JP5518724B2 - データ処理のための方法及び装置並びにそのような装置を含む通信システム - Google Patents

データ処理のための方法及び装置並びにそのような装置を含む通信システム Download PDF

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Description

本発明は、データ処理のための方法及び装置、並びにそのような装置を含む通信システムに関する。
DSL(デジタル加入者線)は、電話アクセス・ネットワークの配線を通じてデジタル・データを伝送する技術の一系列である。DSL技術は、多くの場合「xDSL」と呼ばれ、「x」は、種々のDSLの変種を表す。
非対称デジタル加入者線(ADSL、ITU−T G.992.1)は、DSLの一形態であり、銅の電話線を通じて、従来の音声帯域モデムが提供できるデータ伝送よりも高速なデータ伝送を可能にするデータ通信技術である。このような高速伝送は、音声通話では通常用いられない周波数、とりわけ通常の人間の聴覚よりも高い周波数を利用することによって達成される。
ADSL2(ITU−T G.992.3)及びADSL2+(ITU−T G.992.5)は、ADSLの変種であり、両方とも、基本のADSLと比べてより優れた性能を提供する。
VDSL(超高速DSL、ITU−T G.993.1)並びにVDSL2(超高速DSL2、ITU−T G.993.2)は、一対のツイス トペア配線を通じてさらに高速なデータ伝送を提供するxDSL技術である。これは、主として、より広い周波数範囲を用いることによって達成される。
xDSL技術は、もともとは単純旧式電話サービス(POTS)用に設計された銅線の既存のインフラストラクチャを活用する。それらは、電話局(CO)から配備することもでき、例えば、顧客の敷地の近くに設置されることが好ましいファイバ供給キャビネット(fiber-fed cabinet)から配備することもでき、又は建物内に配備することもできる。
現実の通信経路は、基本的な物理法則に起因する紛失及び誤りを有する。デジタル世界においては、典型的には、ビット誤り率が10-12よりも低く、パケット紛失率が10-8よりも優れている場合に、そのリンクは高品質であるものとみなされる。
それでもやはり、技術的な制約に起因する著しく高い(悪い)ビット誤り率を有する通信リンクもある。このような例の1つは、典型的なパケット紛失率が10-5よりも大きいDSL線である。
アプリケーションの中には、パケット紛失又はビット誤りに対して寛容なものもあるが、かなりの数のアプリケーションは、誤り率が実質上ゼロに近くなることを要求する。このようなシナリオにおいては、紛失又は欠損パケットの問題を克服するために、再送信又は前方誤り訂正(FEC)が用いられる。
紛失に対して非常に敏感なアプリケーションについての1つの例は、映像コンテンツのリアルタイム・ストリーミングである。この場合、一つのパケットの紛失が、TV画面上のアーチファクトとして目に見える誤りを生じさせる。高精細度TV(HDTV)のアプリケーションは、1秒あたり膨大な量のパケットを必要とするので、もしDSLの基本的なパケット紛失率が適用されたならば許容しがたい数のアーチファクトが生じることになる。
伝送制御プロトコル(TCP)は、伝送されるデータにオーバーヘッドを付加することによって再送信能力を提供することが知られている。これは、送信機においても受信機においても複雑な処理を必要とし、かつ肯定応答パケットの逆方向のフローを必要とし、それによって逆方向又はフィードバック・チャネルにもオーバーヘッド・データが付加される。
TCPによって導入されるオーバーヘッドは、順方向においては転送パケットあたり20バイトであり(TCPヘッダ)、逆方向においては転送パケットあたり64バイトである(TCP肯定応答パケット)。TCPは、エンド・ツー・エンド・プロトコルなので、完全なエンド・ツー・エンドのリンク経路の往復遅延よりも高い遅延を転送データ・ストリームに導入する。結果として、TCPは、インターネット・アプリケーションがリアルタイム・ストリーミングを必要とし、かつ再送信能力に依拠する場合には、そのインターネット・アプリケーションに1秒を超える遅延を導入する。
TCPは、マルチキャスト配信に準拠していない。結果として、TCPは、DSLを通じたIPTVのようなアプリケーションのために用いることができない。
解決すべき課題は、上述のような短所を克服することであり、特に、HDTVのような高品位のアプリケーションにさえ適したDSL接続の効率的な利用を可能にする解決策を提供することである。
