JP5517940B2 - 結晶性インダゾール由来化学療法薬 - Google Patents

結晶性インダゾール由来化学療法薬 Download PDF

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Description

本発明は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1、これを作製する方法、これを含む製剤およびこれを用いて作製された製剤ならびにこれを用いて疾患を有する患者を治療する方法に関する。
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素(ABT−869)は、細胞タンパク質中の特異的なチロシン残基のリン酸化を触媒するタンパク質チロシンキナーゼ(PTK)のファミリーに属する。異常なまたは過剰なPTK活性は、免疫系の不適当な活性化から生じる良性および悪性の増殖性の障害および疾患を含む多くの病態において観察されている。
ABT−869の水和物の結晶化度は、様々な物理的特性および機械的特性のうちでも、とりわけ、これらの安定性、溶解性、溶解速度、硬度、圧縮率および融点に影響を与え得る。ABT−869の製造および配合の容易さは、すべてではないまでも、これらの特性の一部に依存しているため、ABT−869の結晶形の同定およびこれらを再現性よく製造する方法のための化学的技術および治療技術において既存の必要性がある。
(発明の要旨)
したがって、本発明の一実施形態は、約25℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ約6.2°、12.0°、12.4°、12.8°、13.4°、14.2°、15.2°、15.6°、16.2°および19.7°を有する粉末回折パターンを特徴とする、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1に関する。
他の実施形態は、賦形剤および(約25℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ約6.2°、12.0°、12.4°、12.8°、13.4°、14.2°、15.2°、15.6°、16.2°および19.7°を有する粉末回折パターンを特徴とする)N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を含む製剤に関する。
さらに、他の実施形態は、約25℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ約6.2°、12.0°、12.4°、12.8°、13.4°、14.2°、15.2°、15.6°、16.2°および19.7°を有する粉末回折パターンを特徴とする、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1の治療有効量を、1種または複数の追加の抗癌薬と共にまたはなしに、哺乳動物に投与することを含む、哺乳動物において癌を治療する方法に関する。
さらに、他の実施形態は、
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素を作製すること;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素および溶媒を含む混合物(N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素は溶媒中で完全に溶解される。)を提供すること;
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を混合物中に存在させること(N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1は、約25℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ約6.2°、12.0°、12.4°、12.8°、13.4°、14.2°、15.2°、15.6°、16.2°および19.7°を有する粉末回折パターンを特徴とする。);および
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を単離することを含むN−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を作製する方法に関する。
さらに他の実施形態は、前述の実施形態の方法で調製されたN−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を含む。
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素の酸性塩または二酸塩と塩基を反応させること、およびN−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1の結晶化するまたは再結晶化することを含む、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を作製する方法において、本発明の他の実施形態は、脱プロトン反応により得られた1種または複数の溶媒と混合された、固形、半固形、蝋状またはオイルの形のN−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素からN−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を結晶化するまたは再結晶化することを含む。
さらに、他の実施形態は、前述の実施形態の方法で調製されたN−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を含む。
さらに、他の実施形態は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を調製するのに用いるためのABT−869を含む。
さらに、他の実施形態は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を調製するのに用いるためのABT−869の塩を含む。
さらに、他の実施形態は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を調製するのに用いるためのABT−869の塩酸塩を含む。
さらに、他の実施形態は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を調製するのに用いるためのABT−869・1/4エタノール和物結晶形1を含む。
