JP3939400B2 - データダウンロードシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデータダウンロードシステムに関し、特に、マルチキャスト方式で、携帯端末装置などのデータ受信装置に赤外線などの電磁波を用いてデータをダウンロードするシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動端末などにおける発呼や着信などの制御は、フラッシュメモリなどの記憶装置に記憶したプログラムをマイクロプロセッサにより実行することにより行っている。このプログラムは、工場出荷時などにプログラム転送装置から移動端末などにダウンロードすることによりフラッシュメモリに記憶される。
【0003】
図8は、従来のプログラムダウンロードシステムを示す図である。
この図に示すように、従来のプログラムダウンロードシステムは、パソコン2、プログラム転送装置4及び携帯端末12−i(i=1〜3)より構成される。
【0004】
このように構成した従来のプログラムダウンロードシステムでは、パソコン2よりシリアルインタフェース6を通してプログラム転送装置4にプログラムデータを転送する。データ分配部8により転送されたプログラムデータを16芯インタフェース制御部10−i(i=1〜3)に分配して、16芯インタフェース制御部10−i(i=1〜3)を通して、携帯端末12−i(i=1〜3)に転送する。携帯端末12−i(i=1〜3)は、16芯インタフェース制御部10−i(i=1〜3)より転送されたプログラムデータを受信して、フラッシュメモリに記憶する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプログラムダウンロードシステムは、各携帯端末12−i(i=1〜3)とケーブルにより16芯インタフェース制御部10−i(i=1〜3)と接続しなければならない。
【0006】
そのため、多くの携帯端末12−i(i=1〜n)にプログラムダウンロードをして、ダウンロードの効率を上げようとすると、16芯インタフェース制御部10−iの数を増加させなければならず、プログラム転送装置4のコストが余計に掛かるという問題があった。
【0007】
また、近年の赤外線デバイスの発展により、移動端末とプログラム転送装置のデータ転送に赤外線インタフェースを用いるようになってきている。しかし、従来の赤外線インタフェースプロトコルを用いて、移動端末へのプログラムダウンロードを実施する場合、1対1の通信となるため、複数台への同時プログラムダウンロードが出来ないため、数多くの携帯端末にプログラムダウンロードをするには長時間を要し生産性が悪く問題であった。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、新たに複数台への同時プログラム転送を可能とする赤外線インタフェース制御方式を採用し、工場出荷時などに実施する移動端末へのプログラムダウンロードを非接触で行うことを可能とするデータダウンロードシステムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理図である。
この図に示すように、電磁波を使用してデータを送信するデータ転送装置20と、電磁波によるデータを受信して、記憶装置32−i(i=1〜n)に記憶する複数台のデータ受信装置30−iとを有するデータダウンロードシステムにおいて、データ転送装置20は、複数台のデータ受信装置30−i(i=1〜n)に同時にデータ転送パス確立依頼情報を送信する第1送信手段22と、データ受信装置より送信され、データ受信装置30−iを特定する装置固有情報が付加されたデータ転送パス確立応答情報を受信する第1受信手段24と、第1受信手段24が受信した装置固有情報を全て付加して、データを複数台のデータ受信装置30−iに同時に送信する第2送信手段26と、データ受信装置30−iより送信され、データの受信の確認応答を示すデータ受信応答情報を受信する第2受信手段28とを具備したことを特徴とする。
【0010】
一方、データ受信装置30−iは、データ転送パス確立依頼情報を受信する第3受信手段34−iと、自装置の装置固有情報を付加して、データ転送パス確立応答情報を送信する第3送信手段36−iと、データを受信して、記憶装置32−iに該データを記憶する第4受信手段38−iと、データに付加された装置固有情報に、自装置の装置固有情報が含まれる場合は、該自装置の装置固有情報を付加して、データ受信応答情報を送信する第4送信手段40−iとを具備したことを特徴とする。
【0011】
以上のような構成によれば、第1送信手段22は、データの送信に先立って複数台のデータ受信装置30−i(i=1〜n)に同時にデータ転送パス確立依頼情報を送信する。
【0012】
第3受信手段34−iは、データ転送パス確立依頼情報を受信し、第3送信手段36−iは、自装置の装置固有情報を付加して、データ転送パス確立応答情報を送信する。
