JP5498902B2 - 生体情報計測システム - Google Patents

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Description

本発明は、生体情報の計測および認証情報の取得を行う複数の生体計測装置を備える生体情報計測システムに関する。
特許文献1には、生体情報を計測するとともに認証情報を取得する認証情報入力手段を備える生体計測装置が記載されている。この生体計測装置によれば、生体情報の計測に先駆けて個人認証を行うことにより、予め設定されたユーザ毎の計測項目に基づいて生体情報の計測を簡便に行うことができる。
特開2005−168720号公報
ところで、1人のユーザが複数の生体計測装置を使用する場合、各生体計測装置に当該ユーザの基礎情報を記憶する必要がある。このため、生体情報の計測のためにユーザにかかる負担が大きくなる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、個人認証を行う生体計測装置を使用するときのユーザの負担が大きくなることを抑制することのできる生体情報計測システムを提供することにある。
〔1〕本生体情報計測システムの独立した一形態は、次の事項を含む。生体情報の計測および認証情報の取得を行う複数の生体計測装置、および、ネットワークを介して前記複数の生体計測装置と接続されるサーバを含む生体情報計測システムであって、前記サーバは、認証処理および報知処理を実行し、前記認証処理は、前記複数の生体計測装置のそれぞれから送信される前記認証情報と、記憶されている基礎情報とを対比して個人認証する処理であり、前記報知処理は、ユーザ毎に記憶されている生体情報の計測結果に基づいて、ユーザ毎に生体情報の計測を促す処理であって、個人認証が完了したユーザについて、最後に生体情報が計測されてから経過した期間である未計測期間が判定期間以上のとき、ユーザ毎に生体情報の計測を促す処理である。
〔2〕前記生体情報計測システムに従属する一形態によれば、前記複数の生体計測装置は、互いに異なる種類の生体情報を計測する。
〔3〕前記生体情報計測システムに従属する一形態によれば、前記報知処理は、ユーザ毎かつ前記互いに異なる種類の生体情報毎に生体情報の計測を促す処理である。
〔4〕前記生体情報計測システムに従属する一形態によれば、前記生体情報計測システムは、報知装置をさらに含み、前記サーバは、前記報知処理を実行することにより、生体情報の計測を促す旨の報知信号を前記報知装置に送信し、前記報知装置は、前記複数の生体計測装置とは別に構成された装置であって、前記サーバから送信された前記報知信号に基づいて所定の報知動作を行う。
〔5〕前記生体情報計測システムに従属する一形態によれば、前記複数の生体計測装置のうちの1つは、血圧計測装置であり、前記サーバは、ユーザの血圧が高血圧であることを、記憶されている血圧の計測結果に基づいて判定したとき、前記報知処理において用いる判定期間をユーザの血圧が正常血圧であるときに設定される判定期間よりも短くする。
〔6〕前記生体情報計測システムに従属する一形態によれば、前記複数の生体計測装置のうちの1つは、血圧計測装置であり、前記サーバは、ユーザの血圧が安定していないことを、記憶されている複数回の血圧の計測結果に基づいて判定したとき、前記報知処理において用いる判定期間を、ユーザの血圧が安定しているときに設定される判定期間よりも短くする。
〔7〕前記生体情報計測システムに従属する一形態によれば、前記認証情報は、ユーザの画像情報を含む。
本発明によれば、個人認証を行う生体計測装置を使用するときのユーザの負担が大きくなることを抑制することのできる生体情報計測システムを提供することができる。
第1実施形態の生体情報計測システムのブロック図。 第2実施形態の生体情報計測システムのブロック図。 第2実施形態の血圧計測装置による報知動作を示す模式図。
(第1実施形態)
図1を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。この実施形態では、複数の世帯のそれぞれに配置される生体計測装置と、各世帯とは別の場所に配置されるサーバと、これら複数の生体計測装置およびサーバを互いに接続するネットワークとを含む形態で生体情報計測システムを具体化した例を示している。
生体情報計測システム1は、生体計測装置としての複数の血圧計測装置10と、各世帯50のユーザの個人認証を一括して行うサーバ30と、サーバ30からの信号に基づいて各ユーザに対して報知動作を行う報知装置40とを含む。また、サーバ30と各血圧計測装置10および各報知装置40とを互いに接続するネットワークNを含む。血圧計測装置10および報知装置40は、各世帯50に設けられている。
血圧計測装置10は、生体情報としての血圧を計測する計測部11と、個人認証に用いられる認証情報を取得する画像センサ12と、各種の情報を表示する表示部13と、ユーザが操作するための操作部14と、各種の演算処理を行う制御部15とを含む。計測部11は、内部の圧力(以下、「カフ圧」)を制御することのできるカフを含む。
サーバ30は、個人認証に用いられる基礎情報を記憶する基礎情報記憶部31と、各血圧計測装置10から送信された計測結果を記憶する計測情報記憶部32と、個人認証をはじめとする各種の演算処理を行う制御部33とを含む。
報知装置40は、個人認証に用いられる認証情報を取得する画像センサ41と、各種の情報を表示する表示部42と、各種の演算処理を行う制御部43とを含む。ここでは、報知装置40としてテレビに組み込まれる形態のものが用いられている。このため、テレビの画面が報知装置40の表示部42として兼用される。
サーバ30と各世帯50との通信態様について説明する。
第1の世帯50AのユーザAにより同世帯50Aの血圧計測装置10が使用されるとき、個人認証に用いられるユーザAの認証情報、および同装置10による血圧の計測結果がネットワークNを介してサーバ30に送信される。
第2の世帯50BのユーザBにより同世帯50Bの血圧計測装置10が使用されるとき、個人認証に用いられるユーザBの認証情報および同装置10による血圧の計測結果がネットワークNを介してサーバ30に送信される。
また、上記の各世帯50の血圧計測装置10とは別の世帯50の血圧計測装置10も同様に、その世帯50のユーザにより使用されるときには上記の各情報をサーバ30に送信する。
