JP5518832B2 - ワイヤレス通信システムにおけるリソース管理のための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおけるリソース管理のための方法および装置 Download PDF

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Description

相互参照
本出願は、2008年3月24日に出願され、“LTEにおける送信ダイバーシティのスキームのための方法および装置”と題する、米国仮出願シリアル番号第61/038,875号の利益を主張し、その全体は、参照によりここに組み込まれている。
分野
本開示は一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおけるリソース管理のための技術に関する。
背景
ワイヤレス通信システムは、例えば、音声や、ビデオや、パケットデータや、ブロードキャストなどのような、さまざまな通信サービスを提供するために広く展開されおり、メッセージングサービスは、そのようなワイヤレス通信システムを通して提供できる。これらのシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することにより、複数の端末に対する通信をサポートできる多元接続システムとすることができる。このような多元接続システムの例は、コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末に対する通信を同時にサポートできる。そのようなシステムにおいて、各端末は、フォワードリンクおよびリバースリンク上での送信により、1つ以上の基地局と通信できる。フォワードリンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、リバースリンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、または、複数入力複数出力(MIMO)システムにより確立できる。
行うべき送信に対応する一連の変調シンボルを、それぞれのレイヤにマッピングし、それぞれのレイヤにマッピングされたストリームをプリコード化し、プリコーディング出力を、利用可能なリソースエレメントの1つ以上のグループにマッピングすることにより、制御送信が、さまざまなワイヤレス通信システムの構成において準備される。しかしながら、物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)のような、いくつかの制御チャネルに対して、従来のレイヤマッピング、プリコーディング、および/またはリソースマッピング技術のアプリケーションは、利用されずにとどまっている、利用可能なシステムの一部を結果として生じる。したがって、利用可能なシステムリソースの、より完全かつ効率的な使用を可能にする、ワイヤレス通信システムに対するリソース管理技術を実現することが望まれる。
概要
請求される主題事項のさまざまな観点の基本的な理解を提供するために、以下の記述は、そのような観点の簡略化した概要を与える。この概要は、考えられるすべての観点の広範な概観ではなく、そのような観点の主なまたは重要な要素を識別するようにも、詳細に描写するようにも向けられていない。その唯一の目的は、後に与えられるより詳細な説明に対するプレリュードとして、簡略化した形態で、開示した観点のいくつかの概念を与えることである。
1つの観点にしたがって、ワイヤレス通信システム中で制御リソースを管理する方法をここで記述する。方法は、1組の制御チャネルグループと、対応する1組の制御リソースとを識別することと、予め定められている整数Nの、N個のスーパーグループに、1組の制御チャネルグループをグループ化することと、1組の制御リソースを、N個のオーバーラップしていない部分集合に分割することと、スーパーグループを、制御リソースのそれぞれの部分集合にマッピングし、それにより、それぞれのスーパーグループ中の制御チャネルグループが、制御リソースのそれぞれ対応する部分集合に対して多重化されることとを含むことができる。
別の観点は、ワイヤレス通信装置に関し、ワイヤレス通信装置は、複数の制御インジケータグループと、1組の通信リソースとに関連するデータを記憶するメモリを備えることができる。ワイヤレス通信装置は、それぞれの制御インジケータグループを、第1の制御インジケータグループの組と第2の制御インジケータグループの組とにグループ化し、1組の通信リソースを、第1と第2とのオーバーラップしていない部分に分割し、第1の制御インジケータグループの組を、通信リソースの第1の部分にマッピングし、第2の制御インジケータグループの組を、通信リソースの第2の部分にマッピングするように構成されているプロセッサをさらに備えることができる。
第3の観点は、ワイヤレス通信システム中で制御リソース管理を容易にする装置に関する。装置は、複数のインジケータグループから、それぞれのスーパーグループを形成する手段と、スーパーグループを、リソースエレメントの、オーバーラップしていない、それぞれの組に関係付ける手段と、スーパーグループがそれぞれ関係付けられているリソースエレメントの組を使用して、スーパーグループを送信する手段とを備えることができる。
第4の観点は、コンピュータプログラムプロダクトに関する。コンピュータプログラムプロダクトは、1組の、偶数でインデックスが付けられた物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループと、1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループとを形成するためのコードと、1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループを、第1の1組のリソースエレメントにマッピングするためのコードと、1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループを、第2のオーバーラップしていない、1組のリソースエレメントにマッピングするためのコードとを含むコンピュータ読取り可能媒体を備えることができる。
第5の観点は、ワイヤレス通信システム中で使用される方法に関する。方法は、1組のPHICHグループを識別することと、1組のPHICHグループを1組のシンボルにマッピングし、偶数のPHICHグループには、第1の組のシンボル位置において、ゼロでない値と、第2の組のシンボル位置において、ゼロの値とが割り当てられ、奇数のPHICHグループには、第1の組のシンボル位置において、ゼロの値と、第2の組のシンボル位置において、ゼロでない値とが割り当てられることと、1組のシンボルに対して、レイヤマッピングとプリコーディングとを実行して、それぞれの利用可能なアンテナポートに対する信号を表す、ベクトルのブロックを取得することと、それぞれのPHICHグループ中のPHICHに対応するシンボルシーケンスを加算して、PHICHグループに対応する、結果として生じる、それぞれの加算されたシーケンスを取得することと、それぞれのPHICHグループに対応する加算されたシーケンスを組み合わせることを少なくとも部分的に行うことにより、2つの隣接PHICHグループのそれぞれの組を、共通のリソースマッピングユニットにマッピングすることとを含むことができる。
別の観点にしたがって、制御送信に関係するリソースを識別する方法をここで記述する。方法は、識別されている1組の制御リソースにわたる、基地局からの送信を受信することと、制御リソースの第1の部分集合と、制御リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とを識別することと、デコードすべき、送信内の制御チャネルを識別することと、制御リソースの第1の部分集合または前記制御リソースの第2の部分集合から、デコードすべき制御チャネルに関係する制御リソースの部分集合を決定することと、識別された、制御リソースの部分集合から、制御チャネルをデコードすることとを含むことができる。
ここで記述するさらに別の観点は、ワイヤレス通信装置に関し、ワイヤレス通信装置は、1組の通信リソースと、ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルと、1組の通信リソースを通して受信される送信と、に関連するデータを記憶するメモリを備えることができる。ワイヤレス通信装置は、第1の、インジケータチャネルのスーパーグループに関係する、通信リソースの第1の部分集合と、第2の、インジケータチャネルのスーパーグループに関係する、通信リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とを識別し、ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルに関係するインジケータチャネルのスーパーグループを識別し、識別された、通信リソースの部分集合からの送信から、ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルをデコードするように構成されているプロセッサをさらに備えることができる。
さらなる別の観点は、制御送信のデコードを容易にする装置に関する。装置は、制御送信を受信する手段と、制御送信に対応する、それぞれの、オーバーラップしていない、リソースの組を識別する手段と、1つ以上のインジケータグループに対応する制御情報をデコードする手段とを備えることができ、インジケータグループは、それぞれ識別された、リソースの組を使用して、制御送信内でエンコードされている。
さらなる観点は、コンピュータプログラムプロダクトに関する。コンピュータプログラムプロダクトは、既知の1組の制御リソースを通して送信を受信するためのコードと、第1のPHICHスーパーグループに関係する、制御リソースの第1の部分を識別するためのコードと、第2のPHICHスーパーグループに関係する、前記制御リソースの第1の部分を識別するためのコードであって、第1の部分と第2の部分は、実質的にオーバーラップしていないコードと、第1のPHICHスーパーグループと、第2のPHICHスーパーグループとのうちの少なくとも1つから、デコードすべき1つ以上のPHICHを決定するためのコードと、決定されたPHICHが含まれているPHICHスーパーグループに関係する、制御リソースのそれぞれの部分を使用して、1つ以上の決定されたPHICHをデコードするためのコードとを含むコンピュータ読取り可能媒体を備えることができる。
ここで記述する追加の観点は、PHICH情報を識別してデコードするためのコンピュータ実行可能命令を実行する集積回路に関する。命令は、デコードすべき1つ以上のPHICHと、1つ以上のPHICHが含まれている、それぞれのPHICHグループとを識別することと、リソースエレメントグループ(REG)の割当てを識別し、REGの割当ては、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループに関係する、第1のREG部分と、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループに関係する、第2のREG部分とを含むことと、1つ以上のREGを含む1組のリソースを使用して、制御送信を受信することと、第1のREG部分中のリソースから、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループ内に含まれる、識別されたPHICHをデコードすること、または、第2のREG部分中のリソースから、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループ内に含まれる、識別されたPHICHをデコードすること、のうちの少なくとも1つを実行することとを含むことができる。
先のおよび関連する目的を達成するために、請求される主題事項の1つ以上の観点は、以下で十分に記述し、特に特許請求の範囲において示す特徴を備えている。以下の記述および添付図面は、請求される主題事項のいくつかの実例となる観点を詳細に示す。これらの観点は、請求される主題事項の原理を用いてもよいさまざまな方法のうちのほんのいくつかを表すにすぎない。さらに、開示した観点は、このようなすべての観点およびそれらの均等物を含むように向けられている。
図1は、さまざまな観点にしたがった、ワイヤレス通信システム内で制御送信を行うシステムのブロック図である。 図2は、さまざまな観点にしたがった、制御送信を行うシステムのブロック図である。 図3は、制御送信に対して利用できる、例示的なレイヤマッピング技術とプリコーディング技術とを図示する。 図4は、制御送信に対して利用できる、例示的なレイヤマッピング技術とプリコーディング技術とを図示する。 図5は、さまざまな観点にしたがった、制御送信に対して利用できる、例示的なレイヤマッピング技術とプリコーディング技術とを図示する。 図6は、さまざまな観点にしたがった、制御送信に対して利用できる、例示的なレイヤマッピング技術とプリコーディング技術とを図示する。 図7は、PHICHに関係するリソースを管理する方法のフロー図である。 図8は、PHICHに関係するリソースを管理する方法のフロー図である。 図9は、PHICHに関係するリソースを管理する方法のフロー図である。 図10は、PHICH送信に対して、リソースグループの整列とリソースエレメントのマッピングとを実行する方法のフロー図である。 図11は、受信した制御送信のエレメントを識別してデコードする方法のフロー図である。 図12は、制御送信に関係するリソースの管理を容易にする装置のブロック図である。 図13は、制御送信に関係するリソースの管理を容易にする装置のブロック図である。 図14は、ここで記述する機能のさまざまな観点を実現するのに利用できるワイヤレス通信デバイスのブロック図である。 図15は、ここで記述する機能性のさまざまな観点を実現するのに利用できるワイヤレス通信デバイスのブロック図である。 図16は、ここで示すさまざまな観点にしたがった、ワイヤレス多元接続通信システムを図示する。 図17は、ここで記述するさまざまな観点が機能できる、例示的なワイヤレス通信システムを図示するブロック図である。
詳細な説明
