比制御モータの回転をロック可能なロック機構(47)を備え、上記制御装置は、舵角比制御モータまたは舵角比制御モータの制御に用いるセンサに異常発生のときに、転舵角を一定に維持した状態で、上記操縦桿を押し戻させるように上記反力モータを駆動制御する場合がある(請求項2)。この場合、例えば舵角比制御モータに異常が発生したときに、その舵角比制御モータをロックするフェイルセーフを実行し、さらに、転舵角を一定に維持した状態で、反力モータによって操縦桿を押し戻し、パイロットに警告を与えることができる。
また、上記差動機構は、上記入力軸と一体回転可能な入力要素(37)と、上記出力軸と一体回転可能な出力要素(38)と、入力要素および出力要素を差動可能に連結し、上記舵角比制御モータにより回転駆動される中間要素(39,40)と、を含む場合がある(請求項6)。この場合、舵角比制御モータによって中間要素を回転駆動することにより、入力要素と出力要素の伝達比を可変することができる。その結果、操縦桿の操舵角に対する翼の転舵角の比である舵角比を可変することができる。
また、上記反力モータは、伝達機構を介して、上記入力軸に動力を伝達する場合がある(請求項7)。この場合、反力モータが、入力軸、入力クランクおよび第1の連結機構を介して、操縦桿に反力を与えることができる。
また、上記出力軸の軸方向に関して、上記舵角比制御モータと上記出力軸との間に、上記差動機構が配置されている場合がある(請求項8)。この場合、舵角比制御モータおよび舵角比可変機構をクランク中心上に集約して配置することができ、小型化を図ることができる。
また、上記舵角比制御モータおよび上記反力モータのロータ(43,73)の回転軸線は互いに平行である場合がある(請求項9)。この場合、クランク中心上に配置された舵角比制御モータとは並列的に反力モータを配置することができ、小型化を図ることができる。
なお、上記において、括弧内の数字等は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施の形態の航空機用操舵装置の概略構成を示す斜視図である。 航空機用操舵装置の要部の分解斜視図である。 航空機用操舵装置の要部の断面図である。 航空機用操舵装置の要部の斜視図である。 入力軸を入力クランクにクランプする構造の断面図である。 出力軸を出力クランクにクランプする構造の断面図である。 ロック機構の概略図である。 反力モータから操縦桿への反力付与経路を示す模式図である。 舵角比を可変するときの入力クランクと出力クランクの回転角の関係を示す模式図である。 航空機用操舵装置の主たる電気的構成を示すブロック図である。 失速防止制御の流れを示すフローチャートである。 フェイルセーフ動作の流れを示すフローチャートである。
以下には、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る航空機用操舵装置の概略構成を示す斜視図である。図1を参照して、航空機用操舵装置1は、操舵部材としての操縦桿2と、操縦桿2の一端が連結され、水平な支軸3aの回りに前後に揺動可能なY字状のコントロールヨーク3と、そのコントロールヨーク3の下端の継手4に接続された一端5aを有し、前後方向X1に直線運動するリンクシャフト5と、そのリンクシャフト5の他端5bが回動可能に連結された入力クランク6と、その入力クランク6と同一のクランク中心C1回りに回動可能な出力クランク7とを備えている。
出力クランク7は入力クランク6の下方に配置されている。コントロールヨーク3、継手4およびリンクシャフト5によって、操縦桿2を入力クランク6に機械的に連結するための第1の連結機構B1が構成されている。
また、航空機用操舵装置1は、左右の昇降舵8,9を一体回動可能に連結する左右のトラニオン10a,10bを有する十字軸10と、出力クランク7の一対の端部7a,7bを十字軸10の上下のトラニオン10c,10dにそれぞれ連結した第1および第2のワイヤ11,12とを備えている。十字軸10の左右のトラニオン10a,10bは、図示しない固定翼としての水平尾翼によって、当該トラニオン10a,10bの軸線10eの回りに回転可能に支持されている。