この課題は、独立請求項の特徴に従って解決される。さらなる実施形態は、従属請求項からもたらされる。
この課題を克服するために、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素とを含むネットワークにおけるデータ処理のための方法が提供され、この方法は、
(a)第2のネットワーク要素が第1のネットワーク要素に制御情報を提供するステップと、
(b)第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素へ送信されたデータの部分が制御情報によって特定されるステップと、
(c)データの部分が特定されると、第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素への再送信を開始することができるステップと
を含む。
それゆえ、第1のネットワーク要素は、制御情報を受信すると、受信機において正しく受信された又は正しくなく受信された、それゆえ再送信を必要とすることがある少なくとも1つのデータの部分(例えば、データ・パケット又はデータ・フレーム)を判定することができる。
データの部分は、少なくとも1つのデータの部分を含むことができることに留意されたい。特に、データは、(いくつかの)フレーム及び/又はパケットに組織化されるものとすることができる。
この手法は、とりわけ以下の利点を有する。
− パケット紛失率を少なくとも3桁のオーダーで改善することができる。
− 本手法は、新旧の機器(本機構が可能な機器及び可能でない機器)の相互運用を可能にする。
− フィードバック・チャネルは、非常に低い帯域幅しか必要としない。
− 本手法は、再送信を要求しないが遅延に対して敏感な他のサービスに対して最小限の影響しか与えない。
− さらに、本手法は、第2のネットワーク要素(受信機)、特にDSLモデムにおいて、最小限のプロトコル・オーバーヘッドしか必要としない。
− 順方向において通常のデータに付加的なデータ(例えば、ヘッダ)を付加する必要がないので、順方向における帯域幅を広げる必要はない。
− 第1のネットワーク要素、例えばDSLAMにおけるプロトコル・オーバーヘッドは中程度にすぎない。
− 本手法はソフトウェアとして実装することができるので、既存の第2のネットワーク要素機器(受信機、DSLモデム)をファームウェアの更新によって容易にアップグレードすることができる。
− 提供される手法は、短い待ち時間を可能にする。
提供される手法は、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素との間で、特にDSL接続(又はxDSL接続若しくはその派生物)を用いることができる。
さらに、第1のネットワーク要素及び第2のネットワーク要素は、イーサネット(登録商標)・プロトコルを用いるネットワーク内のネットワーク要素とすることができ、特にこれらは、エンド・ツー・エンド接続のセクション又はセグメントとしてのホップ・ツー・ホップ接続として理解することができる。
一実施形態において、本方法は、データリンク層において又は物理層において用いることができる。
別の実施形態において、ネットワークは、イーサネット・プロトコルを用いるネットワークである。
さらに別の実施形態において、第1のネットワーク要素は、データの少なくとも1つの部分を格納するためのバッファを含む。
このバッファは、再送信バッファとも称され、及び/又は再送信バッファとしても用いられる。
次の実施形態において、データは、少なくとも部分的にパケット及び/又はフレームに組織化される。
別の実施形態に従って、第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素とは、デジタル加入者線を介して接続される。
デジタル加入者線は、DSLのいずれかの派生物(xDSL、VDSL、ADSL等)を含むことができる。
一実施形態によれば、制御情報は、特に、
− 一方向性関数、
− ハッシュ関数、
− コード、特にCRCコード
のうちの1つを利用することによってデータの少なくとも一部分を特定する。
したがって、多様な種類の方法又は関数を用いて、データ(好ましくは、そのフレーム又はパケット)を、好ましくは第2のネットワーク要素から第1のネットワーク要素へと(好ましくはフィードバック・チャネルを介して)伝送されるための小さな帯域幅しか必要としない、所与の表現又はフィンガプリントに対してマッピングすることができる。
別の実施形態によれば、ステップ(c)は、
