JP5508065B2 - 紙製容器 - Google Patents
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Description
互いに対向する2組の辺部(第一辺部と第二辺部とが対向し、第三辺部と第四辺部とが対向する。)を有する略方形の底面部と、底面部の第一辺部から上方へ起立した第一側面部と、底面部の第二辺部から上方へ起立した第二側面部と、底面部の第三辺部から上方へ起立した第三側面部と、底面部の第四辺部から上方へ起立した第四側面部とが、所定形状に裁断された1枚の板紙を折り曲げることによって形成された組立式の紙製容器であって、
前記板紙の展開時における底面部と第一側面部との間に、底面部の第一辺部に沿った第一下側折曲部が設けられ、
前記板紙の展開時における底面部と第二側面部との間に、底面部の第二辺部に沿った第二下側折曲部が設けられ、
前記板紙の展開時における底面部と第三側面部との境界線における少なくとも1つの区間が底面部側へ凹んで形成されることにより、底面部にその内側に凹んだ第三下側凹部が形成されるとともに、第三側面部に底面部の第三下側凹部側へ突出した第三下側凸部が形成され、底面部と第三側面部との境界線のうち第三下側凹部を形成する区間で底面部と第三側面部とが切り離され、
前記板紙の展開時における底面部と第四側面部との境界線における少なくとも1つの区間が底面部側へ凹んで形成されることにより、底面部にその内側に凹んだ第四下側凹部が形成されるとともに、第四側面部に底面部の第四下側凹部側へ突出した第四下側凸部が形成され、底面部と第四側面部との境界線のうち第四下側凹部を形成する区間で底面部と第四側面部とが切り離され、
組立後においては、
第一下側折曲部が、底面部と第一下側折曲部との境界線を折り線として下向きに折り曲げられて底面部から下向きに突出されるとともに、第一側面部が、第一側面部と第一下側折曲部との境界線を折り線として上向きに折り返されて、第一側面部の上部が底面部から上方に突出するよう起立され、底面部よりも下方となる第一側面部と第一下側折曲部との重なり部分が、底面部の下方へ突き出た第一脚部とされ、
第二下側折曲部が、底面部と第二下側折曲部との境界線を折り線として下向きに折り曲げられて底面部から下向きに突出されるとともに、第二側面部が、第二側面部と第二下側折曲部との境界線を折り線として上向きに折り返されて、第二側面部の上部が底面部から上方に突出するよう起立され、底面部よりも下方となる第二側面部と第二下側折曲部との重なり部分が、底面部の下方へ突き出た第二脚部とされ、
第三側面部が、底面部と第三側面部との境界線における底面部側へ凹んで形成されていない区間を折り線として上向きに折り曲げられて起立されるとともに、第三側面部における第三下側凸部が底面部の下方へ突き出た第三脚部とされ、
第四側面部が、底面部と第四側面部との境界線における底面部側へ凹んで形成されていない区間を折り線として上向きに折り曲げられて起立されるとともに、第四側面部における第四下側凸部が底面部の下方へ突き出た第四脚部とされた、
ことを特徴とする紙製容器
を提供することによって解決される。
前記板紙の展開時における第一側面部の外側に、第一側面部に沿った第一上側折返部を設け、第一上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第一上側折返部の内側に凹んで形成された第一上側凹部を設け、
前記板紙の展開時における第二側面部の外側に、第二側面部に沿った第二上側折返部を設け、第二上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第二上側折返部の内側に凹んで形成された第二上側凹部を設け、
前記板紙の展開時における第三側面部の外側に、第三側面部に沿った第三上側折返部を設け、第三上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第三上側折返部の外側に突出して形成された第三上側凸部を設け、
前記板紙の展開時における第四側面部の外側に、第四側面部に沿った第四上側折返部を設け、第四上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第四上側折返部の外側に突出して形成された第四上側凸部を設け、