図面に対する参照とともに、請求される主題事項のさまざまな観点をこれから記述し、同じ参照番号は、全体を通して同じ要素に言及するために使用される。以下の記述において、説明のため、1つ以上の観点の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細な説明を述べる。しかしながら、これらの特定の詳細な説明なしに、そのような観点を実施できることは明白であるかもしれない。他の例において、1つ以上の観点を記述することを容易にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願中で使用されるような、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、およびこれらに類似するものは、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または、実行中のソフトウェアを指すように向けられている。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、集積回路、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、それだけに限られない。実例として、計算デバイス上で実行するアプリケーションおよび計算デバイスの両方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントが1つのコンピュータ上にローカライズされてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。また、これらのコンポーネントは、記憶されたさまざまなデータ構造を有するさまざまなコンピュータ読取り可能媒体から実行することができる。コンポーネントは、(例えば、ローカルシステム中で、分散システム中で、および/または、信号による他のシステムとの、インターネットのようなネットワークによって、別のコンポーネントと対話する1つのコンポーネントからのデータのような)1つ以上のデータパケットを有する信号にしたがうようなローカルおよび/またはリモートプロセスによって通信できる。
さらに、ワイヤレス端末および/または基地局と関連して、さまざまな観点をここで記述する。ワイヤレス端末は、音声および/またはデータの接続性をユーザに提供するデバイスを意味し得る。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータのような計算デバイスに接続でき、または、ワイヤレス端末は、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)のような自立型のデバイスとすることができる。ワイヤレス端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラ電話機、PCS電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続される他の処理デバイスとすることができる。基地局(例えば、アクセスポイントまたはノードB)は、1つ以上のセクタを通して、エアインターフェースにより、ワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中のデバイスを意味し得る。受信したエアインターフェースフレームをIPパケットに変換することにより、基地局は、ワイヤレス端末と、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残りとの間のルータとして機能することができる。基地局はまた、エアインターフェースに対する属性の管理を調整する。
さらに、ここで記述するさまざまな機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせ中で実現できる。ソフトウェアにおいて実現する場合、コンピュータ読取り可能媒体上に、1つ以上の命令またはコードとして、機能を記憶させてもよく、または機能を送信してもよい。コンピュータ読取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へコンピュータプログラムの転送を容易にする何らかの媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。一例として、限定ではないが、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は,RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用でき、そして、コンピュータによりアクセスできる他の任意の媒体を備えることができる。さらに、いくつかの接続は、適切にコンピュータ読取り可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他のリモート情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザにより光学的にデータを再生する。上述の組み合わせもまた、コンピュータ読取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
ここで記述するさまざまな技術は、コード分割多元接続(CDMA)システムや、時分割多元接続(TDMA)システムや、周波数分割多元接続(FDMA)システムや、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムや、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)システムや、他のそのようなシステムのような、さまざまなワイヤレス通信システムに対して使用できる。用語“システム”および“ネットワーク”は、ここでは、区別なく使用されることが多い。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などのような無線技術を実現できる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)と、CDMAの他の変形体とを含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856の標準規格をカバーする。TDMAシステムは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現できる。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(Wi−Fi)や、IEEE802.16(WiMAX)や、IEEE802.20や、フラッシュ−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実現できる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの、これから出てくるリリースであり、ダウンリンク上でOFDMAを用い、アップリンク上でSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(3GPP)と名付けられた組織からの文書で説明されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(3GPP2)と名付けられた組織からの文書で説明されている。
多数のデバイス、コンポーネント、モジュールおよびこれらに類似するものを含むことができるシステムに関して、さまざまな観点を与えるだろう。さまざまなシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができ、および/または、図に関連して説明する、デバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含んでいなくてもよいことを、理解および認識すべきである。これらのアプローチの組み合わせを使用してもよい。
これから図面を参照すると、図1は、ここで記述するさまざまな観点にしたがって、ワイヤレス通信システム内で制御送信を行うことを図示する。図1が図示するように、システム100は、基地局110と端末130とを含むことができ、基地局110および端末130は、それぞれのアンテナ120および132により、互いに通信できる。1つの基地局110と、1つの端末130だけが、システム100中で図示されているが、システム100は、任意の数の基地局110および/または端末130を含むことができることを理解すべきである。1つの例において、基地局110は、ダウンリンク(DL、ここでは、フォワードリンク(FL)とも呼ばれる)上で、端末130に対して、データ、制御シグナリング、および/または他の適切な情報を送信できる。さらに、または代わりに、端末130は、1つ以上のアップリンク(UL、ここでは、リバースリンク(RL)とも呼ばれる)送信を、基地局110に対して行うことができる。
1つの観点にしたがって、基地局110は、データ源112から、端末130に対してDL通信中で送信すべき情報を発生させるか、および/または、さもなければ、取得できる。そのような情報は、例えば、アプリケーションデータ、制御シグナリング、または、これらに類似するものを含むことができる。アプリケーションデータは、音声アプリケーション、ビデオアプリケーション、パケットデータアプリケーション、および/または他の任意の適切なタイプのアプリケーションのような、任意の適切なアプリケーションに関連することができる。制御シグナリングは、端末130および/または他のネットワークエンティティの動作を調整するために利用でき、例えば、電力制御情報、リソース割当て情報、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)情報、および/または他の任意の適切な情報を含むことができる。
1つの例において、データ源112に関係する情報に基づいて、信号形成モジュール114を使用して、情報の送信のために信号を構成できる。信号形成モジュール114は、例えば、スクランブリング、変調、プリコーディング、および/または、1つ以上の他の適切な動作を実行して、送信のために設計される情報に対応する信号を発生させることができる。その後、信号が発生すると、リソースマッパー116を利用して、発生した信号を、基地局110により利用される通信リソースにマッピングできる。信号形成モジュール114および/またはリソースマッパー116により利用できる、特定の、限定でない技術の例を、以下でより詳細に説明する。
別の例において、信号が、信号形成モジュール114により発生され、リソースマッパー116により適切なリソースにマッピングされた後、信号を送信機118に提供して、アンテナ120により信号の送信を容易にできる。1つの観点にしたがうと、いったん信号が送信されると、信号は、端末130において、アンテナ132を通して、受信機134により受信できる。端末130における受信信号は次に、データ再構成モジュール136により処理でき、データ再構成モジュール136は、逆リソースマッピング、復調、デコーディング、および/または1つ以上の他の適切な動作を実行して、信号に関係付けられている送信情報を取得できる。1つの例において、データ再構成モジュール136により取得される情報は、その後、記憶および/または、さらなる処理のためにデータシンク138に提供できる。
1つの観点にしたがうと、基地局110は、プロセッサ122および/またはメモリ124を利用して、基地局110および/または、そのサブコンポーネントの、上述した機能のいくつかまたはすべてを実現できる。さらに、および/または代わりに、端末130は、プロセッサ142および/またはメモリ144を利用して、端末130の上述した機能のいくつかまたはすべてを実現できる。さらに、先の記述は、基地局110から端末130への通信に関するが、端末130から基地局110への通信に対して、同様のコンポーネントおよび/または技術をシステム100内で利用できることを理解すべきである。
別の観点にしたがうと、基地局110から端末130への送信に対する信号の構成は、図2中のシステム200により示されるように(例えば、信号形成モジュール114により)実行できる。1つの例において、送信すべき情報は、エンコーダ/変調器210により最初に処理でき、エンコーダ/変調器210は、それぞれの情報ビットに対するエンコーディング、それぞれのコード化ビットに対するスクランブリング、変調、および/または、他の適切な動作のような、動作を実行して、送信すべきコードワードに対応する、1組の変調シンボルd(0)(i)を生成させることができる。システム200は、単一のコードワードと、対応する単一の、変調シンボルの組d(0)(i)とを図示しているが、任意の数のコードワードおよび/または対応する変調シンボルの組を使用できることを理解すべきである。
次に、変調シンボルの組d(0)(i)は、レイヤマッピングブロック220に提供でき、レイヤマッピングブロック220は、連続する変調シンボルをn個の別々の送信レイヤ上に分配して、それぞれのレイヤに対応する出力x(0)(i)を発生させることができる。1つの例において、レイヤマッピング出力は、プリコーディングブロック230に提供され、プリコーディングブロック230は、空間−周波数エンコーディングおよび/または他の任意の適切な技術を実行して、n本のそれぞれの送信アンテナに対応するプリコーディング出力y(0)(i)を発生させることができる。最終的に、リソースマッピングブロック240により、プリコーディング出力y(0)(i)を、n本の送信アンテナに関係付けられているREにマッピングできる。システム200により図示されているように、リソースマッピングブロック240による処理に続いて、1組のn個の出力信号z(0)(i)を発生させることができ、1組のn個の出力信号z(0)(i)は、次に、対応するn本の送信アンテナにより(例えば、送信機118を介して)送信できる。
これから図1に戻ると、基地局110および端末130の間で送信できる制御情報は、物理ハイブリッドARQ(自動再送要求)インジケータチャネル(PHICH)を含むことができ、PHICHを利用して、基地局110から端末130へのダウンリンク上でハイブリッドARQのACK/NACKインジケータを搬送できる。1つの例において、複数のPHICHを共通のリソースエレメントグループ(REG)にマッピングして、PHICHグループを形成できる。