− 第1のネットワーク要素において特定されたデータの部分が、第1のネットワーク要素に格納された最も古いデータの部分に対応する場合に、この最も古いデータの部分が第1 ネットワーク要素において削除されるステップ、
− 第1のネットワーク要素において特定されたデータの部分が第1のネットワーク要素に格納されていない場合に、何の行動も取らないステップ、
− 第1のネットワーク要素において特定されたデータの部分が第1のネットワーク要素に格納された最も古いデータの部分ではないデータの部分に対応する場合に、現在特定されたデータの部分が第1のネットワーク要素において削除され、この現在特定されたデータの部分よりも古いデータの部分が、第1のネットワーク要素から第2のネットワーク要素へと再送信されるステップ
のうちの少なくとも1つのステップをさらに含む。
さらに別の実施形態において、制御情報は、第2のネットワーク要素において受信に成功しなかった少なくとも1つのデータの部分を特定する。
具体的には、制御情報は、受信されたCRCコンテンツと、第2のネットワーク要素において受信されたデータから計算されたCRCコンテンツとを含むことができる。
別の実施形態として、制御情報は、第1のコンテンツ、特に第2のネットワーク要素において受信されたCRCコンテンツと、第2のコンテンツ、特に第2のネットワーク要素において受信されたデータから計算されたCRCコンテンツとを含む。
それゆえ、このような両方のCRCコンテンツを、第2のネットワーク要素に送信されたデータ又はCRCが正しくなかったかどうかを第1のネットワーク要素が判定することを可能にするために、制御情報として第1のネットワーク要素に搬送することができる。
CRCコードの代わりに、他のいずれかの種類のコード又はフィンガプリントを使用することができることに留意されたい。
次の実施形態によれば、第1のネットワーク要素は、制御情報を用いて、伝送に成功しなかったデータの部分を判定する。
さらに別の実施形態に従って、第1のネットワーク要素は、制御情報を通じて第1のネットワーク要素に搬送された第1のコンテンツ及び/又は第2のコンテンツが第1のネットワーク要素によって特定のデータの部分について判定されたコンテンツ、特にCRCコンテンツと一致しない場合に、そのデータの部分を再送信する。
第1のコンテンツは、特に第2のネットワーク要素において受信されたCRCコンテンツを含むことができる。第2のコンテンツは、特に第2のネットワーク要素によって受信されたデータから計算されたCRCコンテンツを含むことができる。
CRCコンテンツは、特に、例えば、計算され及び/又は分解され及び/又は第1のネットワーク要素による比較によって判定されるなどして、決定することができる。
さらに別の実施形態によれば、ステップ(c)は、少なくとも1つの
− 第1のネットワーク要素が、第1のネットワーク要素において特定されたデータの部分が第2のネットワーク要素において受信に成功しなかったものとして特定されたデータに対応する場合に、このデータの部分を第2のネットワーク要素に再送信するステップをさらに含む。
別の実施形態として、第1のネットワーク要素及び/又は第2のネットワーク要素は、デジタル加入者線アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)である。
また、第2のネットワーク要素が、契約者宅内設備、特にDSLモデムであることも、一実施形態である。
上述の問題はさらに、本明細書に記載された方法がプロセッサ・ユニット上で実行可能となるように装備され及び/又は配置されたプロセッサ・ユニットを含む、データ処理用装置によって解決される。
一実施形態によれば、装置は、通信装置、特にネットワーク要素である。好ましくは、装置は、DSLAM又はDSLモデムとすることができる。
上述の問題はさらに、本明細書に記載されるような装置を含む通信システムによって解決される。
本発明の実施形態は、以下の図面に示され説明される。
再送信の手法又は概念のアーキテクチャを示す。 フレームをどのようにペイロードとCRCとに分割することができるかを示す。
本明細書において提供される解決策は、特に、データリンク層におけるDSLAM及びDSLモデムの挙動を修正することができる。1つの特定の目的は、破損したデータ・フレーム(又はデータ・パケット)を再送信することができることであり、ここでプロトコル・オーバーヘッドを最小にすることができる。
この手法は、別段、可能なあらゆるビット誤りについての再送信の成功を保証するものではないが、ほとんどの場合、再送信の成功がもたらされる。
