JP5511764B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類乾燥機に関するものである。
従来、ドラムの前面部を支持する固定リング板の内側またはドラムの後面部を支持する支持部材の内側に温風吹出口が設けられ、この温風吹出口からドラム内へ向けて加熱された空気を送り込み、ドラムの奥側に設けた温風排出口から加熱された空気を排出するように構成された後方排気構造を有する衣類乾燥機が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
この種の衣類乾燥機では、温風吹出口の近傍が最も温度が高くなることから、衣類温センサも上記の固定リング板または支持部材の内側で、且つ温風吹出口の近傍に配設されている。そして、この衣類温センサで接触検知した衣類の温度に応じて、ドラム内へ供給する空気の加熱度合を調整し、衣類の過熱を防止している。
特開平6−170097号公報 特開平6−170093号公報 特開平11−319395号公報
ところが、上述のような後方排気構造を有する衣類乾燥機では、ドラムの奥側に設けられた温風排出口に除塵用のエアフィルタが取り付けられているため、掃除の際にエアフィルタが取り外し難く、使い勝手が悪い。また、ドラムを回動可能に支持する支軸の周囲にドラムの後面部を支持する支持部材を設けた場合、支軸の周囲の構造が複雑になるだけでなく、ドラムの奥側で支持部材の突出部が生ずるため、衣類が引っ掛かりやすくなる。その結果、衣類が局部的に過熱されたりあるいは逆に衣類が十分に乾燥されないという問題がある。
そこで、平面状に形成されたドラムの奥壁に温風吹出口を設け、ドラムの前方の扉の内側に温風排出口を設けることが考えられる。この後方吹出−前方排気構造を有する衣類乾燥機によれば、ドラムの奥壁に設けた温風吹出口からドラム内の前方へ向けて加熱された空気が送り込まれ、扉の内側に形成された温風排出口を通じて加熱された空気が機外へ排出される。これにより、扉の内側(温風排出口の形成部)に防塵用のエアフィルタを配設することが可能であり、掃除の際にエアフィルタが取り外し易く、使い勝手が良い。また、ドラムの奥壁で衣類の引っ掛かりが少ないため、衣類を効率よく乾燥させることができる。
しかしながら、このような後方吹出−前方排気構造を採用した場合、ドラムの奥壁は回動するためドラムの奥壁内側に衣類温センサを設けることができず、それゆえ特許文献1及び2の衣類乾燥機のようにドラムの前側に位置する固定リング板に衣類温センサを設ける必要がある。その結果、温風吹出口が形成されたドラムの奥側よりも、ドラムの前側、即ち、固定リング板に配設された衣類温センサ側の方が低温になるため、少し温度低下した状態の衣類の温度を衣類温センサが検知することになり、加熱された衣類の温度を正確に測定できない可能性がある。特に、衣類の容量が大きい場合、ドラムの奥側にある温風吹出口近傍の高温の衣類の温度が衣類温センサで検知され難い。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ドラム内で高温に加熱された衣類の温度を正確に測定可能な衣類乾燥機を提供することにある。
本発明に係る衣類乾燥機は、
本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジと、を備え、
ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設されており、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設され、衣類温センサから延びる導電線が、支軸の内側の空間に挿通され、支軸外周の空間へ室内空気を流通させる空気取込口が、支軸を支持する固定壁の支軸端外周に設けられたものである。
上記衣類乾燥機では、ドラムを回動可能に支持する支軸のドラム内側の端部にフランジが固定されているから、ドラムの奥壁に温風吹出口を有する衣類乾燥機であっても、温風吹出口の近傍のフランジの前面に衣類温センサを配設することができる。それゆえ、温風吹出口の近傍に滞留する最も加熱された状態の衣類の温度を検知できる。また、上記衣類乾燥機では、ドラムの奥壁に温風吹出口が設けられているとともに、円板状のフランジが支軸に固定されているから、ドラムの奥側で衣類の引っ掛かりも少ない。特に、上記衣類乾燥機では、衣類温センサから延びる導電線が支軸の内側の空間に挿通されており、また、支軸は、空気取込口から支軸外周の空間へ送り込まれる室内空気によって冷却されるから、導電線の被覆が溶けてしまう不具合や、導電線を介して衣類温センサへ伝わる熱によって衣類温度が誤検知されてしまう不具合を防止できる。
