JPH1165966A - データダウンロードシステム - Google Patents

データダウンロードシステム

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JPH1165966A
JPH1165966A JP9222093A JP22209397A JPH1165966A JP H1165966 A JPH1165966 A JP H1165966A JP 9222093 A JP9222093 A JP 9222093A JP 22209397 A JP22209397 A JP 22209397A JP H1165966 A JPH1165966 A JP H1165966A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触で複数台への同時プログラム転送を可
能とするデータダウンロードシステムを提供することを
目的とする。 【解決手段】 データ転送装置は、複数台のデータ受信
装置に同時にデータ転送パス確立依頼情報を送信する第
1送信手段と、装置固有情報が付加されたデータ転送パ
ス確立応答情報を受信する第1受信手段と、受信した装
置固有情報を全て付加して、データを複数台のデータ受
信装置に同時に送信する第2送信手段と、データ受信応
答情報を受信する第2受信手段とを具備して構成する。
データ受信装置は、データ転送パス確立依頼情報を受信
する第3受信手段と、自装置の装置固有情報を付加し
て、データ転送パス確立応答情報を送信する第3送信手
段と、データを受信して、記憶装置に記憶する第4受信
手段と、自装置の装置固有情報を付加して、データ受信
応答情報を送信する第4送信手段とを具備して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータダウンロード
システムに関し、特に、マルチキャスト方式で、携帯端
末装置などのデータ受信装置に赤外線などの電磁波を用
いてデータをダウンロードするシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】移動端末などにおける発呼や着信などの
制御は、フラッシュメモリなどの記憶装置に記憶したプ
ログラムをマイクロプロセッサにより実行することによ
り行っている。このプログラムは、工場出荷時などにプ
ログラム転送装置から移動端末などにダウンロードする
ことによりフラッシュメモリに記憶される。
【0003】図8は、従来のプログラムダウンロードシ
ステムを示す図である。この図に示すように、従来のプ
ログラムダウンロードシステムは、パソコン2、プログ
ラム転送装置4及び携帯端末12−i(i=1〜3)よ
り構成される。
【0004】このように構成した従来のプログラムダウ
ンロードシステムでは、パソコン2よりシリアルインタ
フェース6を通してプログラム転送装置4にプログラム
データを転送する。データ分配部8により転送されたプ
ログラムデータを16芯インタフェース制御部10−i
(i=1〜3)に分配して、16芯インタフェース制御
部10−i(i=1〜3)を通して、携帯端末12−i
(i=1〜3)に転送する。携帯端末12−i(i=1
〜3)は、16芯インタフェース制御部10−i(i=
1〜3)より転送されたプログラムデータを受信して、
フラッシュメモリに記憶する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プログラムダウンロードシステムは、各携帯端末12−
i(i=1〜3)とケーブルにより16芯インタフェー
ス制御部10−i(i=1〜3)と接続しなければなら
ない。
【0006】そのため、多くの携帯端末12−i(i=
1〜n)にプログラムダウンロードをして、ダウンロー
ドの効率を上げようとすると、16芯インタフェース制
御部10−iの数を増加させなければならず、プログラ
ム転送装置4のコストが余計に掛かるという問題があっ
た。
【0007】また、近年の赤外線デバイスの発展によ
り、移動端末とプログラム転送装置のデータ転送に赤外
線インタフェースを用いるようになってきている。しか
し、従来の赤外線インタフェースプロトコルを用いて、
移動端末へのプログラムダウンロードを実施する場合、
1対1の通信となるため、複数台への同時プログラムダ
ウンロードが出来ないため、数多くの携帯端末にプログ
ラムダウンロードをするには長時間を要し生産性が悪く
問題であった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、新たに複数台への同時プログラム転送を可
能とする赤外線インタフェース制御方式を採用し、工場
出荷時などに実施する移動端末へのプログラムダウンロ
ードを非接触で行うことを可能とするデータダウンロー
ドシステムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。この図に示すように、電磁波を使用してデータを
送信するデータ転送装置20と、電磁波によるデータを
受信して、記憶装置32−i(i=1〜n)に記憶する
複数台のデータ受信装置30−iとを有するデータダウ
ンロードシステムにおいて、データ転送装置20は、複
数台のデータ受信装置30−i(i=1〜n)に同時に
データ転送パス確立依頼情報を送信する第1送信手段2
2と、データ受信装置より送信され、データ受信装置3
0−iを特定する装置固有情報が付加されたデータ転送
