JP5505690B2 - システム設計支援装置、システムの設計支援方法およびシステム設計支援プログラム - Google Patents

システム設計支援装置、システムの設計支援方法およびシステム設計支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、システム設計支援装置、システムの設計支援方法およびシステム設計支援プログラムに関する。
近年、IT化が進み、様々なサービスがシステムに組み込まれている。このサービスの内容は、ビジネス環境等の変化に伴って変化する。したがって、ビジネス環境等の変化に応じて柔軟かつ迅速に適応できるシステムの構築が要求されている。このようなシステムを実現するものとして、例えば、SOA(Service Oriented Architecture)がある。SOAは、サービス単位にアプリケーションをコンポーネント化し、これらのアプリケーションを組み合わせることで、新しいサービスにも適用しようとするアーキテクチャである。SOAでは、サービスの処理手順を定義するエディタごとに階層を形成し、階層ごとに処理手順を定義することができる。したがって、異なるエディタで定義された処理手順をシステム内に混在させることができる。下記特許文献1には、処理手順を生成する技術が開示されている。
特開平5−210493号公報
上記特許文献1に記載の技術では、特定のエディタで処理手順を生成している。したがって、このエディタで生成した処理手順の一部を他のエディタで生成した処理手順に組み込む場合には、他のエディタを用いてその処理手順の一部を追加する作業が発生してしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、システムの柔軟性を向上させることができるシステム設計支援装置、システムの設計支援方法およびシステム設計支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明のシステム設計支援装置は、複数の層を有し、それぞれの層ごとにそれぞれ定義が異なるサービスフローのモデル図を定義するシステムの設計を支援する装置であって、複数の層およびそれぞれの層に属するモデル図を描画して表示画面上に表示させる描画手段と、表示画面上に表示されている複数の層のいずれかの層である第1の層に属するモデル図の中から、当該第1の層とは異なる第2の層に移動させる部分、および当該第2の層が選択されたことを示すイベント情報を受信する受信手段と、イベント情報が受信された場合に、第2の層に移動させる部分のモデル図に関するモデル図情報を、第2の層で定義されるモデル図情報に変換するモデル図情報変換手段と、を備える。
本発明のシステム設計支援方法は、複数の層を有し、それぞれの層ごとにそれぞれ定義が異なるサービスフローのモデル図を定義するシステムの設計を支援する装置で実行されるシステム設計支援方法であって、複数の層およびそれぞれの層に属するモデル図を描画して表示画面上に表示させる描画ステップと、表示画面上に表示されている複数の層のいずれかの層である第1の層に属するモデル図の中から、当該第1の層とは異なる第2の層に移動させる部分、および当該第2の層が選択されたことを示すイベント情報を受信する受信ステップと、イベント情報が受信された場合に、第2の層に移動させる部分のモデル図に関するモデル図情報を、第2の層で定義されるモデル図情報に変換するモデル図情報変換ステップと、を含む。
本発明のシステム設計支援プログラムは、上記システム設計支援方法に含まれる各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、システムの柔軟性を向上させることができる。
実施形態におけるシステム設計支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すモデル図処理部の詳細構成を示すブロック図である。 モデル図図形情報DBのデータ構成を示す図である。 階層別固有情報DBのデータ構成を示す図である。 マッピングルールDBのデータ構成を示す図である。 エディタ設定DBのデータ構成を示す図である。 モデル図の描画処理を説明するためのフローチャートである。 モデル図の編集処理を説明するためのフローチャートである。 モデル図情報の変換処理を説明するためのフローチャートである。 モデル図図形情報変換処理を説明するためのフローチャートである。 階層別固有情報変換処理を説明するためのフローチャートである。 統合されたモデル図を表示した画面を例示する図である。 モデル図を編集する際の画面を例示する図である。 編集画面を例示する図である。 編集画面上で行われる編集の一例を示す図である。 モデル図情報を変換する際の画面を例示する図である。 モデル図情報を変換する際の画面を例示する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るシステム設計支援装置、システムの設計支援方法およびシステム設計支援プログラムの好適な実施形態について説明する。