上記衣類乾燥機において、好ましくは、前記固定壁の支軸側の面に、支軸の外周を所定の間隔をもって囲う筒状の遮熱板が設けられ、遮熱板と支軸との間に前記空気取込口が設けられる。
このものでは、空気取込口から支軸外周の空間へ室内空気が確実に導かれる。また、たとえ加熱手段で加熱された高温の空気がドラムの奥壁と固定壁との間隙にまで回り込んだとしても、遮熱板によってその高温の空気が支軸へ直接的に吹きつけられるのも阻止される。従って、上述した導電線の被覆の溶解や導電線を介した熱伝導による衣類温度の誤検知をより効果的に防止できる。また、衣類温センサが熱伝導の影響を受けて劣化するのも防止できる。
また、本発明に係る衣類乾燥機は
本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジとを備え、ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設され、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設された衣類乾燥機であって、衣類温センサを覆う外ケースと、フランジの前面をドラムの内側から覆い、衣類温センサをドラム内側へ露出させるためのセンサ孔を有する表面板と、衣類温センサを覆う外ケースと、センサ孔の内周面と衣類温センサの外ケースとの間に配設された断熱体とを備える。
ドラムの内側に面するフランジの前面は、加熱された空気の影響を受けて高温になるため、衣類が衣類温センサに接触していなくても、伝熱により衣類温センサが高温を検知する場合がある。これに対して、上記衣類乾燥機では、フランジの前面に表面板が設けられ、その表面板に開設されたセンサ孔に外ケースを有する衣類温センサが配設されており、センサ孔と衣類温センサの外ケースとの間に設けられた断熱体によって、表面板から衣類温センサへの熱伝導が阻止されるから、衣類の正確な温度を衣類温センサによって検知できる。
上記衣類乾燥機は、好ましくは、フランジの前面をドラムの内側から覆う表面板と、ドラムの奥壁内側に設けられ、フランジの外周を覆う軸カバーを有し、フランジ、表面板、及び軸カバーに温風吹出口が配設される。
上記衣類乾燥機では、支軸のドラム内側の端部から外周方向へ張り出すフランジに衣類がより引っ掛り難くなるから、フランジの周囲で回転する衣類全体の温度をより正確に検知することができる。
上記衣類乾燥機では、温風吹出口付近で加熱された直後の衣類が衣類温センサに接触し易いから、さらに正確に衣類の温度を検知できる。
また、本発明に係る衣類乾燥機は、
本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジとを備え、ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設され、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設された衣類乾燥機であって、ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱されていないドラム外の空気をフランジの後面へ導く空気導通孔が配設され、フランジの後面に、前記空気導通孔から送り込まれた空気を衣類温センサから延びる導電線の配設領域に沿って流通させる冷却通路が配設される。
ドラムの奥壁に対峙するフランジの後面は、ドラム内へ供給される加熱された空気の影響を受けて高温になるため、衣類が衣類温センサに接触していなくても、その衣類温センサからフランジに沿って延設される導電線への伝熱により、衣類温センサが高温を検知してしまう場合がある。これに対して、上記衣類乾燥機では、加熱手段で加熱されていないドラム外の空気をドラムの奥壁とフランジの後面との間隙へ導く空気導通孔がドラムの奥壁に設けられ、上記導電線の配設領域に沿って流通させる冷却通路がフランジの後面に設けられており、この冷却通路へ流通させるドラム外の空気によって、導電線への熱伝導が抑制されるから、より正確な衣類の温度を衣類温センサによって検知できる。また、衣類温センサが上記熱伝導の影響を受けて劣化するのも防止できる。
