JP5503080B2 - ヒューズ - Google Patents

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Description

本開示はヒューズに関連する。
ヒューズは、様々な回路ないしシステムにおいて、これらが短絡し、過電流となりあるいは加熱することを予防するために、広汎に用いられている。従来のヒューズの原理は、高融点のヒューズの一部領域を縮小して、短絡時の電流のピーク値が生じたときヒューズのこの縮小された一部領域が破壊するようにする。
現在、回路ないしシステムの保護の要件はますます厳格なものとなっている。たとえば、電気自動車の分野では、パワーバッテリーが膨大な電気エネルギーを蓄えることを要求されることがある。高温及び強い振動、道路状況及び交通事故の潜在的危険があるため、パワーバッテリーを短絡から保護することは重要である。
この理由から、バッテリーユニットには速断ヒューズが用いられ得る。速断ヒューズの原理は、ヒューズの高融点の部分的な導電領域にくびれを形成するというものである。バッテリーが通常の状態にあるとき、縮小された点の加熱力、熱伝導及び熱放散力はある温度で平衡し得るため、ヒューズは溶断しない。しかしながら、短絡が生じると、瞬間的な電流が非常に大きくなり得るため、くびれた点で瞬間的に生じる熱が過大となり、可能な限り放散することができなくなって、くびれた点が瞬時に溶断し、短絡電流がピークに達する前に回路を切断し得る。
しかし、従来の速断ヒューズは、高い内部抵抗を有することがあり、また反応時間が速すぎて誤判定が生じることがあり、パルス電流の高いピーク値に耐えられないこともある。たとえば、従来の速断ヒューズは、従来の電気自動車で用いられているパルス電流加熱システムにおける電流の高すぎるピーク値に耐えることができない。
本開示は、従来技術に存在する上記の問題の少なくともひとつを解決することを目的とする。従って、誤判断を低減することのできるヒューズを提供する。
本開示の実施形態は、互いに結合されて空洞を画定する上部及び下部の各外板、前記上部及び下部の各外板の間にそれぞれ配置される第1及び第2の導体であって、当該第1及び第2の導体の各第1の端はそれぞれ前記空洞内に配置され、互いに対向して両者間に間隙を画定し、当該第1及び第2の導体の各第2の端はそれぞれ前記空洞から外へ横方向に延伸する、第1及び第2の導体、前記間隙内に、縦方向に沿って配置され、前記第1及び第2の導体の各前記第1の端に溶接される伝導桿であって、当該伝導桿の横方向における2個の端に、それぞれ、当該導電桿並びに前記第1及び第2の導体の各抵抗率より大きい抵抗率を有する第1及び第2の溶接縫合を形成する伝導桿、及び、前記上部及び下部の各外板のいずれかにそれぞれ装着される第1及び第2の押圧ユニットであって、縦方向に互いに間隔をおいており、それぞれ前記伝導桿の第1及び第2の端に接続され、通常時において前記伝導桿を、前記間隙から離れる方向に押圧する第1及び第2の押圧ユニット、を備えるヒューズを提供する。
本開示の実施形態に係るヒューズによれば、第1及び第2双方の溶接縫合の抵抗率が伝導桿のそれより大きいため、高電流がこのヒューズを通って流れるとき、第1及び第2双方の溶接縫合の温度が急速に上昇してその融点に達し、ないしはこれを超えて、第1及び第2の溶接縫合が液状となり、このことが伝導桿と第1及び第2の溶接縫合との間の接続強度を低下させ得る。従って、第1及び第2の押圧ユニットは伝導桿を押圧して間隙から離し、第1の導体と第2の導体との間の電気的接続を切断し得る。本開示の実施形態に係るヒューズは低い内部抵抗、高い過電流保護性能および優れた耐パルス電流特性のみならず、過負荷及び加熱に対する保護機能をも有する。また、このヒューズは迅速に溶断し得て、これにより短絡が生じたときの耐電圧容量及び破壊容量の各要求を満たす。加えて、本開示の実施形態に係るヒューズはコストが低く、製造及び組立が簡潔にできる。さらに、定格電流、破壊容量及び溶断特性など、このヒューズのパラメーターは、溶接縫合の抵抗率を調節することにより容易に調節し得る。
本開示の上記及び他の観点及び特長は、図面と併用される以下の説明により明らかになり、より容易に理解される。
