JP5522258B2 - 基地局、サービス提供装置、移動局、移動通信システム、及びこれらの通信制御方法 - Google Patents

基地局、サービス提供装置、移動局、移動通信システム、及びこれらの通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局、サービス提供装置、移動局、移動通信システム、及びこれらの通信制御方法に関し、特にLCS(Location Services)の提供に際して、移動局における無線信号の受信状況を取得する技術に関する。
近年、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、次世代の移動通信方式としてLTE(Long Term Evolution)の導入が検討され、その標準化が進められている(例えば、非特許文献1参照)。
図15に示すように、LTEでは、複数の無線基地局(eNB:enhanced Node B)10_1〜10_iを用いてE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)が構成される。移動局(UE:User Equipment)20は、eNB 10_1〜10_iにより形成されるセルのいずれかに在圏し、以て所望の通信を行う。また、各eNB 10_1〜10_iは、MME(Mobility Management Entity)30に接続される。MME 30は、現行の移動通信システムにおけるコアネットワークに相当する機能を含み、eNB 10_1〜10_iに対する各種制御を行う。なお、以降の説明においては、eNB 10_1〜10_iを符号10で総称することがある。
ここで、eNBとMMEの間のインタフェースはS1インタフェース、eNB同士間のインタフェースはX2インタフェース、eNBとUEの間の無線インタフェースはUuインタフェースとそれぞれ定義されている。
さらに、3GPPの標準化においては、LCSの導入も検討されている(例えば、非特許文献2〜4参照)。LCSでは、大略、UEの地理的な位置を検出し、その位置に応じた加入者向けサービス等が提供される。
具体的には、図16に示すように、LCSを実現する移動通信システムは、上記のeNB 10、UE 20、及びMME 30と、サービスの提供元であるE−SMLC(Evolved Serving Mobile Location Centre)40とを備える。ここで、E−SMLCとMMEの間のインタフェースは、SLsインタフェースと定義されている。
LCSにおけるE−UTRANの機能は、地理的な位置や方位を算出するためにUEにおける無線信号の受信状況に関する情報(RSRP(Reference Signal Received Power)やRSRQ(Reference Signal Received Quality)等)を取得し、取得した情報をE−SMLCへ通知することである。この機能は、UE Positioning機能と呼称される。
UE Positioning機能の一つに、Uplink E−CID(Enhanced Cell ID) Positioning Procedureがある。
以下、この手順に係る移動通信システムの動作を、図17、図18、図19A〜図19C及び図20を参照して詳細に説明する。
図17に示すように、まずeNB 10は、MME 30を介してE−SMLC 40から、LLPa(LTE Positioning Protocol Annex)メッセージの一種であるE−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTを受信する(ステップS101)。なお、以降の説明においてLLPaメッセージを扱う場合、"LLPa:XXX(任意のメッセージ種別)"と表記することがある。
ここで、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージは、大略、地理的な位置や方位を算出するための必要情報の取得を要求するものである。図17に示す例では、必要情報として、RSRP及びRSRQの両者が要求されている(但し、RSRP及びRSRQのいずれか一方が要求されても良い)。また、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージには、必要情報を一度のみ通知すべきことを示す"On Demand"、又は必要情報を周期的に通知すべきことを示す"Periodic"も指定される。
そして、eNB 10は、UE 20に対して、RRC(Radio Resource Control)メッセージの一種であるRRCConnectionReconfigurationを送信し、以て必要情報の報告を指示する(ステップS102)。なお、以降の説明においてRRCメッセージを扱う場合、"RRC:YYY(任意のメッセージ種別)"と表記することがある。
ここで、RRCConnectionReconfigurationメッセージには、Measurement Object、Reporting Configuration、Measurement Identity、s−Measure、Measuremnt Gap(MeasGap)等が設定される。
この内、Measurement Objectには、UE 20が測定すべき周波数及び隣接セル(neighbouring cell、eNB 10に隣接して設置される他の無線基地局により形成されるセル)に関する情報が含まれる。
図18に、隣接セルの幾つかの配置例を示す。この内、Intra−Freq隣接セル51は、在圏セル(serving cell、eNB 10により形成されるセル)50と同一の周波数で運用され、且つそのカバレッジの一部が在圏セル50のカバレッジと重複するセルである。また、Inter−Freq隣接セル52A及び52B(以下、符号52で総称することがある)は、共に、在圏セル50とは異なる周波数で運用されるセルである。但し、セル52Aのカバレッジは、在圏セル50のカバレッジを包含する(在圏セル50のカバレッジと略同等か、或いは在圏セル50のカバレッジより広い)。一方、セル52Bは、そのカバレッジの一部が在圏セル50のカバレッジと重複する。さらに、Inter−RAT隣接セル53A及び53B(以下、符号53で総称することがある)は、共に、eNB 10とは異なる無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)が適用される無線基地局により形成されるセルである。但し、セル53Aのカバレッジは、在圏セル50のカバレッジを包含する。一方、セル53Bは、そのカバレッジの一部が在圏セル50のカバレッジと重複する。これらの隣接セル51〜53は、いずれもUE 20による測定の対象として指定され得る。
次に、Reporting Configurationには、UE 20が測定結果の報告に用いるべきイベント種別、及びその報告条件が指定される。また、Reporting Configurationには、上記の"On Demand"又は"Periodic"も指定される。
次に、Measurement Identityは、measIdと、measObjectIdと、reportConfigIdとで構成される。measObjectIdは、上記のMeasurement Objectと1対1に対応付けて定義されている。すなわち、UE 20は、measObjectIdから、測定すべき周波数に関する情報及び周辺セルに関する情報を把握することが可能である。また、reportConfigIdは、上記のReporting Configurationと1対1に対応付けて定義されている。すなわち、UE 20は、reportConfigIdから、測定結果の報告に用いるべきイベント種別及びその報告条件を把握することが可能である。さらに、measIdは、measObjectIdとreportConfigIdとを対応付ける識別子である。図17に示す例では、eNB 10は、或るmeasObjectId#2及びreportConfigId#2と、これらを対応付けるmeasId#2とを、RRCConnectionReconfigurationメッセージに含めている。
次に、s−Measureには、measIdに対応する隣接セルの測定条件としての閾値が設定される。UE 20は、この閾値と、在圏セルのRSRPとを比較し、在圏セルのRSRPが閾値以下である場合、隣接セルの測定を行う。すなわち、在圏セルのRSRPが閾値以下である場合、UE 20は、在圏セル及び隣接セルの両者について測定を行う。一方、在圏セルのRSRPが閾値を超過する場合、UE 20は、隣接セルの測定を行わずに、在圏セルの測定のみを行う。また、図17に示す如くs−Measureに閾値が設定されない場合、UE 20は、即時に、在圏セル及び隣接セルの両者について測定を行う。
ここで、s−Measureに閾値を設定しないことのメリットは、大略、E−SMLC 40でUE 20の地理的な位置や方位を高精度に算出可能な点にある。
具体的には、s−Measureに閾値が設定され、且つ在圏セルのRSRPが閾値を超過する場合、UE 20は、在圏セルのRSRP及びRSRQのみを報告する。これらのRSRP及びRSRQは、E−SMLC 40によるeNB 10とUE 20の間の距離等の推定に供される。eNB 10とUE 20の間で無線伝送が良好に行われる環境下であれば、E−SMLC 40は、在圏セルのRSRP及びRSRQのみからUE 20の地理的な位置を正確に算出できる。
しかしながら、無線伝送が劣悪な環境(例えば、ビル等の建物が密集している環境)下では、例え在圏セルのRSRPが閾値を超過する場合であっても、E−SMLC 40は、在圏セルのRSRP及びRSRQのみからではUE 20の地理的な位置を正確には算出できない虞がある。
例えば、図18に示した隣接セル51〜53のいずれかのRSRP及びRSRQが得られれば、E−SMLC 40は、UE 20の地理的な位置をより正確に算出することができる。特に、Inter−Freq隣接セル52A及びInter−RAT隣接セル53Aは在圏セル50とカバレッジが略同等であるため、これらの隣接セル52A及び53AのRSRP及びRSRQは、E−SMLC 40での算出に有用である。
従って、eNB 10は、s−Measureに閾値を設定せずに、RRCConnectionReconfigurationメッセージをUE 20へ送信することが想定される。