パス確立応答情報を受信する第1受信手段24と、第1
受信手段24が受信した装置固有情報を全て付加して、
データを複数台のデータ受信装置30−iに同時に送信
する第2送信手段26と、データ受信装置30−iより
送信され、データの受信の確認応答を示すデータ受信応
答情報を受信する第2受信手段28とを具備したことを
特徴とする。
【0010】一方、データ受信装置30−iは、データ
転送パス確立依頼情報を受信する第3受信手段34−i
と、自装置の装置固有情報を付加して、データ転送パス
確立応答情報を送信する第3送信手段36−iと、デー
タを受信して、記憶装置32−iに該データを記憶する
第4受信手段38−iと、データに付加された装置固有
情報に、自装置の装置固有情報が含まれる場合は、該自
装置の装置固有情報を付加して、データ受信応答情報を
送信する第4送信手段40−iとを具備したことを特徴
とする。
【0011】以上のような構成によれば、第1送信手段
22は、データの送信に先立って複数台のデータ受信装
置30−i(i=1〜n)に同時にデータ転送パス確立
依頼情報を送信する。
【0012】第3受信手段34−iは、データ転送パス
確立依頼情報を受信し、第3送信手段36−iは、自装
置の装置固有情報を付加して、データ転送パス確立応答
情報を送信する。
【0013】第1受信手段24は、データ転送パス確立
応答情報を受信し、第2送信手段26は、第1受信手段
24が受信した全ての装置固有情報を付加して、データ
をデータ受信装置30−iに送信する。
【0014】第4受信手段38−iは、データを受信し
て、記憶装置32−iにデータを記憶し、第4送信手段
40−iは、自装置の装置固有情報を付加して、データ
応答応答情報を送信する。第2受信手段26は、データ
受信装置30−iより送信されたデータの受信の確認応
答を示すデータ受信応答情報を受信する。
【0015】これにより、データ転送装置20から複数
個のデータ受信装置30−i(i=1〜n)に同時にマ
ルチキャスト方式により、データを送信することが可能
となるとともに、データ受信装置30−iからデータ転
送装置20に正常受信/異常受信を示すデータ受信応答
情報を返すので、データ転送装置20は、各データ受信
装置30−iが正しくデータを受信できたか否かを確認
することができ、データダウンロードの信頼性を損なう
ようなこともない。
【0016】また、望ましくは、第1送信手段22は、
データのファイル版数情報を付加して、データ転送パス
確立依頼情報を送信する構成とし、第3送信手段34−
iは、データ転送パス確立依頼情報に付加されたファイ
ル版数情報と記憶装置32−iに記憶したデータのファ
イル版数情報とが一致した場合は、データ転送パス確立
応答情報を送信せず、無応答とする構成にする。
【0017】これにより、データ受信装置30−iは、
ダウンロードが終了すれば、データ転送装置20に応答
情報を返すことがないので、応答情報が衝突することを
より効果的に回避することができるとともに、データ受
信装置30−iでの消費電力を抑制することができる。
【0018】また、望ましくは、第3送信手段36−i
は、自装置の装置固有情報をパラメータとして、発生し
た乱数値に従って、送信時刻をずらして、データ転送パ
ス確立応答情報を送信する構成とし、第4送信手段40
−iは、データ転送パス確立応答情報の送信時と同じ時
間だけ送信時刻をずらしてデータ受信応答情報を送信す
る構成にする。
【0019】これにより、複数個のデータ受信装置30
−iから送信されたデータ転送パス確立応答情報又はデ
ータ応答情報が衝突した場合、衝突したデータ受信装置
30−iはデータ転送装置20によりデータ送信対象か
ら外され、次回のデータの送信時に対象となるが、次回
では、衝突したデータ受信装置30−iが算出した乱数
値が全て異なる可能性が高くなり、再度、データ転送パ
ス確立応答情報又はデータ応答情報が衝突する確立が低
下するため、データの再送をする回数を抑制することが
できる。
【0020】更に、望ましくは、データ転送装置20
は、全データを複数個のデータに分割するデータ分割手
段を更に具備し、第2送信手段26は、分割したデータ
に、昇順又は降順の通番を付加して送信する構成とし、
第3受信手段34−iは、通番が正しく分割データに付
加されているか否かを判別して、通番が正しく付加され
ていれば、該データを記憶装置32−iに記憶する構成
にする。
【0021】これにより、通番によりデータの抜けをチ
ェックすることができるとともに、通番が正常なデータ
については、次回のデータダウンロードにおいて、記憶
装置32−iへのデータの書き込みを回避することがで
き、書き込み回数に制限のある記憶装置32−iにおい
てはその制限による影響を抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は、本発明の実施形態
によるプログラムダウンロードシステムの構成図であ
る。
【0023】この図に示すように、プログラムダウンロ
ードシステムは、パソコン50、プログラム転送装置6
0及び複数個のプログラム受信装置80−i(i=1〜
n)から構成される。
【0024】パソコン50は、ファイル版数を付加し
て、プログラム転送装置60にダウンロードプログラム
の転送又はプログラム転送装置60からプログラムダウ
ンロード結果報告を受けて、プログラムダウンロードを
管理するものであり、プログラム転送装置60との間