本開示の実施形態に係るヒューズの俯瞰図である。 通常状態における図1に示すヒューズの分解俯瞰図である。 溶断状態における図1に示すヒューズの分解俯瞰図である。 図2において円Iにより示した部分の拡大図である。 図1に示すヒューズの正面図である。 図1に示すヒューズの、図5における線C−Cに沿った断面図である。 図1に示すヒューズの、図5における線D−Dに沿った断面図である。 本開示の実施形態に係るヒューズを備えたパワーバッテリー組立品の模式図である。 本開示の実施形態に係るヒューズを備えた押圧ユニットの模式図である。
本開示の実施形態を詳細に論述する。添付した図面を参照して説明されるこの実施形態は説明上のもので例示的なものであり、本開示の全般的な理解のために用いられている。この実施形態は、本開示を限定するものと解釈されてはならない。同一ないし同様の構成要素、及び、同一ないし同様の機能を有する構成要素には、本明細書を通じて同じ参照番号を付してある。
装置ないし部品の配向に関してここで用いられている用語及び術語(たとえば、「縦方向の」、「横方向の」、「前」、「後」、「右」、「左」、「下」、「上」、「水平」、「垂直」、「上に」、「下に」、「上がる」、「頂部」、「底部」、及びこれらの派生語、たとえば「水平に」「下方に」「上方に」など)は、本発明の説明を簡明にするためにのみ用いられているものであり、言及された装置ないし部品が特定の配向を有すことあるいは特定の配向に動作する、ということを単独で意味ないし示唆するものではない。加えて、「第1」及び「第2」といった用語は、ここでは説明の目的で用いられており、相対的な重要性ないし有意性を意味ないし示唆するものではない。
特定ないし限定のなされていない限り、「装着された」、「接続された」及び「結合された」の各語並びにこれらの異形は、広義に用いられ、直接及び間接の装着、接続及び結合の両方を包含する。
以下の説明において、本発明の実施形態に従って製造されたヒューズをFと称する。以下、本開示の実施形態に係るヒューズFを、図面を参照して説明する。
図1から図7に示すように、本開示の実施形態に係るヒューズFは、上部外板1、下部外板5、伝導桿3、第1の押圧ユニット4a、第2の押圧ユニット4b、第1の導体2a及び第2の導体2bを有していてもよい。
上部外板1及び下部外板5は、互いに結合されて空洞Qを画定してもよい。上部外板1及び下部外板5はいずれも、PP(ポリプロピレン)あるいはPPO(ポリフェニレンオキシド)などの熱可塑性の絶縁体から射出成形により作られていてもよい。
第1の導体2a及び第2の導体2bはそれぞれ、上部外板1と下部外板5との間に配置されていてもよい。より具体的には、第1の導体2aの第1の端(図2から図4に示す右端)及び第2の導体2bの第1の端(図2から図4に示す左端)がそれぞれ空洞Qに配置され、両者間の間隙を画定するために対向してもよい。第1の導体2aの第2の端(図2から図3に示す左端)及び第2の導体2bの第2の端(図2から図3に示す右端)はそれぞれ、空洞Qから横方向Bに沿って延伸していてもよい。第1及び第2の導体2a、2bの各第2の端は、外部の回路(図示せず)へと接続される接続端子として用いられてもよい。
図6及び図7に示すように、空洞Qは、第1の導体2a及び第2の導体2bによって、上部空洞8と下部空洞9とに分割されてもよく、上部空洞8及び下部空洞9は、間隙を経由して互いに連絡していてもよい。伝導桿3はたとえばストリップ状抵抗器であり、間隙に縦方向A(図5においては左右方向)に沿って配置され、第1の導体2aの第1の端及び第2の導体2bの第1の端に溶接されて、伝導桿3の横方向Bの2端にそれぞれ第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bを形成してもよい。第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bの抵抗率は、伝導桿3並びに第1及び第2の導体2a、2bのそれぞれの抵抗率より大きくてもよい。伝導桿3は、矩形の断面を有する直方体の形状を有していてもよい。任意的に、伝導桿3は立方体あるいは円形の形状を有していてもよい。第1の導体2a及び第2の導体2bは、伝導桿3、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bを経由して互いに電気的に接続されていてもよい。