N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1の粉末X線回折パターンを示すグラフである。
本発明は、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1の発見、これを作製する方法、これを特徴付ける方法、これを含む製剤およびこれを用いて作製された製剤およびこれを用いて癌を治療する方法に関する。「N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素」および「ABT−869」という用語は、同義的に用いられるものである。「水和物」という用語は、これらと結合した水を有することを意味する。
本明細書では、関連する結晶化度または非結晶化度の任意の表示のない「ABT−869」および「1つのABT−869」という用語は、非晶質のABT−869、結晶性のABT−869、微結晶性のABT−869、溶液中のABT−869、半固形、蝋状またはオイルの形のABT−869、これらの混合物などを意味する。
本明細書では、「結晶性の」および「微結晶性の」という用語は、長い範囲にわたって維持されるまたは外側表面の平面で維持される分子の規則正しく反復する配列を有することを意味する。
別段の記載がない限り、本明細書において、百分比は重量/重量(w/w)パーセントである。
本明細書では、「塩酸塩」という用語は、1つまたは複数当量の塩酸と結合していることを意味する。
本明細書では、「溶媒」という用語は、化合物が、所与の濃度でその化合物を溶解させるまたは部分的に溶解させるのに十分に可溶性であるまたは部分的に可溶性である液体を意味する。
本明細書では、「貧溶媒」という用語は、化合物が、所与の濃度で溶液からその化合物を沈殿させるのに有効となるために十分不溶性である液体を意味する。
溶媒および貧溶媒は、相を分離してまたは分離せずに混合することができる。
「一水和物」という用語は、1つの水分子と結合していることを意味し、「・HO」によって表すことができる。
多くの溶媒および貧溶媒が不純物を含むため、本発明を実施するための溶媒および貧溶媒中の不純物のレベルは、存在するなら、不純物が存在する溶媒の所期の使用に干渉しないだけ十分低い濃度であることが理解されるものである。
本明細書では、「酸」という用語は、少なくとも1つの酸性プロトンを有する化合物を意味する。本発明の実施のための酸の例には、これらだけには限らないが、塩酸、臭化水素酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、硫酸、リン酸などが含まれる。
本明細書では、「塩基」という用語は、プロトンを受け取ることのできる化合物を意味する。本発明の実施のための塩基の例には、これらだけには限らないが、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、リン酸水素ナトリウム(すなわち、NaHPO、KHPOなど)、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどが含まれる。
ABT−869水和物結晶形1を水、ABT−869および溶媒を含む混合物中で存在させること(ABT−869は完全に溶かす。)は、核形成として知られている。
本発明の実施のために、核形成は、溶媒除去、温度変化、溶媒混和性貧溶媒の添加、溶媒不混和性貧溶媒の添加、容器、好ましくはガラス容器の内側を摩擦するまたは引っ掻くこと(核形成は、ガラス棒または1つまたは複数のガラスビーズなどの器具を用いて行われるものである。)、または前述の組合せなどの手段によって発生させることができる。
本発明の実施のために、核形成は、結晶成長に続いて起こっても、結晶成長と同時に起こっても、結晶成長に続いて起こるおよびこれと同時に起こってもよく、その間およびその結果、ABT−869水和物結晶形1の百分比は増加する。
本明細書では、「単離する」という用語は、溶媒、貧溶媒、または溶媒と貧溶媒の混合物からABT−869水和物結晶形1を分離することを意味する。これは、一般に、遠心、真空によるまたは真空によらないろ過、陽圧によるろ過、蒸留、蒸発またはこれらの組合せなどの手段によって達成される。
治療上許容される量のABT−869水和物結晶形1は、治療のレシピエント、治療対象となる障害およびこの重症度、これを含む組成物、投与時間、投与経路、治療の期間、この効力、このクリアランス速度および他の薬物が同時投与されるかどうかに応じて変わる。患者に1日に1回または分けて投与される製剤を作製するために用いられるABT−869水和物結晶形1の量は、体重1kg当たり約0.03−約200mgである。単一用量処方は、これらの量またはこれらの約数の組合せを含む。
ABT−869水和物結晶形1は、賦形剤を含んでまたは含まずに投与することができ、一般に賦形剤を含んで投与することができる。賦形剤には、これらだけには限らないが、たとえば、封入材料および吸収促進剤、酸化防止剤、結合剤、緩衝液、担体、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、矯味剤、流動促進剤、保湿剤、滑剤、香料、保存剤、噴射剤、放出剤、滅菌剤、甘味剤、可溶化剤、湿潤剤、これらの混合物などの添加剤が含まれる。
固形剤形で経口投与しようとする、ABT−869水和物結晶形1を含む製剤またはこれを用いて作製した製剤を調製するための賦形剤には、たとえば、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、カルボマー、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオバター、コポビドン、コーンスターチ、トウモロコシ油、綿実油、クロスポビドン、ジグリセリド、エタノール、エチルセルロース、ラウリン酸エチル、オレイン酸エチル、脂肪酸エステル、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセロール、ラッカセイ油、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、イソプロパノール、生理食塩水、乳糖、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、麦芽、マンニトール、モノグリセリド、オリーブ油、ポビドン、ピーナッツ油、リン酸カリウム塩、ジャガイモデンプン、ポビドン、プロピレングリコール、リンゲル液、ベニバナ油、ゴマ油、二酸化ケイ素、カルボキシメチルセルロースナトリウム、リン酸ナトリウム塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムソルビトール、フマル酸ステアリルナトリウム、ダイズ油、ステアリン酸、フマル酸ステアリル、スクロース、界面活性剤、タルク、トラガカントゴム、テトラヒドロフルフリルアルコール、トリグリセリド、ビタミンEおよびその誘導体、水、これらの混合物などが含まれる。