昇降舵8,9は、機首の上下方向、すなわちピッチ方向の姿勢を制御するための舵であり、図示しない水平尾翼の後縁に取り付けられている。操縦桿2を手前に引くと昇降舵8,9の面(昇降舵面)が上がり、機首上げのモーメントが生ずることで迎え角β(気流Fの方向に対する翼の基準線Lのなす角、すなわち、航空機の進行方向と翼弦線とがなす角)が大きくなる。迎え角βが所定の失速迎え角β1 に達すると失速のおそれがある。
第1および第2のワイヤ11,12は、略水平面上でX字状に交差した後、上下方向の軸線を有するプーリ13,14をそれぞれ経由し、さらに、水平方向の軸線を有するプーリ15,16をそれぞれ経由した後、上下に振り分けられている。すなわち、第1のワイヤ11は、水平な軸線を有するプーリ17を介して、上側のトラニトン10cに連結され、第2のワイヤ12は、プーリ16から直線状に延びて、下側のトラニオン10dに連結されている。
第1のワイヤ11、第2のワイヤ12、各プーリ13〜17および十字軸10によって、出力クランク7を昇降舵8,9に機械的に連結するための第2の連結機構B2が構成されている。
入力クランク6および出力クランク7は、同一のクランク中心C1を有している。操縦桿2が押し引きされるに伴って、リンクシャフト5が前後方向X1に直線運動すると、入力クランク6が、クランク中心C1の回りに回転運動をし、その入力クランク6の回転運動が、後述する舵角比可変機構(図1では、図示せず)によって、クランク中心C1の回りの出力クランク7の回転運動に変換される。
その出力クランク7の回転運動に伴って、第1のワイヤ11および第2のワイヤ12の何れか一方が、出力クランク7の対応する端部7aまたは7b側に引かれ、他方が、対応するトラニオン10cまたは10d側に引かれることにより、十字軸10を介して、昇降舵8,9が転舵されるようになっている。
図2に示すように、リンクシャフト5の他端5bは、クランク中心C1から所定距離オフセットされた位置に配置されたピボット軸18を介して、入力クランク6に回動可能に連結されている。ピボット軸18の軸線18aは、クランク中心C1と平行である。リンクシャフト5の他端5bには、例えば溝形をなすブラケット19が設けられ、ピボット軸18は、ブラケット19および入力クランク6を貫通することにより、ブラケット19および入力クランク6を回動可能に連結している。
出力クランク7の端部7aには、第1のワイヤ11の端部に設けられた例えば溝形をなすブラケット20が、ピボット軸21を介して回動可能に連結されている。また、出力クランク7の端部7bには、第2のワイヤ12の端部に設けられた例えば溝形をなすブラケット22が、ピボット軸23を介して回動可能に連結されている。各ピボット軸21,23の軸線21a,23aは、クランク中心C1と平行である。
また、航空機用操舵装置1は、操縦桿2の操舵角θC を検出する操舵角センサ84と、昇降舵8,9の転舵角θE を検出する転舵角センサ85とを有している。操舵角センサ84は、例えばコントロールヨーク3の支軸3aを中心とするコントロールヨーク3の回転を検出する回転角センサであってもよい。また、転舵角センサ85は、上記の軸線10eを中心とする昇降舵8,9の回転を検出する回転角センサであってもよい。
図3は、航空機用操舵装置の要部の断面図であり、図4は、航空機用操舵装置1の要部の斜視図である。図3に示すように、機体(図示せず)によって支持されたハウジング24の内部に、入力クランク6の回転量に対する出力クランク7の回転量を可変することにより、操縦桿2の操舵角θC に対する昇降舵8,9の転舵角θE の比である舵角比(θE /θC )を可変する舵角比可変機構25が収容されている。
舵角比可変機構25を収容したハウジング24は、入力クランク6の上方に配置されている。図4に示すように、ハウジング24の上方には、上記舵角比を変更可能な舵角比制御モータ26が配置されており、その舵角比制御モータ26と横並びに、操縦桿2に伝わる反力を増減可能な反力モータ27が配置されている。
図3を参照して、舵角比可変機構25は、入力クランク6と一体回転可能な筒状の入力軸28と、出力クランク7と一体回転可能な出力軸29と、入力軸28および出力軸29を差動回転可能に連結する差動機構としての例えば波動歯車機構30とを備えている。
