JP5507292B2 - 地中熱交換用チューブの埋設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地中熱交換井の地中熱を利用して熱制御対象物を加熱又は冷却する地中熱利用ヒートポンプシステムを構成する地中熱交換用チューブの埋設方法に関する。さらに詳しくは、土留め用などとして地中に構築されるソイルセメント連続壁内に上記地中熱交換用チューブを埋設する方法に関する。
従来から、地中熱を利用する地中熱交換井の方式としては、地中熱交換井内にポリエチレン製パイプをU字状に曲げて構成された地中熱交換用Uチューブ(以下、Uチューブと記載する)を埋設する方式、地中熱交換井内に、ステンレス管を外管にし、ポリエチレン製パイプを内管とする二重管等を埋設する方式等が知られている。
地中の温度は、年間を通してほぼ一定であり、外気温度に比べると、夏は低く、冬は高くなっている。従って、外気との温度差を利用するために地中にUチューブ、同軸二重管等を埋設し、Uチューブ、同軸二重管等により、この地中熱を採熱し、ヒートポンプの熱源とする試みがなされている。
すなわち、地中においてほぼ一定である10〜15℃の恒温状態にある地中熱を利用して熱交換を行なうもので、例えば、冬であれば高温エネルギーとして暖房用熱源又は融雪用熱源等のため採熱し利用することができる。又、夏であれば低温エネルギーとして冷房用熱源等のために採熱し利用することができる。このような地中熱利用ヒートポンプシステムは、人工的な熱源、例えば冷暖房装置等からの排熱を大気に放熱しないため、自然エネルギー利用の1つとして例えば夏には都市部のヒートアイランド抑制対策としても注目されている。又、大気よりも安定した温度のエネルギーであるので、効率的な省エネルギーとなり且つCO(二酸化炭素)の発生の少ない冷暖房用熱源としても注目されている。
しかしながら、地中熱交換井の設置場所の確保、地中熱交換井等の多額な施工費用等の問題もあり、どのように普及拡大させていくのかが課題の一つとなっている。これに関しては、建造物(例えば、高層ビル)の地下工事のために地中を掘削する際に周囲に構築する土留め壁に地中熱交換用チューブを設置することが提案されている。
例えば特許文献1には、土留め用、止水用のソイルセメントからなる地中壁内に地中熱交換用チューブを埋設する施工方法が開示されている。これはH形鋼がソイルセメントに建て込まれる前に、予め地中熱交換用チューブ(地熱熱交換パイプユニット)をH形鋼に固定しておき、H形鋼が未硬化のソイルセメントに建て込まれるときに、これに固定されている地中熱交換用チューブも共に建て込まれるようにした施工方法である。
特許第3935887号公報
H形鋼を未硬化のソイルセメント内に降下させる際、途中の地盤の崩落等による障害物によって所定深度まで降下させることができない場合がある。このような場合には、H形鋼を上から落下させ、その衝撃力を利用して障害物を突破して所定深度まで降下させる方法が採用されている。この場合、上記特許文献1に示す技術では、H形鋼に固定された地中熱交換用チューブが損傷してしまうという問題が生じる。
また、特許文献1の例ではU字状に形成された地中熱交換用チューブを使用しているが、このU字の両直線部がH形鋼のウェブを挟んで固定されているため配管方法が制限されていた。このケースでは、地中熱交換用チューブの高さをH形鋼と概ね同等としなければならず、地中熱交換用チューブの高さをH形鋼より低くしようとした場合、H形鋼の下端部に切欠を形成しなければならない(特許文献1の段落0009)。また、地中で地中熱交換用チューブを配管しようとした場合、H形鋼のウェブ及びフランジを避ける経路を取らなければならず、配管の自由度が著しく制限されてしまう。
しかしながら、H形鋼と連結せずに地中熱交換用チューブのみをソイルセメントに挿入しようとしても、ソイルセメントの粘度が高く、流動性が低いため、従来のソイルセメント連続壁の構築工法では極めて困難であった。一般的に高粘度・低流動性のソイルセメント中に、10m以上の深さまで軽量の地中熱交換用チューブを押し込むことは、ほぼ不可能であることはいうまでもない。