液状剤形で眼に投与しようとするまたは経口投与しようとする、ABT−869水和物結晶形1を含む製剤またはこれを用いて作製した製剤を調製するための賦形剤には、たとえば、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、エタノール、ソルビタンの脂肪酸エステル、胚芽油、ラッカセイ油、グリセロール、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ゴマ油、水、これらの混合物などが含まれる。
浸透圧により投与しようとする、ABT−869水和物結晶形1を含む製剤またはこれを用いて作製した製剤を調製するための賦形剤には、たとえば、クロロフルオロヒドロカーボン、エタノール、水、これらの混合物などが含まれる。
非経口で投与しようとする、ABT−869水和物結晶形1を含む製剤またはこれを用いて作製した製剤を調製するための賦形剤には、たとえば、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、デキストロース、胚芽油、ラッカセイ油、リポソーム、オレイン酸、オリーブ油、ピーナッツ油、リンゲル液、ベニバナ油、ゴマ油、ダイズ油、米国薬局方塩化ナトリウム溶液または生理食塩液、水、これらの混合物などが含まれる。
直腸でまたは膣に投与しようとする、ABT−869水和物結晶形1を含む製剤またはこれを用いて作製した製剤を調製するための賦形剤には、これらだけには限らないが、カカオバター、ポリエチレングリコール、ワックス、これらの混合物などが含まれる。
経口投与しようとするABT−869水和物結晶形1(10.0mg)で作製した錠剤製剤のための賦形剤は、K28型コポビドン(NF(米国医薬品集)および欧州薬局方の各条の規格に適合する、159.0mg)、プロピレングリコールモノラウラート(1型)(欧州薬局方の各条の規格に適合する、20.0mg)、d−αトコフェロール酸コハク酸をポリエチレングリコール1000でエステル化することにより調製されたビタミンE(NFの各条の規格に適合する、10mg)、マンニトール(米国薬局方および欧州薬局方の各条の規格に適合する、194.0mg)、フマル酸ステアリルナトリウム(米国薬局方および欧州薬局方の各条の規格に適合する、2.0mg)および二酸化ケイ素(NFおよび欧州薬局方の各条の規格に適合する、5.0mg)である。
アルキル化剤、血管新生抑制剤、抗体、代謝拮抗剤、有糸分裂阻害薬、抗増殖剤、オーロラキナーゼ阻害剤、Bcr−Ablキナーゼ阻害剤、生物的応答調節、サイクリン依存性キナーゼ阻害因子、細胞周期阻害剤、シクロオキシゲナーゼ−2阻害剤、白血病ウイルス癌遺伝子ホモログ(ErbB2)受容体阻害剤、成長因子阻害剤、熱ショックタンパク質(HSP)−90阻害剤、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤、ホルモン療法、免疫剤、挿入抗生物質、他のPTK、哺乳類ラパマイシン標的タンパク質阻害剤、マイトジェン活性化細胞外シグナル制御キナーゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、白金化学療法薬、ポロ様キナーゼ阻害剤、プロテアソーム阻害剤、プリン類似体、ピリミジン類似体、受容体型チロシンキナーゼ阻害剤、レチノイド/デルトイド、植物アルカロイド、トポイソメラーゼ阻害剤などを含めた他のキナーゼ阻害剤などの抗癌薬と共に投与するとき、ABT−869水和物結晶形1はまた有用である。
アルキル化剤には、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコン、ベンダムスチン、ブロスタリシン、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、Cloretazine(商標)(VNP40101M)、シクロホスファミド、ダカルバジン、エストラムスチン、ホテムスチン、グルフォスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マホスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタード−N−オキシド、ラニムスチン、テモゾロミド、チオテパ、トレオスルファン、トロホスファミドなどが含まれる。
血管新生抑制剤には、内皮細胞特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害剤、上皮成長因子受容体(EGFR)阻害剤、インスリン成長因子−2受容体(IGFR−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−2(MMP−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−9(MMP−9)阻害剤、血小板由来成長因子受容体(PDGFR)阻害剤、トロンボスポンジン類似体血管内皮成長因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害剤などが含まれる。
オーロラキナーゼ阻害剤には、AZD−1152、MLN−8054、VX−680などが含まれる。
Bcr−Ablキナーゼ阻害剤には、DASATINIB(登録商標)(BMS−354825)、GLEEVEC(登録商標)(イマチニブ)などが含まれる。
CDK阻害薬には、AZD−5438、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)、ZK−304709などが含まれる。
COX−2阻害薬には、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(商標)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル−1H−ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614、VIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ)などが含まれる。
