JP5520502B2 - 雨量データ収集システム - Google Patents

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Description

本発明は、雨量データ収集システムに関する。
気象庁のアメダスは専用の計測器を全国約1300箇所に設けて気象観測を行っている。
特開2006−226720号公報 特開2000−352533号公報 特開2002−350560号公報 特開2004−133849号公報 特開2007−249474号公報
しかしながら、アメダスでは、計測器を設置場所が限定され、そのため、計測器の数が少なく、欲しい地点の正確な情報を入手するのが難しいと共に、計測器の設置に専門技術を必要とするという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、雨量計の設置場所の数を容易に増やしていくことができ、欲しい地点についての正確な情報入手を容易に実現することができる雨量データ収集システムを提供することを課題とする。
上記の課題は、雨樋の竪樋を流下する雨水の量を計測する雨量計と、該雨量計からの計測信号を受け取るホームサーバとが備えられた多数の建物が形成され、各建物のホームサーバと通信接続されたセンターサーバが、各建物において計測された雨量データを建物の位置情報及び時間情報と関連付けて収集、記憶するようになされていることを特徴とする雨量データ収集システムによって解決される(第1発明)。
このシステムでは、センターサーバが収集、記憶する雨量データの対象を、建物の雨樋の竪樋を流下する雨水の量としていることにより、建物の新築工事や外装のリフォーム工事、雨樋の修理や点検工事等において、雨量計を容易に組み込むことができて、雨量計の設置場所の数を容易に増やしていくことができ、欲しい地点についての正確な情報入手を容易に実現することができる。
第1発明において、前記雨量計が、雨樋構成部品に組み込まれて備えられたものからなり、該雨樋構成部品を用いて雨樋を形成することで、同時に雨量計が雨樋に組み込まれるようになされているとよい(第2発明)。この場合は、雨樋構成部品を用いて雨樋を形成すれば、同時に雨量計が雨樋に組み込まれるようになされているので、建物への雨量計の設置を容易に行うことができる。
第1,第2発明において、前記雨量計が転倒升方式の雨量計からなり、該雨量計が雨樋の竪樋内に設置され、竪樋内を流下する雨水を転倒升が受けるようになされているとよい(第3発明)。この場合は、雨量計を雨樋に対してコンパクトに組み込むことができて雨樋の納まりを外観上スッキリとしたものにすることができ、しかも、竪樋内での雨量の計測を精度の高いものにすることができると共に、雨水を竪樋内でスムースに流下させ排出することができる。
本発明の雨量データ収集システムは、以上のとおりのものであるから、雨量計の設置場所の数を容易に増やしていくことができ、欲しい地点についての正確な情報入手を容易に実現することができる。
実施形態の雨量データ収集システムを示すもので、図(イ)は建物の斜視図、図(ロ)は雨量計の内設された竪樋パイプの斜視図、図(ハ)はシステムの全体構成を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(ハ)に示す実施形態の雨量データ収集システムにおいて、1…は建物、2はセンターサーバであり、建物1…は、戸建住宅や集合住宅、店舗用建物、事務所用建物などからなっている。
各建物1…には、図1(イ)に示すように、例えば40m2の広さの屋根面3で受けた雨水を軒樋4が受け、竪樋5を通じて流下させるようになされた雨樋6が備えられ、図1(イ)(ロ)に示すように、竪樋5には、雨量計7が組み込まれている。
雨量計7は、図1(ロ)に示すように、転倒升方式のものからなっていて、雨樋構成部品としての所定の長さの分割竪樋パイプ5aに内設されている。即ち、分割竪樋パイプ5aの内部には、その上端側に異物捕獲用のメッシュ8が設けられると共に、その下方に漏斗のかたちをした雨水受け9が設けられ、その下方に、転倒升10がシーソー動作可能に備えられており、メッシュ8によって異物を除去された雨水が受け9に受けられ、該受けから垂れ落ちる雨水で転倒升10がシーソー動作を繰り返すようになされており、この繰り返し数がカウントセンサー11でカウントされるようになされている。
