JP5503676B2 - 注文端末 - Google Patents

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一実施形態は注文端末に関する。
飲食店では店員が蓋を開けてオーダを入力する注文入力携帯端末が使われている(例えば特許文献1参照)。従来、マグネットからの磁力を磁気センサに導く磁性体を備えた携帯端末および開閉検出装置が知られている(例えば特許文献2参照)。携帯電話機や電子機器はヒンジ機構によって互いに開閉可能にされた第1及び第2の筐体を有し、マグネットと磁気センサとを利用して開閉を検出する(例えば特許文献3−7参照)。
特開2007−316808号公報 特開2005−44110号公報 特開2004−20289号公報 特開2003−283621号公報 特開2010−85868号公報 特開2003−166826号公報 特開2010−206238号公報
しかし上述した従来技術では、注文端末は蓋部の開閉を検知することができない。注文の入力操作が終わったときに蓋部が閉じたことや、蓋部が開いたことを注文端末が検知できない。注文端末は表示画面への通電のオフ、オフのタイミングを得られない。
このような課題を解決するため、一実施形態によれば、本体部筐体と、この本体部筐体に対して開位置および閉位置をとる蓋部筐体と、この蓋部筐体に設けられメニュー品目の注文情報を入力するキーを有する入力部と、この入力部からの前記注文情報を表示する前記本体部筐体に設けられた表示部と、これらの表示部および入力部と前記本体部筐体および蓋部筐体の閉により対面しない位置もしくは通常の磁束検出距離以上となるような位置に前記蓋部筐体に設けられた磁石と、この磁石に吸着して前記本体部筐体および前記蓋部筐体の開閉状態を閉状態に保持し前記本体部筐体に設けられた磁性の板金と、この板金から導かれる磁力の磁気センサと、この磁気センサからの前記磁力の大きさにより前記蓋部筐体の開閉を検知し、入力および表示を制御する前記本体部筐体に設けられた制御部とを備え備え、前記板金は、前記本体部筐体および前記蓋部筐体が閉じられたときに前記磁石と対面する一端部、およびこの一端部から下方に屈曲し前記一端部から前記磁気センサまでの距離よりも短い間隔のギャップを介してこの磁気センサへ前記磁力を誘導する他端部を備える注文端末が提供される。
また、別の一実施形態によれば、本体部筐体と、この本体部筐体に対して開位置および閉位置をとる蓋部筐体と、この蓋部筐体に設けられメニュー品目の注文情報を入力するキーを有する入力部と、この入力部からの前記注文情報を表示する前記本体部筐体に設けられた表示部と、これらの表示部および入力部と前記本体部筐体および蓋部筐体の閉により対面しない位置もしくは通常の磁束検出距離以上となるような位置に前記蓋部筐体に設けられた磁石と、この磁石に吸着して前記本体部筐体および前記蓋部筐体の開閉状態を閉状態に保持し前記本体部筐体に設けられた磁性の板金と、この板金から導かれる磁力の磁気センサと、この磁気センサからの前記磁力の大きさにより前記蓋部筐体の開閉を検知し、入力および表示を制御する前記本体部筐体に設けられた制御部とを備え、前記板金は、前記本体部筐体および前記蓋部筐体が閉じられたときに前記磁石と対面し、この板金の下方に磁性のネジを備える注文端末が提供される。
一実施形態に係る注文端末の正面図である。 一実施形態に係る注文端末の閉状態での断面構造を示す図である。 実施の形態の第1の変形例に係る注文端末の閉状態での断面構造を示す図である。 実施の形態の第2の変形例に係る注文端末の閉状態での断面構造を示す図である。 実施の形態の第3の変形例に係る注文端末の閉状態での断面構造を示す図である。
以下、実施の形態に係る注文端末について、図1乃至図5を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
(一実施形態)