EGFR阻害薬には、ABX−EGF、抗EGFR免疫リポソーム、EGFワクチン、EMD−7200、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)などが含まれる。
ErbB2受容体阻害剤には、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ)、HERCEPTIN(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ)、TAK−165、GW−572016(ロナファーニブ)、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、B7.her2IgG3、AS HER2三官能性二重特異性抗体、mAB AR−209、mAB 2B−1などが含まれる。
ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬には、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン、スベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)、TSA、バルプロ酸などが含まれる。
HSP−90阻害薬には、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)、NCS−683664、PU24FCl、PU−3、ラディシコール、SNX−2112、STA−9090 VER49009などが含まれる。
MEK阻害薬には、ARRY−142886、ARRY−438162 PD−325901、PD−98059などが含まれる。
mTOR阻害薬には、AP−23573、CCI−779、エベロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムスなどが含まれる。
非ステロイド性抗炎症薬には、AMIGESIC(登録商標)(サルサラート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)、イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)およびNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)、DAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)などが含まれる。
PDGFR阻害薬には、C−451、CP−673、CP−868596などが含まれる。
白金化学療法薬には、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)エプタプラチン、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチンなどが含まれる。
ポロ様キナーゼ阻害剤には、BI−2536などが含まれる。
トロンボスポンジン類似体には、ABT−510、ABT−567、ABT−898、TSP−1などが含まれる。
VEGFR阻害薬には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標)、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、マクジェン(ペガプタミブ)、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ、SU−11248)、VEGFトラップ、バタラニブ、ZACTIMA(商標)(バンデタニブ、ZD−6474)などが含まれる。
代謝拮抗剤には、ALIMTA(登録商標)(ペメトレキセド二ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン)、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、デシタビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロールニチン、EICAR、エノシタビン、エトニルシチジン、フルダラビン、ヒドロキシ尿素、5−フルオロウラシル(5−FU)単独またはロイコボリンと併用して、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシ尿素、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキサート、ミコフェノール酸、ネララビン、ノラトレキセド、オクホスファート、ペリトレキソール、ペントスタチン、ラルチトレキセド、リバビリン、トリアピン、トリメトレキサート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFTなどが含まれる。
抗生物質には、挿入抗生物質アクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アンナマイシン、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)またはMYOCET(登録商標)(ドキソルビシン)、エルサミトルシン、エピルビシン、グラルビシン、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン、ネオカルチノスタチン、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチンなどが含まれる。
トポイソメラーゼ阻害薬には、アクラルビシン、9−アミノカンプトテシン、アモナフィド、アムサクリン、ベカテカリン、ベロテカン、BN−80915、CAMPTOSAR(登録商標)(イリノテカン塩酸塩)、カンプトテシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキシン)、ジフロモテカン、エドテカリン、ELLENCE(登録商標)またはPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン、10−ヒドロキシカンプトテシン、ギマテカン、ルートテカン、ミトキサントロン、オラセシン、ピラルビシン、ピクサントロン、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシド、トポテカンなどが含まれる。
