JP5498776B2 - ベビーカーおよびそのハンドル高さ調節機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ベビーカーのハンドルに関し、より詳細にはベビーカーおよびそのハンドル高さ調節機構に関する。
ハンドル高さ調節機構は通常、使用者が、ハンドルチューブが結合されるフレームチューブに対してハンドルチューブの高さを調節するためにベビーカーに設けられる。
従来のハンドル高さ調節機構は、中国特許公開第1772546A号に開示され、そこでは、カム溝によって係合ピンが係合穴に係合したりそこから分離したりするように駆動される。しかしながら、この設計は、ベビーカーの上部チューブ内の調節フレーム上で摩擦を生じさせ、ハンドルチューブの高さを調節する際、骨の折れる労力が使用者に必要とされる。
中国公開特許第1772546A号
したがって、本発明の目的は、設計が比較的簡素であり、操作するのが比較的容易であり、一定の距離での制御を容易にするハンドル高さ調節機構を提供することである。
本発明の別の目的は、作動中、要素間に生じる摩擦がより小さく、操作するのに労力をあまり必要としないハンドル高さ調節機構を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、そのハンドル高さ調節機構が、構造が比較的簡素であり、操作するのが比較的容易であり、一定の距離での制御を容易にし、作動中の摩擦が最小限である要素を有するベビーカーを提供することである。
本発明の一態様によって、ベビーカー用のハンドル高さ調節機構が提供される。ベビーカーは、複数の位置決め穴を有するフレームチューブと、フレームチューブに対して可動式に延在するハンドルチューブとを含む。ハンドル高さ調節機構は、結合部材と、作動部材と、係合部材と、弾性部材とを含む。結合部材は、ハンドルチューブ上に配置されるように適合される。作動部材は、ハンドルチューブ上に可動式に配置されるように適合され、結合部材を駆動させる動作のために結合部材に結合される。係合部材は、結合部材に接続される。弾性部材は、結合部材を第1の位置に付勢するために結合部材に結合され、係合部材は、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動を阻止するために位置決め穴の選択された1つに係合するように適合される。作動部材は、弾性部材の付勢作用に対抗して結合部材を第1の位置から第2の位置に移動させるように作動可能であり、その結果、係合部材は、ハンドルチューブがフレームチューブに対して移動することができるように位置決め穴の選択された1つから外れるように適合される。
好ましくは結合部材は、ハンドルチューブに対して枢動されるように適合され、第1の位置と第2の位置の間で枢動可能である。
好ましくは弾性部材は、ハンドルチューブおよび結合部材に接続されるようにそれぞれ適合された2つの端部を有するねじりばねである。
好ましくは係合部材は、結合部材に対して枢動される。
好ましくは係合部材は、2つの歯によって画定される溝を備えて形成され、結合部材は、この溝の中に可動式に配置される突起を有する。
好ましくは作動部材は、ハンドルチューブに対して摺動式に設置されるように適合された制御要素と、ハンドルチューブ内に配置されるように適合され、結合部材と制御要素の間で接続された接続ケーブルとを含み、その結果、制御要素は、移動するように結合部材を駆動させるためにハンドルチューブに沿って摺動するように作動可能である。
好ましくは係合部材は、位置決め穴に近接する第1端部と、位置決め穴から遠位の第2端部とを有する細長い誘導穴を備えて形成される。ハンドル高さ調節機構はさらに、細長い誘導穴を貫通して延出し、ハンドルチューブに結合されるように適合され、結合部材に対する弾性部材の付勢作用により、細長い誘導穴の第1端部および第2端部の一方に向かって付勢されるピンを含んでよい。
好ましくは細長い誘導穴は、軸方向に対してほぼ垂直に延在するように配置される。
好ましくは結合部材は、ハンドルチューブに対して摺動可能に接続されるように適合され、第1の位置と第2の位置の間で摺動可能である。
好ましくは結合部材は、軸方向に対して傾斜するように配置された細長い誘導穴を備えて形成される。ハンドル高さ調節機構はさらに、細長い誘導穴を貫通して延出し、係合部材に結合されるピンを含む。
好ましくは弾性部材は、ハンドルチューブおよび結合部材に対してそれぞれ当接するように適合された2つの端部を有する圧縮ばねである。
本発明の別の態様によって、ベビーカー用のハンドルが提供される。ベビーカーは、複数の位置決め穴を有するフレームチューブを含む。ハンドルは、ハンドルと、結合部材と、作動部材と、係合部材と、弾性部材とを含む。ハンドルチューブは、フレームチューブに対して可動式に延在するように適合される。結合部材は、ハンドルチューブ上に配置される。作動部材は、ハンドルチューブ上に可動式に配置され、結合部材を駆動させる動作のために結合部材に結合される。係合部材は、結合部材に接続される。弾性部材は、結合部材を第1の位置に付勢するために結合部材に結合され、係合部材は、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動を阻止するために位置決め穴の選択された1つに係合するように適合される。作動部材は、弾性部材の付勢作用に対抗して結合部材を第1の位置から第2の位置に移動させるように作動可能であり、その結果、係合部材は、ハンドルチューブがフレームチューブに対して移動することができるように位置決め穴の選択された1つから外れるように適合される。