最後に、MeasGapには、Inter−Freq隣接セルの測定又はInter−RAT隣接セルの測定を行う場合、その測定タイミング(より詳細には、subframe)が指定される。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS103)。今、上記のステップS102より前の時点で、UE 20内のメモリに図19Aに示す如く設定情報が記憶されていたとする。ここで、図19A中のs−Measure(50)は、上記の閾値が"50dB"に設定されていることを示す。また、MeasGap(Release)は、上記の測定タイミングが設定されていないことを示す。この場合、図19Bに示すように、UE 20は、メモリにmeasId#2、measObjectId#2、及びreportConfigId#2を追記すると共に、s−Measureを"Not−setup"へ更新し、MeasGapを"Setup"へ更新する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(ステップS104)。
また、UE 20は、上記のステップS103で更新した設定情報に従って、在圏セル及び隣接セルの両者について測定を開始する。そして、UE 20は、測定結果をRRC:MeasurementReportメッセージに設定し、eNB 10へ報告する(ステップS105_1)。なお、隣接セルの測定を開始していない場合(すなわち、s−Measureに閾値が設定され、且つ在圏セルのRSRPが閾値以下であった場合)、UE 20は、在圏セルの測定結果のみをMeasurementReportメッセージに設定する。
そして、eNB 10は、UE 20から報告された測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION RESPONSEメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ通知する(ステップS106_1)。
また、上記の"Periodic"が指定されていた場合、UE 20は、所定の周期で測定を繰り返し行い、測定結果をMeasurementReportメッセージに設定してeNB 10へ順次報告する(ステップS105_2〜S105_j)。
一方、eNB 10は、後述するステップS107で、E−SMLC 40からLPPa:E−CID MEASUREMENT TERMINATION COMMANDメッセージを受信する迄、UE 20からの測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT REPORTメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ順次通知する(ステップS106_2〜S106_j)。
そして、eNB 10は、E−CID MEASUREMENT TERMINATION COMMANDメッセージの受信をトリガとして、E−SMLC 40へのE−CID MEASUREMENT REPORTメッセージの通知を停止する(ステップS107)。
この後、図20に示すように、eNB 10は、UE 20の設定を更新前の状態に戻すべく、RRCConnectionReconfigurationメッセージをUE 20へ再び送信する(ステップS201)。具体的には、eNB 10は、RRCConnectionReconfigurationメッセージに、measId#2、s−Measure(50)、及びMeasGap(Release)を設定する。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS202)。なお、以降の説明においては、UE 20の設定情報を更新前の状態に戻すことを"設定削除"と表記することがある。具体的には、図19Cに示すように、UE 20は、メモリからmeasId#2(並びにこれに対応付けて記憶したmeasObjectId#2及びreportConfigId#2)を削除すると共に、s−Measureを"50dB"へ更新し、MeasGapを"Release"へ更新する。
なお、上記のステップS101で"On Demand"を指定した場合、eNB 10は、上記のステップS201でRRCConnectionReconfigurationメッセージにmeasId#2を設定する必要は無い。"On Demand"が指定された場合、UE 20は、上記のステップS105_1でMeasurementReportメッセージを送信した後、自律的にメモリからmeasId#2を削除する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを再び送信する(ステップS203)。これにより、UE 20は、Uplink E−CID Positioning Procedureの開始前と同様に動作することとなる。
3GPP TS 36.300、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN); Overall description"、V9.2.0、2009年12月、章4、頁17〜27 3GPP TS 36.331、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA) Radio Resource Control (RRC); Protocol specification"、V9.1.0、2009年12月、章5.3.5.1〜5.3.5.3、5.5.2、5.5.3、5.5.5、5.5.6、6.2.2及び6.3.5、頁40〜42、64〜70、76〜79、91〜117及び165〜180 3GPP TS 36.305、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN); Stage 2 functional specification of User Equipment (UE) positioning in E−UTRAN"、V9.1.0、2009年12月、章5、頁11〜15 3GPP TS 36.455、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA); LTE Positioning Protocol A (LPPa)"、V9.1.0、2010年3月、章8.2.1、8.2.3、8.2.4、9.1.1.1、9.1.1.2、9.1.1.5及び9.1.1.6、頁10〜12及び14〜16
特表2010−512098号公報
しかしながら、上記の非特許文献2〜4には、通信リソースの利用効率が低いという課題があった。
具体的には、UEからeNBへ周期的に測定結果(MeasurementReportメッセージ)を報告させる場合、MeasurementReportメッセージの送信を停止するためには、eNBがE−SMLCからE−CID MEASUREMENT TERMINATION COMMANDメッセージを受信することが必須であり、以て有線リソースを浪費する。
また、measID、s−Measure、及びMeasGapの設定削除を行うためには、eNBがUEに対してRRCConnectionReconfigurationメッセージを再送信することが必須であり、以て無線リソースを浪費する。
ここで、measIDの設定削除、s−Measureの設定削除、及びMeasGapの設定削除が必要な理由を下記に示す。
[measIDの設定削除が必要な理由]
UEからeNBへ周期的に測定結果を報告させた際にmeasIDの設定を削除しない場合、UEは、measIdに対応するセルの測定を無駄に継続して行う。このため、UEにおいて、消費電力の増大等の問題が生じる。従って、measIDの設定削除が必要である。
[s−Measureの設定削除が必要な理由]
s−Measureの設定は、全てのmeasIDに共通して適用される。このため、s−Measureが"Not−setup"に設定されたままである場合、UEは、Uplink E−CID Positioning Procedureの開始前から設定されていたmeasIDに対応する隣接セルの測定を、在圏セルの通信品質に関わらず行う。例えば、eNBがハンドオーバ先セルを特定する目的でUEに或るmeasIDについての測定を行わせているとする。この場合、UEは、例え在圏セルの通信品質が保たれていても、隣接セルの測定を無駄に行い、以て消費電力の増大等の問題が生じる。従って、s−Measureの設定削除が必要である。
[MeasGapの設定削除が必要な理由]
MeasGapの設定を削除しない場合、UEは、この設定に従って継続して動作する。ここで、MeasGapで指定されたsubframeではUL(Uplink)送信及びDL(Downlink)送信のスケジューリングを実施してはならないという制約がある。このため、MeasGap設定中のUEが多数存在する場合、UL送信及びDL送信のスケジュールに関する制約が増大し、以て伝送効率が著しく低下する虞がある。従って、MeasGapの設定削除が必要である。
なお、参考技術として、特許文献1には、UEが、スケジュール情報を受信すべき間欠的なインターバルで在圏セル及び隣接セルの測定を行い、所定時間に亘って"隣接セルの受信信号強度≧在圏セルの受信信号強度"が成立する場合に測定結果をeNBへ送信する技術が記載されている。しかしながら、この技術は、上記の課題に何ら対処できず、そもそも、UEからの測定結果の報告を抑制するものであるため、LCSには不適である。
従って、本発明の目的は、LCSの提供に際して移動局における無線信号の受信状況を取得する場合において、通信リソースの利用効率を向上させることにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る基地局は、移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する第1の測定と、前記サービス提供装置から要求された前記第1の測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記第1の測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了する。
