JP5510914B2 - 細胞透過型新規蛍光色素 - Google Patents
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Description
[1]下記式(I)で表される化合物、その誘導体、またはそれらの塩:
(式中、
R1は、水素原子、カルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、またはアルキルエステル(リン酸など)であり、
R2は、存在しないか、またはC1−6アルキル、アルキルフェニル、アルキルカルボニル、もしくはアルキルアミドであり、
R3は、水素原子、置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル、カルボニル、アルキルカルボニル、またはアルキルアミドであり、
X1およびX2はそれぞれ独立して、(C1−3)アルキル、アリール(C1−3)アルキル、(C3−12)シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、ヘテロアリール(C1−3)アルキル、アリール及びヘテロアリール(それぞれ置換又は無置換)からなる群より選ばれ、
nは、0、1、2、または3であり、
mは、0、1、または2である)。
[2]R1が水素原子またはメチルカルボニル基であり、
R2が存在しないか、またはメチルであり、
R3がメチルエチルホルマートであり、
X2がメチルであり、
nが0であり、
mが1である、上記[1]に記載の化合物、その誘導体、またはそれらの塩。
[3]下記式(II)で表される化合物、その誘導体、またはそれらの塩:
(式中、
R1は、水素原子、カルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、またはアルキルエステル(リン酸など)であり、
R2は、存在しないか、またはC1−6アルキル、アルキル−フェニル、アルキル−カルボニル、もしくはアルキル−アミドである。)。
[4]エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート(ethyl 2-(7-hydroxy-2-methylquinolin-4-yl)acetate);
エチル2−(7−アセトキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート(ethyl 2-(7-acetoxy-2-methylquinolin-4-yl)acetate);
7−アセトキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム(7-acetoxy-4-(2-ethoxy-2-oxoethyl)-1,2-dimethylquinolinium);
7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム(7-hydroxy-4-(2-ethoxy-2-oxoethyl)- 1,2-dimethylquinolinium);
これらの誘導体、またはこれらの塩。
[5]7−アセトキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム(7-acetoxy-4-(2-ethoxy-2-oxoethyl)-1,2-dimethylquinolinium);
7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム(7-hydroxy-4-(2-ethoxy-2-oxoethyl)- 1,2-dimethylquinolinium);
これらの誘導体、またはこれらの塩。
[6]上記[1]〜[5]のいずれかに記載の化合物、その誘導体、またはそれらの塩を含む、蛍光組成物。
[7]下記式(III)で表される化合物、その誘導体、またはそれらの塩を含む、細胞内導入用蛍光組成物:
(式中、R1は、水素原子、カルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、またはアルキルエステル(リン酸など))であり、
R2は、存在しないか、またはC1−6アルキル、アルキルフェニル、アルキルカルボニル、もしくはアルキルアミドである。)。
[8]R1が水素原子またはメチルカルボニル基であり、
R2が存在しないか、またはメチルである、上記[7]に記載の細胞内導入用蛍光組成物。
[9]7−アセトキシ−1−メチルキノリニウム(7-acetoxy-1-methylquinolinium);
7−ヒドロキシ−1−メチルキノリニウム(7-hydroxy-1-methylquinolinium);
これらの誘導体、およびこれらの塩からなる群から選択される1つ以上の化合物、その誘導体、またはそれらの塩を含む、細胞内導入用蛍光組成物。
[10]細胞の標識もしくはイメージングのため、または細胞内酵素活性の検出プローブとして使用するための、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の化合物、その誘導体、もしくはこれらの塩、または上記[6]〜[9]のいずれかに記載の蛍光組成物。
[11]細胞を標識する方法であって、