以上のように、本発明によれば、ドラム内で高温に加熱された衣類の温度を精度よく測定することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機を示す側面視概略縦断面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機の正面視概略縦断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機の支軸周辺の側面視概略縦断面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る衣類乾燥機の変形例を示す正面視概略縦断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機を用いて乾燥運転時の衣類温度の変化を測定した結果を示すグラフである。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る衣類乾燥機の正面視概略縦断面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る衣類乾燥機の支軸周辺の側面視概略縦断面図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る衣類乾燥機のフランジの後面周辺を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る衣類乾燥機の他の変形例における衣類温センサを示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る衣類乾燥機の他の変形例における衣類温センサの平面視概略横断面図である。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る衣類乾燥機1は、矩形箱状の本体ケース10と、本体ケース10の正面に開設された衣類取出口101を被蓋する扉11とでその外郭が構成されている。
本体ケース10内には、衣類Mを収容する一端開放円筒状のドラム12が収容されている。このドラム12は、その開放端が本体ケース10の正面側に面するように略90度傾倒した横向き姿勢で本体ケース10内に組み込まれており、その正面開放部の内周面が衣類取出口101の内側外周に固設されたリング板13の外周に遊接支持され、奥壁121の中心部が本体ケース10内奥側の固定壁102に設けられた支軸14に支持されている。
支軸14を支持する固定壁102には、本体ケース10内の空気をドラム12の奥壁121と固定壁102との間隙S1へ取り込むための空気取込口104が開設されており、後述する給排気ファン18を作動した際に本体ケース10内へ取り込まれる室内空気が、この空気取込口104を通って上記間隙S1内へ導かれるようになっている。
さらに、固定壁102の上記間隙S1側の面には、ドラム12の奥壁121へ向かって開放する筒状の遮熱板105が所定の間隔をもって支軸14の外周を囲うように配設されている。
また、ドラム12には、ドラムモータ122が接続されており、ドラム12は、このドラムモータ122の駆動力によって上記支軸14を中心に自在に回動するよう構成されている。
ドラム12の奥壁121には、複数の温風吹出口123が形成されており、この奥壁121の裏側には、本体ケース10内へ取り込まれる室内空気や後述するガスバーナ161から放出された燃焼ガスを上記温風吹出口123へ導くための温風ダクト15が配設されている。
温風ダクト15は、ドラム12の奥壁121の裏側からドラム12下方の本体ケース10内下部の空間まで延設されており、その下端開放部151の下方には、温風ダクト15を通じてドラム12内へ導かれる空気を加熱する加熱手段としてバーナユニット16が配設されている。
バーナユニット16は、ガスバーナ161や弁装置162等で構成されており、弁装置162に組み込まれた図示しない比例弁を開放すると、バーナユニット16周辺の空気と共にガスバーナ161内へ所定量のガスが送り込まれ、そのガスバーナ161の炎孔上方で着火する。そして、送り込まれたガスは燃焼ガスとして温風ダクト15内へ放出され、ドラフト効果によってその温風ダクト15の下端開放部151へ導かれた本体ケース10内の空気を加熱しつつ、その加熱された空気と共に温風ダクト15の正面開放部152から温風吹出口123を通じてドラム12内へ供給される。
ドラム12の上方で且つ本体ケース10内上部の空間には、後述する連絡通路110から導かれたドラム12内の空気を本体ケース10外へ導くための排気ダクト17が配設されている。
排気ダクト17の一端側の排気入口171は、本体ケース10の正面で且つ衣類取出口101の上側に開設されており、他端側の排気出口172は、本体ケース10上面に開設されている。また、排気ダクト17の中間部には、本体ケース10内へ取り込まれた室内空気やガスバーナ161によって加熱された空気をドラム12内へ送り込み、さらにドラム12内から本体ケース10の外部へ排出させるための給排気手段として給排気ファン18が組み込まれている。