雨樋6は、このようにして雨量計7が内設された雨樋構成部品である分割竪樋パイプ5aを用い、例えば、図1(イ)に示すように、この分割竪樋パイプ5aの上端部を軒樋4に接続し、下端部に通常の竪樋パイプ5aを接続するというようにして形成されている。
そして、雨量計7のカウントセンサー11からの配線12は、建物1の外壁等に設けられた入線口13を通じて屋内に延ばされ、屋内に設置されたホームサーバ14に接続され、このホームサーバ14が、図1(ハ)に示すように、インターネット網等の通信回線を通じてセンターサーバ2に接続されて、センターサーバ2が、各建物1…において上記のような方式で計測された雨量データを建物1…の位置情報及び時間情報と関連付けて収集、記憶するようになされている。
なお、雨量データは、例えば、各建物1…に備えられたホームサーバ14において、計算によって、転倒升10の転倒回数、屋根面積(m2)、計測時間(h)などから求められる降水量(mm/h)というかたちにされ、それを、センターサーバ2が受信するようになされる。
センターサーバ2に収集、記憶された雨量データの情報は、ゲリラ豪雨の直前予測などを含む雨情報提供サービスによって有償あるいは無償で一般に公開されるようにするなど、種々の用い方をすることができるのはいうまでもない。
例えば、図1(ハ)に示すように、黒塗りの建物1aから半径30kmの範囲内にある建物、例えばハッチングを施した建物1bにおいて、特定の設定降水量を越える雨量データがセンターサーバ2に入力されたとき、センターサーバ2から黒塗りの建物のホームサーバに警戒情報信号が送られ、その建物に備えられた表示パネルに警戒表示なされたり、スピーカーから音声などによる警戒音が発せられたり、また、センターサーバ2やホームサーバ14からその建物の住人の携帯電話に警戒メールが送信されたりするようになされているのもよい。その場合に、黒塗りの建物から距離や設定降水量は、黒塗りの建物に設置されているホームサーバ14からセンターサーバ2に登録することができるようになされているのもよい。
上記のシステムによれば、センターサーバ2が収集、記憶する雨量データの対象を、建物1…の雨樋6の竪樋5を流下する雨水の量としていることにより、建物の新築工事や外装のリフォーム工事、雨樋の修理や点検工事等において、雨量計7を容易に組み込むことができて、雨量計の設置場所の数を容易に増やしていくことができ、欲しい地点についての正確な情報入手を容易に実現することができる。
また、本実施形態では、雨量計7が、雨樋6を構成する分割竪樋パイプ5a内に組み込まれて備えられており、該分割竪樋パイプ5aを用いて雨樋6を形成することで、同時に雨量計7が雨樋6に組み込まれるようになされているので、建物1…への雨量計7の設置を容易に行うことができる。
更に、雨量計7が転倒升方式のものからなり、それが雨樋6の竪樋5内に設置され、竪樋5内を流下する雨水を転倒升10が受けるようになされているので、雨量計7を雨樋6に対してコンパクトに組み込むことができて各建物1…における雨樋6の納まりを外観上スッキリとしたものにすることができ、しかも、竪樋内での雨量の計測を精度の高いものにすることができると共に、雨水を竪樋内でスムースに流下させ排出することができる。
1…建物
2…センターサーバ
5…竪樋
5a…分割竪樋パイプ
6…雨樋
7…雨量計
10…転倒升
14…ホームサーバ

Claims (3)

  1. 雨樋の竪樋を流下する雨水の量を計測する雨量計と、該雨量計からの計測信号を受け取り、該計測信号と屋根面積と計測時間から降水量を求めるホームサーバとが備えられた多数の建物が形成され、各建物のホームサーバと通信接続されたセンターサーバが、各建物において求められた雨量データとしての前記降水量を建物の位置情報及び時間情報と関連付けて収集、記憶するようになされていることを特徴とする、欲しい地点についての正確な雨情報の入手を容易にするための雨量データ収集システム。
  2. 前記雨量計が、雨樋構成部品に組み込まれて備えられたものからなり、該雨樋構成部品を用いて雨樋を形成することで、同時に雨量計が雨樋に組み込まれるようになされている請求項1に記載の雨量データ収集システム。
  3. 前記雨量計が転倒升方式の雨量計からなり、該雨量計が雨樋の竪樋内に設置され、竪樋内を流下する雨水を転倒升が受けるようになされている請求項1又は2に記載の雨量データ収集システム。
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