組立後において、
第一上側折返部が、第一側面部と第一上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第一側面部の内面に重ねられ、
第二上側折返部が、第二側面部と第二上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第二側面部の内面に重ねられ、
第三上側折返部が、第三側面部と第三上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第三側面部の内面に重ねられるとともに、第三側面部の両脇に設けられた1対の第三上側凸部が、第三上側折返部と第三上側凸部との境界線を折り線としてそれぞれ第一側面部及び第二側面部の内面に沿うよう折り曲げられて第一上側凹部及び第二上側凹部に嵌め込まれ、
第四上側折返部が、第四側面部と第四上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第四側面部の内面に重ねられるとともに、第四側面部の両脇に設けられた1対の第四上側凸部が、第四上側折返部と第四上側凸部との境界線を折り線としてそれぞれ第一側面部及び第二側面部の内面に沿うよう折り曲げられて第一上側凹部及び第二上側凹部に嵌め込まれる
ようにすることが好ましい。これにより、組立後に第三上側折返部や第四上側折返部が元の状態へ戻ろうとするのを防ぐことが可能になる。この構成は、図8に示すように、第一側面部と第二側面部を、底面部に対して垂直となる位置から外側に傾けて形成した場合に、特に好適に採用することができる。その理由については、後で詳しく説明する。
本発明の紙製容器の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。まず、第一実施態様の紙製容器について説明する。図1は、第一実施態様の紙製容器を1枚の板紙に展開した状態を上方から見た平面図である。図2は、図1の状態から、第一上側折返部120及び第二上側折返部220を折り返した状態を示した平面図である。図3は、図2の状態から、第一側面部100及び第二側面部200を折り返した状態を示した平面図である。図4は、図3の状態から、第一側面部100、第二側面部200、第三側面部300及び第四側面部400を起立させた状態を示した斜視図である。図5は、図4の状態から、第三上側折返部310及び第四上側折返部410を折り返して完成させた組立後の紙製容器を示した斜視図である。図6は、図5の組立後の紙製容器を前方から見た正面図である。図7は、図5の組立後の紙製容器を側方から見た側面図である。図8は、図5の組立後の紙製容器を第一側面部100に垂直な面で切断した状態を示した断面図である。
まず、第一実施態様の紙製容器の展開図について説明する。第一実施態様の紙製容器は、図1に示すように、板紙の展開時においては、底面部50と第一側面部100との間に、底面部50の第一辺部に沿った帯状の第一下側折曲部110が設けられており、底面部50と第二側面部200との間に、底面部50の第二辺部に沿った帯状の第二下側折曲部210が設けられた形態となっている。第一側面部100の外側(図1の板紙の中心から見て外側の意。この場合は図1の紙面に向かって下側)には、第一側面部100の長手方向に沿った第一上側折返部120が設けられており、第二側面部200の外側(図1の紙面に向かって上側)には、第二側面部200の長手方向に沿った第二上側折返部220が設けられている。
が、底面部50側へ凹んで形成されている。このため、底面部50には、その内側に凹んだ第三下側凹部51,52が形成されるとともに、第三側面部300には、底面部50の第三下側凹部51,52側へ突出した第三下側凸部303,304が形成されている。底面部50と第三側面部300との境界線のうち第三下側凹部51,52を形成する前記2つの区間では、底面部50と第三側面部300とが切り離されている。一方、底面部50と第三側面部300との境界線における中央部の区間(当該境界線における破線で示した区間)では、底面部50と第三側面部300とが繋がっている。