抗体には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異的抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ)、IGF1R特異的抗体、リンツズマブ、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ)、RENCAREX(登録商標)(WX G250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ、トラスツズマブなどが含まれる。
ホルモン療法には、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エキセメスタン)、アルゾキシフェン、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)、(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、ファドロゾール、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)、(レトロゾール)、ホルメスタン、糖質コルチコイド、HECTOROL(登録商標)またはRENAGEL(登録商標)(ドキセルカルシフェロール)、ラソフォキシフェン、酢酸ロイプロリド、MEGACE(登録商標)(メゲストロール)、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストン)、NILANDRON(商標)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標)(アバレリックス)、プレドニゾン、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、リロスタン、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体ホルモン放出ホルモン(LHRH))、VANTAS(ヒストレリンのインプラント)、VETORYL(登録商標)、(トリロスタンまたはモドラスタン)、ZOLADEX(登録商標)(ホスレリン、ゴセレリン)などが含まれる。
デルトイドおよびレチノイドには、セオカルシトール(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(KH1060)、フェンレチニド、PANRETIN(登録商標)(アリトレチノイン)、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、LGD−1550などが含まれる。
植物アルカロイドには、これらだけには限らないが、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビンなどが含まれる。
プロテアソーム阻害剤には、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、MG132、NPI−0052、PR−171などが含まれる。
免疫剤の例としては、インターフェロンおよび他の免疫増強剤が含まれる。インターフェロンには、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンγ−1b)、またはインターフェロンγ−n1、これらの合剤などが含まれる。他の薬剤には、ALFAFERONE(登録商標)、BAM−002、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン)、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CamPath(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞障害性リンパ球抗原4)、ダカルバジン、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球αインターフェロン、イミキモド、MDX−010、黒色腫ワクチン、ミツモマブ、モルグラモスチム、MYLOTARG(商標)(ゲムツズマブオゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OvaRex(登録商標)(オレゴボマブ)、ペムツモマブ(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)、サルグラモスチム、シゾフィラン、テセロイキン、TheraCys(登録商標)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)、Z−100、WF−10、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(サイマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブチウキセタン)などが含まれる。
生物学的応答調節物質は、生体の防御機構または組織細胞の生存、成長または分化などの生物学的応答を調節して抗腫瘍活性を有するように誘導する薬剤であり、クレスチン、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニールPF−3512676(CpG−8954)、ウベニメクスなどが含まれる。
ピリミジン類似体には、シタラビン(アラCまたはアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラルチトレキセド)、TROXATYL(商標)(トリアセチルウリジン トロキサシタビン)などが含まれる。
プリン類似体には、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)が含まれる。
有糸分裂阻害剤には、バタブリン、エポチロンD(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS 247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン、XRP−9881、ビンフルニン、ZK−EPOなどが含まれる。
本発明の化合物はまた、放射線治療の効果を増強する放射線増感剤として用いられるように意図されている。放射線治療の例としては、これらだけには限らないが、外部照射治療、遠隔放射線療法、近接照射療法、密封線源放射線治療および非密封線源放射線治療が含まれる。