PHICHグループ内では、個々のPHICHは、それぞれの直交シーケンスの使用により、および/または、他の任意の適切な方法で、分離できる。したがって、コード分割多重化(CDM)を利用して、共通のREGを通して複数のユーザに対応するPHICHを送信できる。例えば、通常のサイクリックプリフィックス(CP)のケースにおいて、4の拡散率を利用できる。これは、1つのビットに拡散コードを掛けて4つのシンボルを取得することにより、1つのビットの送信を可能にすることができ、4つのシンボルは、4つのエレメントのREG中の、4つのそれぞれのREにマッピングできる。したがって、同じ4つのREに対して4の拡散率を有する直交コードを使用して、他のユーザが信号を変調することを可能にすることにより、4つのREを有するREGを利用して、4のユーザに対応できることが理解できる。さらに、同相(I)ブランチおよび直交(Q)ブランチの両方を使用することにより、4つのREを有するREG上で8のユーザに対応でき、または、代わりに、2ビットのACK/NACK情報を送信する4のユーザに対応できる。
上述の例は、図3中の図302ないし304により、4本の送信(Tx)アンテナを有するシステムに対して図示されている。1つの例において、PHICHグループは、12個のシンボルを含むことができ、3つのクァドループレット(quadruplet)を通して送信できる。したがって、図302および304が図示するように、PHICHクァドループレット中のそれぞれのPHICHは、4本の送信アンテナにそれぞれ関係付けられている4つのレイヤにマッピングできる。その後、一度に2本のアンテナに対して2つの空間−周波数ブロックコード(SFB)を使用して、PHICHクァドループレットに対するプリコーディングおよびREマッピングを達成できる。図302および304がさらに図示するように、4本のすべてのTxアンテナを使用するために、アンテナのマッピングは、時間とともに変化するように構成され得る。例えば、PHICHクァドループレットの送信のために利用されるアンテナは、クァドループレットを含んでいるPHICHグループのインデックス、および/または、PHICHグループ内のクァドループレットの位置、の関数として変化し得る。
代わりに、拡張されたCPのケースにおいて、図3中で図示したような、1組の4つのレイヤへのPHICHクァドループレットのマッピングが、実行可能でないような状況で、2の拡散率を利用してもよい。したがって、拡張CPのケースにおいて、PHICHは、図4中の図402および404により示されるように処理できる。より詳細には、図402ないし404が図示するように、偶数のPHICHグループに対応するPHICHは、レイヤ0および1にマッピングでき、奇数のPHICHグループに対応するPHICHは、レイヤ2および3にマッピングできる。その後、図3中の図302および304に関して上述したのと同様の方法で、プリコーディングおよびREマッピングを実行できる。
したがって、図3ないし4から観測できるように、4本のTxアンテナのケースにおいて、PHICHレイヤマッピングを調整して、送信リソースの完全な使用を補償できる。しかしながら、より少ない数のTxアンテナ(例えば、1または2本)が使用される場合、より少ない数のTxアンテナの使用が、より少ない数のレイヤの使用を要求するという事実に起因して、レイヤマッピング単独では、システムリソースの最も最適の使用を補償するのに十分でないことが理解できる。
例えば、拡張CPが利用される、2本のTxアンテナを有するシステムのケースにおいて、PHICHに対するレイヤマッピングは、次のように実行できる。
Figure 0005518832
さらに、プリコーディングは次のように実行できる。
Figure 0005518832
ここで、(・)*は、複素共役を表す。しかしながら、従来の技術からは、それぞれのPHICHグループに対応するシーケンスを、そのようなシステム中のリソースエレメントにどのようにマッピングするか不明であることが理解できる。特に、4の拡散率が利用される通常のCPのケースにおいては、4のユーザに対応するPHICHを、4つのREのサイズのREGにマッピングすることを可能にする。しかしながら、拡張CPのケースに対して、拡張CPのケースに関係する、より小さい、チャネルのコヒーレントな帯域幅のために、チャネルがREG中の4つのREにわたって同じであることを仮定できない。したがって、拡張CPのケースに対する拡散率は、4から2に変更され、CDMは、4つのエレメントのREGにわたって2のユーザに対して適用される。以下で記述するように、これは、使用されないままである、いくつかのリソースを結果として生じ得る。
従来のワイヤレス通信システムにおいて、それぞれのPHICHグループに対するシーケンス
Figure 0005518832
は、以下の式により定義される。
Figure 0005518832
ここで、加算は、PHICHグループ中のすべてのPHICHに対して実行され、用語yi (p)(n)は、PHICHグループ中のi番目のPHICHに対応するシンボルシーケンスを表す。その後、リソースマッピングが次のように実行される。
Figure 0005518832
ここで、z(p)(i)は、アンテナポートpに対するi番目のシンボルクァドループレットを表す。
しかしながら、上述した従来のPHICH処理技術を使用することにより、1つのPHICHグループの2回の繰返しが、i=0に対応する、同じ小規模の制御チャネルエレメント(CCE)にあり、一方、i=1に対応する小規模CCEの位置の半分と、i=2に対応する小規模CCEは、利用されないであろう。
したがって、1つの観点にしたがうと、信号形成モジュール114は、PHICHグループの組からPHICHスーパーグループを形成し、それぞれのPHICHスーパーグループを利用可能なREGの異なる部分にマッピングし、その結果、REGのすべてのエレメントの使用を可能にすることによって、信号形成モジュール114は、拡張CPのケースに対する、上述の欠点を克服できる。例えば、関連する2の拡散率を有する、拡張CP構造のケースにおいて、それぞれのPHICHグループは、それぞれ2のユーザを含むように構成できる。第1のPHICHスーパーグループがREGの第1の部分集合を使用し、第2のPHICHスーパーグループが、オーバーラップしていない、REGの第2の部分集合を使用するように、2つのPHICHグループのPHICHスーパーグループをそれぞれ形成できる。この技術の1つの例示的な構成は、図5中の図500により、2本のTxアンテナのケースに対して図示されている。図500が図示するように、1組の4つのPHICHグループを、2つのPHICHスーパーグループにグループ化でき、それにより、各スーパーグループは、2本のTxアンテナに対応する、利用可能な2つのレイヤにマッピングされる。次に、図500は、一方のスーパーグループに対応するPHICHが、Txアンテナに関係する、第1の組の周波数リソースにマッピングされ、他方のスーパーグループに対応するPHICHが、残りの周波数リソースにマッピングされるように、各PHICHスーパーグループに対して、プリコーディングおよびREマッピングを異なるように実行できることを図示している。そうすることにより、PHICHに対するリソースマッピングが、従来のマッピング技術に関係するリソースの浪費を招くことなく達成できることが理解できる。
図500が図示するように、PHICHスーパーグループは、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループを奇数のスーパーグループに配置し、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループを偶数のスーパーグループに配置することにより、形成できる。しかしながら、スーパーグループへのPHICHグループの他の何らかのグループ分けを利用できることを認識すべきである。例えば、1組の4つのPHICHグループの場合、第1および第2のグループを第1のスーパーグループに配置でき、一方、第3および第4のグループを第2のスーパーグループに配置できる。さらに、または、代わりに、他の何らかのグループ分けを利用できる。さらに、図500は、第1のPHICHスーパーグループが、REGの第1の2つのエレメントを利用でき、第2のPHICHスーパーグループが、残りの2つのエレメントを利用できることを図示するが、PHICHスーパーグループは、何らかの適切な方法で、REG中のオーバーラップしていない、リソースエレメントの組にマッピングできることを理解すべきである。さらに、ここで記述する技術は、任意の数のPHICHグループおよび/または任意の適用可能なREGサイズに対して利用できることも理解すべきである。
特定の、限定的でない例として、1組の4つのPHICHグループの場合、2つのPHICHグループを一緒にグループ化して、スーパーPHICHグループを形成でき、スーパーPHICHグループは、図500中で図示されているように、各小規模のCCEに対して多重化され得る。1つの観点にしたがうと、図500により図示されるマッピングは、さまざまな方法で実現できる。第1の例において、PHICHに対する直交シーケンスは、以下の表1にしたがって修正でき、ここで、nPHICH seqは、対応するPHICHグループ内の所定のPHICHのインデックスを表し、NSF PHICHは、PHICHグループのサイズを表す。
Figure 0005518832
表1が示すように、共通のREG上で2つのPHICHグループに対応するために、拡張CPのケースに従来から関係するSF2拡散コードは、既知の位置においてSF2拡散コードにゼロを追加することにより、SF4に拡張できる。1つの例において、先の表1中で使用されるNSF PHICHは、通常のCPおよび拡張CPの両方のケースに対して4に等しい。さらに、表1は、奇数のPHICHグループから形成されるスーパーグループに関係する拡散コードの終わりと、偶数のPHICHグループから形成されるスーパーグループに関係する拡散コードの開始とに、ゼロを追加できることを示しているが、ゼロは、スーパーグループにそれぞれ関係するコード内の、任意の適切な、オーバーラップしていない位置に追加できることを理解すべきである。したがって、それぞれのPHICHスーパーグループは、小規模CCE中の、任意の適切な、オーバーラップしていない副搬送波の部分集合上にマッピングできることを理解すべきである。さらに、スーパーグループの生成は、任意の適切な方法で実行でき、スーパーグループの生成は、それぞれのスーパーグループが、偶数のPHICHグループと、奇数のPHICHグループとから形成されることを必要としないことを理解すべきである。
第2の例において、PHICHに対するリソースマッピングは、次の方法で修正できる。最初に、拡張CPのケースにおける2本のTxアンテナのポート上での送信に対して、それぞれの偶数のPHICHグループに対するシーケンス
Figure 0005518832
は、次のように定義できる。
Figure 0005518832
ここで、加算は、適用可能なPHICHグループ中のすべてのPHICHに対して実行され、ye,i (p)(n)は、PHICHグループ中のi番目のPHICHからのシンボルシーケンスを表す。同様に、それぞれの奇数のPHICHグループに対するシーケンス
Figure 0005518832
は、次のように定義できる。
Figure 0005518832
ここで、加算は、適用可能なPHICHグループ中のすべてのPHICHに対して実行され、yo,i (p)(n)は、PHICHグループ中のi番目のPHICHからのシンボルシーケンスを表す。
上述の定義に基づいて、アンテナポートpに対するi番目のシンボルクァドループレットは、次のように定義できる。
Figure 0005518832
ここで、
Figure 0005518832
である。しかしながら、このマッピングは、2つのPHICHグループを共通の小規模CCE上にマッピングするために利用できるマッピングの例にすぎないことを理解すべきである。例えば、上述のマッピングは、偶数および奇数のPHICHスーパーグループを利用するが、スーパーグループは、何らかの適切な方法で形成できることを理解すべきである。さらに、REG内の任意の適切な副搬送波の部分集合にスーパーグループをマッピングできることを理解すべきである。1つの観点にしたがうと、レイヤマッピングおよび/またはプリコーディングは、ここで記述するリソース管理技術および/または他の任意の適切なリソース管理技術のうちの1つ以上に関連して、当技術分野で一般的に知られているように実行できる。
別の観点にしたがうと、2本のTxアンテナおよび拡張CP構造を有するシステムに対して上述のように利用されるリソース管理技術と同様のリソース管理技術を、1本のTxアンテナを有するシステムのケースにおいて用いることができる。そのような例において、PHICHに対するレイヤマッピングは、x(0)(i)=d(0)(i)により実行でき、一方、プリコーディングは、y(0)(i)=x(0)(i)を使用して実行できる。したがって、1本のTxアンテナのケースにおける、それぞれのPHICHグループに対するリソース管理は、上述の技術(例えば、直交シーケンスの修正および/またはリソースマッピングの修正)および/または他の任意の適切な技術のうちの1つ以上を使用して、PHICHグループをスーパーグループに分割し、それぞれのスーパーグループを、オーバーラップしていない、関連するREGのエレメントにマッピングすることにより、実行できる。1組の4つのPHICHグループと、1つのTxアンテナとに対するそのような技術の結果の例を、図6中の図600により図示する。図6は、偶数および奇数のスーパーグループが形成されている例を図示しているが、PHICHグループを、任意の適切な方法でスーパーグループに形成できることを理解すべきである。さらに、偶数のスーパーグループが、関連するREGの最初の2つのエレメントを占めるように図示され、奇数のスーパーグループが、最後の2つのエレメントを占めるように図示されているが、リソースは、任意の適切な方法で、PHICHスーパーグループ間で分配できることを理解すべきである。
これから図7ないし図11を参照すると、ここで示すさまざまな観点にしたがって実行できる方法が図示されている。説明を簡単にするために、一連の動作として、方法を示し、説明しているが、1つ以上の観点にしたがって、いくつかの動作は、異なる順序で発生してもよく、および/または、ここで示し記述した動作以外の動作と同時に発生してもよいことから、方法は動作の順序によって限定されないことを理解および認識すべきである。例えば、状態図におけるように、一連の相互に関係付けられた状態またはイベントとして、方法を代わりに表すことができることを、当業者は理解および認識するだろう。さらに、1つ以上の観点にしたがって方法を実現するために、説明されているすべての動作を要求しなくてもよい。
