JP5504087B2 - 局側終端装置、通信システム及び送信制御方法 - Google Patents

局側終端装置、通信システム及び送信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数PON(Passive Optical Network)を収容し、全加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)の上り送信タイミングを制御する局側終端装置(OLT:Optical Line Terminal)、そのOLTを備える通信システム及びその送信制御方法に関するものである。
図1は、現在のアクセスネットワークの構成例である。現在のアクセスネットワークは、PON11とL2SW(Layer2 Switch)12で構成される。PON11は、複数のOSU(Optical Subscriber Unit)13を備えたOLT14、ONU15、ファイバ(17a、17b)、光スプリッタ16により構成される。図1のアクセスネットワークは、具体的には、ファイバ(17a、17b)を介して光スプリッタ16に1つのOSU14と複数(例えば32個)のONU15を接続し、OSU13がONU15の上り送信タイミングを決定する。PON11は、OSU13およびファイバ17bを複数のONU15で共有するので、低コストにサービスを提供することができる。
L2SW12は、PON11およびコアネットワーク20を接続するポートpを多数備えており、PON11側の各ポートpは1本の配線18で1つのOSU13に接続される。L2SW12は複数のOLT14を収容することができる。例えば最大限にOLT14を収容する場合は、それら全OLT14に収容される全OSU13の数と同じ数の配線18がL2SW12−OLT14間で結ばれることになり、L2SW12−OLT14間の配線18が複雑化するという課題がある。
このような課題の解決方法として、OLTに集線機能を持たせることが考えられる。図2は、集線機能付きOLT14’を用いた系の概略図である。集線機能付きOLT14’は、自身が収容する複数のOSU13からL2SW12への各配線を集線部33で集線し、L2SW12−集線機能付きOLT14’間を例えば1本の配線18で接続する。したがってOLT14’は、L2SW12−集線機能付きOLT14’間の配線18を図1の場合と比べてスリム化できる。
ただし集線機能付きOLT14’は複数の光伝送路10を収容するため、光伝送路10からの上り信号が時間的に同時に集線機能付きOLT14’に到着する場合がある。特に、集線機能付きOLT14’への流入帯域と配線18への流出帯域との差が大きく構築された系ほど、そのような同時到着が起きた場合、集線機能付きOLT14’内で上り信号の大幅な送信待ちが発生する。このため、図2のようなOLT14’はバッファ溢れによるフレームロスを防止するためにバッファを大きく設計しておく必要がある。
バッファの容量を予め大きく設計する必要なしに、このような状況を防ぐ方法として、各光伝送路10における上り信号の送信タイミングを制御することが挙げられる。図3はその送信制御の一例である。異なる光伝送路10間で互いの上り信号が時間的に重ならないようにONU15の上り送信タイミングを決定し、それに従ってONU15に上り信号を送信させることによって、複数光伝送路10からの上り信号が同時に集線機能付きOLT14’へ到着することを防止することができる。
この送信制御は、任意の時間における集線機能付きOLT14’への流入帯域量が配線18の帯域量を超えることを防止できる。このため、この送信制御は、上り信号が集線機能付きOLT14’内で大幅な送信待ちすることを防止でき、バッファ溢れによるフレームロスも防ぐことができる。
IEEE 802.3av CSMA/CD Access Method and Physical Layer SpecificationsAmendment: Physical Layer Specifications and Management Parameters for 10 Gb/s Passive Optical Networks, 76.3.2.4〜76.3.2.5
しかし、この送信制御を行うと、1のPONが上り信号を送信中の間、他のPONに未利用帯域が発生するため、PON毎のユーザあたりの帯域利用率が図1のアクセスネットワークのPONの場合と比べて低減する。
また、例えば、ONUが上り信号にFEC(Forward Error Correction)符号化を行う場合、FECのための冗長符号(パリティ、parity)が付加され、冗長符号分の帯域が上り信号に必要となる。このため、PONにおいて上り信号の実質的な帯域利用率は低減する。
