JP5239252B2 - データ伝送装置及び半導体ストレージ装置 - Google Patents

データ伝送装置及び半導体ストレージ装置 Download PDF

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Description

本発明は、データ伝送装置及び半導体ストレージ装置に関する。
サーバ等の高い信頼性が求められるシステムに用いられる半導体ストレージ装置や磁気ディスク記憶装置等の記憶装置におけるデータ伝送では、誤り訂正符号を付加してデータ伝送を行い、伝送データの誤りの検知及び訂正を可能にする技術が一般的に知られている。
誤り訂正符号の方式としては、ハミング符号方式やリードソロモン符号方式等がある。ハミング符号方式は、64ビットのデータに対し2ビットまでの誤りを検出することができ、1ビットまでの誤りを訂正することができるが、3ビット以上の誤りがある場合には誤りを正しく検知できないため、データ伝送の誤りを検知する方式としては不十分である。
また、リードソロモン符号方式は、ハミング符号と比べると、誤り検知及び訂正の能力は高いが、その分処理に複雑な演算を多用するため、構成が複雑になり、誤り検知及び訂正に多くの時間がかかる。
そこで、誤り訂正符号を使用しないでデータ伝送を行う方法として、事前にデータ伝送が正しく行われるかどうかを検査し、その検査でエラーが発生しないことを確認後、送信すべきデータを送信する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、送信側から書き込み命令データを伝送する前に、送信側からアドレスを設定する命令データとパラメータとしてアドレス番地とを受信側に伝送し、受信側からアドレス設定命令データとアドレス番地とをエコ−バックとして送信側に伝送し、送信側で伝送したアドレス番地と受信したアドレス番地とが一致するかどうかの比較を行い、アドレス番地が正確に伝送されるかどうかを確認するようにしたデ−タ伝送方法が記載されている。
特開1994-303222号公報
本発明の目的は、誤りビット数が多い場合でも、簡素な構成で誤り検知を短時間で行うことのできるデータ伝送装置及び半導体ストレージ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、以下のデータ伝送装置及び半導体ストレージ装置を提供する。
[1]送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部と、
前記シリアル伝送路を介して前記シリアルデータを受信する受信部と、
前記受信部により前記シリアルデータを受信したとき、前記送信すべきデータを含むパケット本体のデータを、受信完了を示す完了パケットとして前記送信部側に返信する返信部と、
前記返信部によって返信された前記パケット本体に含まれる前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備え
前記送信部は、前記検査部による検査結果に基づいて、前記返信部に前記完了パケットを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、前記頻度に従って前記検査モードの実行指示を示す情報を前記シリアルデータに含ませて前記シリアル伝送路に出力することを特徴とするデータ伝送装置。
]前記送信部は、前記検査部による検査結果としてエラーの発生頻度又はエラーの発生ビット数に基づいて、前記頻度を決定することを特徴とする前記[1]に記載のデータ伝送装置。
]前記送信部は、前記送信すべきデータに誤り訂正符合を付加し、
前記受信部は、前記送信部により前記送信すべきデータに付加された誤り訂正符合による誤り検出及び訂正を行うことを特徴とする前記[1]に記載のデータ伝送装置。
]前記返信部は、前記受信部が前記送信部により前記送信すべきデータに付加された前記誤り訂正符合により誤りを検出したとき、前記送信すべきデータを前記送信部側に返信しないことを特徴とする前記[]に記載のデータ伝送装置。
]送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部と、
前記送信部が送信したシリアルデータを電気信号から光信号に変換する電気−光変換部と、
前記電気−光変換部により変換された前記光信号を複数のチャンネルに分岐して複数の光信号を出力する光分岐部と、
前記光分岐部により分岐された前記複数の光信号を複数の電気信号に変換する複数の光−電気変換部と、
前記複数の光−電気変換部により変換された前記複数の電気信号により前記シリアルデータを受信する複数の受信部と、
前記複数の受信部により前記シリアルデータを受信したとき、前記送信すべきデータを含むパケット本体のデータを、受信完了を示す完了パケットとして前記送信部側に返信する複数の返信部と、
前記複数の返信部によって返信された前記完了パケットに含まれる前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備え
前記送信部は、前記検査部による検査結果に基づいて、前記返信部に前記完了パケットを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、前記頻度に従って前記検査モードの実行指示を示す情報を前記シリアルデータに含ませて前記シリアル伝送路に出力することを特徴とするデータ伝送装置。
]前記検査部は、前記複数のチャンネルのうち誤りの発生したチャンネルを特定することを特徴とする前記[]に記載のデータ伝送装置。
]前記検査部は、前記複数のチャンネルの全てに誤りが発生したときに、
前記誤りの発生原因が前記光分岐部又は前記光分岐部より前段に存在すると判定することを特徴とする前記[]に記載のデータ伝送装置。
]送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部、及び前記送信部が送信した前記シリアルデータを電気信号から光信号に変換する電気−光変換部を有するブリッジ部と、
前記電気−光変換部により変換された前記光信号を複数のチャンネルに分岐して複数の光信号を出力する光分岐部と、
前記光分岐部により分岐された前記複数の光信号を複数の電気信号に変換する複数の光−電気変換部、及び前記複数の光−電気変換部により変換された前記複数の電気信号により前記シリアルデータを受信する複数の受信部を有するメモリ制御部と、
前記メモリ制御部によりデータの読み書きが行われる半導体メモリと、
前記メモリ制御部に設けられた前記複数の受信部により前記シリアルデータを受信したとき、前記送信すべきデータを含むパケット本体のデータを、受信完了を示す完了パケットとして受信完了を示す完了パケットを前記送信部側に返信する複数の返信部と、
前記複数の返信部によって返信された前記完了パケットに含まれる前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備え
前記送信部は、前記検査部による検査結果に基づいて、前記返信部に前記完了パケットを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、前記頻度に従って前記検査モードの実行指示を示す情報を前記シリアルデータに含ませて前記シリアル伝送路に出力することを特徴とする半導体ストレージ装置。
[12]送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部、及び前記送信部が送信した前記シリアルデータを電気信号から光信号に変換する電気−光変換部を有するブリッジ部と、前記電気−光変換部により変換された前記光信号を複数のチャンネルに分岐して複数の光信号を出力する光分岐部と、前記光分岐部により分岐された前記複数の光信号を複数の電気信号に変換する複数の光−電気変換部、及び前記複数の光−電気変換部により変換された前記複数の電気信号により前記シリアルデータを受信する複数の受信部を有するメモリ制御部と、前記メモリ制御部によりデータの読み書きが行われる半導体メモリと、前記メモリ制御部に設けられた前記複数の受信部により前記シリアルデータを受信したとき、受信完了を示す完了パケットとともに、少なくとも前記送信すべきデータを前記送信部側に返信する複数の返信部と、前記複数の返信部によって返信された前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備えたことを特徴とする半導体ストレージ装置。
請求項1、2に係るデータ伝送装置によれば、誤りビット数が多い場合でも、簡素な構成で誤り検知を短時間で行うことができる。また、送信すべきデータのみを返信する場合よりも返信処理が容易になる。さらに、スループットの低下を極力落とすことなく誤り検知を行うことができる。
請求項に係るデータ伝送装置によれば、受信部にて誤り検出及び訂正を行うことができる。
請求項に係るデータ伝送装置によれば、受信部にて誤りを検出したとき、スループットの低下を落とすことなく、送信部に誤りを検知した旨を通知することができる。
請求項に係るデータ伝送装置によれば、誤り検出率が高くなるとともに、誤りビット数が多い場合でも、簡素な構成で誤り検知を短時間で行うことができる。また、送信すべきデータのみを返信する場合よりも返信処理が容易になる。さらに、スループットの低下を極力落とすことなく誤り検知を行うことができる。
請求項に係るデータ伝送装置によれば、複数のチャンネルのうち誤りの発生したチャンネルを特定することができる。
請求項に係るデータ伝送装置によれば、障害の発生箇所を特定することができる。
請求項に係る半導体ストレージ装置によれば、誤りビット数が多い場合でも、簡素な構成で誤り検知を短時間で行うことができ、半導体メモリに書き込むデータの信頼性を高めることができる。また、送信すべきデータのみを返信する場合よりも返信処理が容易になる。さらに、スループットの低下を極力落とすことなく誤り検知を行うことができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送装置の概略の構成を示すブロック図である。
