JP5497424B2 - 液晶表示装置および表示機能付き機器 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置およびそれを搭載した表示機能付き機器に関し、特に、積層された複数の液晶パネルでそれぞれ再現される複数の画像を前面から観察できる、液晶表示装置およびそれを搭載した表示機能付き機器に関する。
現在、液晶表示装置が、様々な機器に搭載されている。遊技機器などでは、液晶表示装置に所望のコンテンツ画像が表示される。これにより、臨場感が高揚され、遊技の面白みが高められる。
近年、この種の液晶表示装置には、複数の液晶パネルを厚み方向に配置することで、表示画像に奥行き感を持たせる構成が採られつつある(特許文献1)。この構成では、それぞれの液晶パネルに異なる画像が表示され、観る者によって、各液晶パネルの画像が合成される。このように、画像の配置を前後させることにより、合成画像に奥行き感が与えられる。また、各液晶パネルに表示される画像を工夫することにより、視覚効果を異ならせることができる。
特表2002−504764号公報
しかしながら、遊技機に組み込まれる液晶表示装置は、大型化の傾向にある。液晶表示装置が配される前面領域は、通常、遊技機のための他の構造物を配置できない。このため、このように液晶表示装置が大型化すると、これに伴い、他の構造物を配置できる領域が減少し、遊技機の面白みの表現が困難になりつつある。
また、上記のように複数の液晶パネルを厚み方向に配置する場合には、液晶表示装置の厚みが大きくなる。このため、かかる液晶表示装置が組み込まれた遊技機では、遊技機本体の厚みが増加し、材料コストや運送コストが増加するとの問題が起こり得る。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、他の構造物を円滑に配置可能な液晶表示装置およびかかる液晶表示装置を組み込むことで面白みが向上し、また、機器本体の厚みを低減可能な表示機能付き機器を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、液晶表示装置に関する。本態様に係る液晶表示装置は、第1の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルに対し積層方向に所定の間隔をおいて配置された第2の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルと前記第2の液晶パネルとの間の空隙に配置された構造物とを備え、また、前記液晶表示装置の側面に配置された複数の開口を有する。ここで、前記構造物は、前記開口を繋ぎ且つ玉が通過するための通路を備える。
第1の態様に係る液晶表示装置によれば、液晶表示装置の配置領域にも、液晶表示装置以外の他の構造物が配置される。このため、この液晶表示装置を遊技機等に組み込んだ場合には、他の構造物の配置領域を広げることができる。よって、他の構造物による遊技機の面白みの表現の幅を広げることができる。また、この液晶表示装置を遊技機等に組み込む場合、液晶表示装置を遊技機等の前面(盤面)よりも前方に突出させて配置できるため、遊技機等の厚みを減少させることができる。よって、厚み増加による遊技機等の材料コスト、運送コストの増大を抑制することができる。なお、このように前記構造物が前記開口を繋ぎ且つ玉が通過するための通路を備える構成は、たとえば、当該液晶表示装置がパチンコ機に搭載される場合に用いられ得るものである。
ここで、前記通路は、前方(観察者側)から前記玉の通過を確認できるように、全部または部分的に透明または半透明となっている。また、前記液晶表示装置の前面周囲を覆うフロントフレームの前記玉の通過経路に対応する部分が切り欠かれている。こうすると、開口から液晶表示装置内に入った玉の移動を、他の開口から出るまで視認することができる。
なお、前記通路は、U字形状、直線形状、螺旋形状またはつづら折り形状とすることができる。通路の形状を工夫することにより、使用者に関心を持たせることができる。
また、第1の態様に係る液晶表示装置は、前記液晶表示装置の側面に配置される前記開口の数、形状または大きさを変更するための開口変更手段をさらに備える構成とされ得る。こうすると、液晶表示装置内に玉が入る確率を適宜変更することができる。この場合、前記開口変更手段は、前記液晶表示装置の側面に配置される前記開口の数、形状または大きさを電気信号に基づき変更するよう構成され得る。こうすると、たとえば、パチンコ機側からの信号により液晶表示装置内に玉が入る確率を変更できるため、パチンコ機の面白みを高めることができる。
本発明の第の態様は、表示機能付き機器に関する。本態様に係る表示機能付き機器は、上記第の態様に係る液晶表示装置を備える。本態様に係る表示機能付き機器によれば、上記第の態様と同様の効果を奏することができる。
以上のとおり本発明によれば、液晶パネル間の空隙に他の構造物を容易に配置可能な液晶表示装置およびかかる液晶表示装置を組み込むことで面白みが向上し、また、機器本体の厚みを低減可能な表示機能付き機器を提供することができる。
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態により何ら制限されるものではない。
