JP5501000B2 - 加硫体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、加硫体の製造方法に関するものである。
近年では、例えば下記特許文献1に示されるような、未加硫体が収容される加硫モールドと、加硫モールド内にガスを供給する第1供給経路と、第1供給経路に接続されるとともに加熱手段が配設され、第1供給経路に供給される前のガスを流通させて加熱する加熱経路と、第1供給経路と加熱経路とを連通、遮断する第1開閉バルブと、加熱経路とガス供給源とを接続する第2供給経路と、加熱経路とガス供給源とを連通、遮断する第2開閉バルブと、第2開閉バルブの開度を制御する制御手段と、を備える加硫機が知られている。
そして、この加硫機を用いた加硫体の製造方法においては、第1開閉バルブおよび第2開閉バルブを閉じた状態で、加熱経路内でガスを流通させることにより、該ガスを第1供給経路に供給する前に予め加熱する予備加熱工程と、該予備加熱工程で加熱したガスを、第1供給経路を通して加硫モールド内に供給し未加硫体を加硫する加硫工程と、を有している。
特開2008−162269号公報
しかしながら、前記従来の加硫機では、予備加熱工程時や加硫工程時にガスが熱膨張したときに、その体積膨張分を加熱経路内で吸収して所定の内圧に抑えることが困難で、第1開閉バルブや第2開閉バルブを開閉する場合があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、予備加熱工程時や加硫工程時のガスの熱膨張による体積膨張分を、特別な操作を行わず簡便に吸収することができる加硫体の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の加硫体の製造方法は、未加硫体を加硫して加硫体を製造する加硫体の製造方法であって、未加硫体が収容される加硫モールドと、該加硫モールド内にガスを供給する第1供給経路と、該第1供給経路に接続されるとともに加熱手段が配設され、この第1供給経路に供給される前のガスを流通させて加熱する加熱経路と、前記第1供給経路と加熱経路とを連通、遮断する第1開閉バルブと、前記加熱経路とガス供給源とを接続する第2供給経路と、前記加熱経路とガス供給源とを連通、遮断する第2開閉バルブと、を備える加硫機を用い、前記第1開閉バルブを閉じ、かつ前記第2開閉バルブを開いた状態で、前記加熱経路内でガスを流通させることにより、該ガスを前記第1供給経路に供給する前に予め加熱する予備加熱工程と、該予備加熱工程で加熱したガスを、前記第1供給経路を通して加硫モールド内に供給し未加硫体を加硫する加硫工程と、前記予備加熱工程の前に、第1供給経路と遮断された前記加熱経路内に第2供給経路を通してガス供給源からガスを供給した後に、このガスを、前記第2開閉バルブを閉じた状態で前記加熱経路内を流通させて加熱する準備工程と、を有し、前記予備加熱工程は、第2供給経路を通してガス供給源から前記加熱経路内に新たなガスを供給しながら、該加熱経路内でガスを流通させて加熱することを特徴とする。
この発明によれば、予備加熱工程時や加硫工程時にガスを流通させて加熱する加熱経路が、第2供給経路に連通されているので、加熱経路内のガスの熱膨張による体積膨張分を、第2開閉バルブを通して第2供給経路内で吸収することができる。したがって、ガスの熱膨張に併せて例えば前述の開閉バルブの開度を調整する等しなくても、前記体積膨張分を吸収して所定の内圧に抑えることが可能になり、加硫機の簡素化や低コスト化を図ることができる。
また、前記準備工程時に、加熱経路内のガスのみならず加硫機の全体をも加熱しておくことが可能になり、前記予備加熱工程時に、第2供給経路を通してガス供給源から加熱経路内に新たなガスを供給したときに、この新たなガスの温度を即座に高めて、加熱経路内の既存のガスの温度と同等にすることができる。したがって、加熱経路内に供給された新たなガスが加熱されるまでの時間を排除することが可能になり、加硫体を効率よく製造することができる。