また、本発明の第2の態様に係る基地局は、移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定するよう指示し、前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知する。
また、本発明の第3の態様に係る基地局は、移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置され、且つ自基地局とは異なる無線周波数を使用する又は自基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記測定を行うべきタイミングとを指示すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知する。
また、本発明の第4の態様に係るサービス提供装置は、基地局との通信を行う通信手段と、前記通信手段を制御して、前記基地局に在圏する移動局の位置に応じたサービスを提供する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記基地局に対して、前記移動局における少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を、予め定めた回数に亘って通知するよう要求し、前記通知が前記回数に亘って行われた場合に、前記基地局による前記要求への応答が完了したと判断し、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する。
また、本発明の第5の態様に係る移動局は、基地局との無線通信を行う通信手段と、前記通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記基地局からの指示に応じて、少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示された回数に亘って測定し、前記測定の結果を、前記回数に亘って前記基地局へ順次報告する。
また、本発明の第6の態様に係る移動局は、基地局との無線通信を行う通信手段と、前記通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定し、前記測定の結果を、前記基地局へ報告する。
また、本発明の第7の態様に係る移動局は、基地局との無線通信を行う通信手段と、前記通信手段を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置され、且つ前記基地局とは異なる無線周波数を使用する又は前記基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示されたタイミングで測定すると共に、前記測定の終了時に、前記タイミングに関する設定を無効化し、前記測定の結果を、前記基地局へ報告する。
また、本発明の第8の態様に係る移動通信システムは、基地局と、前記基地局との無線通信を行う移動局と、前記基地局との通信を行い、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置とを備える。前記サービス提供装置は、前記基地局に対して、前記移動局における少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を、予め定めた回数に亘って通知するよう要求すると共に、前記通知が前記回数に亘って行われた場合に、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する。前記基地局は、前記要求に応じて、前記移動局に対し前記測定を前記回数に亘って行うよう指示すると共に、前記移動局から前記回数に亘って報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知する。前記移動局は、前記指示に応じて、前記受信状況を前記回数に亘って測定すると共に、前記測定の結果を、前記回数に亘って前記基地局へ順次報告する。
また、本発明の第9の態様に係る移動通信システムは、基地局と、前記基地局との無線通信を行う移動局と、前記基地局との通信を行い、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置とを備える。前記基地局は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定するよう指示すると共に、前記移動局から報告される前記測定の結果を前記サービス提供装置へ通知する。前記移動局は、前記指示に応じて、前記受信状況を前記測定条件に関わらず測定すると共に、前記測定の結果を前記基地局へ報告する。前記サービス提供装置は、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する。
また、本発明の第10の態様に係る移動通信システムは、基地局と、前記基地局との無線通信を行う移動局と、前記基地局との通信を行い、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置とを備える。前記基地局は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、前記基地局に隣接して設置され、且つ前記基地局とは異なる無線周波数を使用する又は前記基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記測定を行うべきタイミングとを指示すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、前記移動局から報告される前記測定の結果を前記サービス提供装置へ通知する。前記移動局は、前記指示に応じて、前記受信状況を前記タイミングで測定すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化し、前記測定の結果を前記基地局へ報告する。前記サービス提供装置は、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する。
また、本発明の第11の態様に係る通信制御方法は、移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記サービス提供装置から要求された前記測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了することを含む。
また、本発明の第12の態様に係る通信制御方法は、移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定するよう指示し、前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知することを含む。
また、本発明の第13の態様に係る通信制御方法は、移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置され、且つ自基地局とは異なる無線周波数を使用する又は自基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記測定を行うべきタイミングとを指示すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知することを含む。
また、本発明の第14の態様に係る通信制御方法は、基地局と通信して、前記基地局に在圏する移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記基地局に対して、前記移動局における少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を、予め定めた回数に亘って通知するよう要求し、前記通知が前記回数に亘って行われた場合に、前記基地局による前記要求への応答が完了したと判断し、前記測定の結果を用いて前記位置を算出することを含む。
また、本発明の第15の態様に係る通信制御方法は、基地局との無線通信を行う移動局の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記基地局からの指示に応じて、少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示された回数に亘って測定し、前記測定の結果を、前記回数に亘って前記基地局へ順次報告することを含む。
また、本発明の第16の態様に係る通信制御方法は、基地局との無線通信を行う移動局の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定し、前記測定の結果を、前記基地局へ報告することを含む。
さらに、本発明の第17の態様に係る通信制御方法は、基地局との無線通信を行う移動局の通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置され、且つ前記基地局とは異なる無線周波数を使用する又は前記基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示されたタイミングで測定すると共に、前記測定の終了時に、前記タイミングに関する設定を無効化し、前記測定の結果を、前記基地局へ報告することを含む。
本発明によれば、LCSの提供に際して移動局における無線信号の受信状況を取得する場合において、通信リソースの利用効率を向上させることが可能である。