図1は一実施形態に係る注文端末の正面図である。図2は一実施形態に係る注文端末の閉状態での図1中AA′間の断面構造を示す図である。これらの図中、同じ符号は互いに同じ要素を表す。本実施形態に係る注文端末は飲食店等において店員が顧客からの注文を受付けて入力する業務用のハンディターミナルである。ハンディターミナル10は本体部11と蓋部12とを有し、ヒンジ機構13を介して蓋部12が本体部11に対して開閉自在になっている。
このハンディターミナル10は、本体部筐体14と、この本体部筐体14に対して開閉可能な蓋部筐体15と、この蓋部筐体15に設けられそれぞれメニュー品目の注文情報を入力する複数のメニューキーを有するキー入力部16(入力部)と、本体部筐体14に設けられキー入力部16によって入力された注文情報を表示する画面表示部17(表示部)と、この画面表示部17の画面の下段部に設けられ画面表示部17上に重ねられたキーシート18とを備えている。
更にハンディターミナル10は、図2に示されるように、蓋部筐体15側にこの画面表示部17およびキー入力部16の複数のキー領域と異なる位置に設けられた磁石19と、本体部筐体14に設けられ磁石19に吸着して本体部筐体14及び蓋部筐体15が閉じられたときにこれらの本体部筐体14及び蓋部筐体15を閉状態に保持する板金20と、この板金20から導かれる磁力の磁気センサ21と、画面表示部17の下方に本体部筐体14に設けられ磁気センサ21からの磁力の大きさにより蓋部筐体15の開閉を検出し、表示及び入力の制御を行う制御部22とを備えている。
ヒンジ機構13内には、制御部22とキー入力部16間を電気的に接続するフレキシブルプリント配線基板が通されている。本体部筐体14、蓋部筐体15はそれぞれ側壁23、24を有する。これらの側壁23及び側壁24は本体部11と蓋部12とが折り畳まれると当接し、キー入力部16及び画面表示部17が対向する。図1のキー入力部16の複数のメニューキーはマトリックス状に配列されている。これらのメニューキーのキートップには各種の文字が印刷されている。あるいは各キーの真上に位置するようにキー名を印刷された紙がキー入力部16の表面上に挿入されている。文字種を例示すると、「コーヒー」、「カレー」、「サラダ」、「デザート」等のメニュー品目キー、確認キー、エンターキー、追加キー等である。図2に示すようにハンディターミナル10は本体部11にLCD(liquid crystal display:液晶表示器)25と、このLCD25の表示面上に積層されて取付けられたタッチパネル26と、このタッチパネル26の表面の保護シート27とを備えている。これらのLCD25、タッチパネル26及び保護シート27が一体となってタッチ入力式の表示画面を構成している。更に側壁23が四方からそれぞれ画面中央に張り出して矩形の開口が形成されており、この開口からこの表示画面が露出して画面表示部17が形成されている。キーシート18にはメンブレーンキーが用いられる。キーシート18は数字を表示するテンキー、上下の矢印を表示する矢印キー、「送信」と表示された送信キー等を含む。ハンディターミナル10は、タッチパネル26と共に、キー入力部16及びキーシート18への操作入力によっても注文情報の入力を受付ける。
また、磁石19は本体部筐体14及び蓋部筐体15の閉状態を保持する吸着用の永久磁石である。磁石19には残留磁束が弱い磁性体が用いられる。磁石19は例えばフェライト系金属酸化物磁性体である。磁石19には希土類コバルト合金磁性体あるいはネオジウム鉄ボロン系合金磁性体が用いられてもよい。板金20にはこの磁石19によって磁化される磁性体が用いられる。板金20は磁石19の長手方向のサイズと同じ程度の長手方向のサイズを有し、この長手方向に沿う辺部から下方に屈曲された部分を有する。この板金20は閉状態の時に磁石19と対面する面部位を持つ一端部28及びこの一端部28から下方に屈曲し一端部28から磁気センサ21までの距離よりも短い間隔のギャップGを介してこの磁気センサ21へ磁力を誘導する他端部29を有する。つまり板金20は磁石19と磁気センサ21との間に亘ってL字状の形状を有する。L字状とはL字を上下に折返した逆さL字状を言う。ハンディターミナル10は屈曲形状を変更した板金20を用いてもよい。例えば一端部28から垂下して側壁23へ屈曲してから磁気センサ21側へ折返したS字状の板金20をハンディターミナル10は用いてもよい。S字状とはS字を上下に折返した逆さS字状を言う。S字状の形状を持つ板金20を用いた場合、ハンディターミナル10は他端部29を制御部22まで近づけることが可能にされる。