例えば、1000のビット誤り事象のうち999で再送信が成功すれば、全体としてのビット誤り率又はパケット紛失率を3桁のオーダーで改善することができ、これは、多くのアプリケーションにとって十分といえる。
その上、プロトコル・オーバーヘッドは極めて小さく、受信機内部で必要とされる処理オーバーヘッドは小さい。
この解決策は、イーサネット・プロトコルに基づくものとすることができるが、とりわけ、データ・フレーム及び/又はデータ・パケットにわたってチェックサムを利用するどのようなプロトコルにも適用可能とすることができる。
再送信概念の基本的なアーキテクチャは図1に示され、これは、第1のネットワーク要素101、例えば送信機、特にDSLAMと、第2のネットワーク要素102、例えば受信機、特に、契約者宅内設備(CPE)であり得るDSLモデムとを含む。第1のネットワーク要素101は、データ・チャネル103(順方向チャネル)を介してデータを送信し、第2のネットワーク要素は、フィードバック・チャネル104(逆方向)を介してデータを送信する。第1のネットワーク要素101から第2のネットワーク要素102へと向かう方向は下流方向と称されることもあり、反対の方向は上流方向と称されることもある。
しかしながら、本明細書で説明される手法は、上流方向並びに下流方向の両方に対して適用可能である。
送信機101は、データ、特にデータ・パケット又はデータ・フレームに組織化されたデータを転送チャネル103に沿って受信機102に伝送し、同時に、このようなデータの複製を内部バッファ内に一時的に格納する。
受信に成功したフレームごとに、受信機102は、受信されたフレームのフィンガプリントを含む制御情報、特に肯定応答フレームを返送する。
フィンガプリントは、例えば2バイト長とすることができるので、それにより、フィードバック・チャネル104を介して搬送されるオーバーヘッドが著しく低減される。
有利なことに、データ・チャネル103を介した順方向のオーバーヘッドは必要がない場合があり、受信機102は、例えば、受信された通常のペイロード・データにわたるチェックサムとして、全く単独でフィンガプリントを生成することができる。
送信機101は、受信機102によって提供された前述の肯定応答フレームを用いて、どのパケット及び/又はフレームが伝送に成功したかを判定することができる。さらに、送信機101は、伝送に成功しなかったパケット及び/又はフレームを受信機102に再送信することができる。
肯定応答フレームのコンテンツは、フレームのフィンガプリントを含むことができる。送信機101は、このフィンガプリントを自身のバッファ(特に再送信バッファ)内に格納されたフレームのフィンガプリントと比較する。送信機は、一致するフレームをその再送信バッファから除去することが有利である。
好ましくは、伝送されたフレームは、再送信バッファ内に伝送順に格納される。したがって、DSL環境は順々に(1つずつ)データ・フレームを処理するので、受信された肯定応答フレームは、ほとんどの場合、最も古いバッファ・エントリと関連付けられる。
パケット紛失の場合、送信機101において受信された肯定応答フレームは、最も古いバッファ・エントリに対応しないデータ・フレームを参照することがある。例示的なアルゴリズムとして、種々のケースは、以下のように取り扱われるものとすることができる。
(1)送信機において受信された肯定応答フレームが、再送信バッファ内に格納された最も古いデータ・フレームを参照する場合:この最も古いデータ・フレームのエントリが再送信バッファから削除される。
(2)送信機において受信された肯定応答フレームが、再送信バッファ内に格納されたどのデータ・フレームとも一致しない場合:何の行動も取られない。
(3)送信機において受信された肯定応答フレームが再送信バッファ内に格納されたデータ・フレームNを参照し、このデータ・フレームが再送信バッファ内で最も古いエントリではない場合:このデータ・フレームNのエントリが再送信バッファから削除され、再送信バッファ内に格納された、このデータ・フレームNよりも古いデータ・フレームが、受信機に再送信される。
(4)送信機が、後続のデータ・フレームを伝送すること、及びこの後続のデータ・フレームをそれに応じてバッファに入れることを望むが、再送信バッファが満杯である場合:この最も古いデータ・フレームのエントリが再送信バッファから削除され、この実際の(後続の)データ・フレームの新しいエントリがバッファに追加される。
データ・リンク層のプロトコルがイーサネットである場合、イーサネット・フレームは、この手法の目的のために利用されるチェックサムを提供することができる。