入力軸28および出力軸29の中心軸線はクランク中心C1に一致している。出力軸29は、筒状の入力軸28内に挿通されている。入力クランク6には、下方に延びる円弧状の縮径可能なクランプ31が一体に形成されている。
図5に示すように、クランプ31の円弧端に形成された一対の対向するフランジ32を挿通するねじ33によって、一対のフランジ32間の間隔を縮小することにより、クランプ31によって入力軸28が挟持されている。その結果、入力軸28と入力クランク6とが一体回転可能に連結されている。
図3に示すように、出力軸29の端部は入力軸28の下方へ突出している。出力クランク7には、下方に延びる円弧状の縮径可能なクランプ34が一体に形成されている。図6に示すように、クランプ34の円弧端に形成された一対の対向するフランジ35を挿通するねじ36によって、一対のフランジ35間の間隔を縮小することにより、クランプ34によって出力軸29が挟持されている。その結果、出力軸29と出力クランク7とが一体回転可能に連結されている。
図3に示すように、差動機構としての波動歯車機構30は、同軸上に並んで配置された第1のサーキュラスプライン37および第2のサーキュラスプライン38と、第1のサーキュラスプライン37および第2のサーキュラスプライン38と噛み合うように配置された筒状のフレキシブルスプライン39と、フレキシブルスプライン39の内側に配置され、上記舵角比制御モータ26により回転駆動される波動発生器40により構成されている。
波動歯車機構30において、第1のサーキュラスプライン37が、入力軸28と一体回転可能な入力要素を構成しており、第2のサーキュラスプライン38が、出力軸29と一体回転可能な出力要素を構成している。また、波動歯車機構30において、フレキシブルスプライン39および波動発生器40が、入力要素としての第1のサーキュラスプライン37と出力要素としての第2のサーキュラスプライン38を差動可能に連結する中間要素を構成している。
波動発生器40は、外周が略楕円形状をなすカム40aと、このカム40aの外周に設けられた玉軸受40bとを有している。玉軸受40bの内輪は、カム40aの外周に固定されている。玉軸受40bの外輪は、玉を介して弾性変形可能である。フレキシブルスプライン39は、玉軸受40bの外輪と一体的に弾性変形可能である。
第1および第2のサーキュラスプライン37,38には、互いに異なる歯数が設定されている。フレキシブルスプライン39は、略楕円状に撓ませられた状態で、各サーキュラスプライン37,38の内側に配置されている。フレキシブルスプライン39の外歯が、第1および第2のサーキュラスプライン37,38の内歯とそれぞれ部分的に噛合されている。そして、波動発生器14は、舵角比制御モータ26によって駆動されることにより、撓ませられた略楕円形状のフレキシブルスプライン39、即ち、両サーキュラスプライン37,38との噛合部を回転させる。
舵角比制御モータ26は、ハウジング24に固定されたモータハウジング41と、モータハウジング41に固定されたステータ42と、ロータ43と、ロータ43と一体回転する回転軸44とを備えている。回転軸44は、図示しない軸受によってモータハウジング41によって回転可能に支持されている。また、回転軸44は、継手45を介して駆動軸46と同軸上に一体回転可能に連結されている。その駆動軸46は、波動発生器40と、例えばキーを介して一体回転可能に連結されている。
ハウジング24には、舵角比制御モータ26の回転軸44の回転を拘束するロック機構47の一部を収容したロックハウジング48が固定されている。具体的には、駆動軸46の途中部には、駆動軸46と一体回転する円環状のロックホルダ49が設けられている。そのロックホルダ49の外周には、軸方向に延びる複数の係合溝50が形成されている。 図7に示すように、ロック機構47は、上記ロックホルダ49と、ロックホルダ49の係合溝50に係合可能な先端に有するロック棒51と、ロック棒51を変位させるソレノイド52とにより構成されている。