実施の形態1に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係るスペーサの構成を示す図である。 実施の形態1に係る通路の構成を示す図である。 実施の形態1に係るフロントフレーム、リアカバーおよびバックライトユニットの構成を示す図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置とパチンコ機の回路構成を示す図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置の回路構成の変更例を示す図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置の回路構成の変更例を示す図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置の変更例を示す図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置の開口部分の変更例を示す図である。 実施の形態1に係る液晶表示装置の開口変更部の構成を示す図である。 開口変更部を駆動制御するための回路構成を示す図である。 実施の形態1に係る通路の構成の変更例を示す図である。 実施の形態2に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態2に係る構造物の取り付け形態を説明する図である。 実施の形態2に係る構造物の配置領域の検出方法を説明する図である。 実施の形態2に係る構造物の他の取り付け形態を説明する図である。 実施の形態2に係る液晶表示装置とパチンコ機の回路構成を示す図である。 実施の形態2に係る液晶パネルの制御形態を示す図である。 実施の形態2に係る液晶表示装置とパチンコ機の回路構成の変更例を示す図である。 他の実施の形態に係る構造物の配置形態を示す図である。 実施の形態に係る通路の変更例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。なお、本実施の形態の液晶表示装置において、観察者がその液晶表示装置を見る側に関する面および方向を「前面」、「手前」、「前側」、「正面」、「前方」と表現し、観察者側とは反対側に関する面および方向を「後面」、「背面」、「後方」、「奥側」、「後ろ側」、「裏側」、「裏面」と表現する。本実施の形態では、液晶表示装置がパチンコ機に組み込まれる場合の構成が例示されている。
A.実施形態1
図1は、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す分解斜視図である。
図1を参照して、液晶表示装置は、その観察者側のフロントフレーム1と、フロントパネル2と、スペーサ3と、通路4と、リアパネル5と、バックライトユニット6と、リアカバー7とで構成されている。フロントパネル2とリアパネル5は、液晶パネルからなっている。フロントパネル2とリアパネル5との間には、3つのスペーサ3が配置される。フロントパネル2とリアパネル5は、これらスペーサ3によって所定の間隔に保たれる。また、フロントパネル2とリアパネル5との間に、透明な通路4が配置される。さらに、リアパネル5の後ろにバックライトユニット6が配置される。そうして、フロントパネル2の前面には、金属性のフロントフレーム1が配置されており、バックライトユニット6の背面には、金属性のリアカバー7が配置されている。それらフロントフレーム1とリアカバー7によって生じる空間にフロントパネル2、スペーサ3、通路4、リアパネル5およびバックライトユニット6が収納されている。
バックライトユニット6からの光は、リアパネル5を通過した後、フロントパネル2に入射する。その後、この光は、フロントパネル2を透過して、フロントフレーム1の開口12から前方に出射される。
図2は、スペーサ3の構成を示す図である。なお、同図(a)〜(c)には、便宜上、同図(d)のようにスペーサ3が切り欠き35a、35bによって上下に分離される前の状態が示されている。
図2(a)は、スペーサ3の前面図である。なお、図2(a)の下側と右側には、それぞれ、同図のスペーサ3のA−A’断面図とB−B’断面図が示されている。図2(b)は、スペーサ3の後面図である。図2(c)は、フロントパネル2とスペーサ3の組み立て過程を同図(a)右側の断面図を用いて説明する図である。図2(d)は、図2(a)に示すスペーサ3が同図の点線位置で切断されて、図1に示すスペーサ3が構成された状態を示す図である。
図2(a)に示すように、スペーサ3には、前面に段部31、32が形成され、中央に開口33が形成されている。また、図2(b)に示すように、スペーサ3の後面にも段部34が形成されている。
図2(c)に示すように、前側のスペーサの後面の段部34が後ろ側のスペーサの前面の段部31に係合することで、これら2つのスペーサ3が一体化される。このような構成のスペーサ3から、図2(a)の点線位置の領域(a、b、c)を取除くことで、図2(d)のような本実施の形態のスペーサ3が形成される。すなわち、左右と下部に、それぞれ切り欠き35a、35b、35cが形成されたスペーサ3が形成される。そうして、フロントパネル2は、スペーサ3の前面の段部32に嵌め込まれる。
なお、ここでは、便宜上、図2(a)の点線の位置でスペーサ3を切断するかのような説明を行ったが、図2(d)のスペーサ3は、図2(a)のスペーサ3に対して機械的な切断を実際に行って形成される他、図2(d)に示すスペーサ3の3つのパーツをそれぞれ射出成型等により個別に形成して得られるようにしても良い。