図7を参照すると、PHICH送信に関係するリソースを管理する方法700が図示されている。方法700は、例えば、基地局(例えば、基地局110)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスによって実行できることを理解すべきである。方法700は、ブロック702において開始し、1組のPHICHグループと、対応する1組のPHICH送信リソースが識別される。次に、ブロック704において、ブロック702において識別されたPHICHグループが、予め規定されている整数N(例えば、2)の、N個のスーパーグループにグループ化される。ブロック706において、ブロック702において識別されたPHICHリソースが、N個のオーバーラップしていない部分集合に分割される。ブロック708において、ブロック704において形成されたPHICHスーパーグループが、ブロック706において生成された、それぞれのリソースの部分集合にマッピングされ、それにより、それぞれのPHICHスーパーグループ中のグループがそれぞれ対応するリソースの部分集合に対して多重化される。ブロック708において記述した動作が完了すると、方法700は、完結するか、または、完結する前にオプションとしてブロック710に進むことができ、ブロック710において、PHICHグループがブロック708において多重化されたリソース上で、PHICHグループが1つ以上の端末に送信される。
図8に目を向けると、PHICH送信に関係するリソースを管理する、追加の方法800が図示されている。方法800は、例えば、ノードBおよび/または他の任意の適切なデバイスにより実行できる。方法800はブロック802において開始し、第1のPHICHスーパーグループと、第2のPHICHスーパーグループと、1組の対応するREGとが識別される。方法800は、1組の2つのPHICHスーパーグループに対する一連の動作を記述しているが、方法800により記述される動作と同様の動作を、任意の数のスーパーグループに対して利用できることを理解すべきである。さらに、スーパーグループは、任意の適切な方法で(例えば、上述したように偶数および奇数のスーパーグループとして)形成できることを理解すべきである。
次に、ブロック804において、第1のPHICHスーパーグループに関係するSF2拡散コードに対して、予め定められているコード位置においてゼロを追加することを少なくとも部分的に行うことにより、SF4拡散コードが、ブロック802において識別された第1のPHICHスーパーグループに対して生成される。ブロック806において、第2のPHICHスーパーグループに関係するSF2拡散コードに対して、ゼロがブロック804において、第1のPHICHスーパーグループに対してコードに追加された位置と反対のコード位置においてゼロを追加することを少なくとも部分的に行うことにより、SF4拡散コードが、第2のPHICHスーパーグループに対して生成される。したがって、1つの例において、ブロック804において、第1および第2のコード位置に、ブロック806において、第3および第4のコード位置に、ゼロを追加できる。方法800は、ブロック808において完結することができ、ブロック804および806においてPHICHスーパーグループに対して発生されたSF4拡散コードを使用して、PHICHスーパーグループが、ブロック802において識別されたREGにマッピングされる。
図9は、PHICH送信に関係するリソースを管理する、さらなる方法900を説明する。方法900は、例えば、基地局および/または他の任意の適切なネットワークデバイスにより実行できる。方法900は、902において開始し、第1のPHICHスーパーグループと、第2のPHICHスーパーグループと、1組の対応するREGとが識別される。方法900は、1組の2つのPHICHスーパーグループに対する一連の動作を記述しているが、方法900により記述されるのと同様の動作を、任意の数のスーパーグループに対して利用できることを理解すべきである。さらに、任意の適切な方法で(例えば、上述したように偶数および奇数のスーパーグループとして)スーパーグループを形成できることを理解すべきである。
次に、方法900はブロック904に進むことができ、ブロック902において識別された1組のREGが、2つのオーバーラップしていない部分集合に分割される。方法900は、ブロック906および908において記述される動作を実行することにより完結することができ、ブロック906において、第1のPHICHスーパーグループが、ブロック904において形成された、REGの第1の部分集合にマッピングされ、ブロック908において、第2のPHICHスーパーグループが、ブロック904において形成された、REGの第2の部分集合にマッピングされる。
次に、図10を参照すると、PHICH送信に対してリソースグループの整列と、リソースエレメントのマッピングとを実行する方法1000が説明されている。方法1000は、ブロック1002において開始し、1組のNPHICH groupPHICHグループが識別される。次に、ブロック1004において、偶数のPHICHグループが、奇数のPHICHグループから区別され、その結果、偶数および奇数のPHICHグループが効果的に生成される。より詳細には、ブロック1002において識別されたPHICHグループが、
Figure 0005518832
を満たす1組のシンボルd(0)(i)にマッピングされる。ここで、Msymbは、それぞれのPHICHグループ中のシンボルの数である。
ブロック1004において記述した動作が完了すると、方法1000は、ブロック1006に続き、レイヤマッピングおよびプリコーディングが、ブロック1004においてマッピングされた1組のシンボルd(0)(i)に対して実行されて、ベクトルy(i)=[y(0)(i)...y(P-1)(i)]T、i=0,...,2Msymb−1のブロックが取得される。ここで、y(P)(i)は、アンテナポートpに対する信号を表し、P∈{1,2,4}は、利用可能なアンテナポートの数を表す。
1つの観点にしたがうと、プリコーディングおよびレイヤマッピングをブロック1006において実行した後、ブロック1008および1010において記述するように、リソースマッピングを実行できる。より詳細には、ブロック1008において、シーケンス
Figure 0005518832
が、それぞれのPHICHグループ中のすべてのPHICHにわたって等式
Figure 0005518832
を使用して、ブロック1002において識別された各PHICHグループに対して定義される。ここで、yi (p)(n)は、所定のPHICHグループ中のi番目のPHICHからのシンボルシーケンスを表す。次に、ブロック1010において、m番目のPHICHグループと、(m+1)番目のPHICHグループとが、次のように共通のm’番目のリソースマッピングユニットに一緒にマッピングされる。
Figure 0005518832
1つの観点にしたがうと、ブロック1010において使用されるようなリソースマッピングユニットは、上述したさまざまな観点において使用されるREに対応できる。さらに、偶数のPHICHグループおよび奇数のPHICHグループが、ブロック1004において、それらのシンボルマッピングにしたがって一緒にグループ化されるので、1010におけるリソースマッピングは、偶数のPHICHグループおよび隣接の奇数のPHICHグループを、または、その逆を、上述した方法と同様の方法で共通のREGに配置するように動作できることを理解すべきである。最後に、ブロック1012において、リソースにマッピングされたPHICHグループは、以下のように定義できる、アンテナポートpに対するマッピングされたクァドループレットiとして送信できる。
Figure 0005518832
図11に目を向けると、受信した制御送信のエレメントを識別してデコードする方法1100が説明されている。方法1100は、例えば、移動端末(例えば、端末130)および/または他の任意の適切なネットワークデバイスにより実行できることを理解すべきである。方法1100は、ブロック1102において開始し、送信が、1組の制御リソースを通して基地局(例えば、基地局110)から受信される。次に、ブロック1104において、制御リソースの第1の部分集合と、制御リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とが識別される。
ブロック1104において記述した動作が完了すると、方法1100は、ブロック1106および/または1108に進むことができ、ブロック1106において、第1の組のPHICHグループが、ブロック1104において識別された制御リソースの第1の部分集合に対応する、1102において受信した送信の部分からデコードされ、ブロック1108において、第2の組のPHICHグループが、ブロック1104において識別された制御リソースの第2の部分集合に対応する、1102において受信した送信の部分からデコードされる。
1つの観点にしたがうと、方法1100は、方法1100を実行するエンティティに関係する、PHICHグループの、1つ以上の組に基づいて、ブロック1106および/または1108に進むことができる。したがって、例えば、方法を実行するエンティティは、予め設定されているパラメータ、ブロック1102における送信が受信された基地局および/または別のネットワークデバイスからの1つ以上の以前の通信に基づいて、ならびに/あるいは、他の何らかの適切な方法で、第1の組のPHICHグループ、第2の組のPHICH、または、その両方、との関連を識別できる。別の観点にしたがうと、ブロック1106においてデコードされた、第1の組のPHICHグループ、および/または、ブロック1108においてデコードされた、第2の組のPHICHグループは、送信がブロック1102において受信される基地局により生成されたPHICHスーパーグループに相当することができる。一般的に上述したように、PHICHグループの組は、何らかの適切な方法で(例えば、偶数/奇数のスーパーグループとして、および/または、他の任意の方法で)生成できることを理解すべきである。
図12に移動すると、制御送信に関係するリソースの管理を容易にする装置1200が説明されている。装置1200は、機能ブロックを含むように表されており、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、または、これらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表す機能ブロックとすることができることを理解すべきである。装置1200は、ノードB(例えば、基地局110)により実現でき、それぞれのインジケータグループ(例えば、PHICHグループ)から、それぞれのスーパーグループを形成するモジュール1202と、制御リソースの、オーバーラップしていない、それぞれの部分集合を使用して、形成されたスーパーグループを送信するモジュール1204とを含むことができる。
図13は、制御送信に関係するリソースの管理を容易にする別の装置1300を説明する。装置1300は、機能ブロックを含むように表されており、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、または、これらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により実現される機能を表す機能ブロックとすることができることを理解すべきである。装置1300は、UE(例えば、端末130)により実現でき、制御送信を受信するモジュール1302と、制御送信に対応する、オーバーラップしていない、それぞれのリソースの組を識別するモジュール1304と、それぞれ識別された、リソースの組を使用して、エンコードされている、それぞれのインジケータグループをデコードするモジュール1306とを含むことができる。
図14は、ここで記述する機能のさまざまな観点を実現するために利用できるシステム1400のブロック図である。1つの例において、システム1400は、基地局またはノードB1402を含む。図示するように、ノードB1402は、1つ以上の受信(Rx)アンテナ1406を通して、1つ以上のUE1404から信号を受信でき、1つ以上の送信(Tx)アンテナ1408を通して、1つ以上のUE1404に送信できる。さらに、ノードB1402は、受信アンテナ1406から情報を受信する受信機1410を備えることができる。1つの例において、受信機1410は、受信情報を復調する復調器(Demod)1412に動作可能に関係することができる。復調されたシンボルは、プロセッサ1414によって分析できる。プロセッサ1414は、メモリ1416に結合でき、メモリ1416は、コードクラスタ、アクセス端末割り当て、それに関連したルックアップテーブル、固有のスクランブリングシーケンス、に関連した情報、および/または、他の適切なタイプの情報を記憶できる。1つの例において、ノードB1402は、プロセッサ1414を用いて、方法700、800、900、1000ならびに/あるいは、他の類似の方法および適切な方法を実行できる。ノードB1402はまた、変調器1418を含むことができ、変調器1418は、送信アンテナ1408を通して、送信機1420によって送信する信号を多重化できる。
図15は、ここで記述する機能のさまざまな観点を実現するために利用できる別のシステム1500のブロック図である。1つの例において、システム1500は、移動端末1502を含む。図示するように、移動端末1502は、1つ以上のアンテナ1508を通して、1つ以上の基地局1504から信号を受信でき、1つ以上の基地局1504に信号を送信できる。さらに、移動端末1502は、アンテナ1508から情報を受信できる受信機1510を備えることができる。1つの例において、受信機1510は、受信情報を復調する復調器(Demod)1512に動作可能に関係することができる。復調されたシンボルは次に、プロセッサ1514によって分析できる。プロセッサ1514は、メモリ1516に結合でき、メモリ1516は、移動端末1502に関連したデータおよび/またはプログラムコードを記憶できる。さらに、移動端末1502は、プロセッサ1514を用いて、方法1100、ならびに/あるいは、他の類似の方法および適切な方法を実行できる。移動端末1502はまた、変調器1518を含むことができ、変調器1518は、アンテナ1508を通して、送信機1520によって送信する信号を多重化できる。