このデータ伝送装置1Aは、図示しない上位システムから入力された送信すべきデータ(送信データ)をパケット単位に分割してシリアルデータとして送信するデータ送信部11と、シリアル伝送路としての下り伝送路12を介してデータ送信部11からのシリアルデータを受信し、そのデータ(出力データ)を図示しない下位システムに出力するとともに、シリアル伝送路としての上り伝送路14を介してデータ送信部11に対して検査データを返信するデータ受信部13とから構成されている。
データ送信部11は、後述するパケット構成に基づいてパケットを送信するパケット送信部110と、パケット送信部110が送信したデータを一時的に記憶するレジスタ111と、データ受信部13から返信されたパケットを受信する返信パケット受信部112と、パケット送信部110が送信したデータと返信パケット受信部112が受信したデータとが一致するか否かを検査する検査部113とから構成されている。
パケット送信部110は、上位システムから入力された送信データをパケット構成に基づいて複数のデータに分割し、分割したデータを含む複数のパケットを生成し、その生成した複数のパケットを下り伝送路12を介してデータ受信部13に送信するように構成されている。なお、パケット送信部110は、送信データのサイズが1つのパケットにて送信できるデータのサイズよりも小さいときには、送信データの分割は行わない。
レジスタ111は、パケット送信部110から送信されたパケットの送信済みのデータ(送信済みデータ)をパケット送信部110からの消去命令を受け取るまで記憶している。
返信パケット受信部112は、上り伝送路14を介してデータ受信部13から送信されたパケットを受信し、パケット構成に基づいてパケットの内容を解析し、パケットに含まれる検査データを検査部113に送る。なお、検査データの詳細については後述する。
検査部113は、返信パケット受信部112から送られた検査データが、レジスタ111に記憶されている送信済みデータと一致するか否かを判定する検査回路を有し、検査した結果をパケット送信部110に送信する。
データ受信部13は、パケット送信部110から送信されたパケットを受信するパケット受信部130と、返信パケット受信部112にパケットを返信するパケット返信部131とから構成されている。
パケット受信部130は、下り伝送路12を介してデータ送信部11のパケット送信部110から送信されたパケットを受信し、パケット構成に基づいて受信パケットの内容を解析し、パケットに含まれているデータを下位システムに対して出力する。
パケット返信部131は、パケット受信部130がパケット送信部110からのパケットを受け取ったことを通知するための完了パケットを生成し、上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に送信する。
(第1の実施の形態のパケット構成)
次に、パケット送信部110及びパケット返信部131にて生成されるパケットについて、図2、図3を参照して説明する。
図2は、本実施の形態に係るパケット送信部110及びパケット返信部131が生成するパケットの構成例を示す。
パケット200のパケット構成は、図2(a)に示すように、1バイトのSOP(Start of Packet)で始まり、それにパケット本体が続き、1バイトのEOP(End of Packet)で終わるようになっている。パケット送信部110及びパケット返信部131は、SOP及びEOPを認識することで、シリアルデータの中からパケットの最初と最後を容易に抽出できるようになる。
パケット本体には、図2(b)に示すように、リクエスト及びコンプリーションの2つのタイプがあり、パケット本体の構成はタイプにより異なっている。
リクエストのパケットは、パケット送信部110からパケット受信部130に送信されるパケットであり、リクエストのパケット本体は、前から順に1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
コンプリーションのパケットは、パケット返信部131から返信パケット受信部112に送信される完了パケットであり、コンプリーションのパケット本体は、前から順に1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。返信パケット受信部112において、コンプリーションのパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるアドレス及びデータが検査データを構成する。
ヘッダは、図2(c)に示すように、パケットのタイプを表す4ビットと、コンプリーションステータスを表す4ビットとからなる1バイトのフィールドである。なお、コンプリーションステータスは、コンプリーションのパケットの場合に有効であり、パケット受信部130から下位システムへのデータ送信が正常に行われたかどうかを判定するために用いられる。
コンプリーションステータスは、予約フィールド、Cフィールド及びUフィールドからなる。Cフィールドは、パケット受信部130から下位システムへのデータ送信において、誤り訂正符号により訂正可能なエラーが発生したことを示し、上位システムに対して警告を通知する。Uフィールドは、パケット受信部130から下位システムへのデータ送信において、致命的なエラーが発生したことを示し、上位システムに対しこのままでは処理が継続できないことを通知する。
アドレスのフィールドは、送信データに付随する情報を格納するためのフィールドである。例えば、上位システムから下位システムに対して送信データを格納すべきアドレスを指示するために用いられる4バイトのフィールドである。
データのフィールドは、パケットにて送信したいデータを格納するための256バイトのフィールドである。このデータフィールドは、上位システムからの送信データが256バイトを超える場合、その送信データがパケット送信部110により256バイト単位で分割され、その分割された複数の256バイトのデータのうちの1つのデータが入れられるフィールドである。
図3は、本実施の形態に係るパケット本体のタイプと2進符号の割り当てを示す。リクエストには(1000)、コンプリーションには(1100)の2進符号がそれぞれ割り当てられる。この2進符号を参照することにより、パケット本体のタイプを判別し、パケット本体に含まれるデータの構成を知ることができる。
(第1の実施の形態の動作)
次に、本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送装置1Aの動作について説明する。
このデータ伝送装置1Aには、上位システムから送信データがパケット送信部110に入力される。
データ送信部11のパケット送信部110は、上位システムから入力された送信データを256バイトごとのデータになるように複数に分割し、パケット構成に基づいてデータフィールドに分割したデータの1つを入れて、リクエストのパケットを生成する。次に、パケット送信部110は、生成した複数のリクエストのパケットを下り伝送路12を介してパケット受信部130に送信し、送信したパケットのデータをレジスタ111に送信済みデータとして記憶する。
リクエストのパケットを受信したデータ受信部13のパケット受信部130は、パケット構成に基づいてアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータを取り出して、出力データとして下位システムに出力する。また、パケット受信部130は、パケット返信部131にパケット本体から取り出したデータを送る。
ここで、下位システムに対する出力データは、パケット本体から取り出したデータを256バイト単位で出力してもよいし、複数のリクエストのパケットから取り出したデータを結合して送信データを再生成して出力してもよい。
パケット返信部131は、パケット受信部130から受け取ったデータをアドレスフィールド及びデータフィールドに格納してパケットを生成する。パケット返信部131は、生成したコンプリーションのパケットを上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に送信する。
コンプリーションのパケットを受信した返信パケット受信部112は、パケット構成に基づいてアドレスフィールド及びデータフィールドから取り出したデータを検査部113に対して検査データとして送る。
検査部113は、返信パケット受信部112から送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行い、その検査した結果をパケット送信部110に送る。
パケット送信部110は、検査部113による検査結果が検査データと送信済みデータが一致している場合には、レジスタ111に記憶された送信済みデータを消去し、検査結果が検査データと送信済みデータとが不一致である場合には、レジスタ111に記憶されている送信済みデータに基づいてリクエストのパケットを再生成し、パケット受信部130に再送信する。
図4は、本実施の形態に係るデータ伝送装置1Aの下り伝送路12及び上り伝送路14を通るパケットのタイムチャートである。
パケット送信部110が、下り伝送路12を介してパケット受信部130にリクエストのパケットを送信した場合、パケット受信部130がリクエストのパケットの最後を表すEOPまで受信する。その後、パケット返信部131が上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に対してコンプリーションのパケットを送信する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係るデータ伝送装置について説明する。本実施の形態に係るデータ伝送装置は、第1の実施の形態に係るデータ伝送装置1Aと比較して、パケット構成において、パケット返信部131から返信パケット受信部112に送信されるコンプリーションのパケットにアドレスのフィールドが無い点において異なり、その他の構成及び動作は共通する。