が、底面部50側へ凹んで形成されている。このため、底面部50には、その内側に凹んだ第四下側凹部53,54が形成されるとともに、第四側面部400には、底面部50の第四下側凹部53,54側へ突出した第四下側凸部403,404が形成されている。底面部50と第四側面部400との境界線のうち第四下側凹部53,54を形成する前記2つの区間では、底面部50と第四側面部400とが切り離されている。一方、底面部50と第四側面部400との境界線における中央部の区間(当該境界線における破線で示した区間)では、底面部50と第四側面部400とが繋がっている。
続いて、第一実施態様の紙製容器の組立方法について説明する。以下において述べる組立方法は、あくまで一例であり、本発明の紙製容器を組み立てる順番を制限するものではない。組立後の紙製容器が本例と同じであるならば、板紙の各部を折り曲げたり、折り返したり、接着したりする順番は、適宜変更してもよいものとする。また、第一実施態様の紙製容器においては、その素材に使用する板紙として、片面に光沢加工が施されたボール紙を採用している。図1〜7において、板紙における黒塗りで示した面は、板紙の光沢面を表しており、それ以外の白色で示した面は、板紙の非光沢面を表している。紙製容器は、図5に示すように、外側から見える部分が光沢面となるように形成することによって、その高級感を増すことができる。
続いて、組立後の紙製容器についてより詳しく説明する。第一実施態様の紙製容器は、図5〜8に示すように、組立後における第一側面部100、第二側面部200、第三側面部300及び第四側面部400が、それぞれ底面部50に対して垂直となる位置から外側に傾いて形成されている(図6における角度φ、図7における角度θを参照。)。このため、第一実施態様の紙製容器は、その開口部(開放上面)が底面部50よりも広くなっている。したがって、第一実施態様の紙製容器を弁当箱に用いた場合には、弁当箱を大きく見えるようにして、それに入れられた食べ物の量を実際よりも多く豪華に見せることができるようになっている。
続いて、第二実施態様の紙製容器について説明する。図11は、第二実施態様の紙製容器Cを第一側面部100に垂直な面で切断した状態を示した断面図である。第二実施態様の紙製容器Cは、図11に示すように、紙製容器C1と紙製容器C2とを重ねて構成した重箱式のものとなっている。第二実施態様の紙製容器Cにおいては、2段に積重ねているが、3段以上としてもよい。第二実施態様の紙製容器は、おせち料理などの高級料理を入れるものとして好適に採用することができる。
続いて、第三実施態様の紙製容器について説明する。図10は、第三実施態様の紙製容器を第一側面部100に垂直な面で切断した状態を示した断面図である。図12は、第三実施態様の紙製容器を示した斜視図である。図13は、第三実施態様の紙製容器を1枚の板紙に展開した状態を上方から見た平面図である。第三実施態様の紙製容器は、図10に示すように、組立後における第一側面部100、第二側面部200、第三側面部300(図示省略)及び第四側面部400(図示省略)が、それぞれ底面部50に対して垂直となる位置から内側に傾いて形成されたものとなっている(図10における角度θを参照。)。
続いて、第四実施態様の紙製容器について説明する。図14は、第四実施態様の紙製容器Cを第一側面部100に垂直な面で切断した状態を示した断面図である。第四実施態様の紙製容器Cは、図14に示すように、紙製容器C1と紙製容器C2とを重ねて構成した重箱式のものとなっている。紙製容器C1と紙製容器C2はいずれも、上述した第三実施態様の紙製容器と同様、組立後における第一側面部100と第二側面部200と第三側面部300(図示省略)と第四側面部400(図示省略)が、それぞれ底面部50に対して垂直となる位置から内側に傾いて形成されたものとなっている。第四実施態様の紙製容器Cも、第二実施態様の紙製容器Cと同様、おせち料理などの高級料理を入れるものとして好適に採用することができる。
最後に、第五実施態様の紙製容器について説明する。図9は、第五実施態様の紙製容器を第一側面部100に垂直な面で切断した状態を示した断面図である。第五実施態様の紙製容器は、図9に示すように、組立後における第一側面部100、第二側面部200、第三側面部300(図示省略)及び第四側面部400(図示省略)が、それぞれ底面部50に対して垂直となる位置から内側に傾いて形成されたものとなっている。すなわち、第一側面部100及び第二側面部200の傾斜角度θ(図9を参照。)や、第三側面部300及び第四側面部400の傾斜角度φ(図9では図示せず。図6を参照。)が0°となっている。角度θ,φが0°となっていること以外は、既に述べた第一実施態様の紙製容器などと同様であるため、説明を割愛する。