【0013】
第1受信手段24は、データ転送パス確立応答情報を受信し、第2送信手段26は、第1受信手段24が受信した全ての装置固有情報を付加して、データをデータ受信装置30−iに送信する。
【0014】
第4受信手段38−iは、データを受信して、記憶装置32−iにデータを記憶し、第4送信手段40−iは、自装置の装置固有情報を付加して、データ応答応答情報を送信する。第2受信手段26は、データ受信装置30−iより送信されたデータの受信の確認応答を示すデータ受信応答情報を受信する。
【0015】
これにより、データ転送装置20から複数個のデータ受信装置30−i(i=1〜n)に同時にマルチキャスト方式により、データを送信することが可能となるとともに、データ受信装置30−iからデータ転送装置20に正常受信/異常受信を示すデータ受信応答情報を返すので、データ転送装置20は、各データ受信装置30−iが正しくデータを受信できたか否かを確認することができ、データダウンロードの信頼性を損なうようなこともない。
【0016】
また、望ましくは、第1送信手段22は、データのファイル版数情報を付加して、データ転送パス確立依頼情報を送信する構成とし、第3送信手段34−iは、データ転送パス確立依頼情報に付加されたファイル版数情報と記憶装置32−iに記憶したデータのファイル版数情報とが一致した場合は、データ転送パス確立応答情報を送信せず、無応答とする構成にする。
【0017】
これにより、データ受信装置30−iは、ダウンロードが終了すれば、データ転送装置20に応答情報を返すことがないので、応答情報が衝突することをより効果的に回避することができるとともに、データ受信装置30−iでの消費電力を抑制することができる。
【0018】
また、望ましくは、第3送信手段36−iは、自装置の装置固有情報をパラメータとして、発生した乱数値に従って、送信時刻をずらして、データ転送パス確立応答情報を送信する構成とし、第4送信手段40−iは、データ転送パス確立応答情報の送信時と同じ時間だけ送信時刻をずらしてデータ受信応答情報を送信する構成にする。
【0019】
これにより、複数個のデータ受信装置30−iから送信されたデータ転送パス確立応答情報又はデータ応答情報が衝突した場合、衝突したデータ受信装置30−iはデータ転送装置20によりデータ送信対象から外され、次回のデータの送信時に対象となるが、次回では、衝突したデータ受信装置30−iが算出した乱数値が全て異なる可能性が高くなり、再度、データ転送パス確立応答情報又はデータ応答情報が衝突する確立が低下するため、データの再送をする回数を抑制することができる。
【0020】
更に、望ましくは、データ転送装置20は、全データを複数個のデータに分割するデータ分割手段を更に具備し、第2送信手段26は、分割したデータに、昇順又は降順の通番を付加して送信する構成とし、第3受信手段34−iは、通番が正しく分割データに付加されているか否かを判別して、通番が正しく付加されていれば、該データを記憶装置32−iに記憶する構成にする。
【0021】
これにより、通番によりデータの抜けをチェックすることができるとともに、通番が正常なデータについては、次回のデータダウンロードにおいて、記憶装置32−iへのデータの書き込みを回避することができ、書き込み回数に制限のある記憶装置32−iにおいてはその制限による影響を抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施形態によるプログラムダウンロードシステムの構成図である。
【0023】
この図に示すように、プログラムダウンロードシステムは、パソコン50、プログラム転送装置60及び複数個のプログラム受信装置80−i(i=1〜n)から構成される。
【0024】
パソコン50は、ファイル版数を付加して、プログラム転送装置60にダウンロードプログラムの転送又はプログラム転送装置60からプログラムダウンロード結果報告を受けて、プログラムダウンロードを管理するものであり、プログラム転送装置60との間は、例えば、シリアルインタフェースにより接続されている。
【0025】
プログラム転送装置60は、パソコン50よりダウンロードプログラムを受信して、プログラム受信装置80−i(i=1〜n)に赤外線などの電磁波を使用して、プログラムデータをダウンロードするものであり、シリアルインタフェース制御部62、ファイル版数管理部64、ダウンロード障害管理部66、ファイル分割制御部68、ファイル誤り制御部70、赤外線通信状態監視制御部72、赤外線データ転送パス制御部74、赤外線インタフェース物理制御部76及び赤外線送受信部78を有する。
【0026】
シリアルインタフェース制御部62は、パソコン60からプログラムデータの受信及びパソコン60へプログラムダウンロード結果を報告する送受信部である。ファイル版数管理部64は、パソコン60からプログラムデータに付加して送信されるプログラムデータのファイル版数を抽出して保持するとともに、ファイル分割制御部68にダウンロードの開始を指示するものである。