は、例えば、シリアルインタフェースにより接続されて
いる。
【0025】プログラム転送装置60は、パソコン50
よりダウンロードプログラムを受信して、プログラム受
信装置80−i(i=1〜n)に赤外線などの電磁波を
使用して、プログラムデータをダウンロードするもので
あり、シリアルインタフェース制御部62、ファイル版
数管理部64、ダウンロード障害管理部66、ファイル
分割制御部68、ファイル誤り制御部70、赤外線通信
状態監視制御部72、赤外線データ転送パス制御部7
4、赤外線インタフェース物理制御部76及び赤外線送
受信部78を有する。
【0026】シリアルインタフェース制御部62は、パ
ソコン60からプログラムデータの受信及びパソコン6
0へプログラムダウンロード結果を報告する送受信部で
ある。ファイル版数管理部64は、パソコン60からプ
ログラムデータに付加して送信されるプログラムデータ
のファイル版数を抽出して保持するとともに、ファイル
分割制御部68にダウンロードの開始を指示するもので
ある。
【0027】ダウンロード障害管理部66は、プログラ
ム受信装置80−i(i=1〜n)がダウンロードプロ
グラムを正常受信/異常受信したかを管理して、パソコ
ン50にプログラムダウンロード結果を報告するもので
ある。
【0028】ファイル分割制御部68は、パソコン50
から受信したダウンロードプログラムを複数のブロック
データに分割し、各ブロックデータに通番を付加して、
最終のブロックデータには、最終識別子を付加するもの
である。
【0029】ここで、ダウンロードプログラムを複数の
ブロックに分割するのは、プログラム受信装置80−i
でプログラムデータの誤りを早期に発見して、誤りがあ
れば、以降のブロックデータの書き込みを停止するため
である。
【0030】通番を付加するのは、プログラム受信装置
80−iでデータの抜けを防止するとともに、通番の抜
けがない正常なデータについては、再度の書き込みを回
避することにより、プログラム受信装置80−iがデー
タを記憶するフラッシュメモリなど記憶回数に制限があ
る場合に、その制限による影響を回避するためである。
【0031】ファイル誤り制御部70は、各ブロックデ
ータに誤りチェック用ビット、例えば、チェックサムを
付加し、プログラム受信装置80−iから受信したプロ
グラムデータ受信応答情報をチェックして、プログラム
受信装置80−iが正常受信又は異常受信をダウンロー
ド障害管理部66に報告するものである。
【0032】赤外線通信状態監視制御部72は、プログ
ラム受信装置80−iからプログラム受信応答情報を一
定の時間内に受信したかを確認するためのものであり、
図示しないタイマを有し、プログラムデータを送信する
毎に、赤外線転送パス制御部74によりタイマが起動さ
れて、一定の時間を経過すると、タイムアウト信号をダ
ウンロード障害管理部66に通知するものである。
【0033】赤外線転送パス制御部74は、ファイル版
数が付加されたデータ転送パス確立依頼情報及びプログ
ラム受信装置80−iからのデータ転送パス確立応答情
報やプログラム受信応答情報に付加された全ての端末固
有情報を付加して、ブロックデータを赤外線インタフェ
ース物理制御部76及び赤外線送受信部78を通して送
信し、データ転送パス確立応答情報やプログラム受信応
答情報を受信して、端末固有情報を抽出し、プログラム
受信装置80−iが正常受信/異常受信したかをファイ
ル誤り制御部70を通して通知するものである。
【0034】ここで、端末固有情報とは、プログラム受
信装置80−iを特定するためにプログラム受信装置8
0−iに付与されたものである。プログラム転送装置6
0とプログラム受信装置80−iとの間で端末固有情報
を受け渡しているのは、プログラム転送装置60とプロ
グラム受信装置80−iとの間でプログラムデータの送
受信が正常終了/異常終了したかを互いに確認する必要
があるからである。
【0035】赤外線インタフェース物理制御部76は、
赤外線をプログラム受信装置80−iとの間で送受信す
るために、赤外線送受信部78の駆動や赤外線送受信部
78から信号の受信をして、赤外線の物理インタフェー
スを司るものである。赤外線送受信部78は、赤外線を
プログラム受信装置80−iとの間で送受信するもので
ある。
【0036】プログラム転送装置60とプログラム受信
装置80−iとの間のプログラムデータの送受信は、同
時に複数のプログラム受信装置80−i(i=1〜n)
にマルチキャスト方式で送信できる電磁波であれば問題
はないが、本例では、受信するプログラム受信装置80
−iをプログラム転送装置60の赤外線送受信部78か
らの方向及び距離によって特定容易な赤外線を使用して
いる。
【0037】プログラム受信装置80−iは、プログラ
ム転送装置60からのダウンロードプログラムを受信し
て、図示しないフラッシュメモリに記憶し、図示しない
プロセッサによって、該プログラムの実行をするもので
あり、本例では、移動通信端末装置(以下、携帯端末と
呼ぶ)としている。
【0038】図3は、図2中の携帯端末の構成図であ
る。この図に示すように、携帯端末80−iは、赤外線
送受信部82−i、赤外線インタフェース物理制御部8
4−i、赤外線データ転送パス制御部86−i、端末固
有情報付与部88−i、ファイル誤り制御部90−i、
ファイル版数管理部92−i、ファイル合成制御部94
−i及びダウンロードファイル管理部96−iを有す
る。