好ましくは、ハンドルチューブおよび係合部材の一方は、位置決め穴に近接する第1端部と、位置決め穴から遠位の第2端部とを有する細長い誘導穴を備えて形成される。ハンドルはさらに、細長い誘導穴を貫通して延出し、ハンドルチューブおよび係合部材の他方に結合され、結合部材に対する弾性部材の付勢作用によって細長い誘導穴の第1端部および第2端部の一方に向かって付勢されるピンを含む。
好ましくは結合部材は、ハンドルチューブに対して枢動され、第1の位置と第2の位置の間で枢動可能である。
好ましくは係合部材は、結合部材に対して枢動される。
好ましくはハンドルチューブは、フレームチューブに対して可動式に延在するように適合されたチューブ部分と、チューブ部分に接続された筐体部分とを含む。結合部材は、筐体部分上に配置される。
本発明のさらに別の態様によって、フレームチューブと、ハンドルチューブと、ハンドル高さ調節機構とを含むベビーカーが提供される。フレームチューブは、複数の位置決め穴を有する。ハンドルチューブは、フレームチューブに対して可動式に延在する。ハンドル高さ調節機構は、結合部材と、係合部材と、弾性部材とを含む。結合部材は、ハンドルチューブ上に配置される。係合部材は、結合部材に接続される。弾性部材は、結合部材を第1の位置に付勢するために結合部材に結合され、その結果、係合部材は、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動を阻止するように、位置決め穴の選択された1つに係合する。作動部材が、弾性部材の付勢作用に対抗して結合部材を第1の位置から第2の位置に移動させるように作動可能であり、その結果、係合部材は、フレームチューブに対してハンドルチューブが移動することができるように位置決め穴の選択された1つから外れる。
好ましくはハンドル高さ調節機構は、ハンドルチューブ上に可動式に配置され、結合部材を第1の位置と第2の位置の間で駆動させる動作のために結合部材に結合された作動部材をさらに含む。
好ましくは結合部材は、ハンドルチューブに対して枢動され、第1の位置と第2の位置の間で枢動可能である。
好ましくは結合部材は、ハンドルチューブに対して摺動式に接続され、第1の位置と第2の位置の間で摺動可能である。
好ましくはハンドルチューブは、フレームチューブ内に可動式に延在するチューブ部分と、チューブ部分に接続された筐体部分とを含む。結合部材は、筐体部分上に配置される。
本発明のハンドル高さ調節機構の利点および効果は、以下に見出される。係合部材と、フレームチューブ内の位置決め穴の選択された1つとが係合することによって、ハンドルチューブをフレームチューブに対して選択した高さでロック固定することができる。制御要素は、結合部材から一定の距離離れて配置され、接続ケーブルによって結合部材に接続され、係合部材を位置決め穴の選択された1つから外すために、第1の位置と第2の位置の間で結合部材の位置を変えるように作動されてよい。さらに、係合部材と位置決め穴の選択された1つとの係合は、使用者がいっさい力を加えないとき、弾性部材の付勢作用によって維持される。したがって、本発明のハンドル高さ調節機構は、従来技術と比較してより簡素な構成を有し、操作するのがより簡単で労力をあまり必要とせず、ハンドルの高さを調節するために使用者が一定の距離で制御するのを容易にする。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して以下の好ましい実施形態の詳細な記載において明らかになるであろう。
本発明の第1の好ましい実施形態によるベビーカーを示す斜視図である。 第1の好ましい実施形態によるハンドルチューブ内に配置されたハンドル高さ調節機構を示す断片的な断面図である。 結合部材、作動部材、係合部材および弾性部材の組立関係を示す、第1の好ましい実施形態によるハンドル高さ調節機構の分解組立斜視図である。 第1の好ましい実施形態によるハンドル高さ調節機構の断片的な斜視図である。 係合部材が選択された位置決め穴に係合し、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動が阻止された第1の位置での、第1の好ましい実施形態のハンドル高さ調節機構の結合部材を示す断片的な部分断面図である。 係合部材が選択された位置決め穴から外され、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動が可能になった第2の位置での、第1の好ましい実施形態の結合部材を示す断片的な部分断面図である。 