本発明の実施の形態1〜4に共通の基地局の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1〜4に共通の移動局の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1〜4に共通に用いるMMEの構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1〜4に共通のサービス提供装置の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る移動通信システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態1に係る移動局における設定情報の記憶例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る移動局における設定情報の第1の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る移動局における設定情報の第2の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る移動通信システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態2に係る移動局における設定情報の記憶例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る移動局における設定情報の第1の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る移動局における設定情報の第2の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態3に係る移動通信システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態3に係る移動局における設定情報の記憶例を示した図である。 本発明の実施の形態3に係る移動局における設定情報の第1の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態3に係る移動局における設定情報の第2の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係る移動通信システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係る移動局における設定情報の記憶例を示した図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係る移動局における設定情報の第1の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係る移動局における設定情報の第2の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係る移動局における設定情報の第3の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態4に係る移動通信システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態4に係る移動局における設定情報の記憶例を示した図である。 本発明の実施の形態4に係る移動局における設定情報の第1の更新例を示した図である。 本発明の実施の形態4に係る移動局における設定情報の第2の更新例を示した図である。 一般的なRANの構成例を示したブロック図である。 LCSを実現する一般的な移動通信システムの構成例を示したブロック図である。 LCSを実現する一般的な移動通信システムの動作例を示したシーケンス図である。 隣接セルの配置例を示した図である。 LCSを実現する一般的な移動通信システムに用いる移動局における、設定情報の記憶例を示した図である。 LCSを実現する一般的な移動通信システムに用いる移動局における、設定情報の第1の更新例を示した図である。 LCSを実現する一般的な移動通信システムに用いる移動局における、設定情報の第2の更新例を示した図である。 LCSを実現する一般的な移動通信システムにおける設定削除の動作例を示したシーケンス図である。
以下、本発明に係る基地局、サービス提供装置、及び移動局、並びにこれらを適用する移動通信システムの実施の形態1〜4を、図1〜図5、図6A〜図6C、図7、図8A〜図8C、図9、図10A〜図10C、図11、図12A〜図12D、図13、及び図14A〜図14Cを参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
また、各実施の形態においては、LTEに則した移動通信システムを一例として扱う。但し、各実施の形態で示される技術は、LTEに限らず、LCSと同等のサービスを実現する他の通信規格に則した移動通信システムに適用することもできる。
[実施の形態1]
本実施の形態に係る移動通信システムは、図15及び図16と同様に構成される。
一方、図1に示すように、本実施の形態に係るeNB 10は、Uu伝送部11と、S1伝送部12と、これらの伝送部11及び12を制御する制御部13とを含む。Uu伝送部11は、上述したUuインタフェースを介して、UEとの無線通信を行う機能を有する。S1伝送部12は、上述したS1インタフェース及びMMEを介して、E−SMLCとの通信を行う機能を有する。
制御部13は、RRCレイヤ131と、S1−AP(S1 Application Protocol)レイヤ132と、LPPaレイヤ133と、コントローラ134とを含む。この内、RRCレイヤ131は、RRCメッセージの解読及び生成処理を実行する。また、S1−APレイヤ132は、S1−APメッセージの解読及び生成処理を実行する。また、LPPaレイヤ133は、LPPaメッセージの解読及び生成処理を実行する。さらに、コントローラ134は、各レイヤ131〜133によるメッセージの解読結果に応じた処理を実行し、必要に応じて各レイヤ131〜133に対してメッセージの生成を指示する。
また、図2に示すように、本実施の形態に係るUE 20は、Uu伝送部21と、この伝送部21を制御する制御部22とを含む。Uu伝送部21は、Uuインタフェースを介して、eNB 10との無線通信を行う機能を有する。
制御部22は、RRCレイヤ221と、コントローラ222とを含む。この内、RRCレイヤ221は、上記のRRCレイヤ131と同様の機能を有する。また、コントローラ222は、レイヤ221によるRRCメッセージの解読結果に応じた処理を実行し、必要に応じてレイヤ221対してRRCメッセージの生成を指示する。
また、図3に示すように、本実施の形態に用いるMME 30は、S1伝送部31と、SLs伝送部32と、制御部33とを含む。S1伝送部32は、S1インタフェースを介して、eNB 10との通信を行う機能を有する。SLs伝送部32は、上述したSLsインタフェースを介して、E−SMLCとの通信を行う機能を有する。制御部33は、大略、伝送部31及び32を制御して、eNB 10とE−SMLCの間のトラヒックを中継する機能を有する。具体的には、制御部33は、S1−APレイヤ331と、LCS−AP(LCS Application Protocol)レイヤ332と、コントローラ333とを含む。この内、S1−APレイヤ331は、上記のS1−APレイヤ132と同様の機能を有する。また、LCS−APレイヤ332は、LCS−APメッセージの解読及び生成処理を実行する。さらに、コントローラ333は、各レイヤ331及び332によるメッセージの解読結果に応じた処理を実行し、必要に応じて各レイヤ331及び332に対してメッセージの生成を指示する。
さらに、図4に示すように、本実施の形態に係るE−SMLC 40は、SLs伝送部41と、この伝送部41を制御する制御部42とを含む。SLs伝送部41は、SLsインタフェース及びMME 30を介して、eNB 10との通信を行う機能を有する。
制御部42は、LCS−APレイヤ421と、LLPaレイヤ422と、コントローラ423とを含む。この内、LCS−APレイヤ421は、上記のLCS−APレイヤ332と同様の機能を有する。また、LLPaレイヤ422は、上記のLPPaレイヤ133と同様の機能を有する。さらに、コントローラ423は、各レイヤ421及び422によるメッセージの解読結果に応じた処理を実行し、必要に応じて各レイヤ421及び422に対してメッセージの生成を指示する。
以下、本実施の形態の動作を、図5及び図6A〜図6Cを参照して詳細に説明する。
図5に示すように、まずE−SMLC 40は、MME 30を介してeNB 10に対し、LLPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTを送信する(ステップS11)。
ここで、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージには、UE 20の地理的な位置や方位を算出するための必要情報として、RSRP及びRSRQの両者が要求されている(但し、RSRP及びRSRQのいずれか一方が要求されても良い)。また、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージには、上述した"On Demand"又は"Periodic"に代えて、UE 20が必要情報を報告すべき報告回数N(N≧1)が指定される。
そして、eNB 10は、UE 20に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationを送信し、以て必要情報の報告を指示する(ステップS12)。
ここで、RRCConnectionReconfigurationメッセージには、或るmeasObjectId#2及びreportConfigId#2と、これらを対応付けるmeasId#2とが含まれる。
報告回数Nは、図5に示す如く、reportConfigId#2により、UE 20に対して指示される。
なお、本実施の形態においては、少なくとも在圏セル50(図18参照)の測定結果が取得されれば良い。好ましくは、隣接セル51、52A、52B、53A、及び53Bの少なくとも一つの測定結果を取得するようにしても良い。いずれの場合も、測定結果は、報告回数Nに亘って取得されることとなる。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS13)。今、上記のステップS12より前の時点で、UE 20内のメモリに図6Aに示す如く設定情報が記憶されていたとする。この場合、図6Bに示すように、UE 20は、メモリに、measId#2、measObjectId#2、及びreportConfigId#2を追記する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(ステップS14)。
また、UE 20は、上記のステップS13で更新した設定情報に従って1以上のセルの測定を開始する。そして、UE 20は、測定結果をRRC:MeasurementReportメッセージに設定し、eNB 10へ報告する(ステップS15_1)。
そして、eNB 10は、UE 20から報告された測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION RESPONSEメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ通知する(ステップS16_1)。