生体情報計測システム1において行われる各処理の内容について説明する。
生体情報計測システム1では、サーバ30により「認証処理」および「報知処理」および「変更処理」および「判定処理」が、また各血圧計測装置10により「計測処理」が、報知装置40により「報知動作」が行われる。
(a)認証処理では、血圧計測装置10の画像センサ12により取得された認証情報に基づいて個人認証を行う「計測認証処理」と、報知装置40の画像センサ41により取得された認証情報に基づいて個人認証を行う「報知認証処理」とを行う。
(b)計測認証処理では、血圧計測装置10の画像センサ12により取得された認証情報としてのユーザの顔の画像情報と、サーバ30の基礎情報記憶部31に記憶されている複数のユーザの基礎情報とを照合し、血圧計測装置10を使用するユーザを特定する。すなわち、認証情報と基礎情報とに基づいて、血圧の計測を行うユーザの個人認証を行う。
(c)報知認証処理では、報知装置40の画像センサ41により取得された認証情報としてのユーザの顔の画像情報と、サーバ30の基礎情報記憶部31に記憶されている複数のユーザの基礎情報とを照合し、報知装置40の付近にいるユーザを特定する。すなわち、認証情報と基礎情報とに基づいて、報知動作の対象とするユーザの個人認証を行う。
(d)判定処理では、報知認証処理によりユーザの個人認証が行われたとき、同ユーザについて最後に血圧の計測が行われてからの経過期間(以下、「未計測期間TN」)が判定期間TX以上か否かを判定する。
(e)報知処理では、判定処理により未計測期間TNが判定期間TX以上の旨が判定されたとき、ユーザに対して血圧の計測を促すための報知動作を行う。すなわち、最後に血圧の計測が行われてから一定期間以上にわたり血圧の計測が行われてないとき、その旨をユーザに報知するための報知動作を行う。
(f)変更処理では、計測情報記憶部32に記憶されているユーザの血圧の計測結果に基づいて、判定期間TXを各ユーザの血圧の状態に応じて変更する。この変更処理は、血圧計測装置10により血圧の計測が行われる毎に行われる。
(g)計測処理では、血圧計測装置10の計測部11により計測された血圧を同装置10の表示部13に表示するとともに、計測された血圧値と計測が行われた日時とを関連付けてサーバ30に送信する。
基礎情報の取得は以下の各処理の順に行われる。
(処理A1)血圧計測装置10の画像センサ12は、ユーザにより操作部14が操作されたことにより、基礎情報を登録するためのモードが開始されたとき、ユーザの顔の画像情報を取得する。
(処理A2)血圧計測装置10の制御部15は、画像センサ12により取得されたユーザの顔の画像情報を基礎情報として取り扱い、この基礎情報をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理A3)サーバ30の制御部33は、血圧計測装置10から送信されたユーザの顔の画像情報を受信したとき、この画像情報を基礎情報として基礎情報記憶部31に記憶する。
個人認証は以下の各処理の順に行われる。
(処理B1)血圧計測装置10の画像センサ12は、ユーザにより操作部14が操作されたことにより、血圧を計測するためのモードが開始されたとき、認証情報としてのユーザの顔の画像情報を取得する。
(処理B2)血圧計測装置10の制御部15は、画像センサ12により取得されたユーザの顔の画像情報を認証情報として取り扱い、この認証情報をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理B3)サーバ30の制御部33は、血圧計測装置10から送信されたユーザの顔の画像情報を受信したとき、認証情報としての同画像情報と基礎情報記憶部31に記憶されているユーザ毎の基礎情報とを照合する。そして、認証情報と一致する基礎情報があるとき、この基礎情報に対応したユーザがそのときの血圧計測装置10のユーザである旨判定する。
血圧計測は以下の各処理の順に行われる。
(処理C1)血圧計測装置10の制御部15は、ユーザにより操作部14が操作されたことにより、血圧を計測するためのモードが開始されたとき、その旨を示す信号をサーバ30に送信する。
(処理C2)サーバ30の制御部33は、血圧計測装置10からの上記信号を受信したとき、個人認証により特定したユーザについての血圧の計測結果を血圧計測装置10に送信する。
(処理C3)血圧計測装置10の制御部15は、サーバ30から送信された血圧の計測結果に基づいて計測部11の測定開始時のカフ圧を設定する。測定開始時のカフ圧がユーザの最高血圧に対して過度に大きいときには、カフ圧の上昇にかかる時間が長くなることにより血圧の計測にかかる時間が長くなる。一方、測定開始時のカフ圧がユーザの最高血圧よりも低いときには、血圧を適切に計測することができない。そこで制御部15は、過去の計測結果に基づいて、今回の血圧計測時のユーザの最高血圧よりも高くかつ同血圧との差が小さいと予測される測定開始時のカフ圧を算出し、これに基づいて今回の血圧計測のためのカフ圧を設定する。
(処理C4)血圧計測装置10の制御部15は、上記の処理C3において設定したカフ圧に基づいて実際のカフ圧を制御し、ユーザの血圧を計測する。そして、計測部11による血圧の計測が完了した後、計測結果をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理C5)サーバ30の制御部33は、受信した血圧の計測結果を該当ユーザの今回の計測結果として計測情報記憶部32に記憶する。血圧の計測結果は、計測が行われた日時と関連付けられてユーザ毎に記憶される。
変更処理の内容について説明する。
サーバ30の制御部33は、下記の(条件X)および(条件Y)に基づいて計測期間を設定する。(条件X)および(条件Y)により設定される計測間隔が互いに異なる場合には、短い方の計測間隔が小さい方を今回の報知処理のための計測期間として用いる。
(条件X)最後の血圧の計測結果に基づいて、ユーザの血圧が高血圧および正常血圧のいずれであるかを判定する。そして、高血圧の旨判定したときには判定期間TXを相対的に短くし、正常血圧の旨判定したときには判定期間TXを相対的に長くする。
条件Xに基づく判定期間TXの具体的な設定態様の一例を以下に示す。