ここで、前記加硫機は、前記加硫モールド内からガスが流出する流出経路を備え、該流出経路は前記加熱経路に接続されるとともに、該流出経路と前記加熱経路とを連通、遮断する第3開閉バルブが備えられ、前記加熱経路のうち、第1供給経路と流出経路とを、途中に前記加熱手段を介在させずに接続するバイパス部分を連通、遮断する副バルブを備え、前記加硫工程後に、前記第1開閉バルブ及び第3開閉バルブを開き、かつ前記副バルブを閉じてもよい。
この場合、前記加硫工程後に、第1開閉バルブおよび第3開閉バルブを開き、かつ副バルブを閉じておくことにより、加硫モールド内のガスは、流出経路および第3開閉バルブをこの順に通過した後、加熱経路内に流入したときに、加熱経路内のうち前記バイパス部分を通らずに加熱手段の配設部分を通って再加熱され、その後、第1開閉バルブおよび第1供給経路をこの順に通過して再度加硫モールドに供給されることとなる。したがって、加硫モールドから流出した低温のガスを再加熱して加硫モールドに再度供給することが可能になり、ガスを有効に再利用することができる。
また、前記未加硫体は未加硫タイヤとされ、前記加硫機は、前記加硫モールド内に収容された前記未加硫タイヤ内に前記ガスよりも圧力が低い低圧ガスを供給する低圧ガス供給経路を備えてもよい。
この場合、未加硫タイヤを低圧ガスにより膨張させて、その外面を前記加硫モールドの内面に押し付けた状態で、該未加硫タイヤが加硫される。
この発明に係る加硫体の製造方法によれば、予備加熱工程時や加硫工程時のガスの熱膨張による体積膨張分を、特別な操作を行わず簡便に吸収することができる。
本発明に係る一実施形態として示した加硫体の製造方法を実施するための加硫機を示す概略図である。
以下、本発明に係る加硫体の製造方法の一実施形態を、図1を参照しながら説明する。本実施形態では、加硫体としてタイヤを例に挙げて説明する。
加硫機1は、未加硫タイヤが収容される加硫モールド11と、加硫モールド11内にガスを供給する第1供給経路12と、第1供給経路12に接続されるとともに加熱手段13が配設され、第1供給経路12に供給される前のガスを流通させて加熱する加熱経路14と、第1供給経路12と加熱経路14とを連通、遮断する第1開閉バルブ15と、加熱経路14と高圧ガス供給源16とを接続する第2供給経路17と、加熱経路14と高圧ガス供給源16とを連通、遮断する第2開閉バルブ18と、加硫モールド11内からガスが流出する流出経路19と、を備えている。
前述のガスとしては、例えば窒素ガス等の不活性ガス、空気、あるいはこれらの混合体等が挙げられる。
図示の例では、流出経路19は加熱経路14に接続されるとともに、流出経路19と加熱経路14とを連通、遮断する第3開閉バルブ20が備えられている。
本実施形態では、加硫モールド11内に収容された未加硫タイヤ内に、前記ガスよりも圧力が低い低圧ガスを供給する低圧ガス供給経路21が備えられている。この低圧ガス供給経路21から未加硫タイヤの内側に低圧ガスを供給し、この未加硫タイヤを膨張させて、その外面を加硫モールド11の内面に押し付けた状態で、該未加硫タイヤを加硫するようになっている。図示の例では、低圧ガス供給経路21は、第1供給経路12に接続されていて、この低圧ガス供給経路21には、低圧ガス供給源30と第1供給経路12とを連通、遮断する第4開閉バルブ31が配設されている。
本実施形態では、加硫モールド11の内部に、内部が低圧ガス供給経路21に連通され、かつ未加硫タイヤ内に配置される膜状のブラダーが配設されている。ブラダーは、例えばブチルゴム等で伸縮自在に形成され、加硫時に未加硫タイヤ内で低圧ガスによりブラダーを膨張変形させることで、未加硫タイヤの外面が加硫モールド11の内面に押し付けられる。