(第2の実施の形態のパケット構成)
図5は、本実施の形態に係るパケット送信部110及びパケット返信部131が生成するパケットの構成例を示す。
本実施の形態に係るパケット構成において、コンプリーションのパケット本体は、前から順に1バイトのヘッダ、256バイトのデータで構成されており、4バイトのアドレスは含まれていない。
本実施の形態に係るパケット送信部110は、パケット送信部110がリクエストのパケットを送信したときに、送信したパケットのデータをレジスタ111に時系列で送信順が分かるように送信済みデータとして記憶する。
検査部113は、返信パケット受信部112から送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータの中で送信時刻の早い送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行う。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係るデータ伝送装置について説明する。本実施の形態に係るデータ伝送装置は、必要なときに検査データを返信する検査モードを行うようにしたものであり、パケット送信部110は、検査部113による検査結果に基づいて、パケット返信部131に完了パケットとともに検査データを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、その頻度に従ってパケット受信部130に検査モードの実行指示を示すリクエストのパケットを送信し、パケット返信部131は、パケット受信部130が検査モードの実行指示を示すリクエストのパケットを受信した場合に、完了パケットとともに検査データを返信するものであり、その他は第1の実施の形態と同様に構成されている。
(第3の実施の形態のパケット構成)
図6は、本実施の形態に係るパケット送信部110及びパケット返信部131が生成するパケットの構成例を示す。
本実施の形態に係るパケットのタイプには、リクエスト(データ付加要求無し)、リクエスト(データ付加要求有り)、コンプリーション(データ付加無し)、コンプリーション(データ付加有り)の4つのタイプがある。
リクエスト(データ付加要求無し)及びリクエスト(データ付加要求有り)のパケットは、パケット送信部110からパケット受信部130に送信されるパケットであり、リクエストのパケット本体は、データ付加要求の有無に関わらず前から順に1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
コンプリーション(データ付加無し)及びコンプリーション(データ付加有り)のパケットは、パケット返信部131から返信パケット受信部112に送信される完了パケットであり、コンプリーション(データ付加無し)のパケット本体は、1バイトのヘッダだけで構成されているが、コンプリーション(データ付加有り)のパケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
図7は、本実施の形態に係るパケット本体のタイプと2進符号の割り当てを示す。リクエスト(データ付加要求無し)、リクエスト(データ付加要求有り)、コンプリーション(データ付加無し)、コンプリーション(データ付加有り)のタイプに対して、(1000)、(1010)、(1100)、(1110)の2進符号がそれぞれ割り当てられる。
(第3の実施の形態の動作)
次に、本発明の第3の実施の形態に係るデータ伝送装置の動作を説明する。
このデータ伝送装置におけるパケット送信部110は、検査部113により過去に検出されたエラーの発生頻度や発生ビット数に基づいて、リクエスト(データ付加要求有り)とリクエスト(データ付加要求無し)の2つのタイプのうちどちらのリクエストのパケットを送信すべきか決定する。
例えば、10000パケットのデータ伝送において検査部113により1回もエラーが検出されなかった場合には、1000パケットに1回の割合でリクエスト(データ付加要求有り)のパケットを送信する。10000パケットのうち1回のエラーが検出された場合には、100パケットに1回の割合で、10000パケットのうち2回のエラーが検出された場合には、10パケットに1回の割合で、リクエスト(データ付加要求有り)のパケットを送信し、10000パケットのうち3回以上のエラーが検出された場合には、毎回リクエスト(データ付加要求有り)のパケットを送信することとする。
また、データ伝送の1回のエラーで検出したエラーの発生ビット数に応じて、リクエストのパケットを決定してもよい。例えば、10000パケットのうち1回のエラーが検出され、エラーの発生ビットが1ビットであれば、100パケットに1回の割合で、エラーの発生ビットが2ビット以上であれば、10パケットに1回の割合で、リクエスト(データ付加要求有り)のパケットを送信するようにしてもよい。
その結果、パケット送信部110が、リクエスト(データ付加要求有り)のパケットを生成し、パケット受信部130に送信した場合には、パケット受信部130はリクエスト(データ付加要求有り)のパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータをパケット返信部131に送る。
パケット返信部131は、パケット受信部130から受け取ったアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータをコンプリーション(データ付加有り)のパケットの対応するフィールドに入れて、返信パケット受信部112に送信する。
コンプリーション(データ付加有り)のパケットを受信した返信パケット受信部112は、コンプリーション(データ付加有り)のパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドから取り出したデータを検査部113に対して検査データとして送る。
検査部113は、返信パケット受信部112から送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行い、検査結果をパケット送信部110に送る。
一方、パケット送信部110が、リクエスト(データ付加要求無し)のパケットを生成し、パケット受信部130に送信した場合には、パケット返信部131は、データフィールドのないコンプリーション(データ付加無し)のパケットを返信パケット受信部112に送信する。
コンプリーション(データ付加無し)のパケットを受信した返信パケット受信部112は、パケットを受信したことを検査部113に通知し、さらに検査部113がパケット送信部110に通知し、そのパケットの送信が完了したことになる。
図8は、本実施の形態に係るデータ伝送装置の下り伝送路12及び上り伝送路14を通るパケットのタイムチャートである。
パケット送信部110が、下り伝送路12を介してパケット受信部130にリクエスト(データ付加要求有り)のパケットを送信した場合、パケット受信部130がリクエスト(データ付加要求有り)のパケットの最後を表すEOPまで受信する。その後、パケット返信部131が上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に対してアドレスフィールド及びデータフィールドのあるコンプリーション(データ付加有り)のパケットを送信する。
一方、パケット送信部110が、下り伝送路12を介してパケット受信部130にリクエスト(データ付加要求無し)のパケットを送信した場合、パケット受信部130がリクエスト(データ付加要求無し)のパケットの最後を表すEOPまで受信する。その後、パケット受信部130からデータを受け取ったパケット返信部131が上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に対してアドレスフィールド及びデータフィールドのないコンプリーション(データ付加無し)のパケットを送信する。
なお、本実施の形態では、パケット送信部110から送信されたリクエストパケットを受信したパケット受信部130が、リクエストパケットのタイプに応じてコンプリーションのパケットにデータを付加するかどうかを判断していたが、例えば、レジスタ111にコンプリーションのパケットにデータを付加するどうかを判断するためのフラグを設け、データ受信部13からこのフラグを参照することにより、コンプリーションのパケットにデータを付加するかどうかを判断してもよい。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送装置の概略の構成を示すブロック図である。
このデータ伝送装置1Bは、第1の実施の形態に係るデータ伝送装置1Aと比較して、データ受信部13に設けられ、パケット構成に基づいてコンプリーションのパケットを送信する検査パケット送信部132と、データ送信部11に設けられ、検査パケット送信部132から送られたパケットをシリアル伝送路としての検査伝送路15を介して受信する検査パケット受信部114とを備え、パケット構成において、コンプリーションのパケットがデータ付加無し及びデータ付加有りの2つのタイプになった点において異なり、その他の構成及び動作は共通する。
(第4の実施の形態のパケット構成)
図10は、本実施の形態に係るパケット送信部110、パケット返信部131及び検査パケット送信部132が生成するパケットの構成例を示す。
本実施の形態に係るパケットのタイプには、リクエスト、コンプリーション(データ付加無し)、コンプリーション(データ付加有り)の3つのタイプがある。
リクエストのパケットは、第1の実施の形態に係るリクエストのパケットと同様の構成からなる。