まず、実施形態におけるシステム設計支援装置は、SOAを実装している。本実施形態では、SOAの環境を、UI(User Interface)層と、BPM(Business Process Management)層と、ESB(Enterprise Service Bus)層と、WS(Web Service)層という4つの層により実現している。UI層は、ユーザとの間の入出力を制御するソフトウェアを実装する層であり、本実施形態ではブラウザが実装されている。BPM層、ESB層、WS層は、処理手順であるサービスフローをモデル化したモデル図を定義するソフトウェアを実装する層であり、本実施形態ではBPM用のエディタ、ESB用のエディタ、WS用のエディタがそれぞれ実装されている。
システム設計支援装置は、モデル図に従ってサービスを実行させるソフトウェアを複数実装することができ、これら複数のソフトウェアによって階層が形成される。つまり、本実施形態のシステム設計支援装置は、BPM用のエディタ、ESB用のエディタおよびWS用のエディタを実装したことで、BPM層、ESB層およびWS層という三つの層による階層が形成されている。本実施形態のシステム設計支援装置は、ある階層に属するモデル図の一部を、別の階層に属するモデル図に移動することができることに特徴がある。以下に、このような特徴を有するシステム設計支援装置の構成および動作について説明する。
まず、図1および図2を参照して、実施形態におけるシステム設計支援装置の構成について説明する。図1は、システム設計支援装置の概略構成図である。図2は、図1に示すモデル図処理部の詳細構成図である。
図1に示すように、システム設計支援装置1は、モデル図を表示する機能を有するモデル図描画部100(描画手段)と、モデル図を編集する機能を有するモデル図処理部200(モデル図情報変換手段)と、各種情報を記憶する機能を有する記憶部300と、ユーザによる各種イベント情報を入力する機能を有する入力処理部400(受信手段)と、を有する。
モデル図描画部100は、統合モデル図描画部101と、階層別モデル図描画部102と、を有する。統合モデル図描画部101は、各階層のモデル図を統合して表示する。モデル図は、モデル図の要素であるモデル図図形を組み合わせることで表現される。モデル図図形としては、例えば、処理内容を示すノードや、ノード間を結合する流れ線が該当する。階層別モデル図描画部102は、BPM層、ESB層、WS層ごとに設けられている。各階層別モデル図描画部102は、それぞれの階層に属するモデル図を表示する。
モデル図処理部200は、階層別モデル図処理部201と、図形情報変換部202と、プロパティマッピング部203と、を有する。図形情報変換部202とプロパティマッピング部203とで、階層間を移動させたモデル図のモデル図情報を、移動後の階層で利用できるように変換するモデル図情報変換手段としての機能を有する。モデル図情報には、モデル図図形の配置関係に関する情報であるモデル図図形情報と、階層ごとに固有のプロパティに関する情報である固有情報とが含まれる。
階層別モデル図処理部201は、BPM層、ESB層、WS層ごとに設けられている。各階層別モデル図処理部201は、それぞれの階層に属するモデル図を編集する。階層別モデル図処理部201は、例えば、入力処理部400から入力されたイベント情報にしたがってモデル図の登録・更新・削除等を実行する。
図2に示すように、図形情報変換部202は、記憶部202aと、変換部202bと、補完部202cと、読込部202dと、を有する。記憶部202aは、モデル図図形に関する情報であるモデル図図形情報をモデル図図形情報DB301に記憶させる。読込部202dは、モデル図図形情報をモデル図図形情報DB301から読み込む。