・最高血圧値140mmHg以上かつ最低血圧値90mmHg以上のとき、ユーザの血圧が高血圧の旨判定し、血圧の計測を促す間隔を1日に設定する。すなわち、報知処理に用いる判定期間TXを1日に設定する。
・最高血圧値および最低血圧値が上記の条件を満たさないとき、ユーザの血圧が正常血圧の旨判定し、血圧の計測を促す間隔を1週間に設定する。すなわち、報知処理に用いる判定期間TXを1週間に設定する。
(条件Y)最近の同時間帯に得られた複数の血圧の計測結果に基づいて、同ユーザの最近の血圧値が安定しているか否かを判定する。そして、最近の血圧値が不安定である旨判定したときには判定期間TXを相対的に短くし、最近の血圧値が安定している旨判定したときには判定期間TXを相対的に長くする。
条件Yに基づく判定期間TXの具体的な設定態様の一例を以下に示す。
・最近の午前中に計測された7回分の最高血圧の標準偏差が5mmHg以上のとき、ユーザの血圧値が不安定である旨判定し、血圧の計測を促す間隔を1日に設定する。
・最近の午前中に計測された7回分の最高血圧の標準偏差が5mmHg未満のとき、ユーザの血圧値が安定している旨判定し、血圧の計測を促す間隔を1週間に設定する。
報知動作は以下の各処理を経て行われる。
(処理D1)報知装置40の画像センサ41は、検出領域内においてユーザを検出したとき、同ユーザの顔の画像情報を取得する。
(処理D2)報知装置40の制御部43は、画像センサ41により取得されたユーザの顔の画像情報を認証情報として取り扱い、この認証情報をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理D3)サーバ30の制御部33は、血圧計測装置10から送信されたユーザの顔の画像情報を受信したとき、認証情報としての同画像情報と基礎情報記憶部31に記憶されているユーザ毎の基礎情報とを照合する。そして、認証情報と一致する基礎情報があるとき、この基礎情報に対応したユーザがそのときの報知装置40に検出されたユーザである旨判定する。
(処理D4)サーバ30の制御部33は、最後に血圧が計測されてから報知装置40による今回の個人認証の完了までの期間を未計測期間TNとして、未計測期間TNが判定期間TX以下であるか否かを判定する。未計測期間TNが判定期間TXより大きい旨判定したとき、血圧の計測を促すメッセージを作成し、このメッセージを表示する旨の指令信号を報知装置40に送信する。
(処理D5)報知装置40の制御部43は、サーバ30から指令信号を受信したとき、報知動作として表示部42にメッセージを表示する。例えば、血圧の判定期間TXが1週間に設定されている場合かつ未計測期間TNが1週間よりも長い場合、「あなたが最後に血圧を計測してから1週間が経過しています。血圧を計測してください。」というメッセージが表示部42に表示される。
本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)生体情報計測システム1においては、各血圧計測装置10のユーザの基礎情報を記憶するための基礎情報記憶部31をサーバ30に備えるとともに、各血圧計測装置10を使用するユーザの基礎情報を基礎情報記憶部31に記憶する。これにより、ユーザはサーバ30への基礎情報の登録を1回行うことにより、各血圧計測装置10を使用することが可能となる。すなわち、血圧計測装置10毎に基礎情報の登録作業を行う必要がない。
このように、本実施形態の生体情報計測システム1によれば、個人認証を行う生体計測装置を使用するときにユーザにかかる負担が大きくなることを抑制することができる。なお、サーバ30への基礎情報の登録方法としては、血圧計測装置10を経由して登録する方法およびサーバ30に直接的に登録する方法を選択することができる。
(2)生体情報計測システム1においては、上記のとおり各ユーザの基礎情報をサーバ30に一括して記憶しているため、各血圧計測装置10に基礎情報を記憶するための記憶領域を確保する必要がない。これにより、個人認証機能を持たせたことに起因して、各血圧計測装置10の記憶容量が過度に大きくなることを抑制することができる。
(3)生体情報計測システム1においては、各血圧計測装置10のそれぞれから送信される認証情報と記憶されている基礎情報とを対比して個人認証する認証処理をサーバ30により行う。すなわち、各血圧計測装置10のユーザの個人認証をサーバ30により一括して行う。これにより、血圧計測装置10毎に個別に個人認証を行うと比較して、認証結果にばらつきが生じることを抑制することができる。
(4)生体情報計測システム1においては、ユーザ毎に血圧の計測を促す報知処理をサーバ30により行う。このため、各ユーザが長期間にわたり血圧の計測を忘れることを抑制することができる。また、ユーザ毎に適切なタイミングで血圧の計測を促すことができる。
(5)生体情報計測システム1は、血圧計測装置10とは各別に設けられて報知動作を行う報知装置40を備えている。通常、血圧計測装置10はユーザが血圧の計測を行うときに起動されるため、報知装置40が設けられていない生体情報計測システムにおいては、ユーザが血圧の計測を行うときしか血圧の計測を促すことができない。
この点、本実施形態の生体情報計測システム1の上記構成によれば、血圧計測装置10が起動されなくとも報知装置40により報知動作が行われるため、ユーザに血圧の計測を促す機会を増やすことができる。
(6)生体情報計測システム1においては、世帯50内のユーザが日常目にする場所に報知装置40が設けられるとともに、報知装置40の画像センサ41によりユーザが検出される毎に報知動作が行われる。これにより、報知装置40を常に起動させておくことにより、ユーザに血圧の計測を促す機会を増やすことができる。
(7)サーバ30は、血圧の計測結果に基づいて設定される判定期間TXと未計測期間TNとの比較に基づいて、ユーザ毎に生体情報の計測を促す報知処理を行う。一方、血圧の計測間隔が過度に長いときには、体調や体質の大きな変化を見逃すおそれが高くなる。また、血圧の計測間隔が過度に短いときには、血圧の計測にかかるユーザの負担が大きくなるおそれがある。
