JP5508581B1 - ダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラム - Google Patents

ダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運行コストをダイヤグラムと共に出力するダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラムを提供する。
【解決手段】ダイヤ作成システム1は、会計情報格納部100と、会計情報格納部100から輸送運行に関連する科目と会計情報とを抽出する抽出部105と、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加部110と、単位会計情報を算出する単位会計情報算出部115と、単位数量当たりの総費用を算出する合算部120と、輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部125と、単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出部130と、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出部140と、予測コストを算出する予測コスト算出部215と、予測コストをダイヤグラムと共に出力する出力部220とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラムに関する。
従来、特定のサービスレベルのサービスを提供したときの基準需要を評価した後、サービスレベルの変動によるバス利用の需要の変動を予測するための需要曲線を求め、様々なサービスレベルごとに求められた需要曲線を利用してバス利用の需要を評価すると共に、そのサービスレベルを実現するための投入資源をスケジュール運行及びデマンド運行それぞれの場合について評価した後、コスト対効果を評価する車両運行システム評価方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の車両運行システム評価方法によれば、車両運行システムのコスト対効果を評価できる。
特開2003−317192号公報
しかし、特許文献1に記載されているような車両運行システム評価方法においては、実際の会計情報に基づいてコスト計算をしていないので、具体的な運行に関連するコストを算出することはできない。したがって、特許文献1に記載されているような車両運行システム評価方法においては、所定のダイヤグラムを参照した場合に当該ダイヤグラムにおけるコストがどの程度か把握することができない。
そこで、本発明の目的は、運行コストをダイヤグラムと共に出力するダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラムを提供することにある。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明は、複数の科目のそれぞれに対応づけて、複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部と、会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と、輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出部と、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加部と、輸送運行に関連する科目に対応する会計情報を、当該科目に対応づけられた数量情報で除すことにより、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出部と、単位会計情報の合計から単位数量当たりの総費用を算出する合算部と、輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部と、運行実績格納部が格納している移動距離の合計から総移動距離を算出し、総移動距離を運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出部と、総費用を単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出部と、輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムにおける輸送機械の運用、及び運用に含まれる複数の運行ごとに、輸送機械の運用及び複数の運行において予定される走行予定距離に単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する予測コスト算出部と、ダイヤグラムと、ダイヤグラムにおける運用の予測コストを表示する第一表示領域と、ダイヤグラムにおける運用に含まれる複数の運行ごとの予測コストを表示する第二表示領域と、を有する出力画面を出力する出力部とを備えるダイヤ作成システムが提供される。
また、上記ダイヤ作成システムにおいて、輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムを作成するダイヤグラム作成部と、ダイヤグラム作成部が作成した複数のダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部とを更に備え、予測コスト算出部は、ダイヤグラム格納部から選択されたダイヤグラムに対し、予測コストを算出することもできる。