また、UE 20は、報告回数Nに達するまで測定を繰り返し行い、測定結果をMeasurementReportメッセージに設定してeNB 10へ順次報告する(ステップS15_2〜S15_N)。
一方、eNB 10は、UE 20からの測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT REPORTメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ順次通知する(ステップS16_2〜S16_N)。
報告回数N分の測定が終了すると、UE 20は、自律的に設定削除を行う(ステップS17)。具体的には、図6Cに示すように、UE 20は、メモリから、measId#2(並びにこれに対応付けて記憶したmeasObjectId#2及びreportConfigId#2)を削除する。
一方、eNB 10は、報告回数N分の通知が終了すると、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージへの応答を自律的に完了する。
このように、本実施の形態においては、図17に示したLPPa:E−CID MEASUREMENT TERMINATION COMMANDメッセージが不要となる。従って、有線リソースの利用効率を向上させることができる。この効果は、s−Measure及びMeasGapの更新如何に関わらず一様に得られる。
また、s−Measure及びMeasGapのいずれも更新しない場合には、RRCConnectionReconfigurationメッセージの再送信が不要であり、以て無線リソースの利用効率を向上させることもできる。
[実施の形態2]
本実施の形態に係る移動通信システムは、図15及び図16と同様に構成できる。また、本実施の形態に係るeNB、UE、及びE−SMLC、並びに本実施の形態に用いるMMEは、上記の実施の形態1と同様に構成できる。
但し、本実施の形態は、eNB 10、UE 20、及びE−SMLC 40が図7及び図8A〜図8Cに示す如く動作する点で、上記の実施の形態1と異なる。
具体的には、図7に示すように、まずE−SMLC 40は、MME 30を介してeNB 10に対し、LLPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTを送信する(ステップS21)。
ここで、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージには、上記の実施の形態1と同様、UE 20の地理的な位置や方位を算出するための必要情報として、RSRP及びRSRQの両者が要求されている(但し、RSRP及びRSRQのいずれか一方が要求されても良い)。
一方、上記の実施の形態1と異なり、報告回数Nは指定されない(但し、上述した"On Demand"又は"Periodic"を指定しても良い)。
そして、eNB 10は、UE 20に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationを送信し、以て必要情報の報告を指示する(ステップS22)。
ここで、RRCConnectionReconfigurationメッセージには、上記の実施の形態1と同様、或るmeasObjectId#2及びreportConfigId#2と、これらを対応付けるmeasId#2とが含まれる。但し、本実施の形態においては、これらのIdにより、在圏セル50の測定に加えて、Intra−Freq隣接セル51の測定が、UE 20に対して指示されることとする。
一方、上記の実施の形態1と異なり、s−Measure Ignore Flagが、RRCConnectionReconfigurationメッセージに更に含まれる。このs−Measure Ignore Flagは、"ON"に設定されている場合に、UE 20に対し、measId#2に対応する隣接セルの測定をs−Measureの閾値に依らず即時に行うよう指示するものである。
なお、s−Measure Ignore Flagが"OFF"に設定されている場合、UE 20は、s−Measureの閾値を用いて、隣接セルの測定を行うか否かを判定する。これにより、一般的なUplink E−CID Positioning Procedureとの互換性が保証される。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS23)。今、上記のステップS22より前の時点で、UE 20内のメモリに図8Aに示す如く設定情報が記憶されていたとする。この場合、図8Bに示すように、UE 20は、メモリに、measId#2、measObjectId#2、及びreportConfigId#2を追記する。さらに、UE 20は、メモリに、s−Measure Ignore FlagをmeasId#2と対応付けて記憶する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(ステップS24)。これを受信したeNB 10は、内部のメモリ(図示せず)等に、s−Measure Ignore Flagを記憶する(ステップS25)。
また、UE 20は、上記のステップS23で更新した設定情報に従って、在圏セル及び隣接セルの測定を即時に開始する(ステップS26)。そして、UE 20は、測定結果をRRC:MeasurementReportメッセージに設定し、eNB 10へ報告する(ステップS27)。
そして、eNB 10は、UE 20から報告された測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION RESPONSEメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ通知する(ステップS28)。
また、UE 20は、測定が終了すると、自律的に設定削除を行う(ステップS29)。具体的には、図8Cに示すように、UE 20は、メモリから、measId#2(並びにこれに対応付けて記憶したmeasObjectId#2及びreportConfigId#2)と、s−Measure Ignore Flagとを削除する。
一方、eNB 10は、通知が終了すると、内部に記憶したs−Measure Ignore Flagを削除する(ステップS30)。
このように、本実施の形態においては、s−Measureを更新すること無く、隣接セルの測定結果を取得できる。このため、s−Measureの設定削除を目的としたRRCConnectionReconfigurationメッセージの再送信が不要であり、以て無線リソースの利用効率を向上させることができる。
[実施の形態3]
本実施の形態に係る移動通信システムは、図15及び図16と同様に構成できる。また、本実施の形態に係るeNB、UE、及びE−SMLC、並びに本実施の形態に用いるMMEは、上記の実施の形態1と同様に構成できる。
但し、本実施の形態は、eNB 10及びUE 20が図9及び図10A〜図10Cに示す如く動作する点で、上記の実施の形態1及び2と異なる。
具体的には、図9に示すように、まずE−SMLC 40は、MME 30を介してeNB 10に対し、LLPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTを送信する(ステップS31)。ここで、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージは、上記の実施の形態2と同様に設定される。
そして、eNB 10は、UE 20に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationを送信し、以て必要情報の報告を指示する(ステップS32)。
ここで、RRCConnectionReconfigurationメッセージには、上記の実施の形態1及び2と同様、或るmeasObjectId#2及びreportConfigId#2と、これらを対応付けるmeasId#2とが含まれる。但し、本実施の形態においては、これらのIdにより、在圏セル50の測定に加えて、Inter−Freq隣接セル52及びInter−RAT隣接セル53の少なくとも一方の測定が、UE 20に対して指示されることとする。
一方、上記の実施の形態1及び2と異なり、MeasGap(Setup)と、MeasGap Release Flagが、RRCConnectionReconfigurationメッセージに更に含まれる。このMeasGap Release Flagは、"ON"に設定されている場合に、UE 20に対し、measId#2に対応する隣接セルの測定終了時にMeasGapを"Release"へ更新するよう指示するものである。
なお、MeasGap Release Flagが"OFF"に設定されている場合、UE 20は、MeasGapの設定に従って継続して動作する。これにより、一般的なUplink E−CID Positioning Procedureとの互換性が保証される。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS33)。今、上記のステップS32より前の時点で、UE 20内のメモリに図10Aに示す如く設定情報が記憶されていたとする。この場合、図10Bに示すように、UE 20は、メモリに、measId#2、measObjectId#2、及びreportConfigId#2を追記すると共に、MeasGapを"Setup"へ更新する。さらに、UE 20は、メモリに、MeasGap Release FlagをmeasId#2と対応付けて記憶する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(ステップS34)。これを受信したeNB 10は、内部のメモリ(図示せず)等に、MeasGap Release Flagを記憶する(ステップS35)。
また、UE 20は、上記のステップS23で更新した設定情報に従って、在圏セル及び隣接セルの測定を開始する。そして、UE 20は、測定結果をRRC:MeasurementReportメッセージに設定し、eNB 10へ報告する(ステップS36)。