図16を参照すると、ワイヤレス多元接続通信システムの説明図が、さまざまな観点にしたがって提供されている。1つの例において、アクセスポイント1600(AP)は、複数のアンテナグループを含む。図16中で図示するように、1つのアンテナグループが、アンテナ1604および1606を含むことができ、別のアンテナグループが、アンテナ1608および1610を含むことができ、別のアンテナグループが、アンテナ1612および1614を含むことができる。2つのアンテナだけが、各アンテナグループに対して、図16中で示されているが、より多い、または、より少ないアンテナを各グループに対して利用できることを理解すべきである。別の例において、アクセス端末1616は、アンテナ1612および1614と通信することができ、ここでアンテナ1612および1614は、フォワードリンク1620によってアクセス端末1616に情報を送信し、リバースリンク1618によってアクセス端末1616から情報を受信する。さらに、および/または、代わりに、アクセス端末1622は、アンテナ1606および1608と通信することができ、ここでアンテナ1606および1608は、フォワードリンク1626によってアクセス端末1622に情報を送信し、リバースリンク1624によってアクセス端末1622から情報を受信する。周波数分割複信システムにおいて、通信リンク1618、1620、1624、および1626は、通信に対して異なる周波数を使用でき、例えば、フォワードリンク1620は、リバースリンク1618により使用されるものとは異なる周波数を使用してもよい。
通信するために指定されている、アンテナの各グループ、および/またはエリアは、アクセスポイントのセクタと呼ばれることがある。1つの観点にしたがうと、アンテナのグループは、アクセスポイント1600によってカバーされるエリアのセクタにおけるアクセス端末に伝達するように設計できる。フォワードリンク1620および1626に対する通信において、アクセスポイント1600の送信アンテナはビームフォーミングを利用して、異なるアクセス端末1616および1622に対するフォワードリンクの信号対雑音比を向上させることができる。さらに、ビームフォーミングを使用して、そのカバレッジを通してランダムに分散されているアクセス端末に送信するアクセスポイントは、単一のアンテナによってすべてのアクセス端末に送信するアクセスポイントよりも、近隣のセル中のアクセス端末に対してより少ない干渉を生じさせる。
アクセスポイント、例えば、アクセスポイント1600は、端末と通信するために使用される固定局とすることができ、基地局、ノードB、アクセスネットワーク、および/または他の適切な用語で呼ばれ得る。さらに、アクセス端末、例えば、アクセス端末1616または1622は、移動端末、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、および/または他の適切な用語で呼ばれ得る。
これから図17を参照すると、ここで記述するさまざまな観点が機能できる例示的なワイヤレス通信システム1700を図示するブロック図が提供されている。1つの例において、システム1700は、送信機システム1710と、受信機システム1750とを含む、複数入力複数出力(MIMO)システムである。しかしながら、送信機システム1710および/または受信機システム1750はまた、複数入力単一出力システムに適用でき、複数入力単一出力システムにおいて、例えば、(例えば、基地局上の)複数の送信アンテナが、単一のアンテナデバイス(例えば、移動局)に対して1つ以上のシンボルストリームを送信できることを理解すべきである。さらに、ここで記述する送信機システム1710および/または受信機システム1750の観点は、単一出力単一入力アンテナシステムに関して利用できることを理解すべきである。
1つの観点にしたがうと、送信機システム1710において、多数のデータストリームに対するトラフィックデータが、データ源1712から送信(TX)データプロセッサ1714に提供される。1つの例において、各データストリームは、それぞれの送信アンテナ1724を通して送信できる。さらに、コード化されたデータを提供するために、各データストリームに対して選択された、特定のコーディングスキームに基づいて、TXデータプロセッサ1714は、各データストリームに対するトラフィックデータをフォーマットし、エンコードし、インターリーブできる。1つの例において、各データストリームに対するコード化データは、OFDM技術を使用してパイロットデータと多重化できる。パイロットデータは、例えば、既知の方法で処理される既知のデータパターンである。さらに、パイロットデータを受信機システム1750において使用して、チャネル応答を推定できる。送信機システム1710に戻ると、各データストリームに対して多重化されたパイロットおよびコード化データは、各データストリームに対して選択された、特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSKまたはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて、変調シンボルが提供され得る。1つの例において、各データストリームに対するデータレート、コーディングおよび変調は、プロセッサ1730によって、実行され、および/または、提供される命令により決定できる。
次に、すべてのデータストリームに対する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ1720に提供でき、TX MIMOプロセッサ1720は、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理できる。TX MIMOプロセッサ1720は次に、NT個の変調シンボルストリームをNT台のトランシーバ1722aないし1722tに提供できる。1つの例において、各トランシーバ1722は、それぞれのシンボルストリームを受け取って処理し、1つ以上のアナログ信号を提供できる。各トランシーバ1722はさらに、アナログ信号を調整して(例えば、増幅し、フィルタし、およびアップコンバートする)、MIMOチャネルに対する送信に適した変調信号を提供できる。したがって、トランシーバ1722aないし1722tからのNT個の変調信号は、それぞれ、NT本のアンテナ1724aないし1724tから送信できる。
別の観点にしたがうと、受信機システム1750において、送信された変調信号は、NR本のアンテナ1752aないし1752rにより受信できる。各アンテナ1752からの受信信号は、それぞれのトランシーバ1754に提供できる。1つの例において、各トランシーバ1754は、それぞれの受信信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、およびダウンコンバートする)、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、次にサンプルを処理して、対応する“受信”シンボルストリームを提供する。RX MIMO/データプロセッサ1760は次に、NR台のトランシーバ1754からNR個の受信シンボルストリームを受け取り、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の“検出された”シンボルストリームを提供できる。1つの例において、各検出されたシンボルストリームは、対応するデータストリームに対して送信された変調シンボルの推定であるシンボルを含むことができる。RXプロセッサ1760は次に、各検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、デコードすることを少なくとも部分的に行うことによって、各シンボルストリームを処理して、対応するデータストリームに対するトラフィックデータを復元できる。したがって、RXプロセッサ1760による処理は、送信機システム1710におけるTX MIMOプロセッサ1720およびTXデータプロセッサ1714により実行される処理と相補的なものとすることができる。RXプロセッサ1760は、さらに、処理したシンボルストリームをデータシンク1764に提供できる。
1つの観点にしたがうと、RXプロセッサ1760により発生されるチャネル応答推定を使用して、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートまたはスキームを変更し、ならびに/あるいは他の適切な動作を行うことができる。さらに、RXプロセッサ1760は、例えば、検出されたシンボルストリームの信号対雑音および干渉比(SNR)のようなチャネル特性をさらに推定できる。RXプロセッサ1760は次に、推定されたチャネル特性をプロセッサ1770に提供できる。1つの例において、RXプロセッサ1760および/またはプロセッサ1770は、システムに対する“動作”SNRの推定をさらに導き出すことができる。プロセッサ1770は次に、チャネル状態情報(CSI)を提供でき、チャネル状態情報(CSI)は、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を含むことができる。この情報は、例えば、動作SNRを含むことができる。CSIは次に、TXデータプロセッサ1718により処理され、変調器1780により変調され、トランシーバ1754aないし1754rにより調整され、送信機システム1710に返送され得る。さらに、受信機システム1750におけるデータ源1716は、TXデータプロセッサ1718によって処理される追加データを提供できる。
送信機システム1710に戻ると、受信機システム1750からの変調された信号は、アンテナ1724により受信され、トランシーバ1722により調整され、復調器1740により復調され、RXデータプロセッサ1742により処理されて、受信機システム1750により報告されたCSIが復元され得る。1つの例において、報告されたCSIは次に、プロセッサ1730に提供でき、1つ以上のデータストリームに対して使用すべきデータレートならびにコード化および変調スキームを決定するために使用できる。決定されたコード化および変調スキームは、量子化のために、および/または、受信機システム1750への後の送信に使用するために、トランシーバ1722に提供できる。追加として、および/または代わりに、報告されたCSIをプロセッサ1730によって使用して、TXデータプロセッサ1714およびTX MIMOプロセッサ1720に対してさまざまな制御を発生させることができる。別の例において、RXデータプロセッサ1742によって処理されるCSIおよび/または他の情報は、データシンク1744に提供できる。
1つの例において、送信機システム1710におけるプロセッサ1730および受信機システム1750におけるプロセッサ1770は、それらのそれぞれのシステムにおける動作を指示する。さらに、送信機システム1710におけるメモリ1732および受信機システム1750におけるメモリ1772は、それぞれ、プロセッサ1730および1770によって使用されるプログラムコードおよびデータに対して記憶を提供できる。さらに、受信機システム1750において、さまざまな処理技術を使用して、NR個の受信信号を処理してNT個の送信シンボルストリームを検出できる。これらの受信機処理技術は、等化技術と呼ぶこともできる、空間および空間−時間受信機処理技術、ならびに/あるいは、“連続的干渉キャンセル”または“連続的キャンセル”受信機処理技術と呼ぶこともできる“連続的ヌル化/等化および干渉キャンセル”受信機処理技術を含むことができる。
ここで記述した観点は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、または、それらの任意の組み合せによって実現できることを理解すべきである。システムおよび/または方法が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実現されるとき、それらは、記憶装置コンポーネントのような機械読み取り可能媒体中に記憶できる。コードセグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令の任意の組み合わせ、データ構造、またはプログラムのステートメントを表すことができる。情報、データ、引き数、パラメータ、またはメモリのコンテンツを渡し、および/または受け取ることにより、コードセグメントは、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合できる。メモリの共有を含む任意の適切な手段、メッセージ受渡し、トークンパッシング方式、ネットワーク送信などを使用して、情報、引き数、パラメータ、データなどを渡し、転送し、または送信することができる。
ソフトウェア実現のために、ここで記述した技術は、ここで記述した機能を実行するモジュール(例えば、手続き、関数など)により実現できる。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶し、プロセッサによって実行できる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部で実現でき、いずれのケースにおいても、メモリユニットは、当技術分野で知られているさまざまな手段によりプロセッサに通信可能に結合できる。
上述したものは1つ以上の観点の例を含む。もちろん、上述の観点を記述する目的のために、コンポーネントまたは方法のすべての考えられる組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者は、さまざまな観点の多くのさらなる組み合わせおよび順列が可能であることを認識することができる。したがって、記述した観点は、すべてのそのような変更、修正および変形を包含するように向けられており、これらは特許請求の範囲の精神および範囲内にある。その上、用語“含む”が詳細な説明または特許請求の範囲のどちらかで使用される限り、そのような用語は、用語“具備する”が請求項中で移行語として使用されるときに解釈されるように用語“具備する”とある意味類似して包括的であることが意図されている。さらに、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される用語“または”は、“非排他的論理和”であることを意味している。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信システム中で制御リソースを管理する方法において、
1組の制御チャネルグループと、対応する1組の制御リソースとを識別することと、