【0027】
ダウンロード障害管理部66は、プログラム受信装置80−i(i=1〜n)がダウンロードプログラムを正常受信/異常受信したかを管理して、パソコン50にプログラムダウンロード結果を報告するものである。
【0028】
ファイル分割制御部68は、パソコン50から受信したダウンロードプログラムを複数のブロックデータに分割し、各ブロックデータに通番を付加して、最終のブロックデータには、最終識別子を付加するものである。
【0029】
ここで、ダウンロードプログラムを複数のブロックに分割するのは、プログラム受信装置80−iでプログラムデータの誤りを早期に発見して、誤りがあれば、以降のブロックデータの書き込みを停止するためである。
【0030】
通番を付加するのは、プログラム受信装置80−iでデータの抜けを防止するとともに、通番の抜けがない正常なデータについては、再度の書き込みを回避することにより、プログラム受信装置80−iがデータを記憶するフラッシュメモリなど記憶回数に制限がある場合に、その制限による影響を回避するためである。
【0031】
ファイル誤り制御部70は、各ブロックデータに誤りチェック用ビット、例えば、チェックサムを付加し、プログラム受信装置80−iから受信したプログラムデータ受信応答情報をチェックして、プログラム受信装置80−iが正常受信又は異常受信をダウンロード障害管理部66に報告するものである。
【0032】
赤外線通信状態監視制御部72は、プログラム受信装置80−iからプログラム受信応答情報を一定の時間内に受信したかを確認するためのものであり、図示しないタイマを有し、プログラムデータを送信する毎に、赤外線転送パス制御部74によりタイマが起動されて、一定の時間を経過すると、タイムアウト信号をダウンロード障害管理部66に通知するものである。
【0033】
赤外線転送パス制御部74は、ファイル版数が付加されたデータ転送パス確立依頼情報及びプログラム受信装置80−iからのデータ転送パス確立応答情報やプログラム受信応答情報に付加された全ての端末固有情報を付加して、ブロックデータを赤外線インタフェース物理制御部76及び赤外線送受信部78を通して送信し、データ転送パス確立応答情報やプログラム受信応答情報を受信して、端末固有情報を抽出し、プログラム受信装置80−iが正常受信/異常受信したかをファイル誤り制御部70を通して通知するものである。
【0034】
ここで、端末固有情報とは、プログラム受信装置80−iを特定するためにプログラム受信装置80−iに付与されたものである。プログラム転送装置60とプログラム受信装置80−iとの間で端末固有情報を受け渡しているのは、プログラム転送装置60とプログラム受信装置80−iとの間でプログラムデータの送受信が正常終了/異常終了したかを互いに確認する必要があるからである。
【0035】
赤外線インタフェース物理制御部76は、赤外線をプログラム受信装置80−iとの間で送受信するために、赤外線送受信部78の駆動や赤外線送受信部78から信号の受信をして、赤外線の物理インタフェースを司るものである。赤外線送受信部78は、赤外線をプログラム受信装置80−iとの間で送受信するものである。
【0036】
プログラム転送装置60とプログラム受信装置80−iとの間のプログラムデータの送受信は、同時に複数のプログラム受信装置80−i(i=1〜n)にマルチキャスト方式で送信できる電磁波であれば問題はないが、本例では、受信するプログラム受信装置80−iをプログラム転送装置60の赤外線送受信部78からの方向及び距離によって特定容易な赤外線を使用している。
【0037】
プログラム受信装置80−iは、プログラム転送装置60からのダウンロードプログラムを受信して、図示しないフラッシュメモリに記憶し、図示しないプロセッサによって、該プログラムの実行をするものであり、本例では、移動通信端末装置(以下、携帯端末と呼ぶ)としている。
【0038】
図3は、図2中の携帯端末の構成図である。
この図に示すように、携帯端末80−iは、赤外線送受信部82−i、赤外線インタフェース物理制御部84−i、赤外線データ転送パス制御部86−i、端末固有情報付与部88−i、ファイル誤り制御部90−i、ファイル版数管理部92−i、ファイル合成制御部94−i及びダウンロードファイル管理部96−iを有する。
【0039】
赤外線送受信部82−iは、赤外線をプログラム転送装置60との間で送受信するものである。赤外線インタフェース物理制御部84−iは、赤外線をプログラム転送装置60との間で送受信するために、赤外線送受信部82−iの駆動や赤外線送受信部82−iから信号の受信をして、赤外線の物理インタフェースを司るものである。
【0040】
赤外線データ転送パス制御部86−iは、赤外線インタフェース物理制御部84−iよりデータ転送パス確立依頼情報又はブロックデータを受信し、ファイル版数又は端末固有情報を抽出して、ファイル誤り制御部90−iに通知するものである。
