JP5517879B2 - ディーゼルエンジンのpm排出量推定装置及びpm排出量制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンのpm排出量推定装置及びpm排出量制御装置 Download PDF

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本発明は、ディーゼルエンジンのPM(粒子状物質:Particulate Matter)排出量推定装置及び該PM排出量推定装置を用いたディーゼルエンジンのPM排出量制御装置に関するものであり、詳しくは、排気通路に排ガス中のPMを捕集するDPF(Diesel Particulate Filter)を有するディーゼルエンジンにおけるPM排出量推定装置及び該PM排出量推定装置を用いたPM排出量制御装置に関するものである。
ディーゼルエンジンの排ガスを浄化処理する排気処理に係る技術として、エンジンの排気通路にPMを捕集するDPFを設ける技術が知られている。
排気通路にDPFを設けることで、エンジンで発生した排ガスは、DPFでPMを捕集されてから排出される。
例えば、建設機械や可搬式発電機等に使用される出力100kW以下クラスの小型エンジンにおいては、DPFの強制再生を必要としない連続再生式若しくは金網式のPM除去フィルター(以下メタルDPFと称する)を使用することがある。
メタルDPFは、通常のセラミックDPFには必要な強制再生処理が不要であり、装置及び運転方法の簡略化が計れるという利点を有するものの、PM除去率が低い。そのため、メタルDPFを採用する場合、PM排出量の規制値をクリアするためにはエンジンの出力の上限が低く抑えられてしまう。
さらに、将来的には、現状ではPM排出量の規制が設けられていない高高度条件でもPM排出量の規制が設けられ、高高度条件でもPM排出量を規制値以内に抑える必要が生じることが予想される。高高度条件では空気密度が薄く排煙が増大するため、高高度条件でもPM排出量を規制値以内に抑えるためには、標準条件(高度0m)などの低高度条件ではPM排出量に相当量のマージンを確保する必要があり、エンジンの出力の上限がさらに抑えられてしまう。
そこで、高度条件に応じて運転条件を変化させることが考えられる。特許文献1には、高度条件に応じて運転条件を変化させる技術として、用いている燃料が低セタン価燃料である又は現在地点が高地であると判別された場合、NOx還元の際にリッチ燃焼、排気燃料添加又はポスト噴射のマップを書き換えることで失火を抑える、またはリッチ燃焼によって引き起こされるスモークの過排出を抑制することでDPF再生の燃費悪化を抑える技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、高度条件によって運転条件を変化させてはいるもののリッチ燃焼に係る技術であって、PM排出量を規制するものではない。そのため、特許文献1に係る技術を適用しても高高度でPM排出量を規制値以内に抑える場合に、低高度条件においてエンジンの出力の上限が抑えられてしまうことは解消できない。
そこで、排出されるPM量を規定値以内に抑えるために、ディーゼルエンジンから排出されるPM量を推定することが考えられる。ディーゼルエンジンから排出されるPM量を推定することで、推定したPM量が規定値以内であればそのまま運転を継続し、そうでない場合には運転の制御を行うことで排出されるPM量を規定値以内に抑えることができるためである。
そこで、PM排出量を推定する技術として、例えば特許文献2には、エンジン回転数Neと燃料噴射量QfとからPM排出量の基本値を算出し、第1パラメータAとして、目標空気過剰率tλ、第2パラメータBとして誤差率Δλ=(実空気過剰率rλ−目標空気過剰率tλ)/実空気過剰率rλを用い、これらに応じて、PM排出量補正係数を算出し、PM排出量の基本値に補正係数を乗じて補正し、PM排出量を推定する技術が開示されている。
特開2008−309080号公報 特開2007−23959号公報
しかしながら、特許文献2に開示された技術は、DPFに送られるPM量の推測を目的とした技術であるため、DPFによって捕集されるPM量について考慮されておらず、外部に排出するPM量を推測することはできない。