細胞と、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の化合物、その誘導体、もしくはそれらの塩、または上記[6]〜[9]のいずれかに記載の細胞内導入用蛍光組成物とを溶液中で混合し、所定時間インキュベートする工程を含む、方法。
[12]m−アミノフェノールと3−オキソ酪酸エチルエステルとを、BiCl3の存在下で混合することを含む、エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート(ethyl 2-(7-hydroxy-2-methylquinolin-4-yl)acetate)の合成方法。
(式中、
R1は、水素原子、カルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、またはアルキルエステルであり、
R2は、存在しないか、またはC1−6アルキル、アルキルフェニル、アルキルカルボニル、もしくはアルキルアミドであり、
R3は、水素原子、置換基で置換されていてもよいC1−6アルキル、カルボニル、アルキルカルボニル、またはアルキルアミドであり、
X1およびX2はそれぞれ独立して、C1−3アルキル、アリール(C1−3)アルキル、C3−12シクロアルキル、ヘテロ(C3−12)シクロアルキル、ヘテロアリール(C1−3)アルキル、アリール及びヘテロアリール(それぞれ置換又は無置換)からなる群より選ばれ、
nは、0、1、2、または3であり、
mは、0、1、または2である)を提供する。典型的には、上記化合物は、蛍光色素である。
(式中、
R1は、水素原子、カルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、またはアルキルエステル(例:アルキルリン酸エステル)であり、
R2は、存在しないか、またはC1−6アルキル、アルキルフェニル、アルキルカルボニル、もしくはアルキルアミドである。)が提供される。
エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート、
エチル2−(7−アセトキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート、
7−アセトキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム、
7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム
これらの誘導体、またはこれらの塩である。
7−アセトキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム、
7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム、
これらの誘導体、またはこれらの塩である。
(式中、R1は、水素原子、カルボニル基、C1−6アルキルカルボニル基、またはアルキルエステル(例:アルキルリン酸エステルなど)であり、
R2は、存在しないか、またはC1−6アルキル、アルキルフェニル、アルキルカルボニル、もしくはアルキルアミドである。)が提供される。
[参考例1]
7-hydroxyquinoline 200 mg (1.38 mmol), ジクロロメタン60 ml, トリエチルアミン0.4 mlを50 mlナスフラスコに入れ、室温で30分撹拌した。反応溶液を氷浴に移した後、acetylchloride 0.2 ml (2.46 mmol)を滴下し、そのまま7.5時間撹拌した。反応終了後、水を加え、ジクロロメタンで抽出した。油層を水、食塩水で洗い、溶媒を留去した。生成物を酢酸エチルに溶解させ、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢エチ=1:1)にて分離精製し、目的物175 mg (収率68%)を得た。
8.91 (dd, 4.3, 1.6 Hz, 1H), 8.16-8.13 (m, 1H), 7.83-7.81(m, 2H), 7.40-7.31(m, 2H), 2.38 (s, 3H)
[参考例2]
7HQ-Ac 73 mg (0.39 mmol)のジクロロメタン溶液15 mlを50 mlナスフラスコに入れ、ヨウ化メチル1.5 mlを加え、45℃で24時間撹拌した。沈殿が生成したのを確認して反応を止めた。沈殿を吸引ろ過、ジクロロメタンで洗い、真空乾燥し、目的物を得た。
9.38(d, 5.9 Hz, 1H), 9.21(d, 8.1Hz, 1H), 8.48(d, 8.9 Hz, 1H), 8.36(d, 1.6 Hz, 1H), 8.06(dd, 5.9, 8.4 Hz, 1H), 7.89(dd, 8.9, 1.9 Hz, 1H), 4.65(s, 3H), 2.43(s, 3H)
[参考例3]
7HQ 110 mg (0.76 mmol)とジクロロメタン30 mlを50 mlナスフラスコに入れ、ヨウ化メチル8.5 ml(60 mmol)を加え、35℃で43時間撹拌した。沈殿が生成したのを確認して反応を止め沈殿を吸引ろ過し、粉末を得た。これをカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール= 3:1)にて分離精製し、目的物71 mg (収率33%)を得た。
