JP5503114B2 - 防虫性能評価装置及び防虫性能評価プログラム - Google Patents
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また、本発明は、前記記憶手段が、前記虫の所定期間当たりの侵入量を予め定められた複数の段階に区分するための閾値を示す閾値情報と、当該閾値情報により区分された各段階における防虫性能上の水準を示す水準情報をさらに予め記憶し、導出した侵入量が含まれる段階に対応する前記水準情報に関する情報をさらに表示するものとしているので、当該水準情報に関する情報を容易に把握することができる結果、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
さらに、本発明は、前記外部隣接部屋が、侵入してきた虫を捕らえる捕虫器が設けられており、前記記憶手段が、前記捕虫器の設置位置に関する条件毎で、かつ当該捕虫器で用いられている紫外光を発する蛍光灯の消費電力毎に、前記捕虫器により虫を捕獲する確率を示す捕獲率情報をさらに予め記憶し、前記設置位置に関する条件及び前記消費電力をさらに入力し、入力した設置位置に関する条件及び消費電力に対応する前記捕獲率情報を前記記憶手段からさらに読み出し、前記外部隣接部屋に対する虫の所定期間当たりの侵入量に前記捕獲率情報により示される捕獲率を乗算することにより、当該捕虫器による所定期間当たりの捕虫量をさらに導出し、導出した所定期間当たりの捕虫量をさらに表示するものとしている。これにより、当該捕虫量を容易に把握することができる結果、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
また、本発明は、前記記憶手段が、前記虫の所定期間当たりの侵入量を予め定められた複数の段階に区分するための閾値を示す閾値情報と、当該閾値情報により区分された各段階における防虫性能上の水準を示す水準情報をさらに予め記憶し、導出した侵入量が含まれる段階に対応する前記水準情報に関する情報をさらに表示するものとしているので、当該水準情報に関する情報を容易に把握することができる結果、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
さらに、本発明は、前記外部隣接部屋が、侵入してきた虫を捕らえる捕虫器が設けられており、前記記憶手段が、前記捕虫器の設置位置に関する条件毎で、かつ当該捕虫器で用いられている紫外光を発する蛍光灯の消費電力毎に、前記捕虫器により虫を捕獲する確率を示す捕獲率情報をさらに予め記憶し、前記設置位置に関する条件及び前記消費電力をさらに入力し、入力した設置位置に関する条件及び消費電力に対応する前記捕獲率情報を前記記憶手段からさらに読み出し、前記外部隣接部屋に対する虫の所定期間当たりの侵入量に前記捕獲率情報により示される捕獲率を乗算することにより、当該捕虫器による所定期間当たりの捕虫量をさらに導出し、導出した所定期間当たりの捕虫量をさらに表示するものとしている。これにより、当該捕虫量を容易に把握することができる結果、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
14 キーボード(入力手段)
16 マウス(入力手段)
18 ディスプレイ(表示手段)
22 CPU(導出手段)
28 ハードディスク(記憶手段)
Claims (6)
- 評価対象とする建物に設けられ、かつ当該建物の外部に直接通じる開閉可能に構成された開口部を有する部屋であり、侵入してきた虫を捕らえる捕虫器が設けられている外部隣接部屋の当該開口部の開口面積及び開口時間に基づいて、前記外部から前記外部隣接部屋への虫の所定期間当たりの侵入量を導出するための侵入量導出情報が予め定められた虫の種類毎で、かつ評価対象とする時期毎に予め記憶されると共に、前記虫の所定期間当たりの侵入量を予め定められた複数の段階に区分するための閾値を示す閾値情報、及び当該閾値情報により区分された各段階における防虫性能上の水準を示す水準情報が予め記憶され、かつ前記捕虫器の設置位置に関する条件毎で、かつ当該捕虫器で用いられている紫外光を発する蛍光灯の消費電力毎に、前記捕虫器により虫を捕獲する確率を示す捕獲率情報が予め記憶された記憶手段と、
評価対象とする虫の種類を示す虫種類情報と、前記外部隣接部屋の前記開口部の開口面積及び開口時間と、評価対象とする時期と、前記設置位置に関する条件及び前記消費電力と、を入力する入力手段と、
前記入力手段によって入力された虫種類情報により示される虫の種類に対応し、かつ前記入力手段によって入力された時期に対応する侵入量導出情報を前記記憶手段から読み出し、当該侵入量導出情報と前記入力手段によって入力された開口面積及び開口時間とに基づいて、前記評価対象とする虫の前記外部から前記外部隣接部屋への所定期間当たりの侵入量を導出すると共に、前記入力手段によって入力された設置位置に関する条件及び消費電力に対応する前記捕獲率情報を前記記憶手段からさらに読み出し、前記外部隣接部屋に対する虫の所定期間当たりの侵入量に前記捕獲率情報により示される捕獲率を乗算することにより、当該捕虫器による所定期間当たりの捕虫量を導出する導出手段と、
前記導出手段による導出結果を示す結果情報、及び前記導出手段によって導出された侵入量が含まれる段階に対応する前記水準情報に関する情報を表示する表示手段と、
を備えた防虫性能評価装置。 - 前記侵入量導出情報は、前記開口面積及び前記開口時間を入力パラメータとし、前記所定期間当たりの侵入量を出力パラメータとした演算式またはテーブル情報である
請求項1記載の防虫性能評価装置。 - 前記建物は、前記外部隣接部屋に加え、当該外部隣接部屋に直接または間接的に通じる開閉可能に構成された開口部を有する部屋である内部部屋が設けられたものであり、
前記記憶手段は、同一の前記開口部が介在された互いに隣接する部屋の光源種の組み合わせ毎に、当該隣接する部屋の一方の部屋から他方の部屋への前記開口部を介した虫の所定期間当たりの移動率を示す移動率情報を虫の種類毎にさらに予め記憶し、