これに対して近年、流動化剤としてアロンソイル(登録商標)を使用したECO−MW工法(国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)登録)が採用されている。ECO−MW工法によって、使用するセメントミルク量を抑制することにより排出する泥土の量を大幅に低減させることが可能である。また、ソイルセメントの流動性を長時間確保することができるためH形鋼等の芯材の挿入もスムーズであり、従来では不可能であった「地中熱交換用チューブをソイルセメント中へ押し込む」ことに関する可能性も生じた。但し、この場合であっても、地中熱交換用チューブを単体でソイルセメント中に押し込むことは困難である。
本発明は、このような従来の技術における問題点を解決するために開発されたものであり、次の目的を達成する。
本発明の目的は、H形鋼等の芯材の挿入、建て込み作業に制限を受けず、ソイルセメント中に地中熱交換用チューブを押し込むことを可能とし、地中に構築されたソイルセメント連続壁内の任意の位置に、地中熱交換用チューブ損傷させることなく設置することが可能な地中熱交換用チューブの埋設方法を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1の地中熱交換用チューブの埋設方法は、地中熱を利用して熱制御対象物を加熱又は冷却する地中熱利用ヒートポンプシステム(1)を構成する地中熱交換用チューブ(地中熱交換用Uチューブ23)の埋設方法であって、前記地中熱交換用チューブは、地中に設けられたソイルセメント連続壁(10)内に設置されるものであり、前記地中熱交換用チューブの底部を保護する保護部材(26)を備える埋設ユニット(20)に前記地中熱交換用チューブを固定した状態とし、未硬化状態のソイルセメントに前記埋設ユニットを挿入することにより、当該地中熱交換用チューブの設置を芯材(H形鋼12)の設置と分離して行い、前記ソイルセメント連続壁には前記芯材が隔孔設置され、前記地中熱交換用チューブは、前記芯材が設置されない孔に設置され、前記地中熱交換用チューブは、前記芯材が設置されない孔の中心を基準として、建造物とは反対側の地盤寄りに設置されることを特徴とする。
本発明2の地中熱交換用チューブの埋設方法は、発明1において、前記埋設ユニット(20)の下端部(21a)は尖形であることを特徴とする。
本発明3の地中熱交換用チューブの埋設方法は、発明2において、前記埋設ユニット(20)は前記下端部(21a)の上方に埋込防止部材(ストッパー27)を備えており、前記ソイルセメントに挿入した前記埋設ユニットを下降させ、その下端部が前記ソイルセメント下方の地盤に一定の高さ食い込み、前記埋め込み防止部材が当該地盤に接した状態となることで当該埋設ユニットの下降を停止させることを特徴とする。
本発明4の地中熱交換用チューブの埋設方法は、発明3において、前記埋設ユニット(20)は、連結部材(シャーピン31)を介して押込ロッド(30)に連結されており、前記連結部材は、前記押込ロッドの押し込み力を前記埋設ユニットに伝達し、且つ前記押込ロッドを前記埋設ユニットから離脱可能とするものであり、前記埋設ユニットを前記ソイルセメント中で下降させる際、前記押込ロッドを下方に押し込むことで前記埋設ユニットを下降させ、前記埋設ユニットの下降が停止した後、前記押込ロッドを前記埋設ユニットから離脱させ、当該押込ロッドを地上に回収することを特徴とする。
後述する実施例では、埋設ユニット20はシャーピン31を介して押込ロッド30に連結されており、埋設ユニット20の下降が停止した後、さらに押込ロッド30を押し込むことでシャーピン31を破断させて押込ロッド30を埋設ユニットから離脱させている。