コンプリーション(データ付加無し)のパケットは、パケット返信部131から返信パケット受信部112に送信される完了パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダだけで構成されている。
コンプリーション(データ付加有り)のパケットは、検査パケット送信部132から検査パケット受信部114に送信される検査パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
図11は、本実施の形態に係るパケット本体のタイプと2進符号の割り当てを示す。リクエスト、コンプリーション(データ付加無し)、コンプリーション(データ付加有り)のタイプに対して、(1000)、(1100)、(1110)の2進符号がそれぞれ割り当てられる。
(第4の実施の形態の動作)
次に、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送装置1Bの動作を説明する。
このデータ伝送装置1Bにおいて、パケット受信部130がパケット送信部110からのリクエストのパケットの受信を開始したときに、検査パケット送信部132は、その受信を開始したパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータを入れたコンプリーション(データ付加有り)のパケットを検査伝送路15を介して検査パケット受信部114に送信し始める。
パケット受信部130がパケット送信部110からのリクエストのパケットの受信を完了した後に、パケット返信部131は、コンプリーション(データ付加無し)のパケットを上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に送信する。
検査パケット受信部114は、検査パケット送信部132から送られたコンプリーション(データ付加有り)のパケットの受信を完了すると、コンプリーション(データ付加有り)のパケット本体に含まれるアドレスフィールド及びデータフィールドから取り出したデータを検査部113に対して検査データとして送る。
検査部113は、検査パケット受信部114から送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行い、検査結果をパケット送信部110に送る。
一方、コンプリーション(データ付加無し)のパケットを受信した返信パケット受信部112は、コンプリーション(データ付加無し)のパケットを受信したことをパケット送信部110に通知する。
パケット送信部110は、検査部113による検査結果にエラーがなく、返信パケット受信部112によるコンプリーション(データ付加無し)のパケットの受信通知を受けた場合にはレジスタ111に記憶された送信済みのデータを消去する。パケット送信部110は、検査結果にエラーがあった場合にはレジスタ111に記憶されている送信済みデータに基づいてリクエスト(データ付加有り)のパケットを生成して再送信する。
図12は、本実施の形態に係るデータ伝送装置の下り伝送路12及び上り伝送路14を通るパケットのタイムチャートである。
パケット送信部110が下り伝送路12を介してパケット受信部130にリクエストのパケットを送信した場合、パケット受信部130からデータを受け取った検査パケット送信部132が検査伝送路15を介して検査パケット受信部114に対してアドレスフィールド及びデータフィールドのあるコンプリーション(データ付加有り)のパケットの送信を開始する。
そして、パケット受信部130がリクエストのパケットの最後を表すEOPを受信した後に、パケット返信部131が上り伝送路14を介して返信パケット受信部112に対してアドレスフィールド及びデータフィールドのないコンプリーション(データ付加無し)のパケットを送信する。
[第5の実施の形態]
図13は、本発明の第5の実施の形態に係るストレージシステムの概略の構成を示すブロック図である。このストレージシステム100は、半導体ストレージ装置2とデータベースサーバやWebサーバ等のホストコンピュータであるホスト3とから構成されている。半導体ストレージ装置2とホスト3との間は、例えばPCI Express(登録商標)等のインターフェース規格に則ったデータ伝送を行うものである。
この半導体ストレージ装置2は、ホスト3との間でデータ伝送を行うホストインターフェース部(ホストI/F部)21及びパケット構成に基づいて生成したパケットを光信号として送信するデータ送信部11とを有するブリッジ部20と、光ファイバ120を介してデータ送信部11からの光信号が入力されるシート状光導波路121と、光ファイバ122A〜122Dを介してシート状光導波路121により4つのチャンネルに分岐された光信号がそれぞれ入力されるメモリコントローラ22A〜22Dと、メモリコントローラ22A〜22Dに接続された半導体メモリ23A〜23D及び24A〜24Dと、メモリコントローラ22A〜22Dとデータ送信部11との間を接続するシリアル伝送路としての上り伝送路14A〜14D及び検査伝送路15A〜15Dとから構成されている。
ホストI/F部21は、PCI Express等のシリアル伝送のインターフェース規格によりホスト3との間でデータ伝送を実行するための回路を備えている。
データ送信部11は、パケット構成に基づいてパケットを送信するパケット送信部110と、パケット送信部110が送信したデータを一時的に記憶するレジスタ111と、上り伝送路14A〜14Dを介してメモリコントローラ22A〜22Dからのパケットを受信する返信パケット受信部112A〜112Dと、検査伝送路15A〜15Dを介してメモリコントローラ22A〜22Dからのパケットを受信する検査パケット受信部114A〜114Dと、パケット送信部110が送信したデータと検査パケット受信部114A〜114Dが受信したデータが一致するか否かを検査する検査部113と、電気信号を光信号に変換するE/O変換部115とから構成されている。
E/O変換部115は、入力された電気信号を光信号に変換して出力するための発光部を有する半導体レーザと、その半導体レーザを駆動するための駆動回路とから構成されている。
シート状光導波路121は、光ファイバ120より入射された光を均一に拡散させて、4本の光ファイバ122A〜122Dより出射する。シート状光導波路121は、厚さが一様のシート状の透明媒質からなり、例えば、ポリメチルメタクリレート,ポリカーボネート,アモルファスポリオレフィン等のプラスチック材料や、無機ガラス等から形成されている。なお、シート状光導波路121の代わりに単一の光信号を複数の光信号に分岐する機能を有する光カプラ等を使用してもよい。
メモリコントローラ22A〜22Dは、パケット構成に基づいてパケットを受信し、半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dに対するデータの書き込み及び読み出しを行うパケット受信部130A〜130Dと、返信パケット受信部112A〜112Dに対してパケットを送信するパケット返信部131A〜131Dと、検査パケット受信部114A〜114Dに対してパケットを送信する検査パケット送信部132A〜132Dと、光信号を電気信号に変換するO/E変換部133A〜133Dとから構成されている。
O/E変換部133A〜133Dは、シート状光導波路121から光ファイバ122A〜122Dを介して入力された光信号を、例えば、PIN型のフォトダイオード等により受信し、その光信号を電気信号に変換する。
半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dは、揮発性の半導体メモリからなり、メモリコントローラ22A〜22Dを介してデータの書き込み及び読み出しが行われる。
(第5の実施の形態のパケット構成)
図14は、本実施の形態に係るパケット送信部110、パケット返信部131A〜131D及び検査パケット送信部132A〜132Dが生成するパケットの構成例を示す。
本実施の形態に係るパケットのタイプには、メモリライトリクエスト、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)、メモリリードリクエスト、メモリリードコンプリーション(データ付加無し)、メモリリードコンプリーション(データ付加有り)の6つのタイプがある。
メモリライトリクエストのパケットは、ホスト3から半導体ストレージ装置2に対してデータの書き込みの要求があった場合にパケット送信部110から送信されるパケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットは、メモリライトリクエストに対してパケット返信部131A〜131Dから送信される完了パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダだけで構成されている。
メモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケットは、メモリライトリクエストに対して検査パケット送信部132A〜132Dから送信される検査パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
メモリリードリクエストのパケットは、ホスト3から半導体ストレージ装置2に対してデータの読み出しの要求があった場合にパケット送信部110から送信されるパケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレスで構成されている。
メモリリードコンプリーション(データ付加無し)のパケットは、メモリリードリクエストに対して検査パケット送信部132A〜132Dから送信される検査パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレスで構成されている。
メモリリードコンプリーション(データ付加有り)のパケットは、メモリリードリクエストに対してパケット返信部131A〜131Dから送信される完了パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、256バイトのデータで構成されている。