さらに、ABT−869水和物結晶形1は、ABRAXANE(商標)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬)、ADVEXIN(登録商標)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(商標)(エクシスリンド)、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン、L−アスパラギナーゼ、アタメスタン(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロテン)、AVE−8062、BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケキシン(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(ワクチン)、CeaVac(商標)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン二塩酸塩)、CERVARIX(商標)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CyPat(商標)、コンブレスタチンA4P、DAB(389)EGFもしくはTransMID−107R(商標)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標)(乳酸スクアラミン)、DIMERICINE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモリド、DX−8951f(メシル酸エキサテカン)、エンザスタウリン、EPO906、GARDASIL(登録商標)(四価のヒトパピローマウイルス(6型、11型、16型、18型)組換えワクチン)、GASTRIMMUNE(商標)(ガストリン−ジフテリア複合体)、GENASENSE(商標)(オブリメルセンナトリウム)、GMK(ガングリオシド複合体ワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒストレリン、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキンベスドトクス)、IL−13−シュードモナス外毒素、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標)もしくはMEPACT(商標)(ミファムルチド)、ロナファーニブ、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸、ミルテホシン(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキサート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(黒色腫ワクチン治療)、OncoVAX(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体に基づく細胞薬)、OvaRex(登録商標)MAb(ネズミのモノクローナル抗体)、パクリタキセル、PANDIMEX(商標)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含むニンジン由来のサポニンの非糖部)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(試験的癌ワクチン)、ペガスパルガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソジオール、プロカルバジン、レビマスタット、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ)、REVLIMID(登録商標)(レナリドミド)、RSR13(エファプロキシラル)、SOMATULINE(登録商標)LA(ランレオチド)、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトミセス・スタウロスポレウス(Streptomyces staurospores))、タラボスタット(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、Taxoprexin(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(商標)(TLK286)、テミリフェン、TEMODAR(登録商標)(テモゾロミド)、テスミリフェン、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタク(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリン二塩酸塩)、TNFerade(商標)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−α遺伝子を含むDNA担体)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(レチンA)、テトランドリン、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(植物のクサノオウ由来のアルカロイド誘導体)、バイタクシン(抗αvβ3抗体)、XCYTRIN(登録商標)(モテクサフィンガドリニウム)、XINLAY(商標)(アトラセンタン)、XYOTAX(商標)(パクリタキセル、ポリグルメクス)、YONDELIS(商標)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ゾメタ(ゾレンドロン酸)、ゾルビシンなどの他の化学療法薬と併用することができる。
ABT−869水和物結晶形1はまた、胎児性横紋筋肉腫、小児急性リンパ性白血病、小児急性骨髄性白血病、小児胞巣状横紋筋肉腫、小児未分化脳室上衣腫、小児未分化大細胞リンパ腫、小児未分化髄芽腫、小児の中枢神経系の非定型奇形腫/ラブドイド腫瘍、小児混合性急性白血病、小児バーキットリンパ腫、未分化神経外胚葉性腫瘍などのユーイングの腫瘍ファミリーの小児癌、小児びまん性未分化ウィルムス腫瘍、小児の予後良好のウィルムス腫瘍、小児グリア芽腫、小児髄芽腫、小児神経芽細胞腫、小児神経芽細胞腫由来骨髄球腫症、小児プレB細胞癌(白血病など)、小児骨肉腫、小児杆状腎腫瘍、小児横紋筋肉腫ならびにリンパ腫および皮膚癌などの小児T細胞癌などを含めた、小児の癌または新生物に由来する細胞の成長を抑制するものと予想される。
ABT−869の調製およびPTK阻害剤としてのこの効用は、共同所有の米国特許第7297709号明細書に記載されている。
以下の実施例は、本発明の手順および概念的な側面の最も有用で容易に理解される説明であると考えられるものを提供するために示される。
ABT−869・1/4エタノール和物結晶形1の調製