図3を参照して、モデル図図形情報を記憶するモデル図図形情報DB301のデータ構成について説明する。モデル図図形情報には、例えば、階層、ID、種類、配置情報が含まれる。階層には、モデル図図形が属する階層を特定するための識別情報が格納される。IDには、モデル図図形を特定するための識別情報が格納される。種類には、モデル図図形の種類が格納される。モデル図図形の種類としては、例えば、ノード、流れ線、階層間流れ線等がある。配置情報には、モデル図図形がモデル図上に配置される位置を特定するための情報が格納される。配置情報には、例えば、モデル図図形がノードである場合には、ノードの中心座標と中心座標からの半径とが格納され、モデル図図形が流れ線である場合には、始点となるノードのIDと終点となるノードのIDとが格納される。
図2に示す変換部202bは、モデル図図形情報DB301を参照して、BPM層、ESB層、WS層のうちのいずれかの階層に属するモデル図のモデル図図形情報を他の階層に属するモデル図のモデル図図形情報に変換する。すなわち、変換部202bは、モデル図の一部を階層間で移動させた場合に、移動前の階層におけるモデル図図形の配置関係を、移動後の階層におけるモデル図上に反映させる機能を有する。
図2に示す補完部202cは、ある階層に属するモデル図の一部を別の階層に属するモデル図に移動させた場合に、異なる階層に移動させた部分が、移動前の階層に残った部分とリンクして処理が進行するように、階層間を接続するノードを生成する等の補完処理を実行する。補完処理としては、例えば、移動前のモデル図から移動後のモデル図のノードを呼び出す呼出ノードの生成/編集する処理や、呼出ノードに呼び出される受信ノードの生成/編集する処理、移動後のモデル図から移動前のモデル図に戻る際の返信ノードの生成/編集する処理がある。
プロパティマッピング部203は、マッピングルール読込部203aと、マッピングルール記憶部203bと、プロパティ変換部203cと、階層別固有情報記憶部203dと、階層別固有情報読込部203eと、を有する。
階層別固有情報記憶部203dは、階層ごとに固有のプロパティに関する情報である固有情報を階層別固有情報DB302に記憶させる。階層別固有情報読込部203eは、固有情報を階層別固有情報DB302から読み込む。
図4を参照して、固有情報を記憶する階層別固有情報DB302のデータ構成について説明する。固有情報には、例えば、階層、ID、プロパティ、値が含まれる。階層には、固有情報が属する階層を特定するための識別情報が格納される。IDには、固有情報を特定するための識別情報が格納される。プロパティには、プロパティを特定するための識別情報が格納される。値には、プロパティに設定される値が格納される。プロパティの値としては、例えば、階層がBPM層やESB層である場合には、処理対象のファイル名、URL、プロトコル、タイムアウト時間等がある。また、階層がWS層である場合には、オブジェクトの型や制約等に関する情報がある。
図2に示すマッピングルール読込部203aは、固有情報の変換ルールであるマッピングルールをマッピングルールDB303から読み込む。マッピングルール記憶部203bは、マッピングルールをマッピングルールDB303に記憶させる。
図5を参照して、マッピングルールを記憶するマッピングルールDB303のデータ構成について説明する。マッピングルールには、例えば、ルールID、階層、種類、プロパティが含まれる。ルールIDには、同じグループに属するマッピングルールを特定するための識別情報が格納される。階層には、マッピングルールが適用される階層を特定するための識別情報が格納される。種類には、モデル図図形の種類が格納される。プロパティには、プロパティを特定するための識別情報が格納される。マッピングルールは、各階層間で同じ意味付けとなるプロパティをグループ化したものである。したがって、各階層間でルールIDと種類とが一致する場合には、変換前の階層に対応して記憶されているプロパティを変換後の階層に対応して記憶されているプロパティに置き換えることで、プロパティを変換することができる。
図2に示すプロパティ変換部203cは、マッピングルールDB303を参照して、BPM層、ESB層、WS層のうちのいずれかの階層に属するモデル図の固有情報を他の階層に属するモデル図の固有情報に変換する。すなわち、プロパティ変換部203cは、モデル図の一部を階層間で移動させた場合に、移動前の階層におけるモデル図図形のプロパティを、移動後の階層におけるモデル図図形のプロパティに置き換える機能を有する。