8.54(d, 6.2 Hz, 1H), 8.47(d, 7.8 Hz, 1H), 7.85(d, 9.2 Hz, 1H), 7.22-7.11(m, 2H), 6.78(s, 1H), 4.17(s, 1H)
meHQ(100mg、0.41mmol)とヨウ化メチル(0.5ml,8.03mmol)との混合物を、ジクロロメタン(2ml)中、密封したチューブ中で60℃で19時間加熱した。精製された沈殿をろ過により回収した。粗生成物をジクロロメタンからの再結晶化により精製し、64gのmmeHQを40%の収率で得た。
測定は全て1%DMSO水溶液中、空気下で行った。測定には下記の機器を用いた。
1)吸収スペクトルの測定には、島津UV-1600型可視紫外分光光度計を用いた。
2)蛍光スペクトルおよび蛍光励起スペクトルの測定には、日立F-4500型蛍光光度計を用いた。
3)蛍光量子収率の測定には、光源に日立F-4500型蛍光光度計を用い、標準サンプルにはアントラセンのエタノール溶液を使用し、アントラセンの蛍光量子収率(Φf=0.27)と比較する相対法により算出した。
図3AおよびBは、測定したmeHQ-AcおよびmmeHQ-Acの加水分解前後の吸収・蛍光特性を示す。図3Aに示すように、mHQ-Acが加水分解されてmHQになると、吸収スペクトルのピークが318nmから405nmへシフトするとともに、517nm付近に蛍光ピークが現れた。
さらに図3Bに示すように、mmeHQ-Acが加水分解されて、mmeHQになると、吸収スペクトルのピークが324nmから405nmにシフトし、503nm付近に蛍光ピークが現れた。
(手順)
10%仔牛血清を含むMEM培地にて、5%CO2下37度で培養しているヒト上皮系のHEp-2細胞に、DMSOに1mMになるように溶解させたmHQ-AcおよびmmeHQ-Ac を、終濃度10μMになるように添加した。その後、オリンパスIX70蛍光顕微鏡を用いて、励起フィルター 460-490nm、吸収フィルター 500nmリングパスフィルターの条件下で連続撮影を行った。50分経過後、MEM培地にて細胞を2回洗浄した後ふたたびMEM培地を加えて、同条件にて蛍光撮影を行った。
図4左に示すように、meHQ-Acを添加後細胞内外にあまり変化が見られず、50分後に細胞外液を緩衝溶液で洗うと、細胞内が光っていた。
他方、図4右に示すように、mmeHQ-Acを添加すると直後から細胞内が明るく光っている様子が観測された。なお、図4の最下段は倍率を上げて、色素の局在を見た写真である。
meHQ-Acは核膜・小胞体・核小体などに色素が局在したのに対し、mmeHQ-Acは細胞内全体に分布していた。
(手順)
10%仔牛血清を含むMEM培地にて、5%CO2下37度で培養しているヒト上皮系のHEp-2細胞に、DMSOに1mMになるように溶解させたmHQ、mHQ-AcおよびmmeHQ-Ac を、終濃度30μMになるように添加した。2時間後に細胞をトリプシン処理によって浮遊させ、フローサイトメーターFlicyme(三井造船)によって解析した。
図5上欄に示すように、mHQ-Acは細胞の60%、mmeHQ-Acは細胞の75%を染色していた。図5下欄に示したように、色素を添加していない細胞やその他の誘導体を添加した細胞においては染色が見られなかった。
(手順)
10%仔牛血清を含むMEM培地にて、5%CO2下37度で培養しているヒト上皮系のHEp-2細胞に、DMSOに1mMになるように溶解させたmmeHQ-Ac を、終濃度10μMになるように添加した。12時間後に細胞をトリプシン処理によって浮遊させ、終濃度20μg/mLになるようにPIを添加し、フローサイトメーターFACSCalibur(BD)によって解析した。死細胞との比較として、70%エタノール中にて浮遊細胞を固定した後に、PIを添加した解析も行った。
図6に示すように、mmeHQ-Ac処理によって死細胞に見られるようなFSC/SSCのパターンに大きな変化は見られないことから、細胞の形状も生細胞と変化していないことが示された。また死細胞では90%以上の細胞がPIによって染色されるのに対して、mmeHQ-Ac処理した細胞ではほとんどの細胞がPIによって染色されなかったことから、mmeHQ-Acは細胞毒性が低いことが示された。また、同様の実験によりすべてのHQおよびmeHQ誘導体は同条件下で毒性がないことが示された。
本発明の代表的実施形態としての色素mmeHQ-Acは、特に以下の4つの点で蛍光色素として優れている。
1)吸収、蛍光特性
そのままの構造では吸収帯が紫外光にあり無蛍光性であるのに対し、加水分解された構造(7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム(本明細書中、「mmeHQ」と略すことがある。))では400 nm付近に吸収帯があり黄色い蛍光を発する。また、蛍光量子収率を比較すると、meHQ骨格色素の方が、HQ色素よりも明るい色素であり、プローブにより適している。
2)蛍光のON/OFFスイッチング
mmeHQ-Acの10μM溶液に細胞を接触させると、添加直後から細胞内のみが明るく蛍光を発した。(mHQ-Acの場合、この濃度においては細胞内外の明るさの違いがはっきりしなかった。その他の誘導体では、ほとんど蛍光が観測されなかった。)