この点、本実施形態のサーバ30の上記構成によれば、血圧の計測結果に基づいて設定される判定期間TX毎に報知動作が行われるため、すなわちユーザの体調を反映した間隔毎に報知動作が行われるため、上述した問題の発生を抑制することができる。また、報知動作が行われる毎にユーザにより血圧の計測が行われる場合には、少なくとも判定期間TX毎に血圧の計測結果が得られるため、自身の血圧の変化傾向をユーザに対して適切に認識させることができる。
(8)サーバ30は、個人認証が完了したユーザについて、未計測期間TNが判定期間TX以上のときに報知処理を行う。このため、ユーザの血圧の計測が最後の計測から判定期間TX以上にわたり行われない状況が生じる頻度を少なくすることができる。
(9)サーバ30は、記憶されている血圧の計測結果に基づいてユーザの血圧値が高血圧の旨判定したとき、同ユーザの血圧値が正常血圧の旨判定したときよりも判定期間TXを短くする。これにより、正常血圧のユーザと比較して、高血圧のユーザに対して血圧の計測を促す頻度が高くなるため、同ユーザの健康管理に貢献することができる。また、高血圧のユーザと比較して、正常血圧のユーザに対して血圧の計測を促す頻度が低くなるため、同ユーザの血圧の計測にかかる負担を低減することができる。
(10)サーバ30は、記憶されている複数の血圧の計測結果に基づいてユーザの血圧が不安定の旨判定したとき、同ユーザの血圧が安定している旨判定したときよりも判定期間TXを短くする。これにより、血圧が安定しているユーザと比較して、血圧が不安定なユーザに対して血圧の計測を促す頻度が高くなるため、同ユーザの健康管理に貢献することができる。また、血圧が不安定なユーザと比較して、血圧が安定しているユーザに対して血圧の計測を促す頻度が低くなるため、同ユーザの血圧の計測にかかる負担を低減することができる。
(11)生体情報計測システム1においては、認証情報としてユーザの画像情報を取得するとともにサーバ30に個人認証のための基礎情報を記憶している。一方、認証情報として画像情報を用いることにより、ユーザが名前を入力するなどの操作により個人認証する場合と比較してユーザの手間が少なくなる。しかし、認証情報として画像情報を用いる場合には、基礎情報を記憶しておくために必要となる記憶容量が大きくなる。
この点、本実施形態の生体情報計測システム1の上記構成によれば、個人認証にかかるユーザの手間を少なくするとともに、各血圧計測装置10の記憶容量が大きくなることを抑制することができる。
(第2実施形態)
図2および図3を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態の生体情報計測システム1では、血圧計測装置10とは各別に報知装置40が各世帯50に設けられる構成を採用している。これに対して本実施形態の生体情報計測システム1では、第1実施形態のシステムから報知装置40を省略するとともに、生体計測装置として血圧計測装置10に加えて体重計測装置20を含む構成を採用している。
以下にこの変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を適宜省略する。
図2に示されるように、生体情報計測システム1は、生体計測装置としての複数の血圧計測装置10および生体計測装置としての複数の体重計測装置20と、各世帯50のユーザの個人認証を一括して行うサーバ30とを含む。また、サーバ30と各血圧計測装置10および各体重計測装置20とを互いに接続するネットワークNを含む。血圧計測装置10および体重計測装置20は、各世帯50に備えられている。
体重計測装置20は、生体情報としての体重を計測する計測部21と、個人認証に用いられる認証情報を取得する画像センサ22と、各種の情報を表示する表示部23と、ユーザが操作するための操作部24と、各種の演算処理を行う制御部25とを含む。計測部21は、重力センサにより構成される。
サーバ30と各世帯50との間の通信態様について説明する。
第1の世帯50AのユーザAにより同世帯50Aの体重計測装置20が使用されるとき、個人認証に用いられるユーザAの認証情報、および同装置20による体重の計測結果がネットワークNを介してサーバ30に送信される。
第2の世帯50BのユーザBにより同世帯50Bの体重計測装置20が使用されるとき、個人認証に用いられるユーザBの認証情報および同装置20による体重の計測結果がネットワークNを介してサーバ30に送信される。
また、上記の各世帯50の体重計測装置20とは別の他の世帯50の体重計測装置20も同様に、その世帯50のユーザにより使用されるときには上記の各情報をサーバ30に送信する。
生体情報計測システム1において行われる各処理の内容について説明する。
生体情報計測システム1では、サーバ30により「認証処理」および「報知処理」および「変更処理」および「判定処理」が、また各血圧計測装置10により「血圧計測処理」が、また各体重計測装置20により「体重計測処理」が行われる。また、各血圧計測装置10により「体重計測報知動作」が、また各体重計測装置20により「血圧計測報知動作」が行われる。
(a)認証処理では、血圧計測装置10の画像センサ12により取得された認証情報に基づいて個人認証を行う「血圧計測認証処理」と、体重計測装置20の画像センサ22により取得された認証情報に基づいて個人認証を行う「体重計測認証処理」とを行う。なお、これらの認証処理は、各ユーザに対して報知動作を行うための第1実施形態の報知認証処理を含むものに相当する。
(b)血圧計測認証処理では、血圧計測装置10の画像センサ12により取得された認証情報としてのユーザの顔の画像情報と、サーバ30の基礎情報記憶部31に記憶されている複数のユーザの基礎情報とを照合し、血圧計測装置10を使用するユーザを特定する。すなわち、認証情報と基礎情報とに基づいて、血圧の計測を行うユーザの個人認証を行う。
(c)体重計測認証処理では、体重計測装置20の画像センサ22により取得された認証情報としてのユーザの顔の画像情報と、サーバ30の基礎情報記憶部31に記憶されている複数のユーザの基礎情報とを照合し、体重計測装置20を使用するユーザを特定する。すなわち、認証情報と基礎情報とに基づいて、体重の計測を行うユーザの個人認証を行う。
(d)判定処理では、体重計測装置20により血圧の計測を促す報知動作を行うための「血圧計測判定処理」と、血圧計測装置10により体重の計測を促す報知動作を行うための「体重計測判定処理」とを行う。