図1に示す記憶部300は、モデル図図形情報DB301と、階層別固有情報DB302と、マッピングルールDB303と、エディタ設定DB304と、を有する。図6を参照して、各階層で使用するエディタに関するエディタ情報を記憶するエディタ設定DB304のデータ構成について説明する。エディタ情報には、例えば、階層、エディタが含まれる。階層には、エディタを使用する階層を特定するための識別情報が格納される。エディタには、階層で使用するエディタを特定するための識別情報が格納される。
図1に示す入力処理部400は、座標入力部401と、座標入力解釈部402と、マッピングルール入力部403と、マッピングルール入力解釈部404と、を有する。座標入力部401は、ユーザにより入力されるイベント情報を受信する。座標入力解釈部402は、入力されたイベント情報を解釈し、イベント情報に対応する制御信号をモデル図処理部200に送信する。マッピングルール入力部403は、ユーザにより入力されるマッピングルールを受信する。マッピングルール入力解釈部404は、入力されたマッピングルールを解釈し、マッピングルールを記憶させる制御信号をモデル図処理部200に送信する。
入力処理部400は、ブラウザ画面上に表示されている各階層のいずれかの階層に属するモデル図の中から現在属している階層とは別の階層に移動させる部分がユーザによって選択されたことを示すイベント情報や、上記別の階層がユーザによって選択されたことを示すイベント情報を受信する機能を有する。
次に、図7〜図11を参照して、実施形態におけるシステム設計支援装置の動作について説明する。図7〜図11は、システム設計支援装置において実行される各種処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図7を参照して、システム設計支援装置のブラウザ画面にモデル図を描画する際の描画処理について説明する。
最初に、システムを起動すると、各階層別モデル図描画部102は、既存のモデル図情報が有るか否かを判定する(ステップA1)。各階層別モデル図描画部102は、既存のモデル図情報が有ると判定した場合(ステップA1;YES)には、それぞれモデル図情報を読み込む(ステップA2)。一方、各階層別モデル図描画部102は、既存のモデル図情報が無いと判定した場合(ステップA1;NO)には、それぞれモデル図情報の枠を新規に作成する(ステップA3)。
続いて、各階層別モデル図描画部102は、上記モデル図情報に基づいて、それぞれの階層に属するモデル図の描画処理を実行する(ステップA4)。
続いて、統合モデル図描画部101は、各階層別モデル図描画部102によって描画されたモデル図を統合してブラウザ画面に表示させる(ステップA5)。図12に、統合されたモデル図が表示された画面例を示す。図12に示すL0はUI層であり、L1はBPM層であり、L2はESB層であり、L3はWS層である。Bはブラウザ画面であり、M1〜M3は各階層に属するモデル図である。DBは各データベースであり、SRはシステム内に登録された全てのサービスを管理するサービスレジストリである。
続いて、ブラウザ画面に表示されたモデル図がユーザにより変更された場合(ステップA6;YES)に、モデル図処理部200は、変更されたモデル図情報に基づいてモデル図図形情報DB301および階層別固有情報DB302を更新させる(ステップA7)。一方、ブラウザ画面に表示されたモデル図に、ユーザにより新たなモデル図が追加された場合(ステップA8;YES)に、モデル図処理部200は、追加されたモデル図情報をモデル図図形情報DB301および階層別固有情報DB302に登録させる(ステップA9)。モデル図情報が更新または登録された場合には、処理を上記ステップA4に移行する。
図8を参照して、システム設計支援装置のブラウザ画面に表示されているモデル図を編集する際の編集処理について説明する。
最初に、図13に示すように、ブラウザ画面に表示されたモデル図M1、M2からユーザにより編集対象となるモデル図M1が選択される(ステップB1)。これにより、選択されたモデル図M1の階層L1に対応する階層別モデル図処理部201は、モデル図の編集画面を起動させる(ステップB2)。これと同時に、階層別モデル図処理部201は、エディタ設定DB304を参照して、選択されたモデル図M1の階層L1に対応付けて記憶されているエディタを、編集画面のエディタに設定して(ステップB3)起動する(ステップB4)。これにより、ユーザは、編集画面上でモデル図を編集することができるようになる(ステップB5)。図14に、編集画面の一例を示す。図15に、編集画面上で行われる編集の一例を示す。図15に示すように、モデル図M1上にノードをドラッグ・アンド・ドロップすると、選択したノードがモデル図M1上に追加される。
