JP5508249B2 - 光モジュールの製造方法 - Google Patents
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Description
まず、ファイバマウント30、及び、メタライズ層15が設けられた光ファイバ10、及び、はんだ20を準備する。
次に準備したファイバマウント30上に、光ファイバ10、及び、はんだ20を配置する。図4は、配置工程P2後の様子を示す図である。具体的には、図4の(A)は、光ファイバの長手方向に沿ってファイバマウント30を見る図であり、図4の(B)は、ボンディングパッド31に垂直な方向に沿って、ファイバマウント30を見る図である。なお、図4の(B)において、基台60の記載は省略されている。図4に示すように、本工程においては、ボンディングパッド31上の端にはんだ20を配置する。
次に、ボンディングパッド31上に配置されたはんだ20を加熱により溶融して、ボンディングパッド31及びメタライズ層15に付着させる。図5は、はんだ付け工程P3の様子を図4の(A)と同じ視点から見た図である。図5に示すように、本実施形態においては、はんだ20の加熱は、レーザ光Lの照射により行われる。レーザ光Lは、はんだ20に直接照射されても良いが、はんだ20が局所的に溶融したり、はんだ20が変質することを防止する観点から、ファイバマウント30に照射されることが好ましい。このようにファイバマウント30にレーザ光Lが照射される場合、ファイバマウント30における加熱された部分からの熱伝導により、ボンディングパッド31が加熱されて、更にこの熱がはんだ20に伝導して、はんだ20が溶融する。
次に、メタライズ層15がはんだ20から露出している部分をはんだ20に溶食させる。具体的には、図6に示すように、はんだ付け工程P3において、はんだ20を溶融させた後、更にレーザ光Lの照射を続けて、溶融させたはんだ20の温度を更に上げる。本実施形態において、レーザLの照射開始後から約0.2秒後に約280度に達して溶融したはんだ20は、約1秒後にはんだ20の溶融温度より約240度高い520度に達する。このときはんだ20からはみ出ているメタライズ層15(メタライズ領域17)は、はんだ20に溶食される。この溶食とは、はんだ食われとも呼ばれ、はんだ20の温度がメタライズ層15の融点よりも低い温度であっても、メタライズ層15がはんだ20に融解する現象である。こうして、メタライズ層15のはんだ20からはみ出た部分が除去される。そして、はんだ20の表面張力により、光ファイバ10に沿ったフィレットが無くなる。このようにしてメタライズ層15のはんだ20からはみ出た部分が除去され、メタライズ層除去領域16が形成される。
実施形態と同様の光モジュールを想定して、クラッドに入力する漏れ光の量に対して、はんだと光ファイバとの境界付近におけるはんだの上昇温度の変化をシミュレーションした。
メタライズ層の長さを1.3mmとして、ボンディングパッドの光ファイバの長手方向に沿った幅の大きさを実施例1と同様の0.8mmとして、メタライズ層の両方の端部が、はんだから0.25mmずつはみ出している構成としたこと以外は、実施例1と同様の光モジュールを想定した。
10・・・光ファイバ
11・・・コア
12・・・クラッド
15・・・メタライズ層
16・・・メタライズ層除去領域
17・・・メタライズ領域
20・・・はんだ
30・・・ファイバマウント
31・・・ボンディングパッド
40・・・半導体レーザ素子
50・・・レーザマウント
60・・・基台
P1・・・準備工程
P2・・・配置工程
P3・・・はんだ付け工程
P4・・・溶食工程
Claims (4)
- 光ファイバがファイバマウントに固定された光モジュールの製造方法であって、
はんだが付着するボンディングパッドが形成された前記ファイバマウント上に、表面の少なくとも一部がはんだが付着するメタライズ層で被覆されたメタライズ領域を有する前記光ファイバを、この光ファイバの長手方向に前記メタライズ領域が前記ボンディングパッドからはみ出るように配置すると共に前記ボンディングパッドにはんだを配置する配置工程と、
前記はんだを溶融させて、前記はんだを前記ファイバマウント及び前記メタライズ領域に付着させるはんだ付け工程と、
前記メタライズ領域のうち、前記はんだにより覆われていない前記メタライズ領域を溶融した前記はんだに溶食させる溶食工程と、を備え、
前記溶食工程は、前記はんだ付け工程完了後に、溶融した前記はんだの温度を更に上げることにより行うことを特徴とする光モジュールの製造方法。 - 前記はんだ、及び、前記メタライズ層の表面は、同じ種類の金属を少なくとも1つ含むことを特徴とする請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
- 前記金属は、金であることを特徴とする請求項2に記載の光モジュールの製造方法。
- レーザ素子から出力されるレーザ光を光ファイバを介して出力する光モジュールの製造方法であって、
はんだが付着するボンディングパッドが形成されたファイバマウント上に、表面の少なくとも一部がはんだが付着するメタライズ層で被覆されたメタライズ領域を有する前記光ファイバを、この光ファイバの長手方向に前記メタライズ領域が前記ボンディングパッドからはみ出るように配置すると共に前記ボンディングパッドにはんだを配置する配置工程と、
前記はんだを溶融させて、前記はんだを前記ファイバマウント及び前記メタライズ領域に付着させるはんだ付け工程と、
前記メタライズ領域のうち、前記はんだにより覆われていない前記メタライズ領域を溶融した前記はんだに溶食させる溶食工程と、を備え、
前記溶食工程は、前記はんだ付け工程完了後に、溶融した前記はんだの温度を更に上げることにより行うことを特徴とする光モジュールの製造方法。
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JP2010284077A JP5508249B2 (ja) | 2010-12-21 | 2010-12-21 | 光モジュールの製造方法 |
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JP2012133064A JP2012133064A (ja) | 2012-07-12 |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2010
- 2010-12-21 JP JP2010284077A patent/JP5508249B2/ja active Active
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