そして、eNB 10は、UE 20から報告された測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION RESPONSEメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ通知する(ステップS37)。
また、UE 20は、測定が終了すると、自律的に設定削除を行う(ステップS38)。具体的には、図10Cに示すように、UE 20は、メモリから、measId#2(並びにこれに対応付けて記憶したmeasObjectId#2及びreportConfigId#2)と、MeasGap Release Flagとを削除する。さらに、UE 20は、MeasGapを"Release"へ更新する。
一方、eNB 10は、通知が終了すると、内部に記憶したMeasGap Release Flagを削除する(ステップS39)。
このように、本実施の形態においては、Inter−Freq隣接セルやInter−RAT隣接セルの測定結果を取得する場合に、RRCConnectionReconfigurationメッセージを再送信すること無く、MeasGapの設定削除を行うことができる。このため、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
また、MeasGap Release Flagは、以下の変形例に示す如く使用することもできる。
[変形例]
本変形例においては、eNB 10及びUE 20の協調動作により、図9に示した上記のステップS38及びS39の処理に代えて、図11に示すS40〜S43の処理を実行する。
具体的には、eNB 10がUE 20からのRRC:MeasurementReportメッセージを待機する間に、例えばハンドオーバのために、Inter−Freq隣接セルやInter−RAT隣接セルの測定を継続した方が好ましい状況になったとする。
この場合、eNB 10は、UE 20に対して、MeasGap Release Flagを"OFF"に設定したRRC:RRCConnectionReconfigurationを送信する(ステップS40)。
ここで、図示の如くRRCConnectionReconfigurationメッセージに再びMeasGap(Setup)を設定する理由は、RRCConnectionReconfigurationメッセージとMeasurementReportメッセージのすれ違いに因り、UE 20がRRCConnectionReconfigurationメッセージの受信前にMeasGapを"Release"へ更新してしまうのを回避するためである。なお、図11に示す例では、RRCConnectionReconfigurationメッセージに、或るmeasObjectId#3及びreportConfigId#3と、これらを対応付けるmeasId#3とが含まれている。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS41)。具体的には、上記のステップS32〜S34の処理の結果、UE 20のメモリ中の設定情報が、図12Aに示す状態から図12Bに示す状態へ更新されていたとする。この場合、図12Cに示すように、UE 20は、メモリに、measId#3、measObjectId#3、及びreportConfigId#3を追記する。また、UE 20は、MeasGapを"Setup"に維持する一方、MeasGap Release Flagをメモリから削除する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(ステップS42)。これを受信したeNB 10は、内部のメモリ等から、MeasGap Release Flagを削除する(ステップS43)。
これにより、上記のステップS36の処理(Measurement Reportの送信)が終了した後、UE 20内のメモリには、MeasGap(Setup)が記録されたままとなる。従って、UE 20は、Inter−Freq隣接セルやInter−RAT隣接セルの測定を継続できる。
[実施の形態4]
本実施の形態に係る移動通信システムは、図15及び図16と同様に構成できる。また、本実施の形態に係るeNB、UE、及びE−SMLC、並びに本実施の形態に用いるMMEは、上記の実施の形態1と同様に構成できる。
但し、本実施の形態は、eNB 10及びUE 20が図13及び図14A〜図14Cに示す如く動作する点で、上記の実施の形態1と異なる。換言すると、本実施の形態は、上記の実施の形態1〜3を組み合わせて成したものであり、eNB 10、UE 20、及びE−SMLC 40の協調動作により、有線リソースの利用効率及び無線リソースの利用効率の両者を向上させることができる。
なお、説明を省略するが、上記の実施の形態1及び2を組み合わせた場合、及び上記の実施の形態1及び3を組み合わせた場合にも、有線リソースの利用効率及び無線リソースの利用効率の両者を向上させることができる。
以下、本実施の形態の動作を、図13及び図14A〜図14Cを参照して詳細に説明する。
図13に示すように、まずE−SMLC 40は、MME 30を介してeNB 10に対し、LLPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTを送信する(ステップS51)。
ここで、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージには、上記の実施の形態1と同様、UE 20の地理的な位置や方位を算出するための必要情報としてRSRP及びRSRQの両者が要求され、且つUE 20が必要情報を報告すべき報告回数Nが指定される。
そして、eNB 10は、UE 20に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationを送信し、以て必要情報の報告を指示する(ステップS52)。
ここで、RRCConnectionReconfigurationメッセージには、或るmeasObjectId#2及びreportConfigId#2と、これらを対応付けるmeasId#2とが含まれる。報告回数Nは、上記の実施の形態1と同様、reportConfigId#2により、UE 20に対して指示される。
本実施の形態においては、これらのIdにより、UE 20に対し、在圏セル50、Intra−Freq隣接セル51、Inter−Freq隣接セル52、及びInter−RAT隣接セル53の全ての測定を指示することができる。
また、上記の実施の形態2と同様、s−Measure Ignore Flagが、RRCConnectionReconfigurationメッセージ含まれる。
さらに、上記の実施の形態3と同様、MeasGap(Setup)及びMeasGap Release Flagが、RRCConnectionReconfigurationメッセージに含まれる。
そして、UE 20は、受信したRRCConnectionReconfigurationメッセージの内容に従って、自身の設定を更新する(ステップS53)。今、上記のステップS52より前の時点で、UE 20内のメモリに図14Aに示す如く設定情報が記憶されていたとする。この場合、図14Bに示すように、UE 20は、メモリに、measId#2、measObjectId#2、及びreportConfigId#2を追記する。また、UE 20は、メモリに、s−Measure Ignore FlagをmeasId#2と対応付けて記憶する。さらに、UE 20は、MeasGapを"Setup"へ更新すると共に、メモリに、MeasGap Release FlagをmeasId#2と対応付けて記憶する。
この後、UE 20は、eNB 10に対して、RRC:RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送信する(ステップS54)。これを受信したeNB 10は、内部のメモリ(図示せず)等に、s−Measure Ignore Flag及びMeasGap Release Flagを記憶する(ステップS55)。
また、UE 20は、上記のステップS53で更新した設定情報に従って、在圏セル及び隣接セルの測定を即時に開始する(ステップS56)。そして、UE 20は、測定結果をRRC:MeasurementReportメッセージに設定し、eNB 10へ報告する(ステップS57_1)。
そして、eNB 10は、UE 20から報告された測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT INITIATION RESPONSEメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ通知する(ステップS58_1)。
また、UE 20は、報告回数Nに達するまで測定を繰り返し行い、測定結果をMeasurementReportメッセージに設定してeNB 10へ順次報告する(ステップS57_2〜S57_N)。
一方、eNB 10は、UE 20からの測定結果をLPPa:E−CID MEASUREMENT REPORTメッセージに設定し、MME 30を介してE−SMLC 40へ順次通知する(ステップS58_2〜S58_N)。
報告回数N分の測定が終了すると、UE 20は、自律的に設定削除を行う(ステップS59)。具体的には、図14Cに示すように、UE 20は、メモリから、measId#2(並びにこれに対応付けて記憶したmeasObjectId#2及びreportConfigId#2)と、s−Measure Ignore Flagと、MeasGap Release Flagとを削除する。さらに、UE 20は、MeasGapを"Release"へ更新する。
一方、eNB 10は、報告回数N分の通知が終了すると、内部に記憶したs−Measure Ignore Flag及びMeasGap Release Flagを削除すると共に、E−CID MEASUREMENT INITIATION REQUESTメッセージへの応答を自律的に完了する(ステップS60)。
このように、本実施の形態においては、上記の実施の形態1と同様、図17に示したLPPa:E−CID MEASUREMENT TERMINATION COMMANDメッセージが不要となる。