【0041】
また、赤外線データ転送パス制御部86−iは、携帯端末80−iを特定する端末固有情報を付加した、データ転送パス確立応答情報又はプログラムデータ応答情報を、端末固有情報をパラメータとして乱数値を発生させて、乱数値から送信時刻を求めて、プログラム転送装置60に転送するものである。
【0042】
ここで、乱数値に従った時間だけ送信時刻をずらすのは、データ転送パス確立応答情報又はプログラムデータ応答情報が互いに衝突することにより、次回のプログラムダウンロードでダウンロードプログラムを受信する時に、前回衝突した携帯端末80−i,80−j(i≠j)同士のデータ転送パス確立応答情報又はプログラムデータ応答情報の衝突を送信時刻をずらすことにより回避することができるからである。
【0043】
端末固有情報付与部88−iは、携帯端末80−iを特定する端末固有情報、例えば、端末製造番号を管理するものである。
ファイル誤り制御部90−iは、ブロックデータに付加されるチェックサムををチェックして、ブロックデータの正常/異常を赤外線データ転送パス制御部86−iに通知するものである。
【0044】
ファイル版数管理部92−iは、ファイル合成制御部94−iからファイル誤り制御部90−iを通してファイル版数を保持を指示を受けてファイル版数を保持し、データ転送パス確立依頼情報に付加されるファイル版数と保持したファイル版数とを比較して、ファイル版数が不一致の場合に、ファイル誤り制御部90−iを通して、データ転送パス確立応答情報を送信するように赤外線データ転送パス制御部86−iに指示するものである。
【0045】
ファイル合成制御部94−iは、プログラムデータに付加される通番が昇順又は降順に設定されているかをチェックして、昇順又は降順に設定されていれば、ブロックデータを抽出して、ダウンロードファイル管理部96−iにブロックデータの書き込みを指示し、赤外線データ転送パス制御部86−iに正常受信のプログラムデータ受信応答情報を返すように指示して、昇順及び降順に設定されていなければ、赤外線データ転送パス制御部86−iに異常受信のプログラムデータ受信応答情報を返すように指示し、最終のブロックデータの場合は、ダウンロードファイル管理ディジタル96−iに書き込みデータのCRCチェックなどを指示し、チェックがOKならば、ファイル版数管理部92−iにファイル版数の保持を指示するものである。
【0046】
ダウンロードファイル管理部96−iは、図示しないフラッシュメモリの書き込みアドレスを管理し、ファイル合成制御部94−iからのブロックデータの書き込み要求を受けて、書き込みアドレス、書き込み制御信号の設定、及びCRCチェックビットの設定をして、フラッシュメモリにブロックデータの書き込みをするものである。
【0047】
以下、図2のプログラムダウンロードシステムの動作説明をする。
(a) パソコン50からプログラムデータの送信
図4は、パソコンからのダウンロードプログラム転送フォーマットを示す図である。
【0048】
パソコン50には、ハードディスクなどに携帯端末80−iにダウンロードすダウンロードプログラムが記憶されており、オペレータは、パソコン50にプログラムのダウンロードを指示する。
【0049】
パソコン50は、オペレータによるプログラムのダウンロードの指示を受けて、図4に示すようにダウンロードプログラム版数及びダウンロードプログラムサイズを先頭に付加して、ダウンロードプログラムデータをプログラム転送装置60に転送する。シリアルインタフェース部62は、パソコン50からのダウンロードプログラムを受信して、図示しない内部メモリに記憶して、ファイル版数管理部64にプログラムダウンロードを指示する。
【0050】
(b) データ転送パスの確立
図5は、データ転送パス確立のシーケンスを示す図である。
図5に示すように、ファイル版数管理部64は、ダウンロードプログラム版数を内部メモリから読み込み、ダウンロード障害管理部66及びファイル誤り制御部70を通して、赤外線データ転送パス制御部74にダウンロードプログラム版数を付加して、データ転送パス確立依頼をするように指示する。
【0051】
データ転送パス制御部74は、ダウンロードプログラム版数を付加して、データ転送パス確立依頼情報を生成して、赤外線インタフェース物理制御部76に出力する。
【0052】
赤外線インタフェース物理制御部76は、ダウンロードプログラム版数が付加されたデータ転送確立依頼情報を受信して、赤外線送受信部78を駆動して、一定の転送ビットレートで、赤外線を携帯端末80−iに送信する。
【0053】
携帯端末80−iでは、赤外線送受信部82−iがダウンロードプログラム版数が付加されたデータ転送確立依頼情報を受信して、赤外線インタフェース物理制御部84−iを介して、赤外線データ転送パス制御部86−iに出力する。
【0054】