一方、扉11の内側には、扉11が閉じられた状態において衣類取出口101へ繋がる温風排出口111と、上記排気入口171へ繋がる連結口112とが設けられており、扉11の内部には、これら温風排出口111および連結口112相互を繋ぐ空気の通路(以下、「連絡通路」という)110が形成されている。
従って、扉11が閉じられた状態で給排気ファン18を回転させると、ドラム12内の空気が温風排出口111から扉11内部の連絡通路110を通って排気ダクト17内へ送り出され、さらに排気出口172から本体ケース10の外部へ排出される。
本体ケース10の側面には、本体ケース10の内外を繋ぐ給気口103が設けられており、給排気ファン18によってドラム12内へ送り込まれる室内空気やガスバーナ161によって加熱される空気は、この給気口103から本体ケース10内へ取り込まれる。
温風排出口111の連絡通路110側には、取り外し可能な網目状のエアフィルタ19が装着されており、ドラム12内の空気が連絡通路110を介して排気ダクト17内へ送り出される際、このエアフィルタ19によってドラム12内に浮遊するごみや糸くずが除去される。
一方、温風排出口111に対向するドラム12の奥側には、衣類Mの温度を検知するための衣類温センサ20が設けられている。詳述すると、支軸14のドラム12内側の端部には、支軸14の中心であるドラム12の回転中心Pから外周方向へ張り出す円板状のフランジ141が固設されており、ドラム12の奥壁121から内側に突出するフランジ141の前面に衣類温センサ20が取り付けられている。なお、フランジ141は、支軸14の端部と一体で成形されていてもよいし、衣類温センサ20は、フランジ141の前面に複数設けられてもよい。
図2に示すように、衣類温センサ20は、正面視においてドラム12の回転中心Pから外周側で、且つ回転中心Pより下方にオフセットした位置(例えば、回転中心Pから60mm下方の位置)に配設されている。温風ダクト15の正面開放部152は、この衣類温センサ20の下側方に開設されている。
図3に示すように、衣類温センサ20は、円皿状に形成された伝熱性の高い金属製の外ケース201を有しており、その外ケース201の表面(以下、「検知面」という)20Aの温度変化をサーミスタ202で検知するように構成されたものである。
支軸14は、両端開放の円筒状に形成されており、サーミスタ202から延設される導電線としてのリード線203は、この内側の空間を通って後述する制御回路30に繋がっている。また、支軸14は、ドラム12の奥壁121の中央裏面に固設された軸受124に挿通支持されており、さらに、その軸受124後方側の端部は、本体ケース10の固定壁102に貫挿固定されている。即ち、ドラム12は、本体ケース10内に固定された支軸14を中心として回動可能な状態で支持されている。
空気取込口104は、支軸14の支持端の外周に設けられており、さらにこの空気取込口104の形成部の外側に遮熱板105が配設されている。そして、この空気取込口104から遮熱板105の内側の空間S2へ室内空気が導かれる。また、ドラム12の温風吹出口123が衣類Mで塞がれている場合、ガスバーナ161から温風ダクト15内へ送り込まれた燃焼ガスが上記間隙S1内にまで回り込むことがあるが、その高温の燃焼ガスが支軸14へ直接的に吹き付けられるのも上記遮熱板105によって阻止される。
一方、フランジ141の前面には、その全体をドラム12の内側から覆う円板状の表面板142が固定されている。また、表面板142には、円形のセンサ孔143が開設されており、衣類温センサ20の検知面20Aは、このセンサ孔143からドラム12の内側へ露出している。
表面板142の表側の面と衣類温センサ20の検知面20Aとは、略同一平面となるように構成されている。また、外ケース201の外周とセンサ孔143の内周との間には、表面板142の熱が外ケース201に伝達されるのを防止するための断熱体144が挟み込まれている。
表面板142の外周端面は、ドラム12の奥壁121に固設された円環状の軸カバー125で覆われている。この軸カバー125の内周縁と表面板142の外周端面との間には、ドラム12が回動してもそれら相互が接触しないよう、所定の間隙が形成されている。