イーサネット・プロトコルは、データ・フレームの最後に2バイトのCRCフィールドを設ける。このCRCフィールドは、フィンガプリントとして用いることができ、受信機における処理オーバーヘッドを著しく低減することができる。
それゆえ、肯定応答フレームはこれらの2バイトを含み、これは、通常のイーサネット・フレームよりもずっと短い。(DSL環境においては)全てのフレームは、開始バイト及び終了バイトによって互いに分離されるので、このような短いフレームを、有利に、逆方向に伝送することができる。送信機は、フレーム長を検査することによって、通常のデータ・フレームを肯定応答フレームと容易に区別することができる。フレーム長が合計して例えば4バイト(それぞれが2バイトの長さを含む、フィンガプリント及び通常のCRC)となる場合、送信機は肯定応答フレームを検出する。フレーム長が64バイトに等しいか又はそれよりも多くを含む場合には、そのフレームは通常のデータとして認識される。
提示した実施形態に加えて、又はその代替として、制御情報は、第2のネットワーク要素102において受信に成功しなかったペイロード・データ(特にデータ・フレーム及び/又はデータ・パケット)の少なくとも1つの部分を特定することができる。
送信機101は、データを転送チャネル103に沿って受信機102に伝送し、転送されたデータの複製を内部バッファ(再送信バッファとも称される)に(一時的に)格納する。特に、受信に失敗した(即ち、受信機102が、データ・フレームが破損されたと判定する)フレームごとに、受信機102は否定応答(NAK)フレームを返送し、これは、受信されたフレームのCRCフィールドのコンテンツ、並びに受信されたフレームのペイロード・データに基づいて受信機自体によって計算されたCRC値を含む。
受信機102は、破損がペイロード・データに関するものである(CRCフィールドは誤りを含まない)のか又はCRC値に関するものである(ペイロード・データは誤りを含まない)のかが分からないので、これら2つのCRC値は両方とも送信機101に返送されることが有利である。
図2に示されるように、この文脈における「ペイロード」は、具体的には、フレームのうちCRCフィールドを含まないデータのことを指す。
イーサネット・フレームのCRC値は2バイトを有し、かつNAKフレームは伝送が失敗した場合にのみ送信されるので、逆方向104において必要とされる帯域幅は非常に小さい。順方向103においては、オーバーヘッド・データは必要とされない。
送信機101は、このNAKフレームを用いて、どのデータ・パケット及び/又はフレームが伝送に成功しなかったのかを判定する。次いで、この特定のデータ・フレームが再送信される。
NAKフレームは有利には2つのCRC値を含むことができ、それら2つのCRC値のうちの1つは正しい。送信機101は、2つのCRC値を、送信機101の再送信バッファ内に格納されたデータ・フレームのCRCと比較して、一致するデータ・フレームを再送信する。
好ましくは、再送信バッファは、伝送されたデータ・フレームをそれらの伝送に従った順序で格納する。したがって、NAKフレームが受信機102から送信機101に送信される場合、それは、伝送中に破損した最も古いバッファ・エントリに対して送信される。これは、データ・フレームの厳密な順序が保持されるDSLの環境における場合に特にあてはまる。
例示的なアルゴリズムとして、種々のケースは、以下のように取り扱われるものとすることができる。
(1)NAKフレームによって搬送された2つのCRC値のうちの1つが送信機の再送信バッファ内のデータ・フレームと一致する場合:このデータ・フレームが送信機によって再送信される。
(2)NAKフレームによって搬送された2つのCRC値のそれぞれが、送信機の再送信バッファ内の別々のデータ・フレームと一致する(即ち、2つのデータ・フレームが特定される)場合:デフォルトで、最も古いデータ・フレームが再送信される。
(3)送信機が、後続のデータ・フレームを伝送すること、及びこの後続のデータ・フレームをそれに応じてバッファに入れることを望むが、再送信バッファが満杯である場合:この最も古いデータ・フレームのエントリが再送信バッファから削除され、この実際の(後続の)データ・フレームの新しいエントリがバッファに追加される。
NAKフレームは、4バイトのペイロード(2つのCRC値)並びに2バイトのCRC値(各イーサネット・フレームに対して通常、付加される)を含むことが好ましく、それゆえ通常のイーサネット・フレームよりも著しく短い。