磁気センサ21は磁力を検出する。磁力とは磁界の強さ又はこの磁界の強さに空気中の透磁率を乗じた磁束密度を言う。例えば磁気センサ21は、それぞれ磁力によってインピーダンスを変化させる一対の磁性体と、これらの磁性体へ印加される高周波発振器と、一対の磁性体のこの周波数でのインピーダンスの変化を検出するための一対の抵抗器と、電圧源とを備え、これらがブリッジ接続されて構成された磁気検出用のブリッジ回路である。
制御部22は商品注文受け付け用のアプリケーションプログラムを実行し、全体制御を行う。制御部22は底部の間仕切り壁30上に取付けられたメインボード(主基板)33と、このメインボード33上に設けられた制御回路34とを有する。制御回路34はCPU(central processing unit)、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)と、ドライバIC(integrated circuit)等とを有する。ドライバICとはタッチパネル26、キー入力部16やキーシート18からの入力信号を取込む機能や、画像データに応じた画像をLCD25に表示させる機能、及び無線送受信部31(図1)の通信インターフェースを行う機能などを持つコントローラを言う。この無線送受信部31は、店内に設置された無線中継器との間で無線通信を実行する。ハンディターミナル10はバッテリ32を本体部筐体14に有する。
このような構成のハンディターミナル10は図2のように本体部11及び蓋部12が閉じられた状態で店員のポケットに入れられている。この状態では磁石19と板金20とが吸着する。磁石19による磁力の大きさは、この磁石19の磁力が磁気センサ21によって実質検知されない程度の大きさを有する。磁石19はこの磁石19よりも下方の磁気センサ21に対して直接の磁力が届かないように取付けられている。この磁力が届かないように、磁石19はこの磁石19自身の材質、サイズ及び着磁方向を決められている。本体部10の底部の磁気センサ21が上方からの直接の磁力を検知しない程度にこの磁気センサ21の感度は決められている。ハンディターミナル10は板金20によってこの板金20内部で磁石19の磁力を導き、磁力を磁気センサ21へ誘導させる。L字状あるいはS字状に屈曲した板金20によって磁気センサ21には安定的な強さを持つ磁力が供給される。制御部22はハンディターミナル10が閉状態であることを検出する。
一方、客席において店員による操作により本体部11に対して蓋部12が開かれようとする。板金20から磁石19が離れる。板金20の一端部28から磁石19が遠ざかると、磁気センサ21は板金20の他端部29からの磁束を断たれる。制御部22は本体部11に対して蓋部12が開かれたことを検知する。ハンディターミナル10はこのハンディターミナル10が開状態であることを検出する。
本体部11及び蓋部12が開いた開状態では、図1に示すように、メニュー品目が露出する。ハンディターミナル10は、キー入力部19により「コーヒー」を操作入力され、キーシート18により人数例えば「2」を操作入力され、及び「送信」キーを押下される。制御部22はこれらの「コーヒー」、「2」という情報を含む注文データを生成する。無線送受信部31はこの注文データを無線送信する。天井等に設置された中継器を介してハンディターミナル10は店内システムの無線受信器へ電波を送信する。無線受信器は注文データを正常に受信すると、ハンディターミナル10に対して確認応答メッセージを含む無線信号を送信する。
