JP5517874B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類等の洗濯から乾燥まで連続して行えるドラム式洗濯乾燥機に関する。
洗濯から乾燥までを連続して行える洗濯乾燥機による衣類の乾燥は、送風ファンと熱源により高温・低湿度の乾燥用空気を作り、これを回転ドラムなどの洗濯兼脱水槽の内部に吹込み、衣類の温度を高くし、衣類から水分を蒸発させることにより行う。また、水分を含んで高湿度となった空気は、送風路を介して再び回転ドラムの内部へ循環する途中で除湿され、凝結した水が排水ホースを通って機外へ排出される。
例えば、下記特許文献1には、外槽の背面側で上下に延設されたダクトと、外槽の背面に設けられた通風口とを、柔軟構造のベローズで略水平に接続することにより、送風路を形成することが記載されている。
特開2010−57818号公報
従来のドラム式洗濯乾燥機では、外槽の底部と送風ダクトとをつなぐ部分に、水が残りやすい構造となっていた。このように、送風路内に余計な水分が存在すると、回転ドラム及び外槽から出た空気がその水分に熱を奪われ、熱源で必要となる加熱量が増加してしまう。また、余計な水分も蒸発することになるので、送風路内での湿度が高くなり、衣類からの水分蒸発が鈍くなることも考えられる。
本発明の目的は、乾燥工程で消費される電力量を低減し、乾燥時間も短縮できるドラム式洗濯乾燥機を提供することにある。
衣類を収容する回転ドラムと、この回転ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽と、この外槽を支持する筐体と、前記回転ドラムの内外へ乾燥用空気を循環させる送風路を備えたドラム式洗濯乾燥機において、前記送風路は、前記外槽の背面側で上下に延設された送風ダクトと、この送風ダクトに接続されたオーバーフローホースと、前記送風ダクトに取付けられた伸縮可能な蛇腹体と、この蛇腹体と前記外槽とを連結するための外槽取付部を有し、前記外槽取付部の外槽側の高さが、前記外槽取付部の蛇腹体側の高さと比べて、低い位置にあり、前記送風ダクトから前記蛇腹体さらに前記外槽取付部を経由して前記外槽の背面部まで下り傾斜を設けた。

本発明によれば、乾燥工程で消費される電力量を低減し、乾燥時間も短縮できるドラム式洗濯乾燥機を提供できる。
本発明の第1の実施例に係るものでドラム式洗濯乾燥機の斜視図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程前半のヒータ加熱時の空気流れを模擬したドラム式洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので外槽と外槽取付部の組み合わせ構造の模式図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程後半の送風排気時の空気流れを模擬した洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので蛇腹ホースの拡大斜視図を示す。 本発明の第1の実施例に係るものでドラム式洗濯乾燥機の制御装置のブロック図を示す。 本発明の第1の実施例に係るものでドラム式洗濯乾燥機の制御処理プログラムのフローチャートを示す。 本発明の第2の実施例に係るもので乾燥工程前半のヒータ加熱時の空気流れを模擬したドラム式洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第3の実施例に係るもので乾燥工程前半のヒータ加熱時の空気流れを模擬したドラム式洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第4の実施例に係るもので乾燥工程前半のヒータ加熱時の空気流れを模擬したドラム式洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の蛇腹ホースの変形例の拡大斜視図を示す。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るもので、ドラム式洗濯乾燥機の斜視図を示す。ベース1の上部には鋼板と樹脂成形品で組合わされて構成された筐体2が載せられている。筐体2の正面には衣類30を出し入れするドア3と前面カバー22及び背面には背面カバー23が設けられている。