【0039】赤外線送受信部82−iは、赤外線をプロ
グラム転送装置60との間で送受信するものである。赤
外線インタフェース物理制御部84−iは、赤外線をプ
ログラム転送装置60との間で送受信するために、赤外
線送受信部82−iの駆動や赤外線送受信部82−iか
ら信号の受信をして、赤外線の物理インタフェースを司
るものである。
【0040】赤外線データ転送パス制御部86−iは、
赤外線インタフェース物理制御部84−iよりデータ転
送パス確立依頼情報又はブロックデータを受信し、ファ
イル版数又は端末固有情報を抽出して、ファイル誤り制
御部90−iに通知するものである。
【0041】また、赤外線データ転送パス制御部86−
iは、携帯端末80−iを特定する端末固有情報を付加
した、データ転送パス確立応答情報又はプログラムデー
タ応答情報を、端末固有情報をパラメータとして乱数値
を発生させて、乱数値から送信時刻を求めて、プログラ
ム転送装置60に転送するものである。
【0042】ここで、乱数値に従った時間だけ送信時刻
をずらすのは、データ転送パス確立応答情報又はプログ
ラムデータ応答情報が互いに衝突することにより、次回
のプログラムダウンロードでダウンロードプログラムを
受信する時に、前回衝突した携帯端末80−i,80−
j(i≠j)同士のデータ転送パス確立応答情報又はプ
ログラムデータ応答情報の衝突を送信時刻をずらすこと
により回避することができるからである。
【0043】端末固有情報付与部88−iは、携帯端末
80−iを特定する端末固有情報、例えば、端末製造番
号を管理するものである。ファイル誤り制御部90−i
は、ブロックデータに付加されるチェックサムををチェ
ックして、ブロックデータの正常/異常を赤外線データ
転送パス制御部86−iに通知するものである。
【0044】ファイル版数管理部92−iは、ファイル
合成制御部94−iからファイル誤り制御部90−iを
通してファイル版数を保持を指示を受けてファイル版数
を保持し、データ転送パス確立依頼情報に付加されるフ
ァイル版数と保持したファイル版数とを比較して、ファ
イル版数が不一致の場合に、ファイル誤り制御部90−
iを通して、データ転送パス確立応答情報を送信するよ
うに赤外線データ転送パス制御部86−iに指示するも
のである。
【0045】ファイル合成制御部94−iは、プログラ
ムデータに付加される通番が昇順又は降順に設定されて
いるかをチェックして、昇順又は降順に設定されていれ
ば、ブロックデータを抽出して、ダウンロードファイル
管理部96−iにブロックデータの書き込みを指示し、
赤外線データ転送パス制御部86−iに正常受信のプロ
グラムデータ受信応答情報を返すように指示して、昇順
及び降順に設定されていなければ、赤外線データ転送パ
ス制御部86−iに異常受信のプログラムデータ受信応
答情報を返すように指示し、最終のブロックデータの場
合は、ダウンロードファイル管理ディジタル96−iに
書き込みデータのCRCチェックなどを指示し、チェッ
クがOKならば、ファイル版数管理部92−iにファイ
ル版数の保持を指示するものである。
【0046】ダウンロードファイル管理部96−iは、
図示しないフラッシュメモリの書き込みアドレスを管理
し、ファイル合成制御部94−iからのブロックデータ
の書き込み要求を受けて、書き込みアドレス、書き込み
制御信号の設定、及びCRCチェックビットの設定をし
て、フラッシュメモリにブロックデータの書き込みをす
るものである。
【0047】以下、図2のプログラムダウンロードシス
テムの動作説明をする。 (a) パソコン50からプログラムデータの送信 図4は、パソコンからのダウンロードプログラム転送フ
ォーマットを示す図である。
【0048】パソコン50には、ハードディスクなどに
携帯端末80−iにダウンロードすダウンロードプログ
ラムが記憶されており、オペレータは、パソコン50に
プログラムのダウンロードを指示する。
【0049】パソコン50は、オペレータによるプログ
ラムのダウンロードの指示を受けて、図4に示すように
ダウンロードプログラム版数及びダウンロードプログラ
ムサイズを先頭に付加して、ダウンロードプログラムデ
ータをプログラム転送装置60に転送する。シリアルイ
ンタフェース部62は、パソコン50からのダウンロー
ドプログラムを受信して、図示しない内部メモリに記憶
して、ファイル版数管理部64にプログラムダウンロー
ドを指示する。
【0050】(b) データ転送パスの確立 図5は、データ転送パス確立のシーケンスを示す図であ
る。図5に示すように、ファイル版数管理部64は、ダ
ウンロードプログラム版数を内部メモリから読み込み、
ダウンロード障害管理部66及びファイル誤り制御部7
0を通して、赤外線データ転送パス制御部74にダウン
ロードプログラム版数を付加して、データ転送パス確立
依頼をするように指示する。
【0051】データ転送パス制御部74は、ダウンロー
ドプログラム版数を付加して、データ転送パス確立依頼
情報を生成して、赤外線インタフェース物理制御部76
に出力する。
【0052】赤外線インタフェース物理制御部76は、
ダウンロードプログラム版数が付加されたデータ転送確
立依頼情報を受信して、赤外線送受信部78を駆動し
て、一定の転送ビットレートで、赤外線を携帯端末80
−iに送信する。
【0053】携帯端末80−iでは、赤外線送受信部8
2−iがダウンロードプログラム版数が付加されたデー
タ転送確立依頼情報を受信して、赤外線インタフェース