例えば、10Gbpsの伝送速度の10G−EPONにおけるバースト信号では、約219byteのデータ毎に32byteのFECパリティが付加されてできるFECコードワードを1個以上含む構成になっている(非特許文献1参考)。図4は、FECコードワードを含むバースト信号の構成を説明する図である。このバースト信号は、先頭にレーザオン(Laser on)、同期パタン(Sync pattern)、バーストデリミタ(burst delimiter)が付けられ、末尾に EOB(end burst delimiter),レーザオフ(laser off)が付けられる構成である。このため、PONの帯域利用率は、バーストによるオーバヘッド(レーザオン,同期パタン,バーストデリミタ,EOB,レーザオフ)の分および、FEC符号化によるFECパリティの分だけ低減することになる。
このように、図3の送信制御を行う図2のシステムでFEC符号化を行う場合、各PONの帯域利用率が現行のアクセスネットワークのPONと比べて低減するという課題に加えて、FECパリティ付加に伴う帯域利用率が低減するという課題がある。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、各PONの帯域利用率の低減を抑止できる集線機能付きのOLT、通信システム及び送信制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るOLTは、一つのPONのバースト信号における冗長符号化分の合計の送信時間と、他の一つのPONのバースト信号におけるコードワード部分の送信時間と、を重ね合わせる送信制御をすることとした。
具体的には、本発明に係るOLTは、1の入出力端と複数の入出力端との間で光信号を合分岐する光伝送路の前記1の入出力端に接続され、前記光伝送路の前記複数の入出力端に接続された加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)からのFEC(Forward Error Correction)符号化された上りバースト信号を光から電気へ変換する複数のインターフェースと、複数の前記インターフェースと接続し、前記インターフェースで電気に変換された前記上りバースト信号からペイロード部分に含まれるデータを取り出し、複数の前記データを時分割多重して1本又は2本以上の配線に出力する集線部と、前記集線部が前記データを時分割多重するときに1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データの直前が他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データである場合に、他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分に、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分を、最大で、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号の前記FECコードワード部分に含まれる全ての冗長符号化分の送信時間の合計だけ重畳させるように前記ONUの上り送信タイミングを決定するとともに、前記送信タイミングを送信許可時刻として前記ONUへ通知する制御部と、を備える。
本発明に係る通信システムは、前記OLTと、前記OLTの前記インターフェースが接続される前記1の入出力端と前記複数の入出力端との間で光信号を合分岐する前記光伝送路と、前記光伝送路の前記複数の入出力端に接続されたONUと、を備える。
本発明に係る送信制御方法は、複数の光伝送路からのFEC符号化された複数の上りバースト信号を光から電気に変換し、電気に変換された前記上りバースト信号からペイロード部分に含まれるデータを取り出し、多重部で複数の前記データを時分割多重して1本又は2本以上の配線に出力する際に、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データの直前が他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データである場合に、他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分に、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分を、最大で、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号の前記FECコードワード部分に含まれる全ての冗長符号化分の送信時間の合計だけ重畳させるように前記上りバースト信号を送信するONUの上り送信タイミングを決定する。
本OLTは、一つのPONのバースト信号における冗長符号化分の合計の送信時間と、他の一つのPONのバースト信号におけるコードワード部分の送信時間と、を重ね合わせるため、他のPONの未利用帯域を小さくすることができる。
従って、本発明は、各PONの帯域利用率の低減を抑止できる集線機能付きのOLT、通信システム及び送信制御方法を提供することができる。
本発明に係るOLTの前記集線部は、前記インターフェースからの前記上りバースト信号の冗長符号化部分の復号を行いペイロード部分の前記データのみを出力するPCS(Physical Coding Sublayer)復号部と、前記データを前記配線へ結合する多重部と、前記PCS複合部と前記多重部との間に配置され、前記多重部が前記データを前記配線へ結合する際に前記データの重複を回避するように前記データが前記多重部へ到着する時刻を調整するバッファと、を有することを特徴とする。