図15は、本実施の形態に係るパケット本体のタイプと2進符号の割り当てを示す。メモリライトリクエスト、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)、メモリリードリクエスト、メモリリードコンプリーション(データ付加無し)、メモリリードコンプリーション(データ付加有り)のタイプに対して、(1000)、(1100)、(1110)、(0000)、(0100)、(0110)の2進符号がそれぞれ割り当てられる。
(第5の実施の形態の動作)
次に、本発明の第5の実施の形態に係る半導体ストレージ装置2の動作を説明する。
この半導体ストレージ装置2は、ホスト装置3からデータの書き込みが要求された場合、データ送信部11はホストI/F部21を介して書き込み要求とともに書き込みデータ及び半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dの書き込み先を指定するための書き込み先アドレスを受け取る。
データ送信部11は、ホスト装置3からの書き込みデータ及び書き込み先アドレスを基に、複数のメモリライトリクエストのパケットを生成し、E/O変換部115に送る。E/O変換部115は、複数のメモリライトパケットを電気信号から光信号に変換して送信する。
E/O変換部115から送信された光信号は、光ファイバ120を介してシート状光導波路121に伝播され、シート状光導波路121により4つのチャンネルに分岐されて光ファイバ122A〜122Dを介してO/E変換部133A〜133Dにそれぞれ送られる。
O/E変換部133A〜133Dは、光ファイバ122A〜122Dを介して受信した光信号を電気信号に変換し、それぞれ接続されたパケット受信部130A〜130Dに対して変換後の電気信号を送る。
パケット受信部130A〜130Dは、O/E変換部133A〜133Dから送られた電気信号がメモリライトリクエストのパケットであることを認識すると、そのメモリライトリクエストのパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータを検査パケット送信部132A〜132Dに送信する。
検査パケット送信部132A〜132Dは、パケット受信部130A〜130Dにて受信をすでに完了したメモリライトリクエストのパケットを受け取り、アドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータを入れたメモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケットを生成し、検査伝送路15A〜15Dを介して検査パケット受信部114A〜114Dに送信する。
パケット受信部130A〜130Dが、O/E変換部133A〜133Dから送られた電気信号によりメモリライトリクエストのパケットの受信を完了した後に、パケット返信部131A〜131Dは、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットを生成し、上り伝送路14A〜14Dを介して返信パケット受信部112A〜112Dに送信する。
メモリライトリクエストのパケットの受信を完了したパケット受信部130A〜130Dは、パケット構成に基づいてパケットに含まれるアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれる書き込み先アドレス及び書き込みデータを取り出して、それぞれ接続された半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dの書き込み先アドレスに指定されたアドレスに書き込みデータを書き込む。
検査パケット受信部114A〜114Dは、検査パケット送信部132A〜132Dから送られたメモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケットの受信を完了すると、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケット本体に含まれるアドレスフィールド及びデータフィールドから取り出したデータを検査部113に対して検査データとして送る。
検査部113は、検査パケット受信部114A〜114Dから送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行い、検査した結果をパケット送信部110に送る。
検査部113は、検査パケット受信部114A〜114Dから送られた4つの検査データと送信済みデータとの比較において、そのうち1つの検査データにおいてエラーを検出した場合には、その検査データの通る経路において障害が発生したものと判定する。例えば、検査パケット受信部114Aから送られた検査データにおいてエラーを検出した場合には、シート状光導波路121、光ファイバ122A、O/E変換部133A、パケット受信部130A、検査パケット送信部132A、下り伝送路15A、及び検査パケット受信部114Aのいずれかにおいて障害が発生したものと判定する。
また、検査部113は、全ての検査データにおいてエラーを検出した場合には、全データに共通する経路、すなわち、パケット送信部110、E/O変換部115、光ファイバ120、及びシート状光導波路121において障害が発生したものと判定する。
メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットを受信した返信パケット受信部112A〜112Dは、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットを受信したことをパケット送信部110に通知する。
パケット送信部110は、検査部113による検査結果にエラーがなく、返信パケット受信部112A〜112Dによるコンプリーション(データ付加無し)のパケットの受信通知を受けた場合にはレジスタ111に記憶された送信済みのデータを消去する。パケット送信部110は、検査結果にエラーがあった場合にはレジスタ111に記憶されている送信済みデータに基づいてメモリライトリクエスト(データ付加有り)のパケットを生成して再送信する。
一方、半導体ストレージ装置2は、ホスト装置3からデータの読み出しが要求された場合、データ送信部11はホストI/F部21を介してその読み出し要求とともに半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dの読み出し先を指定するための読み出し先アドレスを受け取る。
データ送信部11は、ホスト装置3からの読み出し先アドレスを基に、メモリリードリクエストのパケットを生成し、E/O変換部115に送る。
E/O変換部115に送られたメモリリードリクエストのパケットは、メモリライトリクエストのパケットと同様に、E/O変換部115により光信号に変換され、シート状光導波路121により4チャンネルに分岐されて、O/E変換部133A〜133Dにて電気信号に変換され、パケット受信部130A〜130Dにそれぞれ送信される。
メモリリードリクエストのパケットを受信したパケット受信部130A〜130Dは、パケットのアドレスフィールドに含まれる読み出し先アドレスを取り出して、それぞれ接続された半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dの読み出し先アドレスとして指定されたアドレスに記憶されているデータを読み出し、パケット返信部131A〜131Dにその読み出しデータを送る。
読み出しデータを受け取ったパケット返信部131A〜131Dは、パケットのデータフィールドに読み出しデータを入れたメモリリードコンプリーション(データ付加有り)のパケットを生成し、上り伝送路14A〜14Dを介して返信パケット受信部112A〜112Dに送信する。
メモリリードコンプリーション(データ付加有り)のパケットを受信した返信パケット受信部112A〜112Dは、そのパケットのデータフィールドに含まれる読み出しデータを取り出して、パケット送信部110に送る。
また、メモリリードリクエストのパケットを受信したパケット受信部130A〜130Dは、そのパケットのアドレスフィールドに含まれる読み出し先アドレスを検査パケット送信部132A〜132Dに送る。
パケット受信部130A〜130Dから読み出し先アドレスを受け取った検査パケット送信部132A〜132Dは、パケットのアドレスフィールドに読み出し先アドレスを入れたメモリリードコンプリーション(データ付加無し)のパケットを生成し、検査伝送路15A〜15Dを介して検査パケット受信部114A〜114Dに送信する。
検査パケット受信部114A〜114Dは、検査パケット送信部132A〜132Dから送られたメモリリードコンプリーション(データ付加無し)のパケットの受信を完了すると、メモリリードコンプリーション(データ付加無し)のパケットに含まれるアドレスフィールドから取り出したデータを検査部113に対して検査データとして送る。
検査部113は、検査パケット受信部114A〜114Dから送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行い、検査した結果をパケット送信部110に送る。
パケット送信部110は、検査部113による検査結果にエラーがなく、返信パケット受信部112A〜112Dによるメモリリードコンプリーション(データ付加有り)のパケットの受信通知を受けた場合には、レジスタ111に記憶された送信済みのアドレスを入れたデータを消去し、返信パケット受信部112A〜112Dから送られた読み出しデータをホストI/F部21を介してホスト3に送る。
また、パケット送信部110は、検査部113による検査結果にエラーがあった場合には、レジスタ111に記憶されている送信済みアドレスが入っているデータに基づいてメモリリードリクエストのパケットを生成して再送信する。