本発明によれば、H形鋼等の芯材の挿入、建て込み作業に制限を受けず、ソイルセメント中に地中熱交換用チューブを押し込むことが可能である。また、地中に構築されたソイルセメント連続壁内の任意の位置に地中熱交換用チューブを埋設することが可能である。そのため配管の自由度が高く、建造物とは反対側の地盤に近い位置に地中熱交換用チューブを配置することも可能であり、これにより熱交換を効率良く行うことができる。また地中熱交換用チューブの高さも任意に調整でき、地中熱交換用チューブ同士を地中で接続することも容易となる。
本発明では地中熱交換用チューブを埋設する際に、地中熱交換用チューブの底部を保護する保護部材を備える埋設ユニットを使用している。これにより、地中熱交換用チューブが降下中に損傷することを防止することができる。また埋設ユニットの下端部を尖形としている。従ってソイルセメント中で埋設ユニットを降下させることが容易となり、設置作業の迅速化に寄与し、設置精度も向上する。このように地中熱交換用チューブの設置を安全、高効率、高精度に行うことが可能であり、ソイルセメント連続壁の構築に際して、容易に地中熱交換器を構築することができる。
図1は、ECO−MW工法で、ソイルセメント連続壁を構築している状態を模式的に示した構成図である。 図2は、ソイルセメント連続壁の平面図であり、(a)はH形鋼を隔孔設置したときの平面図、(b)はH形鋼を全孔設置したときの平面図である。 図3は、地中熱利用ヒートポンプシステムを模式的に示した説明図である。 図4(a)は、Uチューブを取り付けた埋設ユニットの正面図であり、図4(b)は、同側面図である。 図5(a)はH形鋼を隔孔設置し、H形鋼を設置していない孔にUチューブを設置したときの平面図、(b)はUチューブを設置した孔の拡大図である。 図6はUチューブ設置位置の変形例を示す平面図であり、図5に相当する図である。
本発明は、地中熱を利用して熱制御対象物を加熱又は冷却する地中熱利用ヒートポンプシステムを構成する地中熱交換用チューブ(地中熱交換用Uチューブ23)の埋設方法に関するものである。特に、この地中熱交換用チューブを、土留め用又は止水用等として地中に構築されるソイルセメント連続壁内に埋設する方法に関する。このソイルセメント連続壁には、ソイルセメント未硬化時にH形鋼等の芯材が建て込まれるが、このH形鋼から独立して地中熱交換用チューブを設置することを可能とするものである。
[ソイルセメント連続壁]
1は、ECO−MW工法で、ソイルセメント連続壁を構築している状態を模式的に示した構成図、図2は、図1の平面図であり、(a)は隔孔設置、(b)は全孔設置を示した図である。図3は、地中熱利用ヒートポンプシステムを模式的に示した説明図である。
地中にソイルセメント連続壁を構築する方法として、ECO−MW工法が知られている(NETIS登録No.KK-050019)。ECO−MW工法は公知の技術であり、本実施の形態では詳細な説明を省略するが、本実施の形態の理解を容易にするために、その概略を図1、2に基づいて説明する。図1に示すように、ECO−MW工法は、地盤5を所定の深さまで掘削するとともにセメントスラリーを注入し、原位置土とセメントスラリーとを混合・攪拌してソイルセメント壁11を形成し、これらソイルセメント壁11を連続させてソイルセメント連続壁10を構築する工法である。ここで使用するセメントスラリーには本工法用に開発された流動化剤であるアロンソイル(登録商標)が添加されていて、ソイルセメントの流動性が長時間確保されている。
ソイルセメント連続壁10は、建造物Bを建造する際の土留め用、止水用等の用途のために構築されるものである。ソイルセメント壁11内には、ソイルセメント固化前に芯材としてのH形鋼12が建て込まれている。H形鋼12は、隔孔設置(図2(a)参照)、全孔設置(図2(b)参照)、隔孔設置と全孔設置との組み合わせ(図示せず)のように設置されるものであり、地盤5の状態等により適宜所望の間隔で建て込まれるものである。
[地中熱利用ヒートポンプシステム]
次に、地中熱利用ヒートポンプシステム1について説明を行う。