本発明の紙製容器は、略箱状の各種容器として用いることができるが、特に、弁当箱として好適に採用することができる。なかでも、本発明の紙製容器は、それに詰める内容物の量を実際よりも多く豪華に見せることができることに加えて、見た目が良く、高級感を醸し出すことも容易であるために、仕出し弁当など、比較的高級な弁当を詰める弁当箱として好適に採用することができる。
51 第三下側凹部
52 第三下側凹部
53 第四下側凹部
54 第四下側凹部
100 第一側面部
101 被接着部
102 接着部
103 接着部
110 第一下側折曲部
111 被接着部
112 被接着部
120 第一上側折返部
121 接着部
122 第一上側凹部
123 第一上側凹部
130 第一連結部
140 第一連結部
150 第一固定部
151 接着部
160 第一固定部
161 接着部
170 第一補強部
180 第一補強部
200 第二側面部
201 被接着部
202 接着部
203 接着部
210 第二下側折曲部
211 被接着部
212 被接着部
220 第二上側折返部
221 接着部
222 第二上側凹部
223 第二上側凹部
230 第二連結部
240 第二連結部
250 第二固定部
251 接着部
260 第二固定部
261 接着部
270 第二補強部
280 第二補強部
300 第三側面部
301 被接着部
302 被接着部
303 第三下側凸部
304 第三下側凸部
310 第三上側折返部
320 第三上側折曲部
330 第三上側凸部
340 第三上側凸部
400 第四側面部
401 被接着部
402 被接着部
403 第四下側凸部
404 第四下側凸部
405 第四指掛け部
410 第四上側折返部
420 第四上側折曲部
430 第四上側凸部
440 第四上側凸部
Claims (5)
- 互いに対向する2組の辺部(第一辺部と第二辺部とが対向し、第三辺部と第四辺部とが対向する。)を有する略方形の底面部と、底面部の第一辺部から上方へ起立した第一側面部と、底面部の第二辺部から上方へ起立した第二側面部と、底面部の第三辺部から上方へ起立した第三側面部と、底面部の第四辺部から上方へ起立した第四側面部とが、所定形状に裁断された1枚の板紙を折り曲げることによって形成される組立式の紙製容器であって、
前記板紙の展開時において、
底面部と第一側面部との間に配されて、底面部の第一辺部に沿った第一下側折曲部と、
底面部と第二側面部との間に配されて、底面部の第二辺部に沿った第二下側折曲部と、
第一側面部の両脇に配されて、略三角形状を為す1対の第一連結部と、
第三側面部及び第四側面部のいずれにも連続しない状態で1対の第一連結部のさらに外側に設けられた1対の第一固定部と、
第二側面部の両脇に配されて、略三角形状を為す1対の第二連結部と、
第三側面部及び第四側面部のいずれにも連続しない状態で1対の第二連結部のさらに外側に設けられた1対の第二固定部と
が設けられ、
底面部と第三側面部との境界線における少なくとも1つの区間が底面部側へ凹んで形成されることにより、底面部にその内側に凹んだ第三下側凹部が形成されるとともに、第三側面部に底面部の第三下側凹部側へ突出した第三下側凸部が形成され、底面部と第三側面部との境界線のうち第三下側凹部を形成する区間で底面部と第三側面部とが切り離され、
底面部と第四側面部との境界線における少なくとも1つの区間が底面部側へ凹んで形成されることにより、底面部にその内側に凹んだ第四下側凹部が形成されるとともに、第四側面部に底面部の第四下側凹部側へ突出した第四下側凸部が形成され、底面部と第四側面部との境界線のうち第四下側凹部を形成する区間で底面部と第四側面部とが切り離された状態とされ、
組み立てる際には、
第一側面部を底面部及び第一下側折曲部の上面側に折り返して、第二側面部を底面部及び第二下側折曲部の上面側に折り返すとともに、第一側面部を第一下側折曲部に、第二側面部を第二下側折曲部に、1対の第一固定部及び第二固定部をその下側に位置する第三側面部又は第四側面部にそれぞれ接着する側面部折返工程と、