図3は、通路4の構成を示す図である。同図(a)は、通路4の分解斜視図であり、同図(b)は、枠部42を裏側から見たときの斜視図である。
同図に示す如く、通路4は、透明な板部41と透明な枠部42からなっている。板部41には、上部中央部に円弧部41aが形成され、この円弧部41aに続いて直線部41bが形成されている。また、板部41の下部中央部には下方に突出した突部41cが形成されている。また、板部41の前面の突部41cの近傍には、一段窪んだ凹部41dが形成され、さらに、枠部42側の突片42eと係合する係合溝部41eが形成されている。
枠部42の上面には、板部41側の円弧部41aと直線部41bとに対応する形状の円弧部42aと直線部42bが形成されている。また、枠部の下面には、板部41側の突部41cに対応する位置に、突部42cが形成されている。図3(b)に示すように、枠部42の裏面には、左右の端から突部42cへと繋がる溝部42dが形成されている。この溝部42dが、パチンコ玉が通る部分である。また、枠部42の裏面には、板部41の係合溝部41eと係合する突片42eが形成されている。さらに、突部41cには、板部41の凹部41dのエッジ部分と係合する2つの突片42fが形成されている。枠部42側の突片42e、42fをそれぞれ板部41側の係合溝部41eと凹部41cに係合させることにより、枠部42が板部41に組み付けられる。これにより、通路4が完成する。
なお、円弧部41aは、下に凸のU字形状だけでなく、下に凸の形状であれば良い。たとえば、突部41c、42cの位置は、下部中央部から右または左にずれた位置に配置されても良い。
図4は、フロントフレーム1、リアカバー7およびバックライトユニット6の構成を示す図である。同図(a)、(b)および(c)は、それぞれ、フロントフレーム1の斜視図、正面図および右側面図である。同図(d)は、フロントフレーム1にリアカバー7を組み合わせた状態を示す図である。同図(e)は、バックライトユニット6の斜視図である。
フロントフレーム1には、左右中央に、前面から側面へと続く切り欠き11a、11bが形成され、さらに下部中央に切り欠き11cが形成されている。3つのスペーサ3がフロントカバー1内に収容されたとき、これらスペーサ3の切り欠き35a、35b、35cが、それぞれ、フロントカバー1の切り欠き11a、11b、11cの位置に対応して配置される。さらに、フロントフレーム1には、開口12が形成され、左右の側面に、切り欠き13が形成されている。
同図(d)に示すように、リアカバー7の左右の側面には、フロントカバー1の左右の側面の切り欠き13に対応する位置に、切り欠き71と、孔72が形成されている。また、同図(e)に示すように、バックライトユニット6の左右の側面には、フロントカバー1の切り欠き13に対応する位置に、ネジ穴61が形成されている。なお、バックライトユニット6の前面には、フレーム62が装着されている。このフレーム62の前面形状は、図2(a)に示すスペーサ3の前面形状と同じとなっている。スペーサ3の段部32に対応するフレーム62の段部にリアパネル5が嵌め込まれる。
図1に戻り、通路4の前後方向の厚みは、スペーサ3を3つ重ねたときの厚みと略同じである。液晶表示装置の組み立て時には、図2(c)を参照して説明したように、2つのスペーサ3とフロントパネル2とを組み合わせる。このときスペーサ3の左右の切り欠き35a、35bと下部の切り欠き35cに、通路4の左右の直線部4a、4bと下部の突部4cを嵌め込む。さらに、リアパネル5をバックライトユニット6のフレーム62に前方から装着した状態で、フレーム62の前面を最後方のスペーサ3の背面の段部34に係合させる。こうしてフロントパネル2からバックライトユニット6までの各部を組み合わせた構成体が作られる。
この構成体を、フロントフレーム1内に収容し、対応する切り欠き13を介してバックライトユニット6のネジ穴61にネジ止めを行う。さらに、後方からリアカバー7を組み合わせる。これにより、図4(d)に示す状態となる。最後に、孔72を介してバックライトユニット6のネジ穴61にネジ止めを行う。これにより、図5に示す液晶表示装置が完成する。
図5に示すように、液晶表示装置の左右の側面からは、フロントフレーム1の切り欠き11a、11bを介して、通路4の開口40a、40bが外部に臨んでいる。また、液晶表示装置の下部側面からは、フロントフレーム1の切り欠き11cを介して、通路4の開口40cが外部に臨んでいる。開口40a、40b、40cは、図3(a)に示すように、枠部42を板部41に組み付けることにより形成される。したがって、開口40a、40bから入ったパチンコ玉は、液晶表示装置内の通路4を通って、開口40cから出ることになる。
上記のように通路4は透明である。よって、フロントパネル2の通路4の部分の表示が透明または半透明に制御されることにより、遊技者は、通路4内のパチンコ玉の通過を視認することができる。また、フロントフレーム1の通路4の部分には、切り欠き11a、11b、11cが形成されている。よって、遊技者は、開口40a、40bに入った直後および開口40cから出る直前のパチンコ玉も視認することができる。