図1に示したように、本体ケース10内には、ドラム12の回転動作やバーナユニット16による空気の加熱動作等、衣類乾燥機1全体の運転を制御する制御回路30が組み込まれており、上述したドラムモータ122、弁装置162、給排気ファン18のファンモータ181および衣類温センサ20は、この制御回路30に電気配線を通じて接続されている。尚、この制御回路30における衣類温センサ20によって検知された衣類温度に応じて加熱手段による空気の加熱度合を調整する機能部が、制御部に対応する。
図示しないが、制御回路30は、ドラム12の回転および停止を行うドラム作動回路、給排気ファン18の回転および停止を行うファン作動回路、ガスバーナ161の点火および消火を行う点消火回路、衣類Mの乾燥状態に基づいて乾燥運転の終了時期を判定する乾燥判定回路等によって構成されており、これら各回路によって衣類Mの乾燥運転が実行される。
具体的には、乾燥運転の開始操作がなされると、ファンモータ181を駆動して給排気ファン18を回転させるとともにドラムモータ122を駆動してドラム12を回転させ、さらにガスバーナ161を点火する乾燥動作を開始する。すると、本体ケース10内の空気がガスバーナ161から放出された燃焼ガスによって加熱されつつ、その燃焼ガスと共に温風ダクト15内へ導かれ、温風として温風吹出口123からドラム12内へ供給される。そして、ドラム12内へ供給された燃焼ガスや高温の空気は、衣類Mの水分を蒸発させつつ扉11の内側の温風排出口111を介して連絡通路110に排出され、さらに連絡通路110を通じて排気ダクト17へ導かれ、排気出口172から本体ケース10の外部へ排出される。その結果、衣類Mは、回転するドラム12内で攪拌されながら、次第に乾燥していく。
そして、乾燥運転の間に衣類温センサ20の検知面20Aに接触した衣類Mの温度が予め設定された基準温度より高ければ、図示しない比例弁を所定の開度まで絞って燃焼ガスの放出量を減少させ、空気の加熱度合を減少させる。一方、上記衣類Mの温度が基準温度より低ければ、図示しない比例弁を所定の開度まで開いて燃焼ガスの放出量を増加させ、空気の加熱度合を増加させる。
その後、衣類Mが所定の乾燥状態になれば、ガスバーナ161を消火させるとともに、給排気ファン18およびドラム12を回転させた状態に維持し、衣類Mの冷却動作を行う。その結果、衣類Mは、回転するドラム12内で攪拌されながら、次第に除熱されていく。そして、冷却動作を開始してから所定時間が経過すれば、衣類Mが適度に冷却されたものとして、給排気ファン18およびドラム12の回転を停止させ、運転を終了する。
このように、上記実施の形態によれば、ドラム12を回動可能に支持する支軸14のドラム12内側の端部にフランジ141が固定されているから、ドラム12の奥壁121に温風吹出口123を有する衣類乾燥機1であっても、温風吹出口123近傍のフランジ141の前面に衣類温センサ20を配設することができる。そして、ドラム12の奥壁121の温風吹出口123の近傍に配設された衣類温センサ20によって、温風吹出口123の近傍に滞留する加熱された直後の衣類Mの温度、即ち、最も加熱された状態の衣類Mの温度を検知できるから、ガスバーナ161による空気の加熱度合を正確に調整することが可能であり、高い温調精度が発揮される。従って、例えば、大量の衣類Mをドラム12に入れ、乾燥運転の開始初期段階から高温の温風をドラム12内へ供給する制御動作を行っても、そのドラム12内の衣類Mが過熱状態になる前に、適切に温風の温度を調整できる。
また、この衣類乾燥機1では、フランジ141の前面上のドラム12の回転中心Pから下方外周側にオフセットした位置に衣類温センサ20が配設されている。即ち、乾燥運転中、衣類Mは遠心力及び自重によってドラム12内側の外周寄りで、且つドラム12内側の下方の空間へ集められる。従って、衣類温センサ20が上記位置に配設されれば、ドラム12の回転に伴って衣類Mが衣類温センサ20に接触し易いから、より正確に衣類Mの温度を検知できる。これにより、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
さらに、この衣類乾燥機1では、支軸14の表面板142に開設されたセンサ孔143と衣類温センサ20の外ケース201との間に設けられた断熱体144によって、その表面板142から衣類温センサ20への熱伝導が阻止されるから、衣類Mの正確な温度を衣類温センサ20によって検知でき、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
