JP5515616B2 - 回路基板 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板にかかり、特に、電子機器に装備される回路基板に関する。
携帯電話機などの電子機器内部には、当該電子機器の機能を実現するための電子部品を実装した回路基板が装備されている。このような回路基板では、電子部品に対して磁気遮蔽が必要な場合には、当該電子部品を覆う導電性部材からなるシールドを装備している。
ここで、図1及び図2を参照して、回路基板上におけるシールドの配置や構成の一例を説明する。例えば、磁気遮蔽が必要な略直方体形状の複数のIC(integrated circuit)101〜106が、回路基板100の表面に配置されていることとする。そして、回路基板100の表面から符号101に示すICを磁気遮蔽する場合には、当該IC101の上方と4辺すべての側方とを囲うよう、箱型のシールド201をIC101に被せて配置する。この場合、シールド201は、図2(A)に示すように、天板211と側壁212とにより構成されている。なお、図1では、シールド201,202,203の天板を取り除いた状態、つまり、側壁が位置する箇所のみを太線にて示している。
また、符号104や符号106に示すICを磁気遮蔽する場合には、上記同様にIC104,106の側方と上方を覆うシールド202,203を配置すればよいが、他の基板上に搭載される部品等に応じて、天板212を支持する側壁222の一部を切除することが行われている。例えば、符号104に示すICのシールド202は、当該シールド202の側壁222が位置する場所に他の電子部品であるIC105を配置する必要があるため、かかる部分に位置する側壁を切除して構成している。なお、図2(B)は、図1のIC104,105及びシールド202を左側方から見た図である。また、符号106に示すICのシールド203は、当該シールド202の側壁が位置する場所に配線パターン110を形成する必要があるため、かかる部分に位置する側壁を切除して構成されている。
また、回路基板に搭載するシールドに関連する技術として、特許文献1には、回路基板上の電子部品とシールドとが接触することによる短絡故障を防止すべく、シールドの側壁の一部を切除した構成の回路基板が開示されている。
そして、近年では、回路基板が実装される電子機器の高機能化と重量の増加に伴い、強度の補強用やノイズ対策用にシールドの重要性が増してきており、当該シールドの使用の増加や高密度実装が行われている。
特開2003−318591号公報
しかしながら、上述した構成の回路基板では、電子機器の薄型化や小型化の要求に対応できない、という問題が生じる。例えば、シールドや電子部品の数の増加により、基板表面への部品や配線などの配置が困難となり、高密度実装が困難となる。また、シールドの増加により当該シールドの側壁と回路基板との連結箇所が多くなるが、シールドに印加された衝撃が回路基板を介して搭載されている電子部品に直接的に伝達し、これにより電子部品が破壊しうる、という問題も生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、「回路基板の高密度実装が困難であることと衝撃による電子部品の破壊ということ」を解決することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である回路基板は、
基板と、上記基板の一方の面及び他方の面に搭載された電子部品と、上記基板の他方の面に搭載された上記電子部品の周囲を覆う磁気遮蔽シールドと、を備え、
上記磁気遮蔽シールドは、上記基板に固着して立設し上記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され上記基板の面に対して離間して位置し上記電子部品の上方を覆う天板部と、を備えている。
そして、上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部のうち、上記基板の上記一方の面側に上記電子部品が配置されている箇所に位置する上記側壁部の一部を切除した、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である電子機器は、
基板と、上記基板の一方の面及び他方の面に搭載された電子部品と、上記基板の他方の面に搭載された上記電子部品の周囲を覆う磁気遮蔽シールドと、を備えた回路基板と、
上記回路基板を収容する筐体と、を備えている。
上記磁気遮蔽シールドは、上記基板に固着して立設し上記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され上記基板の面に対して離間して位置し上記電子部品の上方を覆う天板部と、を備え、
上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部のうち、上記基板の上記一方の面側に上記電子部品が配置されている箇所に位置する上記側壁部の一部を切除した、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である回路基板の製造方法は、