本発明に係る送信制御方法は、前記データを前記配線へ結合する際に前記データの重複を回避するように前記データが前記多重部へ到着する時刻をバッファで調整することを特徴とする。
本発明は、バッファがデータの配線への出力時間調整を行うことで、配線でデータが重複することを回避できる。
本発明に係るOLTの前記バッファは、
{(上りバースト信号1個に含まれるFECコードワード部分の最大数)−1}×(冗長符号化部分1個あたりのビット数)
に任意ビット数を加えた容量であることを特徴とする。
本発明に係るOLTのバッファは、図2のOLT14’が有するバッファより容量が小さくすることができる。
本発明は、各PONの帯域利用率の低減を抑止できる集線機能付きのOLT、通信システム及び送信制御方法を提供することができる。
アクセスネットワークを説明する図である。 アクセスネットワークを説明する図である。 送信制御の一例である。 FECコードワードを含むバースト信号の構成を説明する図である。 本発明に係るOLTを説明する図である。 本発明に係る送信制御方法を説明する図である。 本発明に係る送信制御方法を説明する図である。 本発明に係る通信システムを説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとし、枝番号を付さずに説明している場合は、当該符号の全ての枝番号に共通する説明である。
図8は、本実施形態の通信システム301を説明する図である。通信システム301は、OLT140と、複数のファイバ17aからOLT140のインターフェース31に接続するファイバ17bへ上りバースト光信号を合波する光伝送路10と、光伝送路10の複数のファイバ17aに接続されたONU15と、を備える。光伝送路10は、1台のインターフェース31がファイバ(17a,17b)および光スプリッタ16を介して複数のONU15を接続するネットワークである。また、本実施形態の説明では、ONU15からインターフェース31までの光経路をPON11として説明することとする。
図5は、OLT140を説明するブロック図である。OLT140は、光伝送路10のファイバ17bに接続され、光伝送路10のファイバ17aに接続されたONU15からのFEC符号化された上りバースト信号を光から電気へ変換する複数のインターフェース31と、複数のインターフェース31と接続し、インターフェース31で電気に変換された上りバースト信号からペイロード部分に含まれるデータを取り出し、複数の前記データを時分割多重して1本又は2本以上の配線18に出力する集線部33と、集線部33が前記データを時分割多重するときに1の光伝送路10からの上りバースト信号に含まれるデータの直前が他の光伝送路10からの上りバースト信号に含まれるデータである場合に、他の光伝送路10からの上りバースト信号のFECコードワード部分に、1の光伝送路10からの上りバースト信号のFECコードワード部分を、最大で、1の光伝送路10からの上りバースト信号のFECコードワード部分に含まれる全ての冗長符号化分の送信時間の合計だけ重畳させるようにONU15の上り送信タイミングを決定するとともに、送信タイミングを送信許可時刻としてONU15へ通知する制御部32と、を備える。
図5は、例として、2個の光伝送路10と1個の配線18を接続する集線機能付きOLT140である。配線18は、例えば、SNI(service node interface)である。また、宅内装置であるONU15は、上り信号に冗長符号化としてFEC符号化を行ったうえでオーバヘッドを付加してバースト信号を生成し、集線機能付きOLT140から指示される送信許可時刻に従って、バースト信号を送信するものとする。なお本実施形態の説明では、下り信号に関わる記述及び図示を省略する。
集線部33は、インターフェース31からの前記上りバースト信号の冗長符号化部分の復号を行いペイロード部分の前記データのみを出力するPCS復号部21と、データを配線18へ結合する多重部24と、PCS複合部21と多重部24との間に配置され、多重部24がデータを配線18へ結合する際にデータの重複を回避するようにデータが多重部24へ到着する時刻を調整するバッファ23と、を有する。
インターフェース31は、光伝送路10からの光のバースト信号を受信し、光信号から電気信号に変換してPCS復号部21へ出力する。
PCS復号部21は、インターフェース31からの電気のバースト信号を受信し、それに含まれるFEC冗長符号を基に、エラーがあれば対応するペイロードのエラー箇所を修正し、FEC冗長符号を除去してデータが含まれるペイロードのみをPON信号処理部22へ出力する。
PON信号処理部22は、PCS復号部21からのペイロードを受信し、その中身を解読して、MPCP(Multi Point Control Protocol)フレームの場合は制御部32へ、配線18へ出力するデータの場合はバッファ23へ出力する。
バッファ23はPON信号処理部22からのデータを順次、蓄積及び出力する。
