JPH0775342B2 - 誤り制御通信方法 - Google Patents

誤り制御通信方法

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JPH0775342B2
JPH0775342B2 JP62153525A JP15352587A JPH0775342B2 JP H0775342 B2 JPH0775342 B2 JP H0775342B2 JP 62153525 A JP62153525 A JP 62153525A JP 15352587 A JP15352587 A JP 15352587A JP H0775342 B2 JPH0775342 B2 JP H0775342B2
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JP62153525A
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JPS63318838A (ja
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修 野口
孝夫 鈴木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は誤り制御通信方法に関し、特に誤りの多い全二
重通信路における高信頼度、高効率の通信方法に関す
る。
(従来の技術) 従来の音声、データ等の情報の伝送においては伝送路か
ら受ける雑音、ひずみにより受信データに誤りが発生す
るが、この誤りの影響を軽減するため適切な伝送符号が
選択されるとともに誤り検出、訂正などの誤り制御通信
方法が「[改訂版]DDX データ交換の基礎知識」社団
法人 電気通信協会、オーム社発行、昭和59年7月10日
発行に開示されている。この誤り制御通信方法のうち判
定帰還方法があり、またこの判定帰還方法のうち自動再
送要求(automatic repeat rquest:ARQ)方法というも
のがある。以下、この自動再送要求方法を図面に基づい
て説明する。
第3図は従来の誤り制御通信の通信手順を示すフローチ
ャートである。同図において、はじめに送信側と受信側
との間で通信開始の確認が行なわれる(ステップ30
1)。相互に通信開始の確認が完了すると、送信側から
パリティチェック符号、巡回符号(cyclic redundancy
check:CRC)などの誤り検出可能な符号が付加された送
信データが受信側に送信される。そして、受信側では誤
り検出可能な符号に基づいて誤りの有無をチェックし、
正しく受信されていれば合格(acknowledgement:ACK)
信号、誤りがあれば不合格(negative acknowledge:NA
K)信号を帰還路を経由して返送する。よって、ステッ
プ302のようにACK信号が返送されたときには継続して送
信データの送信を行なうが、ステップ303のようにNAK信
号が返送されたときには誤りのあった送信データを再送
する。そして、全ての送信データが送信し終えると、送
信側と受信側との間で通信終了の確認が行なわれる(ス
テップ304)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の方法では送信側において送信
データを送信した後受信側からの誤り検出結果が返送さ
れるまで次の送信データの送信を行なうことができない
ことにより、エラーの多い伝送路では伝送完遂するまで
の時間を非常に長く要するという問題点があった。
本発明はこの問題点を解決するためのもので、通信時間
の削減と情報伝送の信頼性を向上できる誤り制御通信方
法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、データ伝送にお
ける誤りを制御する誤り制御通信方法において、情報送
信側で送信データに誤り訂正符号に付加して情報受信側
に送信するとともに送信データを情報送信側の複数の蓄
積手段により順次蓄積し、情報受信側で受信した受信デ
ータに付加している誤り訂正符号に基づいて受信データ
を訂正するとともに訂正後の訂正受信データ及び誤り訂
正符号を情報送信側に返送し、さらに情報受信側で訂正
受信データを複数の蓄積手段により順次蓄積し、情報送
信側で情報受信側から返送されてきた返送データと情報
送信側の複数の蓄積手段から読み出した送信データとを
照合して誤りを検出した場合は再度送信データを送信す
ることに特徴がある。
(作用) 以上のようなステップからなる本発明によれば、情報送
信側では送信データに誤り訂正符号を付加して情報受信
側に送信し、送信データを情報送信側の複数の蓄積手段
により順次蓄積する。情報受信側では受信した受信デー
タに付加している誤り訂正符号に基づいて受信データを
訂正する。そして情報受信側は訂正後の訂正受信データ
及び誤り訂正符号を情報送信側に返送する。また、情報
受信側では訂正受信データを複数の蓄積手段により順次
蓄積する。情報送信側は情報受信側から返送されてきた
返送データと情報送信側の複数の蓄積手段から読み出し
た送信データとを照合して誤りを検出した場合は再度送
信データを送信する。
したがって、本発明は前記問題点を解決することがで
き、通信時間の削減と情報伝送の信頼性を向上できる誤
り制御通信方法を提供できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例による通信手順を示すフロー
チャートである。同図では通信開始の確認及び通信の切
断の各通信手順は省略しており、同図は実際の情報転送
に入った場合の情報の送受の通信手順を示している。
先ず、送信データ1と誤り検出可能な符号である例えば
CRC符号とが情報送信側から情報受信側に伝送される
(ステップ101)。情報受信側では受信した全データに
基づいて誤りをチェックし、誤りが検出された場合には
送信データ1を訂正して受信したCRC符号を付加して情
報送信側に返送する(ステップ103)。この返送データ
は情報送信側でCRC符号とともにチェックされて正常伝
送の判断を行なう。正常の判定の場合は継続して送信デ
ータ2、3と送信する(ステップ102、104)。つまり、
情報送信側、情報受信側ともに1度送受信状態に入った
以降は送信データがなくなるまで全二重通信路により情
報の送受信を同時に行なわれる。
一方、ステップ105で返送された返送データ2に対して
情報送信側で異常と判定した場合は異常と判定された送