基板の一方の面及び他方の面に電子部品を配置すると共に、少なくとも上記基板の他方の面に上記電子部品を配置したのちに当該電子部品の周囲を覆う磁気遮蔽シールドを配置する、という構成を採る。
そして、上記基板の他方の面に配置する上記磁気遮蔽シールドは、上記基板に固着して立設し上記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され上記基板の面に対して離間して位置し上記電子部品の上方を覆う天板部と、を備えており、
上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部のうち、上記基板の上記一方の面側に上記電子部品が配置されている箇所に位置する上記側壁部の一部が切除されている、
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、回路基板の軽量化を図ると共に、実装密度の向上と耐衝撃性能の向上を図ることができる。
本発明に関連する回路基板の構成を示す図である。 図1に開示した回路基板の一部を側方から見た図である。 本発明の実施形態1における携帯電話端末の構成を示す図である。 図3に開示した携帯電話端末に搭載されるメイン基板の構成を示す図である。 図3に開示した携帯電話端末に搭載されるメイン基板の構成を示す図である。 図4に開示したメイン基板の一部を側方から見た図である。 本発明の実施形態2におけるメイン基板の構成を示す図である。 図7に開示したメイン基板を裏面から見た構成を示す図である。 図8に開示したメイン基板の一部を側方から見た図である。 本発明の実施形態3におけるメイン基板の構成を示す図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図3乃至図6を参照して説明する。図3は、本実施形態における携帯電話端末の内部構成を示す図であり、図4及び図5は、携帯電話端末に搭載されるメイン基板の構成を示す図である。図6は、メイン基板の一部を側方から見た図である。
なお、本実施形態では、電子機器の一例として携帯電話端末1を挙げて説明する。但し、本発明における電子機器は携帯電話端末1に限定されず、以下に説明する構成を有する回路基板(メイン基板)を有するものであれば、いかなる電子機器であってもよい。
本実施形態における携帯電話端末1は、図3に示すように、図示しない筐体内に収容された、メイン基板2(回路基板)と、サブ回路3と、FPC(Flexible printed circuits)4と、各基板やFPCを接続するための他のFPC5,6と、を備えている。
そして、メイン基板2は、図5及び図6に示すように、一方の面に、5つのIC11〜15を備えている。また、メイン基板2は、上記一方の面の背面である他方の面に、図5の矢印A方向から見た図6(A)と、矢印B方向から見た図6(B)とに示すように、2つのIC21,22と、当該各IC21,22の周囲を覆う導電性部材からなる磁気遮蔽シールド31,32と、を備えている。図5では、メイン基板2の裏面である他方の面に配置された上記IC21,22及び磁気遮蔽シールド31,32を点線にて示している。なお、メイン基板2に搭載されるICや磁気遮蔽シールドの数や形状は、図5,6に示すものに限定されない。また、メイン基板2上におけるICや磁気遮蔽シールドの位置も、後述する位置に限定されない。
ここで、上記各磁気遮蔽シールド31,32は、各IC21,22の上方を覆う天板部31a,32aと、当該各IC21,22の側方を覆う側壁部31b,32bと、が一体的に構成され、各IC21,22に被せて周囲を囲う箱型に形成されている。具体的に、各磁気遮蔽シールド31,32の天板部31a,32aは、メイン基板2の面から離間して位置するよう側壁部31b,32bにて支持されており、各IC21,22の上面よりも広く形成されている。また、各磁気遮蔽シールド31,32の側壁部31b,32bは、略直方体であるIC21,22の4面からなる側面を囲う壁面であり、メイン基板2に半田などで固着して垂直に立設している。そして、側壁部31b、32bは、その上端に上記天板部31a,32aを配置し、当該天板部と一体的に形成されている。
さらに、本実施形態では、上記各磁気遮蔽シールド31,32の側壁部31b,32bの一部が切除されて形成されている。ここで、比較例を図4に示す。仮に、各磁気遮蔽シールドで各IC21,22のすべての側面を囲った場合には、磁気遮蔽シールド31’,32’の側壁部とメイン基板2とが固着される箇所は、図4の太い点線に示すようになる。つまり、メイン基板2の一方の面に配置されたIC15が位置する箇所の裏面(他方の面)側にも、磁気遮蔽シールド31’,32’の側壁部とメイン基板2との固着箇所が位置することとなる。これに対して、本実施形態では、図5の太い点線に示すように、メイン基板2の一方の面に配置されたIC15の裏面(他方の面)側に位置する磁気遮蔽シールド31,32の側壁部31b,32bの一部が切除されて形成されている。具体的には、図6(B)に示すように、上記各磁気遮蔽シールド31,32の各側壁部31b,32bのうち、その反対面側に配置されたIC15の真裏に位置する箇所のみが切除され、かかる切除箇所31c,32cから内部に位置するIC21,22が見える状態となる。