[第6の実施の形態]
図16は、本発明の第6の実施の形態に係るストレージシステムの概略の構成を示すブロック図である。
このストレージシステム100Aは、第5の実施の形態と同様に、半導体ストレージ装置2Aにホスト3が接続されたものであるが、第5の実施の形態に係る半導体ストレージ装置2では、メモリコントローラ22A〜22Dが検査パケットを検査伝送路15A〜15Dを介してデータ送信部11に返信したのに対し、この半導体ストレージ装置2Aは、検査伝送路15A〜15Dを備えず、第3の実施の形態と同様に、メモリコントローラ22A〜22Dが必要なときに検査データを上り伝送路14A〜14Dを介してデータ送信部11に返信する検査モードを行うようにしたものである。
すなわち、半導体ストレージ装置2Aは、ホスト3との間でデータ伝送を行うホストI/F部21及びパケット構成に基づいて生成したパケットを光信号として送信するデータ送信部11とを有するブリッジ部20と、光ファイバ120を介してデータ送信部11からの光信号が入力されるシート状光導波路121と、光ファイバ122A〜122Dを介してシート状光導波路121により4つのチャンネルに分岐された光信号がそれぞれ入力されるメモリコントローラ22A〜22Dと、メモリコントローラ22A〜22Dに接続された半導体メモリ23A〜23D及び24A〜24Dと、メモリコントローラ22A〜22Dとデータ送信部11との間を接続するシリアル伝送路としての上り伝送路14A〜14Dとから構成されている。
データ送信部11は、パケット構成に基づいてパケットを送信するパケット送信部110と、パケット送信部110が送信したデータを一時的に記憶するレジスタ111と、上り伝送路14A〜14Dを介してメモリコントローラ22A〜22Dからのパケットを受信する返信パケット受信部112A〜112Dと、パケット送信部110が送信したデータと返信パケット受信部112A〜112Dが受信したデータが一致するか否かを検査する検査部113と、電気信号を光信号に変換するE/O変換部115とから構成されている。
パケット送信部110は、第3の実施の形態と同様に、過去に検査部113により検出されたエラーの発生頻度や発生ビット数に基づいて、メモリコントローラ22A〜22Dに検査モードを実行させる頻度を決定し、その頻度に従ってパケット受信部130A〜130Dに検査モードの実行指示を示すリクエストのパケットを送信する。
また、パケット送信部110は、検査部113により検査を行った結果、エラーが検出されたとき、そのエラーを検出したパケットに含まれるデータをレジスタ111に記憶する。レジスタ111に記憶するデータとしては、例えば、エラーを検出した1バイト分のデータであるエラーデータと、そのエラーデータの前及び後に配列された1バイト分の前データ及び後データとを1組のデータ配列パターンとしたものであり、エラーデータ、前データ及び後データのデータサイズは、1バイトに限られず、2バイト以上であってもよい。
そして、パケット送信部110は、そのデータ配列パターン毎にエラーが発生したエラー回数をレジスタ111に記憶する。そして、パケット送信部110は、パケットを生成する際、そのパケットを構成するアドレスやデータに、エラー回数が所定の回数以上のデータ配列パターンであるイエローデータ配列パターンが含まれているか否か確認し、そのイエローデータ配列パターンが含まれている場合には、パケット受信部130A〜130Dに検査モードの実行指示を示すリクエストのパケットを送信する。
メモリコントローラ22A〜22Dは、パケット構成に基づいてパケットを受信し、半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dに対するデータの書き込み及び読み出しを行うパケット受信部130A〜130Dと、受信したパケットに含まれる検査モードの実行指示に基づいて、返信パケット受信部112A〜112Dにパケットを送信するパケット返信部131A〜131Dと、光信号を電気信号に変換するO/E変換部133A〜133Dとから構成されている。
(第6の実施の形態のパケット構成)
図17は、本実施の形態に係るパケット送信部110及びパケット返信部131A〜131Dが生成するパケットの構成例を示す。
本実施の形態に係るパケットのタイプには、メモリライトリクエスト(データ付加要求無し)、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求無し)、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)、メモリリードコンプリーション(アドレス付加無し)、メモリリードコンプリーション(アドレス付加有り)の8つのタイプがある。
メモリライトリクエスト(データ付加要求無し)及びメモリライトリクエスト(データ付加要求有り)のパケットは、ホスト3からデータの書き込みの要求があった場合にパケット送信部110から送信されるパケットであり、パケット本体は、データ付加要求の有無に関わらず前から順に1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットは、メモリライトリクエスト(データ付加要求無し)に対してパケット返信部131A〜131Dから送信されるパケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダだけで構成されている。
メモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケットは、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)に対してパケット返信部131A〜131Dから送信される検査パケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
メモリリードリクエスト(アドレス付加要求無し)及びメモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)のパケットは、ホスト3からデータの読み出しの要求があった場合にパケット送信部110から送信されるパケットであり、パケット本体は、データ付加要求の有無に関わらず前から順に1バイトのヘッダ、4バイトのアドレスで構成されている。
メモリリードコンプリーション(アドレス付加無し)のパケットは、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求無し)に対してパケット返信部131A〜131Dから送信されるパケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、256バイトのデータで構成されている。
メモリリードコンプリーション(アドレス付加有り)のパケットは、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)に対してパケット返信部131A〜131Dから送信されるパケットであり、パケット本体は、1バイトのヘッダ、4バイトのアドレス、256バイトのデータで構成されている。
図18は、本実施の形態に係るパケット本体のタイプと2進符号の割り当てを示す。メモリライトリクエスト(データ付加要求無し)、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求無し)、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)、メモリリードコンプリーション(アドレス付加無し)、メモリリードコンプリーション(アドレス付加有り)のそれぞれのパケットのタイプに対して、(1000)、(1010)、(1100)、(1110)、(0000)、(0010)、(0100)、(0110)の2進符号がそれぞれ割り当てられる。
(第6の実施の形態の動作)
次に、本発明の第6の実施の形態に係る半導体ストレージ装置2Aの動作を説明する。
半導体ストレージ装置2Aにおけるパケット送信部110は、第3の実施の形態と同様に、検査部113により過去に検出されたエラーの発生頻度や発生ビット数に基づいて、データの書き込み時は、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)とメモリライトリクエスト(データ付加要求無し)の2つのタイプのうちいずれかのパケットを送信すべきか決定する。また、データの読み出し時は、メモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)とメモリリードリクエスト(アドレス付加要求無し)の2つのタイプのうちいずれかのパケットを送信すべきか決定する。
ここでは、データの書き込み時を例にとって説明するが、データの読み出し時においても送信するパケットのタイプが異なるだけで、その他の基本的な動作は同様である。
次に、パケット送信部110が、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)を送信するパケットと決定すると、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)のパケットを生成し、E/O変換部115に送る。また、パケット送信部110は、その送信したパケットのデータをレジスタ111に送信済みデータとして記憶する。
E/O変換部115は、パケット送信部110から送られたパケットを電気信号から光信号に変換し、光信号を送信する。そして、E/O変換部115から送信された光信号は、シート状光導波路121により4つのチャンネルに分岐されて光ファイバ122A〜122Dを介してO/E変換部133A〜133Dにそれぞれ送られる。
O/E変換部133A〜133Dは、受信した光信号を電気信号に変換し、それぞれ接続されたパケット受信部130A〜130Dに対して変換後の電気信号を送る。