図6は、上記液晶表示装置をパチンコ機に組み込んだときの要部回路構成を示す図である。なお、同図には、液晶表示装置側の回路ブロックとして、フロントパネル2を駆動するための回路ブロック100のみが示されているが、リアパネル5を駆動するための回路ブロックも同様の構成となっている。
液晶表示装置側の回路ブロック100には、コネクタ101と、画像制御部102と、電源回路103と、ゲートドライバ104と、ソースドライバ105とが配置されている。また、パチンコ機側には、画像処理用の基板200と遊技制御用の基板210が配置され、これら基板には、それぞれ、マイコン203、213と、ROM201、211と、RAM202、212が配置されている。この他、パチンコ機側には、電源ユニット220が配置されている。
電源ユニット220は、コネクタ101を介して、バックライトユニット6にバックライト用の電力を供給する。これにより、バックライトユニット6が駆動され、バックライトユニット6からバックライト光が出射される。また、電源ユニット220は、コネクタ101を介して電源回路103にパネル駆動用の電力を供給する。かかる電力を受けて、電源回路103は、画像制御部102とゲートドライバ104およびソースドライバ105に電力を供給する。この他、電源ユニット220は、基板200、210に配置された回路に電力を供給する。
基板200のROM201には、画像表示用のデータやプログラムが格納されている。マイコン203は、RAM202を作業領域として用いながら画像信号の生成処理を行い、生成した画像信号を、コネクタ101を介して画像制御部102に出力する。画像制御部102は、コントロール信号をゲートドライバ104とソースドライバ105に出力しつつ、入力された画像信号をもとにデータ信号を生成してソースドライバ105に出力する。これにより、画像信号に基づく画像が液晶パネル2に描画される。
基板210のROM211には、パチンコ機に配置された要素ブロック(役物の駆動ブロック等)を制御するためのプログラムが格納されている。マイコン213は、RAM212を作業領域として用いながら制御処理を行い、制御信号を対応する要素ブロックに供給する。
本実施の形態では、図5に示す液晶表示装置の開口40a、40b、40cの奥側の内面が、パチンコ機の盤面と略面一となるように、液晶表示装置がパチンコ機に組み付けられる。つまり、液晶表示装置は、パチンコ機の盤面よりも突出した状態で、パチンコ機に配置することができる。このため、遊技動作時に盤面を移動するパチンコ玉のいくつかは、開口40a、40bから通路4に入る。
なお、液晶表示装置がパチンコ機の盤面よりも突出しているので、遊技機の厚みを減少させることができる。
また、通路の奥側の内面(開口40a、40b、40cの奥側の内面)は、パチンコ機の盤面よりも奥側に配置されても良い。その場合は、パチンコ玉を通路に誘導する部分を付加すれば良い。このように、液晶表示装置の取り付け位置を自由に変えることができる。
本実施の形態では、このように開口40a、40bから通路4にパチンコ玉が入っても、開口40cから出るまでは、パチンコ玉の移動が遊技者に視認できるように、フロントパネル2の表示が制御される。具体的には、遊技動作時には常に通路4に対応するフロントパネル2の部分が透明または半透明となるよう、フロントパネル2が駆動される。
より詳細には、図6に示す構成では、ROM201に格納されている画像データが、通路4に対応するフロントパネル2の部分が透明または半透明となるような画像を表示する画像データとなっている。つまり、ソースとなる画像データが、通路4に対応するよう構成されている。この場合、液晶表示装置側の回路ブロック100には、通路4に対応するフロントパネル2の部分を透明または半透明に加工するための特別な回路構成は不要である。画像制御部102は、画像基板200から入力された画像信号をそのまま表示するよう、ゲートドライバ104とソースドライバ105を駆動すれば良い。
なお、ここでは、フロントパネル2の駆動についてのみ説明したが、リアパネル5についても同様に、通路4に対応する部分が透明または半透明となるように駆動されるのが望ましい。こうすると、バックライトユニット6からの光により、通路4が背面から照らされ易くなるため、通路4におけるパチンコ玉の移動が、より見やすくなる。
以上、本実施の形態によれば、液晶表示装置の配置領域にも、パチンコ玉が通り得る通路4が配置されるため、この通路4により、遊技機の面白みの表現の幅を広げることができる。また、パチンコ機の盤面よりも前方に突出させた状態で液晶表示装置が配置されるため、その分のパチンコ機の厚みを減少させることができる。よって、厚み増加によるパチンコ機の材料コストや運送コストの増大を抑制することができる。また、本実施の形態では、開口40a、40bから開口40cまでの間のパチンコ玉の移動を遊技者において視認することができる。よって、通路の形状を工夫することで、液晶表示装置内におけるパチンコ玉の移動に面白みを持たせることができる。
<変更例1>
図6の構成では、予め、通路4に対応する部分が透明または半透明となるように、ソースとなる画像データが構成されたが、ソースとなる画像データには特別な工夫を施さずに、液晶表示装置側の回路構成の方に工夫を施して、通路4に対応する部分の画像を透明または半透明にするようにしても良い。
図7は、この場合の回路ブロック100の構成例を示す図である。この構成例では、コネクタ101と画像制御部102との間に画像処理ブロック110が配置される。画像処理ブロック110は、ROM111と、RAM112と、マイコン113とを備える。