赤外線データ転送パス制御部86−iは、データ転送確立依頼情報を受信すると、ファイル版数を抽出して、ファイル誤り制御部90−iを通して、ファイル版数管理部92−iに出力する。
【0055】
ファイル版数管理部92−iは、プログラムダウンロードが終了するとそのダウンロードプログラムのファイル版数を保持しており、このファイル版数とデータ転送確立依頼情報に付加されたファイル版数とを比較して、ファイル版数が一致せず、ダウンロードが終了していなければ、ファイル誤り制御部90−iを通して、赤外線データ転送パス制御部86−iにデータ転送パス確立応答情報の送信を指示する。
【0056】
赤外線データ転送パス制御部86−iは、データ転送パス確立応答情報の送信の指示を受けると、端末固有情報付与部88−iを通して、端末固有情報を取得して、端末固有情報を付加したデータ転送パス確立応答情報を生成する。
【0057】
複数の携帯端末80−i(i=1〜n)からデータ転送パス確立応答情報を送信することになるが、データ転送パス確立応答情報が互いに衝突しないようにしなければならない。
【0058】
データ転送パス確立応答情報が互いに衝突しないようにするには、そのビット長と転送速度より決まる時間t(データ転送パス確立応答情報のビット長(時間)+α(携帯端末80−i間の処理遅延時間のバラツキなどによるマージン時間))だけ送信時刻をそれぞれずらして送信すればよい。
【0059】
携帯端末80−iのデータ転送パス確立応答情報の送信時刻ti は、携帯端末80−iの端末固有情報をmodm(端末固有情報をmで割った余り,但し、m≧n)した値にtを掛けることにより算出することも可能であるが、2つの携帯端末80−i,80−jの送信時刻ti ,tj がたまたま等しい場合、データ転送パス確立応答情報が常に衝突してしまい、携帯端末80−i,80−jに同時にダウンロードできないので、本実施形態では、最初のダウンロードでデータ転送パス確立応答情報が衝突することがあっても、次回のダウンロード時には、衝突が回避可能なように、端末固有情報をパラメータとして乱数値を発生して、それをmodmした値にtを掛けることにより送信時刻ti を求めている。
【0060】
赤外線データ転送パス制御部86−iは、上述したように端末固有情報から乱数値を発生し、送信時刻ti を算出して、赤外線インタフェース物理制御部84−iを通して、赤外線送受信部82−iより端末固有情報を付加したデータ転送パス確立応答情報を送信するとともに、送信時刻ti を保持しておく。
【0061】
携帯端末80−iから送信されたデータ転送パス確立応答情報は、プログラム転送装置60中の赤外線送受信部78で受信されて、赤外線インタフェース物理制御部76を通して、赤外線データ転送パス制御部74に送信される。
【0062】
赤外線データ転送パス制御部74は、データ転送パス確立応答情報を受信すると、端末固有情報を抽出して、ファイル誤り制御部70を通して、ダウンロード障害管理部66に通知する。ダウンロード管理部66は、データ転送パス確立応答情報に付加された端末固有情報をテーブルなどに登録する。
【0063】
複数のデータ転送パス確立応答情報が衝突すると、プログラム転送装置60では、その携帯端末80−i,80−jからのデータ転送パス確立応答情報を受信することができずに、プログラム転送装置60と携帯端末80−iとの間のデータ転送パスが確立されずに、次回のプログラムダウンロードでデータ転送パスの確立がされることになる。これについては後述する。
【0064】
(c) プログラム転送
図6は、ファイル分割転送シーケンスを示す図である。
赤外線通信状態監視制御部72は、タイマがタイムアウトをすると、ダウンロード障害管理部66にその旨を通知する。ダウンロード障害管理部66は、携帯端末80−iから受信したデータ転送パス確立応答情報に付加された全ての端末固有情報をテーブルに登録しており、これらの端末固有情報をファイル分割制御部68に通知し、プログラムダウンロードの開始を指示する。
【0065】
ファイル分割制御部68は、シリアルインタフェース制御部62が記憶したダウンロードプログラムの先頭から一部のブロックデータをリードして、通番をインクリメント(ダウンロードプログラムの先頭の通番=1)して、分割データの先頭に全ての端末固有情報及び通番を付加して、ファイル誤り制御部70に出力する。
【0066】
ファイル誤り制御部70は、分割したプログラムデータからチェックサムを算出して、チェックサムを更に付加して、赤外線転送パス制御部74に出力する。赤外線転送パス制御部74は、赤外線通信状態監視制御部72のタイマを起動して、赤外線インタフェース物理制御部76を通して、赤外線送受信部78より端末固有情報、通番及びチェックサムを付加した分割データを送信する。
【0067】
分割データは、携帯端末80−iの赤外線送受信部82−i及び赤外線インタフェース物理制御部84−iを通して、赤外線データ転送パス制御部86−iで受信される。
