JP5521469B2 - 端子接続構造 - Google Patents
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また、大径部が誘導孔とナットの双方に螺合した状態では、誘導孔とナットとの間隔L1は、大径部に形成されたねじ山のピッチの整数倍に等しくなる。ここで、間隔L1が、自然状態における誘導孔とナットとの間隔L2と一致しない場合には、誘導孔に対してボルトの軸方向に応力がかかることになる。その点、上記構成によると、ボルトの締め込みが完了した時点で誘導孔に小径部が挿通されるため、誘導孔に応力がかかることはない。
このような構成によると、ボルトの径寸法を誘導孔に螺合する部分とナットに螺合する部分とで同じにすることができる。固定ワッシャの取り付け固定方法は、ボルトを誘導孔に螺合させ、この誘導孔からナット側に突き出たボルトに対して固定ワッシャを装着することで行われる。
このような構成によると、機器側ハウジングにおける誘導孔と端子台との間がボルトの締め込み方向と交差する方向に開口しているため、この開口からボルトに対して固定ワッシャを取り付けやすいという利点がある。
このような構成によると、ボルトの締め込みが完了した時点でボルトの頭部がボルト誘導部に接触しないため、ボルト誘導部に応力がかかることはない。
このような構成によると、ボルトの締め込み方向にナットの軸心が配置されていない場合であっても、弾性部材を撓み変形させることによってボルトの位置を調整することができる。
このような構成によると、一方の端子を端子台に締結することでナットリテーナが抜け止めされるため、ナットリテーナと一方の端子とによってナットを二重に抜け止めすることができる。
本発明の実施形態を図1ないし図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態における端子接続構造では、図1に示すように、機器側コネクタ10と電線側コネクタ30を接続する場合を例示している。機器側コネクタ10は、自動車用のインバータなどの機器(図示せず)と一体に形成されており、この機器は、図2に示すように、機器本体を収容してなる機器側ケース20を備えた構成とされている。この機器側ケース20は金属製で、自動車のボディ(図示せず)に固定されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)上記実施形態では固定ワッシャ53の下面を押さえ面としているものの、本発明によると、いわゆる段付きボルトを用いることにより段差部分の下面を押さえ面としてもよい。すなわち、ナット40の螺合孔41に螺合する側を小径とし、ボルト誘導部14の誘導孔14Aに螺合する側を大径とすることにより、段付きボルトを構成してもよい。この場合、固定ワッシャ53を用いなくてもよい。
(4)上記実施形態ではボルト50の締め込みが完了した時点でボルト誘導部14にボルト50の頭部51が接触しない構成としているものの、本発明によると、ボルト50の頭部51がボルト誘導部14にわずかに接触した状態でボルト50の締め込みが完了してもよい。
(6)上記実施形態では機器側端子21によってナットリテーナ70が抜け止めされているものの、本発明によると、ナットリテーナ70の抜け止めを機器側ケース20や電線側端子32によって行ってもよい。
(7)上記実施形態ではボルト誘導部14と端子台15が一体に構成されているものの、本発明によると、ボルト誘導部14と端子台15を個別に形成し、それぞれを機器側ケース20に固定してもよい。
14…ボルト誘導部
14A…誘導孔
15…端子台
16…ナット収容部
20…機器側ケース
21…機器側端子
32…電線側端子
40…ナット
50…ボルト
51…頭部
52…大径部
53…固定ワッシャ
54…小径部
60…クッション材(弾性部材)
70…ナットリテーナ
Claims (6)
- 機器側に接続された端子と電線側に接続された端子とを有する端子群と、
機器側ケースに固定され、前記端子群が重ねて配置される端子台と、
前記端子台に回り止めされた状態で組み付けられたナットと、
前記ナットに螺合するボルトと、
前記ボルトに設けられ、同ボルトの締め込みに伴って前記端子群を前記ナットに押さえ付けることで前記端子群を前記端子台に締結する押さえ面と、
前記ナットよりも前記ボルトの締め込み方向手前側にて前記ボルトに螺合可能とされ、前記ボルトを締め込むことで同ボルトを前記ナットに誘導し螺合させる誘導孔とを備えており、
前記ボルトは、前記誘導孔に螺合する大径部と、この大径部よりも小径に形成されて前記誘導孔に螺合しない小径部とを備えて構成され、前記大径部が前記誘導孔を通過して前記小径部が前記誘導孔に挿通した状態で前記ボルトの締め込みが完了する端子接続構造。 - 前記誘導孔に螺合した前記ボルトにおいて前記誘導孔と前記端子台との間には、固定ワッシャが取り付け固定されており、この固定ワッシャにおける前記ナットとの対向面が前記押さえ面とされている請求項1に記載の端子接続構造。
- 前記端子台を前記機器側ケースに固定する機器側ハウジングを備え、この機器側ハウジングは、前記誘導孔と前記端子台との間で前記ボルトの締め込み方向と交差する方向に開口する形態をなしている請求項2に記載の端子接続構造。
- 前記誘導孔を構成するボルト誘導部を備え、このボルト誘導部は、前記ナットと前記ボルトの頭部との間に配置されており、前記ボルトの締め込みが完了した状態では、前記ボルトの頭部が前記ボルト誘導部と非接触である請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の端子接続構造。
- 前記端子台において前記ナットを収容するナット収容部には、前記ナットを遊動可能に支持する弾性部材が装着されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子接続構造。
- 前記端子台には、同端子台に組み付けられた前記ナットを抜け止めするナットリテーナが装着されており、前記端子群の一方の端子は、前記ナットリテーナを抜け止めした状態で前記端子台に締結されている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の端子接続構造。
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