(DSL環境においては)全てのフレームは、開始バイト及び終了バイトによって互いに分離されるので、このような短いフレームを、有利に、逆方向に伝送することができる。送信機は、フレーム長を検査することによって、通常のデータ・フレームをNAKフレームと容易に区別することができる。フレーム長が合計して例えば6バイト(4バイトのペイロードと2バイトの通常CRC)となる場合、送信機はNAKフレームを検出する。フレーム長が64バイトに等しいか又はそれよりも多くを含む場合には、そのフレームは通常のデータとして認識される。
さらなる実施形態の詳細
(1)DSLモデムの後方互換性
DSLモデムが、提唱したような再送信アルゴリズムをサポートしない場合、そのモデムは、このような4バイトのフレーム(NAKフレームの場合は6バイト)を上流方向に送信しない。結果として、再送信はなされないことになる。そのため、どのような新しいDSLAM(再送信アルゴリズムをサポートする)及び古いDSLモデムも、いかなる設定も又はオートネゴシエーションも必要とすることなく、相互運用することが可能である。
(2)上流トラフィックのための再送信
上述の例示的なシナリオによれば、下流トラフィックのみを保護することができる。しかしながら、同じ手法及び/又はアルゴリズムを上流方向で用いることができ、又は両方向に対して同時に用いることができる。
(3)ACKフレームの紛失
提唱したアルゴリズムは、DSL上で起こり得るほとんどのビット誤りの状況に対処する。しかしながら、肯定応答フレーム自体が、逆方向チャネルを介して搬送されているときに紛失されるか又は破損されてしまうシナリオがあり得る。この場合、データ・フレームが不必要に再送信され、受信機において二回受信されることがある。ほとんどのアプリケーション(例えば、TCPベース又はRTPベースのもの)は、特にそれらのシーケンス番号が同一であることから、このようなデータ・フレームの重複に対処することができる。このようなデータ・フレームの重複に対処できないアプリケーションが存在する場合、そのようなアプリケーションに対するデータ・フローを再送信から除外することができる。以下の(4)を参照のこと。
(4)特定のアプリケーションに対する再送信のイネーブル化及び/又はディスエーブル化
説明したアルゴリズムは、再送信バッファ内に一時的に格納されたデータ・フレームを再送信する。データ・フレームが再送信バッファ内に格納されていない(又は、もはや格納されていない)場合、対応する肯定応答フレームは、アルゴリズムを混乱させない(上記を参照のこと。このような場合、何の行動も取られない)。
したがって、送信機は、どのフレームをバッファに入れるべきか否かを決定することができる。例えば、送信機は、TCP層を監視し、特定のTCPポートを有する全てのデータ・フレームをバッファに入れるものから除外することができる。
このようなTCPポート番号は単なる例として挙げたものである。送信機によってアクセス可能及び/又は適用可能ないかなるフィルタ規則も、再送信をディスエーブルにするため又はイネーブルにするために用いることができる。
このような特徴は、受信機に対してどのような処理オーバーヘッドも課さないことが有利である。
同じことが、NAKフレームにも、それに応じて適用される。
(5)フィンガプリントの衝突
肯定応答フレーム(NAKフレームではなく)を用いる前述のアルゴリズムの別の問題は、後続のフレームが異なるペイロードを有するけれども同一のフィンガプリントをもたらすことがある(著しく低い)確率である。
第1のデータ・フレーム(フィンガプリント「k」を有する)が順方向伝送の間に紛失/破損した場合、このデータ・フレームは再送信されない。その代わりに、第2のデータ・フレーム(やはり、フィンガプリント「k」を有する)が、たとえこのフレーム内にビット誤りがなかったとしても再送信される。
しかしながら、たった2バイトのフィンガプリントが選択された場合でさえも、2つの同一のフレームが生じる確率は10-4未満となるので、このことは、些細な問題と考えられる。パケット紛失率が少なくとも4桁のオーダーで改善されるという結果は、非常に多くのシナリオにおいて十分といえる。
当然のことながら、2つの同一フレームが生じる確率は、より精密なフィンガプリントを提供することによって低くすることができる。例えば、4バイト長のフィンガプリントは、フィンガプリントの衝突の確率を10-9未満の値まで低くすることができる。
(6)NAKフレームの紛失