本発明の第2の好ましい実施形態によるハンドルチューブ内に配置されたハンドル高さ調節機構を示す断片的な断面図である。 結合部材、作動部材、係合部材および弾性部材の組立関係を示す、第2の好ましい実施形態によるハンドル高さ調節機構の分解組立斜視図である。 係合部材が選択された位置決め穴に係合し、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動が阻止された第1の位置での、第2の好ましい実施形態のハンドル高さ調節機構の結合部材を示す断片的な部分断面図である。 係合部材が選択された位置決め穴から外され、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動が可能になった第2の位置での、第2の好ましい実施形態の結合部材を示す断片的な部分断面図である。 本発明の第3の好ましい実施形態によるハンドルチューブ内に配置されたハンドル高さ調節機構を示す断片的な断面図である。 係合部材が選択された位置決め穴に係合し、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動が阻止された第1の位置での、第3の好ましい実施形態のハンドル高さ調節機構の結合部材を示す断片的な部分断面図である。 係合部材が選択された位置決め穴から外され、フレームチューブに対するハンドルチューブの移動が可能になった第2の位置での、第3の好ましい実施形態の結合部材を示す断片的な部分断面図である。 第3の好ましい実施形態による結合部材と一体式に形成されたピンを示す断片的な部分断面図である。
本発明をより詳細に記載する前に、開示を通して同様の要素は、同一の参照番号によって表されることに留意されたい。
本発明の第1の好ましい実施形態によるハンドル高さ調節機構4を組み込むベビーカー100が、図1および図2に示される。ベビーカー100は、互いに平行な2つのフレームチューブ1と、2つのハンドルチューブ2と、2つのハンドル高さ調節機構4とを含む。ハンドルチューブ2はそれぞれ、フレームチューブ1の対応する一方の上部部分内に可動式に延在するチューブ部分21と、チューブ部分21の下部に接続された筐体部分22と、使用者が保持するためにチューブ部分21の上部に接続されたハンドル部分23とを含む。ハンドル高さ調節機構4はそれぞれ、フレームチューブ1の対応する一方に対するハンドルチューブ2の対応する一方の高さ調節を容易にし、ハンドルチューブ2の対応する一方をフレームチューブ1の対応する一方に対して選択された高さ/位置でロック固定する目的で、ハンドルチューブ2の対応する一方の中に配置される。本発明のハンドル高さ調節機構4は、他のタイプの運搬用の乗り物にも適用されてよく、本明細書に開示されるベビーカーでの用途に制限されないことに本明細書では留意されたい。
例示を簡素にするために、ベビーカー100は、以下の記載において、1つのフレームチューブ1、1つのハンドルチューブ2、および1つのハンドル高さ調節機構4のみを含むものと仮定する。
図2、図3および図4を参照すると、フレームチューブ1は、軸方向に互いから離間された矩形形状の複数の位置決め穴11を有する。ハンドルチューブ2の筐体部分22は、一部がチューブ部分21の中に配置され、一部がそこから露出している。筐体部分22は、第1外側筐体221と、第1外側筐体221に結合され第1外側筐体221と協働して内部ハンドル空間223を画定する第2外側筐体222とを含む。筐体部分22は、内部ハンドル223と空間的に連通する伸張穴224を有する。第1外側筐体221および第2外側筐体222は、構造が互いに対応しており、第1外側筐体221および第2外側筐体222はそれぞれ、細長い誘導穴225および枢動穴228を含む。細長い誘導穴225は、伸張穴224および位置決め穴11に近接する第1端部226と、伸張穴224および位置決め穴11から遠位の第2端部227とを有する。
ハンドル高さ調節機構4は、結合部材41と、作動部材42と、係合部材43と、弾性部材44とを含む。結合部材41は、内部ハンドル空間223内に配置される。作動部材42は、ハンドルチューブ2上に可動式に配置され、結合部材41を駆動させる動作のために結合部材41に結合される。係合部材43は、内部ハンドル空間223内に可動式に配置され、位置決め穴11の選択された1つに係合するために伸張穴224の中に延在可能であり、結合部材41によって駆動される。弾性部材44は、結合部材41を第1の位置に付勢するために結合部材41に結合され、この位置でフレームチューブ1に対するハンドルチューブ2の移動を阻止するように、係合部材43が位置決め穴11の選択された1つに係合する。作動部材42は、弾性部材44の付勢作用に対抗して第1の位置から第2の位置へ結合部材41を移動させるように作動可能であり、その結果、係合部材43が、フレームチューブ1に対してハンドルチューブ2が移動することができるように位置決め穴11の選択された1つから外れる。