図3を参照して、第1のサーキュラスプライン37と入力軸28との連結は下記のようにして行われている。すなわち、入力軸28の一端に、径方向に延びる環状のフランジ53が一体回転可能に設けられている。そのフランジ53に、連結筒54の一端が、ねじ55により一体回転可能に連結されている。その連結筒54の他端には、径方向の環状のフランジ56が一体回転可能に形成されている。そのフランジ56は、ねじ57により、第1のサーキュラスプライン37の端面に一体回転可能に連結されている。このように、入力軸28は、フランジ53、連結筒54およびフランジ56を介して、第1のサーキュラスプライン37と一体回転可能に連結されている。
連結筒54の外周とハウジング24の内周との間には、例えば針状ころ軸受58が介在しており、その針状ころ軸受58によって、連結筒54が、スムーズに回転できるように支持されている。また、連結筒54の内周と、第2のサーキュラスプライン38の外周との間には、隙間が設けられ、連結筒54と第2のサーキュラスプライン38が接触しないようにされている。
第2のサーキュラスプライン38と出力軸29との連結は下記のようにして行われている。すなわち、出力軸29の一端には、径方向に延びる環状のフランジ59が一体回転可能に設けられている。そのフランジ59は、ねじ60により、第2のサーキュラスプライン37の端面に一体回転可能に連結されている。このように、出力軸29は、フランジ59を介して第2のサーキュラスプライン38と一体回転可能に連結されている。
図3および図4を参照して、ハウジング24は、第1ハウジング61と、第2ハウジング62と、第3ハウジング63とを下方からこの順で有している。図4に示すように、各ハウジング61〜63は、それぞれ筒状をなしており、互いにねじ64a〜64cにより締結されている。舵角比制御モータ26のモータハウジング41は、第3ハウジング63に固定されている。また、第2ハウジング62に形成された取付ブラケット90を航空機の機体(図示せず)に固定ねじにより締結することにより、ハウジング24が、機体に固定されている。
図3に示すように、第1ハウジング61の下部には、軸受保持筒65が突出形成されており、その軸受保持筒65に保持された一対の軸受66によって、入力軸28が回転可能に支持されている。また、上記の針状ころ軸受58は、第2ハウジング62の内周と連結筒54の外周との間に介在している。
出力軸29にねじ67により軸受保持環68が一体回転可能に連結されている。その軸受保持環68に保持された軸受69によって、駆動軸46の一端の小径部が、回転可能に支持されている。
反力モータ27は、第2ハウジング62に筒状の第4ハウジング70を介して固定されたモータハウジング71と、モータハウジング71に固定されたステータ72と、ロータ73と、ロータ73と一体回転する回転軸74とを備えている。回転軸74は、図示しない軸受によってモータハウジング71によって回転可能に支持されている。また、回転軸74は、継手75を介して駆動軸76と同軸上に一体回転可能に連結されている。
反力モータ27の動力は、伝達機構としての平行軸歯車機構77を介して、差動機構としての波動歯車機構30の入力要素である第1のサーキュラスプライン37に伝達されるようになっている。
具体的には、平行軸歯車機構77は、駆動軸76に一体回転可能に連結された駆動ギヤ78と、第1のサーキュラスプライン37と一体回転する連結筒54の外周に形成された被動ギヤ79と、駆動ギヤ78および被動ギヤ79に噛み合うアイドルギヤ80とを備えている。
また、駆動軸76は、第2ハウジング62および第3ハウジング63にそれぞれ保持された軸受81,82によって回転可能に支持されている。軸受81,82は、駆動軸76の軸方向に関して、駆動ギヤ78を挟んだ両側位置に配置されている。
図8に示すように、反力モータ27によって駆動ギヤ78が駆動されると、その回転がアイドルギヤ80を介して被動ギヤ79に伝達される。その被動ギヤ79は、図3に示すように、連結筒54、フランジ53および入力軸28を介して、入力クランク6と一体回転可能であるので、図8に示すように、反力モータ27による反力は、入力クランク6、リンクシャフト5およびコントロールヨーク3を介して、操縦桿2に与えられることになる。