制御部32は、PON信号処理部22からのMPCPフレームを受信する。制御部32は、例えば、そのフレームがレポートフレームの場合は、その内容を基に、ONU15への帯域割当量と送信許可時刻を決定し、そのデータをGateフレームに格納して出力する。制御部32から出力されたGateフレームは、下り信号として集線機能付きOLT140から該当のONU15へ送信される。
多重部24は、バッファ23からのデータフレームを多重して配線18へ送信する。
図6は、通信システム301が行う送信制御の一例である。N個のFECコードワードを含むバースト信号において、1個目のFECコードワードにおけるペイロードの送信開始時点からN個目のFECコードワードにおけるパリティの送信終了時点までを「コードワード部分」と呼ぶ。ここでは、PON11−1からはコードワード部分に1個のFECコードワード(Codeword1−1)が含まれるバースト信号B1が送信される。PON11−2からはコードワード部分に3個のFECコードワード(Codeword(2−1,2−2,2−3))が含まれるバースト信号B2が送信される。集線機能付きOLT140の制御部32によるONU15の送信タイミング決定方法を示す。なお送信の順番は、最初にバースト信号B1が送信された後、バースト信号B2が送信され、これら二つのバースト信号がこの送信順で集線機能付きOLT140に到着する場合を考える。
PON11の帯域利用率低減を抑制するために、制御部32は、まず、バースト信号B2に含まれるFECパリティ(parity(2−1、2−2,2−3)の送信時間の合計Tp
Tp=(パリティ2−1の送信時間)+(パリティ2−2の送信時間)+(パリティ2−3の送信時間)
を計算する。続いて、制御部32は、最初に送信させるバースト信号B1のコードワード部分(Codeword1−1)と、その次に送信させるバースト信号B2のコードワード部分(Codeword(2−1,2−2,2−3))とが、最大で、Tpだけ時間的に重なりあうように、バースト信号B2を送信するONU15の送信タイミングを決定する。そして、制御部32は、各ONU15の送信許可時刻のデータを搭載したGateフレームを出力する。各ONU15はそのGateフレームを受信し、その内容に従ってバースト信号を送信する。
図7は、図6に示した本送信制御をより簡単に表した概念図である。バースト信号B2におけるコードワード部分は、3個のパリティ分と3個のペイロード分の和の送信時間に等しい。そして、バースト信号B1とバースト信号B2とが重なりあう時間はちょうど3個のパリティ分である。パリティは配線18へ出力される前に除去される。したがって、通信システム301は、各バースト信号に含まれていたデータを、配線18において互いに重複せず、未利用帯域をできるだけ少ない状態で送信することができる。
以下、図6において全てのペイロードがデータである場合、集線機能付きOLT140の処理手順を具体的に示す。ただし、任意の時間におけるPON11−1におけるバースト信号B1およびPON11−2におけるバースト信号B2は、それぞれインターフェース31での光/電気変換の処理に必要なΔt時間後に、PCS復号部21に受信されるとする。また、パリティ受信完了後における該当ペイロードの冗長符号化の復号に要する時間は、簡単化のため無視する。
(手順01)
PCS復号部21−1が、ペイロード(payload1−1)の受信を開始する。
(手順02)
PCS復号部21−1がペイロード(payload1−1)を受信中に、PCS復号部21−2はペイロード(payload2−1)の受信を開始する。
(手順03)
PCS復号部21−1は、ペイロード(payload1−1)を受信し終わると、続いてパリティ(parity1−1)の受信を開始する。
(手順04)
PCS復号部21−1はパリティ(parity1−1)を受信し終わると、パリティ(parity1−1)を基にペイロード(payload1−1)にビットエラーがある場合は修正してから、ペイロード(payload1−1)部分だけPON信号処理部22−1へ送る。
(手順05)
PON信号処理部22−1は、受信したペイロード(payload1−1)がデータであることを解読し、それをバッファ23−1へ送る。
(手順06)
ペイロード(payload1−1)は最初のバースト信号における最初のペイロードなので、バッファ23−1での待ち時間なしに多重部24を経て配線18へ送信される。
(手順07)
配線18においてペイロード(payload1−1)の送信中に、PCS復号部21−2はペイロード(payload2−1)の受信およびパリティ(parity2−1)の受信を終え、続いてペイロード(payload2−2)の受信を開始する。
(手順08)
PCS復号部21−2は、受信し終えたパリティ(parity2−1)を基にペイロード(payload2−1)にビットエラーがあった場合は修正してから、ペイロード(payload2−1)をPON信号処理部22−2へ送る。
(手順09)
PON信号処理部22−2は、受信したペイロード(payload2−1)がデータであることを解読し、それをバッファ23−2へ送る。
(手順10)