そして、この衣類乾燥機1では、温風吹出口123はドラム12の平面状の奥壁121に設けられているから、奥壁121からの突出部が少ないだけでなく、フランジ141が円板状の形状を有するから、ドラム12の奥側で衣類Mの引っ掛かりも少ない。さらにドラム12の奥壁121に、フランジ141の外周を覆う円環状の軸カバー125が設けられているから、支軸14のドラム12内側の端部からその外周方向へ張り出すフランジ141に衣類Mがより引っ掛り難くなり、衣類温センサ20による温度検知が妨げられるのを防止でき、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
また、支軸14の支持端外周に空気取込口104が設けられており、この空気取込口104から上記空間S2内へ送り込まれる室内空気によって支軸14が冷却されるから、支軸14が過熱状態になり難く、その支軸14内に挿通されるリード線203の被覆が溶けてしまう不具合や、リード線203を介してサーミスタ202へ伝わる熱によって衣類温度が誤検知されてしまう不具合を防止できる。よって、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
さらに、支軸14の外周に遮熱板105が設けられており、高温の燃焼ガスによって支軸14が直接的に加熱されるのも阻止されるから、支軸14が過熱状態になり難く、上述したリード線203の被覆の溶解やリード線203を介した熱伝導による衣類温度の誤検知をより効果的に防止できる。また、衣類温センサ20が上記熱伝導の影響を受けて劣化するのも防止できる。よって、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
尚、上記実施の形態では、衣類温センサ20はドラム12の回転中心Pから縦中心線上にオフセットした位置に配設されているが、図4に示すように、衣類温センサ20はドラム12の回転中心Pより下方で且つドラム12の縦中心線よりその回転方向側へ偏心した位置に配設されていても良い。衣類Mは、ドラム12内でその回転方向へ持ち上げられつつ攪拌されるが、この衣類乾燥機では、ドラム12の回転方向側へ偏心した位置に衣類温センサ20が配設されているから、ドラム12を回動させて乾燥を行う構成の衣類乾燥機1において衣類Mがその衣類温センサ20に接触し易い。これにより、衣類温センサ20が的確に温度検知でき、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
図5は、衣類温センサが異なる位置に設けられた衣類乾燥機を用いて、同一乾燥条件で乾燥運転を行った場合に検知される衣類温度の変化を測定した結果である。図中(a)は、フランジの前面で、ドラムの回転中心に衣類温センサが配設された衣類乾燥機の測定結果を、(b)は、フランジの前面で、ドラムの回転中心から下方外周側へ40mmオフセットした位置に衣類温センサが配設された衣類乾燥機の測定結果を、(c)は、フランジの前面で、ドラムの回転中心から下方外周側へ60mmオフセットした位置に衣類温センサが配設された衣類乾燥機の測定結果を、(d)は、ドラムの前側の固定リング板に衣類温センサが配設された衣類乾燥機の測定結果を示し、(A)はガス量を示す。
図5に示すように、衣類乾燥機(a)〜(c)は、ドラムの前側の固定リング板に衣類温センサが配設された衣類乾燥機(d)に比べ、高温に加熱された衣類の温度を検知できることが分かる。従って、本実施の形態によれば、ドラムの奥壁に温風吹出口を、扉の内側に温風排出口を設けた後方吹出−前方排気構造を有する衣類乾燥機であっても、最も加熱される衣類の温度を正確に測定できることが分かる。
また、ドラムの回転中心から下方外周側にオフセットした位置に衣類温センサが配設された衣類乾燥機(b)及び(c)は、ドラムの回転中心に衣類温センサが配設された衣類乾燥機(a)よりも、より高温を検知できることが分かる。
図6に示すように、本発明の第2の実施形態に係る衣類乾燥機1Aは、本体ケース10内に筒状のドラム12が横向き姿勢で回動自在に軸支されたものであり、次に詳述する部分以外は、上述した第1の実施形態と同様に構成されているので説明を省略する。
表面板142および軸カバー125には、それぞれ複数の温風吹出口123Aが形成されており、温風ダクト15からドラム12の奥壁121後面の間隙S1へ送り込まれた温風は、奥壁121に設けられた温風吹出口123を通じてドラム12内へ供給されるとともに、上記表面板142および軸カバー125の温風吹出口123Aからもドラム12内へ供給される。
表面板142の温風吹出口123Aは、センサ孔143の外周近傍にも開設されており、乾燥運転時、この温風吹出口123Aの近傍で加熱された直後の衣類Mの温度が衣類温センサ20によって検知される。