注文動作が完了するとユーザ操作によって本体部11及び蓋部12が閉じられる。磁石19が板金20に吸着する。磁気センサ21は磁力を検知し始める。制御部22はハンディターミナル10が閉状態であることを検出する。このようにハンディターミナル10は開閉検知を可能となる。板金20が磁力を誘導し、板金20と磁気センサ21までの距離を短くすることで、磁気センサ21が画面表示部17の下部に配置されていてもハンディターミナル10は検出動作を可能になる。
従来例による注文入力携帯端末は、開閉検知の方法例としてキー入力の休止時間のタイムアップによってこの注文入力携帯端末が操作中かどうかの判断を行っている。従来例では、注文データの送信し忘れや送信エラー時にはエラー音の鳴動やバイブレータによる振動といった警告を実施しており、LCD及びタッチパネルへのバッテリの通電を切ること等を実施している。注文入力携帯端末は通常、従業員のポケットなどに入れて携行されるため、ポケットに注文入力携帯端末が入れられてしまったときにはエラー音を人が聞こえにくい。バイブレータの振動を人が感じにくい。不必要に画面のバックライトへの電源をつけているような状態となり無駄にバッテリを消耗する。タイマ検知式の開閉検知方法では、蓋部を閉じた後、ある程度の時間が経過した後に、エラー音やバイブレータを駆動するため、蓋部の開きっ放しを検知しにくい。また、従来例による注文入力携帯端末はキー入力で電源をオンにすることにより端末の状態をサスペンド状態から復帰させており、蓋部が開いたことを検知しにくい。これに対してハンディターミナル10によれば、開閉操作の直後に開閉を素早く検知できる。
また、従来例による注文入力携帯端末が開閉検知機構を設けることは困難である。開閉検知機構として、一般的にはメカ(接点)スイッチなどが安価であること等のため知られているが、注文入力携帯端末は防水性を要求されており、メカ(接点)スイッチによる蓋の開閉検知が難しい。これに対してハンディターミナル10によれば、接点式のスイッチを用いずに検知を行える。
また、ハンディターミナル10によれば、保持用の単体の磁石19と別個にわざわざ磁気センサ用の磁石を持たないで検知を行える。磁石は高価であるため、ハンディターミナル10では価格競争力という意味で別個の磁気センサ用の磁石を搭載せずに磁石19に閉保持機能と磁力誘導機能とを兼用させて検知を行える。仮に保持用磁石と磁気誘導検出用磁石とを別用途としてそれぞれを搭載する場合、この保持用磁石の磁力が強すぎると漏れ磁束により磁気カードに記録されたポイントデータや時計などに悪影響を及ぼす。保持用磁石では吸着力が強くなり過ぎて蓋部が開きにくくなる。保持用の磁石の磁力を強くすることはできない。これに対してハンディターミナル10によれば、磁石19が閉状態の保持及び磁気誘導検出を兼用するため、安価な構成で検知機能を実現できる。
また、従来例による注文入力携帯端末が開閉検知を行えないという問題に対して保持用の一個の磁石を単に注文入力携帯端末に搭載することだけでは、保持用磁石及び磁気センサ間の距離とその位置関係とに制約が存在する。例えばスペース上の制約が存在する。画面表示部は平坦なパネル形状であるため、メインボードを画面表示部の下方に設けるという構造を注文入力携帯端末はとる。注文入力携帯端末は本体部を薄厚にするために本体部の底部にメインボードを配置せざるを得ない。更に従来例による注文入力携帯端末が開閉検知を行えないという問題に対して同一筐体に磁石と磁気センサとを設けて開閉検知を行うことでは、これらの磁石及び磁気センサ間の距離が近いため、常に磁気センサが磁力を検知しまい、設計が難しい。これに対してハンディターミナル10によれば、磁気センサ21に良好に磁力を伝えることができる。ハンディターミナル10は、磁気センサ21と磁石とがそれぞれ別個の筐体に配置されている点、及び磁性体の板金20により磁石19の磁力が不十分であることを補うという点を有する。ハンディターミナル10は既存部品を使いこなし蓋部12側に磁石19を設け、本体部11側に板金20を設けている点でも従来例と異なる。