予め定められている整数Nの、N個のスーパーグループに、前記1組の制御チャネルグループをグループ化することと、
前記1組の制御リソースを、N個のオーバーラップしていない部分集合に分割することと、
前記スーパーグループを、前記制御リソースのそれぞれの部分集合にマッピングし、それにより、前記それぞれのスーパーグループ中の制御チャネルグループが、前記制御リソースのそれぞれ対応する部分集合に対して多重化されることとを含む方法。
[2]前記制御チャネルグループは、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループである上記[1]記載の方法。
[3]前記予め定められている整数Nは2に等しい上記[1]記載の方法。
[4]前記グループ化することは、
奇数でインデックスが付けられた制御チャネルグループを、奇数のスーパーグループにグループ化することと、
偶数でインデックスが付けられた制御チャネルグループを、偶数のスーパーグループにグループ化することとを含む上記[3]記載の方法。
[5]前記1組の制御チャネルグループは、4つの制御チャネルグループを含み、前記それぞれのスーパーグループは、2つの制御チャネルグループを含む上記[3]記載の方法。
[6]前記ワイヤレス通信システムは、拡張されたサイクリックプリフィックス(CP)を利用する上記[3]記載の方法。
[7]前記マッピングすることは、
前記それぞれのスーパーグループに関係するSF2拡散コードを識別することと、
第1のスーパーグループ中のそれぞれの制御チャネルグループに対する第1の組のコード位置と、第2のスーパーグループ中のそれぞれの制御チャネルグループに対する、前記第1の組のコード位置とオーバーラップしていない第2の組のコード位置とにおいて、SF2拡散コードに対してゼロを追加することを少なくとも部分的に行うことにより、前記識別されたSF2拡散コードをSF4拡散コードに拡張することと、
前記拡張されたSF4拡散コードを使用して、前記第1のスーパーグループおよび前記第2のスーパーグループ中の制御チャネルグループを、前記1組の制御リソースにマッピングすることとを含む上記[6]記載の方法。
[8]前記1組の制御リソースは、4つのリソースエレメントを含むリソースエレメントグループ(REG)に対応する上記[1]記載の方法。
[9]前記グループ化することは、前記1組の制御チャネルグループ中のそれぞれの制御チャネルグループを、第1のスーパーグループと、第2のスーパーグループとにグループ化することを含み、
前記マッピングすることは、前記REG中の、第1のリソースエレメントと第2のリソースエレメントとに、前記第1のスーパーグループをマッピングすることと、前記第1のリソースエレメントと前記第2のリソースエレメントとはそれぞれ異なる、前記REG中の第3のリソースエレメントと第4のリソースエレメントとに、前記第2のスーパーグループをマッピングすることとを含む上記[8]記載の方法。
[10]前記制御チャネルグループがそれぞれマッピングされている前記制御リソースを使用して、前記制御チャネルグループを1つ以上の端末に送信することをさらに含む上記[1]記載の方法。
[11]前記送信することは、1つ以上の送信アンテナを使用して、前記制御チャネルグループを送信することを含む上記[10]記載の方法。
[12]ワイヤレス通信装置において、
複数の制御インジケータグループと、1組の通信リソースとに関連するデータを記憶するメモリと、
それぞれの制御インジケータグループを、第1の制御インジケータグループの組と第2の制御インジケータグループの組とにグループ化し、前記1組の通信リソースを、第1および第2の、オーバーラップしていない部分に分割し、前記第1の制御インジケータグループの組を、前記通信リソースの第1の部分にマッピングし、前記第2の制御インジケータグループの組を、前記通信リソースの第2の部分にマッピングするように構成されているプロセッサとを具備するワイヤレス通信装置。
[13]前記制御インジケータグループは、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループである上記[12]記載のワイヤレス通信装置。
[14]前記プロセッサは、奇数でインデックスが付けられた制御インジケータグループを、前記第1の制御インジケータグループの組にグループ化し、偶数でインデックスが付けられた制御インジケータグループを、前記第2の制御インジケータグループの組にグループ化するようにさらに構成されている上記[12]記載のワイヤレス通信装置。
[15]前記複数の制御インジケータグループは、4つの制御インジケータグループを含む上記[12]記載のワイヤレス通信装置。
[16]前記メモリは、前記ワイヤレス通信装置により利用される拡張されたサイクリックプリフィックス(CP)構造に関連するデータをさらに記憶する上記[12]記載のワイヤレス通信装置。
[17]前記メモリは、前記複数の制御インジケータグループに関係するSF2拡散コードに関連するデータをさらに記憶し、前記プロセッサは、前記第1の制御インジケータグループの組中のそれぞれの制御インジケータグループに対する第1の組のコード位置と、前記第2の制御インジケータグループの組中のそれぞれの制御インジケータグループに対する、オーバーラップしていない第2の組のコード位置とにおいて、前記SF2拡散コードに対してゼロを追加することを少なくとも部分的に行うことにより、前記SF2拡散コードをSF4拡散コードに拡張し、前記拡張されたSF4拡散コードを使用して、前記それぞれの制御インジケータグループの組中の制御インジケータグループを、前記通信リソースにマッピングするようにさらに構成されている上記[16]記載のワイヤレス通信装置。
[18]前記通信リソースは、リソースエレメントグループ(REG)を備え、前記REGは、4つのリソースエレメントを含む上記[12]記載のワイヤレス通信装置。
[19]前記プロセッサは、前記REG中の第1および第2のリソースエレメントに、前記第1の制御インジケータグループの組をマッピングし、前記REG中の第3および第4のリソースエレメントに、前記第2の制御インジケータグループの組をマッピングするようにさらに構成されており、前記REG中の第1および第2のリソースエレメントは、前記REG中の第3および第4のリソースエレメントとそれぞれ異なる上記[18]記載のワイヤレス通信装置。
[20]前記プロセッサは、前記制御インジケータグループがそれぞれマッピングされている前記通信リソースを使用して、前記制御インジケータグループの送信を指示するようにさらに構成されている上記[12]記載のワイヤレス通信装置。
[21]前記プロセッサは、1つ以上の送信アンテナを使用して、前記制御インジケータグループを送信するようにさらに構成されている上記[20]記載のワイヤレス通信装置。
[22]ワイヤレス通信システム中で制御リソース管理を容易にする装置において、
前記装置は、
複数のインジケータグループから、それぞれのスーパーグループを形成する手段と、
前記スーパーグループを、リソースエレメントの、オーバーラップしていない、それぞれの組に関係付ける手段と、
前記スーパーグループがそれぞれ関係付けられているリソースエレメントの組を使用して、前記スーパーグループを送信する手段とを具備する装置。
[23]前記インジケータグループは、それぞれ、1つ以上の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)を備える上記[22]記載の装置。
[24]前記形成する手段は、
それぞれの、偶数でインデックスが付けられたインジケータグループから、偶数のスーパーグループを形成する手段と、
それぞれの、奇数でインデックスが付けられたインジケータグループから、奇数のスーパーグループを形成する手段とを備える上記[22]記載の装置。
[25]前記関係付ける手段は、
第1のシンボルシーケンスを使用して、前記偶数のスーパーグループ中の、それぞれのインジケータグループを、第1の組のリソースエレメントにマッピングする手段と、
第2のシンボルシーケンスを使用して、前記奇数のスーパーグループ中の、それぞれのインジケータグループを、第2の組のリソースエレメントにマッピングする手段とを備える上記[24]記載の装置。
[26]前記インジケータグループがそれぞれ関係付けられている前記リソースエレメントを使用して、前記インジケータグループを送信する手段をさらに具備する上記[22]記載の装置。
[27]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
1組の、偶数でインデックスが付けられた物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループと、1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループとを形成するためのコードと、
前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループを、第1の1組のリソースエレメントにマッピングするためのコードと、
前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループを、第2のオーバーラップしていない、1組のリソースエレメントにマッピングするためのコードと、
を備えるコンピュータ読取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[28]前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードは、第1のシンボルシーケンスを使用して、前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードを含み、前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードは、第2のシンボルシーケンスを使用して、前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードを含む上記[27]記載のコンピュータ読取り可能媒体。
[29]前記PHICHグループがそれぞれマッピングされている前記リソースエレメントを使用して、前記PHICHグループを送信するためのコードをさらに備える上記[27]記載のコンピュータ読取り可能媒体。
[30]ワイヤレス通信システム中で使用される方法において、
前記方法は、
1組の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループを識別することと、
前記1組のPHICHグループを1組のシンボルにマッピングし、偶数のPHICHグループには、第1の組のシンボル位置において、ゼロでない値と、第2の組のシンボル位置において、ゼロの値とが割り当てられ、奇数のPHICHグループには、前記第1の組のシンボル位置において、ゼロの値と、前記第2の組のシンボル位置において、ゼロでない値とが割り当てられることと、
前記1組のシンボルに対して、レイヤマッピングとプリコーディングとを実行して、それぞれの利用可能なアンテナポートに対する信号を表す、ベクトルのブロックを取得することと、
それぞれのPHICHグループ中のPHICHに対応するシンボルシーケンスを加算して、前記PHICHグループに対応する、結果として生じる、それぞれの加算されたシーケンスを取得することと、
前記それぞれのPHICHグループに対応する加算されたシーケンスを組み合わせることを少なくとも部分的に行うことにより、2つの隣接PHICHグループのそれぞれの組を、共通のリソースマッピングユニットにマッピングすることとを含む方法。
[31]制御送信に関係するリソースを識別する方法において、
識別されている1組の制御リソースにわたる、基地局からの送信を受信することと、
前記制御リソースの第1の部分集合と、制御リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とを識別することと、
デコードすべき、前記送信内の制御チャネルを識別することと、
前記制御リソースの第1の部分集合または前記制御リソースの第2の部分集合から、前記デコードすべき制御チャネルに関係する制御リソースの部分集合を決定することと、
前記識別された、制御リソースの部分集合から、前記制御チャネルをデコードすることとを含む方法。
[32]前記識別することは、デコードすべき物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)を識別することを含む上記[31]記載の方法。
[33]前記受信することは、複数のPHICHを含む送信を受信することを含み、それぞれのPHICHは、前記制御リソースの第1の部分集合または前記制御リソースの第2の部分集合のうちの1つに対して多重化される上記[32]記載の方法。
[34]前記PHICHは、第1のスーパーグループと、第2のスーパーグループとにグループ化され、それにより、前記第1のスーパーグループは、前記制御リソースの第1の部分集合に対して多重化され、前記第2のスーパーグループは、前記制御リソースの第2の部分集合に対して多重化される上記[33]記載の方法。
[35]前記第1のスーパーグループは、1つ以上の、奇数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含み、前記第2のスーパーグループは、1つ以上の、偶数でインデックスが付けられた、PHICHのグループとを含む上記[34]記載の方法。
[36]前記デコードすることは、前記制御チャネルに関係する直交シーケンスを決定することを含む上記[32]記載の方法。
[37]前記識別することは、前記基地局から受信した情報に基づいて、デコードすべき少なくとも1つの制御チャネルを決定することを含む上記[31]記載の方法。
[38]ワイヤレス通信装置において、
1組の通信リソースと、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルと、前記1組の通信リソースを通して受信される送信と、に関連するデータを記憶するメモリと、
第1の、インジケータチャネルのスーパーグループに関係する、前記通信リソースの第1の部分集合と、第2の、インジケータチャネルのスーパーグループに関係する、前記通信リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とを識別し、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルに関係する、インジケータチャネルのスーパーグループを識別し、前記識別された、前記通信リソースの部分集合からの送信から、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルをデコードするように構成されているプロセッサとを具備するワイヤレス通信装置。