図7に示すように、遮熱板105は、奥壁121の後面に近接する位置まで延びており、その奥壁121における遮熱板105に囲まれた内側の領域には、空気取込口104から遮熱板105の内側の空間S2へ送り込まれた室内空気を、後述する冷却通路S4内へ導くための空気導通孔126が開設されている。
一方、奥壁121における遮熱板105の外側で且つ軸カバー125の内側の領域には、ドラム12の奥壁121と固定壁102との間隙S1へ送り込まれた燃焼ガスを、軸カバー125で覆われた奥壁121とフランジ141との間の温風通路S3内へ導くための温風導通孔127が開設されている。
図7および図8に示すように、フランジ141の後面には、ドラム12の奥壁121へ向かってその近傍まで延びる筒状の遮熱リング145が支軸14の外周を囲うように配設されている。また、フランジ141の後面で且つ遮熱リング145の外周下部には、フランジ141の後面に沿って上下に延びる断面略コ字状の遮熱カバー146がフランジ141の縦中心線をその後面側から覆うように配設されている。
遮熱リング145および遮熱カバー146の内側の空間相互は、一体的に連通しており、フランジ141の後面に、奥壁121の空気導通孔126の配設部から支軸14の外周面に沿ってフランジ141の後面まで延び、さらにその後面の縦中心線に沿って下方へ延び、フランジ141の外周端側へ開放する冷却通路S4を画成している。
衣類温センサ20のリード線203は、フランジ141の前面に沿って、外ケース201の裏側からその上方のフランジ141の中央部へ向かって延びており、冷却通路S4は、このリード線203の配設領域の裏側に沿って配設されている。従って、給排気ファン18を作動した際、空気取込口104から遮熱板105の内側の空間S2へ送り込まれる室内空気は、奥壁121の空気導通孔126を通って冷却通路S4内へ導かれ、リード線203の配設領域の裏側に沿ってフランジ141の外周側の空間へ送り出される。
フランジ141における遮熱リング145および遮熱カバー146の配設部の外側の領域には、上記温風通路S3内へ送り込まれた燃焼ガスを、表面板142の後面側へ導くための温風吹出口123Bが開設されている。
このものでは、フランジ141、表面板142および軸カバー125に温風吹出口123A,123Bが配設されているから、その温風吹出口123A,123B付近で加熱された直後の衣類Mが衣類温センサ20に接触し易く、さらに正確に衣類温度を検知できる。これにより、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
また、フランジ141の後面側は、乾燥運転時、奥壁121の温風導通孔127から供給される燃焼ガスの影響を受けて高温になるが、このものでは、ドラム12の奥壁121に、本体ケース10内へ取り込まれる室内空気をフランジ141の後面側へ導く空気導通孔126が開設され、さらにそのフランジ141の後面には、温風導通孔127から送り込まれた燃焼ガスを衣類温センサ20から延びるリード線203の配設領域に沿って流通させる冷却通路S4が配設されているから、この冷却通路S4へ流通させる室内空気によってリード線203への熱伝導が抑制され、より正確な衣類温度を衣類温センサ20によって検知できる。これにより、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
上記実施の形態では、衣類温センサ20の温度検知面、即ち、外ケース201の検知面20Aが、表面板142の表側の面と略同一平面となるように構成されているが、衣類温センサ20の温度検知面は、ドラム12の内側へ突出し且つ奥壁121の円周方向へ湾曲する断面略円弧状に形成されても良い。
具体的には、図9および図10に示すように、断熱体144は、熱伝導性の低い合成樹脂製の部材であり、矩形状のセンサ孔143からドラム12の内側へ突出し且つ奥壁121の円周方向(ここでは、表面板142の左右方向)へ湾曲する断面略円弧状に形成されている。衣類温センサ20の外ケース201の検知面20Aは、この断熱体144の中央部からドラム12の内側へ突出しており、断熱体144の表面に対して略同一曲面となるよう奥壁121の円周方向へ湾曲している。
この構成によれば、ドラム12内で攪拌される衣類Mが衣類温センサ20に対して左右いずれの方向から回転してきても、衣類Mがその検知面20Aへ所定の角度をもって接触するから、さらに正確に衣類温度を検知でき、ガスバーナ161による空気の加熱度合をより正確に調整することが可能である。