提唱した手法は、DSL上で起こり得るほとんどのビット誤りの状況に対処する。しかしながら、NAKフレーム自体が、逆方向チャネルを介して搬送されているときに紛失されるか又は破損されてしまうことがある。この場合、再送信は行われない。こうした事象についての確率は些細なものであり、順方向におけるパケット紛失率と逆方向におけるパケット紛失率の積のオーダーである。例えば、DSLのパケット紛失率が10-5である場合、この事象の確率は10-10のオーダーであり、これはほとんどの場合、無視できる。
(7)破損したペイロード及びCRC
この場合、NAKフレームは、送信機の再送信バッファのエントリと一致しない。したがって、データ・フレームは再送信されない。しかしながら、このような誤りの確率はかなり小さい。
(8)バッファにおける二重一致
NAKの各CRCがバッファ内のフレームと一致する(2つのフレームが特定される)場合、送信機は、2つのデータ・フレームのうちのどちらを再送信するべきか判定することができない。デフォルトに従って、送信機は、最も上にある(即ち、最も古い)フレームを再送信する。
このデフォルト設定によって、これらの(どちらかといえば起こりそうにない)ケースの半数は解決することができる。
それでも、このような二重一致の確率は2バイトのCRC値の場合10―4未満なので、このことは些細な問題である。結果として、パケット紛失率は少なくとも4桁のオーダーで改善され、これは、ほとんどの場合において十分といえる。
(9)順方向経路が1つのフレームから2つのフレームを作成する場合の誤り
これは、ビット誤りが、間違った開始/終了シーケンスをデータ・フレーム及び/又はデータ・パケットの中間に付加するときに起こり得る。
それゆえ、NAKフレームを用いたアルゴリズムが用いられる場合、受信機は、データ・パケットの最初の半分のためにNAKフレームを送信し、データ・パケットの後半の半分のために別のNAKフレームを送信することになる。
後者のNAKフレームが送信機によって認識され、完全なデータ・パケット(データ・フレーム)の正しい再送信が開始されることになる。
さらなる利点
提示された手法は、特に以下の利点を示す。
− 順方向経路のためのプロトコル・オーバーヘッド(例えば、ヘッダ)が生成されない。したがって、順方向の帯域幅を広げる必要がない。
− 肯定応答フレームのサイズは、具体的には、合計してわずか4バイトとすることができるので、逆方向経路のためのオーバーヘッドは小さい。NAKフレームの場合には、オーバーヘッドのサイズは、合計して6バイトになる。
− 受信機及び送信機は、巡回冗長検査(CRC)を用いて、各データ・フレーム又はデータ・パケットごとに互いに独立してフィンガプリントを生成することができる。このようなCRCが可能なハードウェアは、例えばイーサネットMACのような、データリンク層デバイスにおいて利用可能である。
− 受信機において要求される付加的な処理は、かなり小さいものとすることができる。したがって、アルゴリズムは、処理能力がより高い新しい受信機ハードウェアを準備することを必要とせずに既存の受信機のファームウェアをアップグレード(例えば、IPTVのために用いられている既に配備されたADSL2+ CPEのアップグレード)するだけで実装することができる。
− 再送信は、例えば、再送信によって導入されるジッタに対するアプリケーションの感度に応じて、特定のアプリケーションに対してイネーブル/ディスエーブルにすることができる。
− 送信機は、受信機が、提唱された再送信プロトコルを取り扱うことができるかどうかを知る必要はない。この再送信プロトコルを実装していてもいなくても、送信機と受信機とのどのような組み合わせも、いかなる設定及び/又はオートネゴシエーションも必要とすることなく相互運用することができる。
− 提唱された再送信によって導入される遅延は些細なものであり、DSL接続の往復時間のみから成る。
− 提供される手法は、上流方向及び/又は下流方向に適用可能である。
− 提供される手法は、イーサネットがATMの上で動作する場合には、(ADSL2+上のIPTVアプリケーションの場合と同様に)(ATMベースの)ADSL2+に適用することができる。
− NAKフレームを用いる機構は、具体的には、そのデータ・フレームのペイロードにわたるチェックサムの伝送を規定する及び/又は可能にする、どのようなトランスポート・プロトコルに対しても用いることができる。
− 肯定応答フレームを用いる機構は、どのようなトランスポート・プロトコルに対しても用いることができる。

Claims (11)

  1. 第1のネットワーク要素と第2のネットワーク要素とを含むネットワークにおけるデータ処理のための方法であって、前記ネットワークはイーサネット(登録商標)・プロトコルが用いられ、前記データは、フレームに組織化され、前記方法は、データリンク層において又は物理層において用いられ、