上記構成により、メイン基板2のIC15が配置された箇所の裏面側には、磁気遮蔽シールド31,32の側壁部31b,32bが存在しないため、当該側壁部31b,32bとメイン基板2との固着箇所も存在しない。これにより、仮に、上記メイン基板2が搭載された携帯電話端末1を落下させてしまうなど磁気遮蔽シールド31,32に衝撃が印加された場合であっても、かかる衝撃は側壁部31b,32bの切除箇所31c,32cからは直接的にメイン基板2に伝達しない。従って、磁気遮蔽シールド31,32の裏面側に配置されたIC15に衝撃が直接的に伝達されることを抑制することができるため、仮にIC15が強度的に弱い部品であったとしても、当該IC15(電子部品)への衝撃を緩和でき、IC15の破壊や半田クラックなどを抑制することができる。さらに、上述したように磁気遮蔽シールド31,32の側壁部31b,32bの一部が切除されているため、メイン基板2全体の軽量化を図ることができる。
また、上述したメイン基板2(回路基板)では、当該基板2の表裏面(一方の面と他方の面)にそれぞれ電子部品を配置し、また、特定の電子部品を覆う磁気遮蔽シールドを配置しているため、メイン基板2の両面を有効利用することができる。その結果、種々の部品を高密度にて実装することができ、メイン基板2の小型化、薄型化を図ることができる。
ここで、上述したメイン基板2を製造する方法の一例を説明する。まず、メイン基板2の表裏面に各IC11−15,21,22を配置して、当該メイン基板2と各IC11等とを半田付けなどで接合する。その後、事前に側壁部31b,32bに切除箇所31c,32cが形成された磁気遮蔽シールド31,32を、当該シールド31,32にて特定のIC21,22を覆うようメイン基板2上に配置して、当該メイン基板2とシールド31,32とを半田付けなどで接合する。なお、磁気遮蔽シールド31,32をメイン基板2に接合するタイミングは、当該磁気遮蔽シールド31,32にて周囲を覆う特定のIC21,22をメイン基板2に接合した後であればよく、その後、メイン基板2の反対面側のIC11−15を配置して接合してもよい。
なお、上記では、各磁気遮蔽シールド31,32の側壁部31b,32bの切除箇所31c,32cを、反対面側に配置されたIC15の真裏に位置する箇所のみに形成する場合を例示したが、それよりも広く切除箇所31c,32cを形成してもよい。つまり、メイン基板2の真裏にIC15が位置していない箇所まで、切除箇所31c,32cを延設してもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図7乃至図9を参照して説明する。図7は、本実施形態におけるメイン基板の一方の面の構成を示す図であり、図8は、メイン基板の他方の面の構成を示す図である。図9は、メイン基板の一部を側方から見た図である。なお、本実施形態におけるメイン基板2は、上述同様に、携帯電話端末1などの電子機器の筐体内部に搭載されるものである。
まず、図7に示すように、本実施形態におけるメイン基板2の一方の面には、5つのIC11,12,13,14,16が配置されている。ここで、符号16に示すICは、実施形態1とは配置位置が異なる。また、図7の裏面側である図8に示すように、メイン基板2の他方の面には、上記実施形態1と同様に、2つのIC21,22と、当該各IC21,22を覆う各磁気遮蔽シールド41,42と、が配置されている。但し、本実施形態では、一方の面側に位置するIC16の位置が実施形態1とは異なるため、これに対応して、磁気遮蔽シールド41,42の形状が異なる。
ここで、図8、及び、図8のC−C線断面図である図9を参照して、符号41に示す磁気遮蔽シールドの構成を説明する。具体的に、磁気遮蔽シールド41は、IC21の上方を覆う天板部41aと、当該IC21の側方を覆う側壁部41bと、が一体的に構成されている。そして、側壁部41bには、当該側壁部41bの一部が切除された切除箇所41cが形成されている。この切除箇所41cは、実施形態1と同様に、メイン基板2の裏面側にIC16が位置する箇所に対応して形成されている。例えば、本実施形態では、図9の符号41c及び図8の太線に示すように、4面からなる側壁部41bのうち、一面のほぼ中央部分に切除箇所41cが形成されている。そして、符号42に示す磁気遮蔽シールドの構成も同様に、図8の太線に示すように、4面からなる側壁部のうち、一面のほぼ中央部分に切除箇所が形成されている。
そして、本実施形態では、さらに、図8に示すように、メイン基板2の他方の面上には、IC21,22間を接続する配線パターン51が形成(敷設)されている。そして、この配線パターン51は、IC21,22の周囲を覆う磁気遮蔽シールド41,42の側壁部の切除箇所に位置して配置されている。このように磁気遮蔽シールド41,42の側壁部の切除箇所を利用することで、基板表層への配線が可能となる。その結果、基板設計時の配線の自由度が増し、配線効率の向上、さらには、部品等の実装密度の向上を図ることができる。