ROM111には、通路4に対応する部分を透明または半透明にするための制御プログラムが格納されている。マイコン113は、CPUを備え、ROM111に格納された制御プログラムによって画像処理部としての機能が付与される。RAM112は、画像処理の際に、マイコン113により作業領域として用いられる。
遊技動作時、マイコン113は、フロントパネル2の通路4に対応する部分における光の透過率が高まるよう、画像信号を加工する。あるいは、マイコン113は、フロントパネル2の通路4に対応する部分は、一律、光の透過率が最大となるよう、画像信号を加工する。マイコン113は、このように加工を施した画像信号を画像制御部102に出力する。画像制御部102は、入力された画像信号に基づいてフロントパネル2を駆動する。これにより、フロントパネル2による表示画像は、通路4に対応する部分が透明または半透明となる。よって、遊技者は、通路4におけるパチンコ玉の移動を視認することができる。
なお、リアパネル5の回路ブロックについても同様に、画像処理ブロック110に対応する構成を追加して、通路4に対応する部分が透明または半透明となるように、表示画像を加工するのが望ましい。こうすると、バックライトユニット6からの光により、通路4が背面から照らされ易くなるため、通路4におけるパチンコ玉の移動が、より見やすくなる。
本変更例によれば、ソースとなる画像を通路4に対応するように特別に作成する必要がない。つまり、ソースとなる画像データがどのようなものであっても、通路4に対応する部分を透明または半透明とすることができる。よって、液晶表示装置の組み込み対象となるパチンコ機の選択の自由度を高めることができる。
<変更例2>
図7の構成では、通路4にパチンコ玉が入ったか否かに拘わらず、常に、フロントパネル2の通路4に対応する部分の表示が透明または半透明にされたが、通路4にパチンコ玉が入ったときのみ、フロントパネル2の通路4に対応する部分の表示を透明または半透明にしても良い。
図8は、この場合の構成例を示す図である。この構成例では、通路4の開口40a、40bの部分に、パチンコ玉の通過を検出する通過センサが配置されている。また、画像処理ブロック110にはスイッチ114が配置されている。通過センサ121からの検出信号は、マイコン113とスイッチ114に入力される。スイッチ114は、通過センサ121から検出信号が入力されないときは、コネクタ101からの画像信号をそのまま画像制御部102に出力し、通過センサ121から検出信号が入力されたときは、一定時間Tだけ、マイコン113からの画像信号を画像制御部102に出力する。ここで、時間Tは、開口40a、40bから入ったパチンコ玉が開口40cから出るまでの時間よりもやや長く設定されている。
本変更例によれば、通路4にパチンコ玉が入っていないときは、フロントパネル2の通路4に対応する部分の表示が透明または半透明とされないため、フロントパネル2に本来のソース画像がそのまま表示される。よって、画像による視覚効果を高めることができる。
なお、通過センサ121からの検出信号を、パチンコ機に配置された要素ブロック(役物の駆動ブロック、等)の制御に用いるようにすると、パチンコ機の面白みを高めることができる。この場合、図8に示すように、通過センサ121からの検出信号が、コネクタ101を介して、パチンコ機側に配置された基板210のマイコン213に入力される。この検出信号は、液晶表示装置の外部、たとえば、パチンコ機本体から供給されたものでも良い。
<変更例3>
上記実施の形態では、図5に示すフロントフレーム1の切り欠き11a、11b、11cから、通路4の直線部4a、4bおよび突部4cとフロントパネル2の周縁が前方に露出し、この部分に段差が生じている。本変更例では、この段差を防ぐための構成を付加した例を示す。図9(a)〜(c)は、それぞれ、かかる段差を防ぐための構成を例示するものである。図9(a)〜(c)は、それぞれ、同図(d)のC−C’で切断したときの断面図である。なお、ここでは、右側の切り欠き11bの部分の構成のみが示されているが、左側の切り欠き11aおよび下側の切り欠き11cについても同様に構成される。
図9(a)では、フロントフレーム1の切り欠き11bの幅が上記実施の形態に比べて狭められ、この切り欠き11bを埋める透明部材14aが、通路4とフロントパネル2の上面に貼着されている。
図9(b)では、フロントフレーム1の切り欠き11bの上面に透明なフィルム14bが貼着されている。
図9(c)では、フロントフレーム1の切り欠き11bの幅が上記実施の形態に比べて狭められ、この切り欠き11bを埋めるよう、通路4の上面に突起部分42gが形成されている。
本変更例によれば、簡易な構成により、切り欠き11bの部分の段差を埋めることができる。
<変更例4>
本変更例は、液晶表示装置の側面に配置される開口の大きさおよび数を適宜変更可能とするものである。
図10に、本変更例の構成を示す。同図(a)は、フロントフレーム1の右側面図であり、同図(b)は、同図(a)のD−D’断面図である。同図(c)は、同図(a)に示す装着部15に装着可能な調整板15dを例示する図である。なお、同図(a)、(b)には、フロントフレーム1の右側面の構成のみが図示されているが、フロントフレーム1の左側面も同様に構成されている。