【0068】
赤外線データ転送パス制御部86−iは、分割データを受信すると、端末固有情報を抽出し、端末固有情報付与部88−iから自端末の端末固有情報を取得し、自端末の端末固有情報と受信した端末固有情報とを照合して、自端末の端末固有情報に等しい端末固有情報が分割データに付加されていれば、ファイル誤り制御部90−iに分割データを出力する。
【0069】
ファイル誤り制御部90−iは、分割データのチェックサムの検査をして、チェックサム検査が正常であれば、チェックサムを除いて、ファイル合成制御部94−iに分割データを出力する。
【0070】
また、ファイル誤り制御部90−iは、赤外線データ転送パス制御部86−iにチェックサム検査が異常であれば、異常の旨を赤外線データ転送パス制御部86−i及びファイル合成制御部94−iに通知する。
【0071】
ファイル合成制御部94−iは、通番の検査をして、通番に抜けが無ければ、分割データの長さを指定して、分割データの書き込みをダウンロード管理部96−iに指示する。
【0072】
また、ファイル合成制御部94−iは、通番検査が正常/異常のいずれであるかをファイル誤り制御部90−iを通して、赤外線データ転送パス制御部86−iに通知する。
【0073】
更に、ファイル合成制御部94−iは、チェックサム検査又は通番検査でエラーが検出されると、フラッシュメモリに書き込んだ最後の通番を保持しておく。ダウンロード管理部96−iは、フラッシュメモリの書き込みアドレスを設定して、CRCチェックデータなどを付加して、分割データの書き込みをし、書き込みアドレスを分割データ長だけインクリメントする。
【0074】
赤外線データ転送パス制御部86−iは、ファイル誤り制御部90−iでの検査結果(正常/異常)に従って、ACK/NACに端末固有情報を付加したプログラム受信応答情報を、保持しておいた時間ti だけずらして赤外線インタフェース物理制御部84−i及び赤外線送受信部82−iを通して、送信する。
【0075】
ここで送信時刻ti は、データパス確立時と同じ値を使用しているので、このプログラム受信応答情報が衝突することがない。
携帯端末80−iから送信されたプログラム受信応答情報は、プログラム転送装置60中の赤外線送受信部78で受信されて、赤外線インタフェース物理制御部76を通して、赤外線データ転送パス制御部74に送信される。
【0076】
赤外線データ転送パス制御部74は、プログラム応答情報を受信すると、端末固有情報を抽出し、プログラム受信応答情報から携帯端末80−iが分割データを正常受信/異常受信のいずれかであるかを判別して、ファイル誤り制御部70を通して、ダウンロード障害管理部66に出力する。
【0077】
ダウンロード障害管理部66は、ファイル誤り制御部70より正常/障害の通知を受けると、障害ならば、該端末固有情報を有する携帯端末80−iとの間のデータ転送パスを解放し(例えば、テーブルに登録したある該当する端末固有情報にその旨のマークを付する)、正常ならば、その旨をテーブルに登録する。
【0078】
赤外線通信状態監視制御部72は、タイマがタイムアウトをすると、ダウンロード障害管理部66にその旨を通知する。ダウンロード障害管理部66は、タイマがタイムアウトするまでにプログラム受信応答情報の衝突などにより携帯端末80−iからプログラム受信応答情報を受信していなければ、携帯端末80−iとの間のデータ転送パスを解放する。
【0079】
ダウンロード障害管理部66は、ファイル分割制御部68に、次の分割データのダウンロードを指示する。ファイル分割制御部68は、次の分割データをリードし、通番をインクリメントし(分割データが最終データならば、最終識別子)、データ転送パスが確立されている全ての携帯端末80−iの端末固有情報及び通番を分割データに付加して、ファイル誤り制御部70に出力する。また、ファイル分割制御部68は、分割データが最終データならば、その旨をダウンロード障害管理部66に通知する。
【0080】
ファイル誤り制御部70は、チェックサムを分割データに更に付加して、赤外線データ転送パス制御部74及び赤外線インタフェース物理制御部76を通して、赤外線送受信部78より送信する。
【0081】
携帯端末80−iは、上述したように、分割データを受信して、チェックサム及び通番の検査をして、正常/異常に従って、ACK/NACをプログラム転送装置60に送信し、正常な分割データをフラッシュメモリにライトする。
【0082】
ここで、分割データの通番に最終識別子がセットされていれば、ファイル合成制御部94−iは、ダウンロードファイル管理部96−iにフラッシュメモリに書き込んだプログラムデータの正当性をチェックを指示する。
【0083】
ダウンロードファイル管理部96−iは、CRCチェックなどにより検証して、正しく書き込まれていれば、ファイル版数管理部92−iにファイル版数の書換えを指示し、ファイル版数管理部92−iは、ファイル版数を書き換える。
【0084】