なお、切除箇所に形成する配線パターンは、当該切除箇所が形成された磁気遮蔽シールド41,42にて覆われたICなどの電子部品に接続されるものであることに限定されず、いかなる配線でもよい。また、磁気遮蔽シールド41,42の切除箇所には、配線パターンではなく、被覆された銅線などの配線が配置されてもよい。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図10を参照して説明する。図10は、本実施形態における回路基板の構成を示す図であり、図10(A)は一方の面の構成を示し、図10(B)は側方から見た図を示す。
図10に示すように、本発明の一形態である回路基板は、
基板81と、上記基板81の一方の面及び他方の面に搭載された電子部品82,83と、上記基板81の他方の面に搭載された上記電子部品83の周囲を覆う磁気遮蔽シールド84と、を備えており、
上記磁気遮蔽シールド84は、上記基板81に固着して立設し上記電子部品83の側方を覆う側壁部84bと、当該側壁部84bに支持され上記基板81の面に対して離間して位置し上記電子部品83の上方を覆う天板部84aと、を備える。
そして、上記磁気遮蔽シールド84の上記側壁部84bのうち、上記基板81の上記一方の面側に上記電子部品82が配置されている箇所に位置する上記側壁部84bの一部を切除した(符号84c)、
という構成を採る。
上記発明によると、まず、回路基板の一方の面と他方の面とに電子部品が配置されており、また、他方の面には電子部品を覆う磁気遮蔽シールドが配置されているため、基板の両面を有効利用することができ、種々の部品を高密度にて実装することができる。その結果、回路基板の小型化、薄型化を図ることができる。また、磁気遮蔽シールドの側壁部が位置する箇所の基板の反対面側(一方の面側)に電子部品が位置している場合に、かかる箇所の側壁部を切除している。このため、磁気遮蔽シールドに衝撃が印加された場合であっても、かかる衝撃が回路基板を介して直接的に電子部品に伝達されることを抑制できる。従って、電子部品への衝撃を緩和でき、破壊を抑制することができる。さらに、シールドの側壁部の一部が切除されているため、回路基板の軽量化を図ることができる。
また、上記回路基板では、
上記基板の上記他方の面上における上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部の上記切除箇所が形成された箇所に、配線を敷設した、
という構成を採る。
また、上記回路基板では、
上記基板の上記他方の面に配置された上記電子部品に接続された配線を、当該電子部品の周囲を覆うよう配置された上記磁気遮蔽シールドに形成された上記側壁部の上記切除箇所に敷設した、
という構成を採る。
また、上記回路基板では、
上記基板の上記他方の面に配置された2つの上記電子部品の間を接続する配線を、当該各電子部品のそれぞれの周囲を覆うよう配置された2つの上記磁気遮蔽シールドに形成された各上記側壁部の各上記切除箇所に敷設した、
という構成を採る。
これにより、上述したように形成した磁気遮蔽シールドの切除箇所に、必要な配線を敷設することで、配線効率の向上を図ることができ、より実装密度の向上を図ることができる。
また、上記回路基板では、
上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部の上記切除箇所を、上記一方の面側に上記電子部品が配置されている箇所よりも広く形成した、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である電子機器は、
基板と、上記基板の一方の面及び他方の面に搭載された電子部品と、上記基板の他方の面に搭載された上記電子部品の周囲を覆う磁気遮蔽シールドと、を備えた回路基板と、
上記回路基板を収容する筐体と、を備え、
上記磁気遮蔽シールドは、上記基板に固着して立設し上記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され上記基板の面に対して離間して位置し上記電子部品の上方を覆う天板部と、を備える。
そして、上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部のうち、上記基板の上記一方の面側に上記電子部品が配置されている箇所に位置する上記側壁部の一部を切除した、
という構成を採る。
そして、上記電子機器では、
上記基板の上記他方の面上における上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部の上記切除箇所が形成された箇所に、配線を敷設した、
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である回路基板の製造方法は、
基板の一方の面及び他方の面に電子部品を配置すると共に、少なくとも上記基板の他方の面に上記電子部品を配置したのちに当該電子部品の周囲を覆う磁気遮蔽シールドを配置する、という構成を採る。
このとき、上記基板の他方の面に配置する上記磁気遮蔽シールドは、上記基板に固着して立設し上記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され上記基板の面に対して離間して位置し上記電子部品の上方を覆う天板部と、を備えており、