伝導桿3は、抵抗体から導電体まで、任意の適切な抵抗率を有する材質から作られていてもよい。たとえば、伝導桿3は、第1及び第2の導体2a、2bと同じ抵抗率を有する導体から作られていてもよい。あるいは、伝導桿3の抵抗率は、導体2a、2bのそれより高いがニッケル−クロム合金のそれより低いものであってもよい。いくつかの実施形態では、伝導桿3の抵抗率は、第1及び第2の導体2a、2bの間のアーク放電の防止を助けるため、有意に高いものであってもよい。
第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bは、それぞれ、上部外板1及び下部外板5のいずれに装着されてもよい。換言すれば、第1の押圧ユニット4aが上部外板1に装着され、第2の押圧ユニット4bが下部外板5に装着されてもよいし、あるいは、第1の押圧ユニット4aが下部外板5に装着され、第2の押圧ユニット4bが上部外板1に装着されてもよいし、あるいは、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bの双方が上部外板1または下部外板5のいずれかに装着されてもよい。第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bは、縦方向Aに互いに間隔をおいており、それぞれ伝導桿3の第1及び第2の端に接続されているため、通常時には伝導桿3を、図2における上方へと間隙から離れるような方向に押圧する。
図2から図4に示すように、本開示の例では、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bの各下端は、それぞれ下部外板5に装着されてもよく、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bの各上端は、それぞれ、伝導桿3の第1及び第2の端に接続されて伝導桿3を支持してもよい。第1及び第2の各押圧ユニット4a、4bによって伝導桿3へと加えられる、上向きの押圧力は、伝導桿3を間隙から押し出す傾向にある。
通常時において、伝導桿3は、それぞれ第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bを経由して第1の導体2a及び第2の導体2bに接続されてもよく、伝導桿3と第1及び第2の溶接縫合6a、6bとの間の接続強度が第1及び第2の押圧ユニット4a、4bによって伝導桿3へと加えられる押圧力より大きく、このため、伝導桿3は間隙から離れない。短絡のために電流が増大したとき、第1及び第2の溶接縫合6a、6bが伝導桿3と第1及び第2の導体2a、2bとの前に溶融して、このため、伝導桿3と第1及び第2の導体2a、2bとの間の接続強度が低下する。第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bによって伝導桿3へと加えられる押圧力が伝導桿3と第1及び第2の導体2a、2bとの間の接続強度より大きいとき、伝導桿3が第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bによって間隙から押し出され、この結果、第1の導体2aと第2の導体2bとの間の電気的接続が切断されてもよい。
本開示の実施形態に係るヒューズFによれば、第1及び第2の各溶接縫合6a、6bの抵抗率が第1及び第2の導体2a、2b並びに伝導桿3の抵抗率より大きくてもよいため、短絡が起きると、第1の導体2a、第1の溶接縫合6a、伝導桿3、第2の溶接縫合6b及び第2の導体2bを通って流れる電流が増大して、第1及び第2の溶接縫合6a、6bの温度が伝導桿3並びに第1及び第2の導体2a、2bの温度より速く上昇し得る。従って、第1及び第2の各溶接縫合6a、6bの温度は、伝導桿3並びに第1及び第2の導体2a、2bが溶融し始める前に、第1及び第2の溶接縫合6a、6bに充填されたハンダの融点に速やかに達し、伝導桿3と第1及び第2の導体2a、2bとの間の接続強度が低下し得る。そして、伝導桿3が第1及び第2の各押圧ユニット4a、4bの押圧の下間隙から離れ、この結果、第1の押圧ユニット4aと第2の押圧ユニット4bとの間の電気的接続が切断され、こうして回路が切断されてもよい。
従って、本開示の実施形態に係るヒューズFは、内部抵抗が小さく、応答時間が適切で、コストが低く、製造、組立及び分解が容易で、長時間のパルス電流の衝撃に耐えることができ、加熱に対する保護機能を有し得る。