物理制御部84−iを介して、赤外線データ転送パス制
御部86−iに出力する。
【0054】赤外線データ転送パス制御部86−iは、
データ転送確立依頼情報を受信すると、ファイル版数を
抽出して、ファイル誤り制御部90−iを通して、ファ
イル版数管理部92−iに出力する。
【0055】ファイル版数管理部92−iは、プログラ
ムダウンロードが終了するとそのダウンロードプログラ
ムのファイル版数を保持しており、このファイル版数と
データ転送確立依頼情報に付加されたファイル版数とを
比較して、ファイル版数が一致せず、ダウンロードが終
了していなければ、ファイル誤り制御部90−iを通し
て、赤外線データ転送パス制御部86−iにデータ転送
パス確立応答情報の送信を指示する。
【0056】赤外線データ転送パス制御部86−iは、
データ転送パス確立応答情報の送信の指示を受けると、
端末固有情報付与部88−iを通して、端末固有情報を
取得して、端末固有情報を付加したデータ転送パス確立
応答情報を生成する。
【0057】複数の携帯端末80−i(i=1〜n)か
らデータ転送パス確立応答情報を送信することになる
が、データ転送パス確立応答情報が互いに衝突しないよ
うにしなければならない。
【0058】データ転送パス確立応答情報が互いに衝突
しないようにするには、そのビット長と転送速度より決
まる時間t(データ転送パス確立応答情報のビット長
(時間)+α(携帯端末80−i間の処理遅延時間のバ
ラツキなどによるマージン時間))だけ送信時刻をそれ
ぞれずらして送信すればよい。
【0059】携帯端末80−iのデータ転送パス確立応
答情報の送信時刻ti は、携帯端末80−iの端末固有
情報をmodm(端末固有情報をmで割った余り,但
し、m≧n)した値にtを掛けることにより算出するこ
とも可能であるが、2つの携帯端末80−i,80−j
の送信時刻ti ,tj がたまたま等しい場合、データ転
送パス確立応答情報が常に衝突してしまい、携帯端末8
0−i,80−jに同時にダウンロードできないので、
本実施形態では、最初のダウンロードでデータ転送パス
確立応答情報が衝突することがあっても、次回のダウン
ロード時には、衝突が回避可能なように、端末固有情報
をパラメータとして乱数値を発生して、それをmodm
した値にtを掛けることにより送信時刻ti を求めてい
る。
【0060】赤外線データ転送パス制御部86−iは、
上述したように端末固有情報から乱数値を発生し、送信
時刻ti を算出して、赤外線インタフェース物理制御部
84−iを通して、赤外線送受信部82−iより端末固
有情報を付加したデータ転送パス確立応答情報を送信す
るとともに、送信時刻ti を保持しておく。
【0061】携帯端末80−iから送信されたデータ転
送パス確立応答情報は、プログラム転送装置60中の赤
外線送受信部78で受信されて、赤外線インタフェース
物理制御部76を通して、赤外線データ転送パス制御部
74に送信される。
【0062】赤外線データ転送パス制御部74は、デー
タ転送パス確立応答情報を受信すると、端末固有情報を
抽出して、ファイル誤り制御部70を通して、ダウンロ
ード障害管理部66に通知する。ダウンロード管理部6
6は、データ転送パス確立応答情報に付加された端末固
有情報をテーブルなどに登録する。
【0063】複数のデータ転送パス確立応答情報が衝突
すると、プログラム転送装置60では、その携帯端末8
0−i,80−jからのデータ転送パス確立応答情報を
受信することができずに、プログラム転送装置60と携
帯端末80−iとの間のデータ転送パスが確立されず
に、次回のプログラムダウンロードでデータ転送パスの
確立がされることになる。これについては後述する。
【0064】(c) プログラム転送 図6は、ファイル分割転送シーケンスを示す図である。
赤外線通信状態監視制御部72は、タイマがタイムアウ
トをすると、ダウンロード障害管理部66にその旨を通
知する。ダウンロード障害管理部66は、携帯端末80
−iから受信したデータ転送パス確立応答情報に付加さ
れた全ての端末固有情報をテーブルに登録しており、こ
れらの端末固有情報をファイル分割制御部68に通知
し、プログラムダウンロードの開始を指示する。
【0065】ファイル分割制御部68は、シリアルイン
タフェース制御部62が記憶したダウンロードプログラ
ムの先頭から一部のブロックデータをリードして、通番
をインクリメント(ダウンロードプログラムの先頭の通
番=1)して、分割データの先頭に全ての端末固有情報
及び通番を付加して、ファイル誤り制御部70に出力す
る。
【0066】ファイル誤り制御部70は、分割したプロ
グラムデータからチェックサムを算出して、チェックサ
ムを更に付加して、赤外線転送パス制御部74に出力す
る。赤外線転送パス制御部74は、赤外線通信状態監視
制御部72のタイマを起動して、赤外線インタフェース
物理制御部76を通して、赤外線送受信部78より端末
固有情報、通番及びチェックサムを付加した分割データ
を送信する。
【0067】分割データは、携帯端末80−iの赤外線
送受信部82−i及び赤外線インタフェース物理制御部
84−iを通して、赤外線データ転送パス制御部86−
iで受信される。
【0068】赤外線データ転送パス制御部86−iは、
分割データを受信すると、端末固有情報を抽出し、端末
固有情報付与部88−iから自端末の端末固有情報を取
得し、自端末の端末固有情報と受信した端末固有情報と