バッファ23−2へ送信されたペイロード(payload2−1)は、配線18におけるペイロード(payload1−1)の送信が終わるまでのパリティ2個分の時間(Tp×2/3)だけ、バッファ23−2で送信待ちをし、配線18におけるペイロード(payload1−1)の送信が終わると同時に、ペイロード(payload2−1)はバッファ23−2から多重部24を経て配線18へ送信される。
(手順11)
配線18においてペイロード(payload2−1)の送信中に、PCS復号部21−2はペイロード(payload2−2)およびパリティ(parity2−2)の受信を終え、続いてペイロード(payload2−3)の受信を開始する。
(手順12)
PCS復号部21−2は、受信し終えたパリティ(parity2−2)を基にペイロード(payload2−2)にビットエラーがあった場合は修正してから、ペイロード(payload2−2)をPON信号処理部22−2へ送る。
(手順13)
PON信号処理部22−2は、受信したペイロード(payload2−2)がデータであることを解読し、それをバッファ23−2へ送る。
(手順14)
バッファ23−2へ送信されたペイロード(payload2−2)は、配線18におけるペイロード(payload2−1)の送信が終わるまでのパリティ1個分の時間(Tp×1/3)だけ、バッファ23−2で送信待ちをし、配線18におけるペイロード(payload2−1)の送信が終わると同時に、ペイロード(payload2−2)はバッファ23−2から多重部24を経て配線18へ送信される。
(手順15)
配線18においてペイロード(payload2−2)の送信中に、PCS復号部21−2はペイロード(payload2−3)の受信を終えるとともに、配線18におけるペイロード(payload2−2)の送信終了と同時にパリティ(parity2−3)の受信を終える。
(手順16)
PCS復号部21−2は、受信し終えたパリティ(parity2−3)を基にペイロード(payload2−3)にビットエラーがあった場合は修正してから、ペイロード(payload2−3)をPON信号処理部22−2へ送信する。
(手順17)
PON信号処理部22−2は、受信したペイロード(payload2−3)がデータであることを解読し、それをバッファ23−2へ送る。
(手順18)
バッファ23−2はちょうど空の状態であるとともに配線18は未送信状態になる段階なので、ペイロード(payload2−3)はバッファ23−2での待ち時間なしに多重部24を経て配線18へ送信される。
以上のように、多重部24がデータを配線18に集めたときに、あるデータの直前が異なるPON11からのデータである場合、例えば、バースト信号B2に含まれるデータの直前がバースト信号B1に含まれるデータである場合、制御部32は、互いの上りバースト信号を重複させるように送信タイミングを決定する。具体的には、制御部32は、バースト信号B1のFECコードワード部分に、バースト信号B2のFECコードワード部分を、最大で、バースト信号B2のFECコードワード部分に含まれる全ての冗長符号化分の送信時間の合計だけ重畳させるように上りバースト信号を送信するONU15の上り送信タイミングを決定する。
制御部32がこのような上り送信タイミングを決定することで、通信システム301は、配線18において、各バースト信号のペイロードを互いに時間的に重なりあうことなく、且つ未送信時間も低減して連続的に送信できる。したがって、本送信制御を適用している集線機能付きOLT140を用いた通信システム301は、本送信制御を用いない場合と比べて各PON11の帯域を有効に利用できる。
また、任意のバースト信号における各ペイロードの集線機能付きOLT140での最大待ち時間は、
PCS復号部21でのFEC復号に伴うFECパリティ1個分の送信時間と、
本送信制御に伴う、{(そのバースト信号に含まれる全FECパリティ数)−1}個分のパリティの送信時間と、
の和である。このため、OLT140の各々のバッファ23は、
{(バースト信号1個あたりの、最大FECコードワード数)−1}×(パリティ1個あたりのビット数) ・・・(1)
と同程度の容量でよい。具体的には、バッファ23は、式(1)で算出される容量に任意の少量の余剰ビット数、例えば、算出された容量の10%程度を加算した容量とすることが望ましい。
10、10−1、10−2:光伝送路
11:PON
12:L2SW(レイヤ2スイッチ)
13:OSU
14、14’:OLT
15:ONU
16:光スプリッタ
17、17a、17b:ファイバ
18:配線
20:コアネットワーク
21、21−1、21−2:PCS復号部
22、22−1、22−2:PON信号処理部
23、23−1、23−2:バッファ
24:多重部
31、31−1、31−2:インターフェース
32:制御部
33:集線部
140:OLT
301:通信システム
p:ポート

Claims (7)

  1. 1の入出力端と複数の入出力端との間で光信号を合分岐する光伝送路の前記1の入出力端に接続され、前記光伝送路の前記複数の入出力端に接続された加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)からのFEC(Forward Error Correction)符号化された上りバースト信号を光から電気へ変換する複数のインターフェースと、