図2は、本発明の第1の実施例に係るドラム式洗濯乾燥機の断面図を示すものである。この図2の通り、ヒータ加熱乾燥工程では、回転ドラム29内に温風を送風して乾燥対象物である衣類30から水分を蒸発させ、その蒸気を含んだ空気を外槽20,送風ダクト40を通過させる間に上記外槽20,送風ダクト40と熱交換させて、蒸気の一部を結露させて除湿する。
まず、ドラム式洗濯乾燥機の概略構造について説明する。本実施例のドラム式洗濯乾燥機は、衣類30を収容する回転ドラム29と、この回転ドラム29を内包して洗濯水を溜める外槽20と、この外槽20を支持する筐体2を備えている。
ここで、外槽20は下部の複数個のサスペンション21により支持されている。また、回転ドラム29には、衣類30を出し入れするために開閉できるドア3が設けられており、回転ドラム29の開口部の外周には、脱水時の衣類30のアンバランスによる振動を低減するための流体バランサー31が設けられている。また、回転ドラム29の内側には衣類30を掻き揚げる複数個のリフター33が設けられている。回転ドラム29は回転ドラム用金属製フランジ34に連結された主軸35を介してドラム駆動用モータ36に直結されている。外槽20の開口部には弾性体からなるゴム系のパッキン38が取付けられている。このパッキン38は外槽20内とドア3との水密性を維持する役割をしている。これにより、洗い,すすぎ及び脱水時の水漏れの防止が図られている。
回転ドラム29は、側壁に遠心脱水および通風用の多数の小孔(図示せず)を有する。外槽20の底壁に開口した排水孔37は、排水弁8を介して排水ホース9に接続する。またオーバーフローホース17は、外槽20の背面側で上下に延設された送風ダクト40に取り付けられており、排水弁8の手前で排水孔37からのホースと合流させる。そして、排水弁8が開状態となれば、これらのホースが排水ホース9と連通されるようになっている。
回転ドラム29内の衣類30に温風を導く送風ダクト40と送風手段たるファン49とヒータ50を含む乾燥装置6は、外槽20から離して筐体2に固定(図示せず)されている。また、外槽20の最上面から中心までの間で、かつ、外槽20の中心より前面の位置において、ヒータ50の出口と吹出しノズル11とが、柔軟構造のベローズで、外槽20に対し略垂直に接続され、外槽20の振動を吸収している。尚、排水孔37,ファン49の吸気口及び吐出口には温度センサ(図示せず)が設けてある。
回転ドラム29の内外へ乾燥用空気を循環させる送風路は、上記送風ダクト40と、この送風ダクト40の底部に取付けられた伸縮可能な蛇腹体(具体的には、蛇腹ホース52)と、この蛇腹ホース52と外槽20とを連結するための外槽取付部53を有している。そして、外槽取付部53の外槽20側の高さが、外槽取付部53の蛇腹ホース52側の高さと比べて、低い位置になるように設置されている。このため、洗濯工程や脱水工程時に、送風ダクト40内に流入してきた水を、乾燥開始までに効率よく、外槽20底部の排水孔37を通して機外へ排出できる。更には、乾燥工程中に生じる凝縮水も、効率よく排水できる。その結果、送風路内の残水による乾燥工程中の熱損失を抑制できるので、余計に消費される電力量が低減されるだけでなく、乾燥時間自体も短縮することが可能となる。
また、蛇腹ホース52についても、送風ダクト40側の方が反送風ダクト40側よりも高くなるように設置されている。このため、外槽取付部53と蛇腹ホース52とを略平行にでき、送風路の底面が、外槽20背面部から送風ダクト40底部に向けて、(ドラム式洗濯乾燥機の設置面に対し)上り傾斜が継続するので、排水性も向上する。
ここで、回転ドラム29は、ドラム式洗濯乾燥機の設置面の垂線に対して約10度、後ろに傾斜させてある。また、蛇腹ホース52は、回転ドラム29の奥行き方向の振動を吸収させる役割も持たせてあるため、外槽取付部53及び蛇腹ホース52の傾斜はドラム式洗濯乾燥機の設置面に対して約5〜10度が好ましい。よって、外槽取付部53及び蛇腹ホース52の傾斜は、外槽20の背面の垂線に対しては、15〜20度の傾斜となる。
尚、外槽取付部53は、図2に示すように、ドラム駆動用モータ36を取り付ける外槽20の背面と傾斜をなすため、外槽20を型成形で作る場合などは、外槽20と一体で成形することが困難な場合がある。そこで、本実施例では、図3に示すように、外槽取付部53と外槽20は、別体で成形して組み合わせる構造としている。ただし、外槽20背面部と蛇腹ホース52との連結部分を、上述のように、蛇腹ホース52側の方が外槽20側よりも高くなるように形成できれば、外槽20と外槽取付部53とを一体で形成し、蛇腹ホース52と直接連結しても構わない。
