JP5500897B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図1に示すように、遊技機1は、支持体2と、この支持体2に回転可能に枢支された扉体3とを備えている。支持体2は、上板2a、下板2b、側板2c,2dによって四辺を構成する枠体からなる。各板2a〜2dは、変形や歪みが生じにくい木材等を材質とするもので、略長方形状に囲繞空間が形成されるように連結金具によって連結されている。
そして、これら連結金具のうち、上板2aと側板2cとを連結する金具および側板2cと下板2bとを連結する金具には、一対のヒンジ4a,4bが、遊技機1の前面側に突出した位置で対面するように固定されている。
図1および図2からも明らかなように、透過部材保持枠5の上辺5aおよび下辺5bは、支持体2の上板2aおよび下板2bと長さを等しくしており、透過部材保持枠5を閉じて、支持体2および透過部材保持枠5が略平行になったとき(透過部材保持枠5が閉位置にあるとき)に、上辺5aが上板2aに、側辺5c,5dが側板2c,2dに、それらの外周面が面一の状態で重なる。したがって、遊技機1を正面から見たときに、支持体2の上板2aおよび側板2c,2dは、透過部材保持枠5に覆われて見えなくなる。ただし、側辺5c,5dは、側板2c,2dよりも短く形成されており、支持体2の下板2bが遊技機1の正面側に露出する。支持体2の下板2bは、上板2aや側板2c,2dに比べて厚く形成されており、その正面側に装飾部材15が固定されている。
遊技盤17の前面には、複数の釘や風車、遊技球が入球可能な各種の入賞口、演出用の役物等が設けられており、その略中央部分に形成された孔に演出用の液晶表示装置18が固定されている。透過部材保持枠5および遊技盤保持枠6が閉じられて遊技が可能な状態では、遊技盤17に所定の間隔を維持して略平行に透過部材7が対面するとともに、遊技盤17の前面が透過部材7によって覆われる。
また、上記遊技領域26には、複数の一般入賞口32が設けられている。これら各一般入賞口32には、一般入賞口検出SW32aが設けられており、この一般入賞口検出SW32aが遊技球の入球を検出すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。なお、本実施形態では、必要に応じてスイッチを「SW」と表記する。
なお、上記第1始動口30および第2始動口31には、遊技球の入球を検出する第1始動口検出SW30aおよび第2始動口検出SW31aがそれぞれ設けられており、これら検出SWが遊技球の入球を検出すると、後述する大当たり遊技を実行する権利獲得の抽選(以下、「大当たりの抽選」という)が行われる。また、検出SW30a、31aが遊技球の入球を検出した場合にも、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
上記大入賞口34のさらに下方、すなわち、遊技領域26の最下部には、一般入賞口32、第1始動口30、第2始動口31、および大入賞口34のいずれにも入球しなかった遊技球を排出するための排出口35が設けられている。
具体的には、上記遊技領域26の略中央部分には、液晶表示器(LCD)等からなる液晶表示装置18が設けられており、この液晶表示装置18の上方には、演出用役物装置36が設けられている。さらに、遊技盤17の上部位置および下部位置の双方には、演出用照明装置9が設けられている。
上記特別図柄表示装置40,41は、始動口30,31に遊技球が入球することを条件に行われる大当たり抽選の抽選結果を表示するためのものである。つまり、大当たり抽選の抽選結果に対応する特別図柄が複数設定されており、これらの特別図柄表示装置40,41に大当たり抽選の抽選結果に対応する特別図柄を停止表示することによって、抽選結果が遊技者に報知される。特別図柄表示装置40,41は、例えばそれぞれ複数のLEDで構成されており、大当たりに当選した場合には特定の複数のLEDが点灯し、ハズレであった場合にはそれに対応した特定のLEDが1つ点灯する。このようにして点灯することによって表される模様が特別図柄となるが、この特別図柄は、所定時間変動表示された後に、停止表示される。