本開示のいくつかの実施形態においては、伝導桿3の抵抗率は、第1及び第2の導体2a、2bのそれより大きいか、またはそれと等しくてもよい。このために、短絡が起きると、一般的に、第1及び第2の溶接縫合6a及び6bの温度がより速く上昇して、まず、それらの融点に達し、伝導桿3と第1及び第2の導体2a、2bとの間の接続強度が低下し、次いで、伝導桿3が第1及び第2の押圧ユニット4a及び4bの押圧の下に間隙から離れ得る。さらに、本発明の実施形態においては、伝導桿3の抵抗率が第1及び第2の導体2a、2bのそれより大きくてもよいため、たとえ伝導桿3は間隙から離れなくても、伝導桿3は第1及び第2の導体2a、2bの前に溶融する。このため、第1の押圧ユニット4aと第2の押圧ユニット4bとの間の電気的接続が伝導桿3の溶融により切断され、こうして回路の短絡からの保護が実現される。あるいは、伝導桿3の抵抗率は第1及び第2の導体2a、2bのそれに等しくてもよい。
本開示のいくつかの実施形態において、好適には、伝導桿3は、第1及び第2の溶接縫合がそれぞれハンダ付けされた縫合であるよう、第1及び第2の導体2a及び2bの各第1の端にハンダ付けされてもよい。伝導桿3は、たとえばスズ−銀−銅ハンダあるいはスズ−アンチモンハンダを用いて、第1及び第2の導体2a及び2bの各第1の端にそれぞれハンダ付けされる。第1及び第2の導体2a、2bは、それぞれ純銅板により作られていてもよい。
本開示の実施形態に係るヒューズFによれば、第1の導体2aと第2の導体2bとの間に間隙が形成され、この間隙を通って高電流が流れるとき、アーク放電が間隙に起き得る。このアーク放電を削減するため、好適には、第1の導体2aと第2の導体2bとが切断されたとき瞬時にアーク放電を除去する消弧剤(図示せず)を、上部空洞8及び下部空洞9に満たしてもよい。消弧剤は、たとえば珪砂であってもよい。
本開示のいくつかの実施形態によれば、図1から図4に示すように、上部外板1及び下部外板5は鋲7を介して互いに結合されていてもよい。好適には、第1の導体2a及び第2の導体2bが、鋲7を介して、それぞれ上部外板1及び下部外板5に接続されていてもよい。図1から図4に示す実施形態においては、4個の鋲7を用いている。上部外板1に4個の上部外板鋲孔10が形成され、下部外板5に4個の下部外板鋲孔50が形成され、第1の導体2a及び第2の導体2bにそれぞれ2個の導体鋲孔20が形成されてもよい。4個の鋲7は、上部外板鋲孔10、これに対応付けられた導体鋲孔20及びこれに対応付けられた下部外板鋲孔50を通って、上部外板1、第1の導体2a、第2の導体2b及び下部外板5を順に接続してもよい。
本開示は上記に限られないことを理解されたい。たとえば、上部外板1と下部外板5とはスナップあるいはボルトにより接続されてもよい。第1の導体2a及び第2の導体2bは、上部外板1及び下部外板5のいずれかと任意の適切な手法により接続されてもよい。たとえば、第1の導体2aが上部外板1に接続され、第2の導体2bが下部外板5に接続されてもよい。
図6に示すように、上部外板1の結合面(図2における下面)及び下部外板5の結合面(図2における上面)の少なくとも一方に、封止溝αが形成されてもよい。図6の実施形態によれば、上部外板1及び下部外板5の各結合面は、それぞれが封止溝αを有していてもよい。封止溝には封止部材(図示せず)が配置されていてもよい。封止部材は、空洞Qを封止する封止環あるいは封止溝αを満たす封止用の材質、たとえば封止用の接着剤(シールゴム)であってもよく、それゆえ、空洞Qは防水性及び防湿性を有し、ヒューズFの安全性が向上し得る。
図7に示すように、本開示の好適な実施形態においては、上部外板1と下部外板5との間の接続の性能及び封止効果を向上させるため、互いに適合する段差構造Tが上部外板1及び下部外板5の各結合面にそれぞれ形成されてもよい。
図2から図4に示すように、本開示のいくつかの実施形態において、好適には、第1の導体2aの第1の端は縦方向Aに短縮され、第1の短い部分2a1を形成し、第2の導体2bの第1の端は縦方向Aに短縮され、第2の短い部分2b1を形成していてもよい。第1の短い部分2a1と第2の短い部分2b1との間に間隙が画定され、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bがこの間隙の各端にそれぞれ位置していてもよい。この手法では、伝導桿3の長さが減少し、ヒューズFの構造がよりコンパクトになり得る。