酢酸エチルおよびエタノール中のABT−869塩酸塩の混合物(ABT−869塩酸塩は完全に溶解した。)をリン酸水素ナトリウムと混合した。有機層を分離し、脱色炭で処理し、ろ過した。少量のL−アスコルビン酸を加え、溶液を濃縮した。酢酸エチルをエタノールで共沸蒸留することによって除去した。追加のエタノールを加えることができ、溶液を加熱して、形成される任意の固体を溶解させた。溶液を25℃に冷却し、水で希釈して、ABT−869・1/4エタノール和物結晶形1を結晶化させた。残りの酢酸エチルおよび(ガスクロマトグラフィー(GC)により)エタノールおよび(カールフィッシャー(KF)により)水をモニターしながら、生成物を単離し、水で洗浄し、減圧下で乾燥した。収率92%が一般的である。
ABT−869水和物結晶形1の調製
実施例1に記載した、リン酸水素ナトリウムによる中和、脱色炭処理および酢酸エチルの除去に続いて、エタノール中のABT−869の混合物を、勢いよく攪拌しながら、25℃で徐々に水と混合した。残りの酢酸エチルおよび(GCにより)エタノールおよび(KFにより)水をモニターしながら、ABT−869・HO結晶形1を単離し、水で洗浄し、減圧下で乾燥した。乾燥した物質は、破塊/粉砕して粒度を制御することができる。収率76%が一般的である。
ABT−869水和物結晶形1を調製する代替方法
この方法は、共溶媒を加えて結晶化過程の体積を減少させることによって現在の方法から変更された。
現在、この方法は、エタノール中で溶解させたABT−869の溶液を用いる。この溶液を水にゆっくりと加える。現在の方法は、ABT−869 1g当たりの溶媒の最終体積として約220mlを要する。
酢酸をエタノール/ABT−869溶液に加えることによって、ABT−869のより濃縮された溶液が作製され、最終溶媒をABT−869 1g当たりの溶媒約60−80mlに減少させることができる。その上、装置の制約のため、ABT−869のより濃縮された溶液は、より良い混合を可能にし、所望の結晶形成を保証するのに役立つ。
ABT−869 100gをエタノール(200プルーフ)590gおよび氷酢酸771gの混合物に溶かした。生成物の分解を避けるためにアスコルビン酸575mgを加えた。すべての固体が溶けるまで溶液を攪拌した。(必要なら、わずかな加熱(30分間30℃以下)は溶解を促進するために用いることができる。)溶液を25℃に冷却した。
水4430gを曲線の後退羽根車に適合したガラス内張のジャケット付き反応器に加えた。(追加のバッフルは、混合効率を助けるために用いることができる。)反応器は、液体の表面の上側に位置する出口を有する追加の管に適合された。液体が自由に水の表面に落ちる(および反応器の側面または羽根車の軸から滴らない)ように、追加の管を置いた。追加の管の先端は、添加中のどの時点でも表面の下になるべきではない。反応器の温度を、25℃+/−5℃を維持した。
ダイアフラムポンプまたはシリンジポンプを用いて、ABT−869溶液を反応器にゆっくりと加えた。溶解していない固体を加えないようにするために、溶液をインラインフィルターによって加えた。添加を一定の添加速度で2時間以上で完了した。(反応器中の攪拌は高速(安全であるために250ml中で>500rpm)反応器であることが重要である。攪拌が少なすぎるまたは添加速度が高すぎる場合、異なる結晶形を核生成する可能性がある。)
ABT−869溶液が水と接触するとすぐに白色の固形物が現れた。添加の過程を通じて、スラリは増粘する。添加中、サンプルは採取されてX線によってその結晶形を検査することができる。
脱過飽和を保証するために、混合物を1時間以上攪拌した。溶液中の濃度が正確であることを保証するために、サンプルを採取することができる。
混合物を<10μm孔径のろ布(またはろ紙)に適合したポットフィルターによりろ過した。固体のいくつかの漏出が最初に起こった。サンプルの約3分の1をろ過した後、溶液を再循環させてフィルターに通った任意の固体を回収した。
ろ過後、湿潤ケークを水で洗浄した(75mlで3回)。
研究室規模でこの方法における通常の収率は>94%である。
固形物を50℃で12時間以上乾燥した。
最終含水量は<5.0重量%であった。最終酢酸含有量は、<0.05重量%であった。結晶形は、x線およびDSCで確認した。
異なる溶媒(または溶媒混合物)は、Sigma Aldrich社より市販されている、エタノール、N−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド(DMF)、エタノール/NMP、エタノール/酢酸、エタノール/酢酸エチルおよびエタノール/DMFを含めて、ABT−896溶液を作製するために用いることができる。この方法で用いた適当な溶媒は、水で相分離しないおよびABT−869を分解しない任意の溶媒である。使用される溶媒に応じて、この方法で用いられる水の量は、調節されなければならない可能性がある。現在、この方法は、正確な結晶形が核形成されることを保証するために、最終溶媒組成物が水>75%である必要がある。
この方法は固体のABT−869サンプルで開始した。ABT−869が溶液からもたらされるなら、その場合、溶媒をエタノール/酢酸に変えることが必要である。
サンプルの粉末X線回折(PXRD)分析を以下のやり方で行った。サンプルは、薄層においてアルミニウムのサンプルホルダー上でサンプル粉末を分散させ、サンプルを顕微鏡用スライドを用いて静かに平らにすることによって調製した。回折パターンは、周囲温度およびCu−Kα1放射線を提供するために入射ビームとしてゲルマニウムのモノクロメータを装備したInel G3000回折計を用いた環境条件で得られた。X線発生装置を電圧40kVおよび電流30mAで操作した。Inel G3000は、すべての回折データを同時にモニターする位置感受性検出器を装備している。この検出器は、2θで90°の範囲にわたって7秒間で1°の間隔で減弱された直接ビームを収集することによって較正された。この較正は、シリコンライン位置の参照標準品と照合した(米国標準技術研究所(NIST)640c)。
図1は、2θ値を示す、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1の粉体x線回折パターンである。
PXRDパターンにおけるピーク高さおよび/またはピーク位置の相対強度は変わり得、温度、結晶のサイズまたは形態の大きさ、試料の調製またはX線回折計の分析ウェル中の試料の高さなどの変数に依存することを理解されるものとする。