[39]前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルは、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)である上記[38]記載のワイヤレス通信装置。
[40]前記第1の、インジケータチャネルのスーパーグループは、1つ以上の、奇数でインデックスが付けられた、インジケータチャネルのグループを含み、前記第2の、インジケータチャネルのスーパーグループは、1つ以上の、偶数でインデックスが付けられた、インジケータチャネルのグループを含む上記[38]記載の方法。
[41]前記プロセッサは、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルに関係する直交シーケンスを決定し、前記決定された直交シーケンスに基づいて、前記インジケータチャネルをデコードするようにさらに構成されている上記[38]記載のワイヤレス通信装置。
[42]制御送信をデコードすることを容易にする装置において、
前記装置は、
制御送信を受信する手段と、
前記制御送信に対応する、それぞれの、オーバーラップしていない、リソースの組を識別する手段と、
1つ以上のインジケータグループに対応する制御情報をデコードする手段とを具備し、
前記インジケータグループは、前記それぞれ識別された、リソースの組を使用して、前記制御送信内でエンコードされている装置。
[43]前記制御情報は、1つ以上の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)を含む上記[42]記載の装置。
[44]PHICHは、第1のスーパーグループと、第2のスーパーグループとにグループ化され、それにより、前記第1のスーパーグループは、第1の組のリソースに対して多重化され、前記第2のスーパーグループは、第2の組のリソースに対して多重化される上記[43]記載の装置。
[45]前記第1のスーパーグループは、1つ以上の、奇数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含み、前記第2のスーパーグループは、1つ以上の、偶数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含む上記[44]記載の装置。
[46]前記デコードする手段は、前記1つ以上のインジケータグループに関係するそれぞれの直交シーケンスを決定する手段を備える上記[42]記載の装置。
[47]コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
既知の1組の制御リソースを通して送信を受信するためのコードと、
第1の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)スーパーグループに関係する、前記制御リソースの第1の部分を識別するためのコードと、
第2のPHICHスーパーグループに関係する、前記制御リソースの第2の部分を識別するためのコードであって、前記第1の部分と前記第2の部分は、実質的にオーバーラップしていないコードと、
前記第1のPHICHスーパーグループと、前記第2のPHICHスーパーグループとのうちの少なくとも1つから、デコードすべき1つ以上のPHICHを決定するためのコードと、
前記決定されたPHICHが含まれているPHICHスーパーグループに関係する、前記制御リソースのそれぞれの部分を使用して、前記1つ以上の決定されたPHICHをデコードするためのコードと、
を備えるコンピュータ読取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[48]前記第1のPHICHスーパーグループは、1つ以上の、奇数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含み、前記第2のPHICHスーパーグループは、1つ以上の、偶数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含む上記[47]記載のコンピュータ読取り可能媒体。
[49]前記デコードするためのコードは、前記1つ以上の決定されたPHICHに関係するそれぞれの直交シーケンスを決定するためのコードを含む上記[47]記載のコンピュータ読取り可能媒体。
[50]物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)情報を識別してデコードするためのコンピュータ実行可能命令を実行する集積回路において、
前記命令は、
デコードすべき1つ以上のPHICHと、前記1つ以上のPHICHが含まれている、それぞれのPHICHグループとを識別することと、
リソースエレメントグループ(REG)の割当てを識別し、前記REGの割当ては、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループに関係する、第1のREG部分と、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループに関係する、第2のREG部分とを含むことと、
1つ以上のREGを含む1組のリソースを使用して、制御送信を受信することと、
前記第1のREG部分中のリソースから、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループ内に含まれる、識別されたPHICHをデコードすること、または、前記第2のREG部分中のリソースから、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループ内に含まれる、識別されたPHICHをデコードすること、のうちの少なくとも1つを実行することとを含む集積回路。

Claims (43)

  1. ワイヤレス通信システム中で制御リソースを管理する方法において、
    1組の制御チャネルグループと、対応する1組の制御リソースとを識別することと、
    予め定められている整数Nの、N個のスーパーグループに、前記1組の制御チャネルグループをグループ化し、各スーパーグループは、複数の異なる制御チャネルグループを有することと、
    前記1組の制御リソースを、N個のオーバーラップしていない部分集合に分割することと、
    前記スーパーグループを、前記制御リソースのそれぞれの部分集合にマッピングし、それにより、前記それぞれのスーパーグループ中の制御チャネルグループが、前記制御リソースの対応する部分集合に対して多重化されることとを含む方法。
  2. 前記制御チャネルグループは、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループである請求項1記載の方法。
  3. 前記予め定められている整数Nは2に等しい請求項1記載の方法。
  4. 前記グループ化することは、
    奇数でインデックスが付けられた制御チャネルグループを、奇数のスーパーグループにグループ化することと、
    偶数でインデックスが付けられた制御チャネルグループを、偶数のスーパーグループにグループ化することとを含む請求項3記載の方法。
  5. 前記1組の制御チャネルグループは、4つの制御チャネルグループを含み、れぞれのスーパーグループは、2つの制御チャネルグループを含む請求項3記載の方法。
  6. 前記ワイヤレス通信システムは、拡張されたサイクリックプリフィックス(CP)を利用する請求項3記載の方法。
  7. 前記マッピングすることは、
    前記それぞれのスーパーグループに関係するSF2拡散コードを識別することと、
    第1のスーパーグループ中のそれぞれの制御チャネルグループに対する第1の組のコード位置と、第2のスーパーグループ中のそれぞれの制御チャネルグループに対する、前記第1の組のコード位置とオーバーラップしていない第2の組のコード位置とにおいて、SF2拡散コードに対してゼロを追加することを少なくとも部分的に行うことにより、前記識別されたSF2拡散コードをSF4拡散コードに拡張することと、
    前記拡張されたSF4拡散コードを使用して、前記第1のスーパーグループおよび前記第2のスーパーグループ中の制御チャネルグループを、前記1組の制御リソースにマッピングすることとを含む請求項6記載の方法。
  8. 前記1組の制御リソースは、4つのリソースエレメントを含むリソースエレメントグループ(REG)に対応する請求項1記載の方法。
  9. 前記グループ化することは、前記1組の制御チャネルグループ中のそれぞれの制御チャネルグループを、第1のスーパーグループと、第2のスーパーグループとにグループ化することを含み、
    前記マッピングすることは、前記REG中の、第1のリソースエレメントと第2のリソースエレメントとに、前記第1のスーパーグループをマッピングすることと、前記第1のリソースエレメントと前記第2のリソースエレメントとはそれぞれ異なる、前記REG中の第3のリソースエレメントと第4のリソースエレメントとに、前記第2のスーパーグループをマッピングすることとを含む請求項8記載の方法。
  10. 前記制御チャネルグループがそれぞれマッピングされている前記制御リソースを使用して、前記制御チャネルグループを1つ以上の端末に送信することをさらに含む請求項1記載の方法。
  11. 前記送信することは、1つ以上の送信アンテナを使用して、前記制御チャネルグループを送信することを含む請求項10記載の方法。
  12. ワイヤレス通信装置において、
    複数の制御インジケータグループおよび1組の通信リソースに関連するデータと、前記複数の制御インジケータグループに関係付けられている第1の拡散コードに関連するデータとを記憶するメモリと、
    各制御インジケータグループの組が、複数の異なる制御インジケータグループを有するように、それぞれの制御インジケータグループを、第1の制御インジケータグループの組と第2の制御インジケータグループの組とにグループ化し、前記1組の通信リソースを、第1および第2の、オーバーラップしていない部分に分割し、前記第1の拡散コードを拡張して、前記第1の拡散コードよりも高い拡散係数を有する第2の拡散コードを生成させ、前記第2の拡散コードを使用して、前記第1の制御インジケータグループの組を、前記通信リソースの第1の部分にマッピングし、前記第2の拡散コードを使用して、前記第2の制御インジケータグループの組を、前記通信リソースの第2の部分にマッピングするように構成されているプロセッサとを具備するワイヤレス通信装置。
  13. 前記制御インジケータグループは、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループである請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  14. 前記プロセッサは、奇数でインデックスが付けられた制御インジケータグループを、前記第1の制御インジケータグループの組にグループ化し、偶数でインデックスが付けられた制御インジケータグループを、前記第2の制御インジケータグループの組にグループ化するようにさらに構成されている請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  15. 前記複数の制御インジケータグループは、4つの制御インジケータグループを含む請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  16. 前記メモリは、前記ワイヤレス通信装置により利用される拡張されたサイクリックプリフィックス(CP)構造に関連するデータをさらに記憶する請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  17. 前記プロセッサは、前記第1の制御インジケータグループの組中のそれぞれの制御インジケータグループに対する第1の組のコード位置と、前記第2の制御インジケータグループの組中のそれぞれの制御インジケータグループに対する、オーバーラップしていない第2の組のコード位置とにおいて、前記第1の拡散コードに対してゼロを追加することを少なくとも部分的に行うことにより、前記第1の拡散コードを前記第2の拡散コードに拡張するようにさらに構成されている請求項16記載のワイヤレス通信装置。
  18. 前記通信リソースは、リソースエレメントグループ(REG)を備え、前記REGは、4つのリソースエレメントを含む請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  19. 前記プロセッサは、前記REG中の第1および第2のリソースエレメントに、前記第1の制御インジケータグループの組をマッピングし、前記REG中の第3および第4のリソースエレメントに、前記第2の制御インジケータグループの組をマッピングするようにさらに構成されており、前記REG中の第1および第2のリソースエレメントは、前記REG中の第3および第4のリソースエレメントとそれぞれ異なる請求項18記載のワイヤレス通信装置。
  20. 前記プロセッサは、前記制御インジケータグループがそれぞれマッピングされている前記通信リソースを使用して、前記制御インジケータグループの送信を指示するようにさらに構成されている請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  21. 前記プロセッサは、1つ以上の送信アンテナを使用して、前記制御インジケータグループを送信するようにさらに構成されている請求項20記載のワイヤレス通信装置。
  22. ワイヤレス通信システム中で制御リソース管理を容易にする装置において、
    前記装置は、
    複数のインジケータグループのうちの、偶数でインデックスが付けられた各インジケータグループから、偶数のスーパーグループと、前記複数のインジケータグループのうちの、奇数でインデックスが付けられた各インジケータグループから、奇数のスーパーグループとを形成し、前記偶数のスーパーグループは、偶数でインデックスが付けられた複数の異なるインジケータグループを有し、前記奇数のスーパーグループは、奇数でインデックスが付けられた複数の異なるインジケータグループを有する手段と、