(第1の変形例)
実施の形態に係る注文端末は、保持用の磁石19の周りにヨークあるいは別の板金を追加することによって磁束を揃え、磁気センサ21が磁力を検出してもよい。
図3は第1の変形例に係る注文端末の閉状態での図1中AA′間の断面構造を示す図である。既述の符号はそれらと互いに同じ要素を表す。第1の変形例に係る注文端末はハンディターミナルであり、以下に特に述べない限り上記ハンディターミナル10の構成と同じ構成を有する。
この変形例によるハンディターミナルはヨーク35を磁石19に設ける。このヨーク35は磁石19の外面に重なる内底とその軸方向端面に重なる内壁を有する。ヨーク35により磁石19のサイズを大きくせず、下方向への磁力が強められるようにされている。ヨーク35と同等の2つの板金により磁石19からの磁束を揃えてもよい。これにより、単純に磁石19のサイズを大きくせずに、及び磁石19の磁気強さを強くせずに、磁力の外部への影響を軽減させることができる。
また、この変形例によるハンディターミナルは板金20の代わりに別の吸着用の板金36を有する。板金36は磁石19の長手方向のサイズと同じ程度の長手方向のサイズを有し部分的に下方に屈曲された板金である。板金36の下方に延びるサイズが、上記板金20の下方のサイズよりも小さくされている。この板金36の他端部37の先端を、磁気センサ21から少し離すなどしてギャップの間隔を調整することにより、上記一実施形態の例による吸着力の大きさと同じ大きさの吸着力を実現できる。
(第2の変形例)
実施の形態に係る注文端末は、板金20の代わりにネジを設けて磁気を磁気センサ21へ誘導してもよい。
図4は第2の変形例に係る注文端末の閉状態での図1中AA′間の断面構造を示す図である。既述の符号はそれらと互いに同じ要素を表す。第2の変形例に係る注文端末もハンディターミナルであり、以下に特に述べない限り上記ハンディターミナル10の構成と同じ構成を有する。
図4に示すように、この変形例に係るハンディターミナルは、本体部11の側壁23に板金38を有する。板金38は磁石19の長手方向のサイズと同じ程度の長手方向のサイズを有する。板金38の上面が、画面表示部17の保護シート27の上面と同じかの保護シート27の上面よりも低くされている。板金38は本体部筐体14および蓋部筐体15が閉じられたときに磁石19と対面する。板金38はこの板金38の下方に磁性のネジ39を備えている。ネジ39は板金38の下方にネジ頭40を有しネジ先がボス41に差込まれて固定される。ボス41は本体部11の間仕切り壁30上に固定される。これにより、閉状態では、板金38、ネジ39をそれぞれ介して磁石19の磁力を磁気センサ21へ誘導することができる。
(第3の変形例)
第2の変形例において、ネジ39を磁性の別の板金と友締めしてもよい。
図5は第3の変形例に係る注文端末の閉状態での図1中AA′間の断面構造を示す図である。既述の符号はそれらと互いに同じ要素を表す。
図5に示すようにこの変形例に係るハンディターミナルは、上記ネジ39のネジ長よりも短いネジ42を有し、このネジ42を別の磁性の板金43及びナット44によって本体部11内の間仕切り壁30にネジ止めしている。ネジ42が本体部11に共締めされている。これにより、閉状態では、板金38、ネジ42、板金43をそれぞれ介して磁石19の磁力を磁気センサ21へ誘導することができる。
(その他)
板金20の代わりに磁束を誘導する磁性体や金属を蓋部12に設け、本体部11にも磁束を通すような磁性体等を設けて磁力を誘導することもできる。板金20の形状については、この板金20と磁気センサ21との間の距離が短くなっても強い磁力を磁気センサ21に誘導できる形状であれば足りる。上記実施形態では磁石19は閉状態においてキー入力部16及び画面表示部17に対面しない位置に設けられていた。この磁石19は通常の磁束検出距離以上となるような位置に蓋部筐体15に設けられる。通常の磁束検出距離以上とは、磁石19及び磁気センサ21間の間隔が磁気センサ21で常時検出状態になってしまう距離よりも離れていることを指す。