言い換えれば、特別図柄の変動表示が行われると必ず特別図柄の停止表示が行われ、大当たり抽選の抽選結果が報知される。また、本実施形態では、第1特別図柄表示装置40および第2特別図柄表示装置41における特別図柄の表示態様は同一のものとはしていない。すなわち、同じ種類の大当たりであっても、第1特別図柄表示装置40における特別図柄の表示態様と、第2特別図柄表示装置41における特別図柄の表示態様は異なるものとなる。このようにすると、遊技者が特別図柄表示装置40,41のいずれか一方の特別図柄の表示態様を覚えたとしても、他方の表示態様からは大当たり等の種類を把握することができないため、特別図柄の表示態様を分かりにくくできるという効果が得られる。なお、ハズレの場合にも複数のLEDを点灯させるものとすれば、ハズレか大当たりかを見極めにくくすることも可能となる。
これら両保留は、それぞれ上限留保個数を4個に設定し、その留保個数は、それぞれ第1保留表示器43と第2保留表示器44とに表示される。なお、第1保留(U1)が1つの場合には、第1保留表示器43の左側のLEDが点灯し、第1保留(U1)が2つの場合には、第1保留表示器43の2つのLEDが点灯する。また、第1保留(U1)が3つの場合には、第1保留表示器43の左側のLEDが点滅するとともに右側のLEDが点灯し、第1保留(U1)が4つの場合には、第1保留表示器22の2つのLEDが点滅する。また、第2保留表示器44においても、上記と同様に第2保留(U2)の留保個数が表示される。
高確率状態表示装置46はLEDで構成されており、モーニング(電源復旧時)において当該電源切断前に後述する高確率状態であることを条件に点灯する。一方、時短状態表示装置47もLEDで構成されているが、こちらはモーニング時に限らず電源が投入されていれば時短状態であることを条件に点灯する。
なお、RTC101eは、主制御基板101上に電池を設けて、かかる電池によって動作するようにしてもよい。また、RTC101eを設けずに、バックアップRAMとしての機能を有するメインRAM101cに設けたカウンタを、所定時間ごと(例えば4ms毎)にカウントアップすることによって時間を計時してもよい。
例えば、主制御基板101から受信したコマンドに基づいて演出モードを決定するための演出モード決定テーブル(図示しない)等がサブROM102bに記憶されている。
また、図示しない遊技球貸出装置(カードユニット)が払出制御基板103に接続されているか確認し、遊技球貸出装置(カードユニット)が接続されていれば、発射制御基板106に遊技球を発射させることを許可する発射制御データを送信する。
ここで、発射用ソレノイド4aの回転速度は、発射制御基板106に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射ソレノイドが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。
なお、本実施形態では、タッチセンサ3bからのタッチセンサ信号は、発射制御基板106が払出制御基板103と主制御基板101とを介して、演出制御基板102に送信されるようになっている。
すなわち、演出図柄画像やキャラクター画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAMに記憶させる。
図5は、遊技盤保持枠6に遊技盤17を装着させるときの様子を示す説明図であり、図6は、遊技盤保持枠6に遊技盤17が装着されたときの様子を示す説明図である。なお、図6では、遊技盤保持枠6の左側辺6c及び右側辺6d、遊技盤17のみを簡略化して示している。
「E<G、かつ、E+F>G」
という関係式が成り立つものとなっている。
これにより、湾曲辺B1の背面は左側辺6cにより支持されることとならないため、湾曲片B1は、内側(押え部A側から湾曲片B1の正面側に向けて)からも、外側(湾曲片B1の背面側から押え部A側に向けて)からも押圧することが可能な状態となる。したがって、湾曲片B1に上記内側あるいは上記外側から押圧する力が加えられたときには、該湾曲片B1に元の位置(以下「初期位置」という、図8参照)に戻ろうとする弾性力が生じることとなる。