第一下側折曲部及び第二下側折曲部のみを下向きに折り曲げることにより、第一側面部及び第二側面部の全体をそれぞれ第一下側折曲部及び第二下側折曲部の下縁から上向きに起立させるとともに、第三側面部及び第四側面部も連動して起立させる側面部起立工程と
を経て行い、
組立後においては、
底面部よりも下方となる第一側面部と第一下側折曲部との重なり部分が、底面部の下方へ突き出た第一脚部とされ、
底面部よりも下方となる第二側面部と第二下側折曲部との重なり部分が、底面部の下方へ突き出た第二脚部とされ、
第三側面部における第三下側凸部が底面部の下方へ突き出た第三脚部とされ、
第四側面部における第四下側凸部が底面部の下方へ突き出た第四脚部とされる
ことを特徴とする紙製容器。 - 前記板紙の展開時において、
第一側面部の外側に、第一側面部に沿った第一上側折返部が設けられ、第一上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第一上側折返部の内側に凹んで形成された第一上側凹部が設けられ、
第二側面部の外側に、第二側面部に沿った第二上側折返部が設けられ、第二上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第二上側折返部の内側に凹んで形成された第二上側凹部が設けられ、
第三側面部の外側に、第三側面部に沿った第三上側折返部が設けられ、第三上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第三上側折返部の外側に突出して形成された第三上側凸部が設けられ、
第四側面部の外側に、第四側面部に沿った第四上側折返部が設けられ、第四上側折返部の両脇を形成する1対の側縁のそれぞれに、第四上側折返部の外側に突出して形成された第四上側凸部が設けられ、
組み立てる際には、
第一上側折返部を第一側面部の上面側に折り返して、第二上側折返部を第二側面部の上面側に折り返すとともに、第一上側折返部を第一側面部に、第二上側折返部を第二側面部にそれぞれ接着する上側折返部折返工程を、側面部折返工程の前に設け、
側面部折返工程で第一側面部を底面部及び第一下側折曲部の上面側に折り返す際には、第一側面部を第一上側折返部と一緒に折り返し、
側面部折返工程で第二側面部を底面部及び第二下側折曲部の上面側に折り返す際には、第二側面部を第二上側折返部と一緒に折り返すようにし、
組立後においては、
第一上側折返部が、第一側面部と第一上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第一側面部の内面に重ねられ、
第二上側折返部が、第二側面部と第二上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第二側面部の内面に重ねられ、
第三上側折返部が、第三側面部と第三上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第三側面部の内面に重ねられるとともに、第三側面部の両脇に設けられた1対の第三上側凸部が、第三上側折返部と第三上側凸部との境界線を折り線としてそれぞれ第一側面部及び第二側面部の内面に沿うよう折り曲げられて第一上側凹部及び第二上側凹部に嵌め込まれ、
第四上側折返部が、第四側面部と第四上側折返部との境界線を折り線として下向きに折り返されて第四側面部の内面に重ねられるとともに、第四側面部の両脇に設けられた1対の第四上側凸部が、第四上側折返部と第四上側凸部との境界線を折り線としてそれぞれ第一側面部及び第二側面部の内面に沿うよう折り曲げられて第一上側凹部及び第二上側凹部に嵌め込まれる
請求項1記載の紙製容器。 - 側面部折返工程において、第一側面部と第一下側折曲部とを第一下側折曲部の両端部近傍のみで接着し、第二側面部と第二下側折曲部とを第二下側折曲部の両端部近傍のみで接着する請求項1又は2記載の紙製容器。
- 組立後において、第一側面部、第二側面部、第三側面部及び第四側面部が、それぞれ底面部に対して垂直となる位置から外側に傾いて形成される請求項1〜3いずれか記載の紙製容器。
- 組立後において、第一側面部、第二側面部、第三側面部及び第四側面部が、それぞれ底面部に対して垂直となる位置から内側に傾いて形成される請求項1〜3いずれか記載の紙製容器。
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