    前記スーパーグループを、リソースエレメントの、オーバーラップしていない、それぞれの組に関係付ける手段と、
    前記スーパーグループがそれぞれ関係付けられているリソースエレメントの組を使用して、前記スーパーグループを送信する手段とを具備する装置。
  23. 前記インジケータグループは、それぞれ、1つ以上の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)を備える請求項22記載の装置。
  24. 前記関係付ける手段は、
    第1のシンボルシーケンスを使用して、前記偶数のスーパーグループ中の、それぞれのインジケータグループを、第1の組のリソースエレメントにマッピングする手段と、
    第2のシンボルシーケンスを使用して、前記奇数のスーパーグループ中の、それぞれのインジケータグループを、第2の組のリソースエレメントにマッピングする手段とを備える請求項22記載の装置。
  25. 前記インジケータグループがそれぞれ関係付けられている前記リソースエレメントを使用して、前記インジケータグループを送信する手段をさらに具備する請求項22記載の装置。
  26. コンピュータ読取り可能記憶媒体において、
    1組の、偶数でインデックスが付けられた物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)グループと、1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループとを形成し、前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループは、偶数でインデックスが付けられた、複数の異なるPHICHグループを有し、前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループは、奇数でインデックスが付けられた、複数の異なるPHICHグループを有するためのコードと、
    前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループを、第1の1組のリソースエレメントにマッピングするためのコードと、
    前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループを、第2のオーバーラップしていない、1組のリソースエレメントにマッピングするためのコードとを含むコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  27. 前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードは、第1のシンボルシーケンスを使用して、前記1組の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードを含み、前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードは、第2のシンボルシーケンスを使用して、前記1組の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループをマッピングするためのコードを含む請求項26記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  28. 前記PHICHグループがそれぞれマッピングされている前記リソースエレメントを使用して、前記PHICHグループを送信するためのコードをさらに備える請求項26記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  29. 拡張されたサイクリックプリフィックスを利用するワイヤレス通信システム中で使用される方法において、
    前記方法は、
    1組の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)スーパーグループを識別し、それぞれのPHICHスーパーグループは、複数の異なるPHICHグループを有し、各PHICHグループは、PHICHグループ番号に対応することと、
    前記PHICHグループの前記PHICHグループ番号に基づいて、前記PHICHグループのPHICHのシンボルを整列させることと、
    前記それぞれのPHICHの整列されたシンボルに対して、レイヤマッピングとプリコーディングとを実行して、それぞれの利用可能なアンテナポートに対する信号を表す、ベクトルのブロックを取得することと、
    それぞれのPHICHグループ中のPHICHに対応するシンボルシーケンスを加算して、前記PHICHグループに対応する、結果として生じる、それぞれの加算されたシーケンスを取得することと、
    前記それぞれのPHICHグループに対応する加算されたシーケンスを組み合わせることを少なくとも部分的に行うことにより、連続したPHICHグループ番号に対応する2つのPHICHスーパーグループのそれぞれの組を、共通のリソースマッピングユニットにマッピングすることとを含む方法。
  30. 制御送信に関係するリソースを識別する方法において、
    識別されている1組の制御リソースにわたる、基地局からの送信を受信することと、
    前記制御リソースの第1の部分集合と、制御リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とを識別し、一群の、奇数でインデックスが付けられた、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH第1のスーパーグループは、前記制御リソースの第1の部分集合に対して多重化され、一群の、偶数でインデックスが付けられた、PHICHの第2のスーパーグループは、前記制御リソースの第2の部分集合に対して多重化され、前記第1のスーパーグループは、奇数でインデックスが付けられた、PHICHの複数の異なるグループを有し、前記第2のスーパーグループは、偶数でインデックスが付けられた、PHICHの複数の異なるグループを有することと、
    デコードすべき、前記送信内の制御チャネルを識別することと、
    前記制御リソースの第1の部分集合または前記制御リソースの第2の部分集合から、前記デコードすべき制御チャネルに関係する制御リソースの部分集合を決定することと、
    前記識別された、制御リソースの部分集合から、前記制御チャネルをデコードすることとを含む方法。
  31. 前記識別することは、デコードすべきHICを識別することを含む請求項30記載の方法。
  32. 前記デコードすることは、前記制御チャネルに関係する直交シーケンスを決定することを含む請求項31記載の方法。
  33. 前記識別することは、前記基地局から受信した情報に基づいて、デコードすべき少なくとも1つの制御チャネルを決定することを含む請求項30記載の方法。
  34. ワイヤレス通信装置において、
    1組の通信リソースと、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルと、前記1組の通信リソースを通して受信される送信と、に関連するデータを記憶するメモリと、
    複数の、奇数でインデックスが付けられた、インジケータチャネルのグループを含む、第1の、インジケータチャネルのスーパーグループに関係する、前記通信リソースの第1の部分集合と、複数の、偶数でインデックスが付けられた、インジケータチャネルのグループを含む、第2の、インジケータチャネルのスーパーグループに関係する、前記通信リソースの、オーバーラップしていない第2の部分集合とを識別し、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルに関係する、インジケータチャネルのスーパーグループを識別し、前記識別された、前記通信リソースの部分集合からの送信から、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルをデコードするように構成されているプロセッサとを具備し、
    インジケータチャネルの各スーパーグループは、インジケータチャネルの異なるグループを有するワイヤレス通信装置。
  35. 前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルは、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)である請求項34記載のワイヤレス通信装置。
  36. 前記プロセッサは、前記ワイヤレス通信装置に関係するインジケータチャネルに関係する直交シーケンスを決定し、前記決定された直交シーケンスに基づいて、前記インジケータチャネルをデコードするようにさらに構成されている請求項34記載のワイヤレス通信装置。
  37. 制御送信をデコードすることを容易にする装置において、
    前記装置は、
    制御送信を受信する手段と、
    前記制御送信に対応する、それぞれの、オーバーラップしていない、リソースの組を識別し、一群の、奇数でインデックスが付けられた、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)第1のスーパーグループは、前記制御送信に対応する第1の組のリソースに対して多重化され、前記第1のスーパーグループは、奇数でインデックスが付けられた、PHICHの複数の異なるグループを有し、一群の、偶数でインデックスが付けられた、PHICHの第2のスーパーグループは、前記制御送信に対応する第2の組のリソースに対して多重化され、前記第2のスーパーグループは、偶数でインデックスが付けられた、PHICHの複数の異なるグループを有する手段と、
    1つ以上のインジケータグループに対応する制御情報をデコードする手段とを具備し、
    前記インジケータグループは、前記それぞれ識別された、リソースの組を使用して、前記制御送信内でエンコードされている装置。
  38. 前記制御情報は、1つ以上のHICを含む請求項37記載の装置。
  39. 前記デコードする手段は、前記1つ以上のインジケータグループに関係するそれぞれの直交シーケンスを決定する手段を備える請求項37記載の装置。
  40. コンピュータ読取り可能記憶媒体において、
    既知の1組の制御リソースを通して送信を受信するためのコードと、
    第1の物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)スーパーグループに関係する、前記制御リソースの第1の部分を識別するためのコードであって、前記第1のPHICHスーパーグループは、複数の、奇数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含むコードと、
    第2のPHICHスーパーグループに関係する、前記制御リソースの第2の部分を識別するためのコードであって、前記第1の部分と前記第2の部分は、実質的にオーバーラップしておらず、前記第2のPHICHスーパーグループは、複数の、偶数でインデックスが付けられた、PHICHのグループを含むコードと、
    前記第1のPHICHスーパーグループと、前記第2のPHICHスーパーグループとのうちの少なくとも1つから、デコードすべき1つ以上のPHICHを決定するためのコードと、
    前記決定されたPHICHが含まれているPHICHスーパーグループに関係する、前記制御リソースのそれぞれの部分を使用して、前記1つ以上の決定されたPHICHをデコードするためのコードとを含み、
    各PHICHスーパーグループは、PHICHの異なるグループを有するコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  41. 前記デコードするためのコードは、前記1つ以上の決定されたPHICHに関係するそれぞれの直交シーケンスを決定するためのコードを含む請求項40記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  42. 物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)情報を識別してデコードする方法を実行するためのコンピュータ実行可能命令を実行する集積回路において、
    前記方法は、
    デコードすべき1つ以上のPHICHと、前記1つ以上のPHICHが含まれている、それぞれのPHICHグループとを識別することと、
    リソースエレメントグループ(REG)の割当てを識別し、前記REGの割当ては、一群の、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループに関係する、第1のREG部分と、一群の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループに関係する、第2のREG部分とを含み、前記一群の、前記奇数でインデックスが付けられたPHICHグループは、奇数でインデックスが付けられた、複数の異なるPHICHグループを有し、前記一群の、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループは、偶数でインデックスが付けられた、複数の異なるPHICHグループを有することと、
    1つ以上のREGを含む1組のリソースを使用して、制御送信を受信することと、
    前記第1のREG部分中のリソースから、奇数でインデックスが付けられたPHICHグループ内に含まれる、識別されたPHICHをデコードすること前記第2のREG部分中のリソースから、偶数でインデックスが付けられたPHICHグループ内に含まれる、識別されたPHICHをデコードすること、のうちの少なくとも1つ、または、これらの組み合わせを実行することとを含む集積回路。
  43. 前記それぞれのPHICHのシンボルは、d(0),...,d(Msymb−1)を含み、前記PHICHグループの前記グループ番号に基づいて、前記PHICHグループのPHICHのシンボルを整列させることは、
    Figure 0005518832
    にしたがって、前記シンボルを整列させることを含み、
    ここでMsymbは、それぞれのPHICHに対するシンボルの数を含み、
    Figure 0005518832
    は、前記PHICHグループのグループ番号に対応する請求項29記載の方法。
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