また、上記ダイヤ作成システムにおいて、出力部は、予測コスト及びダイヤグラムを表示する表示装置、又は所定の媒体に印刷する印刷装置であってもよい。
また、上記ダイヤ作成システムにおいて、ダイヤグラムは、山ダイヤ式、棒ダイヤ形式、若しくは帳票形式のダイヤグラムであってもよい。
また、上記ダイヤ作成システムにおいて、会計情報格納部は、会計情報を会計年度ごとに格納することもできる。
また、上記ダイヤ作成システムにおいて、数量情報は、輸送機械の台数であってもよい。
また、上記課題を解決すべく、本発明は、複数の科目に対応づけて複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部と、会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と当該科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出部と、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加部と、輸送運行に関連する科目に対応する会計情報を、当該科目に対応づけられた数量情報で除すことにより、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出部と、単位会計情報を合算し、単位数量当たりの総費用を算出する合算部と、輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部と、移動距離を合算して総移動距離を算出し、総移動距離を運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出部と、総費用を単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出部とを備える会計装置が提供される。
また、上記課題を解決すべく、本発明は、複数の科目のそれぞれに対応づけて、複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と、輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出段階と、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加段階と、輸送運行に関連する科目に対応する会計情報を、当該科目に対応づけられた数量情報で除すことにより、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出段階と、単位会計情報の合計から単位数量当たりの総費用を算出する合算段階と、輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部が格納している移動距離の合計から総移動距離を算出し、総移動距離を運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出段階と、総費用を単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出段階と、輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムにおける輸送機械の運用、及び運用に含まれる複数の運行ごとに、輸送機械の運用及び複数の運行において予定される走行予定距離に単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する予測コスト算出段階と、ダイヤグラムと、ダイヤグラムにおける運用の予測コストを表示する第一表示領域と、ダイヤグラムにおける運用に含まれる複数の運行ごとの予測コストを表示する第二表示領域と、を有する出力画面を出力する出力段階とを備えるダイヤ作成方法が提供される。
また、上記課題を解決すべく、本発明は、ダイヤ作成システム用プログラムであって、コンピュータに、複数の科目のそれぞれに対応づけて、複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と、輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出機能と、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加機能と、輸送運行に関連する科目に対応する会計情報を、当該科目に対応づけられた数量情報で除すことにより、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出機能と、単位会計情報の合計から単位数量当たりの総費用を算出する合算機能と、輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部が格納している移動距離の合計から総移動距離を算出し、総移動距離を運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出機能と、総費用を単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出機能と、輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムにおける輸送機械の運用、及び運用に含まれる複数の運行ごとに、輸送機械の運用及び複数の運行において予定される走行予定距離に単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する予測コスト算出機能と、ダイヤグラムと、ダイヤグラムにおける運用の予測コストを表示する第一表示領域と、ダイヤグラムにおける運用に含まれる複数の運行ごとの予測コストを表示する第二表示領域と、を有する出力画面を出力する出力機能とを実現させるダイヤ作成システム用プログラムが提供される。