フロントフレーム1の右側面には、装着部15が形成されている。装着部15には、フロントフレーム1の内側へと続く開口15aが形成され、この開口15aの前後のエッジ部分に、断面が鉤状のガイド部15bが形成されている。また、開口15aの下側エッジ部分に、壁状の受け部15cが形成されている。同図(b)に示すガイド部15bの隙間Pは、調整板15dの厚みよりもやや大きく設定されている。また、ガイド部15b間の距離Qは、調整板15dの幅よりもやや広く設定されている。調整板15dには、形状および数が異なる開口15eが形成されている。
調整板15dの装着は、同図(d)に示すように、調整板15dの下端をガイド部15bに係合させた状態で、装着部15の上から調整板15dを下方にスライドさせることにより行われる。装着状態において、調整板15dの下端が受け部15cに当接する。
この変更例では、通路4の開口40a、40bが、フロントフレーム1の開口15aと略同じサイズとされる。通路4は、このようなサイズの開口40a、40bが、フロントフレーム1の開口15aの位置に合うように配置される。
本変更例によれば、液晶表示装置の側面に配置される開口15eの形状および数を適宜変更することができる。よって、液晶表示装置内にパチンコ玉が入る確率を変更できるため、パチンコ機の面白みを変更することができる。
<変更例5>
上記変更例4では、液晶表示装置の側面に配置される開口15eの形状および数が手作業で変更可能であったが、本変更例は、液晶表示装置の側面に配置される開口の大きさおよび数を自動で変更可能なものである。
図11(a)の構成例では、図10(a)の構成から受け部15cが省略され、調整板15dは、ガイド部15bによって上下に案内されるのみとなっている。調整板15dは、ガイド部15bよりも長くなっている。調整板15dには、開口15eのグループが4つ配置されている。また、調整板15dの側面には、フロントフレーム1側のギア15gと噛み合うギア部15fが形成されている。ギア15gは、連結ギア15hを介して、フロントフレーム1の側面に配置された薄型ステッピングモータの駆動軸15iに接続されている。
この構成例では、ステッピングモータを駆動制御して、通路4の開口40bに向き合う開口15eを変化させることにより、液晶表示装置の側面に配置される開口の形状および数を変化させることができる。なお、調整板15dの位置は、たとえば、ステッピングモータのステップ数に基づいて検出され得る。
図11(b)は、円盤状の調整板15jを用いる場合の構成例を示す図である。この構成例では、調整板15jが、フロントフレーム1の側面に回動可能に軸支されている。調整板15jの側面にはギアが形成されており、このギアが連結ギア15kの外周側のギアと噛み合っている。連結ギア15kの内周側のギアは、ステッピングモータの駆動軸15mに装着されたギア15lと噛み合っている。調整板15jには、形状の異なる2つの開口15eが、同一円周状に形成されている。
この構成例では、ステッピングモータを駆動制御して、通路4の開口40bに向き合う開口15eを変化させることにより、液晶表示装置の側面に配される開口の形状を変化させることができる。なお、調整板15jの位置は、たとえば、ステッピングモータのステップ数に基づいて検出され得る。
図12は、本変更例の回路構成を示す図である。同図において、液晶表示装置側の回路ブロック100は、図7の構成に対し、開口制御部122と、開口駆動部123が追加されている。パチンコ機側の回路構成は、図6の構成と同様である。ただし、図7にて説明したとおり、通路4に対応する部分を透明または半透明とする制御が画像処理ブロック110によって行われるため、ROM201には、汎用的な画像データが格納されている。また、マイコン213からの制御信号が、開口制御部122に入力される。
開口駆動部123は、図11(a)、(b)で述べた調整板15d、15jを駆動するためのステッピングモータを含んでいる。開口制御部122は、マイコン213からの制御信号に基づき、図11(a)、(b)の調整板15d、15jに形成された複数の開口15eのうち何れかが通路4の開口40a、40bに位置づけられるよう、開口駆動部123を駆動する。
マイコン213は、遊技の状況に応じて、通路4の開口40a、40bに位置づけられる開口15eを変更するための制御信号を開口制御部122に送信する。これを受けて開口制御部122は、指示された開口15eを通路4の開口40a、40bに位置づけるためのステップ数を求め、求めたステップ数だけステッピングモータを駆動するための駆動信号を開口駆動部123に出力する。これにより、図11(a)、(b)に示す調整板15d、15jが駆動され、指示された開口15eが通路4の開口40a、40bに位置づけられる。こうして、液晶表示装置の左右の側面の開口の形状と数が変更され、パチンコ玉が液晶表示装置内に入る確率が変化する。これにより、パチンコ機の面白みが高められる。
このように、本変更例では、遊技の状況に応じて、パチンコ玉が液晶表示装置内に入る確率を変えることができ、パチンコ機の面白みを高めることができる。
<変更例6>
上記実施の形態では、トンネル形状の通路4が形成されたが、本変更例では、受け面によって通路4が形成される。