尚、上記実施の形態では、衣類温センサ20は、正面視においてドラム12の回転中心Pから外周側で且つ回転中心Pより下方にオフセットした位置に配設され、さらにその下側方に、温風ダクト15の正面開放部152が開設されているが、回転中心Pから外周側で且つ回転中心Pより上方にオフセットした位置に衣類温センサ20が配設され、さらにその上側方に、温風ダクト15の正面開放部152が開設されても良い。
上記第2の実施形態では、フランジ141、表面板142および軸カバー125のそれぞれに温風吹出口123A,123Bが配設されているが、軸カバー125を有しておらず、フランジ141および表面板142に温風吹出口123Aが配設されたものであっても良いし、表面板142を有しておらず、フランジ141および軸カバー125に温風吹出口123A,123Bが配設されたものであっても良い。また、軸カバー125および表面板142を共に有しておらず、フランジ141に温風吹出口123Aが配設されたものであっても良い。
1・・・衣類乾燥機
12・・・ドラム
121・・・奥壁
123・・・温風吹出口
14・・・支軸
141・・・フランジ
16・・・バーナユニット(加熱手段)
18・・・給排気ファン
20・・・衣類温センサ
30・・・制御回路(制御部)
101・・衣類取出口
111・・温風排出口
M・・・衣類

Claims (5)

  1. 本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジと、を備え、
    ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設されており、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設され、衣類温センサから延びる導電線が、支軸の内側の空間に挿通され、支軸外周の空間へ室内空気を流通させる空気取込口が、支軸を支持する固定壁の支軸端外周に設けられた、衣類乾燥機。
  2. 請求項1に記載の衣類乾燥機において、
    前記固定壁の支軸側の面に、支軸の外周を所定の間隔をもって囲う筒状の遮熱板が設けられ、
    遮熱板と支軸との間に前記空気取込口が設けられた、衣類乾燥機。
  3. 本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジと、を備え、
    ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設され、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設された衣類乾燥機において、
    衣類温センサを覆う外ケースと、
    フランジの前面をドラムの内側から覆い、衣類温センサをドラム内側へ露出させるためのセンサ孔を有する表面板と、
    センサ孔の内周面と衣類温センサの外ケースとの間に配設された断熱体とを備える、衣類乾燥機。
  4. 本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジと、フランジの前面をドラムの内側から覆う表面板と、ドラムの奥壁内側に設けられ、フランジの外周を覆う軸カバーとを備え、
    ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設され、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設され、
    前記フランジ、表面板、及び軸カバーに、前記温風吹出口が配設された、衣類乾燥機。
  5. 本体の正面側に開放する筒状のドラムと、ドラムの前方の衣類取出口を被蓋する扉と、ドラム内への空気の給排気を行う給排気手段と、給排気手段によってドラム内へ送り込まれる空気を加熱する加熱手段と、ドラムの奥壁中央部にドラムを回動可能に支持する支軸と、支軸のドラム内側の端部に固定され、ドラムの回転中心から外周方向へ張り出す円板状のフランジと、を備え、
    ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱された空気をドラム内へ導く温風吹出口が配設され、扉の内側に、加熱された空気をドラム外に排出する温風排出口が配設され、ドラム内に収容された衣類の温度を検知する衣類温センサが、フランジの前面に配設され、
    ドラムの奥壁に、加熱手段で加熱されていないドラム外の空気をフランジの後面へ導く空気導通孔が配設され、フランジの後面に、前記空気導通孔から送り込まれた空気を衣類温センサから延びる導電線の配設領域に沿って流通させる冷却通路が配設された、衣類乾燥機。
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