従って、本発明においては従来技術の問題点に鑑み、エンジンの排気通路に排ガス中のPMを捕集するDPFを設けたディーゼルエンジンにおいて、DPFによってPMを捕集した後においてもなお外部に排出されるPM量を推測することができるディーゼルエンジンのPM排出量推定装置及び該PM排出量推定装置を用いたディーゼルエンジンのPM排出量制御装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の発明においては、エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンのPM排出量推定装置において、エンジンの運転状態に応じてエンジンから前記排気通路に排出される基本PM排出量を推定する基本PM排出量推定手段と、前記フィルターで捕集されるPMの割合を推定するPM浄化率算出手段と、前記基本PM排出量推定手段によって推定される基本PM排出量と、前記PM浄化率算出手段によって算出されるPM浄化率を用いて、前記フィルター後のPM排出量を演算するPM排出量演算手段と、を備え、前記PM浄化率算出手段は、前記エンジンにおける大気圧と、エンジン回転数と、アクセル開度と、前記PM浄化率との関係を示した第1のPM浄化率マップを有し、大気圧、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて、前記第1のPM浄化率マップを用いて前記PM浄化率を推定することを特徴とする。
これにより、メタルDPF等の前記フィルターによって一部のPMが捕集された後の外部へのPM排出量を推定することができる。
従って、該推定によって求めたPM排出量が所定の規定値以内でない場合には、例えばアクセル開度等の運転条件を変更することによって、PM排出量を所定の規定値以内に保つことができる。
また、PM排出量は高度によって変化するが、本発明においてはPM排出量そのものを推定するため、低高度において過大なマージンを取る必要はなく、その時に推定されたPM排出量に応じて運転条件を変化させるだけでよい。
従って、前記フィルターとしてメタルDPFのようなPM除去率の低いフィルターを採用した場合であっても、低高度でPM排出量に過大なマージンを取ることなく、高高度でもPM排出量の規制値以内に抑える運転が可能となる。
また、前記PM浄化率算出手段は、前記エンジンにおける大気圧と、エンジン回転数と、アクセル開度と、前記PM浄化率との関係を示した第1のPM浄化率マップを有し、大気圧、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて、前記第1のPM浄化率マップを用いてPM浄化率を推定する。
一般的に、エンジンの排気通路にPMを捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンには、大気圧、エンジン回転数、アクセル開度を検出する手段はそれぞれ設けられている。従って、新たなセンサ等の検出手段を追加することなく、安価に発明の実施が可能である。また、前記第1のPM浄化率マップを追加するだけで発明の実施が可能であるため、装置全体に係るロジックも簡素化できる。
なお、前記第1のPM浄化率マップは当該エンジン、フィルターにおいて予め実験的に作成しておく必要がある。
また、第2の発明においては、エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンのPM排出量推定装置において、エンジンの運転状態に応じてエンジンから前記排気通路に排出される基本PM排出量を推定する基本PM排出量推定手段と、前記フィルターで捕集されるPMの割合を推定するPM浄化率算出手段と、前記基本PM排出量推定手段によって推定される基本PM排出量と、前記PM浄化率算出手段によって算出されるPM浄化率を用いて、前記フィルター後のPM排出量を演算するPM排出量演算手段と、を備え、前記PM浄化率算出手段は、前記基本PM排出量と、排ガス温度と、前記PM浄化率との関係を示した第2のPM浄化率マップを有し、前記基本PM排出量及び排ガス温度に基づいて、前記第2のPM浄化率マップを用いて前記PM浄化率を推定し、さらに、前記PM浄化率算出手段は、エンジンの吸気質量流量と、燃料噴射量と、排ガス温度と、熱効率の関係を示した排ガス温度マップを有し、該排ガス温度マップを用いて排ガス温度を推定し、該推定した排ガス温度を前記第2のPM浄化率マップに適用することを特徴とする