本実施形態において、係合部材43は1つのプレートとして成形され、その一端は、位置決め穴11の選択された1つと係合するために伸張穴224の中に延在可能であり、その他端は、その中を貫通して摺動ピン45が延出するように貫通穴431を備えて形成される。結合部材41は、その中を貫通して枢動ピン46が延出するように枢動穴411を有し、第1収容空間412の中に係合部材43を挿入することを可能にする開口413を備えた第1収容空間412と、その中を貫通して摺動ピン45が延出するように第1収容空間412と空間的に連通する2つの設置穴414とを備えて形成される。結合部材41が筐体部分22に対して枢動され、第1位置と第2の位置の間で枢動可能であるように、枢動ピン46は、第1外側筐体221および第2外側筐体222の一方の枢動穴228、結合部材41の枢動穴411、第1外側筐体221および第2外側筐体222の他方の枢動穴228を順番に貫通して延出する。係合部材43が、筐体部分22に対して摺動可能に結合され結合部材41に対して枢動されるように、摺動ピン45は、第1外側筐体221および第2外側筐体222の一方の細長い誘導穴225、結合部材41の設置穴414の一方、係合部材43の貫通穴431、結合部材41の設置穴414の他方、および第1外側筐体221および第2外側筐体222の他方の細長い誘導穴225を順番に貫通して延出する。第1外側筐体221はさらに、伸張穴24に近接して配置され、係合部材43の対向する側部に対してそれぞれ当接する2つの誘導部229を含む。その結果、結合部材41が、枢動ピン46を中心として筐体部分22に対して第1の位置と第2の位置の間で枢動される際、係合部材43が、誘導部229によって画定された範囲内で筐体部分22に対して係合位置(図5に示される)と分離位置(図6に示される)の間で可動であるように、摺動ピン45は、細長い誘導穴225に沿って第1端部226と第2端部227の間で移動される。
第1外側筐体221はさらに、枢動穴228を囲む包囲壁230を備えて形成される。本実施形態において、弾性部材44は、ハンドルチューブ2および結合部材41にそれぞれ結合された2つの端部を有するねじりばね(弾性部材44と同一の参照番号が与えられた)である。具体的にはねじりばね44は、結合部材41の第2収容空間415(図5および図6を参照)内に実質的に収容され、枢動ピン46に結合され、包囲壁230によって所定の位置に抑制される。換言すると、包囲壁230は、枢動ピン46およびねじりばね44がぐらつかないようにする。さらに、ねじりばね44の一端は、第1外側筐体221の突起231に結合され、ねじりばね44の他端は、結合部材41の第1係合溝416(図4を参照)の中で受けられる。
図2に最も示されるように、本実施形態において、作動部材42は、制御要素421と、接続ケーブル422と、リベット423とを含む。制御要素421は、ハンドルチューブ2に対して摺動可能に設置される。リベット423は、ハンドルチューブ2内に軸方向に沿って延在する溝24の中に延在する。接続ケーブル422は、内部ハンドル空間223内に配置され、リベット423によって制御要素421に接続され、結合部材41に結合され、その結果、接続ケーブル422を筐体部分22に対して動かして、これにより第1の位置と第2の位置の間で結合部材41の位置を変えるために、制御要素421はハンドルチューブ2に沿って摺動するように作動可能である。接続ケーブル422は、鋼線であり、その一端はリベット423に接続され、その他端は筐体部分22内の開口232(図3を参照)を貫通して延出し、結合部材41の第2係合溝417内で受けられる。したがって制御部材421が、ハンドルチューブ2に沿って摺動する際、リベット423が溝24の中で摺動させられ、その結果、接続ケーブル422がリベット423によって引っ張られて、結合部材41が、枢動ピン46を中心として枢動するようになる。
図2、図4および図5を参照すると、結合部材41に対する弾性部材44の付勢作用によって、摺動ピン45が細長い誘導穴225の第1端部226および第2端部227の一方に向かって付勢される。本実施形態において、摺動ピン45は、細長い誘導穴225の第1端部226に向かって付勢され、その結果リベット423は、溝24の下方端に向かって(すなわち、図2の左下に向かって)付勢される。この時、フレームチューブ1に対するハンドルチューブ2の移動を阻止し、これによりハンドルチューブ2をフレームチューブ1に対して所望の高さ/位置でロック固定するために、係合部材43は、位置決め穴11の選択された1つに係合する。