本発明に係るダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラムによれば、運行コストをダイヤグラムと共に出力するダイヤ作成システム、ダイヤ作成方法、及びダイヤ作成システム用プログラムを提供できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる出力画面の概要図である。 本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる出力画面の概要図である。 本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる出力画面の概要図である。 本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムの機能構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る会計装置の機能構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るダイヤグラム作成装置の機能構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る会計情報格納部のデータ構成図である。 本発明の実施の形態に係る数量追加部が数量情報を追加した結果の図である。 本発明の実施の形態に係る運行実績格納部のデータ構成図である。 本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムにおける処理のフロー図である。 本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムのハードウェア構成図である。
[実施の形態]
図1〜図3は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる出力画面の概要の一例を示す。具体的に図1は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる山ダイヤ形式のダイヤグラムの出力画面の概要の一例を示し、図2は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる棒ダイヤ形式のダイヤグラムの出力画面の概要の一例を示し、図3は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムによる帳票形式のダイヤグラムの出力画面の概要の一例を示す。
(ダイヤ作成システム1の概要)
本実施の形態に係るダイヤ作成システム1は、交通機関の輸送計画段階において計画された輸送に要するコストを会計情報に基づいて算出し、交通機関の輸送計画を示すダイヤグラムと共に、算出したコストをユーザーに知覚可能に出力するシステムである。すなわち、ダイヤ作成システム1は、交通機関を運行する企業若しくは団体が有する会計情報に基づいて、当該交通機関の輸送機械の単位移動距離当たりの稼働に要するコスト(すなわち、費用)を算出する。そして、ダイヤ作成システム1は、輸送計画を立案する場合において、当該輸送計画で立案される運用を構成する各運行における移動距離に、算出した単位移動距離当たりに要するコストを乗じることにより、各運行に要するコストを算出する。そして、ダイヤ作成システム1は、運行に要するコスト、運用に要するコスト、輸送計画に要するコスト等を、ダイヤグラムと共に出力する。なお、輸送機械としては、鉄道、地下鉄、路面電車、ケーブルカー、バス、船舶、飛行機、又は乗用自動車等が挙げられる。
例えば、ダイヤ作成システム1は、図1に示すような山ダイヤ形式のダイヤグラム251と共に、当該ダイヤグラム251に関する情報を、出力画面250の表示領域252及び表示領域253に表示する。一例として、ダイヤ作成システム1は、表示領域252に、ユーザー等により選択された一のダイヤグラム251の始発地点、終着地点、始発地点から終着地点までの移動距離、及びダイヤグラム251で表される交通機関の運用の始発地点から終着地点までに要するコストである金額を表示する。また、ダイヤ作成システム1は、表示領域253に、ユーザー等により選択された一のダイヤグラム251を構成する一以上の運行それぞれの情報(例えば、発地点、着地点、発時刻、着時刻、発地点から着地点までの距離、発地点から着地点までに要するコストである金額)を表形式で表示する。例えば、列253aには、ダイヤグラム251を構成する第1の運行に関する情報が表示され、列253bには、ダイヤグラム251を構成する第1の運行とは異なる第2の運行に関する情報が表示される。
また、ダイヤ作成システム1は、図2に示すような棒ダイヤ形式のダイヤグラム256と共に、ダイヤグラムに関する情報を出力画面255の表示領域257に表示する。例えば、ダイヤ作成システム1は、複数の運用それぞれについて、当該運用を構成する各運行を棒ダイヤで表し、出力画面255に表示する。また、ダイヤ作成システム1は、複数の運用それぞれについて、始発地点、終着地点、始発地点から終着地点までの距離などを表示する。また、ダイヤ作成システム1は、表示領域257に、「運用1」及び「運用2」等の全ての運用の総距離と、総距離の稼働に要するコストの合計である総額を表示する。
