JP5500915B2 - 撮像装置及び露出制御方法 - Google Patents
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Description
複数の測光エリアを有し、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光手段と、
前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算手段と、
前記演算手段により重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御手段と、を有し、
前記決定手段は、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記複数の測光エリアのうち、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアで測光値を取得する撮影画面上の第1の領域より上側の領域の測光値を取得する測光エリアよりも、前記第1の領域より下側の領域の測光値を取得する測光エリアを多く含む第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定する。
続いてS19では、シャッター制御部21、シャッター駆動部22、レンズ絞り制御部25、絞り駆動部26では、露出演算部11で決定した露出制御値に基づいて、露出制御を行う。
図4は、本発明の第1の実施形態における、撮像装置の姿勢が横位置である場合にS17で行われる重み付け係数の決定手順を説明するための図である。
-0.05mm<def_in_12a≦0.05mm
-0.05mm<def_in_12b≦0.05mm
-0.05mm<def_in_12c≦0.05mm
この場合、図7(a)に示す表から、焦点検出エリア12a、12b、12cに対応する測光エリア(第1の測光エリア)の重み付け係数として、それぞれ、
k(2,4)=4
k(3,3)=4
k(3,5)=4
本第1の実施形態では、各測光エリアから、姿勢検知センサ14により検知された姿勢(横位置、時計回り縦位置、反時計回り縦位置のいずれか)において下方向にある所定数(ここでは2つ)の測光エリアにも同じ重み付け係数を適用する。図7(b)は、各姿勢において、同じ重み付け係数が適用される測光エリアの範囲を示している。焦点調節処理に用いる焦点検出エリアに対応する測光エリア1を(x,y)とすると、横位置の場合には、測光エリア2(x,y+1)及び測光エリア3(x,y+2)の2つの領域(第2の測光エリア)にも同じ重み付け係数を適用する。同様に、時計回り縦位置の場合には、測光エリア2(x+1,y)及び測光エリア3(x+2,y)に対して、反時計回り縦位置の場合には、測光エリア2(xー1,y)及び測光エリア3(xー2,y)に対して、同じ重み付け係数を適用する。なお、焦点検出エリアに対応する測光エリアの下方向にある所定数の測光エリアは、全て同じ重み付け係数でなくてもよく、焦点検出エリアに対応する測光エリアから近い測光エリアのほうが遠い測光エリアよりも重み付け係数が大きくなるようにしてもよい。また、焦点検出エリアに対応する測光エリアから離れるほど重み付け係数を小さくするか、全て同じ重み付け係数とするかを、基準となる測光エリアの重み付け係数の大きさに応じて変更してもよい。例えば、基準となる測光エリアの重み付け係数が所定値以下のときは、焦点検出エリアに対応する測光エリアから離れるほど重み付け係数を小さくすると重み付け係数が小さくなりすぎるため、全て同じ重み付け係数とする。
k(2,4)=k(2,5)=k(2,6)=4
k(3,3)=k(3,4)=4
k(3,5)=k(3,6)=k(3,7)=4
とする。
一方、焦点検出エリア12d〜12kに対応する測光領域についても、デフォーカス量に基づいて、図7(a)の表から重み付け係数を決定する。ただし、デフォーカス量の信頼度が予め設定された閾値以下の場合には、重み付け係数として、信頼度が閾値より大きい場合の重み付け係数よりも小さい値、例えば1にする。ここでは、焦点検出エリア12d〜12kのデフォーカス量の絶対値が大きいか、信頼度が低いものとし、具体的な数値はここでは挙げないが、図7(a)の表などから、重み付け係数が1であるものとする。この場合、焦点検出エリア12d〜12kに対応する測光領域及びその下方向にある2つの測光エリアも、重み付け係数を1とする。また、焦点検出エリア12a〜12k及びその下方向の2つの測光エリア以外(第1及び第2の測光エリア以外)の測光エリア(第3の測光エリア)は、重み付け係数として、上述した重み付け係数以下の値、例えば1とする。
k(2,4)=k(2,5)=k(2,6)=4
k(3,3)=k(3,4)=3
k(3,5)=k(3,6)=k(3,7)=2
次に、撮像装置の姿勢が時計回り縦位置の場合の重み付け係数の決定方法について、図5を参照して説明する。この場合、測光エリア(9,1)〜(9,7)が下側にあることになる。また、ここでは、焦点検出エリア12jのデフォーカス量が小さく、合焦近傍であることを示し、また、デフォーカス量の信頼度が100%に近いものとする。すなわち、焦点検出エリア12jのデフォーカス量def_in_12jが
-0.05mm<def_in_12j≦0.05mm
この場合、図7(a)に示す表から、焦点検出エリア12jに対応する測光エリア(7,5)(第1の測光エリア)の重み付け係数として、
k(7,5)=4
図5に示す例では、上述したように時計回り縦位置であるので、図7(b)にも示すように測光エリア(7,5)の下方向にある2つの測光エリア(第2の測光エリア)は(8,5)と(9,5)となる。これらの測光エリアにも、測光エリア(7,5)と同じ重み付け係数を適用する。即ち、
k(7,5)=k(8,5)=k(9,5)=4
焦点検出エリア12a〜12h及び12kに対応する測光領域についても、デフォーカス量に基づいて図7(a)の表から重み付け係数を決定する。ただし、デフォーカス量の信頼度が閾値以下の場合には、重み付け係数として、信頼度が閾値より大きい場合の重み付け係数よりも小さい値、例えば1にする。ここでは、焦点検出エリア12a〜12h及び12kのデフォーカス量が大きいか、信頼度が低いものとし、具体的な数値はここでは挙げないが、図7(a)の表などから、重み付け係数が1であるものとする。この場合、焦点検出エリア12a〜12h及び12kに対応する測光エリア及びその下方向にある2つの測光エリアも、重み付け係数を1とする。また、焦点検出エリア12a〜12h及び12k及びその下方向の2つの測光エリア以外(第1及び第2の測光エリア以外)の測光エリア(第3の測光エリア)は、重み付け係数として、上述した重み付け係数以下の値、例えば1とする。
図6は、本発明の第2の実施形態における、撮像装置の姿勢が横位置である場合にS17で行われる重み付け係数の別の決定手順を説明するための図である。
-0.05mm<def_in_12e≦0.05mm
この場合、図7(a)に示す表から、焦点検出エリア12eに対応する測光エリア(5、4)(第1の測光エリア)の重み付け係数として、
k(5,4)=4