また、上記の実施の形態2と同様、s−Measureを更新すること無く、隣接セルの測定結果を取得できる。このため、RRCConnectionReconfigurationメッセージの再送信が不要である。
さらに、上記の実施の形態3と同様、Inter−Freq隣接セルやInter−RAT隣接セルの測定結果を取得する場合に、RRCConnectionReconfigurationメッセージを再送信すること無く、MeasGapの設定削除を行うことができる。
従って、本実施の形態においては、有線リソースの利用効率及び無線リソースの利用効率の両者を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
この出願は、2010年8月25日に出願された日本出願特願2010−188546を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、基地局、サービス提供装置、移動局、移動通信システム、及びこれらの通信制御方法に適用され、特にLCSの提供に際して、移動局における無線信号の受信状況を取得する用途に適用される。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、
前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、
前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する第1の測定と、前記サービス提供装置から要求された前記第1の測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、
前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記第1の測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、
前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了する、
基地局。
(付記2)付記1において、
前記制御手段は、
前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況に関する第2の測定の結果を、前記報告回数に亘って報告するよう更に指示し、
前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記第1及び第2の測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知する、
ことを特徴とした基地局。
(付記3)付記2において、
前記制御手段は、前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、前記第2の測定を予め設定された測定条件に関わらず行うよう更に指示する、ことを特徴とした基地局。
(付記4)付記2又は3において、
前記制御手段は、前記一の要求に応じて、前記他の基地局として自基地局とは異なる無線周波数を使用する又は自基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された基地局を選択し、前記移動局に対して、前記第2の測定を行うべきタイミングを指示すると共に、前記第2の測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示する、ことを特徴とした基地局。
(付記5)付記4において、
前記制御手段は、前記報告を待機する間、前記移動局に対して、前記第2の測定が終了しても前記設定を無効化しないよう更に指示する、ことを特徴とした基地局。
(付記6)
移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、
前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、
前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定するよう指示し、
前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知する、
基地局。
(付記7)付記2、3、及び6のいずれか一つにおいて、
前記制御手段は、前記他の基地局として、自基地局と同一の無線周波数を使用する第1の基地局、自基地局と異なる無線周波数を使用する第2の基地局、又は自基地局と異なる無線アクセス技術が適用された第3の基地局を選択する、ことを特徴とした基地局。
(付記8)付記7において、
前記制御手段は、前記第2又は第3の基地局として、そのセルのカバレッジが自基地局で形成するセルのカバレッジを包含する基地局を選択する、ことを特徴とした基地局。
(付記9)
移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、
前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、
前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置され、且つ自基地局とは異なる無線周波数を使用する又は自基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記測定を行うべきタイミングとを指示すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、
前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知する、
基地局。
(付記10)付記9において、
前記制御手段は、前記報告を待機する間、前記移動局に対して、前記測定が終了しても前記設定を無効化しないよう更に指示する、ことを特徴とした基地局。
(付記11)付記4、5、9、及び10のいずれか一つにおいて、
前記制御手段は、前記他の基地局として、そのセルのカバレッジが自基地局で形成するセルのカバレッジを包含する基地局を選択する、ことを特徴とした基地局。
(付記12)
基地局との通信を行う通信手段と、
前記通信手段を制御して、前記基地局に在圏する移動局の位置に応じたサービスを提供する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記基地局に対して、前記移動局における少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を、予め定めた回数に亘って通知するよう要求し、
前記通知が前記回数に亘って行われた場合に、前記基地局による前記要求への応答が完了したと判断し、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する、
サービス提供装置。
(付記13)付記12において、
前記制御手段は、前記基地局から、前記測定の結果として、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を更に受信する、ことを特徴としたサービス提供装置。
(付記14)
基地局との無線通信を行う通信手段と、
前記通信手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記基地局からの指示に応じて、少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示された回数に亘って測定し、
前記測定の結果を、前記回数に亘って前記基地局へ順次報告する、
移動局。
(付記15)付記14において、
前記制御手段は、前記指示に応じて、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を前記回数に亘って更に測定し、その結果を前記基地局へ順次報告する、ことを特徴とした移動局。
(付記16)
基地局との無線通信を行う通信手段と、
前記通信手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定し、
前記測定の結果を、前記基地局へ報告する、
移動局。
(付記17)
基地局との無線通信を行う通信手段と、
前記通信手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置され、且つ前記基地局とは異なる無線周波数を使用する又は前記基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示されたタイミングで測定すると共に、前記測定の終了時に、前記タイミングに関する設定を無効化し、
前記測定の結果を、前記基地局へ報告する、
移動局。
(付記18)付記17において、
前記制御手段は、前記報告を行う前に、前記基地局から前記測定が終了しても前記設定を無効化しないよう更に指示された場合、前記設定に従った測定を継続する、ことを特徴とした移動局。
(付記19)
基地局と、
前記基地局との無線通信を行う移動局と、
前記基地局との通信を行い、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置と、を備え、
前記サービス提供装置は、前記基地局に対して、前記移動局における少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を、予め定めた回数に亘って通知するよう要求すると共に、前記通知が前記回数に亘って行われた場合に、前記測定の結果を用いて前記位置を算出し、
前記基地局は、前記要求に応じて、前記移動局に対し前記測定を前記回数に亘って行うよう指示すると共に、前記移動局から前記回数に亘って報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、
前記移動局は、前記指示に応じて、前記受信状況を前記回数に亘って測定すると共に、前記測定の結果を、前記回数に亘って前記基地局へ順次報告する、
移動通信システム。
(付記20)
基地局と、
前記基地局との無線通信を行う移動局と、
前記基地局との通信を行い、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置と、を備え、
前記基地局は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定するよう指示すると共に、前記移動局から報告される前記測定の結果を前記サービス提供装置へ通知し、