更に、ダイヤ作成システム1は、図3に示すように、複数の運用それぞれに関する情報を帳票形式で出力画面260に表示することもできる。例えば、ダイヤ作成システム1は、運用番号に対応づけて、当該運用番号に関する情報(例えば、始発地点から終着地点までの距離、始発地点から終着地点までに要するコストである金額、始発地点、終着地点)を帳票形式で出力画面260に表示することができる。なお、ダイヤ作成システム1は、ダイヤグラムと運行に要するコストとを出力画面に共に表示するだけではなく、所定の媒体に出力することもできる。例えば、ダイヤ作成システム1は、ダイヤグラムと運行に要するコストとを被印刷媒体に印刷することもできる。
(ダイヤ作成システム1の詳細)
図4は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムの機能構成ブロックの一例を示し、図5は、本発明の実施の形態に係る会計装置の機能構成ブロックの一例を示し、図6は、本発明の実施の形態に係るダイヤグラム作成装置の機能構成ブロックの一例を示す。また、図7は、本発明の実施の形態に係る会計情報格納部のデータ構成の一例を示す。そして、図8は、本発明の実施の形態に係る数量追加部が数量情報を追加した結果の一例を示す。更に、図9は、本発明の実施の形態に係る運行実績格納部のデータ構成の一例を示す。
本実施の形態に係るダイヤ作成システム1は、交通機関の運行に携わる企業若しくは団体の会計情報にデータ処理を施す会計装置10と、交通機関の輸送計画を表すダイヤグラムを作成するダイヤグラム作成装置20とを備える。なお、本実施の形態の説明において、会計装置10とダイヤグラム作成装置20とを分離して説明するが、会計装置10は、ダイヤグラム作成装置20の構成及び機能の一部又は全部を有してもよい。また、ダイヤグラム作成装置20は、会計装置10の構成及び機能の一部又は全部を有してもよい。
(会計装置10)
会計装置10は、企業若しくは団体の会計情報を格納する会計情報格納部100と、会計情報格納部100から輸送機械の輸送運行に関連する科目及び当該科目に対応づけられている会計情報を抽出する抽出部105と、輸送運行に関連する科目に当該科目に関連する輸送機械の数量を対応づける数量追加部110とを有する。また、会計装置10は、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出部115と、単位会計情報算出部115が算出した複数の単位会計情報を合算する合算部120とを有する。
更に、会計装置10は、企業若しくは団体が保有する輸送機械の運行実績に関する情報を格納する運行実績格納部125と、運行実績格納部125に格納されている運行実績から輸送機械の単位数量当たりの単位移動距離を算出する移動距離算出部130と、合算部120の合算結果と移動距離算出部130の算出結果とに基づいて、輸送機械の単位移動距離当たりに要する支出であるコストを算出する支出算出部140とを有する。
(会計情報格納部100)
会計情報格納部100は、複数の科目(すなわち、会計科目)のそれぞれに対応づけて、複数の科目のそれぞれに対応する会計情報(すなわち、金額を示す金額情報)を格納する。会計情報格納部100は、会計年度ごとに会計情報を格納することができる。一例として、会計情報格納部100は、図7に示すように、科目「車両運搬具」に金額「1,000,000円」を対応づけて格納し、科目「賃金」に金額「5,000,000円」を対応づけて格納する。会計情報格納部100は、その他の科目についても同様に科目に金額を対応づけて格納する。会計情報格納部100は、抽出部105の働きかけに応じ、抽出部105が要求する会計情報を抽出部105に供給する。
(抽出部105)
抽出部105は、会計情報格納部100から輸送運行に関連する科目と、輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する。例えば、抽出部105は、前年度の輸送運行としての車両運行に関連する科目と、車両運行に関連する科目に対応づけられている金額情報とを会計情報格納部100から抽出する。抽出部105は、抽出した情報を数量追加部110に供給する。
(数量追加部110)
数量追加部110は、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を追加して対応づける。数量情報は、例えば、輸送機械の台数である。数量情報は、一例として輸送機械がバスの場合、バスの台数を示す数値である。具体的に、図8に示すように、数量追加部110は、科目「車両運搬具」に数量「5」を対応づけ、科目「損害保険料」に数量「10」を対応づける。より具体的に、一例として、輸送機械としての車両を10台購入した場合、数量追加部110は、車両の購入に関する科目に数量情報として「10」を対応づける。数量追加部110は、他の輸送運行に関連する科目のそれぞれについても同様に数量を対応づける。なお、数量追加部110は、例えば、入力装置等を介してユーザーから輸送運行に関連する科目の選択と当該科目の数量情報を受け付ける。数量追加部110は、輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を追加して対応づけた情報を単位会計情報算出部115に供給する。
(単位会計情報算出部115)
単位会計情報算出部115は、輸送運行に関連する科目に対応する会計情報を当該科目に対応づけられた数量情報で除すことにより、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する。すなわち、単位会計情報算出部115は、1台の輸送機械が一の輸送運行に関連する科目において単位期間中に支出を要する金額の情報として、単位会計情報を算出する。単位会計情報算出部115は、複数の輸送運行に関連する科目のそれぞれに対応づけられている会計情報を、当該複数の輸送運行に関連する科目のそれぞれに対応づけられている数量情報で除すことで、複数の輸送運行に関連する科目のそれぞれについて単位会計情報を算出する。単位会計情報算出部115は、算出した単位会計情報を合算部120に供給する。