このように構成したドラム式洗濯乾燥機の洗濯工程について説明する。洗濯工程においては、回転ドラム29内に衣類30を投入し、排水弁8を閉じた状態で給水して外槽20に洗濯水を溜め、回転ドラム29を回転させて衣類30を洗濯する。ドラム式洗濯乾燥機の場合、ドラムの回転に伴って、リフター33により衣類30をドラム頭頂部に持ち上げた後、重力によりドラム底部に落とすたたき洗いが主流となる。オーバーフローホース17が送風ダクト40に接続されているため、場合によっては送風ダクト40の前記オーバーフローホース17の位置まで洗濯水は流入してくる。また洗濯工程中に、送風ダクト40内のリントを洗い流すために、送風ダクト40上部に設けた注水具(図示せず)より送風ダクト40内に注水する場合もある。外槽20背面部と送風ダクト40底部をつなぐ蛇腹ホース52ならびに外槽取付部53に、送風ダクト40から外槽背面部に向かって下り傾斜をつけてあるため、流入してきた水は、洗濯終了時には、速やかに外槽20から排水孔37を通して機外へ排水される。
また、脱水工程においては、排水弁8を開いて外槽20内の洗濯水を排水した後、回転ドラム29を回転させて遠心脱水する。脱水水の一部が送風ダクト40側に巻き上げられてきても、外槽20背面部と送風ダクト40底部をつなぐ蛇腹ホース52ならびに外槽取付部53に、送風ダクト40から外槽20背面部に向かって下り傾斜をつけてあるため、速やかに外槽20側に戻すことができる。高速脱水に至ると、外槽20にも振動が伝わり、外槽20自身も僅かながら振動する。送風ダクト40は筐体2に固定されているため、外槽20背面部と送風ダクト40底部をつなぐ蛇腹ホース52が連動して、振動の一部を吸収する。この振動により、蛇腹ホース52の凹部に僅かに溜まっていた水がはじき出されるが、前記下り傾斜により、最終的には外槽から排水孔37を通して機外へ排水できる。
乾燥工程の前半では、図2に示したように、ヒータ50により加熱して温風となった空気を回転ドラム29内へ吹出しノズル11を通して送風して、衣類30と熱交換させるとともに衣類30から水分を蒸発させる。蒸発した水分を含んで高湿となった空気を、送風ダクト40を通してファン吸込口に導き、再びファン出口に設けたヒータ62により加熱して回転ドラム29内へ送風する。このとき回転ドラム29出口の高湿な空気は、外槽20及び送風ダクト40を通るときに、前記外槽20及び前記送風ダクト40とも熱交換して、飽和蒸気圧が下がる分の水分を前記外槽20及び前記送風ダクト40の壁面において凝縮させる。送風ダクト40内で凝縮した水分は、やがてダクト底部から蛇腹ホース52に溜まってくるが、送風ダクト40から外槽20背面部に向かって下り傾斜をつけてあるため、凝縮水も外槽20を介して排水孔37付近まで移送できる。更にドラムの回転に伴う衣類30の落下動作で生じる周期的な外槽20の沈み込みが蛇腹ホース52に上下方向振動を生じさせるので、蛇腹ホース52の溝部54の水分も飛翔,遊離しながら下り傾斜にしたがって、外槽20側へ移送できる。回転ドラム29から送風ダクト40に向かう送風経路から、凝縮水を除去できるため、乾燥工程中に温度レベルの上がってくる送風により、凝縮水を温めることによる熱損失を回避できる。
乾燥工程の後半では、給気弁13および排水弁8を開く。図4に、乾燥工程後半におけるドラム式洗濯乾燥機内の空気の流れを示す。ファン49吸込側にある給気弁13を開くことにより、送風ダクト40外の筐体2内空気を吸い込み、回転ドラム29内へ送風する。回転ドラム29から押し出される空気は、排水孔37より排水ホース9を通り、排水トラップ10の水封じを破って排水口39に排出される。一般的な排水トラップの場合、水封じ高さは50〜80mm程度あるため、水封じを破るには排水ホース9側の圧力は約1000Pa以上必要となる。また、排水口39からの臭気を抑えるため、水封じを破った後も高い圧力(所定以上の圧力)を確保する必要があり、排水ホース9排気による送風排気工程中は、高い圧力を保つようにファン49を制御する。
回転ドラム29からの排気は、排水孔37から排水弁8までの接続ホースと、オーバーフローホース17とを通して排気させる。一方、主に筐体2底部から筐体2内に導かれる吸気は、筐体2上部にある給気孔18までの間に、回転ドラム駆動用モータ36やファンモータ51の周囲を通されるため、高温となって給気弁13から送風路内に取り込まれる。このため通常は、ファン49出口に設けてあるヒータ50は通電する必要はない。回転ドラム29からオーバーフローホース17を通して排水弁から排気する排気経路内に、外槽20背面部の外槽取付部53と蛇腹ホース52が含まれるが、外槽20背面部から送風ダクト40に対しては上り傾斜となり、排気の送風ダクト40への流入角は、90度よりも大きい鈍角となり、排気経路の風路損失を減らすことができる。