図2および図6を参照すると、ハンドルチューブ2の高さをフレームチューブ1に対して調節することが望まれる際、使用者は、接続ケーブル422を図2の矢印(I)の方向に動かし、これが、図6の矢印(II)で示される方向に枢動ピン46を中心として第1の位置から第2の位置へ枢動するように結合部材41を移動させるように、使用者は、作動部材42の制御要素421を同一方向に引っ張る必要がある。結合部材41が、矢印(II)で示される方向に枢動ピン46を中心として枢動する際、摺動ピン45は、第1端部226から第2端部227へ向かって細長い誘導溝225の中を摺動し、係合部材43は、図6の矢印(III)によって示される方向に移動する。摺動ピン45が、細長い誘導溝225の第2端部227に配置される際、係合部材43は、位置決め穴11の選択された1つから分離され、その結果、ハンドルチューブ2とフレームチューブ1の相対位置を調節することが可能になる。使用者が、ハンドルチューブ2をフレームチューブ1に対して所望の高さ/位置に移動させると、所望の高さに対応する位置決め穴11の1つに係合し、これによりハンドルチューブ2をフレームチューブ1に対して所望の高さでロック固定させるために、係合部材43を矢印(III)で示される方向と反対方向に移動させる目的で、使用者は、弾性部材44の付勢作用が効力を生じることができるように単に制御要素421を解放する必要がある。制御要素421および接続ケーブル422の設計によって、使用者は、簡便に係合部材43から一定の距離でハンドルチューブ2とフレームチューブ1の相対位置を調節することができる。さらに、ハンドルチューブ2がフレームチューブ1に対して最も低い位置に移動される際、ベビーカー100のサイズ(図1に示される)は、保管または包装を容易にするために縮小することができる。
本実施形態において、結合部材41と係合部材43の枢動接続、ならびに作動部材42の制御要素421および接続ケーブル422の設計が協働することによって、係合部材43を係合位置と分離位置の間で移動させるために、接続ケーブル422を引っ張って結合部材41を枢動ピン46を中心として枢動させるように、単に制御要素421を操作することによって、使用者が係合部材43と位置決め穴11の選択された1つとの係合/分離を制御することが可能になることに本明細書では留意されたい。さらに、ハンドル高さ調節機構4の要素間の摩擦係数は小さいため、使用者がハンドル高さ調節機構4を操作することはより容易であり、労力をあまり必要としない。
図7、図8および図9を参照すると、本発明の第2の好ましい実施形態によるハンドル高さ調節機構4′は、第1の好ましい実施形態のハンドル高さ調節機構4とほぼ同様である。第1の好ましい実施形態と第2の好ましい実施形態の違いは、基本的に筐体部分22′、結合部材41′および係合部材43′の設計にある。
係合部材43′は、2つの歯436によって画定される溝432を備えて形成される。結合部材41′は、溝432の中に可動式に配置される突起418を有する。細長い誘導穴225の代わりに、第2の好ましい実施形態の第1外側筐体221′および第2外側筐体222′のそれぞれは、摺動ピン45が中を貫通して延出する円形の穴225′を備えて形成される。さらに係合部材43′は、伸張穴224および位置決め穴11に近接する第1端部434と、伸張穴224および位置決め穴11から遠位の第2端部435とを有し、軸方向に対してほぼ垂直に延在する細長い誘導穴433を備えて形成される。摺動ピン45は、第1外側筐体221′および第2外側筐体222′の一方の円形穴225′、係合部材43′の細長い誘導穴433、および第1外側筐体221′および第2外側筐体222′の他方の円形穴225′に順に延出し、その結果、係合部材43′は、筐体部分22′に摺動可能に結合される。摺動ピン45は、結合部材41′に対する弾性部材44の付勢作用によって、誘導穴433の第2端部435に向かって付勢される。
図7および図10を参照すると、ハンドルチューブ2′の高さをフレームチューブ1に対して調節することが望まれる際、接続ケーブル422を矢印(I)で示される方向に動かし、これが、矢印(II)で示される方向に枢動ピン46を中心として第1の位置から第2の位置に枢動するように結合部材41′を移動させるように、使用者は、作動部材42の制御要素421を同一方向に引っ張る必要がある。結合部材41′が、弾性部材44の付勢作用に対抗して矢印(II)で示される方向に枢動ピン46を中心として枢動する際、結合部材41′の突起418と係合部材43′内の溝432が係合することによって(すなわち、突起418が、歯436の上の方の歯を動かすことによって)、係合部材43′は、図10の矢印(III)で示される方向に移動させられ、その結果、摺動ピン45が、細長い誘導穴433の第2端部435に対する当接(図9に示される)から、細長い誘導穴433の第1端部434に対する当接(図10に示される)に切り替わり、係合部材43′が、誘導部229によって画定された領域内で、筐体部分22′に対して係合位置(図9に示される)から分離位置(図10に示される)へと移動される。係合部材43′が分離位置に配置される際、ハンドルチューブ2′とフレームチューブ1の相対位置の調節が可能になる。使用者がハンドルチューブ2′をフレームチューブ1に対して所望の高さに移動させ、制御要素421を解放すると、弾性部材44の付勢作用が、矢印(II)で示される方向と反対の方向に枢動するように結合部材41′を移動させ、その結果、所望の高さにハンドルチューブ2′をロック固定するために、係合部材43′の溝432に可動式に結合した結合部材41′の突起418が、歯436の下の方の歯を押し、係合部材43′が、図10の矢印(III)で示される方向と反対の方向に移動して、所望の高さに対応する位置決め穴11の1つに係合する。