(合算部120)
合算部120は、単位会計情報算出部115が算出した単位会計情報を合算し、単位数量当たりの総費用を算出する。すなわち、合算部120は、1台の輸送機械の取得、維持、及び運用等に要する単位期間中の総コストを算出する。合算部120は、合算して算出された総費用を示す情報を支出算出部140に供給する。
(運行実績格納部125)
運行実績格納部125は、輸送機械の運用を識別する運用識別子(例えば、運用番号)に対応づけて、輸送機械の移動距離(例えば、年間の移動距離)を格納する。また、運行実績格納部125は、運用識別子に対応づけて当該運用識別子で識別される輸送機械の種類を示す情報(例えば、輸送機械が鉄道やバス等の車両である場合、車種を示す情報)を格納することもできる。例えば、図9に示すように、運行実績格納部125は、運用番号「101」に対応づけて、車種「キハ58」を示す情報と、当該車種が前年度に走行した総距離である走行距離「25649km」を示す情報とを格納する。運行実績格納部125は、移動距離算出部130の働きかけに応じ、移動距離算出部130が要求する情報を移動距離算出部130に供給する。車種に替えて又は加えて、輸送機械を一意に識別する識別情報を格納するようにしてもよい。
(移動距離算出部130)
移動距離算出部130は、運行実績格納部125が格納している移動距離の合計から年間若しくは年度間の総移動距離を算出し、総移動距離を運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する。すなわち、移動距離算出部130は、企業若しくは団体が保有しているバス等の輸送機械1台の年間移動距離の平均値を算出する。移動距離算出部130は、算出した単位移動距離を示す情報を支出算出部140に供給する。
(支出算出部140)
支出算出部140は、合算部120から受け取った総費用を示す情報を、移動距離算出部130から受け取った単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する。これにより、支出算出部140は、企業若しくは団体が保有しているバス等の輸送機械が単位距離(例えば、1km)移動する場合に要する支出を算出する。支出算出部140は、算出した単位距離当たりに要する支出を示す情報を予測コスト算出部215に供給する。
(ダイヤグラム作成装置20)
ダイヤグラム作成装置20は、ダイヤグラムを作成するダイヤグラム作成部205と、複数のダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部210と、ダイヤグラムで表される一の運行、若しくは複数のダイヤグラムで表される複数の運行のそれぞれに要する年間のコストを算出する予測コスト算出部215と、ダイヤグラムと共に予測コスト算出部215が算出した結果を出力する出力部220とを有する。
(ダイヤグラム作成部205)
ダイヤグラム作成部205は、輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画等を示すダイヤグラムを作成する。ダイヤグラム作成部205は、例えば、一以上の運行から構成される運用を一以上有するダイヤグラムを作成する。ダイヤグラム作成部205は、一例として、運行計画用に山ダイヤ式のダイヤグラム、車両運用計画用に棒ダイヤ形式のダイヤグラムを作成することができる。また、ダイヤグラム作成部205は、帳票形式のダイヤグラムを作成することもできる。ダイヤグラム作成部205は、作成したダイヤグラムをダイヤグラム格納部210に供給する。
(ダイヤグラム格納部210)
ダイヤグラム格納部210は、ダイヤグラム作成部205が作成した一以上のダイヤグラムを格納する。ダイヤグラム格納部210は、予測コスト算出部215の働きかけに応じ、予測コスト算出部215にダイヤグラムを供給する。また、予測コスト算出部215は、出力部220の働きかけに応じ、ダイヤグラムを出力部220に供給する。
(予測コスト算出部215)
予測コスト算出部215は、輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画等を示すダイヤグラムにおける輸送機械の運用、又は運用に含まれる一以上の運行ごとに、輸送機械の運用又は一以上の運行において予定される移動距離である走行予定距離に単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する。すなわち、予測コスト算出部215は、ダイヤグラム格納部210から選択されたダイヤグラムについて、予測コストを算出する。予測コスト算出部215は、一のダイヤグラムが有する一以上の運用のそれぞれ、又は一の運用を構成する一以上の運行のそれぞれについて予測コストを算出する。又は、輸送計画を構成する一以上の運用の総額の予測コストを算出する。
例えば、予測コスト算出部215は、入力装置等を介してユーザー等により選択されたダイヤグラムに含まれる一の運用の移動距離(すなわち、当該一の運用の始発地点から終着地点までの距離)をダイヤグラムから抽出する。そして、予測コスト算出部215は、抽出した移動距離に単位距離当たりに要する支出を乗じることにより当該移動距離に要する予測コストを算出する。また、予測コスト算出部215は、ダイヤグラムに含まれる一の運用を構成する一以上の運行それぞれの移動距離(すなわち、発地点から着地点までの距離)を抽出する。そして、予測コスト算出部215は、抽出した一以上の移動距離のそれぞれに単位距離当たりに要する支出を乗じることで、一以上の運行それぞれに要する予測コストを算出する。