乾燥終了後は、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン49の回転数を下げて、給水電磁弁28を開いて流し、排水トラップ10の水封じを回復させて乾燥工程終了となる。
このように、乾燥終了後に、排水ホース9側の圧力を所定以上に保ちながら排水ホース9を経由して排水孔37に水を供給することにより、排水口39からの臭気を抑えながら排水トラップ10の水封じを回復させることができる。
尚、この排水トラップ10の回復は、排水ホース9側の圧力を高く保っていれば、(排水ホース排気の)乾燥運転の最後又は乾燥運転の終了後のいずれでも良い。
図5は、本発明における蛇腹ホース52の拡大斜視図である。この蛇腹ホース52の風路方向に対する断面形状は、ドラム式洗濯乾燥機(筐体2)の高さ方向に長く、幅方向に短い楕円形としている。断面は乾燥工程前半の循環風量および乾燥工程後半の排気風量を確保できる断面積を確保させるとともに、少しでも蛇腹ホース52の溝部54の残水を減らすために、幅方向の長さを抑えた形状としている。
図6は、ドラム式洗濯乾燥機の制御装置41のブロック図である。26はマイクロコンピュータで、各スイッチ24,24a,24bに接続される操作ボタン入力回路25や水位センサ44,温度センサ45と接続され、使用者のボタン操作や洗濯工程,乾燥工程での各種情報信号を受ける。マイクロコンピュータ26からの出力は、駆動回路5に接続され、給水電磁弁28,排水弁8,ドラム駆動用モータ36,ファン61,ヒータ62,給気弁13などに接続され、これらの開閉や回転,通電を制御する。また、使用者にドラム式洗濯乾燥機の動作状態を知らせるための7セグメント発光ダイオード表示器7や発光ダイオード15,ブザー19に接続される。
前記マイクロコンピュータ26は、電源スイッチ47が押されて電源が投入されると起動し、図7に示すような洗濯および乾燥の基本的な制御処理プログラムを実行する。
ステップS101
ドラム式洗濯乾燥機の状態確認及び初期設定を行う。
ステップS102
操作パネル48の表示器7を点灯し、操作ボタンスイッチ24bからの指示入力にしたがって洗濯/乾燥コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯/乾燥コースまたは前回実施の洗濯/乾燥コースを自動的に設定する。例えば、操作ボタンスイッチ24aを指示入力された場合は、乾燥の高仕上げコースを設定する。
ステップS103
操作パネル48のスタートスイッチ24からの指示入力を監視して処理を分岐する。
ステップS104
洗濯を実行する。洗濯は洗い,中間脱水,すすぎ,最終脱水を順次実行するが、通常のドラム式洗濯乾燥機と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS105
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。洗濯コースのみが設定されている場合は、運転を終了する。
ステップS106
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、温風脱水を実行する。温風脱水は、ファン49を低速回転で運転し、ヒータ50に通電して温風を回転ドラム29内に吹込み衣類の温度を上昇させる。同時に、回転ドラム29を高速で回転させ温まった衣類から効果的に水分を脱水する(温度が上がると水の粘性が低下するため効率よく脱水できる)。本実施の形態例では、ファン49の回転数を毎分11000回転程度に設定している。これは、許容電流値(15A)を超えないようにするためである。洗濯から脱水までに送風ダクト40に流入した水は、外槽20背面部に向かって下り傾斜をなす蛇腹ホース52及び外槽取付部53を通して速やかに排水孔37から機外へ除去できるため、乾燥時の熱損失を低減できる。
ステップS107
乾燥運転1を実行する。ファン49は低速回転、ヒータ50は通電し、回転ドラム29の正逆回転を繰り返し、回転ドラム29内の衣類の位置を入れ替えながら、高温の温風を衣類に吹き付ける。このとき送風ダクト40内で高湿空気から除湿された凝縮水は、送風ダクト40底部から外槽20背面部に向かって下り傾斜をなす蛇腹ホース52及び外槽取付部53を通して速やかに排水孔37まで除去できるため、凝縮水が温風に対して熱損失となることを回避できる。