異なる放射線源で測定したときピーク位置は変わり得ることも理解されるものとする。たとえば、1.54060Å、0.7107Å、1.7902Åおよび1.9373Åの波長をそれぞれ有するCu−Kα、Mo−Kα、Co−KαおよびFe−Kα放射線は、1.5478Åの波長を有するCu−Kα放射線で測定したものと異なるピーク位置を提供することができる。
一連のピーク位置の前につけられた「約」という語は、これが前についている群のすべてのピークが、米国薬局方1843−1884ページ(1995年)で指定される許容できる±0.1°の可変性を含む角度位置(2θ)に関して報告されていることを意味する。2つの粉末X線回折パターンを含むとき、±0.1°の可変性が用いられるよう意図されている。実際には、1つのパターンから得られた回折パターンのピークが、測定されたピーク位置の±0.1°である角度位置(2θ)の範囲を割り当てられるならおよびこれらの範囲のピーク位置が重なり合うなら、その場合、2つのピークは同じ角度位置を有するとみなされる。たとえば、1つのパターンから得られたピークが11.0°の位置を有すると決定される場合、比較のために、許容できる可変性は、ピークを10.9°−11.1°の範囲の位置に割り当てることを可能にする。
したがって、本発明では、たとえば、「約6.2°、12.0°、12.4°、12.8°、13.4°、14.2°、15.2°、15.6°、16.2°および19.7°」という語句は、約6.2°、約12.0°、約12.4°、約12.8°、約13.4°、約14.2°、約15.2°、約15.6°、約16.2°および約19.7を意味し、6.2°±0.1°、12.0°±0.1°、12.4°±0.1°、12.8°±0.1°、13.4°±0.1°、14.2°±0.1°、15.2°±0.1°、15.6°±0.1°、16.2°±0.1°および19.7°±0.1°を意味する。
温度の前につけられた「約」という語は、所与の温度±2℃を意味する。たとえば、約25℃は、25℃±2℃すなわち23℃−27℃を意味する。
熱移動を、示差走査熱量計(Thermal Advantageバージョン1.1Aオペレーティングソフトウェアの2920モデル(TA Instruments、New Castle、DE))を用いて測定した。サンプル(1−4mg)をアルミニウム製皿で秤量し、皿をピンホールを含むアルミニウム製の蓋で覆って蒸気を逃がした。部分的に密閉された皿を炉の中に入れ、1分間に10℃の速度で蓋のない皿で加熱した。インジウム標準物質を融解温度および融解熱の較正のために用いた。データ解析を別のソフトウェア(Windows(登録商標)2000/XP用Universal Analysis、バージョン4.2E、TA Instruments、New Castle、DE)を用いて実施した。
熱重量分析(TGA)データは、固体が70℃未満で2.9重量%を失うことを示している。固体の損失重量は、示差走査熱量測定(DSC)のサーモグラムにおいて広範な吸熱量に対応する。固体は、補外開始温度182.1℃で明らかな融解吸熱を有する。
前述のものは、本発明の例示的なものであることを意味し、開示された実施形態に本発明を限定するものではない。当業者に明らかな変形形態および変更は、特許請求の範囲において定義された本発明の範囲および性質の内にあるものとする。

Claims (5)

  1. 25℃±2℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ6.2°±0.1°、12.0°±0.1°、12.4°±0.1°、12.8°±0.1°、13.4°±0.1°、14.2°±0.1°、15.2°±0.1°、15.6°±0.1°、16.2°±0.1°および19.7°±0.1°を有する粉末回折パターンを特徴とする、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1。
  2. 賦形剤および、25℃±2℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ6.2°±0.1°、12.0°±0.1°、12.4°±0.1°、12.8°±0.1°、13.4°±0.1°、14.2°±0.1°、15.2°±0.1°、15.6°±0.1°、16.2°±0.1°および19.7°±0.1°を有する粉末回折パターンを特徴とする、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を含む、製剤。
  3. 哺乳動物における癌の治療において使用するための、25℃±2℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ6.2°±0.1°、12.0°±0.1°、12.4°±0.1°、12.8°±0.1°、13.4°±0.1°、14.2°±0.1°、15.2°±0.1°、15.6°±0.1°、16.2°±0.1°および19.7°±0.1°を有する粉末回折パターンを特徴とする、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1。
  4. 水、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素および溶媒を含む混合物N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素は完全に溶解される)を提供すること;および
    N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を混合物中に存在させること(N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1は、25℃±2℃で1.54178Åの放射線で測定したとき、2θ値がそれぞれ6.2°±0.1°、12.0°±0.1°、12.4°±0.1°、12.8°±0.1°、13.4°±0.1°、14.2°±0.1°、15.2°±0.1°、15.6°±0.1°、16.2°±0.1°および19.7°±0.1°を有する粉末回折パターンを特徴とするを含む、N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を作製する方法。
  5. N−[4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル]−N’−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素水和物結晶形1を単離することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
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