更に、予測コスト算出部215は、一のダイヤグラムが有する一以上の運用それぞれの移動距離に単位距離当たりに要する支出を乗じることにより、一以上の運用それぞれに要するコストを算出する。そして、予測コスト算出部215は、算出した一以上のコストを合算することで一以上の運用の全てをまかなうことに要する総額の予測コストを算出する。予測コスト算出部215は、算出した予測コスト及び抽出した移動距離を示す情報を、運用のそれぞれ、若しくは運行のそれぞれに対応づけて出力部220に供給する。又は、総額の予測コスト及び総移動距離を出力部220に供給する。
(出力部220)
出力部220は、運用や運行に対応する予測コストを、運用や運行を表すダイヤグラムと共に出力する。出力部220は、始発地点の名称、終着地点の名称、始発地点から終着地点までの距離等の情報もダイヤグラムと共に出力する。具体的に、出力部220は、予測コスト及びダイヤグラムを表示する表示装置、又は予測コスト及びダイヤグラムを所定の媒体に印刷する印刷装置である。そして、出力部220は、一例として、図1から図3において説明したような形式で、予測コストとダイヤグラムとを共に出力する。また、出力部220は、外部からの出力指示に応じ、当該出力指示に応じた形式で予測コストをダイヤグラムと共に出力することができる。
(ダイヤ作成システム1の処理の流れ)
図10は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムにおける処理の流れの一例を示す。
まず、抽出部105は、会計情報格納部100から輸送運行に関連する科目、及び当該輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報を抽出する(ステップ10。以下、ステップを「S」と表す。)。抽出部105は、抽出した情報を数量追加部110に供給する。数量追加部110は、抽出部105から受け取った複数の輸送運行に関連する科目のそれぞれに数量情報を対応づける(S15)。数量追加部110は、数量情報を対応づけた情報を単位会計情報算出部115に供給する。
単位会計情報算出部115は、輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する(S20)。単位会計情報算出部115は、算出した単位会計情報を合算部120に供給する。合算部120は、単位会計情報算出部115から受け取った複数の単位会計情報を合算し、単位数量当たりの総費用を算出する(S25)。合算部120は、算出した総費用を示す情報を支出算出部140に供給する。
一方、移動距離算出部130は、運行実績格納部125が格納している移動距離の合計から、例えば、会計年度間の総移動距離を算出する。そして、移動距離算出部130は、算出した総移動距離と輸送機械の合計台数(すなわち、運用識別子の総数)とに基づいて、輸送機械1台あたりの移動距離(すなわち、単位移動距離)を算出する(S30)。移動距離算出部130は、算出した単位移動距離を示す情報を支出算出部140に供給する。
支出算出部140は、合算部120から受け取った総費用を示す情報と、移動距離算出部130から受け取った単位移動距離を示す情報とに基づいて、単位距離当たりに要する支出を算出する(S35)。支出算出部140は、算出した単位距離当たりに要する支出を示す情報を予測コスト算出部215に供給する。予測コスト算出部215は、ダイヤグラム格納部210が格納しているダイヤグラム、若しくはダイヤグラム格納部210から選択されたダイヤグラムが表す輸送機械の移動距離に、支出算出部140から受け取った単位距離当たりに要する支出を乗じることで予測コストを算出する(S40)。予測コスト算出部215は、算出した予測コストを出力部220に供給する。出力部220は、予測コストをダイヤグラムと共に出力する(S45)。
図11は、本発明の実施の形態に係るダイヤ作成システムのハードウェア構成の一例を示す。
本実施の形態に係るダイヤ作成システム1は、CPU1500と、グラフィックコントローラ1520と、Random Access Memory(RAM)、Read−Only Memory(ROM)及び/又はフラッシュROM等のメモリ1530と、データを記憶する記憶装置1540と、記録媒体からデータを読み込み及び/又は記録媒体にデータを書き込む読込み/書込み装置1545と、データを入力する入力装置1560と、外部の通信機器とデータを送受信する通信インターフェース1550と、CPU1500とグラフィックコントローラ1520とメモリ1530と記憶装置1540と読込み/書込み装置1545と入力装置1560と通信インターフェース1550とを互いに通信可能に接続するチップセット1510とを備える。
チップセット1510は、メモリ1530と、メモリ1530にアクセスして所定の処理を実行するCPU1500と、外部の表示装置の表示を制御するグラフィックコントローラ1520とを相互に接続することにより、各構成要素間のデータの受渡しを実行する。CPU1500は、メモリ1530に格納されたプログラムに基づいて動作して、各構成要素を制御する。グラフィックコントローラ1520は、メモリ1530内に設けられたバッファ上に一時的に蓄えられた画像データに基づいて、画像を所定の表示装置に表示させる。