続いて、モデル図処理部200は、ユーザにより編集されたモデル図情報に基づいて、モデル図図形情報DB301および階層別固有情報DB302を更新させる(ステップB6)。
図9を参照して、モデル図情報を変換する際の変換処理について説明する。この変換処理では、ESB層L1に属するモデル図M1の一部を、BPM層L2に属するモデル図M2に移動する際の変換処理について説明する。
最初に、ユーザの操作指示により、ブラウザ画面Bに表示されたESB層L1に属するモデル図M1から移動対象となるモデル図の範囲が選択される(ステップC1)。例えば、図16に示す点線内の部分Rが選択される。
続いて、ユーザの操作指示により、移動先の階層となるBPS層L2が選択される(ステップC2)と、入力処理部400は、この選択イベントを解釈し、モデル図処理部200にモデル図情報の変換処理実行命令を送信する。
続いて、図形情報変換部202は、モデル図図形情報変換処理を実行する(ステップC3)。モデル図図形情報変換処理の詳細については、後述する。
続いて、プロパティマッピング部203は、階層別固有情報変換処理を実行する(ステップC4)。階層別固有情報変換処理の詳細については、後述する。
続いて、モデル図処理部200は、変換された後の各モデル図情報に基づいて、モデル図図形情報DB301および階層別固有情報DB302を更新させる(ステップC5)。図17に、図16の点線部Rが移動対象として選択された結果、この選択された部分RがBPS層L2に移動した後の各階層のモデル図M1、M2を例示する。
図10を参照して、上述した図9のステップC3におけるモデル図図形情報変換処理について説明する。
最初に、図形情報変換部202は、移動対象として選択されたESB層L1に属するモデル図M1のモデル図図形情報を、モデル図図形情報DB301から取得する(ステップC3a)。
続いて、図形情報変換部202は、取得したモデル図図形情報を、BPS層L2に属するモデル図M2のモデル図図形情報に変換する(ステップC3b)。
続いて、図形情報変換部202は、移動対象として選択されたESB層L1に属するモデル図M1のモデル図図形情報と、移動先として選択されたBPS層L2に属するモデル図M2のモデル図図形情報との間で、移動した処理手順をリンクさせるノードN1、N2を生成または編集してモデル図の補完処理を実行する(ステップC3c)。
図11を参照して、上述した図9のステップC4における階層別固有情報変換処理について説明する。
最初に、プロパティマッピング部203は、移動対象として選択されたESB層L1に属するモデル図M1の固有情報を、階層別固有情報DB302から取得する(ステップC4a)。
続いて、プロパティマッピング部203は、取得した固有情報に含まれる階層およびIDに対応する図形情報の種類を、モデル図図形情報DB301から取得する(ステップC4b)。
続いて、プロパティマッピング部203は、取得した階層および図形情報の種類に対応するマッピングルールを、マッピングルールDB303から取得する(ステップC4c)。なお、対応するマッピングルールが取得できない場合には、ユーザにマッピングルールの登録を促し、マッピングルールを新規に登録してから再度この処理を実行する。
続いて、プロパティマッピング部203は、取得したマッピングルールを参照して、移動対象の階層であるESB層L1に特有のプロパティを、移動先の階層であるBPM層L2に特有のプロパティに変換し、階層別固有情報DB302を更新する(ステップC4d)。
上述してきたように、実施形態におけるシステム設計支援装置1によれば、ある階層内のモデル図の一部を別の階層に移動して移動後の階層で実行可能にモデル図情報を変換させることができる。これにより、あるエディタで定義したモデル図の一部を他のエディタで定義したモデル図に移動させる場合に、他のエディタでモデル図の追加作業を行うことなく、移動させることができる。それゆえに、システムの柔軟性を向上させることができる。
ここで、システム設計支援装置1には、上述した各機能を実現させるシステム設計支援プログラムがインストールされている。このシステム設計支援プログラムを実行することで、上述した各種の機能を実現することができる。
なお、上述した実施形態は、単なる例示に過ぎず、実施形態に明示していない種々の変形や技術の適用を排除するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な形態に変形して実施することができる。