ここでは、測光エリア(5,4)から一定の半径内にあり、且つ、測光エリア(5,4)よりも下ある測光エリアに対して、測光エリア(5,4)と同じ重み付け係数を設定する。同じ重み付け係数を設定する測光エリア(5,4)からの半径は、焦点距離及び距離情報によって変える。例えば、焦点距離f=50mmの撮影レンズの場合には、半径を測光エリア2つ分、焦点距離f=300mmの撮影レンズの場合には、半径を測光エリア4つ分、というようにする。これは、焦点距離が小さいほど画角が広角となり、撮像画面内に主たる被写体以外のものが入りやすくなるからであり、焦点距離が小さいほど半径を小さくすることで、主たる被写体以外のものに対して重み付けを大きくすることを軽減できる。
k(3,5)=k(4,5)=k(5,5)=k(6,5)=k(7,5)
=k(4,6)=k(5,6)=k(6,6)
=k(5,4)=4
一方、被写体が人物等であって、選択された焦点検出エリアに顔などが入っている場合に、その焦点検出エリアに隣接した下側の領域にも首あるいは胴体など、同じ被写体が存在する確率が高くなる。そのため、決められた半径内にある測光エリアについては、選択された測光エリアと同じ重み付け係数にすることで、焦点検出エリアに対応していない測光エリアの測光値を有効に利用することができるので、主たる被写体を良好な露出にすることができる。
k(5,4)=10
k(4,4)=k(6,4)=k(5,5)=k(5,3)=7
k(3,4)=k(7,4)=k(5,6)=k(5,2)=4
k(4,3)=k(6,3)=k(4,5)=k(6,5)=4
上記以外の測光エリアのk(j,i)=1
なお、全ての焦点検出エリアにおいてデフォーカス量が十分大きい場合、重点的に重み付けをかける測光エリアは中央付近の測光エリアでなくてもよい。例えば、ユーザーが選択した焦点検出エリアに対応した測光エリアを重点的に重み付けをかける測光エリアとしてもよい。これは、全ての焦点検出エリアにおいてデフォーカス量が十分大きい場合であっても、ユーザーには主たる被写体の位置が認識できている場合があるからである。
Claims (15)
- 複数の焦点検出エリアを有し、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出手段と、
複数の測光エリアを有し、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光手段と、
前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算手段と、
前記演算手段により重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御手段と、を有し、
前記決定手段は、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記複数の測光エリアのうち、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアで測光値を取得する撮影画面上の第1の領域より上側の領域の測光値を取得する測光エリアよりも、前記第1の領域より下側の領域の測光値を取得する測光エリアを多く含む第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段を更に有し、
前記第2の測光エリアは、前記姿勢検知手段により検知された前記撮像装置の姿勢に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記複数の焦点検出エリアのいずれかに対応する位置に配置された複数の測光エリアの中から前記第1の測光エリアを選択する選択手段を更に有し、
前記決定手段は、前記第1の測光エリアではない前記複数の焦点検出エリアのいずれかに対応する位置に配置された複数の測光エリアの重み付け係数を、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて決定することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記決定手段は、前記複数の焦点検出エリアのいずれかに対応する位置に配置された、前記第1の測光エリアではない複数の測光エリアのうち、前記第1の領域より上側の領域の測光値を取得する測光エリアの重み付け係数は、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて決定しないことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記決定手段は、前記複数の焦点検出エリアのいずれかに対応する位置に配置された、前記第1の測光エリアではない複数の測光エリアのうち、前記第1の領域より下側の領域の測光値を取得する測光エリアに対して、前記第1の測光エリアに近い測光エリアよりも前記第1の測光エリアから遠い測光エリアの重み付け係数を小さくすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記決定手段は、前記複数の焦点検出エリアのいずれかに対応する位置に配置された、前記第1の測光エリアではない複数の測光エリアのうち、前記第1の領域より下側の領域の測光値を取得する測光エリア及び前記第2の測光エリアを前記第1の測光エリアからの距離に応じて複数のグループに分け、同じグループに属する測光エリアは前記重み付け係数を同じ値にすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記決定手段は、前記第2の測光エリアに含まれる測光エリアのうち、前記第1の測光エリアに近い測光エリアよりも前記第1の測光エリアから遠い測光エリアの重み付け係数を小さくすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 複数の焦点検出エリアを有し、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出手段と、
複数の測光エリアを有し、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光手段と、
前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算手段と、
前記演算手段により重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御手段と、を有し、
前記決定手段は、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアで測光値を取得する撮影画面上の第1の領域より上側の領域に属する面積よりも、前記第1の領域より下側の領域のほうが測光対象とする面積が大きい第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする撮像装置。 - 複数の焦点検出エリアを有し、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出手段と、
複数の測光エリアを有し、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光手段と、
前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算手段と、
前記演算手段により重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御手段と、を有し、