これにより、過渡状態においてもPM浄化率の推定が可能となり、高い推定精度でPM排出量を推定することができる。
一般的に、エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンには、吸気質量流量、燃料噴射量の検出手段はそれぞれ設けられている。従って、新たなセンサ等の検出手段を追加することなく、高い推定精度でPM排出量の推定が可能となる。
さらに、第2のPM浄化率マップにおいてPM浄化率を推定する際に入力する項目が2つと少ないため、第2のPM浄化率マップの作成にかかる時間の短縮が可能である。
また、前記排ガス温度マップは、エンジンの吸気質量流量と、燃料噴射量と、排ガス温度と、熱効率の関係を示したものである。
これにより、熱効率を取り入れることでさらにさらに高精度で排ガス温度を推定することができ、該排ガス温度を用いることでさらに高精度でPM浄化率を推定することができる。
また、第3の発明においては、エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンのPM排出量推定装置において、エンジンの運転状態に応じてエンジンから前記排気通路に排出される基本PM排出量を推定する基本PM排出量推定手段と、前記フィルターで捕集されるPMの割合を推定するPM浄化率算出手段と、前記基本PM排出量推定手段によって推定される基本PM排出量と、前記PM浄化率算出手段によって算出されるPM浄化率を用いて、前記フィルター後のPM排出量を演算するPM排出量演算手段と、を備え、前記PM浄化率算出手段は、排ガス中に含まれるNOx量と前記基本PM排出量の比(NOx/PM比率)と、排ガス温度と、前記PM浄化率との関係を示した第3のPM浄化率マップを有し、前記NOx/PM比率及び排ガス温度に基づいて、前記第3のPM浄化率マップを用いて前記PM浄化率を推定し、さらに、前記PM浄化率算出手段は、酸素過剰率と、エンジン回転数と、アクセル開度と排ガス中に含まれるNOx量との関係を示したNOx量マップと、排ガス中に含まれるNOx量と前記基本PM排出量から前記NOx/PM比率を算出するNOx/PM比率算出手段とを有し、酸素過剰率と、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて、前記NOx量マップを用いて排ガス中に含まれるNOx量を推定し、該推定したNOx量を用いて前記NOx/PM比率算出手段により前記NOx/PM比率を算出することを特徴とする
前記フィルターにおけるPM浄化には、NOx量が影響する。具体的には前記フィルターにおいてNOxが多いほどPMはよく燃える。従って、第3のPM浄化率マップにNOx量を考慮したNOx/PM比率を用いることでさらに高精度でPM浄化率を推定することができる。
また、前記PM浄化率算出手段は、酸素過剰率と、エンジン回転数と、アクセル開度と排ガス中に含まれるNOx量との関係を示したNOx量マップと、排ガス中に含まれるNOx量と前記基本PM排出量から前記NOx/PM比率を算出するNOx/PM比率算出手段とを有し、酸素過剰率と、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて、前記NOx量マップを用いて排ガス中に含まれるNOx量を推定し、該推定したNOx量を用いて前記NOx/PM比率算出手段により前記NOx/PM比率を算出する。
一般的に、エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンには、酸素過剰率、エンジン回転数、アクセル開度の検出手段はそれぞれ設けられている。従って、前記NOx量マップ及びNOx/PM比率算出手段を用いることで、新たなセンサ等の検出手段を追加することなく、NOx/PM比率を求めることができ、高い推定精度でPM排出量の推定が可能となる。