信データ、ここでは送信データ2を再送する(ステップ
106)。この再送データに対しても通常の送信データと
同様の処理を行ない伝送の確認が行なわれ、異常の場合
は再々送される。
第2図は本実施例を実現する回路構成を示すブロック図
である。
同図において、送信情報源10からの送信データはCRC符
号発生器14により発生したCRC符号が付加されてセレク
タ15に入力される。この送信データは送信データバッフ
ァ30を介して送信器50に送られると同時にメモリバッフ
ァ31に順次蓄積される。また、メモリバッファ31、32、
・・・、33においては各々の蓄積データが順次転送され
ている。
送信器50は全二重通信路3を通って情報受信側の受信器
100に送信データを送る。その受信した受信データは受
信データシリアルバッファ110を通した後CRC符号チェッ
ク訂正器115に入力される。そこで、誤りが検出された
場合は受信データの訂正が行なわれる。この必要に訂正
された受信データ及びCRC符号は受信データバッファ120
に順次蓄積されると同時に送信器130により全二重通信
路3を通して情報送信側の受信器70に返送される。情報
受信側の受信データバッファ120、メモリバッファ121、
・・・、122の内容はブロックNO.の順に保持されている
が、新しいブロックNO.のものは受信データバッファ120
に入力されるがこの新しいデータブロックの入力の度に
受信データバッファ120、メモリバッファ121、・・・、
122の内容は順次転送される。そして、メモリバッファ1
22に蓄積されたデータは次に新しいデータブロックが入
力されたとき有効受信情報として情報受信側に取り込ま
れる。
また、情報送信側に返送された返送データは返送シリア
ルバッファ60を通り返送データバッファ61に送られる。
ここで、ブロックNO.に対応する送信データがセレクタ8
0を介してメモリバッファ31、32、・・・、33から選択
され、選択された送信データはセレクタ80を介して照合
器90及び再送データバッファ95に入力される。照合器90
では返送データバッファ61からの返送データとセレクト
80からの送信データとを照合する。ここで、実データと
CRC符号のともにチェックされ、伝送の異常の有無がチ
ェックされる。
エラー発生の情報は送信情報源10、セレクタ15、ブロッ
クNO.生成器20及び送信データバッファ30に供給され
る。そこで、このとき情報受信側に送信する送信データ
は再送データバッファ95に蓄積されてある実データ、ブ
ロックNO.、CRC符号であり、これらは送信データバッフ
ァ30に蓄積される。
ここで、情報送信側の照合器90における返送データの照
合判断基準は次のとおりとする。
(1)CRC符号が一致した場合伝送が成功したとする。
(2)実データが一致し、CRC符号に1ビット誤りがあ
った場合に伝送が成功したとする。
(3)CRC符号及び実データの両方が一致した場合に伝
送が成功したとする。
(4)上記(1)又は(2)のいずれかで伝送が成功し
たとする。
なお、情報受信側の受信データの誤り訂正の方法とし
て、単にCRC符号によりデータ部分の訂正だけでなくデ
ータ部分及びCRC符号を見回し、適正とみなせる符号に
訂正を行なうことができる。すなわち、エラー発生時は
情報受信側で正解値を予測し返送確認を行なうことがで
きる。伝送照合、情報受信側でのエラーの訂正方法は送
受信器が自己で観測したエラー発生率、モード等を見な
がら独自に適応的に切換えることも可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、全二重通信路の
能力を十分に発揮できるとともに通信時間の削減と情報
伝送の信頼性を向上できる優れた誤り制御通信方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の通信手順を示すフローチャ
ート、第2図は本実施例を実現する回路構成を示すブロ
ック図、第3図は従来の誤り制御通信の通信手順を示す
フローチャートである。 10……送信情報源、 14……CRC符号発生器、 15、80……セレクタ、 20……ブロックNO.生成器、 30……送信データバッファ、 31、32、33、121、122……メモリバッファ、 50……送信器、 60……返送シリアルバッファ、 61……返送データバッファ、 70……受信器、90……照合器、 95……再送データバッファ、100……受信器、 110……受信データシリアルバッファ、 115……CRC符号チェック訂正器、 120……受信データバッファ、 130……送信器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ伝送における誤りを制御する誤り制
    御通信方法において、 情報送信側で送信データに誤り訂正符号を付加して情報
    受信側に送信するとともに前記送信データを情報送信側
    の複数の蓄積手段により順次蓄積し、 情報受信側で受信した受信データに付加している誤り訂
    正符号に基づいて受信データを訂正するとともに訂正後
    の訂正受信データ及び誤り訂正符号を情報送信側に返送
    し、 さらに情報受信側で前記訂正受信データを複数の蓄積手
    段により順次蓄積し、 情報送信側で情報受信側から返送されてきた返送データ
    と情報送信側の前記複数の蓄積手段から読み出した前記
    送信データとを照合して誤りを検出した場合は再度送信
    データを送信することを特徴とする誤り制御通信方法。
JP62153525A 1987-06-22 1987-06-22 誤り制御通信方法 Expired - Lifetime JPH0775342B2 (ja)

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JP62153525A JPH0775342B2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 誤り制御通信方法

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JPS63318838A JPS63318838A (ja) 1988-12-27
JPH0775342B2 true JPH0775342B2 (ja) 1995-08-09

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