前記移動局は、前記指示に応じて、前記受信状況を前記測定条件に関わらず測定すると共に、前記測定の結果を前記基地局へ報告し、
前記サービス提供装置は、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する、
移動通信システム。
(付記21)
基地局と、
前記基地局との無線通信を行う移動局と、
前記基地局との通信を行い、前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置と、を備え、
前記基地局は、前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、前記基地局に隣接して設置され、且つ前記基地局とは異なる無線周波数を使用する又は前記基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記測定を行うべきタイミングとを指示すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、前記移動局から報告される前記測定の結果を前記サービス提供装置へ通知し、
前記移動局は、前記指示に応じて、前記受信状況を前記タイミングで測定すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化し、前記測定の結果を前記基地局へ報告し、
前記サービス提供装置は、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する、
移動通信システム。
(付記22)
移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法であって、
前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記サービス提供装置から要求された前記測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、
前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、
前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了する、
ことを含む通信制御方法。
(付記23)
移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法であって、
前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定するよう指示し、
前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知する、
ことを含む通信制御方法。
(付記24)
移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法であって、
前記サービス提供装置からの要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置され、且つ自基地局とは異なる無線周波数を使用する又は自基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記測定を行うべきタイミングとを指示すると共に、前記測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、
前記移動局から報告される前記測定の結果を、前記サービス提供装置へ通知する、
ことを含む通信制御方法。
(付記25)
基地局と通信して、前記基地局に在圏する移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置の通信制御方法であって、
前記基地局に対して、前記移動局における少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況に関する測定の結果を、予め定めた回数に亘って通知するよう要求し、
前記通知が前記回数に亘って行われた場合に、前記基地局による前記要求への応答が完了したと判断し、前記測定の結果を用いて前記位置を算出する、
ことを含む通信制御方法。
(付記26)
基地局との無線通信を行う移動局の通信制御方法であって、
前記基地局からの指示に応じて、少なくとも前記基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示された回数に亘って測定し、
前記測定の結果を、前記回数に亘って前記基地局へ順次報告する、
ことを含む通信制御方法。
(付記27)
基地局との無線通信を行う移動局の通信制御方法であって、
前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況を、予め設定された測定条件に関わらず測定し、
前記測定の結果を、前記基地局へ報告する、
ことを含む通信制御方法。
(付記28)
基地局との無線通信を行う移動局の通信制御方法であって、
前記基地局からの一の指示に応じて、前記基地局に隣接して設置され、且つ前記基地局とは異なる無線周波数を使用する又は前記基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された他の基地局からの無線信号の受信状況を、前記基地局から指示されたタイミングで測定すると共に、前記測定の終了時に、前記タイミングに関する設定を無効化し、
前記測定の結果を、前記基地局へ報告する、
ことを含む通信制御方法。
10, 10_1〜10_i eNB
11, 21 Uu伝送部
12, 31 S1伝送部
13, 22, 33, 42 制御部
20 UE
30 MME
32, 41 SLs伝送部
40 E−SMLC
50 在圏セル
51 Intra−Freq隣接セル
52, 52A, 52B Inter−Freq隣接セル
53, 53A, 53B Inter−RAT隣接セル
131, 221 RRCレイヤ
132, 331 S1−APレイヤ
133, 422 LPPaレイヤ
134, 222, 333, 423 コントローラ
332, 421 LCS−APレイヤ

Claims (3)

  1. 移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、
    前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する第1の測定と、前記サービス提供装置から要求された前記第1の測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、
    前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況に関する第2の測定の結果を、前記報告回数に亘って報告するよう更に指示し、
    前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、前記第2の測定を予め設定された測定条件に関わらず行うよう更に指示し、
    前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記第1及び第2の測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、
    前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了する、
    基地局。
  2. 移動局との無線通信を行う第1の通信手段と、
    前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う第2の通信手段と、
    前記第1及び第2の通信手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する第1の測定と、前記サービス提供装置から要求された前記第1の測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、
    前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況に関する第2の測定の結果を、前記報告回数に亘って報告するよう更に指示し、
    前記一の要求に応じて、前記他の基地局として自基地局とは異なる無線周波数を使用する又は自基地局とは異なる無線アクセス技術が適用された基地局を選択し、前記移動局に対して、前記第2の測定を行うべきタイミングを指示すると共に、前記第2の測定の終了時に前記タイミングに関する設定を無効化するよう指示し、
    前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記第1及び第2の測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、
    前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了する、
    地局。
  3. 移動局との無線通信、及び前記移動局の位置に応じたサービスを提供するサービス提供装置との通信を行う基地局の通信制御方法であって、
    前記サービス提供装置からの一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局からの無線信号の受信状況に関する測定と、前記サービス提供装置から要求された前記測定の結果を報告すべき報告回数とを指示し、
    前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、自基地局に隣接して設置される他の基地局からの無線信号の受信状況に関する第2の測定の結果を、前記報告回数に亘って報告するよう更に指示し、
    前記一の要求に応じて、前記移動局に対し、前記第2の測定を予め設定された測定条件に関わらず行うよう更に指示し、
    前記移動局から前記報告回数に亘って報告される前記第1及び第2の測定の結果を、前記サービス提供装置へ順次通知し、
    前記通知を前記報告回数に亘って行った場合に、前記一の要求への応答を自律的に完了する、
    ことを含む通信制御方法。
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