また、ディーゼルエンジンのPM排出量制御装置においては、請求項1〜3の何れかに記載のディーゼルエンジンのPM排出量推定装置と、該PM排出量推定装置により推定されたPM排出量が所定の規定値以上であるときにPM排出量を減少するように運転指令を出す指令手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エンジンの排気通路に排ガス中のPMを捕集するDPFを設けたディーゼルエンジンにおいて、DPFによってPMを捕集した後においてもなお外部に排出されるPM量を推測することができるディーゼルエンジンのPM排出量推定装置及び該PM排出量推定装置を用いたディーゼルエンジンのPM排出量制御装置を提供することができる。
実施形態1に係るエンジン全体の構成図である。 実施形態1におけるPM排出量制御装置のフロー図である。 実施形態1におけるPM浄化率マップの概略図である。 実施形態2におけるPM排出量制御装置のフロー図である。 実施形態2における排ガス温度マップの概略図である。 実施形態2におけるPM浄化率マップの概略図である。 実施形態3におけるPM排出量制御装置のフロー図である。 実施形態3におけるNOx量マップの概略図である。 実施形態3におけるPM浄化率マップの概略図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るエンジン全体の構成図である。
まず、図1を用いてエンジン全体の構成について説明する。
16はエンジンであり、エンジン16の回転数Neを検出する回転数計30が設けられている。
エンジン16の吸気側には、空気流量Gaを計測するエアフローメータ22、大気圧計24、コンプレッサ2、エアクーラ4、及び吸気マニホールド(不図示)内の温度Tinを計測するインマニ温度計26及び前記吸気マニホールド内の圧力Pinを計測するインマニ圧力計28が配置された吸気通路3が設けられている。吸気通路3は後述するEGR通路7とエアクーラ4の下流側で合流している。
また、エンジン16の排気側は、タービン10、酸化触媒(DOC)12、DPF入口温度計34、DPF14が配置された排気通路9が設けられている。なおDPF14として、メタルDPFを採用している。
排気通路9から分岐して、吸気通路3に接続されるEGR通路7が設けられており、EGR通路7にはEGRクーラ8、EGRバルブ6が設けられている。
また、エンジン16の燃料噴射制御やEGRバルブ6の弁開度を調整してEGRガス量の制御等を行うエンジンコントロールユニット(ECU)と称される制御装置(不図示)が設けられている。この制御装置は、その他のエンジン全般の制御をも行うものであって、そのため、エンジン回転数やアクセル開度等の各種の検出値を入力し、燃料噴射弁(不図示)やEGRバルブ6等に制御信号を出力するものであり、後述する本発明のPM排出量制御装置も含むものである。
次に、図1を用いてエンジン16における吸気、排気及びEGRガスの流れについて説明する。
吸気は、吸気通路3を通り、コンプレッサ2で圧縮昇圧された後、エアクーラ4で冷却され、吸気弁(不図示)で流量を調整されて、エンジン16に供給される。この際、エアフローメータ22、大気圧計24、インマニ温度計26、インマニ圧力計28によって、それぞれ吸気流量、大気圧、インマニ温度Tin、インマニ圧力Pinが検出される。
排気は、排気通路9を通り、タービン10を駆動した後、DOC12で排ガス中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)を無害化されるとともに排ガス中のNOの酸化活性を高められ、DPF14でPMを捕集されて排出される。この際、DPF入口温度計34によりDPF入口温度が検出される。
また、排気の一部はEGRガスとしてEGR通路7を通り、EGRクーラ8で冷却されるとともに、EGRバルブ6でその量を調整されて吸気通路3に戻され、吸気と合流する。
以上のような全体構成のエンジンにおいて、DPF14を通過した後の外部に排出される排気中のPM量の推定について説明する。
図2は、実施形態1におけるPM排出量制御装置のフロー図である。
図2に示したように、51でPM浄化率マップを用いてPM浄化率を求める。