を照合して、自端末の端末固有情報に等しい端末固有情
報が分割データに付加されていれば、ファイル誤り制御
部90−iに分割データを出力する。
【0069】ファイル誤り制御部90−iは、分割デー
タのチェックサムの検査をして、チェックサム検査が正
常であれば、チェックサムを除いて、ファイル合成制御
部94−iに分割データを出力する。
【0070】また、ファイル誤り制御部90−iは、赤
外線データ転送パス制御部86−iにチェックサム検査
が異常であれば、異常の旨を赤外線データ転送パス制御
部86−i及びファイル合成制御部94−iに通知す
る。
【0071】ファイル合成制御部94−iは、通番の検
査をして、通番に抜けが無ければ、分割データの長さを
指定して、分割データの書き込みをダウンロード管理部
96−iに指示する。
【0072】また、ファイル合成制御部94−iは、通
番検査が正常/異常のいずれであるかをファイル誤り制
御部90−iを通して、赤外線データ転送パス制御部8
6−iに通知する。
【0073】更に、ファイル合成制御部94−iは、チ
ェックサム検査又は通番検査でエラーが検出されると、
フラッシュメモリに書き込んだ最後の通番を保持してお
く。ダウンロード管理部96−iは、フラッシュメモリ
の書き込みアドレスを設定して、CRCチェックデータ
などを付加して、分割データの書き込みをし、書き込み
アドレスを分割データ長だけインクリメントする。
【0074】赤外線データ転送パス制御部86−iは、
ファイル誤り制御部90−iでの検査結果(正常/異
常)に従って、ACK/NACに端末固有情報を付加し
たプログラム受信応答情報を、保持しておいた時間ti
だけずらして赤外線インタフェース物理制御部84−i
及び赤外線送受信部82−iを通して、送信する。
【0075】ここで送信時刻ti は、データパス確立時
と同じ値を使用しているので、このプログラム受信応答
情報が衝突することがない。携帯端末80−iから送信
されたプログラム受信応答情報は、プログラム転送装置
60中の赤外線送受信部78で受信されて、赤外線イン
タフェース物理制御部76を通して、赤外線データ転送
パス制御部74に送信される。
【0076】赤外線データ転送パス制御部74は、プロ
グラム応答情報を受信すると、端末固有情報を抽出し、
プログラム受信応答情報から携帯端末80−iが分割デ
ータを正常受信/異常受信のいずれかであるかを判別し
て、ファイル誤り制御部70を通して、ダウンロード障
害管理部66に出力する。
【0077】ダウンロード障害管理部66は、ファイル
誤り制御部70より正常/障害の通知を受けると、障害
ならば、該端末固有情報を有する携帯端末80−iとの
間のデータ転送パスを解放し(例えば、テーブルに登録
したある該当する端末固有情報にその旨のマークを付す
る)、正常ならば、その旨をテーブルに登録する。
【0078】赤外線通信状態監視制御部72は、タイマ
がタイムアウトをすると、ダウンロード障害管理部66
にその旨を通知する。ダウンロード障害管理部66は、
タイマがタイムアウトするまでにプログラム受信応答情
報の衝突などにより携帯端末80−iからプログラム受
信応答情報を受信していなければ、携帯端末80−iと
の間のデータ転送パスを解放する。
【0079】ダウンロード障害管理部66は、ファイル
分割制御部68に、次の分割データのダウンロードを指
示する。ファイル分割制御部68は、次の分割データを
リードし、通番をインクリメントし(分割データが最終
データならば、最終識別子)、データ転送パスが確立さ
れている全ての携帯端末80−iの端末固有情報及び通
番を分割データに付加して、ファイル誤り制御部70に
出力する。また、ファイル分割制御部68は、分割デー
タが最終データならば、その旨をダウンロード障害管理
部66に通知する。
【0080】ファイル誤り制御部70は、チェックサム
を分割データに更に付加して、赤外線データ転送パス制
御部74及び赤外線インタフェース物理制御部76を通
して、赤外線送受信部78より送信する。
【0081】携帯端末80−iは、上述したように、分
割データを受信して、チェックサム及び通番の検査をし
て、正常/異常に従って、ACK/NACをプログラム
転送装置60に送信し、正常な分割データをフラッシュ
メモリにライトする。
【0082】ここで、分割データの通番に最終識別子が
セットされていれば、ファイル合成制御部94−iは、
ダウンロードファイル管理部96−iにフラッシュメモ
リに書き込んだプログラムデータの正当性をチェックを
指示する。
【0083】ダウンロードファイル管理部96−iは、
CRCチェックなどにより検証して、正しく書き込まれ
ていれば、ファイル版数管理部92−iにファイル版数
の書換えを指示し、ファイル版数管理部92−iは、フ
ァイル版数を書き換える。
【0084】(d) ダウンロード繰り返し 図7は、ダウンロード繰り返しシーケンスを示す図であ
る。プログラム転送装置60は、複数の携帯端末80−
i,80−j(i≠j)間でのデータパス確立応答情報
又はプログラムデータ受信応答情報の衝突が生じた場合
やチェックサムエラー及び通番エラーにより携帯端末8
0−iでプログラムダウンロードが正常に終了しない場
合もあるため、一定の回数だけ以下に示すようにダウン
ロード繰り返しを行うようにしている。
【0085】但し、ダウンロード障害管理部66は、各
ダウンロード毎に正常終了した携帯端末80−iを管理
することにより、ダウンロードが必要な端末数=0にな