色素の細胞内での局在は、mmeHQ-Acでは細胞全体に分布していた。(mHQ-Acでは細胞の一部の組織に局在化がみられた。)
3)細胞膜透過性
mmeHQ-Acの30μM溶液を2時間細胞に添加すると、75%の細胞が染色された。(mHQ-Acでは60%の細胞が染色された。mHQでは30%の細胞が染色された。その他の誘導体は全く染色されなかった。)
4)細胞毒性
mmeHQ-Acの10μM溶液を12時間細胞に添加した場合、その細胞はPI染色されず、また細胞の形状も生細胞と同様であり、この条件では細胞毒性がないことが示された。(その他のすべての誘導体でも同様の条件で細胞毒性がないことが示された。)
本発明のプローブは任意の細胞内酵素活性の検出プローブとしての応用が可能であり、またストークスシフトが大きいためマルチカラーイメージングに有用である。
Claims (12)
- 下記式(I)で表される化合物またはそれらの塩:
(式中、
R1は、水素原子、またはC1−3アルキルカルボニル基であり、
R2は、存在しないか、またはC1−3アルキルであり、
R3は、置換基(水素原子またはC1−3アルキル)が付加されていてもよいカルボン酸エステルで置換されたC1−3アルキルであり、
X2は、2位の位置にあるC1−3アルキルであり、
nは、0であり、
mは、1である)。 - R1が水素原子または、メチルカルボニル基もしくはエチルカルボニル基であり、
R2が存在しないか、またはメチルもしくはエチルであり、
R3 がメチルエチルホルマートであり、
X2が2位の位置にあるメチルまたはエチルであり、
nが0であり、
mが1である、請求項1に記載の化合物またはそれらの塩。 - 下記式(II)で表される化合物またはそれらの塩:
R1は、水素原子、またはC1−3アルキルカルボニル基であり、
R2は、存在しないか、またはC1−3アルキルである。)。 - エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート;
エチル2−(7−アセトキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタート;
7−アセトキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム;
7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウム;
またはこれらの塩。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の化合物またはそれらの塩を含む、蛍光組成物。
- 細胞の標識もしくはイメージングのため、または細胞内酵素活性の検出プローブとして使用するための、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物もしくはそれらの塩、または請求項5に記載の蛍光組成物。
- 細胞を標識する方法であって、
細胞と、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物もしくはそれらの塩、または請求項5に記載の細胞内導入用蛍光組成物とを溶液中で混合し、所定時間インキュベートする工程を含む、方法。 - 請求項1に記載の式(I)で表される化合物、請求項3に記載の式(II)で表される化合物において、R1が水素原子である化合物を、R1がC1−3アルキルカルボニル基である化合物へ化学修飾することを含む、細胞非透過性の蛍光色素を細胞透過性にする方法であって、C1−3アルキルカルボニル基が細胞内酵素による化学反応により脱保護されるものである、方法。
- m−アミノフェノールと3−オキソ酪酸エチルエステルとを、BiCl3の存在下で混合することを含む、エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタートの合成方法。
- エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタートと塩化アセチルとを、トリエチルアミンおよびジクロロメタンの存在下で混合することを含む、エチル2−(7−アセトキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタートの合成方法。
- エチル2−(7−アセトキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタートとヨウ化メチルとを混合することを含む、7−アセトキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウムの合成方法。
- エチル2−(7−ヒドロキシ−2−メチルキノリン−4−イル)アセタートとヨウ化メチルとを、ジクロロメタンの存在下で混合することを含む、7−ヒドロキシ−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−1,2−ジメチルキノリニウムの合成方法。
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