(d) ダウンロード繰り返し
図7は、ダウンロード繰り返しシーケンスを示す図である。
プログラム転送装置60は、複数の携帯端末80−i,80−j(i≠j)間でのデータパス確立応答情報又はプログラムデータ受信応答情報の衝突が生じた場合やチェックサムエラー及び通番エラーにより携帯端末80−iでプログラムダウンロードが正常に終了しない場合もあるため、一定の回数だけ以下に示すようにダウンロード繰り返しを行うようにしている。
【0085】
但し、ダウンロード障害管理部66は、各ダウンロード毎に正常終了した携帯端末80−iを管理することにより、ダウンロードが必要な端末数=0になると、ダウンロードを終了する。
【0086】
ダウンロード障害管理部66は、ファイル分割制御部68より分割データの最終であるとの通知を受け、赤外線通信状態監視制御部72よりタイムアウトの通知を受けると、上述したと同様にして、ファイル版数を付加したデータ転送パス確立依頼情報を携帯端末80−iに送信する。
【0087】
携帯端末80−iは、赤外線データ転送バス制御部86−iにて、ファイル版数管理部92−iより自身がフラッシュメモリに記憶したプログラムのファイル版数を取得し、データ転送パス確立依頼情報に付加されたファイル版数と自身のファイル版数とを照合して、ファイル版数が一致しない場合のみ、データ転送パス確立応答情報の送信をする。
【0088】
ここで、携帯端末80−iがデータ転送パス確立応答をするのは、以前のプログラムダウンロードにおいて、他の携帯端末80−j(j≠i)の応答情報が衝突をした場合などであるが、携帯端末80−i,80−jでそれぞれ異なる端末固有情報から発生した乱数値により送信時刻ti ,tj を求めているので、携帯端末80−i,80−jで送信時刻ti ,tj が一致することを回避することができ、プログラム転送装置60との間でデータ転送パスを確立することができる。
【0089】
そして、データ転送パスを確立した後に、上述したと同様にして、プログラムダウンロードが終了していない携帯端末80−iに、プログラムダウンロードを行う。ここで、携帯端末80−i中のファイル合成制御部94−iは、前回のダウンロードにおいて、通番検査又はチェックサム検査で分割データにエラーが検出された時に保持しておいた通番よりも以降の通番の分割データのみをフラッシュメモリに書き込むようにダウンロードファイル管理部96−iを制御する。
【0090】
プログラム転送装置60は、以上のプログラムダウンロードを一定回数だけ繰り返す。
(e) パソコン50にプログラムダウンロードの結果報告
ダウンロード障害管理部66は、一定の回数のプログラムダウンロードが終了又はダウンロードを必要とする携帯端末80−iが無くなると、シリアルインタフェース制御部62を通して、パソコン50にプログラムダウンロードが正常に終了した携帯端末80−iの端末固有情報及び未だタウンロードが終了していない携帯端末80−jの端末固有情報を送信する。
【0091】
パソコン50は、端末固有情報をディスプレイに表示し、作業者は、正常にプログラムダウンロードが終了した携帯端末80−iの確認をし、障害端末を摘出する。
【0092】
以上説明した実施形態によれば、赤外線を用いて、プログラム転送装置60と複数の携帯端末80−iとの間でブロードキャスト方式により、プログラムデータの送受信を確認しながらプログラムダウンロードをするので、同時にプログラムダウンロードをすることができて、プログラムダウンロードの効率が向上する。
【0093】
携帯端末80−iは、データパス確立時にファイル版数と自身のファイル版数を照合して、既にプログラムダウンロードが終了している場合は、無応答とするので、応答する携帯端末80−iが未だプログラムダウンロードが終了していないものに限られるため応答情報が衝突することをより効果的に回避することができるとともに、不要な応答による消費電力の増大を抑制することができる。
【0094】
また、プログラムデータを分割して、誤りチェック用のビット及び通番を付加するので、データチェック及び分割データ抜けを防止することができ、プログラムダウンロードの信頼性を損なうことがない。
【0095】
更に、プログラムデータを分割するので、早期にデータの誤りを検出して、フラッシュメモリに分割データの書き込みを停止して、次回のダウンロードで障害のあった通番以降の分割データを書き込むので、書き込み回数に制限のあるフラッシュメモリにおいても、その制限による影響を抑制することができる。
【0096】
尚、本実施形態では、プログラムダウンロードの場合を説明したが、プログラムデータ以外のデータであってもよい。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜請求項4記載の発明によれば、電磁波を用いて複数のデータ受信装置にブロードキャスト方式でデータを送信するので、データのダウンロードの効率が良くなる。
【0098】