ステップS108
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS109
乾燥開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と初期温度の差が規定の温度より大きくなった場合、衣類の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が0.90〜0.95と判断し、ヒータ50の通電をOFF、給気弁13を開き、ファン49を高速回転して衣類30の水分を排水ホース9から排水口39に排出する。外槽20背面部から送風ダクト40に対しては上り傾斜となっているため、送風ダクト40流入部の風路損失を小さくできる。
ステップS110
外槽下部排水孔温度T1aと外気温度T2aを測定する(初期温度の設定)。
ステップS111
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS112
終了判定のための外槽下部排水孔温度T1bと外気温度T2bを測定する。
ステップS113
排気開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS114
外槽下部排水孔温度と外気温度の各々中間温度と終了判定温度との差を求め(ΔT1=T1a−T1b,ΔT2=T2a−T2b)、さらにそれらの温度差(ΔT1−ΔT2)が規定温度以上であるかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS115
排気開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と終了温度の差が規定の温度より大きくなった場合、衣類の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が1.0以上となり乾燥が終了したと判断し、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン49の回転数を下げて給水電磁弁28を開いて冷却水を流し、排水トラップ10の水封じを回復させる。
ステップS116
給水電磁弁28を開いてからの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS117
水位センサ44の圧力が規定の圧力になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS118
給水電磁弁28を開いてから規定の時間が経過した場合、もしくは水位センサ44の圧力が規定の圧力より大きくなった場合、排水トラップ10の水封じが回復したと判断し、ファン49を停止、ドラム駆動用モータ36を停止、給気弁13を閉じ、給水電磁弁28を閉じて乾燥工程が終了する。
このように構成したドラム式洗濯乾燥機は、ファン49へ吸込まれる筐体2内部空気を補うために、外部空気を筐体2内に取り込んで、筐体2内において外槽20,ドラム駆動用モータ36,ファン49などの排熱により温める。直接外部空気を吸込んだ場合と比較して乾燥工程の消費電力量全体の約7%を削減できる。
また、外部空気を吸込んでも排水ホース9より衣類30の水分を排水口39に排出するため室内の環境を悪化させることはない。
外槽20背面部と送風ダクト40底部をつなぐ蛇腹ホース52の外槽取付部53に、ドラム式洗濯乾燥機の設置面に対して、外槽20から送風ダクト40に向けて上り傾斜を持たせてある。さらに、外槽20背面部の前記取付部位置よりも送風ダクト40底部の取付部位置を高くして、蛇腹ホース52にも傾斜をつけた構造とすることにより、洗濯から脱水までの残水の送風経路からの除去による熱損失、さらには排気工程時の風路損失を低減できる。例えば傾斜角約5度つけた場合、傾斜をつけない場合と比較して、外槽取付部53及び蛇腹ホース52の残水を約15g減らせる。蒸発潜熱に換算すると約10Wh相当となり、実際には、乾燥消費電力量全体の約2%を削減できる。
図8は、本発明の第2の実施例を示したドラム式洗濯乾燥機の断面図である。本実施例では、蛇腹ホース52と外槽20との連結部分である外槽取付部53の底面の途中に、凹部が形成されており、この凹部の最低部が外槽20の排水孔37と配水管55で接続されている。そして、洗濯時は排水弁を閉にして、洗濯水の水位を保ち、脱水以降は開として、送風ダクト40底部及び蛇腹ホース52に残留した水分を乾燥工程前に除去させる。乾燥時も開としておくことにより、ヒータ加熱時の凝縮水の排水および排気時の風路損失をより低減させることができる。このような構成とすることにより、外槽取付部53の角度及び取付高さに対する構造上の制約が緩和でき、設計の自由度を広げることができる。更に、脱水時の外槽20の振動に伴う蛇腹ホース52の連動を、伸縮と上下振動に適度に替えることができ、蛇腹ホース52の溝部54の残水もより効率よく除去できる。