図13に、本変更例による通路4の生成過程を示す。なお、同図には、図2の場合と同様、便宜上、切り欠きがない状態でスペーサ3が図示されている。同図(a)には、切り欠き35aの位置が破線で示されている。同図(a)に示す如く、2番目と3番目のスペーサ3にのみ切り欠き35a、35b、35cが形成され、最前方と最後方のスペーサ3には切り欠き35a、35b、35cが形成されていない。
本変更例では、通路4の生成のために、2つの透明板43、44が用いられる。透明板43、44は、ともに平板であり、スペーサ3の前側の段部32に嵌る形状を有している。透明板44には、前面に受け面44aと案内面44bが一体的に形成されている。2番目と3番目のスペーサ3は、上記実施の形態と同様、図13(b)に示す枠状のスペーサ3を点線位置で切断した形状を有している。
組み立て時には、同図(a)に示すように、透明板43と透明板44がそれぞれ2番目と4番目のスペーサ3の段部32に嵌め込まれる。この状態で、2〜4番目のスペーサ3の段部31を一つ前のスペーサ3の段部34に係合させる。そうして、フロントパネル2が、最も前方のスペーサ3の段部32に嵌め込まれる。こうして、同図(a)の最も右側に示す構成体が作られる。
この構成体では、透明板43、44はそれぞれ前後のスペーサ3に挟まれて保持される。構成体の中には、これら2つの透明板43、44によって仕切られた空間が生じる。この空間の下部が、受け面44aと案内面44bによって仕切られている。また、受け面44aの左右の端部は、2番目と3番目のスペーサ3の切り欠き35a、35bの下面に繋がっている。案内面44bは、2番目と3番目のスペーサ3の切り欠き35cに嵌っている。
この構成では、切り欠き35a、35bから入ったパチンコ玉は、受け面44aへと落ち、受け面44aを転がって、2つの案内面44bの間の隙間に至る。その後、パチンコ玉は、2つの案内面44bの間の隙間を通って、外部に排出される。
本変更例によれば、通路4の構成を簡素なものとすることができる。
B.実施形態2
上記実施形態1では、フロントパネル2とリアパネル5との間のスペースにパチンコ玉が通る通路4が形成されたが、本実施の形態では、フロントパネル2とリアパネル5との間のスペースに、遊技の面白みを高めるための構造物(役物)が配置される。
図14に、本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示す。本実施の形態では、図1の構成の通路4が透明板8に置き換えられている。また、フロントフレーム1とスペーサ3には切り欠きが形成されていない。透明板8には、役物を装着するための取付孔8a、8bが形成されている。
図15は、役物を配置するための構成を示す図である。スペーサ3は、上記実施形態1で用いたスペーサ3と同様の形状を有している。ただし、本実施の形態のスペーサ3は、上記実施形態1のものに比べて、厚みが大きくなっている。また、段部34の深さが、図15(a)の最左に示すように2つのスペーサ3を組み合わせたときに、前方のスペーサ3の段部34と後方のスペーサ3との間に透明板8が挟まれる深さとなっている。
組み立て時には、まず、透明板8の取付孔8a、8bに役物81、83を装着する。ここでは、役物81はモータ82の軸に装着され、役物83は回転機構84の回転軸に装着される。役物81については、モータ82の回転軸を取付孔8aに挿入した状態で、モータ82を透明板8に装着し、その後、役物81をモータ82の回転軸に取り付ける。また、役物83については、回転機構84の回転軸を取付孔8bに挿入した状態で、回転機構84の基部を透明板8に装着し、その後、役物83を回転機構84の回転軸に取り付ける。
しかる後、透明板8を、同図(b)のように、後方のスペーサ3の段部32に嵌め込む。このとき、モータ82の信号線82aを、後方のスペーサ3の上部に形成された孔(図示せず)から外部に引き出しておく。また、フロントパネル2を、前方のスペーサ3の段部32に嵌め込む。その後、前方のスペーサ3の段部34を後方のスペーサ3の段部31に係合させて、2つのスペーサ3を組み合わせる。これにより、図15(a)の最左の構成体が完成する。
この構成体は、上記実施形態1と同様、リアパネル5とバックライトユニット6とともにフロントフレーム1に収容され、その後、リアカバー7がフロントフレーム1に組み付けられて、液晶表示装置が完成する。
なお、図15の構成例では、透明板8を前方のスペーサ3の裏側の段部34に嵌め込むようにしたが、透明板8を後方のスペーサ3の前側の段部32に嵌め込むようにしても良い。この場合、透明板8は、段部32に嵌め込まれるよう、図15に比べて一回り小さな形状とされる。また、段部34の深さは、段部31の深さと略同じとされる。
本実施の形態によれば、液晶表示装置の配置領域にも、役物を配置することができるため、役物による遊技機の面白みの表現の幅を広げることができる。
なお、役物81は、たとえば、図6に示す回路構成では、マイコン213からコネクタ101を介して、役物81を制御する信号が供給され、役物81が装着されたモータが駆動される。
<変更例1>
本実施の形態においても、フロントパネル2は、役物81、83に対応する部分が透明または半透明になるよう駆動されるのが望ましい。この場合、装着される透明板8の種類によって、役物の配置領域が変わり得る。よって、フロントパネル2の表示を制御する場合には、どの位置に役物が配置されているかを検出する必要がある。この検出は、装着された透明板8の種類を検出することによっても行われ得る。