一方、操縦桿2の操作に伴う入力軸28の回転は、入力軸28に連結された第1のサーキュラスプライン37からフレキシブルスプライン39を介して第2のサーキュラスプライン38に伝達される。そして、フレキシブルスプライン39の内側に配置された波動発生器40が、舵角比制御モータ26によって駆動され、撓ませられた楕円形状のフレキシブルスプライン39の、両サーキュラスプライン37,38との噛合部が回転することにより、モータ駆動に基づく回転が操縦桿2の操作に基づく回転に付加される。
すなわち、入力軸28と出力軸29との間に回転伝達比が変更され、その結果、図9に示すように、入力クランク6(入力軸28)の回転角θ1 対する出力クランク7(出力軸29)の回転角θ2 の比である伝達比θ2 /θ1 (舵角比θE /θC に相当)を変更することができる。舵角比制御モータ26の回転に応じて、舵角比θE /θC を大きくしたり、小さくしたりすることができる。
次いで、図10は、本発明の電気的構成を示すブロック図である。図10を参照して、舵角比制御モータ26、反力モータ27およびロック機構47のソレノイド52は、制御装置としてのECU83によって制御される。ECU83には、操縦桿2の操舵角θC を検出する操舵角センサ84と、昇降舵8,9の転舵角θE を検出する転舵角センサ85と、飛行速度Vを検出する飛行速度センサ86と、迎え角βを検出する迎え角センサ87のそれぞれから信号が入力される。
次いで、図11のフローチャートを参照して、主たる制御の流れを説明する。まず、ステップS1において、各センサからの信号に基づいて、操舵角θC 、転舵角θE 、飛行速度V、迎え角βを取り込む。
次いで、ステップS2では、取り込んだ迎え角βと所定の失速迎え角β1 との差分(β1 −β)が、所定の正値e以上であるか否かを判定する。
上記の差分(β1 −β)が所定の正値e以上である場合(ステップS2においてYESの場合)には、失速の可能性がないと判断し、ステップS3に進んで、ロック機構47によるロックを実行し、舵角比を一定とする。これにより、舵角比を一定としたマニュアル操舵が可能となる。
一方、ステップS2において、上記の差分(β1 −β)が所定の正値e未満である場合(ステップS2においてNOの場合)には、失速のおそれがあると判断し、ステップS4に進んで、失速防止制御を実行する。
例えば、失速防止制御では、操舵角θC に拘らず転舵角θE を減少補正するように、舵角比制御モータ26を駆動制御する。また、ステップS4では、操縦桿2の反力を増加させるように反力モータ27を駆動制御することにより、パイロットに警告を与える。
なお、ステップS4において、操縦桿2の反力を増加させることに代えて、操縦桿2を押し戻させるように反力モータ27を駆動制御するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、図11の失速防止制御を含むフローの実施中に、図12のフローチャートに示すように、フェイル監視を行っている。すなわち、ステップS11に示すように、ECU83は、各センサおよび舵角比制御モータ26のフェイルの発生の有無を調べる異常診断を行っており、この異常診断の結果、フェイルが発生していると診断された場合(図12のステップS11においてYESの場合)、ステップS12において、フェイル発生下での誤った舵角比制御を停止するととももに、ロック機構47に動作指令を発するフェイルセーフ動作を実行する。
具体的には、舵角比制御モータ26の制御電流を零にすることにより、伝達比制御を停止する。また、ロック機構47のソレノド52にロック指令信号を出力し、ロック棒51をロックホルダ49の係合溝50に係合させる(図7を参照)。
これにより、舵角比制御モータ26の駆動軸46の回転が拘束される。その結果、操縦桿2の操舵による入力クランク6の回転が、舵角比可変機構25による一定の減速比の減速を経て出力クランク7に伝わる。従って、フェイル発生に伴う操舵制御の停止時における緊急の操舵を、操縦桿2から昇降舵8,9への機械的な伝動によるマニュアル操舵によって行わせることができる。