51では、まず、PM排出量制御装置に大気圧計24で検出した大気圧、回転数計30で検出したエンジン回転数Ne及び図示しない検出手段により検出したアクセル開度の検出値が取り込まれる。そして、取り込まれた大気圧、エンジン回転数Ne及びアクセル開度を用いてPM浄化率を求める。
PM浄化率マップは、大気圧、エンジン回転数Ne、アクセル開度及びPM浄化率の関係を示したマップであって、当該エンジン及びDPFにおいて予め実験的に作成しておくものである。ここでPM浄化率とは、DPFに流入するPMのうちDPFで捕集されるPMの割合である。
図3は、実施形態1におけるPM浄化率マップの概略図である。
図3(a)は大気圧及びエンジン回転数Neを固定したときのPM浄化率とアクセル開度の関係を示すグラフであって、縦軸はPM浄化率、横軸はアクセル開度を示している。図3(a)に示すように、PM浄化率は、アクセル開度の増加に従って増加する。
また、図3(b)は大気圧及びアクセル開度を固定したときのPM浄化率とエンジン回転数の関係を示すグラフであって、縦軸はPM浄化率、横軸はエンジン回転数Neを示している。図3(b)に示すように、PM浄化率は、エンジン回転数の減少に従って増加する。
また、図3(c)はエンジン回転数Ne及びアクセル開度を固定したときのPM浄化率と高度の関係を示すグラフであって、縦軸はPM浄化率、横軸は高度を示している。図3(c)に示すように、PM浄化率は、高度の上昇に従って増加する。なお高度は大気圧と比例し、高度と大気圧は互いに換算することができるため、図3(c)はPM浄化率と大気圧の関係を示すグラフに置き換えることも可能である。
51でPM浄化率が求められると、52で基本PM排出量とPM浄化率を用いてDPF14から排出されるPM量を求める。
基本PM排出量とPM浄化率を乗算することによって、DPF14から排出されるPM量を算出することができる
ここで基本PM排出量とは、エンジン16から排出されるPM排出量であってDPF14に流入されるPM量である。該基本PM排出量は、従来技術によって求めることが可能であり、例えばエンジン回転数Ne、燃料噴射量及びPM排出量の関係を示したマップを予め作成しておき、エンジン回転数Ne、燃料噴射量の検出値から該マップを利用して求めることができる。
52でDPF14から排出されるPM量が求められると、53で該DPF14から排出されるPM量が所定の規制値以下であるか否か判断する。
53における判断でYes即ちDPF14から排出されるPM量が規制値以下であればそのまま運転を継続する。
53における判断でNo即ちDPF14から排出されるPM量が規制値より大きければ54に進んで運転調整をする指令を出す。
54における運転調整では、DPF14から排出されるPM量が減少する方向に調整する。該運転調整としては、エンジン16の出力を下げずにPM量を減少する調整として、例えば、EGRバルブ6の開度を小さくしEGRガス量を減少する、エンジン16にコモンレールが設けられている場合にはコモンレール圧をあげる、VGターボ開度を絞るといった調整ができる。また、アクセル開度を下げることでエンジン16の出力を下げ、エンジン16からのPM排出量を減らし、DPF14から排出されるPM量を減らすこともできる。
54による運転調整が終了した後、再度51、52によりDPF14から排出されるPM量の推定に戻る。
実施形態1によれば、DPF14によって一部のPMが捕集された後のPM排出量を推定することができる。従って、該推定によって求めたDPF14からのPM排出量が所定の規定値以内でない場合には、前述のように運転条件を調整することによって、PM排出量を所定の規定値以内に保つことができる。前記メタルDPFのようなPM除去率の低いDPFを採用した場合であっても、低高度でPM排出量に過大なマージンと取ることなく、高高度でもPM排出量の規制値以内に抑える運転が可能となる。
さらに、一般的に、エンジンの排気通路にPMを捕集するためのDPFを有するディーゼルエンジンでは、大気圧、エンジン回転数、アクセル開度を検出する手段はそれぞれ設けられている。従って、新たなセンサ等の検出手段を追加することなく、PM浄化率マップさえ作成すれば発明の実施が可能であり、安価に課題を解決することができる。また、前記PM浄化率マップを追加するだけで発明の実施が可能であるため、装置全体に係るロジックも簡素である。