上述した実施形態では、説明の便宜上、BPM層、ESB層、WS層の各層を階層として表現しているが、これら各階層間には、必ずしも上位階層、下位階層という、一方が他方の全てを包含する関係が成立する必要はない。つまり、BPM層、ESB層、WS層は、それぞれ異なるモデル図を定義する層であればよい。
1…システム設計支援装置、100…モデル図描画部、101…統合モデル図描画部、102…階層別モデル図描画部、200…モデル図処理部、201…階層別モデル図処理部、202…図形情報変換部、203…プロパティマッピング部、300…記憶部、301…モデル図図形情報DB、302…階層別固有情報DB、303…マッピングルールDB、304…エディタ設定DB、400…入力処理部、401…座標入力部、402…座標入力解釈部、403…マッピングルール入力部、404…マッピングルール入力解釈部。

Claims (4)

  1. 複数の層を有し、それぞれの層ごとにそれぞれサービスを実行させるソフトウェアが異なるサービスフローをモデル化したモデル図を定義するシステムの設計を支援する装置であって、
    前記複数の層、およびそれぞれの層に属する前記モデル図を、描画して表示画面上に表示させる描画手段と、
    前記表示画面上に表示されている前記複数の層のいずれかの層である第1の層に属する前記モデル図の中から当該第1の層とは異なる第2の層に移動させる部分、および当該第2の層が選択されたことを示すイベント情報を受信する受信手段と、
    前記イベント情報が受信された場合に、前記第2の層に移動させる部分の前記モデル図に関するモデル図情報を、前記第2の層で定義される前記モデル図情報に変換するモデル図情報変換手段と、を備え、
    前記モデル図情報は、少なくとも、前記モデル図を構成する要素の配置関係を定義するモデル図図形情報と、前記層ごとに固有に定義される固有情報とを含み、
    前記モデル図情報変換手段は、前記モデル図図形情報および前記固有情報を用いて、前記モデル図情報を変換する、ことを特徴とするシステム設計支援装置。
  2. 前記複数の層をそれぞれ特定するための層識別情報に対応付けて前記モデル図図形情報を記憶するモデル図図形情報記憶手段と、
    前記固有情報が同じ意味付けとなるもの同士をグループ化し、当該グループ化した前記固有情報を前記層識別情報に対応付けてそれぞれ記憶する固有情報記憶手段と、をさらに備え、
    前記モデル図情報変換手段は、前記第1の層の前記層識別情報および前記第2の層の前記層識別情報に基づいて前記モデル図図形情報記憶手段によって記憶されている前記モデル図図形情報からそれぞれ取得した前記モデル図図形情報と、前記第1の層の前記層識別情報および前記第2の層の前記層識別情報に基づいて前記固有情報記憶手段によって記憶されている前記固有情報からそれぞれ取得した前記固有情報とを用いて、前記モデル図情報を変換することを特徴とする請求項記載のシステム設計支援装置。
  3. 複数の層を有し、それぞれの層ごとにそれぞれサービスを実行させるソフトウェアが異なるサービスフローをモデル化したモデル図を定義するシステムの設計を支援する装置で実行されるシステム設計支援方法であって、
    前記複数の層、およびそれぞれの層に属する前記モデル図を、描画して表示画面上に表示させる描画ステップと、
    前記表示画面上に表示されている前記複数の層のいずれかの層である第1の層に属する前記モデル図の中から当該第1の層とは異なる第2の層に移動させる部分、および当該第2の層が選択されたことを示すイベント情報を受信する受信ステップと、
    前記イベント情報が受信された場合に、前記第2の層に移動させる部分の前記モデル図に関するモデル図情報を、前記第2の層で定義される前記モデル図情報に変換するモデル図情報変換ステップと、を含み、
    前記モデル図情報は、少なくとも、前記モデル図を構成する要素の配置関係を定義するモデル図図形情報と、前記層ごとに固有に定義される固有情報とを含み、
    前記モデル図情報変換ステップは、前記モデル図図形情報および前記固有情報を用いて、前記モデル図情報を変換する、ことを特徴とするシステム設計支援方法。
  4. 請求項3に記載の各ステップをコンピュータに実行させるためのシステム設計支援プログラム。
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