また、チップセット1510は、記憶装置1540と、読込み/書込み装置1545と、通信インターフェース1550とを接続する。記憶装置1540は、ダイヤ作成システム1のCPU1500が使用するプログラムとデータとを格納する。記憶装置1540は、例えば、フラッシュメモリである。読込み/書込み装置1545は、プログラム及び/又はデータを記憶している記憶媒体からプログラム及び/又はデータを読み取って、読み取ったプログラム及び/又はデータを記憶装置1540に格納する。読込み/書込み装置1545は、例えば、通信インターフェース1550を介し、インターネット上のサーバから所定のプログラムを取得して、取得したプログラムを記憶装置1540に格納する。
通信インターフェース1550は、通信ネットワークを介して外部の装置とデータの送受信を実行する。また、通信インターフェース1550は、通信ネットワークが不通の場合、通信ネットワークを介さずに外部の装置とデータの送受信を実行することもできる。そして、タブレット、マイク等の入力装置1560は、所定のインターフェースを介してチップセット1510と接続する。
記憶装置1540に格納されるダイヤ作成システム1用のプログラムは、インターネット等の通信ネットワーク、又は磁気記録媒体、光学記録媒体等の記録媒体を介して記憶装置1540に提供される。そして、記憶装置1540に格納されたダイヤ作成システム1用のプログラムは、CPU1500により実行される。
本実施の形態に係るダイヤ作成システム1により実行されるダイヤ作成システム1用のプログラムは、CPU1500に働きかけて、ダイヤ作成システム1を、図1から図10にかけて説明した会計情報格納部100、抽出部105、数量追加部110、単位会計情報算出部115、合算部120、運行実績格納部125、移動距離算出部130、支出算出部140、ダイヤグラム作成部205、ダイヤグラム格納部210、予測コスト算出部215、及び出力部220として機能させる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係るダイヤ作成システム1は、所定のダイヤグラムに対応する輸送機械の運行に要する予測コストを会計情報から算出し、当該ダイヤグラムと共にユーザーに知覚可能に出力することができる。これにより、ダイヤ作成システム1は、輸送計画担当者が容易に予測コストを把握することを可能にできるので、企業若しくは団体の最適な投資計画の作成に資することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。更に、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品とのような複数の部分に分割されて適用されるようにすることもできる。
1 ダイヤ作成システム
10 会計装置
20 ダイヤグラム作成装置
100 会計情報格納部
105 抽出部
110 数量追加部
115 単位会計情報算出部
120 合算部
125 運行実績格納部
130 移動距離算出部
140 支出算出部
205 ダイヤグラム作成部
210 ダイヤグラム格納部
215 予測コスト算出部
220 出力部
250 出力画面
251 ダイヤグラム
252、253 表示領域
255 出力画面
256 ダイヤグラム
257 表示領域
260 出力画面
1500 CPU
1510 チップセット
1520 グラフィックコントローラ
1530 メモリ
1540 記憶装置
1545 読込み/書込み装置
1550 通信インターフェース
1560 入力装置

Claims (8)

  1. 複数の科目のそれぞれに対応づけて、前記複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部と、
    前記会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と、前記輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出部と、
    前記輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加部と、
    前記輸送運行に関連する科目に対応する前記会計情報を、当該科目に対応づけられた前記数量情報で除すことにより、前記輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出部と、
    前記単位会計情報の合計から単位数量当たりの総費用を算出する合算部と、
    輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、前記輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部と、
    前記運行実績格納部が格納している前記移動距離の合計から総移動距離を算出し、前記総移動距離を前記運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出部と、
    前記総費用を前記単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出部と、
    前記輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムにおける前記輸送機械の運用、及び前記運用に含まれる複数の運行ごとに、前記輸送機械の運用及び前記複数の運行において予定される走行予定距離に前記単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する予測コスト算出部と、
    前記ダイヤグラムと、前記ダイヤグラムにおける運用の予測コストを表示する第一表示領域と、前記ダイヤグラムにおける運用に含まれる複数の運行ごとの予測コストを表示する第二表示領域と、を有する出力画面を出力する出力部と
    を備えるダイヤ作成システム。