(実施形態2)
実施形態2に係るエンジン全体の構成は実施形態1と同様であるため、全体の構成図は図1を流用し、その説明を省略する。
実施形態2における、DPF14を通過した後の外部に排出される排気中のPM量の推定について説明する。
図4は、実施形態2におけるPM排出量制御装置のフロー図である。
図4に示したように、61で排ガス温度マップを用いて排ガス温度を求める。
61では、まずエアフローセンサ22で検出した吸気質量流量、図示しない検出手段によって検出したエンジン16への燃料噴射量、及びエンジン16の熱効率が取り込まれる。そして、取り込まれた吸気質量流量、燃料噴射量及び熱効率を用いて排ガス温度を求める。
排ガス温度マップは、吸気質量流量、燃料噴射量、熱効率及び排ガス温度の関係を示したマップであって、当該エンジンにおいて予め実験的に作成しておくものである。ここで、排ガス温度とは、エンジン16から排出される排ガスの温度である。
図5は、実施形態2における排ガス温度マップの概略図である。
図5(a)は燃料噴射量と吸気質量流量の関係を排ガス温度毎に示したグラフであって、縦軸は燃料噴射量、横軸は吸気質量流量を示している。図5(a)に示したように、排ガス温度毎に燃料噴射量と吸気質量流量は正の比例関係にある。
図5(b)は排ガス温度と熱効率の関係を示したグラフであって、縦軸は排ガス温度、横軸は熱効率を示している。図5(b)に示したように、排ガス温度は熱効率の上昇に従って減少する。
61で排ガス温度が求まると、62でPM浄化率マップを用いてPM浄化率を求める。
62では、排ガス温度マップによって求めた排ガス温度と、エンジン16からのPM排出量(基本PM排出量)を用いてPM浄化率を求める。
PM浄化率マップは、排ガス温度、基本PM排出量及びPM浄化率の関係を示したマップであって、当該エンジン及びDPFにおいて予め実験的に作成しておくものである。なお、基本PM排出量は実施形態1と同様に従来技術を利用して求めることができる。
図6は、実施形態2におけるPM浄化率マップの概略図であり、PM浄化率毎に排ガス温度と基本PM排出量の関係を示したものである。図6において、縦軸は排ガス温度、横軸は基本PM排出量を示している。
62でPM浄化率が求められると、63で基本PM排出量とPM浄化率を用いてDPF14から排出されるPM量を求める。
基本PM排出量とPM浄化率を乗算することによって、DPF14から排出されるPM量を算出することができる。
63でDPF14から排出されるPM量が求められると、64で該DPF14から排出されるPM量が所定の規制値以下であるか否か判断する。
64における判断でYes即ちDPF14から排出されるPM量が規制値以下であればそのまま運転を継続する。
64における判断でNo即ちDPF14から排出されるPM量が規制値より大きければ65に進んで運転調整をする指令を出す。
65における運転調整は、実施形態1における図2に示した運転調整54と同様であるためその説明を省略する。
65による運転調整が終了した後、再度61〜63によるDPF14から排出されるPM量の推定に戻る。
実施形態2によれば、過渡状態においてもPM浄化率の推定が可能となり、高い推定精度でDPF14からのPM排出量を推定することができる。従って、高い精度でPM排出量を所定の規定値以内に保つことができる。
さらに、入力項目が吸気質量流量及び燃料噴射量の2つの検出値を用いるだけでよく、マップ作成にかかる時間の短縮が可能である。
(実施形態3)
実施形態3に係るエンジン全体の構成は実施形態1及び実施形態2と同様であり、全体の構成図は図1を流用し、その説明を省略する。
実施形態3における、DPF14を通過した後の外部に排出される排気中のPM量の推定について説明する。
図7は、実施形態3におけるPM排出量制御装置のフロー図である。
図7に示したように、71でNOx量マップを用いてエンジン16からの排ガス中のNOx量を求める。