(e)血圧計測判定処理では、体重計測認証処理によりユーザの個人認証が行われたとき、同ユーザについて最後に血圧の計測が行われてからの経過期間(以下、「血圧未計測期間TNA」)が血圧計測判定期間TXA以上か否かを判定する。
(f)体重計測判定処理では、血圧計測認証処理によりユーザの個人認証が行われたとき、同ユーザについて最後に体重の計測が行われてからの経過期間(以下、「体重未計測期間TNB」)が体重計測判定期間TXB以上か否かを判定する。
(e)報知処理では、血圧計測判定処理の結果に基づいて体重計測装置20により報知動作を行うための「血圧計測報知処理」と、体重計測判定処理の結果に基づいて血圧計測装置10により報知動作を行うための「体重計測報知処理」とを行う。
(f)血圧計測報知処理では、血圧計測判定処理により血圧未計測期間TNAが血圧計測判定期間TXA以上の旨判定されたとき、ユーザに対して血圧の計測を促すための報知動作を体重計測装置20により行う。すなわち、ユーザが体重計測装置20を起動した状態において、最後に血圧の計測が行われてから一定期間以上にわたり血圧の計測が行われてない旨判定したとき、その旨をユーザに報知するための報知動作を行う。
(g)体重計測報知処理では、体重計測判定処理により体重未計測期間TNBが体重計測判定期間TXB以上の旨判定されたとき、ユーザに対して体重の計測を促すための報知動作を血圧計測装置10により行う。すなわち、ユーザが血圧計測装置10を起動した状態において、最後に体重の計測が行われてから一定期間以上にわたり体重の計測が行われてない旨判定したとき、その旨をユーザに報知するための報知動作を行う。
(h)変更処理では、ユーザの血圧の計測結果に基づいて血圧計測判定期間TXAを変更する「血圧計測変更処理」と、ユーザの体重の計測結果に基づいて体重計測判定期間TXBを変更する「体重計測変更処理」とを行う。
(i)血圧計測変更処理では、計測情報記憶部32に記憶されているユーザの血圧の計測結果に基づいて、血圧計測判定期間TXAすなわち、血圧についての報知動作の実行間隔をユーザの血圧の状態に応じて変更する。この変更処理は、血圧計測装置10により血圧の計測が行われる毎に行われる。
(j)体重計測変更処理では、計測情報記憶部32に記憶されているユーザの体重の計測結果に基づいて、体重計測判定期間TXBすなわち、体重についての報知動作の実行間隔をユーザの体重の状態に応じて変更する。この変更処理は、体重計測装置20により体重の計測が行われる毎に行われる。
(k)血圧計測処理では、血圧計測装置10の計測部11により計測された血圧を同装置10の表示部13に表示するとともに、計測された血圧値および計測が行われた日時を関連付けてサーバ30に送信する。
(l)体重計測処理では、体重計測装置20の計測部21により計測された体重を同装置20の表示部23に表示するとともに、計測された体重および計測が行われた日時を関連付けてサーバ30に送信する。
基礎情報の取得は、血圧計測装置10および体重計測装置20のそれぞれにより行うことができる。一方の装置により基礎情報が取得されたとき、この基礎情報が他方の装置の個人認証にも用いられるため、他方の装置により基礎情報を取得する必要はない。
血圧計測装置10による基礎情報の取得は、第1実施形態の(処理A1)〜(処理A3)と同様の順に行われる。体重計測装置20による基礎情報の取得は、(処理A1)〜(処理A3)の内容を同装置20に適合した内容で行われる。
個人認証は、血圧計測装置10および体重計測装置20のそれぞれにより行われる。血圧計測装置10による個人認証は、第1実施形態の(処理B1)〜(処理B3)と同様の順に行われる。体重計測装置20による個人認証は、(処理B1)〜(処理B3)の内容を同装置20に適合した内容で行われる。
体重計測は以下の各処理の順に行われる。
(処理E1)体重計測装置20の制御部25は、ユーザにより操作部24が操作されたことにより、体重を計測するためのモードが開始されたとき、その旨を示す信号をサーバ30に送信する。
(処理E2)体重計測装置20の制御部25は、ユーザの体重を計測する。そして、計測部21による体重の計測が完了した後、計測結果をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理E3)サーバ30の制御部33は、受信した体重の計測結果を該当ユーザの今回の計測結果として計測情報記憶部32に記憶する。体重の計測結果は、計測が行われた日時と関連付けられてユーザ毎に記憶される。
血圧計測は、第1実施形態の(処理C1)〜(処理C5)と同様の順に行われる。
血圧計測変更処理は、第1実施形態の変更処理と同様に行われる。すなわち、先の(条件X)および(条件Y)に基づいて判定期間TXとしての血圧計測判定期間TXAが設定される。
体重計測変更処理の内容について説明する。
サーバ30の制御部33は、下記の(条件Z)に基づいて計測期間を設定する。
(条件Z)最近の複数回の計測により得られた複数の体重の計測結果に基づいて、ユーザの最近の体重の変化量が大きいか否かを判定する。そして、体重の変化量が大きい旨判定したとき、体重計測判定期間TXBを相対的に短くし、体重の変化量が小さい旨判定したとき、体重計測判定期間TXBを相対的に長くする。
条件Zに基づく体重計測判定期間TXBの具体的な設定態様の一例を以下に示す。
・今回の体重の計測結果と1週間前の体重の計測結果との差が5kg以上のとき、ユーザの体重の変化量が大きい旨判定し、体重の計測を促す間隔を1日に設定する。すなわち、体重計測判定期間TXBを1日に設定する。
・今回の体重の計測結果と1週間前の体重の計測結果との差が5kg未満のとき、ユーザの体重の変化量が小さい旨判定し、体重の計測を促す間隔を1週間に設定する。すなわち、体重計測判定期間TXBを1週間に設定する。
血圧計測報知動作は以下の各処理を経て行われる。
(処理F1)体重計測装置20の制御部25は、ユーザにより操作部24が操作されたことにより、体重を計測するためのモードが開始されたとき、画像センサ22により同ユーザの顔の画像情報を取得する。
(処理F2)体重計測装置20の制御部25は、画像センサ22により取得されたユーザの顔の画像情報を認証情報として取り扱い、この認証情報をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理F3)サーバ30の制御部33は、体重計測装置20から送信されたユーザの顔の画像情報を受信したとき、認証情報としての同画像情報と基礎情報記憶部31に記憶されているユーザ毎の基礎情報とを照合する。そして、認証情報と一致する基礎情報があるとき、この基礎情報に対応したユーザがそのときの体重計測装置20に検出されたユーザである旨判定する。