地中熱利用ヒートポンプシステム1は、周知な技術であるが、本実施の形態の理解を容易にするために、その概略を図3に基づいて説明する。
なお、ソイルセメント連続壁10には、H形鋼12が複数本建て込まれているものとする。また、H形鋼12から独立して、熱交換パイプとしてポリエチレン製パイプをU字状に曲げて構成されたU字状の管、すなわち地中熱交換用Uチューブ(以下、Uチューブと記載する)23A、23B・・23N、23が設けられている。そして、Uチューブ23A、23B・・23N、23は、内部に形成された管路が、順次、連続するように接続され、循環路を形成している。
Uチューブ23A、23B・・23N、23を含む第1循環路71を循環する第1循環流体73は、不凍液(ブライン)、水等であり、地中熱利用ヒートポンプ60内の第1熱交換部(凝縮器)62で熱交換をしながら、Uチューブ23A、23B・・23N、23を経て循環している。このような構成の第1循環路71を循環する第1循環流体73は、例えば冬季の場合、地上側の地中熱利用ヒートポンプ60の第1熱交換部62で熱交換し、Uチューブ23A、23B・・23N、23を含む第1循環路71を循環し、再び第1熱交換部62に戻る。Uチューブ23A、23B・・23N、23等が地中熱交換器2を構築する。
このとき、地上の外気温度に比べ地中は恒温状態であり、地中温度が高くなっている。そのため、第1循環流体73は地上側から地中に送り込まれると、地中熱交換器2を構築するUチューブ23A、23B・・23N、23で採熱し、暖められて第1熱交換部62側に循環することになる。第1熱交換部62で、第1循環流体73と熱交換された熱媒体は地中熱利用ヒートポンプ60によってさらに暖められ、循環する。熱媒体は第2熱交換部(蒸発器)64で第2循環流体83と熱交換する。温水となった第2循環流体83は、熱制御対象物(例えば、建造物等)の暖房等の設備である熱交換装置84の負荷側熱交換部84aで暖房等のための熱源として利用される。第2循環流体83は、不凍液(ブライン)、水等であるとよい。
次に、地中熱利用ヒートポンプ60の説明を行う。
地中熱利用ヒートポンプ60は、第1熱交換部(凝縮器)62、第2熱交換部(蒸発器)64、圧縮部(圧縮機)61、膨張部(膨張弁)63、熱媒体循環路65等から構成されている。暖房用の熱源とする場合、熱媒体〔例えば、冷媒番号(ISO817):R404A、R407C、R410A等〕が、熱媒体循環路65内を、実線で示した矢印方向に循環する。第1熱交換部62は、第1循環流体73と熱媒体との間で熱交換を行なう部位である。すなわち、第1循環路71を循環する第1循環流体73の熱量を熱媒体に熱移動させる。第2熱交換部64は、熱媒体と第2循環流体83との間で熱交換を行なう部位である。すなわち、熱媒体の熱量を第2循環流体83に熱移動させる。熱移動された第2循環流体83は、第2循環路81を循環し、負荷側熱交換部(例えば、床暖房、ファンコイルユニット等)84aで熱源として利用される。
Uチューブ23A、23B・・23N、23を含む第1循環路71を循環する第1循環流体73は、第1循環ポンプ72によって循環する。第1循環流体73は、Uチューブ23A、23B・・23N、23内を循環し、ソイルセメント壁11等を介して地中との間で熱交換(熱採取)を行う。地中との熱交換によって熱を得た第1循環流体73は中温水となって地上に戻り、地中熱利用ヒートポンプ60の第1熱交換部62を通過する。
第1循環流体73は、第1熱交換部62において熱媒体との間で熱交換を行なって低温水となってUチューブ23A、23B・・23N、23に戻り、再び、地中と熱交換(熱採取)を行なう。第1熱交換部62において、第1循環流体73との間で熱交換した熱媒体は、圧縮部61において圧縮されることによってさらに高温となり、第2熱交換部64に送られる。