加熱経路14には、ガスを流通させるブロワ22と、ガスの温度を測定する第1温度センサー23と、加熱経路14内のガスを加熱する加熱手段13と、第1温度センサー23により測定された加熱経路14内のガスの温度に基づいて、加熱手段13の設定温度を調整する図示されない制御部と、が配設されている。
ブロワ22は、ガスの流量を変えられるようになっている。ブロワ22は、加熱経路14内でガスを流通させたり、第1供給経路12を通してガスを加硫モールド11内に供給したり、あるいは加硫モールド11内からガスを流出経路19に流出させたりする。
図示の例では、加熱手段13は、加熱経路14において、ブロワ22に、加熱経路14内をガスが流れる方向Aの下流側に隣接する部分に配設され、第1温度センサー23は、加熱経路14において、加熱手段13に前記方向Aの下流側に隣接する部分に配設されている。これにより、加熱手段13を通過した直後のガスの温度に基づいて、加熱手段13の設定温度が調整される。
さらに、加熱経路14において第1温度センサー23に前記方向Aの下流側に隣接する部分と、第1供給経路12と、が第1開閉バルブ15を介して接続されている。
ここで本実施形態では、加熱経路14のうち、第1供給経路12と流出経路19とを、途中にブロワ22、第1温度センサー23および加熱手段13を介在させずに接続するバイパス部分14aを連通、遮断する副バルブ25、26が配設されている。
図示の例では、第1開閉バルブ15および第3開閉バルブ20はそれぞれ三方弁の一部とされ、副バルブ25、26と各別に一体に形成されている。また、バイパス部分14aは、加熱経路14において、第1供給経路12と流出経路19とを接続する2つの経路部分のうち、長さの短い短絡経路部分となっている。すなわち、ブロワ22、第1温度センサー23および加熱手段13は、加熱経路14の前記2つの経路部分のうち、長さの長い迂回経路部分に配設されている。
ここで、第2供給経路17は、加熱経路14のうち、第3開閉バルブ20よりも前記方向Aの下流側に位置する下流部分14bに接続されており、この第2供給経路17に第2開閉バルブ18が配設されている。さらに、この下流部分14bにおいて、第2供給経路17よりも前記方向Aの下流側に位置する部分に、排気経路27が接続されており、この排気経路27に第1排気弁28が配設されている。第1排気弁28は、いわゆるエアオペレートバルブとされ、加硫機1の稼動時には閉じ、停止時には開いて加熱経路14内の残圧が排気経路27を通して抜けるようになっている。また図示の例では、第1排気弁28には逆止弁が備えられており、ガスが加硫機1の外部から排気経路27内を逆流しても、そのガスが加熱経路14内に流入することを防止する。
流出経路19には、加硫モールド11から第3開閉バルブ20に向かうガスの流出方向の上流側から下流側に向けて、第2温度センサー32、圧力センサー33、および第2排気弁34がこの順に配設されている。
第2排気弁34は、流出経路19の内圧を大気圧と同等にすることが可能であり、前述のブラダーを採用した場合に、加硫工程後にブラダー内のガスがスムーズに排気され、また加硫機1の停止時に流出経路19内の残圧が抜けるようになっている。
第2温度センサー32は、加硫モールド11内から流出したガスの温度を測定することで、例えばタイヤの品質を監視する(QA)ためのものである。
圧力センサー33は、流出経路19の内圧を測定することで、例えばタイヤの品質を監視(QA)したり、安全のために残圧の有無を確認したり、あるいは加硫機の故障を監視したりする等のために用いられる。
次に、以上説明した加硫機1の作用について説明する。
まず、ブラダーを未加硫タイヤの内側に配置しながら、該未加硫タイヤを型開き状態にある加硫モールド11にセットする。
次に、第4開閉バルブ31を開いて、低圧ガスを、低圧ガス供給源30から低圧ガス供給経路21および第1供給経路12を通して、加硫モールド11内のブラダー内に供給し、該ブラダーを膨張変形させ、その外面を未加硫タイヤの内面に密接させるとともに、加硫モールド11を型締めする。なお、第4開閉バルブ31は、ブラダーの内圧が所定の大きさになったときに閉じられる。