    − データ・フレームを前記第1のネットワーク要素から前記第2のネットワーク要素に送信するステップと、
    − 前記第2のネットワーク要素は、前記第1のネットワーク要素に制御情報を提供するステップと、
    − 第1のネットワーク要素は前記制御情報から、正しく受信されたデータ・フレーム、又は、誤って受信されたデータ・フレームを判定するステップと、
    − 前記データ・フレームの判定により、破損したデータ・フレームを特定した場合、前記第1のネットワーク要素から前記第2のネットワーク要素への前記データ・フレームの再送信を開始するステップと、
    を含み、
    前記制御情報は、肯定応答フレーム、又は、否定応答フレームであり、
    前記肯定応答フレームは、前記第2のネットワーク要素において受信されたデータ・フレームのフィンガプリントとして用いるCRCコンテンツを含み、
    前記否定応答フレームは、前記第2のネットワーク要素において受信されたCRCコンテンツ、及び、前記第2のネットワーク要素において受信されたペイロードから計算されたCRCコンテンツ含み、
    前記第1のネットワーク要素が、前記データ・フレームを格納するためのバッファを含み、
    前記第1のネットワーク要素と前記第2のネットワーク要素とが、デジタル加入者線を介して接続され、さらに
    前記第1のネットワーク要素において、正しく受信されたと判定され、特定された前記データ・フレームが前記第1のネットワーク要素に格納された最も古いデータ・フレームではないデータ・フレームに対応する場合に、前記の現在特定されたデータ・フレームが前記第1のネットワーク要素において削除され、この現在特定されたデータ・フレームよりも古い前記データ・フレームが、前記第1のネットワーク要素から前記第2のネットワーク要素へと再送信されるステップ含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のネットワーク要素は、前記制御情報を用いて前記第1のネットワーク要素に搬送された前記CRCコンテンツが、前記第1のネットワーク要素によって、特定のデータ・フレームに対して判定されたCRCコンテンツと一致しない場合に、前記データ・フレームを再送信することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記制御情報は、前記第2のネットワーク要素によって前記受信されたデータから計算されたCRCコンテンツを含むことを特徴とする、請求項1乃至請求項2に記載の方法。
  4. 前記制御情報は、前記データ・フレームが誤って受信された場合にのみ、送信されることを特徴とする、請求項1乃至3に記載の方法。
  5. 前記第1のネットワーク要素は、前記制御情報に含まれるCRCコンテンツと、前記バッファに格納された前記データ・フレームのCRCコンテンツとを比較することを特徴とする請求項1乃至4に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワーク要素及び/又は前記第2のネットワーク要素が、デジタル加入者線アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)であることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第2のネットワーク要素が、契約者宅内設備、特にDSLモデムであることを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. プロセッサ・ユニットを含むデータ処理用装置であって、前記プロセッサ・ユニットが、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の方法が該プロセッサ・ユニット上で実行可能となるように配置されたことを特徴とする、装置。
  9. 前記装置が、通信装置、特にネットワーク要素であることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記装置が、DSLAM又はDSLモデムであることを特徴とする、請求項8又は9のいずれかに記載の装置。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の装置を含むことを特徴とする、通信システム。
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