請求項2記載の発明によれば、記憶装置に記憶したデータのファイル版数とデータ転送パス確立情報に付加されたファイル版数との照合をして、ファイル版数が異なる場合のみ、データ転送パス応答情報を送信するので、データ転送パス応答情報が衝突することをより効果的に回避することができるとともに、データ受信装置の消費電力の低減が期待出来る。
【0099】
請求項3記載の発明によれば、装置固有情報から算出した乱数値に従って送信時刻をずらして送信するので、データ受信装置の応答情報が衝突することをより効果的に回避することができ、ダウンロードの効率が低下することを防止することができる。
【0100】
請求項4記載の発明によれば、データを分割して、通番及び誤り検出ビットを付与して、通番及びデータ誤りのチェックを行うので、早期にデータの誤りを発見することができ、正常な通番の分割データについては、記憶装置への書き込みをスキップすることが可能となり、書き込み回数に制限のあるフラッシュメモリなどにおいては、その制約を受けることが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態によるプログラムダウンロードシステムの構成図である。
【図3】図2中の携帯端末の構成図である。
【図4】パソコンからのダウンロードプログラム転送フォーマットを示す図である。
【図5】本発明の実施形態によるデータパス確立のシーケンスを示す図である。
【図6】本発明の実施形態による分割データ転送のシーケンスを示す図である。
【図7】本発明の実施形態によるプログラムダウンロード繰り返しのシーケンスを示す図である。
【図8】従来のプログラムダウンロードシステムの構成図である。
【符号の説明】
20 データ転送装置
22 第1送信手段
24 第1受信手段
26 第2送信手段
28 第2受信手段
30−i(i=1〜n) データ受信装置
32−i(i=1〜n) 記憶装置
34−i(i=1〜n) 第3受信手段
36−i(i=1〜n) 第3送信手段
36−i(i=1〜n) 第4受信手段
38−i(i=1〜n) 第4送信手段
Claims (3)
- 電磁波を使用してデータを送信するデータ転送装置と、前記電磁波による前記データを受信して、記憶装置に記憶する複数台の携帯端末装置とを有するデータダウンロードシステムにおいて、
前記データ転送装置は、
前記複数台の携帯端末装置に同時にデータ転送パス確立依頼情報を前記電磁波を用いて送信する第1送信手段と、
前記各携帯端末装置が送信した該携帯端末装置を特定する装置固有情報を含むデータ転送パス確立応答情報を受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段が受信した、通信相手の携帯端末装置を特定するための前記装置固有情報を全て付加して、前記データを前記複数台の携帯端末装置に同時に前記電磁波を用いて送信する第2送信手段と、
前記携帯端末装置より送信され、前記データの受信の確認応答を示すデータ受信応答情報を受信する第2受信手段とを具備し、
前記各携帯端末装置は、
前記データ転送パス確立依頼情報を受信する第3受信手段と、
自装置の前記装置固有情報を付加して、前記電磁波を用いて前記データ転送パス確立応答情報を送信する第3送信手段と、
前記データを受信して、前記記憶装置に該データを記憶する第4受信手段と、
前記第2送信手段が送信したデータに付加された全装置固有情報の中で前記自装置の装置固有情報が含まれる場合においてのみ、該自装置の装置固有情報を付加して、前記電磁波を用いて前記データ受信応答情報を送信する第4送信手段とを具備し、
前記第1送信手段は、前記データのファイル版数情報を付加して、前記データ転送パス確立依頼情報を送信し、前記第4受信手段は、前記データとともに前記データ転送パス確立依頼情報に付加された版数を記憶し、前記第3送信手段は、前記記憶手段に記憶されたデータの版数が前記データ転送パス確立依頼情報に含まれるデータの版数と一致する場合は、前記データ転送パス確立応答情報を送信しないようにし、前記データ転送装置は、ダウンロードの必要な端末台数が零でない場合は、前記データのダウンロードを所定回数繰り返し、前記データ転送パス確立依頼情報は、該データ転送パス確立依頼情報に応答する携帯端末装置に関する情報を含まないことを特徴とするデータダウンロードシステム。 - 前記第3送信手段は、前記自装置の装置固有情報及び現在時刻に基づいて発生した乱数値に従って、送信時刻をずらして、前記データ転送パス確立応答情報を送信し、前記第4送信手段は、前記データ転送パス確立応答情報の送信時と同じ時間だけ送信時刻をずらして前記データ受信応答情報を送信することを特徴とする請求項1記載のデータダウンロードシステム。
- 前記データはプログラムデータであり、前記電磁波は赤外線である請求項1記載のデータダウンロードシステム。
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