このようにして未加硫タイヤを加硫モールド11に収容する一方、加熱経路14ではガスを予備加熱する。
まず、第1開閉バルブ15および第3開閉バルブ20を閉じ、かつ副バルブ25、26を開くことにより、加熱経路14をガスが循環可能な無端経路にする。次に、第2開閉バルブ18を開き、高圧のガスを、高圧ガス供給源16から第2供給経路17を通して加熱経路14内に供給する。そして、加熱経路14の内圧が所定の大きさになったときに、第2開閉バルブ18を閉じ、加熱経路14内へのガスの供給を一旦中止する。そして、ブロワ22および加熱手段13を作動させ、加熱経路14内でガスを流通させることにより、このガスを加熱経路14および第1供給経路12とともに加熱する(準備工程)。
次に、第1温度センサー23による測定温度が所定の高さを超えたときに、第1開閉バルブ15および第3開閉バルブ20は閉じたまま、第2開閉バルブ18を再度開き、第2供給経路17を通して高圧ガス供給源16から加熱経路14内に新たなガスを供給しながら、ブロワ22により加熱経路14内でガスを流通させて加熱する(予備加熱工程)。
そして、加熱経路14の内圧が前記準備工程時よりも高い所定の大きさになり、かつ第1温度センサー23による測定温度が所定の高さを超えたときに、加硫工程前の準備が完了となり、図示されない制御装置からの信号によって、第1開閉バルブ15および第3開閉バルブ20を開き、かつ副バルブ25、26を閉じる。これにより、加熱経路14内で加熱された高圧のガスが、第1供給経路12を通して加硫モールド11内に供給され、このガスによって、未加硫タイヤがその外面が加硫モールド11の内面に押し付けられた状態で加硫される(加硫工程)。
次にこのガスは、流出経路19を通して加硫モールド11の外部に流出され、第3開閉バルブ20を通過して加熱経路14内に流入する。このときガスは、加熱経路14内のうちバイパス部分14aに流入せず前記下流部分14bに流入することにより再加熱され、その後、再度第1供給経路12を通して加硫モールド11内に供給される。
なお、加熱経路14の内圧は、例えば図示されない制御装置のタイマー、若しくは加熱経路14に設けられた圧力センサー等により測定する。
以上説明したように、本実施形態による加硫機1によれば、予備加熱工程時や加硫工程時にガスを流通させて加熱する加熱経路14が、第2供給経路17に連通されているので、加熱経路14内のガスの熱膨張による体積膨張分を、第2開閉バルブ18を通して第2供給経路17内で吸収することができる。したがって、ガスの熱膨張に併せて例えば前述の開閉バルブの開度を調整する等しなくても、前記体積膨張分を吸収して所定の内圧に抑えることが可能になり、加硫機1の簡素化や低コスト化を図ることができる。
また、前記加硫工程後に、第1開閉バルブ15および第3開閉バルブ20を開き、かつ副バルブ25、26を閉じておくことにより、加硫モールド11から流出されたガスを加熱経路14内で再加熱した後に、加硫モールド11に再度供給するので、ガスを有効に再利用することが可能になり、製造の効率化を図ることができる。
さらに本実施形態による加硫体の製造方法によれば、前記予備加熱工程の前に前記準備工程を有するので、この準備工程時に、加熱経路14内のガスのみならず加硫機1の全体をも加熱しておくことが可能になる。したがって、前記予備加熱工程時に、第2供給経路17を通して高圧ガス供給源16から加熱経路14内に新たなガスを供給したときに、この新たなガスの温度を即座に高めて、加熱経路14内の既存のガスの温度と同等にすることができる。これにより、加熱経路14内に供給された新たなガスが加熱されるまでの時間を排除することが可能になり、加硫体を効率よく製造することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、流出経路19を加熱経路14に接続したが、分離してもよい。また、第3開閉バルブ20は設けなくてもよい。