第2熱交換部64で、熱媒体は、第2循環流体83との間で熱交換を行う。第2循環流体83は、第2循環ポンプ82によって第2循環路81を循環し、熱交換装置84の負荷側熱交換部84aに循環し熱源として利用される。すなわち、熱媒体との間で熱交換を行ない、熱を得た第2循環流体83は温水となって、負荷側熱交換部84aにおいて、暖房システム、暖房装置等の熱源として利用される。
一方、冷房用の熱源とする場合には、熱媒体が、熱媒体循環路65内を破線で示した矢印方向に循環する。第1循環流体73は、Uチューブ23A、23B・・23N、23を通過する際、外気温度より低い温度の地中と熱交換し、低い温度の第1循環流体73となる。第1循環流体73と熱交換した熱媒体は冷却され、膨張部63によって減圧されることによって、さらに低温となって第2熱交換部64に送られる。ここで、低温の熱媒体は、第2熱交換部64で第2循環流体83と熱交換する。低温になった第2循環流体83は負荷側熱交換部84aにおいて、冷房システム、冷房装置等の熱源として利用される。
なお、本実施例においては、地中熱利用ヒートポンプシステム1が、第2熱交換部64及び第2循環路81を備えており、第2循環流体83が第2循環ポンプ82によって第2循環路81を循環する例について説明した。このようなシステムとしては、水−水ヒートポンプシステムが代表的である。このような第2循環流体83を使用せず、第1循環流体73及び熱媒体のみを使用するシステムとしても良い。即ち、第2熱交換部64及び第2循環路81を備えておらず、熱媒体が負荷側熱交換部84aにおいて熱源として利用されるようにしても良い。このようなシステムとしては、水−冷媒ヒートポンプシステムが代表的であり、ビル用マルチ空調システムで多く使用されている。
[埋設ユニット]
本発明では上記Uチューブ23をソイルセメント壁11に設置する際に図4に示す埋設ユニット20を使用している。埋設ユニット20は、図4に示すように基体となる鋼板21、保護部材26、及びストッパー27によって構成される。この埋設ユニット20にUチューブ23を取り付けてソイルセメント壁11に挿入し、未硬化のソイルセメント内を降下させ、ソイルセメント壁11の底部で固定する。その後、ソイルセメントが硬化することによって、Uチューブ23が固定された埋設ユニット20は、ソイルセメント壁11内に埋め込まれることになる。
鋼板21の下端部21aは尖形であり、図4の例では矢じり状となっている。従ってソイルセメント内に埋設ユニット20を挿入し易く、挿入後も下端部21aの先端に力が集中し、ソイルセメント中を降下させることが容易である。これにより、Uチューブ23の設置作業を効率化することができる。尖形状の下端部21aはソイルセメントの粘度が高い場合に特に有効に機能する。さらに、この下端部21aは最終的にソイルセメント連続壁10下方の地層に食い込んで埋設ユニット20を固定する。これによりUチューブ23の設置位置が決定する。
鋼板21の片面又は両面には、Uチューブ23が取り付けられる。2組のUチューブ23を挿入するダブルUチューブ方式の場合には、図4に示すように鋼板21の両面にUチューブ23を取り付ける。また、1組のUチューブ23を挿入するシングルUチューブ方式の場合には、鋼板21の片面のみにUチューブ23を取り付ける。ここでUチューブ23の底部(U字の底部分)にはUチューブ取付部23aが設けられている。Uチューブ取付部23aは例えば樹脂部品であり、熱融着等の方法によってUチューブ23の底部と一体化されている。Uチューブ23は、このUチューブ取付部23aを介して鋼板21に固定される。なお、Uチューブ23は、熱伝導性を有し、耐性・防食性に優れ、広い使用温度範囲を有し、高可撓性、管内面が滑らかである等の条件を満たすものであれば他の材質のものであってもよい。
Uチューブ取付部23aには、Uチューブ側連結孔23bが形成されている。鋼板21には、Uチューブ側連結孔23bに対応する基体側連結孔21bが形成されている。Uチューブ取付部23aは鋼板21とUチューブ連結ネジ25によって一体化される。図4(b)に示すように、Uチューブ側連結孔23b及び基体側連結孔21bの位置を合致させて、形成された孔にUチューブ連結ネジ25を挿入して締め付けることで、Uチューブ23を、Uチューブ取付部23aを介して鋼板21と一体化させることができる。