一方、上記水平片A2と湾曲部Bの湾曲片B1とから形成される距離Y(具体的には、連結面Cと平行となる、水平片A2の横方向延長線上の点A21と湾曲片B1の最も押え部A側に湾曲した点B11とを結ぶ直線距離Y)は、上記遊技盤17の厚さWに比して短くなるように形成されている(すなわち「Y<W」で示される)。
これらのことから、上記距離X,Y、及び厚さWとは、
「Y<W<X」
という関係式で示されることとなる。したがって、遊技盤17を遊技盤止め具60aに嵌め込むときには、該遊技盤17(遊技盤17の背面)により湾曲片B1は、押え部A側から該湾曲片B1の背面側へ押圧された状態となる。このように湾曲片B1が押え部A側から該湾曲片B1の背面側へ押圧された状態は、遊技盤17が遊技盤保持枠6に装着されたとき(つまり、遊技盤17が遊技盤止め具60aに完全に嵌め込まれた状態)でも同様である。そして、これらのときには、湾曲片B1には初期位置(図8参照)に戻ろうとする弾性力が働くこととなるが、上記したように遊技盤17の厚さWと上記距離Yとの関係から、湾曲片B1が初期位置に完全に戻ることはできない。したがって、遊技盤17の背面は湾曲片B1の弾性力により常に押圧されることとなる。
また、本実施形態において、十字突起P及び棒状突起Rは、本発明における係合突起部に相当し、スライド孔61a,61bは、本発明における嵌合孔に相当する。
また、本実施形態において、十字突起Pをスライド孔61aに嵌合させたのち、S1からS2方向にスライドさせたときに、棒状突起Rがロック孔62aに嵌合することで遊技盤止め具60aが固定(ロック)される、ことが本発明における係合突起部を挿入したのちスライドさせて遊技盤係止部材を遊技盤保持枠に固定することに相当する。
2 支持体
2a 上板
2b 下板
2c,2d 側板
3 扉体
4a,4b ヒンジ
5 透過部材保持枠
5a 上辺
5b 下辺
5c,5d 側辺
6 遊技盤保持枠
6a 上辺
6b 下辺
6c 左側辺
6d 右側辺
7 透過部材
8 補強金具
9 演出用照明装置(装飾ランプ)
10 操作ハンドル
11 上皿
12 装飾部材
13 供給路
14 制御基板
15 装飾部材
16a,16b 枢支軸
17 遊技盤
18 液晶表示装置
19 音声出力装置(低音スピーカ)
20 発射装置
36 演出用役物装置
60a,60b 遊技盤止め具
60c,60d 遊技盤固定具
61a,61b スライド孔
62a,62b ロック孔
A 押え部
A1 傾斜片
A2 水平片
A3 中空
B 湾曲部
B1 水平片
B2 湾曲片
C 連結部
P 十字突起
Pa,Pb スライド溝
Q 凸部
R 棒状突起
Claims (3)
- 遊技盤を保持する遊技盤保持枠を有する遊技機であって、
該遊技盤保持枠に取り付けられるとともに、
前記遊技盤を前記遊技盤保持枠に装着するときには該遊技盤の一側端を係止し、前記遊技盤が前記遊技盤保持枠に装着されたときには該一側端の前面側を押止する押え部と、
該押え部側に湾曲した湾曲片を有し、前記遊技盤を前記遊技盤保持枠に装着するとき/装着されたときには該湾曲片により該遊技盤の前記一側端を背面側から押圧する湾曲部と、が連結部を介して一体に成型された合成樹脂から構成されてなる遊技盤係止部材を備え、
前記押え部は、中空形状を成していることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技盤係止部材には、
該遊技盤係止部材の背面に係合突起部が形成され、
前記遊技盤保持枠には、
該係合突起部を挿入したのちスライドさせて前記遊技盤係止部材を該遊技盤保持枠に固定する嵌合孔が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記遊技盤保持枠は、アルミニウムから構成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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