ると、ダウンロードを終了する。
【0086】ダウンロード障害管理部66は、ファイル
分割制御部68より分割データの最終であるとの通知を
受け、赤外線通信状態監視制御部72よりタイムアウト
の通知を受けると、上述したと同様にして、ファイル版
数を付加したデータ転送パス確立依頼情報を携帯端末8
0−iに送信する。
【0087】携帯端末80−iは、赤外線データ転送バ
ス制御部86−iにて、ファイル版数管理部92−iよ
り自身がフラッシュメモリに記憶したプログラムのファ
イル版数を取得し、データ転送パス確立依頼情報に付加
されたファイル版数と自身のファイル版数とを照合し
て、ファイル版数が一致しない場合のみ、データ転送パ
ス確立応答情報の送信をする。
【0088】ここで、携帯端末80−iがデータ転送パ
ス確立応答をするのは、以前のプログラムダウンロード
において、他の携帯端末80−j(j≠i)の応答情報
が衝突をした場合などであるが、携帯端末80−i,8
0−jでそれぞれ異なる端末固有情報から発生した乱数
値により送信時刻ti ,tj を求めているので、携帯端
末80−i,80−jで送信時刻ti ,tj が一致する
ことを回避することができ、プログラム転送装置60と
の間でデータ転送パスを確立することができる。
【0089】そして、データ転送パスを確立した後に、
上述したと同様にして、プログラムダウンロードが終了
していない携帯端末80−iに、プログラムダウンロー
ドを行う。ここで、携帯端末80−i中のファイル合成
制御部94−iは、前回のダウンロードにおいて、通番
検査又はチェックサム検査で分割データにエラーが検出
された時に保持しておいた通番よりも以降の通番の分割
データのみをフラッシュメモリに書き込むようにダウン
ロードファイル管理部96−iを制御する。
【0090】プログラム転送装置60は、以上のプログ
ラムダウンロードを一定回数だけ繰り返す。 (e) パソコン50にプログラムダウンロードの結果
報告 ダウンロード障害管理部66は、一定の回数のプログラ
ムダウンロードが終了又はダウンロードを必要とする携
帯端末80−iが無くなると、シリアルインタフェース
制御部62を通して、パソコン50にプログラムダウン
ロードが正常に終了した携帯端末80−iの端末固有情
報及び未だタウンロードが終了していない携帯端末80
−jの端末固有情報を送信する。
【0091】パソコン50は、端末固有情報をディスプ
レイに表示し、作業者は、正常にプログラムダウンロー
ドが終了した携帯端末80−iの確認をし、障害端末を
摘出する。
【0092】以上説明した実施形態によれば、赤外線を
用いて、プログラム転送装置60と複数の携帯端末80
−iとの間でブロードキャスト方式により、プログラム
データの送受信を確認しながらプログラムダウンロード
をするので、同時にプログラムダウンロードをすること
ができて、プログラムダウンロードの効率が向上する。
【0093】携帯端末80−iは、データパス確立時に
ファイル版数と自身のファイル版数を照合して、既にプ
ログラムダウンロードが終了している場合は、無応答と
するので、応答する携帯端末80−iが未だプログラム
ダウンロードが終了していないものに限られるため応答
情報が衝突することをより効果的に回避することができ
るとともに、不要な応答による消費電力の増大を抑制す
ることができる。
【0094】また、プログラムデータを分割して、誤り
チェック用のビット及び通番を付加するので、データチ
ェック及び分割データ抜けを防止することができ、プロ
グラムダウンロードの信頼性を損なうことがない。
【0095】更に、プログラムデータを分割するので、
早期にデータの誤りを検出して、フラッシュメモリに分
割データの書き込みを停止して、次回のダウンロードで
障害のあった通番以降の分割データを書き込むので、書
き込み回数に制限のあるフラッシュメモリにおいても、
その制限による影響を抑制することができる。
【0096】尚、本実施形態では、プログラムダウンロ
ードの場合を説明したが、プログラムデータ以外のデー
タであってもよい。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4記載の発明によれば、電磁波を用いて複数のデータ受
信装置にブロードキャスト方式でデータを送信するの
で、データのダウンロードの効率が良くなる。
【0098】請求項2記載の発明によれば、記憶装置に
記憶したデータのファイル版数とデータ転送パス確立情
報に付加されたファイル版数との照合をして、ファイル
版数が異なる場合のみ、データ転送パス応答情報を送信
するので、データ転送パス応答情報が衝突することをよ
り効果的に回避することができるとともに、データ受信
装置の消費電力の低減が期待出来る。
【0099】請求項3記載の発明によれば、装置固有情
報から算出した乱数値に従って送信時刻をずらして送信
するので、データ受信装置の応答情報が衝突することを
より効果的に回避することができ、ダウンロードの効率
が低下することを防止することができる。
【0100】請求項4記載の発明によれば、データを分
割して、通番及び誤り検出ビットを付与して、通番及び
データ誤りのチェックを行うので、早期にデータの誤り
を発見することができ、正常な通番の分割データについ
ては、記憶装置への書き込みをスキップすることが可能
となり、書き込み回数に制限のあるフラッシュメモリな