基体側連結孔21bは、鋼板21の鉛直方向に沿って複数設けられており、任意の孔にUチューブ側連結孔23bを合わせることで、任意の位置にUチューブ23を固定することができる。これによりストッパー27からの距離、即ちUチューブを設置する高さを調整することができる。
鋼板21に取り付けられたUチューブ取付部23aの下方には、V字状の保護部材26が設けられている。この保護部材26は例えば鋼板を曲げ加工したものであり、溶接等の方法によって鋼板21と接合されている。Uチューブ23の底部が保護部材26によって保護され、埋設ユニット20を降下させるときにUチューブ23が損傷することを防止する。例えば、埋設ユニット20を降下させる経路途中に地盤の崩落等による障害物が存在する場合、埋設ユニット20を強制的に上から押し込む方法を採ることが想定される。鋼板21は頑丈であり、且つ下端部21aが尖形であるため強制的に上から押し込む、あるいは付勢して降下(落下)させることで、その衝撃力を利用して障害物を突破できる可能性がある。この場合にUチューブ23が損傷する可能性があるが、この保護部材26が存在することによって、Uチューブ23の損傷を防止する。保護部材26は鋼板に限らず、鋼板21に固定が容易で、ソイルセメントに挿入時に変形などしない材料で形成されたものであればよい。保護部材は、平面状のものが好ましいが、曲面状のものなど他の形状のものであってもよい。
保護部材26と下端部21aとの間には、埋込防止部材としてストッパー27が設けられている。ストッパー27は平板状物であり、地盤と平行になるように(鋼板21と鉛直方向に交差するように)鋼板21に固定されている。ストッパー27は例えば鋼板であり、鋼板21と溶接等の方法によって接合されている。本例では、ストッパー27は、下端部21aと保護部材26の概ね中間に設けられており、埋設ユニット20が一定以上地盤に食い込むことを防止する。
Uチューブ23を固定した埋設ユニット20をソイルセメント内で降下させると、最終的には鋼板21の重量等によって下端部21aがソイルセメント下方の地盤に食い込む。また、後述する押込ロッド30等を使用して下端部21aを地盤に食い込ませる場合もある。
このような場合、鋼板21の地盤への食い込みの度合が一定でないことで、Uチューブ23の設置精度が低下する問題がある。この埋設ユニット20においては、ストッパー27が地盤に接した時点を基準として、これ以上鋼板21が地盤に食い込むことがない。即ち鋼板21を下方に押し込んで、下降が完全に停止した時点で地盤とストッパー27が同位置(同じ高さ)にある。このストッパー27からUチューブ側連結孔23bまでの距離は、前述したように基体側連結孔21bを選択することにより任意に調整可能であるから、Uチューブ23を設置する高さを調整可能である。このようにしてUチューブ23の設置精度を高めることができる。特に、前述したように降下経路の途中に障害物が存在するときには、鋼板21を付勢して降下させることがある。この場合には鋼板21が地盤に食い込みすぎてUチューブ23の位置調整が困難であるが、このような場合にストッパー27が有効に作用する。
鋼板21は、地上から押し込み力を伝える押込ロッド30を接続可能な機構を有している。図4(a)の例では、鋼板21が2本のシャーピン31を介して押込ロッド30と連結されている。鋼板21の側部には、シャーピン31を挿入可能な孔が設けられている。ソイルセメントの流動性が低く、埋設ユニット20を押し込むことが困難な場合には、押込ロッド30を使用することが好ましい。また、押込ロッド30の先端には、水等の液体を循環させることができるように孔が設けられていると良い。