本開示のいくつかの実施形態では、伝導桿3は、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bが伝導桿3の縦中心線に対して互いに対称になるよう、間隙の横方向Bにおける間隙の中心に位置していてもよい。このように、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bのサイズは実質的に同じになり、短絡が起きたとき、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bは伝導桿3からほぼ同時に分離し得る。
図2、図3、図4及び図9に示すように、本開示のいくつかの実施形態においては、第1の押圧ユニット4aは固定的な円筒部40、可動的な桿部41及び弾性部材(図示せず)を含んでいてもよい。
固定的な円筒部40の一端は閉じていてもよく、他端は開いていてもよい。固定的な円筒部40は、上部外板1及び下部外板5の一方に装着されてもよい。たとえば、固定的な円筒部40は下部外板5に装着されてもよい。可動的な桿部41の内側の端(図9における下端)は、固定的な円筒部40の内部に可動的に嵌合していてもよく、それの外側の端(図9における上端)は、固定的な円筒部40から延伸して伝導桿3に接続してもよい。より具体的には、伝導桿3の一端を受け止めるために用いられる溝が可動的な桿部41の上端に形成されていてもよい。圧縮バネなどの弾性部材は固定的な円筒部40に配置され、可動的な桿部41の内側の端と固定的な円筒部40の底部との間に位置してもよく、通常時は可動的な桿部41を上方に押し上げる。
第2の押圧ユニット4bは、第1の押圧ユニット4aと同一の構造を有していてもよいため、従ってその詳細はここでは省略する。
第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bは、上述の実施形態で説明されたものに限られないことを理解されたい。たとえば、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bはそれぞれ、バネであってもよい。
本開示の具体的な実施形態においては、第1の導体2a及び第2の導体2bがそれぞれ、良好な伝導率を有する純銅板により作られていてもよい。第1の導体2a及び第2の導体2bはそれぞれ、過電流容量約300A、長さ(横方向Bにおけるサイズ)約50mm、幅(縦方向Aにおけるサイズ)約40mm、厚さ(上下方向のサイズ)約2mmである。もちろん、銅合金、ニッケルあるいはアルミニウムのような、良好な伝導率を有する他の金属材料が第1の導体2a及び第2の導体2bを作るために用いられてもよい。
好適には、伝導桿3は燐銅のような純銅、あるいはRoHs規格を満たすような銅合金、ニッケル及びアルミニウムにより作られていてもよい。伝導桿3は、長さ(縦方向Aにおけるサイズ)約35mm、幅(横方向Bにおけるサイズ)約1.5mm、厚さ(上下方向のサイズ)約2mmであってもよい。
図4に示すように、本開示の実施形態においては、第1の短い部分2a1と第2の短い部分2b1との間の間隙は、幅(横方向Bにおけるサイズ)約2.0から約3.5mm、及び、長さ(縦方向Aにおけるサイズ)約10から約15mmであってもよい。
以下、説明の便宜のため、溶接縫合の幅とは、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bの幅(横方向Bにおけるサイズ)の和を意味するものとし、溶接縫合の長さとは、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bのいずれかの長さ(縦方向Aにおけるサイズ)を意味するものとし、溶接縫合の厚さとは、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bのいずれかの厚さ(上下方向におけるサイズ)を意味するものとし、溶接縫合の伝導面積は、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bのいずれかの長さ及び厚さの積に等しいものとする。