尚、上記の実施形態は実施形態そのままに限定されるものでは無く、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上記の実施形態では、液晶表示器を表示部に用いたが、表示部は有機EL(Electroluminescence)素子によるものでもよい。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…ハンディターミナル(実施の形態に係る注文端末)11…本体部、12…蓋部、13…ヒンジ機構、14…本体部筐体、15…蓋部筐体、16…キー入力部、17…画面表示部、18…キーシート、19…磁石、20…板金、21…磁気センサ、22…制御部、23,24…側壁、25…LCD、26…タッチパネル、27…保護シート、28…一端部、29…他端部、30…間仕切り壁、31…無線送受信部、32…バッテリ、33…メインボード、34…制御回路、35…ヨーク、36…板金、37…他端部、38,43…板金、39,42…ネジ、40…ネジ頭、41…ボス、44…ナット。

Claims (4)

  1. 本体部筐体と、
    この本体部筐体に対して開位置および閉位置をとる蓋部筐体と、
    この蓋部筐体に設けられメニュー品目の注文情報を入力するキーを有する入力部と、
    この入力部からの前記注文情報を表示する前記本体部筐体に設けられた表示部と、
    これらの表示部および入力部と前記本体部筐体および蓋部筐体の閉により対面しない位置もしくは通常の磁束検出距離以上となるような位置に前記蓋部筐体に設けられた磁石と、
    この磁石に吸着して前記本体部筐体および前記蓋部筐体の開閉状態を閉状態に保持し前記本体部筐体に設けられた磁性の板金と、
    この板金から導かれる磁力の磁気センサと、
    この磁気センサからの前記磁力の大きさにより前記蓋部筐体の開閉を検知し、入力および表示を制御する前記本体部筐体に設けられた制御部とを備え
    前記板金は、前記本体部筐体および前記蓋部筐体が閉じられたときに前記磁石と対面する一端部、およびこの一端部から下方に屈曲し前記一端部から前記磁気センサまでの距離よりも短い間隔のギャップを介してこの磁気センサへ前記磁力を誘導する他端部を備える注文端末。
  2. 前記蓋部筐体に、前記磁石の外面に重なる内底とその軸方向端面に重なる内壁を有するヨークが更に設けられたことを特徴とする請求項1記載の注文端末。
  3. 本体部筐体と、
    この本体部筐体に対して開位置および閉位置をとる蓋部筐体と、
    この蓋部筐体に設けられメニュー品目の注文情報を入力するキーを有する入力部と、
    この入力部からの前記注文情報を表示する前記本体部筐体に設けられた表示部と、
    これらの表示部および入力部と前記本体部筐体および蓋部筐体の閉により対面しない位置もしくは通常の磁束検出距離以上となるような位置に前記蓋部筐体に設けられた磁石と、
    この磁石に吸着して前記本体部筐体および前記蓋部筐体の開閉状態を閉状態に保持し前記本体部筐体に設けられた磁性の板金と、
    この板金から導かれる磁力の磁気センサと、
    この磁気センサからの前記磁力の大きさにより前記蓋部筐体の開閉を検知し、入力および表示を制御する前記本体部筐体に設けられた制御部とを備え、
    前記板金は、前記本体部筐体および前記蓋部筐体が閉じられたときに前記磁石と対面し、この板金の下方に磁性のネジを備える注文端末。
  4. 前記ネジを前記本体部筐体に共締めする他の磁性の板金を備えることを特徴とする請求項記載の注文端末。
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