71では、まずエンジン16における酸素過剰率の実測値、回転数計30で検出したエンジン回転数Ne及び図示しない検出手段により検出したアクセル開度の検出値が取り込まれる。そして、取り込まれ酸素過剰率、エンジン回転数Ne及びアクセル開度を用いてNOx量を求める。
NOx量マップは、酸素過剰率、エンジン回転数Ne、アクセル開度及び前記NOx量の関係を示したマップであって、当該エンジンにおいて予め実験的に作成しておくものである。
図8は、実施形態3におけるNOx量マップの概略図である。
図8(a)はエンジン回転数とアクセル開度を固定した場合におけるNOx量と酸素過剰率の関係を示したグラフであって、縦軸はNOx量、横軸は酸素過剰率を示している。図8(a)に示したように、NOx量は酸素過剰率の増加に従って増加する。
図8(b)はアクセル開度とエンジン回転数の関係をNOx量毎に示したグラフであって、縦軸はアクセル開度、横軸はエンジン回転数を示している。
71で排ガス中のNOx量が求められると、72でNOx量と基本PM排出量を用いてNOx/PM比率を求める。ここで、ここで基本PM排出量とは、エンジン16から排出されるPM排出量であってDPF14に流入されるPM量であり、実施形態1及び実施形態2と同様に従来技術によって求めることができる。また、NOx/PM比率とは、排ガス中に含まれるNOx量と基本PM排出量の比である。
一方、73で排ガス温度マップを用いて排ガス温度を求める。
73については、実施形態2における図4に示した61と同様であるのでその説明を省略する。
72でNOx/PM比率、73で排ガス温度が求まると、74でPM浄化率マップを用いてPM浄化率を求める。
74では、NOx/PM比率と排ガス温度を用いてPM浄化率を求める。
PM浄化率マップは、NOx/PM比率、排ガス温度及びPM浄化率の関係を示したマップであって、当該エンジン及びDPFにおいて予め実験的に作成しておくものである。
図9は、実施形態3におけるPM浄化率マップの概略図であり、PM浄化率毎に排ガス温度とNOx/PM比率の関係を示したものである。図9において、縦軸は排ガス温度、横軸はNOx/PM比率を示している。
74でPM浄化率が求められると、75でPM排出量とPM浄化率を用いてDPF14から排出されるPM量を求める。
PM排出量とPM浄化率を乗算することによって、DPF14から排出されるPM量を算出することができる。
75でDPF14から排出されるPM量が求められると、76で該DPF14から排出されるPM量が所定の規制値以下であるか否か判断する。
76における判断でYes即ちDPF14から排出されるPM量が規制値以下であればそのまま運転を継続する。
76における判断でNo即ちDPF14から排出されるPM量が規制値より大きければ77に進んで運転調整をする指令を出す。
77における運転調整は、実施形態1における図2に示した運転調整54及び実施形態2における図4に示した運転調整65と同様であるためその説明を省略する。
77による運転調整が終了した後、再度71〜75によるDPF14から排出されるPM量の推定に戻る。
実施形態3では、DPFにおけるPM浄化にはNOx量が影響する、具体的には前記フィルターにおいてNOxが多いほどPMはよく燃えるという特徴を利用している。つまり、PM浄化率マップにNOx量を考慮したNOx/PM比率を用いることでさらに高精度でPM浄化率を推定することができる。
エンジンの排気通路に排ガス中のPMを捕集するDPFを設けたディーゼルエンジンにおいて、DPFによってPMを捕集した後においてもなお外部に排出されるPM量を推測することができるディーゼルエンジンのPM排出量推定装置及び該PM排出量推定装置を用いたディーゼルエンジンの制御装置として利用することができる。
14 DPF(フィルター)
16 エンジン
51 PM浄化率マップ(第1のPM浄化率マップ)
62 PM浄化率マップ(第2のPM浄化率マップ)
74 PM浄化率マップ(第3のPM浄化率マップ)
61、73 排ガス温度マップ
71 NOx量マップ

Claims (4)

  1. エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンのPM排出量推定装置において、