図11、図12および図13を参照すると、本発明の第3の好ましい実施形態によるハンドル高さ調節機構4″は、第1の好ましい実施形態のハンドル高さ調節機構4とほぼ同様である。第1の好ましい実施形態と第3の好ましい実施形態の違いは主に、筐体部分22″、結合部材41″および弾性部材44″の設計にある。
第3の好ましい実施形態によると、筐体部分22″の第1外側筐体221″は、矩形の溝251を備えて形成される。結合部材41″は、矩形の形状であり、ハンドルチューブ2″に対して摺動可能に接続され、矩形の溝251の中で第1位置と第2の位置の間で摺動可能である。結合部材41″は、軸方向に対して傾斜して配置された細長い誘導穴471を備えて形成される。細長い誘導穴471は、伸張穴224に近接する第1端部472と、伸張穴224から遠位の第2端部473とを有する。摺動ピン45は、係合部材43に結合するために、結合部材41″の細長い誘導穴471および係合部材43の貫通穴431を貫通して延出する。弾性部材44″は、本実施形態において圧縮ばね(弾性部材44″と同一の参照番号を与えられた)であり、ハンドルチューブ2″および結合部材41″にそれぞれ当接する2つの端部を有する。摺動ピン45は、結合部材41″に対する圧縮ばね44″の付勢作用によって細長い誘導穴471の第1端部472に向かって付勢される。この時、フレームチューブ1に対するハンドルチューブ2″の移動を阻止し、これによりハンドルチューブ2″をフレームチューブ1に対して所望の高さ/位置でロック固定するために、係合部材43は、位置決め穴11の選択された1つに係合する。実際には、摺動ピン45は、図14に示されるように係合部材43上に一体式に形成されてよいことに本明細書では留意されたい。
ハンドルチューブ2″の高さをフレームチューブ1に対して調節することが望まれる際、接続ケーブル422を矢印(I)で示される方向に動かし、これが、圧縮ばね44″の付勢作用に対抗して矩形の溝251内で同一方向に摺動するように結合部材41″を第1の位置から第2の位置に移動させるために、使用者は、同一方向に作動部材42の制御要素421を引っ張る必要がある。結合部材41″が、矢印(I)によって示される方向に摺動する際、係合部材43を矢印(III)によって示される方向に移動させるために、摺動ピン45は、細長い誘導溝471の中で第1端部472から第2端部473に向かって摺動するように押される。摺動ピン45が、細長い誘導溝471の第2端部473に配置される際、係合部材43は、位置決め穴11の選択された1つから分離され(図13に示される)、その結果、ハンドルチューブ2″とフレームチューブ1の相対位置を調節することが可能になる。使用者が、ハンドルチューブ2″をフレームチューブ1に対して所望の高さに移動させると、圧縮ばね44″の付勢作用が、矢印(I)によって示される方向と反対の方向に結合部材41″を移動させることを可能にし、これが、細長い誘導溝471の第2端部473から第1端部472に向かって摺動するように摺動ピン45を押し、係合部材43を位置決め穴11の対応する1つと係合するように戻す(図12に示される)ために、使用者は、単に制御要素421を解放する必要がある。
本実施形態において、摺動ピン45および細長い誘導穴471の設計による結合部材41″と係合部材43の結合によって、ならびに作動部材42の制御要素421および接続ケーブル422の設計によって、係合部材43を係合位置と分離位置の間で移動させるために、使用者は、接続ケーブル422を引っ張って結合部材41″を矩形の溝251内で摺動させるように単に制御要素421を制御することによって係合部材43と位置決め穴11の選択された1つとの係合/分離を制御することができる。ハンドル高さ調節機構4″の要素間の摩擦係数は小さいため、使用者にとってハンドル高さ調節機構4″を操作することはより容易である(労力をあまり必要としない)。
要約すると、本発明のハンドル高さ調節機構4、4′、4″は、筐体部分22、22′、22″内で伸張穴224の中に延在し、フレームチューブ1内の位置決め穴11の選択された1つに係合し、その結果、ハンドルチューブ2、2′、2″が、これに対応する選択された高さ/位置でフレームチューブ1に対して固定される係合部材43を利用する。作動部材42の制御要素421を操作することによって、結合部材41、41′、41″は、係合部材43を位置決め穴11の選択された1つとの係合から外すように移動される。さらに、弾性部材44、44″の付勢作用によって、使用者が全く力を加えないとき、結合部材41、41′、41″と係合部材43の結合により、係合部材43は、位置決め穴11の選択された1つと係合するように逆向きに移動するように押される。したがって、フレームチューブ1に対するハンドルチューブ2、2′、2″の高さを、容易にかつ労力をあまり必要とせずに調節することができる。