上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部のうち、上記基板の上記一方の面側に上記電子部品が配置されている箇所に位置する上記側壁部の一部が切除されている。
そして、上記回路基板の製造方法では、
上記基板の上記他方の面上における上記磁気遮蔽シールドの上記側壁部の上記切除箇所が形成された箇所に、配線を敷設した、
という構成を採る。
上述した構成を有する、電子機器、又は、回路基板の製造方法、の発明であっても、上記回路基板と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、携帯電話端末などの電子機器に搭載される回路基板として利用でき、産業上の利用可能性を有する。
1 携帯電話端末
2 メイン基板
3 サブ回路
4,5,6 FPC
11,12,13,14,15,16,21,22 IC
31,32,41,42 磁気遮蔽シールド
31a,32a,41a 天板部
31b,32b,41b 側壁部
31c,32c,41c 切除箇所
51 配線パターン
81 基板
82,83 電子部品
84 磁気遮蔽シールド
84a 天板部
84b 側壁部
100 回路基板
101,102,103,104,105,106 IC
110 配線パターン
201,202,203 シールド
211,221 天板
212,222 側壁

Claims (9)

  1. 基板と、前記基板の一方の面及び他方の面に搭載された電子部品と、前記基板の他方の面に搭載された前記電子部品の周囲を覆うシールドと、を備え、
    前記シールドは、前記基板に固着して立設し前記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され前記基板の面に対して離間して位置し前記電子部品の上方を覆う天板部と、を備え、
    前記シールドの前記側壁部のうち、前記基板の前記一方の面側に前記電子部品が配置されている箇所に位置する前記側壁部を切除した、
    回路基板。
  2. 請求項1に記載の回路基板であって、
    前記基板の前記他方の面上における前記シールドの前記側壁部の前記切除箇所が形成された箇所に、配線を敷設した、
    回路基板。
  3. 請求項2に記載の回路基板であって、
    前記基板の前記他方の面に配置された前記電子部品に接続された配線を、当該電子部品の周囲を覆うよう配置された前記シールドに形成された前記側壁部の前記切除箇所に敷設した、
    回路基板。
  4. 請求項2に記載の回路基板であって、
    前記基板の前記他方の面に配置された2つの前記電子部品の間を接続する配線を、当該各電子部品のそれぞれの周囲を覆うよう配置された2つの前記シールドに形成された各前記側壁部の各前記切除箇所に敷設した、
    回路基板。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の回路基板であって、
    前記シールドの前記側壁部の前記切除箇所を、前記一方の面側に前記電子部品が配置されている箇所よりも広く形成した、
    回路基板。
  6. 基板と、前記基板の一方の面及び他方の面に搭載された電子部品と、前記基板の他方の面に搭載された前記電子部品の周囲を覆うシールドと、を備えた回路基板と、
    前記回路基板を収容する筐体と、を備え、
    前記シールドは、前記基板に固着して立設し前記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され前記基板の面に対して離間して位置し前記電子部品の上方を覆う天板部と、を備えると共に、
    前記シールドの前記側壁部のうち、前記基板の前記一方の面側に前記電子部品が配置されている箇所に位置する前記側壁部を切除した、
    電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器であって、
    前記基板の前記他方の面上における前記シールドの前記側壁部の前記切除箇所が形成された箇所に、配線を敷設した、
    電子機器。
  8. 基板の一方の面及び他方の面に電子部品を配置すると共に、少なくとも前記基板の他方の面に前記電子部品を配置したのちに当該電子部品の周囲を覆うシールドを配置し、
    前記基板の他方の面に配置する前記シールドは、前記基板に固着して立設し前記電子部品の側方を覆う側壁部と、当該側壁部に支持され前記基板の面に対して離間して位置し前記電子部品の上方を覆う天板部と、を備えており、
    前記シールドの前記側壁部のうち、前記基板の前記一方の面側に前記電子部品が配置されている箇所に位置する前記側壁部が切除されている、
    回路基板の製造方法。
  9. 請求項8に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記基板の前記他方の面上における前記シールドの前記側壁部の前記切除箇所が形成された箇所に、配線を敷設した、
    回路基板の製造方法。
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