埋設ユニット20にシャーピン31によって連結された押込ロッド30が押し込まれると、これに伴い、押込ロッド30の押し込み力がシャーピン31を介して埋設ユニット20に伝わり、埋設ユニット20がソイルセメント中を降下する。埋設ユニット20がソイルセメント連続壁の底部に到達したときに、下端部21aが地盤に食い込み、ここからさらに押込ロッド30で押し込まれることでストッパー27が地盤と接して下降が完全に停止する。この位置からさらに押込ロッド30が押し込まれると、シャーピン31に応力が集中して破断し、押込ロッド30が埋設ユニット20から離脱する。その後、押込ロッド30のみを地上に回収する。なお、シャーピン31を破断させたとき、押込ロッド30の先端が地盤の地層に食い込むことを防止するため、ストッパー27が押込ロッド30の下方までカバーしている(図4(a))。そのため押込ロッド30はストッパー27の上面と接触し、地盤の地層に食い込むことがない。このようにストッパー27は受け金具としての役割も果たしているが、ストッパー27とは別個に受け金具を設けるようにしても良い。
本例では、図4に示すように鋼板21の両面に保護部材26を備えており、基体側連結孔21bに両面からUチューブ連結ネジ25を挿入可能である。従って1の埋設ユニット20で2組のUチューブ23を同時に設置可能であり、ダブルUチューブ方式にも対応している。これにより、設置作業の効率化を図ることができる。なお、埋設ユニット20は、Uチューブ23の底部を保護可能なものであれば良く、その高さは問題とならない。従って、ソイルセメント連続壁10の高さと比較して無視できる程度の高さ(例えば10分の1以下であり、好ましくは数十cm以下)とすることで、当該埋設ユニット20がソイルセメント連続壁10に与える影響を考慮する必要が無くなる。また、使用する鋼板の量も少なくてすむ。
また、本例では押込ロッド30と埋設ユニット20との連結部材としてシャーピン31を用いているが、連結部材はこれに限られない。押込ロッド30の押し込み力を埋設ユニット20に伝え、且つ、押込ロッド30を埋設ユニット20から離脱可能とするものであれば良い。
[Uチューブの設置例]
図5は、ソイルセメント連続壁10において、H形鋼12を隔孔設置し、H形鋼12を設置していない孔にUチューブ23を設置したときの平面図である。本発明では、H形鋼12が設置される前又は設置された後にUチューブ23の設置作業を独立して行うことが可能であるため、H形鋼12が設置されていない孔にUチューブ23を設置することが可能である。この図5に示すように、Uチューブ23を、H形鋼12が設置されていない孔の中心を基準として、建造物とは反対側の地盤寄り(建造物から遠い位置)に設置することも可能であり、これにより建造物が障害とならない地盤近くで熱交換を効率よく行うことができる。
鋼板12の両面にUチューブ23を取り付けて、H形鋼12のウェブと平行にして、孔中心から地盤寄りの位置(建造物から遠い位置)に挿入することで、2組のUチューブ23を地盤近くに平行に設置することができる(図5(b))。従来技術のようにH形鋼12のウェブ又はフランジにUチューブ23を固定するケースでは、孔の中心付近にUチューブが位置することになるが、これと比較すると本例における熱交換の効率性は良い。
図6は図5の変形例である。鋼板12の片面にUチューブ23を取り付けて、H形鋼12のウェブと平行にして、孔中心から地盤寄りの位置(建造物から遠い位置)に挿入することで、Uチューブ23を地盤近くに設置することができる。熱交換の効率性が重視される場合にはこのような設置態様を採ることもできる。なお図5及び図6の例に示すような隔孔設置の場合に限らず、H形鋼を全孔設置した場合にも当然に本発明を適用可能である。
以上説明したように、本発明はH形鋼等の芯材の挿入、建て込みに制限を受けることなく、地中熱交換用チューブをソイルセメント連続壁内に設置することを可能とするものである。一般的にソイルセメントの粘度及び流動性を考慮すると、その中にUチューブを押し込むことは困難であり、通常はH形鋼等に組み付けた状態で挿入する(特許文献1)。しかしながら、本発明では埋設ユニットを用いることでH形鋼の設置作業と分離してUチューブの設置作業を行うことを可能とした。これにより配管の自由度が向上し、設置位置によっては熱交換の効率向上も期待できる。特に、近年は前述したECO−MW工法が採用されつつあり、ソイルセメントの流動性を長時間確保することも可能となっているため、埋設ユニットの挿入性も確保することができ、本発明を好適に実施することができると考えられる。
