JP5499511B2 - 固定子、モータ及び圧縮機 - Google Patents
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Description
以下、図面に基づいて、本発明に係る固定子、モータ及び圧縮機の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧縮機の概略構成図である。2シリンダ型のCO2冷媒用ロータリ圧縮機1(圧縮機)は、アキュムレータ2から導入されるCO2冷媒を圧縮して、その上端部に配置された排出流路11から圧縮した圧縮冷媒を排出するものである。ロータリ圧縮機1は、図1に示すように、密閉ケーシング10と、密閉ケーシング10内に配置される駆動機構としてのモータ20と、このモータ20によって駆動される圧縮機構30とを備えている。このロータリ圧縮機1は、いわゆる高圧ドーム型の圧縮機であって、密閉ケーシング10内において、圧縮機構30がモータ20の下側に配置される。また、密閉ケーシング10の下部には、圧縮機構30の各摺動部に供給される潤滑油40が貯留されている。
モータ20は、シャフト50と、このシャフト50が回転可能に取り付けられたロータ51(回転子)と、このロータ51の径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ52(固定子)とを有している。ロータ51は、積層された電磁鋼板からなるロータ本体と、このロータ本体に埋設された磁石とを有している。ステータ52は、コア53と、このコア53の両端部のそれぞれに対向して配置されたインシュレータ54、55と、後述するコイル68〜73(電線)とを有している。
圧縮機構30は、駆動機構20のシャフト50の回転軸に沿って上から下に向かって、2重構造となっているフロントマフラ31と、フロントヘッド32と、フロントシリンダ33及びローラ34と、ミドルプレート35と、リアシリンダ36及びローラ37と、リアヘッド38と、リアマフラ39とを有している。
図2は、図1に示すステータ52の上面視図である。図3は、図1に示すインシュレータ54の上面視図である。図4は、相間絶縁紙82(仕切部材)の正面視図である。図2に示すように、ステータ52は、コア53の径方向内側に向けて突出すると共に、シャフト50の軸中心の周りに等間隔で環状に設けられた6つのティース56〜61(歯部)を有している。また、このようにして設けられたティース56〜61は、それぞれが略同一の形状に形成されている。
また、図3に示すように、インシュレータ54は、軸方向に各ティース56〜61と略同一の形状に形成された突出部62〜67を有している。そして、このように形成された各突出部62〜67には、図2に示すように、その先端部62a〜67aを除いて、各ティース56〜61と共に、コイル68〜73(電線)がそれぞれ巻回されている。なお、図3では図示を省略したが、図1に示すインシュレータ55についても、インシュレータ54と同様に、軸方向に各ティース56〜61と略同一の形状に形成された各突出部を有しており、各ティース56〜61と共に、コイル68〜73がそれぞれ巻回されている。
第1実施形態のロータリ圧縮機1には、以下のような特徴がある。
以下、本発明に係る固定子、モータ及び圧縮機の第2実施形態について説明する。この実施形態では、第1実施形態で説明した要素と同一の要素について同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図8は、ステータ152の上面視図である。図9は、ウェッジ85(仕切部材)の正面視図である。
図8に示すように、この実施形態のステータ152は、インシュレータ54の各突出部62〜67の各先端部62a〜67aに、ウェッジ85を保持するための保持溝が形成される点で、先に述べた第1実施形態のステータ52と相違する。また、図9に示すように、ウェッジ85は短冊形状に形成され、左端85a及び右端85bを有している。また、ウェッジ85の上端及び下端には、連結穴85c、85dがそれぞれ形成されている。
第2実施形態のロータリ圧縮機には、以下のような特徴がある。
20 モータ
51 ロータ(回転子)
52、152 ステータ(固定子)
53 コア
56〜61 ティース(歯部)
68〜73 コイル(電線)
82 相間絶縁紙(仕切部材)
82a、82b、85c、85d 連結穴
83、84、86 連結紐(連結部材)
85 ウェッジ(仕切部材)
Claims (4)
- 集中巻方式の固定子であって、
環状に配列されかつ電線を巻回するための複数の歯部を有するコアと、
隣り合う2つの前記歯部間にそれぞれ配置された複数の仕切部材と、
前記仕切部材に形成された連結穴を介して当該複数の仕切部材の全てを連結する連結部材とを備え、
前記連結部材は、前記仕切部材と別体である第1連結紐および第2連結紐であって、
前記複数の仕切部材の一端が前記第1連結紐によって連結されると共に、前記複数の仕切部材の他端が前記第2連結紐によって連結されることを特徴とする固定子。 - 請求項1に記載の固定子と、
前記コアの内側に配置された回転子とを備えることを特徴とするモータ。 - 請求項2記載のモータを備えたことを特徴とする圧縮機。
- CO2冷媒を圧縮することを特徴とする請求項3記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
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JP2009095118A JP5499511B2 (ja) | 2009-04-09 | 2009-04-09 | 固定子、モータ及び圧縮機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009095118A JP5499511B2 (ja) | 2009-04-09 | 2009-04-09 | 固定子、モータ及び圧縮機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2010246338A JP2010246338A (ja) | 2010-10-28 |
JP5499511B2 true JP5499511B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=43098751
Family Applications (1)
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JP2009095118A Active JP5499511B2 (ja) | 2009-04-09 | 2009-04-09 | 固定子、モータ及び圧縮機 |
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2009
- 2009-04-09 JP JP2009095118A patent/JP5499511B2/ja active Active
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