  2. 請求項1に記載のダイヤ作成システムにおいて、
    前記輸送機械の運行計画、前記輸送機械運用計画、又は前記乗務員運用計画を示すダイヤグラムを作成するダイヤグラム作成部と、
    前記ダイヤグラム作成部が作成した複数のダイヤグラムを格納するダイヤグラム格納部とを更に備え、
    前記予測コスト算出部は、前記ダイヤグラム格納部から選択されたダイヤグラムに対し、前記予測コストを算出するダイヤ作成システム。
  3. 請求項2に記載のダイヤ作成システムにおいて、
    前記出力部は、前記予測コスト及び前記ダイヤグラムを表示する表示装置、又は所定の媒体に印刷する印刷装置であるダイヤ作成システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のダイヤ作成システムにおいて、
    前記ダイヤグラムは、山ダイヤ式、棒ダイヤ形式、若しくは帳票形式のダイヤグラムであるダイヤ作成システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイヤ作成システムにおいて、
    前記会計情報格納部は、前記会計情報を会計年度ごとに格納するダイヤ作成システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のダイヤ作成システムにおいて、
    前記数量情報は、前記輸送機械の台数であるダイヤ作成システム。
  7. 複数の科目のそれぞれに対応づけて、前記複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と、前記輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出段階と、
    前記輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加段階と、
    前記輸送運行に関連する科目に対応する前記会計情報を、当該科目に対応づけられた前記数量情報で除すことにより、前記輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出段階と、
    前記単位会計情報の合計から単位数量当たりの総費用を算出する合算段階と、
    輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、前記輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部が格納している前記移動距離の合計から総移動距離を算出し、前記総移動距離を前記運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出段階と、
    前記総費用を前記単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出段階と、
    前記輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムにおける前記輸送機械の運用、及び前記運用に含まれる複数の運行ごとに、前記輸送機械の運用及び前記複数の運行において予定される走行予定距離に前記単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する予測コスト算出段階と、
    前記ダイヤグラムと、前記ダイヤグラムにおける運用の予測コストを表示する第一表示領域と、前記ダイヤグラムにおける運用に含まれる複数の運行ごとの予測コストを表示する第二表示領域と、を有する出力画面を出力する出力段階と
    を備えるダイヤ作成方法。
  8. ダイヤ作成システム用プログラムであって、
    コンピュータに、
    複数の科目のそれぞれに対応づけて、前記複数の科目のそれぞれに対応する会計情報を格納する会計情報格納部から、輸送運行に関連する科目と、前記輸送運行に関連する科目に対応づけられている会計情報とを抽出する抽出機能と、
    前記輸送運行に関連する科目に当該科目の数量情報を対応づける数量追加機能と、
    前記輸送運行に関連する科目に対応する前記会計情報を、当該科目に対応づけられた前記数量情報で除すことにより、前記輸送運行に関連する科目の単位数量当たりの会計情報である単位会計情報を算出する単位会計情報算出機能と、
    前記単位会計情報の合計から単位数量当たりの総費用を算出する合算機能と、
    輸送機械の運用を識別する運用識別子に対応づけて、前記輸送機械の移動距離を格納する運行実績格納部が格納している前記移動距離の合計から総移動距離を算出し、前記総移動距離を前記運用識別子の総数で除すことにより単位数量あたりの単位移動距離を算出する移動距離算出機能と、
    前記総費用を前記単位移動距離で除すことにより、単位距離当たりに要する支出を算出する支出算出機能と、
    前記輸送機械の運行計画、輸送機械運用計画、又は乗務員運用計画を示すダイヤグラムにおける前記輸送機械の運用、及び前記運用に含まれる複数の運行ごとに、前記輸送機械の運用及び前記複数の運行において予定される走行予定距離に前記単位距離当たりに要する支出を乗じて算出される予測コストを算出する予測コスト算出機能と、
    前記ダイヤグラムと、前記ダイヤグラムにおける運用の予測コストを表示する第一表示領域と、前記ダイヤグラムにおける運用に含まれる複数の運行ごとの予測コストを表示する第二表示領域と、を有する出力画面を出力する出力機能と
    を実現させるダイヤ作成システム用プログラム。
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