前記実施形態では、加硫機1で加硫する加硫体としてタイヤを示したが、これに限らず他の加硫ゴム製品にも適用可能である。
また、第1開閉バルブ15および第3開閉バルブ20と、副バルブ25、26と、がそれぞれ一体に形成された三方弁を採用したが、第1開閉バルブ15、第3開閉バルブ20、および副バルブ25、26がそれぞれ別体とされた構成を採用してもよい。
さらに、前記実施形態では、ブロワ22、第1温度センサー23および加熱手段13を、加熱経路14の前記2つの経路部分のうち、長さの長い迂回経路部分に配設したが、これに代えて例えば、長さの短い短絡経路部分に配設してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
予備加熱工程時のガスの熱膨張による体積膨張分を、特別な操作を行わず簡便に吸収することができる。
1 加硫機
11 加硫モールド
12 第1供給経路
13 加熱手段
14 加熱経路
14a バイパス部分
15 第1開閉バルブ
16 高圧ガス供給源(ガス供給源)
17 第2供給経路
18 第2開閉バルブ
19 流出経路
20 第3開閉バルブ
21 低圧ガス供給経路
25、26 副バルブ

Claims (3)

  1. 未加硫体を加硫して加硫体を製造する加硫体の製造方法であって、
    未加硫体が収容される加硫モールドと、
    該加硫モールド内にガスを供給する第1供給経路と、
    該第1供給経路に接続されるとともに加熱手段が配設され、この第1供給経路に供給される前のガスを流通させて加熱する加熱経路と、
    前記第1供給経路と加熱経路とを連通、遮断する第1開閉バルブと、
    前記加熱経路とガス供給源とを接続する第2供給経路と、
    前記加熱経路とガス供給源とを連通、遮断する第2開閉バルブと、を備える加硫機を用い、
    前記第1開閉バルブを閉じ、かつ前記第2開閉バルブを開いた状態で、前記加熱経路内でガスを流通させることにより、該ガスを前記第1供給経路に供給する前に予め加熱する予備加熱工程と、
    該予備加熱工程で加熱したガスを、前記第1供給経路を通して加硫モールド内に供給し未加硫体を加硫する加硫工程と、
    前記予備加熱工程の前に、第1供給経路と遮断された前記加熱経路内に第2供給経路を通してガス供給源からガスを供給した後に、このガスを、前記第2開閉バルブを閉じた状態で前記加熱経路内を流通させて加熱する準備工程と、を有し、
    前記予備加熱工程は、第2供給経路を通してガス供給源から前記加熱経路内に新たなガスを供給しながら、該加熱経路内でガスを流通させて加熱することを特徴とする加硫体の製造方法。
  2. 請求項1記載の加硫体の製造方法であって、
    前記加硫機は、前記加硫モールド内からガスが流出する流出経路を備え、
    該流出経路は前記加熱経路に接続されるとともに、該流出経路と前記加熱経路とを連通、遮断する第3開閉バルブが備えられ、
    前記加熱経路のうち、第1供給経路と流出経路とを、途中に前記加熱手段を介在させずに接続するバイパス部分を連通、遮断する副バルブを備え
    前記加硫工程後に、前記第1開閉バルブ及び第3開閉バルブを開き、かつ前記副バルブを閉じることを特徴とする加硫体の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の加硫体の製造方法であって、
    前記未加硫体は未加硫タイヤとされ、
    前記加硫機は、前記加硫モールド内に収容された前記未加硫タイヤ内に前記ガスよりも圧力が低い低圧ガスを供給する低圧ガス供給経路を備えることを特徴とする加硫体の製造方法。
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