(処理F4)サーバ30の制御部33は、血圧未計測期間TNAが血圧計測判定期間TXA以下か否かを判定する。そして、血圧未計測期間TNAが血圧計測判定期間TXAよりも大きい旨判定したとき、血圧の計測を促すメッセージを作成し、このメッセージを表示するための指令信号を体重計測装置20に送信する。
(処理F5)体重計測装置20の制御部25は、サーバ30から上記の指令信号を受信したとき、報知動作として表示部23にメッセージを表示する。例えば、血圧計測判定期間TXAが1週間に設定されている場合かつ血圧未計測期間TNAが1週間を超えている場合、「あなたが最後に血圧を計測してから1週間が経過しています。血圧を計測してください。」というメッセージが表示部23に表示される。
体重計測報知動作は以下の各処理を経て行われる。
(処理G1)血圧計測装置10の制御部15は、ユーザにより操作部14が操作されたことにより、血圧を計測するためのモードが開始されたとき、画像センサ12により同ユーザの顔の画像情報を取得する。
(処理G2)血圧計測装置10の制御部15は、画像センサ12により取得されたユーザの顔の画像情報を認証情報として取り扱い、この認証情報をネットワークNによりサーバ30に送信する。
(処理G3)サーバ30の制御部33は、血圧計測装置10から送信されたユーザの顔の画像情報を受信したとき、認証情報としての同画像情報と基礎情報記憶部31に記憶されているユーザ毎の基礎情報とを照合する。そして、認証情報と一致する基礎情報があるとき、この基礎情報に対応したユーザがそのときの血圧計測装置10に検出されたユーザである旨判定する。
(処理G4)サーバ30の制御部33は、体重未計測期間TNBが体重計測判定期間TXB以下か否かを判定する。そして、体重未計測期間TNBが体重計測判定期間TXBよりも大きい旨判定したとき、体重の計測を促すメッセージを作成し、このメッセージを表示するための指令信号を血圧計測装置10に送信する。
(処理G5)血圧計測装置10の制御部15は、サーバ30から上記の指令信号を受信したとき、報知動作として表示部13にメッセージを表示する。例えば、図3に示されるように、体重計測判定期間TXBが1週間に設定されている場合かつ体重未計測期間TNBが1週間を超えている場合、「あなたが最後に体重を計測してから1週間が経過しています。体重を計測してください。」というメッセージが表示部13に表示される。
本実施形態によれば、第1実施形態の(1)の効果、すなわち個人認証を行う生体計測装置を使用するときのユーザの負担が大きくなることを抑制する旨の効果、(2)〜(4)および(7)〜(11)の効果が得られる。
(12)生体情報計測システム1においては、血圧計測報知動作を体重計測装置20により行い、体重計測報知動作を血圧計測装置10により行う。これによりユーザは、一の生体情報の計測を行うタイミングで、同生体情報とは別の生体情報の計測状況を把握することが可能になるため、複数の生体情報のそれぞれについて適切なタイミングで計測を行うことができる。
(13)生体情報計測システム1においては、生体情報毎に生体情報の計測を促す報知処理をサーバ30により行う。このため、ユーザが長期間にわたり各生体情報の計測を忘れることを抑制することができる。また、各生体情報に適したタイミングで報知動作を行うことができる。
(14)生体情報計測システム1においては、ユーザ毎に血圧および体重の計測結果をサーバ30に記憶している。これにより、これら複数の生体情報の計測結果を用いて生体情報同士の関係、ひいてはユーザの体調の変化傾向等を分析することができる。また、そうした分析の結果をユーザに提供することにより、ユーザの健康管理等に貢献することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記各実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示すように変更することもできる。また以下の各変形例は、上記各実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記第1実施形態では、報知装置40としてテレビの画面を表示部とする形態のものを採用したが、他の物品を表示部とする形態のものに変更することもできる。例えば、世帯50の洗面台の鏡面に文字や画像を表示する報知装置を採用することもできる。いずれの場合にも、報知装置としてはユーザが日常目にするところを表示部とする形態のものが好ましい。
・上記第1実施形態では、報知装置40としてテレビに組み込まれる形態のものを採用したが、報知動作のための専用の表示部を備える報知装置に変更することもできる。この場合にも、ユーザが日常目にする場所に設置することにより、上記第1実施形態の効果に準じた効果が得られる。
・上記第1実施形態では、報知装置40として画像センサ41および表示部42がテレビに設けられるものを採用したが、画像センサ41と表示部42とを世帯50内の互いに異なる場所に設けることもできる。例えば、表示部42については同実施形態と同様にテレビの画面と兼用の構成とし、画像センサ41を玄関のドア付近に設けることもできる。この場合にも画像センサ41および表示部42がそれぞれネットワークNを介してサーバ30に接続される。
この構成によれば次のように報知動作が行われる。すなわち、ユーザが玄関を通過するとき、画像センサ41によりユーザの画像情報が取得されるとともに、この画像情報が認証情報としてサーバ30に送信される。サーバ30は、画像情報および基礎情報に基づく個人認証が完了したとき、個人認証したユーザに対応する報知動作を行うための指令信号を報知装置40の制御部43に送信する。
・上記第1実施形態では、各世帯50に報知装置40を備える構成を採用したが、各世帯50に複数の報知装置40を備えることもできる。また、1つの報知装置を複数の世帯50で共有することもできる。例えば、集合住宅の各世帯を含めて生体情報計測システム1を構成する場合には、集合住宅のエントランス等の共用部に報知装置を備えることにより、この報知装置を各世帯で共有することができる。