    エンジンの運転状態に応じてエンジンから前記排気通路に排出される基本PM排出量を推定する基本PM排出量推定手段と、
    前記フィルターで捕集されるPMの割合を推定するPM浄化率算出手段と、
    前記基本PM排出量推定手段によって推定される基本PM排出量と、前記PM浄化率算出手段によって算出されるPM浄化率を用いて、前記フィルター後のPM排出量を演算するPM排出量演算手段と、を備え
    前記PM浄化率算出手段は、
    前記エンジンにおける大気圧と、エンジン回転数と、アクセル開度と、前記PM浄化率との関係を示した第1のPM浄化率マップを有し、
    大気圧、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて、前記第1のPM浄化率マップを用いて前記PM浄化率を推定することを特徴とするディーゼルエンジンのPM排出量推定装置。
  2. エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンのPM排出量推定装置において、
    エンジンの運転状態に応じてエンジンから前記排気通路に排出される基本PM排出量を推定する基本PM排出量推定手段と、
    前記フィルターで捕集されるPMの割合を推定するPM浄化率算出手段と、
    前記基本PM排出量推定手段によって推定される基本PM排出量と、前記PM浄化率算出手段によって算出されるPM浄化率を用いて、前記フィルター後のPM排出量を演算するPM排出量演算手段と、を備え、
    前記PM浄化率算出手段は、
    前記基本PM排出量と、排ガス温度と、前記PM浄化率との関係を示した第2のPM浄化率マップを有し、
    前記基本PM排出量及び排ガス温度に基づいて、前記第2のPM浄化率マップを用いて前記PM浄化率を推定し、
    さらに、前記PM浄化率算出手段は、
    エンジンの吸気質量流量と、燃料噴射量と、排ガス温度と、熱効率の関係を示した排ガス温度マップを有し、該排ガス温度マップを用いて排ガス温度を推定し、該推定した排ガス温度を前記第2のPM浄化率マップに適用することを特徴とするディーゼルエンジンのPM排出量推定装置。
  3. エンジンの排気通路にPM(粒子状物質)を捕集するためのフィルターを有するディーゼルエンジンのPM排出量推定装置において、
    エンジンの運転状態に応じてエンジンから前記排気通路に排出される基本PM排出量を推定する基本PM排出量推定手段と、
    前記フィルターで捕集されるPMの割合を推定するPM浄化率算出手段と、
    前記基本PM排出量推定手段によって推定される基本PM排出量と、前記PM浄化率算出手段によって算出されるPM浄化率を用いて、前記フィルター後のPM排出量を演算するPM排出量演算手段と、を備え、
    前記PM浄化率算出手段は、
    排ガス中に含まれるNOx量と前記基本PM排出量の比(NOx/PM比率)と、排ガス温度と、前記PM浄化率との関係を示した第3のPM浄化率マップを有し、
    前記NOx/PM比率及び排ガス温度に基づいて、前記第3のPM浄化率マップを用いて前記PM浄化率を推定し、
    さらに、前記PM浄化率算出手段は、
    酸素過剰率と、エンジン回転数と、アクセル開度と排ガス中に含まれるNOx量との関係を示したNOx量マップと、
    排ガス中に含まれるNOx量と前記基本PM排出量から前記NOx/PM比率を算出するNOx/PM比率算出手段とを有し、
    酸素過剰率と、エンジン回転数及びアクセル開度に基づいて、前記NOx量マップを用いて排ガス中に含まれるNOx量を推定し、該推定したNOx量を用いて前記NOx/PM比率算出手段により前記NOx/PM比率を算出することを特徴とするディーゼルエンジンのPM排出量推定装置。
  4. 請求項1〜3何れかに記載のディーゼルエンジンのPM排出量推定装置と、
    該PM排出量推定装置により推定されたPM排出量が所定の規定値以上であるときにPM排出量を減少するように運転指令を出す指令手段と、を有することを特徴とするディーゼルエンジンのPM排出量制御装置
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