本発明を適用することで、地中熱交換器を、都市部の建造物(高層ビル)等でも容易に地中熱利用ヒートポンプシステムによる冷暖房の熱源とすることができ、地球環境にやさしく、CO(二酸化炭素)の発生等がたいへん少ない冷暖房システムを構築することが可能となった。さらに、地中熱交換器構築のために、ボアホールを新たに掘削する作業等が不要となる。そのため、地中熱利用ヒートポンプシステムの構築する費用を大幅に低減することができ、普及拡大に大いに貢献することができる。
本発明の実施の形態について以上のとおり説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。
1…地中熱利用ヒートポンプシステム
10…ソイルセメント連続壁
11…ソイルセメント壁
12…H形鋼
2…地中熱交換器
21…鋼板
21a…下端部
23、23A、23B・・23N…地中熱交換用Uチューブ
23a…Uチューブ取付部
25…Uチューブ連結ネジ
26…保護部材
27…ストッパー
30…押込ロッド
31…シャーピン
60…地中熱利用ヒートポンプ
65…熱媒体循環路
71…第1循環路
81…第2循環路

Claims (4)

  1. 地中熱を利用して熱制御対象物を加熱又は冷却する地中熱利用ヒートポンプシステムを構成する地中熱交換用チューブの埋設方法であって、
    前記地中熱交換用チューブは、地中に設けられたソイルセメント連続壁内に設置されるものであり、
    前記地中熱交換用チューブの底部を保護する保護部材を備える埋設ユニットに前記地中熱交換用チューブを固定した状態とし、未硬化状態のソイルセメントに前記埋設ユニットを挿入することにより、当該地中熱交換用チューブの設置を芯材の設置と分離して行い、
    前記ソイルセメント連続壁には前記芯材が隔孔設置され、
    前記地中熱交換用チューブは、前記芯材が設置されない孔に設置され、
    前記地中熱交換用チューブは、前記芯材が設置されない孔の中心を基準として、建造物とは反対側の地盤寄りに設置される
    ことを特徴とする地中熱交換用チューブの埋設方法。
  2. 請求項1に記載した地中熱交換用チューブの埋設方法であって、
    前記埋設ユニットの下端部は尖形である
    ことを特徴とする地中熱交換用チューブの埋設方法。
  3. 請求項2に記載した地中熱交換用チューブの埋設方法であって、
    前記埋設ユニットは前記下端部の上方に埋込防止部材を備えており、
    前記ソイルセメントに挿入した前記埋設ユニットを下降させ、その下端部が前記ソイルセメント下方の地盤に一定の高さ食い込み、前記埋め込み防止部材が当該地盤に接した状態となることで当該埋設ユニットの下降を停止させる
    ことを特徴とする地中熱交換用チューブの埋設方法。
  4. 請求項3に記載した地中熱交換用チューブの埋設方法であって、
    前記埋設ユニットは、連結部材を介して押込ロッドに連結されており、
    前記連結部材は、前記押込ロッドの押し込み力を前記埋設ユニットに伝達し、且つ前記押込ロッドを前記埋設ユニットから離脱可能とするものであり、
    前記埋設ユニットを前記ソイルセメント中で下降させる際、前記押込ロッドを下方に押し込むことで前記埋設ユニットを下降させ、前記埋設ユニットの下降が停止した後、前記押込ロッドを前記埋設ユニットから離脱させ、当該押込ロッドを地上に回収する
    ことを特徴とする地中熱交換用チューブの埋設方法。
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