JP5519625B2 - 組み立て式広告面付き筆記具 - Google Patents

Description

本発明は、芯を交換可能にして組み立てられることを特徴とし、広告宣伝や販売促進等に供する組み立て式広告面付き筆記具に関するものである。

従来の広告媒体の筆記具は、ボールペン又芯を固定していた。
しかしながら、固定していた為、芯を交換できず、使い終わると広告スペースも必要性がなくなるという欠点があり、広告宣伝効果の持続性がないという不満があった。

特開平１０−２１７６８０号公報

本発明は、広告面と芯を固定せず、芯を交換し、広告スペースを復活して再利用し、従来より広告宣伝効果を持続させ、その広告物の個性を最大限に引き出し訴求力の高いオリジナリティ溢れる好適な組み立て式広告面付き筆記具を提供することを目的とする。

本発明において、上記に述べた課題を解決するため、紙で巻いたボールペンの芯を印刷可能な前面部と後面部のシートで挟み、前記シートに円柱状の空洞を形成し、前記空洞に前記ボールペンの芯を差し込み、前記ボールペンの芯を交換可能にすることで解決できる。ここでシートとは、要するに印刷可能なものであればいかなるものでもよい。具体的には、例えば、紙、ビニール、シール、磁石、金属、皮革等を使用することができる。

上記のように構成された本発明の組み立て式広告面付き筆記具によれば、広告面と芯を固定せず芯を交換できるので、広告を一過性のものにすることなく広告スペースを何度でも復活させ再利用し、広告宣伝効果を持続させ、さらに製造が容易で低価格で提供することができる。

は、筆記具の側面図である。 は、筆記具の断面図である。 は、ボールペンの芯に紙を巻く展開図である。 は、ペン立て付き筆記具の側面図である。 は、ペン立ての側面図ある。

紙で巻いたボールペンの芯を印刷可能な前面部と後面部のシートで挟み、前記シートに円柱状の空洞を形成し、前記空洞に前記ボールペンの芯を差し込み、前記ボールペンの芯を交換することができる組み立て式広告面付き筆記具で実現した。

図１〜図３は、第１実施例を示したものである。第１実施例は、図１に示すように、本体部は前面シート部２と後面シート部３を挟んだ間に空洞４を作っている。本体部は図１，Ａの外郭型取りラインのように、シートの全面の外郭を自由な型取りで切り抜くことができ、前面シート部２と後面シート部３には、文字、図形、ロゴ、写真等を印刷し、印刷したシート部を凹凸にする事もでき、個性豊かなスペースを設けることができる。

紙を巻いたボールペンの芯１は図３にように、ボールペンの芯５の回りに、紙等のシート６を矢印Ｐのように巻きつけて軸体を形成する。シート６の形に切ることで、図２のＢとＣのように先端後端が円錐になり本体部との差し替えが円滑になる。紙を巻いたボールペンの芯１にシールやビニール等を巻くこともできる。

ボールペンの芯５とシート６は、のり、接着剤で付けている。

図２に示すように、紙を巻いたボールペンの芯１は矢印Ｌのように円柱の空洞４で差し替えることができる。ボールペンの先Ｂを円柱の空洞４の小口Ｍに差し込み、本体部をキャップとして使うことができる。逆に出来る事で、ペン先が外に出ない為、安全で持ち運びに便利である。

次に図４〜図５は、第２実施例を示したものである。上記の第１実施例は、本体部と紙を巻いたボールペンの芯との組み立て式広告面付き筆記具であったが、第２実施例は組み立て式ペン立てを付けることで、更に楽しむことができる。

図５に示すように、台紙９に小さな出っ張り部８を作っている。キャップ部７を矢印Ｎのように小さな出っ張り部８に差し込んで組み立てることで、ペン立てが完成する。ペン立てを付けることにより本体部を立てることができる為、平面に置くより立体感が出て目立ち、従来より訴求力が高く広告宣伝効果を高めることができる。

１ 紙を巻いたボールペンの芯
２ 前面シート部
３ 後面シート部
４ 円柱の空洞
５ ボールペンの芯
６ シート部
７ キャップ部
８ 出っ張り部
９ 台紙

Claims (2)

1. シートの前面部又は後面部の少なくとも一方を広告面とし、紙で巻いたボールペンの芯を前記シートに挟んだ組み立て式広告面付き筆記具であって、前記シートに円柱状の空洞を形成し、前記空洞に前記ボールペンの芯を差し込むことで、前記ボールペンの芯を交換可能に形成したことを特徴とする組み立て式広告面付き筆記具。
2. 台紙と、前記台紙に形成した出っ張り部と、前記出っ張り部に差し込むキャップ部とからなるペン立てをさらに備え、前記キャップ部に前記ボールペンの芯を差し込み可能に構成したことを特徴とする請求項１に記載の組み立て式広告面付き筆記具。

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