伝導桿3と第1の導体2a及び第2の導体2bとをハンダづけするのに用いるハンダを決定する際、溶接縫合の長さは短絡応答時間と最も高い相関を有し、溶接縫合の厚さは応答速度及び溶接縫合の強度に関係を有する。たとえば、ヒューズが電気自動車に用いられるとき、溶断時間は中庸であるべきである。溶断時間が短すぎると誤動作が起き、溶断時間が長すぎるとパワーバッテリーが損傷を受ける。溶断時間が短いほど、溶接縫合の伝導面積が小さく、溶接縫合が広く、そして、溶接縫合の強度が弱くなる。従って、溶接縫合は、好適には長さ約10mmから約15mm、幅約0.3mmから約1mmであってもよい。伝導桿3の厚さは第1の導体2a及び第2の導体2bのそれと同じであってもよい。間隙の幅は、伝導桿3及び溶接縫合の各幅の和に等しくてもよいことに留意されたい。第1の短い部分2a1及び第2の短い部分2b1があるならば、間隙の長さは、第1の短い部分2a1または第2の短い部分2b1の、縦方向Aに沿った長さに等しくてもよい。
ヒューズFの短絡応答時間は、一般的に、ハンダの融点及び抵抗率、溶接縫合の長さ及び厚さ、そして伝導桿3の抵抗率により決まり得る。伝導桿3の抵抗率は、ハンダのそれより低く、第1及び第2の導体2a、2bのそれ以上であってもよい。ハンダの融点、伝導桿3の材質及びサイズが決まると、溶接縫合の長さを変化させることによりヒューズFの応答速度を効果的に変化させることができる。従って、たとえば、第1の短い部分2a1及び第2の短い部分2b1の縦方向Aに沿ったサイズを変更することにより溶接縫合の長さを都合良く調節してもよく、これにより、ヒューズFの性能パラメーターを都合良く調節することができる。
たとえば、本開示のいくつかの実施形態において、過電流容量300Aで電気自動車のパワーバッテリーの狭いスペースに適合するサイズのヒューズFを設計するためには、伝導能力及び応答速度を考慮して、ハンダの融点を約220℃から250℃、抵抗率を約800%IACSから1200%IACSとし、厚さ約2mm及び幅約35mmから45mmの純銅板を第1の導体2a及び第2の導体2bとして用い、溶接縫合を長さ約10mmから15mm及び幅約0.3mmから1mmとしてもよい。機械加工の便宜及び溶接縫合の均一性のため、溶接縫合、伝導桿3、第1の導体2a及び第2の導体2bは同じ厚さを有していてもよい。
ハンダを決定したとき、溶接縫合の伝導面積が大きいほど、ヒューズFは緩慢に溶断するようになる。溶接縫合の幅が大きいほど、溶接縫合の抵抗が大きく、ヒューズFは速く溶断するようになる。溶接縫合の強度は、溶接縫合の幅の増大に伴って減少し得る。しかしながら、溶接縫合の厚さ及び長さは、第1の導体2a及び第2の導体2bに関係し得る。従って、溶接縫合の応答速度と強度、溶接縫合の長さ、幅及び厚さは、設計された過電流容量に従って決定し得る。
溶接縫合のサイズを調節することにより、短絡電流が約1700Aであれば溶断時間は約15sから30s、短絡電流が約4000Aであれば溶断時間は約0.5sから1sとし、伝導桿3が溶断時間内に間隙から完全に離れるようにしてもよい。溶接縫合の厚さが約0.8mmから1.2mmのとき、約1000Vの電圧の下でのヒューズFの破壊は防止される。従って、ヒューズFの耐電圧、破壊容量、応答速度、過電流容量及びその他のパラメーターは、電気自動車の使用時の要求をほぼ満たし得る。
本開示の実施形態に係るヒューズFの製造過程を以下に説明する。
まず、第1の導体2a、第2の導体2b及び伝導桿3を、設計されたサイズに従って用意する。
第1の導体2a、第2の導体2b及び伝導桿3は、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bの厚さと許容範囲を確保するような備品と共に組み立てられる。
伝導桿3は、スズ−銀−銅ハンダあるいはスズ−アンチモンハンダを用い、高周波ハンダづけにより、第1の導体2a及び第2の導体2bにそれぞれ溶接される。
第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bが互いに厚さ方向(図2における上下方向)で一致することを確保するため、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bは研磨されて平坦化される。
上部外板1及び下部外板5の結合面上の封止溝αには封止部材が満たされ、上部外板1及び下部外板5は第1の導体2a及び第2の導体2bとともに組み立てられ、そこで、伝導桿3の2つの端は、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bにそれぞれ装着される。