そして、パケット受信部130A〜130Dは、電気信号によりメモリライトリクエスト(データ付加要求有り)のパケットを受信すると、そのパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドに含まれるデータを取り出して、パケット返信部131A〜131Dに送る。
パケット返信部131A〜131Dは、パケット受信部130A〜130Dから受け取ったデータをメモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケットの対応するフィールドに入れて、返信パケット受信部112A〜112Dに送信する。なお、パケット返信部131A〜131Dは、パケット送信部110からメモリライトリクエスト(データ付加要求無し)のパケットが送信された場合には、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットを返信パケット受信部112A〜112Dに送信する。
返信パケット受信部112A〜112Dは、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)のパケットを受信すると、そのパケットのアドレスフィールド及びデータフィールドから取り出したデータを検査部113に対して検査データとして送る。なお、返信パケット受信部112A〜112Dは、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)のパケットを受信した場合には、検査部113に対して検査データを送ることなく、そのパケットを受信した旨をパケット送信部110に通知する。
次に、検査部113は、返信パケット受信部112A〜112Dから送られた検査データと、レジスタ111に記憶された送信済みデータとを比較し、両データが一致するか否かの検査を行い、検査結果をパケット送信部110に送る。
パケット送信部110は、検査結果にエラーがなかった場合には、次のパケットの送信動作に移るが、検査結果にエラーがあった場合には、そのエラーが検出された検査データのうちエラー発生ビットを含む1バイト分のデータをエラーデータとし、さらにそのエラーデータの前後の1バイト分を含むデータをデータ配列パターンとしてレジスタ111に記憶する。その際、過去にもそのデータ配列パターンにおいてエラーが検出されているのであれば、そのデータ配列パターンのエラー回数を1回だけ増やし、そのデータ配列パターンに対するエラー回数がカウントされていなければ、エラー回数を1回として記憶する。
次に、パケット送信部110は、レジスタ111に記憶されている送信済みデータに基づいてメモリライトリクエスト(データ付加要求有り)のパケットを生成して再送信する。
そして、返信パケット受信部112A〜112Dは、上記と同様にして、再送信したパケットに対するメモリライトコンプリーション(データ付加有り)をパケット返信部131A〜131Dから受け取って、検査部113に検査データを送る。次に、検査部113は、その検査データに対して検査を行い、検査結果をパケット送信部110に送る。
そして、パケット送信部110は、検査結果にエラーがなかった場合には、再送信によりデータの書き込みが完了した旨をホストI/F部21を介してホスト3に通知する。一方、検査結果にエラーがあった場合には、パケット送信部110は、上記と同様に再送信を行い、所定の回数だけ再送信を繰り返し行ってもエラーが検出される場合には、データの書き込みに失敗した旨をホストI/F部21を介してホスト3に通知する。
また、パケット送信部110は、レジスタ111に記憶されているデータ配列パターンのうちエラー回数が所定の回数以上のイエローデータ配列パターンがある場合には、ホスト3から送られた書き込みデータにイエローデータ配列パターンが含まれているか否か確認する。
次に、パケット送信部110は、その書き込みデータにイエローデータ配列パターンが含まれている場合には、メモリライトリクエスト(データ付加要求有り)のパケットを生成し、イエローデータ配列パターンが含まれていない場合には、メモリライトリクエスト(データ付加要求無し)のパケットを生成し、その生成したパケットを下り伝送路12を介してメモリコントローラ22A〜22Dに送信する。
そして、メモリコントローラ22A〜22Dのパケット返信部131A〜131Dは、O/E変換部133A〜133D及びパケット受信部130A〜130Dを介してメモリライトリクエストのパケットを受信し、そのパケットのタイプに応じて、返信パケット受信部112A〜112Dにメモリライトコンプリーションのパケットを返信する。返信パケット受信部112A〜112Dは、その返信されたパケットを受け取り、検査部113によりそのパケットの検査を行うその後の動作は、上記と同様であるため、その説明を省略する。
[第7の実施の形態]
図19は、本発明の第7の実施の形態に係るストレージシステムの概略の構成を示すブロック図である。
このストレージシステム100Bは、第6の実施の形態と同様に、半導体ストレージ装置2Bにホスト3が接続されたものであり、この半導体ストレージ装置2Bは、パケット送信部110からパケット受信部130A〜130Dに送信するパケットに対して、ハミング符号方式、リードソロモン符号方式等の誤り訂正符号や、8ビットから10ビットへの符号化による8B/10B変換を用いて、誤り検出及び訂正を行うものである。
すなわち、半導体ストレージ装置2Bは、パケット送信部110に設けられ、パケット送信部110から送信するパケットに対して誤り検出訂正符号及び8B10Bによるエンコード処理を行うエンコード部1100と、パケット受信部130A〜130Dにそれぞれ設けられ、エンコード部1100によりエンコード処理が行われたパケットに対してデコード処理を行うデコード部1300A〜1300Dとを備える。半導体ストレージ装置2Bのその他の構成は、第6の実施の形態の半導体ストレージ装置2Aと同様であるため、それらの説明を省略する。
(第7の実施の形態の動作)
次に、本発明の第7の実施の形態に係る半導体ストレージ装置2Bの動作を説明する。
半導体ストレージ装置2Bにおけるパケット送信部110は、送信するパケットを生成すると、エンコード部1100によりそのパケットに対してエンコード処理を行う。
そして、パケット送信部110は、エンコード処理が行なわれたパケットをE/O変換部115により光信号に変換し、下り伝送路12を介してメモリコントローラ22A〜22Dに送信する。
次に、メモリコントローラ22A〜22DのO/E変換部133A〜133Dは、受信した光信号を電気信号に変換し、その変換後の電気信号であるパケットをパケット受信部130A〜130Dに送る。そして、パケット受信部130A〜130Dは、そのパケットに対してデコード部1300A〜1300Dによりデコード処理を行う。
次に、パケット受信部130A〜130Dは、デコード処理により訂正可能な誤りを検出した場合には、誤り訂正を行った誤り訂正後のデータを、例えば、メモリライトリクエストのパケットである場合には、半導体メモリ23A〜23D、24A〜24Dに書き込む。
そして、パケット返信部131A〜131Dは、その誤り訂正を行った旨を通知するため、パケットのヘッダに含まれるコンプリーションステータスのCフィールドのビットに1をセットしたパケットを生成し、返信パケット受信部112A〜112Dに返信する。
その際、パケット返信部131A〜131Dは、パケット受信部130A〜130Dが受信したパケットのタイプがメモリライトリクエスト(データ付加要求有り)、又はメモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)である場合は、メモリライトコンプリーション(データ付加有り)、又はメモリリードコンプリーション(アドレス付加有り)のパケットを返信パケット受信部112A〜112Dに返信するものであるが、デコード部1300A〜1300Dが誤り訂正を行ったときには、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)、又はメモリリードコンプリーション(アドレス付加無し)を送信する。
次に、返信パケット受信部112A〜112Dは、そのパケットを受信し、そのパケットのCフィールドのビットに1がセットされていることを検出すると、誤り訂正によりデータが訂正された旨を検査部113に通知する。なお、返信パケット受信部112A〜112Dは、誤り訂正によりデータが訂正された旨をホストI/F部21を介してホスト3に通知してもよい。
そして、検査部113は、誤り訂正によりデータが訂正された旨の通知を受け取ると、そのパケットに対して検査を行うことなく、パケット送信部110にそのパケットの送信が完了したことを通知する。
一方、デコード部1300A〜1300Dが、デコード処理により訂正不可能な誤りを検出した場合には、パケット受信部130A〜130Dは、そのパケットに含まれるデータによる書き込みや読み出しの処理は行わない。
そして、パケット返信部131A〜131Dは、その訂正不可能な誤りを検出した旨を通知するため、パケットのヘッダに含まれるコンプリーションステータスのUフィールドのビットに1をセットしたパケットを生成し、返信パケット受信部112A〜112Dに返信する。
その際、パケット返信部131A〜131Dは、パケット受信部130A〜130Dが受信したパケットのタイプがメモリライトリクエスト(データ付加要求有り)、又はメモリリードリクエスト(アドレス付加要求有り)である場合でも、訂正可能な誤りを検出した場合と同様に、メモリライトコンプリーション(データ付加無し)、又はメモリリードコンプリーション(アドレス付加無し)のパケットを送信する。
次に、返信パケット受信部112A〜112Dは、受信したパケットのUフィールドのビットに1がセットされていることを検出すると、訂正不可能な誤りを検出した旨を検査部113に通知する。なお、返信パケット受信部112A〜112Dは、訂正不可能な誤りを検出した旨をホストI/F部21を介してホスト3に通知してもよい。