図9は、本発明の第3の実施例を示したドラム式洗濯乾燥機の断面図である。本実施例では、外槽20から送風ダクト40に向かって外槽取付部53が上り傾斜をもって、送風ダクト40底部まで延びており、送風ダクト40とは、通風路を上下方向に向けた縦配置とした蛇腹ホース52で接続させた構成となっている。このような構成とすることにより、蛇腹ホース52の溝部54の僅かな残水も常に外槽20に流すことができる。
図10は、本発明の第4の実施例を示したドラム式洗濯乾燥機の断面図である。本実施例では、一端を送風ダクト40(筐体2でも良い)に固定させ、他端を蛇腹ホース52の底外面近傍に延ばした遮蔽具56を設ける。このように構成とすることにより、脱水時の外槽20の振動に伴う蛇腹ホース52の連動時に、蛇腹ホース52の遮蔽具56に当たった箇所を弾性変形させることで、特に蛇腹ホース52の溝部54の残水の飛翔を大きくすることができ、より効率よく残水除去ができる。
図11は、本発明における蛇腹ホース52の変形例の拡大斜視図を示したものである。本実施例では、風量を確保できる断面積を保ちつつ、楕円における下部の曲率を上部の曲率よりも小さくした構成としている。このような構成とすることにより、蛇腹ホース52の溝部54の容積を減らすことができ、残水をより減らすことができる。更に、蛇腹ホース52の側面が断面中心に向かう傾斜をなすことで、残水が蛇腹ホース52下部に集まりやすくなり、同じ残水量でも水位を高くして集められることにより、常に排除しやすくできる。
以上の実施例では、熱源をすべてヒータ50としたが、熱源をヒートポンプなどに置き換えても構わない。また、送風ファンが軸流ファンなど逆回転可能な場合には、脱水終了後に送風ダクト40から外槽20への風を流して、送風ダクト40及び蛇腹ホース52の滞留水分を排水孔37へ飛ばしても良い。
1 ベース
2 筐体
3 ドア
4 ベローズ
5 駆動回路
6 乾燥装置
7 表示器
8 排水弁
9 排水ホース
10 排水トラップ
11 吹出しノズル
12 循環空気
13 給気弁
14 筐体内部空気
15 発光ダイオード
16 外部空気
17 オーバーフローホース
18 給気孔
19 ブザー
20 外槽
21 サスペンション
22 前面カバー
23 背面カバー
24,24a,24b スイッチ
25 操作ボタン入力回路
26 マイクロコンピュータ
27 フィルタダクト
28 給水電磁弁
29 回転ドラム
30 衣類
31 流体バランサー
32 モータ固定具
33 リフター
34 金属製フランジ
35 主軸
36 ドラム駆動用モータ
37 排水孔
38 パッキン
39 排水口
40 送風ダクト
41 制御装置
42 吸気口
43 ベース部
44 水位センサ
45 温度センサ
46 振動センサ
47 電源スイッチ
48 操作パネル
49 ファン
50 ヒータ
51 ファンモータ
52 蛇腹ホース
53 外槽取付部
54 溝部
55 配水管
56 遮蔽具

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  1. 衣類を収容する回転ドラムと、この回転ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽と、この外槽を支持する筐体と、前記回転ドラムの内外へ乾燥用空気を循環させる送風路を備えたドラム式洗濯乾燥機において、前記送風路は、前記外槽の背面側で上下に延設された送風ダクトと、この送風ダクトに接続されたオーバーフローホースと、前記送風ダクトに取付けられた伸縮可能な蛇腹体と、この蛇腹体と前記外槽とを連結するための外槽取付部を有し、前記外槽取付部の外槽側の高さが、前記外槽取付部の蛇腹体側の高さと比べて、低い位置にあり、前記送風ダクトから前記蛇腹体さらに前記外槽取付部を経由して前記外槽の背面部まで下り傾斜が設けられていることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
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