    複数の前記インターフェースと接続し、前記インターフェースで電気に変換された前記上りバースト信号からペイロード部分に含まれるデータを取り出し、複数の前記データを時分割多重して1本又は2本以上の配線に出力する集線部と、
    前記集線部が前記データを時分割多重するときに1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データの直前が他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データである場合に、他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分に、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分を、最大で、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号の前記FECコードワード部分に含まれる全てのFEC冗長符号分の送信時間の合計Tpだけ重畳させるように前記ONUの上り送信タイミングを決定するとともに、前記送信タイミングを送信許可時刻として前記ONUへ通知する制御部と、
    を備える局側終端装置(OLT:Optical Line Terminal)。
  2. 前記集線部は、
    前記インターフェースからの前記上りバースト信号の冗長符号化部分の復号を行い、前記FEC冗長符号を除去してペイロード部分の前記データのみを出力するPCS(Physical Coding Sublayer)復号部と、
    前記データを前記配線へ結合する多重部と、
    前記PCS複合部と前記多重部との間に配置され、前記多重部が前記データを前記配線へ結合する際に前記データの重複を回避するように前記データが前記多重部へ到着する時刻を調整するバッファと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のOLT。
  3. 前記バッファは、
    他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分に、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分が重畳している場合に、
    1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分がN個(Nは自然数)のFECコードワードを含むとすると、
    先頭からk番目(kはN未満の自然数)のFECコードワードに含まれるペイロードの前記データを、N番目のペイロードに対して、k番目からN−1番目のFECコードワードに含まれるFEC冗長符号分の送信時間の合計以上の時間遅延させることを特徴とする請求項2に記載のOLT。
  4. 前記バッファは、
    {(上りバースト信号1個に含まれるFECコードワード部分の最大数)−1}×(冗長符号が含まれるパリティ部1個あたりのビット数)に任意ビット数を加えた容量であることを特徴とする請求項2に記載のOLT。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載のOLTと、
    前記OLTの前記インターフェースが接続される前記1の入出力端と前記複数の入出力端との間で光信号を合分岐する前記光伝送路と、
    前記光伝送路の前記複数の入出力端に接続されたONUと、
    を備える通信システム。
  6. 複数の光伝送路からのFEC符号化された複数の上りバースト信号を光から電気に変換し、電気に変換された前記上りバースト信号からペイロード部分に含まれるデータを取り出し、多重部で複数の前記データを時分割多重して1本又は2本以上の配線に出力する際に、
    1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データの直前が他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号に含まれる前記データである場合に、他の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分に、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号のFECコードワード部分を、最大で、1の前記光伝送路からの前記上りバースト信号の前記FECコードワード部分に含まれる全てのFEC冗長符号分の送信時間の合計だけ重畳させるように前記上りバースト信号を送信するONUの上り送信タイミングを決定する送信制御方法。
  7. 前記データを前記配線へ結合する際に前記データの重複を回避するように前記データが前記多重部へ到着する時刻をバッファで調整することを特徴とする請求項5に記載の送信制御方法。
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