・上記第1実施形態では、生体計測装置として血圧計測装置10を採用したが、血圧計測装置10に代えてまたは加えて、体重計測装置および体重体組成計および運動量計の少なくとも1つを採用することもできる。体重体組成計としては、例えば重量センサと電極とを含み、ユーザの体重および体脂肪率を計測するものを採用することができる。また運動量計としては、例えば加速度センサを含み、ユーザの移動量および移動速度から運動量を計測するものを採用することができる。
・上記第1実施形態では、各世帯50に生体計測装置として血圧計測装置10を備えたが、世帯50毎に異なる種類の生体情報を計測する生体計測装置を備えることもできる。例えば、世帯50Aには生体計測装置として血圧計測装置10を備え、世帯50Bには生体計測装置として体重計測装置20を備えることもできる。また、1つの世帯50に異なる種類の複数の生体情報を計測する複数の生体計測装置を備えることもできる。
・上記第2実施形態では、生体計測装置として血圧計測装置10および体重計測装置20を採用したが、血圧計測装置10および体重計測装置20の少なくとも一方に代えて、またはこれらに加えて、次の生体計測装置を採用することもできる。すなわち、体重体組成計および運動量計の少なくとも一方を採用することもできる。
・上記第2実施形態では、各世帯50に生体計測装置として血圧計測装置10および体重計測装置20を備えたが、世帯50毎に異なる種類の生体情報を計測する生体計測装置を備えることもできる。例えば、世帯50Aには血圧計測装置10および体重計測装置20を備え、世帯50Bには体重体組成計および運動量計を備えることもできる。
・上記第2実施形態では、サーバ30により報知処理を行うものとしたが、報知処理を省略することもできる。この場合も、上記実施形態の(1)〜(3)、(11)および(14)の効果を得ることができる。
・上記各実施形態では、生体情報毎に判定処理を行うとともにこれに基づいて報知処理を行うものとしたが、生体情報の種類にかかわらず、生体情報が最後に計測されてからの経過期間が所定の期間以上のときに報知処理を行うこともできる。例えば、所定のユーザの計測情報について、計測情報記憶部32の計測情報が最後に更新されてからの経過期間が所定の期間以上か否かを判定し、所定の期間以上の旨判定したときに同ユーザに対して報知動作を行うこともできる。
・上記各実施形態において、未計測期間および判定期間の対比に基づく報知動作に代えてまたは加えて、生体情報の計測スケジュールをユーザに報知することもできる。例えば、1週間の各生体情報の計測時期を予め設定し、この1週間分のスケジュールに基づいてユーザに対して報知動作を行うこともできる。この場合、スケジュールの作成単位とした1週間が経過するまでの期間内において、1週間分のスケジュールをまとめて定期的に報知する方法が挙げられる。また、スケジュール内に定められた生体情報の計測時期毎にユーザへの報知動作を行う方法も挙げられる。
・上記各実施形態において、判定期間を変更するための変更処理を省略することもできる。この場合には、ユーザ毎または生体情報毎に予め設定された判定期間が判定処理に用いられる。
・上記各実施形態において、判定処理を省略することもできる。この場合には、予め設定されたスケジュールに基づいて報知処理を行うことにより、ユーザに生体情報の計測を促すことができる。
・上記各実施形態では、ユーザに対して生体情報の計測を促す報知動作を行うものとしたが、報知動作に加えてまたは代えて、蓄積された各計測結果に基づいてユーザの体調に関する情報を作成し、これをユーザに報知する処理を行うこともできる。
・上記各実施形態では、ユーザの血圧値が正常血圧の旨判定したとき、判定処理に用いる判定期間を1週間に設定したが、正常血圧の範囲を区分して、区分した領域において互いに異なる判定期間を設定することもできる。すなわち、上記各実施形態においての正常血圧の範囲をユーザの最高血圧値が過度に低い(例えば、80mmHg以下)領域Aと、これよりも高い領域Bとに区分する。そして、ユーザの血圧値が領域Aにある旨判定したとき、ユーザの血圧値が領域Bにある旨判定したときよりも判定期間を短くする。この場合の判定期間としては、例えばユーザの血圧値が高血圧の旨判定したときと同じ判定期間(1日)を採用することができる。
・上記各実施形態において、血圧および体重とは別の生体情報の計測を行う場合、この別の生体情報についても血圧および体重に準じた態様で報知処理を行うことができる。この場合、判定処理に用いるための判定期間は、血圧または体重についての判定期間の設定態様に準じた態様で設定することができる。例えば、上記別の生体情報として体脂肪率を計測する場合、以下の(A)または(B)のように判定期間を設定することができる。
(A)体脂肪率が判定値よりも大きいか否かを判定する。そして、体脂肪率が判定値よりも大きい旨判定したとき、判定期間を相対的に短くし、体脂肪率が判定値よりも小さい旨判定したとき、判定期間を相対的に長くする。
(B)体脂肪率の変動率が判定値よりも大きいか否かを判定する。そして、変動率が判定値よりも大きい旨判定したとき、判定期間を相対的に短くし、変動率が判定値よりも小さい旨判定したとき、判定期間を相対的に長くする。
要するに、判定処理に用いる判定期間の設定条件としては、次の考え方に基づく範囲内で適宜変更することができる。すなわち、ユーザの体調の区分として「健康」および「不健康」を設定し、生体情報の計測結果に基づいてユーザの体調がいずれに該当するかを推定する。そして、ユーザの体調が健康に該当する旨判定したとき、判定期間を相対的に長くし、ユーザの体調が不健康に該当する旨判定したとき、判定期間を相対的に短くする。また、ユーザの体調の区分として「安定」および「不安定」を設定し、生体情報の計測結果に基づいてユーザの体調がいずれに該当するかを推定する。そして、ユーザの体調が安定に該当する旨判定したとき、判定期間を相対的に長くし、ユーザの体調が不安定に該当する旨判定したとき、判定期間を相対的に短くする。