最も実用的かつ好ましい実施形態を考慮したものと関連して本発明を記載してきたが、本発明は、開示の実施形態に限定されず、このような修正および均等な構成を包含するために、広範な解釈の精神および範囲内に含まれる多様な構成を網羅することを意図されたものであることを理解されたい。
1 フレームチューブ
2、2′、2″ ハンドルチューブ
4、4′、4″ ハンドル高さ調節機構
11 位置決め穴
21 チューブ部分
22、22′、22″ 筐体部分
23 ハンドル部分
24 溝
41、41′、41″ 結合部材
42 作動部材
43、3′ 係合部材
44、44″ 弾性部材
45 摺動ピン
46 枢動ピン
100 ベビーカー
221、221′、221″ 第1外側筐体
222、222′ 第2外側筐体
223 内部ハンドル空間
224 伸張穴
225、433、471 誘導穴
225′ 円形穴
226、434、472 第1端部
227、435、473 第2端部
228 枢動穴
229 誘導部
230 包囲壁
231 突起
232 開口
251 溝
411 枢動穴
412 第1収容空間
413 開口
414 設置穴
415 第2収容空間
416 第1係合溝
417 第2係合溝
418 突起
421 制御要素、制御部材
422 接続ケーブル
423 リベット
431 貫通穴
432 溝
436 歯

Claims (12)

  1. 複数の位置決め穴(11)を有するフレームチューブ(1)、および前記フレームチューブ(1)に対して可動式に延在するハンドルチューブ(2)を含むベビーカー(100)用のハンドル高さ調節機構(4)であって、
    前記ハンドルチューブ(2)上に配置されるように適合された結合部材(41)と、
    前記ハンドルチューブ(2)上に可動式に配置されるように適合され、前記結合部材(41)を駆動させる動作のために前記結合部材(41)に結合された作動部材(42)と、
    前記結合部材(41)に接続された係合部材(43)と、
    前記結合部材(41)を第1の位置に付勢するために前記結合部材(41)に結合された弾性部材(44)とを含み、前記係合部材(43)が、前記フレームチューブ(1)に対する前記ハンドルチューブ(2)の移動を阻止するために、前記位置決め穴(11)のうち選択された1つの位置決め穴に係合するように適合されることを特徴とし、
    前記作動部材(42)が、前記弾性部材(44)の付勢作用に対抗して前記第1の位置から第2の位置に前記結合部材(41)を移動させるように作動可能であり、その結果、前記ハンドルチューブ(2)が前記フレームチューブ(1)に対して移動することができるように、前記係合部材(43)が、前記位置決め穴(11)のうち前記選択された1つの位置決め穴から外されるように適合され、
    前記結合部材(41′)が、前記ハンドルチューブ(2′)に対して枢動されるように適合され、前記第1の位置と前記第2の位置の間で枢動可能であり、かつ
    前記係合部材(43′)が、2つの歯(436)によって画定される溝(432)を備えたプレートとして形成され、前記結合部材(41′)が前記溝(432)の中に可動式に配置される突起(418)を有することを特徴とするハンドル高さ調節機構(4)。
  2. 前記弾性部材(44)が、前記ハンドルチューブ(2)および前記結合部材(41)に結合されるようにそれぞれ適合された2つの端部を有するねじりばねであることを特徴とする、請求項に記載のハンドル高さ調節機構(4′)。
  3. 前記係合部材が、前記結合部材に対して枢動されることを特徴とする、請求項に記載のハンドル高さ調節機構(4)。
  4. 前記作動部材(42)が、前記ハンドルチューブ(2)に対して摺動式に設置されるように適合された制御要素(421)と、前記ハンドルチューブ(2)内に配置されるように適合され、前記結合部材(41)と前記制御要素(421)の間で接続される接続ケーブル(422)とを含み、その結果、前記制御要素(421)が、移動するように前記結合部材(41)を駆動させるために前記ハンドルチューブ(2)に沿って摺動するように作動可能であることを特徴とする、請求項1に記載のハンドル高さ調節機構(4′)。
  5. 前記係合部材(43′)が、前記位置決め穴(11)に対して近位の第1端部(434)と、前記位置決め穴(11)から遠位の第2端部(435)とを有する細長い誘導穴(433)を備えて形成され、前記ハンドル高さ調節機構(4′)が、前記細長い誘導穴(433)を貫通し、前記ハンドルチューブ(2′)に結合されるように適合され、前記結合部材(41)に対する前記弾性部材(44)の付勢作用により、前記細長い誘導穴(433)の前記第2端部(435)に向かって付勢される延出するピン(45)をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のハンドル高さ調節機構(4′)。
  6. 前記細長い誘導穴(433)が、軸方向に対してほぼ垂直に延在するように配置されることを特徴とする、請求項に記載のハンドル高さ調節機構(4′)。
  7. 複数の位置決め穴(11)を有するフレームチューブ(1)を含むベビーカー(100)用のハンドルであって、