前記決定手段は、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記複数の測光エリアのうち、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアより上側にある測光エリアよりも、前記第1の測光エリアより下側にある測光エリアを多く含む第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の測光エリアより下側の測光エリアとは、前記第1の測光エリアを用いて測光値を取得する撮影画面上の領域より下側の領域の測光値を取得する測光エリアのことを表すことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 複数の焦点検出エリアを有し、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出手段と、
複数の測光エリアを有し、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光手段と、
前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算手段と、
前記演算手段により重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御手段と、を有し、
前記決定手段は、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアより上側の面積よりも前記第1の測光エリアより下側の面積が大きい第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする撮像装置。 - 複数の焦点検出エリアを有する焦点検出手段が、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出工程と、
複数の測光エリアを有する測光手段が、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光工程と、
決定手段が、前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定工程と、
演算手段が、前記決定工程で決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算工程と、
露出制御手段が、前記演算工程で重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御工程と、を有し、
前記決定工程では、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記複数の測光エリアのうち、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアで測光値を取得する、撮影画面上の第1の領域より上側の領域の測光値を取得する測光エリアよりも、前記第1の領域より下側の領域の測光値を取得する測光エリアを多く含む第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする露出制御方法。 - 複数の焦点検出エリアを有する焦点検出手段が、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出工程と、
複数の測光エリアを有する測光手段が、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光工程と、
決定手段が、前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定工程と、
演算手段が、前記決定工程で決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算工程と、
露出制御手段が、前記演算工程で重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御工程と、を有し、
前記決定工程では、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアで測光値を取得する、撮影画面上の第1の領域より上側の領域に属する面積よりも、前記第1の領域より下側の領域のほうが測光対象とする面積が大きい第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする露出制御方法。 - 複数の焦点検出エリアを有する焦点検出手段が、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出工程と、
複数の測光エリアを有する測光手段が、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光工程と、
決定手段が前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定工程と、
演算手段が、前記決定工程で決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算工程と、
露出制御手段が、前記演算工程で重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御工程と、を有し、
前記決定工程では、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記複数の測光エリアのうち、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアより上側にある測光エリアよりも前記第1の測光エリアより下側にある測光エリアを多く含む第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする露出制御方法。 - 複数の焦点検出エリアを有する焦点検出手段が、該複数の焦点検出エリアそれぞれの焦点検出を行う焦点検出工程と、
複数の測光エリアを有する測光手段が、該複数の測光エリアそれぞれの測光値を検出する測光工程と、
決定手段が前記複数の測光エリアに対する重み付け係数を決定する決定工程と、
演算手段が、前記決定工程で決定された前記複数の測光エリアの重み付け係数と、前記複数の測光エリアの測光値とを用いて重み付け演算を行う演算工程と、
露出制御手段が、前記演算工程で重み付け演算して得られた測光値を用いて露出制御値を決定する露出制御工程と、を有し、
前記決定工程では、前記複数の測光エリアのうち、前記複数の焦点検出エリアの少なくとも1つに対応する位置に配置された第1の測光エリアに対して、対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定し、前記第1の測光エリアを含まないエリアであって、前記第1の測光エリアより上側の面積よりも前記第1の測光エリアより下側の面積が大きい第2の測光エリアに対して、前記第1の測光エリアの重み付け係数または前記第1の測光エリアに対応する焦点検出エリアの焦点検出結果を用いて前記重み付け係数を決定することを特徴とする露出制御方法。
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