・上記各実施形態において、判定期間TX(血圧計測判定期間TXA)の設定条件としての条件Xおよび条件Yの少なくとも一方を省略することもできる。また、条件Xおよび条件Yの少なくとも一方に代えてまたは加えて、血圧と関連する他の生体情報に基づいて設定された条件を用いて判定期間TXを設定することもできる。同条件としては、例えばユーザの体脂肪率等に基づいて把握される体質が肥満体質か否かというものが挙げられる。この条件を用いる場合、ユーザが肥満体質の旨判定したとき、判定期間TXを相対的に短くする。なお、複数の条件のそれぞれに設定される判定期間TXの長さが互いに異なる場合には、最も短い判定期間TXを報知処理に用いることが好ましい。
・上記各実施形態では、最後に生体情報の計測が行われてから今回の個人認証が完了するまでの期間を未計測期間としたが、未計測期間の設定の仕方を次の(A)〜(C)のいずれかに変更することもできる。
(A)最後に生体情報の計測が行われてから今回の個人認証を開始するまでの期間。
(B)今回の個人認証を開始してから個人認証を完了するまでの期間内の所定時期を判定時期として、最後に生体情報の計測が行われてから同判定時期までの期間。
(C)今回の個人認証が完了してから所定期間が経過した時期を判定時期として、最後に生体情報の計測が行われてから同判定時期までの期間。
・上記各実施形態では、生体計測装置の操作部の計測開始ボタンが押されたときに画像情報をサーバ30に送信したが、画像情報の送信時期を変更することもできる。例えば、計測処理にユーザの過去の計測結果を用いない場合には、生体情報の計測の完了後に計測結果と画像情報とを関連付けてサーバ30に送信することもできる。
・上記各実施形態では、報知動作として表示部にメッセージを表示したが、これに代えてまたは加えて、音声を用いた報知動作を行うこともできる。
・上記各実施形態では、ユーザの顔の画像情報を認証情報として用いているが、指紋、網膜の毛細血管のパターン、手または指の静脈パターン、および声紋等を認証情報として用いることもできる。また、ユーザ毎にIDを割り当て、これを認証情報として用いることもできる。また、血圧計測装置10と体重計測装置20と報知装置40とのそれぞれにおいて互いに異なる種類の認証情報を用いることもできる。
・上記各実施形態においてサーバ30の基礎情報記憶部31に加えて、基礎情報を記憶する基礎情報記憶部を複数の生体計測装置の少なくとも1つに設けることもできる。
・上記各実施形態において、サーバ30の計測情報記憶部32に代えてまたは加えて、計測情報を記憶する計測情報記憶部を複数の生体計測装置の少なくとも1つに設けることもできる。
・上記各実施形態において、複数の生体計測装置の少なくとも1つにサーバ30としての機能を備えることもできる。この場合には、サーバ30を省略することもできる。
・上記各実施形態では、複数の世帯50の生体計測装置をネットワークNによりサーバ30に接続する構成としたが、次のように変更することもできる。すなわち、単一の世帯50に設けられる複数の生体計測装置と、各生体計測装置の個人認証を一括して行うサーバと、各生体計測装置とサーバとを互いに接続するネットワークとを含むものを本発明の生体情報計測システムの一実施態様とすることもできる。
・上記各実施形態では、複数の生体計測装置が各世帯50に設けられる構成を採用したが、病院または公共施設等のように生体計測装置のユーザが世帯のように固定されない建物内に複数の生体計測装置を設けることもできる。
1…生体情報計測システム、10…血圧計測装置、20…体重計測装置、30…サーバ、40…報知装置、N…ネットワーク。

Claims (7)

  1. 生体情報の計測および認証情報の取得を行う複数の生体計測装置、および、ネットワークを介して前記複数の生体計測装置と接続されるサーバを含む生体情報計測システムであって、
    前記サーバは、認証処理および報知処理を実行し、
    前記認証処理は、前記複数の生体計測装置のそれぞれから送信される前記認証情報と、記憶されている基礎情報とを対比して個人認証する処理であり、
    前記報知処理は、ユーザ毎に記憶されている生体情報の計測結果に基づいて、ユーザ毎に生体情報の計測を促す処理であって、個人認証が完了したユーザについて、最後に生体情報が計測されてから経過した期間である未計測期間が判定期間以上のとき、ユーザ毎に生体情報の計測を促す処理である
    生体情報計測システム。
  2. 前記複数の生体計測装置は、互いに異なる種類の生体情報を計測する
    請求項1に記載の生体情報計測システム。
  3. 前記報知処理は、ユーザ毎かつ前記互いに異なる種類の生体情報毎に生体情報の計測を促す処理である
    請求項2に記載の生体情報計測システム。
  4. 前記生体情報計測システムは、報知装置をさらに含み、
    前記サーバは、前記報知処理を実行することにより、生体情報の計測を促す旨の報知信号を前記報知装置に送信し、
    前記報知装置は、前記複数の生体計測装置とは別に構成された装置であって、前記サーバから送信された前記報知信号に基づいて所定の報知動作を行う
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の生体情報計測システム。
  5. 前記複数の生体計測装置のうちの1つは、血圧計測装置であり、
    前記サーバは、ユーザの血圧が高血圧であることを、記憶されている血圧の計測結果に基づいて判定したとき、前記報知処理において用いる判定期間を、ユーザの血圧が正常血圧であるときに設定される判定期間よりも短くする
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報計測システム。
  6. 前記複数の生体計測装置のうちの1つは、血圧計測装置であり、
    前記サーバは、ユーザの血圧が安定していないことを、記憶されている複数回の血圧の計測結果に基づいて判定したとき、前記報知処理において用いる判定期間を、ユーザの血圧が安定しているときに設定される判定期間よりも短くする
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の生体情報計測システム。
  7. 前記認証情報は、ユーザの画像情報を含む
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の生体情報計測システム。
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