次に、検査部113は、訂正不可能な誤りを検出した旨の通知を受け取ると、そのパケットに対して検査を行うことなく、パケット送信部110に再送信を要求する。
そして、パケット送信部110は、再送信の要求を受け取ると、レジスタ111に記憶されている送信済みデータに基づいてリクエストのパケットを再生成し、そのパケットをメモリコントローラ22A〜22Dに再送信する。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々な変形が可能である。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送装置の概略のブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットの構成例を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットのヘッダに含まれるタイプと2進符号との割り当てを示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送装置の下り伝送路及び上り伝送路におけるパケットのタイムチャートを示す図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットの構成例を示す図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットの構成例を示す図である。 図7は、本発明の第3の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットのヘッダに含まれるタイプと2進符号との割り当てを示す図である。 図8は、本発明の第3の実施の形態に係るデータ伝送装置の下り伝送路及び上り伝送路におけるパケットのタイムチャートを示す図である。 図9は、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送装置の概略のブロック図である。 図10は、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットの構成例を示す図である。 図11は、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送装置のパケットのヘッダに含まれるタイプと2進符号との割り当てを示す図である。 図12は、本発明の第4の実施の形態に係るデータ伝送装置の下り伝送路及び上り伝送路におけるパケットのタイムチャートを示す図である。 図13は、本発明の第5の実施の形態に係るストレージシステムの概略のブロック図である。 図14は、本発明の第5の実施の形態に係る半導体ストレージ装置のパケットの構成例を示す図である。 図15は、本発明の第5の実施の形態に係る半導体ストレージ装置のパケットのヘッダに含まれるタイプと2進符号との割り当てを示す図である。 図16は、本発明の第6の実施の形態に係るストレージシステムの概略のブロック図である。 図17は、本発明の第6の実施の形態に係る半導体ストレージ装置のパケットの構成例を示す図である。 図18は、本発明の第6の実施の形態に係る半導体ストレージ装置のパケットのヘッダに含まれるタイプと2進符号との割り当てを示す図である。 図19は、本発明の第7の実施の形態に係るストレージシステムの概略のブロック図である。
符号の説明
1A,1B データ伝送装置
2,2A,2B 半導体ストレージ装置
3 ホスト
11 データ送信部
12 下り伝送路
13 データ受信部
14,14A〜14D 上り伝送路
15,15A〜15D 検査伝送路
20 ブリッジ部
21 ホストI/F部
22A〜22D メモリコントローラ
23A〜23D、24A〜24D 半導体メモリ
100,100A,100B ストレージシステム
110 パケット送信部
111 レジスタ
112,112A〜112D 返信パケット受信部
113 検査部
114,114A〜114D 検査パケット受信部
115 E/O変換部
120 光ファイバ
121 シート状光導波路
122A〜122D 光ファイバ
130,130A〜130D パケット受信部
131,131A〜131D パケット返信部
132,132A〜132D 検査パケット送信部
133,133A〜133D O/E変換部
200 パケット
1100 エンコード部
1300A〜1300D デコード部

Claims (8)

  1. 送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部と、
    前記シリアル伝送路を介して前記シリアルデータを受信する受信部と、
    前記受信部により前記シリアルデータを受信したとき、前記送信すべきデータを含むパケット本体のデータを、受信完了を示す完了パケットとして前記送信部側に返信する返信部と、
    前記返信部によって返信された前記パケット本体に含まれる前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備え
    前記送信部は、前記検査部による検査結果に基づいて、前記返信部に前記完了パケットを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、前記頻度に従って前記検査モードの実行指示を示す情報を前記シリアルデータに含ませて前記シリアル伝送路に出力することを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 前記送信部は、前記検査部による検査結果としてエラーの発生頻度又はエラーの発生ビット数に基づいて、前記頻度を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  3. 前記送信部は、前記送信すべきデータに誤り訂正符合を付加し、
    前記受信部は、前記送信部により前記送信すべきデータに付加された誤り訂正符合による誤り検出及び訂正を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  4. 前記返信部は、前記受信部が前記送信部により前記送信すべきデータに付加された前記誤り訂正符合により誤りを検出したとき、前記送信すべきデータを前記送信部側に返信しないことを特徴とする請求項に記載のデータ伝送装置。
  5. 送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部と、
    前記送信部が送信したシリアルデータを電気信号から光信号に変換する電気−光変換部と、
    前記電気−光変換部により変換された前記光信号を複数のチャンネルに分岐して複数の光信号を出力する光分岐部と、
    前記光分岐部により分岐された前記複数の光信号を複数の電気信号に変換する複数の光−電気変換部と、
    前記複数の光−電気変換部により変換された前記複数の電気信号により前記シリアルデータを受信する複数の受信部と、
    前記複数の受信部により前記シリアルデータを受信したとき、前記送信すべきデータを含むパケット本体のデータを、受信完了を示す完了パケットとして前記送信部側に返信する複数の返信部と、
    前記複数の返信部によって返信された前記完了パケットに含まれる前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備え
    前記送信部は、前記検査部による検査結果に基づいて、前記返信部に前記完了パケットを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、前記頻度に従って前記検査モードの実行指示を示す情報を前記シリアルデータに含ませて前記シリアル伝送路に出力することを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 前記検査部は、前記複数のチャンネルのうち誤りの発生したチャンネルを特定することを特徴とする請求項に記載のデータ伝送装置。
  7. 前記検査部は、前記複数のチャンネルの全てに誤りが発生したときに、
    前記誤りの発生原因が前記光分岐部又は前記光分岐部より前段に存在すると判定することを特徴とする請求項に記載のデータ伝送装置。
  8. 送信すべきデータを含むシリアルデータをシリアル伝送路に出力する送信部、及び前記送信部が送信した前記シリアルデータを電気信号から光信号に変換する電気−光変換部を有するブリッジ部と、
    前記電気−光変換部により変換された前記光信号を複数のチャンネルに分岐して複数の光信号を出力する光分岐部と、
    前記光分岐部により分岐された前記複数の光信号を複数の電気信号に変換する複数の光−電気変換部、及び前記複数の光−電気変換部により変換された前記複数の電気信号により前記シリアルデータを受信する複数の受信部を有するメモリ制御部と、
    前記メモリ制御部によりデータの読み書きが行われる半導体メモリと、
    前記メモリ制御部に設けられた前記複数の受信部により前記シリアルデータを受信したとき、前記送信すべきデータを含むパケット本体のデータを、受信完了を示す完了パケットとして受信完了を示す完了パケットを前記送信部側に返信する複数の返信部と、
    前記複数の返信部によって返信された前記完了パケットに含まれる前記送信すべきデータと前記送信部が送信した前記送信すべきデータとを比較して誤りの発生の有無を検査する検査部とを備え
    前記送信部は、前記検査部による検査結果に基づいて、前記返信部に前記完了パケットを返信する検査モードを実行させる頻度を決定し、前記頻度に従って前記検査モードの実行指示を示す情報を前記シリアルデータに含ませて前記シリアル伝送路に出力することを特徴とする半導体ストレージ装置。
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