上部外板1及び下部外板5は、鋲7を介して、それぞれ、第1の導体2a及び第2の導体2bに結合される。
期間が経過した後、消弧剤が上部外板1及び下部外板2のプリセット孔(図示せず)を通じて空洞Qに充填され、消弧剤が空洞Qの空間のほぼ80%を占めた後、プリセット孔は封止される。
本開示の実施形態に係るヒューズFは、過電流あるいは過熱からの様々な保護回路及び電気自動車のためのパワーバッテリーのための保護装置に応用し得る。図8に示すように、ヒューズFはバッテリーモジュールと直列に接続される。ヒューズFは、まず第1のモジュールB1の側面の固定座に装着され、次いでヒューズFは、レーザー溶接あるいは機械的な接続手法により第1のモジュールB1に接続される。最後に、第2のモジュールB2の位置が調整され、レーザー溶接あるいは機械的な接続手法によりヒューズFが第2のモジュールB2に接続され、これにより第1のモジュールB1と第2のモジュールB2との間の電気的接続のみならずヒューズFの装着及び固定もまた実現される。
第1のモジュールB1と第2のモジュールB2との間に短絡が起きると、ヒューズFを通って流れる電流が大きくなり、第1の溶接縫合6a及び第2の溶接縫合6bにおけるハンダの温度が上昇して、2、3秒のうちにこれらの融点に達し、ないしはこれを超える。そして、第1の押圧ユニット4a及び第2の押圧ユニット4bが、伝導桿3を間隙から押し出す。図3に示すように、ヒューズFが溶断したとき、幅約0.8mmから1.2mmの間隙が、約1000Vの電圧の下でのヒューズFの破壊が起きないことを確保し、これにより、短絡を原因とするバッテリーモジュールの損壊を減らし、短絡を原因とする人及び環境への潜在的危険を回避する。
本開示の実施形態に係るヒューズFは、以下の利点を有する。
(1)ヒューズFは抵抗が小さく応答時間が中庸である。
たとえば、溶接縫合が伝導面積約80mm、長さ約1.6mmから約2.4mm、理論上の抵抗値約0.03ミリオーム及び実際の抵抗値約0.05から0.06ミリオームのとき、電流が約1700Aのときで溶断時間は約15sから30sであり、電流が約4500Aのときで溶断時間は約0.5sから1sである。単一のパワーバッテリーの短絡電流は10s以上にわたって4500A以上を保ち得るので、ヒューズFは、単一のパワーバッテリー及びパワーバッテリーモジュールの要求を満足し得る。
(2)ヒューズFはパルス電流の長時間の衝撃に耐え得る。
たとえば、自動車には異なる応用領域があるため、いくつかの特別な領域では、パルス電流温度調節システムが用いられ得る。パルス電流のI*I*t値が大きいため、従来型のヒューズは要求を満たさないことがある。本開示の実施形態に係るヒューズFは、内部抵抗が小さく、大容量のハンダを有し、単一パルスの条件下におけるハンダの瞬間的な温度上昇が低く、パルスの間欠期間内の熱交換により温度平衡が実現され得るため、本開示の実施形態に係るヒューズFはパルス電流の反復的な衝撃に効率的に耐える。
(3)アークを原因とする損壊が効率的に回避される。
溶接縫合の2個の導体が上部外板及び下部外板の中に封入され、このため空洞Qが良好な封止特性を有し得る。さらに、消弧剤が空洞Qに充填され,これによりアークを原因とする損壊が回避される。
(4)ヒューズFは過熱保護機能を有し得るもので、製造及び組立が簡潔にでき、コストが低い。
電流または外部温度が高すぎるとき、ハンダが融点に達し、ないしはこれを超え、ヒューズFが自動的に溶断して回路を保護する。その他、本開示の実施形態に係るヒューズFは、コストが低く、製造及び組立が簡潔にでき、ヒューズFの性能パラメーターは容易に調節できる。
この説明を通じて「実施形態」あるいは「いくつかの実施形態」に言及することは、実施形態ないし例に関して説明した特定の特徴、構造、材質あるいは特性が、この開示の少なくとも1個の実施形態ないし例に含まれる、ということを意味する。従って、この説明の様々な箇所を通じて「いくつかの実施形態において」といった語句が現れるがそれは必ずしも、この開示の同一の実施形態ないし例に言及するものではない。さらに、特定の特徴、構造、材質あるいは特性は、1個以上の実施形態ないし例に、適切な仕方で結びつけ得るものである。
説明上の実施形態を示して説明したが、この技術分野の通常の知識を有する者は、本開示の精神及び原理を逸脱することなく、請求の範囲及びその均等物の範囲にいずれも属するような変更、代替及び改良を行い得ることを理解されたい。