どにおいては、その制約を受けることが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態によるプログラムダウンロー
ドシステムの構成図である。
【図3】図2中の携帯端末の構成図である。
【図4】パソコンからのダウンロードプログラム転送フ
ォーマットを示す図である。
【図5】本発明の実施形態によるデータパス確立のシー
ケンスを示す図である。
【図6】本発明の実施形態による分割データ転送のシー
ケンスを示す図である。
【図7】本発明の実施形態によるプログラムダウンロー
ド繰り返しのシーケンスを示す図である。
【図8】従来のプログラムダウンロードシステムの構成
図である。
【符号の説明】
20 データ転送装置 22 第1送信手段 24 第1受信手段 26 第2送信手段 28 第2受信手段 30−i(i=1〜n) データ受信装置 32−i(i=1〜n) 記憶装置 34−i(i=1〜n) 第3受信手段 36−i(i=1〜n) 第3送信手段 36−i(i=1〜n) 第4受信手段 38−i(i=1〜n) 第4送信手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を使用してデータを送信するデー
    タ転送装置と、前記電磁波による前記データを受信し
    て、記憶装置に記憶する複数台のデータ受信装置とを有
    するデータダウンロードシステムにおいて、 前記データ転送装置は、 前記複数台のデータ受信装置に同時にデータ転送パス確
    立依頼情報を送信する第1送信手段と、 前記データ受信装置より送信され、該データ受信装置を
    特定する装置固有情報が付加されたデータ転送パス確立
    応答情報を受信する第1受信手段と、 前記第1受信手段が受信した前記装置固有情報を全て付
    加して、前記データを前記複数台のデータ受信装置に同
    時に送信する第2送信手段と、 前記データ受信装置より送信され、前記データの受信の
    確認応答を示すデータ受信応答情報を受信する第2受信
    手段とを具備し、 前記データ受信装置は、 前記データ転送パス確立依頼情報を受信する第3受信手
    段と、 自装置の前記装置固有情報を付加して、前記データ転送
    パス確立応答情報を送信する第3送信手段と、 前記データを受信して、前記記憶装置に該データを記憶
    する第4受信手段と、 前記データに付加された前記装置固有情報に、前記自装
    置の装置固有情報が含まれる場合は、該自装置の装置固
    有情報を付加して、前記データ受信応答情報を送信する
    第4送信手段と、 を具備したことを特徴とするデータダウンロードシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1送信手段は、 前記データのファイル版数情報を付加して、前記データ
    転送パス確立依頼情報を送信する構成とし、 第3送信手段は、 前記データ転送パス確立依頼情報に付加されたファイル
    版数情報と前記記憶装置に記憶したデータのファイル版
    数情報とが一致した場合は、前記データ転送パス確立応
    答情報を送信せず、無応答とする構成としたことを特徴
    とする請求項1記載のデータダウンロードシステム。
  3. 【請求項3】 前記第3送信手段は、 前記自装置の装置固有情報をパラメータとして、発生し
    た乱数値に従って、送信時刻をずらして、前記データ転
    送パス確立応答情報を送信する構成とし、 前記第4送信手段は、 前記データ転送パス確立応答情報の送信時と同じ時間だ
    け送信時刻をずらして前記データ受信応答情報を送信す
    る構成にしたことを特徴とする請求項1記載のデータダ
    ウンロードシステム。
  4. 【請求項4】 前記データ転送装置は、 前記全データを複数個のデータに分割するデータ分割手
    段を更に具備し、 前記第2送信手段は、 前記分割したデータに、昇順又は降順の通番を付加して
    送信する構成とし、 前記第3受信手段は、 前記通番が正しく前記分割データに付加されているか否
    かを判別して、通番が正しく付加されていれば、該デー
    タを前記記憶装置に記憶する構成にしたことを特徴とす
    る請求項1記載のデータダウンロードシステム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030014912A (ko) * 2001-08-13 2003-02-20 엘지전자 주식회사 다수개의 이동통신 단말기에 프로그램을 다운로드하기위한 방법 및 장치
JP2007275411A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Ngk Spark Plug Co Ltd データ収集装置、全体管理システム、及び制御プログラムの書き換え方法
KR100780221B1 (ko) 2006-07-28 2007-11-27 삼성전기주식회사 통신 모듈용 프로그램 다운로드 시스템 및 방법
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JP2009177512A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 通信システム
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