本実施の形態によれば、舵角比可変機構25の入力軸28および出力軸29の中心軸線がクランク中心C1に一致する状態で、出力軸29が筒状をなす入力軸28内に挿通されている。したがって、入力軸28と出力軸29を、出力軸29の軸方向Y1(図3を参照)に関して舵角比可変機構25の一方側(図3において下方)に配置することができるので、舵角比可変機構25の他方側(図3において上方)に、舵角比制御モータ26等を配置するスペースを容易に確保でき、構造の小型化を図ることができる。
また、舵角比可変機構25の入力軸28および出力軸29の中心軸線が、入力クランク6および出力クランク7の同一のクランク中心C1に一致するので、両クランク6,7の揺動動作の影響を受けずに、舵角比可変機構25を安定して動作させることができる。
例えば、パイロットの操縦桿2の押し引き動作により、リンクシャフト5が図8における左右方向(機体の左右方向)に関して、クランク中心C1側へ移動する動きや、入力クランク6に撓みが生じることがあっても、舵角比可変機構25は入力トルクを受け取り、出力トルクを出力クランク7に良好に伝達することができる。すなわち、クランク構造を採用しつつもクランク構造の揺動、変形等の影響を受けずに、確実なトルク伝達を確保することができ、しかも、舵角比制御モータ26等の搭載性を向上することができる。
また、突風により気流が急激に変化したり、パイロットが操縦桿2を急激に引き起こすミスを犯したりするような場合であって、迎え角βが所定の失速迎え角β1 に近づいたときに、失速防止制御を実行し、失速の防止を図ることができる。操舵角θC に拘らず転舵角θE を減少させるように舵角比制御モータ26を駆動制御することにより、転舵角θE をアクティブに制御して転舵角θE を減少させ、失速を防止する。操縦桿2の反力を増加させるように反力モータ27を駆動制御することにより、失速のおそれがあることをパイロットに体感上の警告として与えることができる。
また、例えば舵角比制御モータ26に異常が発生したときに、舵角比制御モータ26をロックするフェイルセーフを実行するとともに、転舵角θE を一定に維持した状態で、反力モータ27によって操縦桿2を押し戻すことにより、パイロットに警告を与えることができる。
また、差動機構としての波動歯車機構30を用いており、入力要素としての第1のサーキュラスプライン37と、出力要素としての第2のサーキュラスプライン38とを差動可能に連結する中間要素としてのフレキシブルスプライン39および波動発生器40を有しており、舵角比制御モータ26により波動発生器40を回転駆動することにより、両サーキュラスプライン37,38間の伝達比を可変することができる。その結果、舵角比を可変することができる。
また、反力モータ27が、伝達機構としての平行軸歯車機構77および連結筒54の被動ギヤ79を介して入力軸28に動力を伝達するので、その入力軸28、入力クランク6および第1の連結機構B1を介して、操縦桿2に反力を与えることができる。
また、出力軸29の軸方向に関して、舵角比制御モータ26と出力軸29との間に、差動機構としての波動歯車機構構30が配置されているので、舵角比制御モータ26および舵角比可変機構25をクランク中心C1上に集約して配置することができ、小型化を図ることができる。
また、舵角比制御モータ26および反力モータ27のロータ43,73の回転軸線が互いに平行であるので、クランク中心C1上に配置された舵角比制御モータ26とは並列的に反力モータ27を配置することができ、小型化を図ることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば上記の実施の形態では、筒状の入力軸28内に出力軸29を挿通したが、筒状の出力軸内へ入力軸を挿通するようなレイアウトを採用してもよい。また、差動機構として、波動歯車機構30に代えて、公知の遊星歯車機構を用いるようにしてもよい。また、平行軸歯車機構77に代えて、プーリ・ベルト機構を用いてもよい。また、舵角比制御モータ26および反力モータ27の少なくとも一方を同軸モータとしてもよい。また、操舵角センサ84が、舵角比可変機構25の入力軸28の回転角θ1 に基づいて操舵角θC を検出するものであってもよい。また、転舵角センサ85が、舵角比可変機構25の出力軸29の回転角θ2 に基づいて転舵角θE を検出するものであってもよい。その他、請求項記載の範囲で種々の変更を施すことができる。