(関連出願の相互参照)
本願は、2010年4月29日に中華人民共和国国家知識産権局に出願された中国特許出願第201020183749.1号に基づく優先権及び利益を主張し、その全文を参照のためここに援用する。

Claims (14)

  1. 互いに結合されて空洞を画定する上部及び下部の各外板と、
    前記上部及び下部の各外板の間にそれぞれ配置される第1及び第2の導体であって、当該第1及び第2の導体の各第1の端はそれぞれ前記空洞内に配置され、互いに対向して両者間に間隙を画定し、当該第1及び第2の導体の各第2の端はそれぞれ前記空洞から外へ横方向に沿って延伸する、第1及び第2の導体と、
    一方の側面で、前記第1の導体の前記第1の端に、第1の溶接部を形成するように溶接されており、当該一方の側面の反対側の側面で、前記第2の導体の前記第1の端に、第2の溶接部を形成するように溶接されている伝導体であって、当該第1の溶接部及び当該第2の溶接部は、いずれも、当該伝導体、前記第1及び第2の導体のいずれの抵抗率より大きい抵抗率を有する伝導体と、
    前記上部及び下部の各外板のいずれかにそれぞれ装着される第1及び第2の押圧ユニットであって、前記横方向と直交する方向に互いに間隔をおいており、それぞれ前記伝導体の第1及び第2の端に接続され、通常時において前記伝導体を、前記間隙から離れる方向に押圧する第1及び第2の押圧ユニットと、
    を備えるヒューズ。
  2. 前記伝導体の抵抗率は前記第1及び第2の導体のそれに等しいか又はそれより大きい、
    請求項1に記載のヒューズ。
  3. 前記伝導体は、前記第1及び第2の溶接部がそれぞれハンダ付けによる溶接接続となるよう、前記第1及び第2の導体の各前記第1の端にそれぞれハンダ付けされる、
    請求項1に記載のヒューズ。
  4. 前記伝導体は、スズ−銀−銅ハンダ又はスズ−アンチモンハンダを用いて、前記第1及び第2の導体の各前記第1の端にそれぞれハンダ付けされる、
    請求項3に記載のヒューズ。
  5. 前記空洞は、消弧剤で満たされる、
    請求項1に記載のヒューズ。
  6. 前記消弧剤は、珪砂である、
    請求項5に記載のヒューズ。
  7. 前記第1及び第2の押圧ユニットの各々は、
    前記上部の外板及び前記下部の外板のいずれかに装着される固定的な円筒部と、
    前記固定的な円筒部の内部に可動的に嵌合する内側の端と、前記固定的な円筒部から延伸して前記伝導体に接続する外側の端と、を有する可動的な桿部と、
    前記固定的な円筒部内に配置され、前記可動的な桿部の前記内側の端と前記固定的な円筒部の底部との間に位置する弾性部材と、を備える、
    請求項1に記載のヒューズ。
  8. 前記第1及び第2の導体は前記上部の外板及び前記下部の外板にそれぞれ鋲止めされ、前記上部及び下部の各外板は互いに鋲止めされる、
    請求項1に記載のヒューズ。
  9. 前記第1及び第2の導体は前記上部及び下部の各外板にそれぞれボルトを介して接続され、前記上部及び下部の各外板は互いにボルトを介して接続される、
    請求項1に記載のヒューズ。
  10. 前記上部及び下部の各外板の少なくともいずれかは、その結合面に形成された封止溝を有しており、当該封止溝内には封止部材が配置される、
    請求項1に記載のヒューズ。
  11. 前記第1の導体の前記第1の端は前記第2の導体に近づく方向と直交する方向に短縮されて第1の短い部分を形成しており、前記第2の導体の前記第1の端は前記第1の導体に近づく方向と直交する方向に短縮されて第2の短い部分を形成しており、前記間隙は前記第1の短い部分と前記第2の短い部分との間に画定される、
    請求項1に記載のヒューズ。
  12. 前記第1及び第2の導体の双方はそれぞれ純銅板により作られている、
    請求項1に記載のヒューズ。
  13. 前記間隙の幅は2.0mmから3.5mmである、
    請求項1に記載のヒューズ。
  14. 前記伝導体は、前記第1及び第2の溶接部が前記伝導体を挟んで互いに対称となるよう、前記間隙の横方向における中央に位置する、
    請求項1に記載のヒューズ。
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