前記入力手段は、前記建物における同一の前記開口部が介在された互いに隣接する部屋の光源種の組み合わせを示す光源種情報をさらに入力し、
前記導出手段は、前記入力手段によって入力された虫種類情報により示される虫の種類に対応し、かつ前記入力手段によって入力された光源種情報により示される光源種の組み合わせに対応する移動率情報を前記記憶手段からさらに読み出し、当該移動率情報により示される移動率を、前記互いに隣接する部屋における前記一方の部屋への虫の所定期間当たりの侵入量に乗算することにより、前記評価対象とする虫の前記一方の部屋から前記他方の部屋への所定期間当たりの侵入量をさらに導出する
請求項1又は請求項2記載の防虫性能評価装置。 - 前記移動率情報は、前記光源種の組み合わせの何れか1つの組み合わせにおける移動率を示す情報と、当該情報に対して乗算することにより前記光源種の組み合わせの他の組み合わせにおける移動率を算出することのできる当該他の組み合わせの各々に対応する係数を示す情報とにより構成されている
請求項3記載の防虫性能評価装置。 - 前記光源種は、白色蛍光灯及び黄色蛍光灯の少なくとも一方を含む
請求項3又は請求項4記載の防虫性能評価装置。 - 評価対象とする虫の種類を示す虫種類情報と、評価対象とする建物に設けられ、かつ当該建物の外部に直接通じる開閉可能に構成された開口部を有する部屋であり、侵入してきた虫を捕らえる捕虫器が設けられている外部隣接部屋の前記開口部の開口面積及び開口時間と、評価対象とする時期と、前記捕虫器の設置位置に関する条件及び当該捕虫器で用いられている紫外光を発する蛍光灯の消費電力と、を入力する入力ステップと、
前記外部隣接部屋の前記開口部の開口面積及び開口時間に基づいて、前記外部から前記外部隣接部屋への虫の所定期間当たりの侵入量を導出するための侵入量導出情報が予め定められた虫の種類毎で、かつ評価対象とする時期毎に予め記憶されると共に、前記虫の所定期間当たりの侵入量を予め定められた複数の段階に区分するための閾値を示す閾値情報、及び当該閾値情報により区分された各段階における防虫性能上の水準を示す水準情報が予め記憶され、かつ前記設置位置に関する条件毎で、かつ前記消費電力毎に、前記捕虫器により虫を捕獲する確率を示す捕獲率情報が予め記憶された記憶手段から、前記入力ステップによって入力された虫種類情報により示される虫の種類に対応し、かつ前記入力ステップによって入力された時期に対応する侵入量導出情報を読み出すと共に、前記入力ステップによって入力された設置位置に関する条件及び消費電力に対応する前記捕獲率情報を読み出す読出ステップと、
前記読出ステップによって読み出された前記侵入量導出情報と前記入力ステップによって入力された開口面積及び開口時間とに基づいて、前記評価対象とする虫の前記外部から前記外部隣接部屋への所定期間当たりの侵入量を導出すると共に、前記外部隣接部屋に対する虫の所定期間当たりの侵入量に前記捕獲率情報により示される捕獲率を乗算することにより、前記捕虫器による所定期間当たりの捕虫量を導出する導出ステップと、
前記導出ステップによる導出結果を示す結果情報、及び前記導出ステップによって導出された侵入量が含まれる段階に対応する前記水準情報に関する情報を表示手段により表示する表示ステップと、
をコンピュータに実行させる防虫性能評価プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2008125050A JP5503114B2 (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 防虫性能評価装置及び防虫性能評価プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008125050A JP5503114B2 (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 防虫性能評価装置及び防虫性能評価プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009273376A JP2009273376A (ja) | 2009-11-26 |
JP5503114B2 true JP5503114B2 (ja) | 2014-05-28 |
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ID=41439406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008125050A Active JP5503114B2 (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 防虫性能評価装置及び防虫性能評価プログラム |
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JP2000135043A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Kawasaki Kiko Co Ltd | 飛翔性害虫の発生状況監視装置 |
JP2001061394A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-13 | Kawasaki Kiko Co Ltd | 害虫発生予察システム |
JP2002000154A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-08 | Ikeda Rika:Kk | フェロモントラップを利用した飛翔性害虫の計数方法及びその装置 |
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JP2003169584A (ja) * | 2001-12-07 | 2003-06-17 | Kyoritsu Seiyaku Kk | 害虫捕獲装置 |
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