1…航空機用操舵装置、2…操縦桿、3…コントロールヨーク、4…継手、5…リンクシャフト、6…入力クランク、7…出力クランク、8,9…昇降舵、11,12…ワイヤ13〜17…プーリ、24…ハウジング、25…舵角比可変機構、26…舵角比制御モータ、27…反力モータ、28…入力軸、29…出力軸、30…波動歯車機構(差動機構)、37…第1のサーキュラスプライン(入力要素)、38…第2のサーキュラスプライン(出力要素)、39…フレキシブルスプライン(中間要素)、40…波動発生器(中間要素)、43…ロータ、44…回転軸、46…駆動軸、47…ロック機構、49…ロックホルダ、50…係合溝、51…ロック棒、52…ソレノイド、61…第1ハウジング、62…第2ハウジング、63…第3ハウジング、73…ロータ、74…回転軸、76…駆動軸、77…平行軸歯車機構、78…駆動ギヤ、79…被動ギヤ、80…アイドルギヤ、83…ECU(制御装置)、84…操舵角センサ、85…転舵角センサ、86…飛行速度センサ、87…迎え角センサ、B1…第1の連結機構、B2…第2の連結機構、C1…クランク中心、θC …操舵角、θE …転舵角、θE /θC …舵角比、β…迎え角

Claims (9)

  1. 操縦桿の操舵角に対する翼の転舵角の比である舵角比を可変する舵角比可変機構と、
    上記操縦桿と第1の連結機構を介して連結された入力クランクと、
    上記翼と第2の連結機構を介して連結された出力クランクと、を備え、
    上記入力クランクおよび上記出力クランクは、同一のクランク中心の回りに相対回転可能に配置され、
    上記舵角比可変機構は、上記入力クランクと一体回転可能な入力軸と、上記出力クランクと一体回転可能な出力軸と、上記入力軸および上記出力軸を差動回転可能に連結する差動機構と、を含み、
    上記入力軸および上記出力軸の中心軸線が上記クランク中心に一致する状態で、上記入力軸および上記出力軸の一方が、筒状をなす他方に挿通されている航空機用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記舵角比可変機構の上記舵角比を変更可能な舵角比制御モータと、
    上記操縦桿に伝わる反力を増減する反力モータと、
    上記舵角比制御モータおよび上記反力モータを制御する制御装置と、を備え、
    上記翼は昇降舵として機能し、 上記制御装置は、迎え角センサにより検出された迎え角と所定の失速迎え角との比較に基づいて、失速防止制御を実行する航空機用操舵装置。
  3. 請求項2において、上記失速防止制御では、上記操舵角に拘らず上記転舵角を減少させるように上記舵角比制御モータを駆動制御する航空機用操舵装置。
  4. 請求項2または3において、上記失速防止制御では、上記操縦桿の反力を増加させるように上記反力モータを駆動制御する航空機用操舵装置。
  5. 請求項2において、上記舵角比制御モータの回転をロック可能なロック機構を備え、
    上記制御装置は、舵角比制御モータまたは舵角比制御モータの制御に用いるセンサに異常発生のときに、転舵角を一定に維持した状態で、上記操縦桿を押し戻させるように上記反力モータを駆動制御する航空機用操舵装置。
  6. 請求項2から5の何れか1項において、上記差動機構は、上記入力軸と一体回転可能な入力要素と、上記出力軸と一体回転可能な出力要素と、入力要素および出力要素を差動可能に連結し、上記舵角比制御モータにより回転駆動される中間要素と、を含む航空機用操舵装置。
  7. 請求項6において、上記反力モータは、伝達機構を介して、上記入力軸に動力を伝達する航空機用操舵装置。
  8. 請求項6または7において、上記出力軸の軸方向に関して、上記舵角比制御モータと上記出力軸との間に、上記差動機構が配置されている航空機用操舵装置。
  9. 請求項2から8の何れか1項において、上記舵角比制御モータおよび上記反力モータのロータの回転軸線は互いに平行である航空機用操舵装置。
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