    前記フレームチューブ(1)に対して可動式に延在するように適合されたハンドルチューブ(2)と、
    前記ハンドルチューブ(2)上に配置された結合部材(41)と、
    前記ハンドルチューブ(2)上に可動式に配置され、前記結合部材(41)を駆動させる動作のために前記結合部材(41)に結合された作動部材(42)と、
    前記結合部材(41)に接続された係合部材(43′)と、
    前記結合部材(41)を第1の位置に付勢するために前記結合部材(41)に結合された弾性部材(44)とを含み、前記係合部材(43)が、前記フレームチューブ(1)に対する前記ハンドルチューブ(2)の移動を阻止するために、前記位置決め穴(11)のうち選択された1つの位置決め穴に係合するように適合することを特徴とし、
    前記作動部材(42)が、前記弾性部材(44)の付勢作用に対抗して前記結合部材(41)を前記第1の位置から第2の位置に移動させるように作動可能であり、その結果、前記ハンドルチューブ(2)が前記フレームチューブ(1)に対して移動することができるように、前記係合部材(43)が前記位置決め穴(11)のうち前記選択された1つの位置決め穴から外れるように適合され、
    前記結合部材(41′)が、前記ハンドルチューブ(2′)に対して枢動されるように適合され、前記第1の位置と前記第2の位置の間で枢動可能であり、かつ
    前記係合部材(43′)が、2つの歯(436)によって画定される溝(432)を備えたプレートとして形成され、前記結合部材(41′)が前記溝(432)の中に可動式に配置される突起(418)を有することを特徴とするハンドル。
  8. 前記ハンドルチューブ(2)および前記係合部材(43′)の一方が、前記位置決め穴(11)に近接する第1端部(434)と、前記位置決め穴(11)から遠位の第2端部(435)とを有する細長い誘導穴(433)を備えて形成され、前記ハンドルが、前記細長い誘導穴(433)を貫通して延出し、前記ハンドルチューブ(2′)および前記係合部材(43′)の他方に結合され、前記結合部材(41)に対する前記弾性部材(44)の付勢作用によって前記細長い誘導穴(433)の前記第1端部(434)、および第2端部(435)の一方に向かって付勢されるピン(45)をさらに備えることを特徴とする、請求項に記載のハンドル。
  9. 前記係合部材(43)が、前記結合部材(41)に対して枢動されることを特徴とする、請求項に記載のハンドル。
  10. 前記ハンドルチューブ(2)が、前記フレームチューブ(1)に対して可動式に延在するように適合されたチューブ部分(21)と、前記チューブ部分(21)に接続された筐体部分(22)とを含み、前記結合部材(41)が、前記筐体部分(22)上に配置されることを特徴とする、請求項に記載のハンドル。
  11. 複数の位置決め穴(11)を有するフレームチューブ(1)と、
    前記フレームチューブ(1)に対して可動式に延在するハンドルチューブ(2)と、
    前記ハンドルチューブ(2)上に配置された結合部材(41)、
    前記結合部材(41)に接続された係合部材(43)、
    および前記結合部材(41′)を第1の位置に付勢するために前記結合部材(41)に結合され、その結果、前記フレームチューブ(1)に対する前記ハンドルチューブ(2)の移動を阻止するように、前記係合部材(43)が前記位置決め穴(11)のうち選択された1つの位置決め穴に係合する弾性部材(44)を含むハンドル高さ調節機構(4)と、 前記結合部材(41)が、前記弾性部材(44)の付勢作用に対抗して前記結合部材(41)を前記第1の位置から第2の位置に移動可能であり、その結果、前記フレームチューブ(1)に対して前記ハンドルチューブ(2)が移動することができるように、前記係合部材(43)が前記位置決め穴(11)のうち前記選択された1つの位置決め穴から外れることを特徴とし、
    前記ハンドル高さ調節機構(4′)が、前記ハンドルチューブ(2′)上に可動式に配置され、前記結合部材(41′)を前記第1の位置と前記第2の位置の間で駆動させる動作のために前記結合部材(41′)に結合された作動部材(42)をさらに含み、
    前記結合部材(41′)が、前記ハンドルチューブ(2′)に対して枢動され、前記第1の位置と前記第2の位置の間で枢動可能であり、
    前記係合部材(43′)が、2つの歯(436)によって画定される溝(432)を備えたプレートとして形成され、前記結合部材(41′)が前記溝(432)の中に可動式に配置される突起(418)を有することを特徴とするベビーカー(100)。
  12. 前記ハンドルチューブ(2)が、前記フレームチューブ(1)内に可動式に延在するチューブ部分(21)と、前記チューブ部分(21)に接続された筐体部分(22)とを含み、前記結合部材(41)が前記筐体部分(22)上に配置されることを特徴とする、請求項11に記載のベビーカー(100)。
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