図16は、この場合の構成例を示す図である。同図(b)に示す如く、透明板8には、右上隅にID用の電極85が配置されている。また、同図(a)に示す如く、スペーサ3の段部34には、透明板8が嵌められたときに電極85に向き合う位置に検出用の端子37が配置されている。
同図(c)〜(e)に示す如く、端子37は、共通端子Cと、4つの検出端子D1〜D4を有している。共通端子Cと検出端子D1〜D4からは、それぞれ、信号線(図示せず)が引き出されている。また、電極85は、共通端子Cに接する共通電極85aと、当該透明板8の種類を識別するためのID電極85bを備えている。図示の如く、ID電極85bは共通電極85aに短絡されている。
スペーサ3の段部34に透明板8が嵌められたとき、ID電極85bは、検出端子D1〜D4の何れかに接する。これにより、検出端子D1〜D4の何れかが共通端子Cに短絡される。かかる検出端子D1〜D4の短絡状態により、どの種類の透明板8が取り付けられたかが検出される。
なお、図16の構成例は、図15のように、透明板8が前後のスペーサ3によって挟まれて装着される場合のものであるが、図17に示すように、側方から差し込むことにより透明板8がスペーサ3に装着されるような構成もとられ得る。この場合、スペーサ3には、同図(c)に示すように、透明板8を差し込むためのガイド溝39が、スペーサ3の右側面から左側面の手前まで形成され、また、右側フレーム部分の前面には、役物やモータ等が通過するための切り欠き38が形成される。
この場合、同図(c)に示す如く、役物81、83が装着された透明板8がガイド溝39に差し込まれてスペーサ3に装着された後、このスペーサ3の前面に前方のスペーサ3が組み合わされる。さらに、前方のスペーサ3の前面にフロントパネル2が装着されて、図17(c)の最右の構成体が生成される。
この構成では、同図(b)に示すように、透明板8の左上隅にID用の電極85が配置されている。また、同図(a)に示す如く、スペーサ3の上側のガイド溝39の内面には、透明板8が完全に挿入されたときに電極85に向き合う位置に検出用の端子37が配置されている。電極85と端子37の構成は、図16の場合と同じである。
この構成においても、透明板8が装着されると、検出端子D1〜D4の何れかが共通端子Cに短絡される。かかる検出端子D1〜D4の短絡状態により、どの種類の透明板8が取り付けられたかが検出される。
なお、透明板8の種類を検出するための構成は、上記のものに限らず、他の構成も持ち得る。たとえば、RFIDタグを透明板8に埋め込み、これを読み取るためのセンサを液晶表示装置上に配するようにしても良い。
図18は、本変更例に係る回路構成を示す図である。同図において、液晶表示装置側の回路ブロック100は、図7の構成に対し、ID検出部131と、部品制御部132と、部品駆動部133が追加されている。パチンコ機側の回路構成は、図6の構成と同様である。ROM201には、汎用的な画像データが格納されている。また、マイコン213からの制御信号が、部品制御部132に入力される。
ID検出部131は、図16に示す検出端子D1〜D4から引き出された信号線の状態(共通端子Cとの短絡/非短絡)に基づいて、装着された透明板8の種類を検出し、検出結果を示す信号(検出信号)を画像処理ブロック110とマイコン213に送信する。
マイコン213は、受信した検出信号をもとに、制御対象の役物を特定し、遊技の状況に応じて、この役物を駆動するための制御信号を、コネクタ101を介して部品制御部132に送信する。部品制御部132は、受信した制御信号に基づいて、制御対象の役物を駆動するための信号を部品駆動部133に送信する。部品駆動部133は、この信号により、役物を動かすためのモータを駆動する。これにより、たとえば、図16、図17に示す役物81が駆動される。
また、画像処理ブロック110は、受信した検出信号をもとに、役物の配置位置を透明または半透明にするための処理を行う。画像処理ブロック110には、図19に示すように、透明板8の種類(タイプ)に関連付けて、透明とすべき領域のパターンが、図7に示すROM111に保持されている。ROM111には、図19に示す以外の透明パターンも、透明板8の種類に関連付けて記憶されている。
画像処理ブロック110は、ID検出部131から入力された検出信号に対応する透明パターンをROM111から取得する。そして、取得した透明パターンに対応する領域が透明になるように画像信号を処理して、画像制御部102に出力する。これにより、フロントパネル2の表示は、役物に対応する位置が透明になり、前方から役物を視認できるようになる。
なお、図19(b)、(c)に示す透明パターンは、役物以外に、実施形態1で示したような通路が透明板8の装着によって設定されることをも想定したものである。この場合、同図(b)、(c)の上段に示すような通路4が配置された透明板8が、スペーサ3をもって装着される。この場合も、上記と同様、画像処理ブロック111は、透明板8に配置された電極85のパターンに基づく検出信号に基づき、通路4に対応する位置を透明にする透明パターンをROM111から取得する。そして、取得した透明パターンに対応する領域が透明になるように画像信号を処理して、画像制御部102に出力する。これにより、フロントパネル2の表示は、通路4に対応する位置が透明になり、前方から通路4および通路4を通過するパチンコ玉を視認できるようになる。
なお、図18の構成では、液晶表示装置側の回路ブロック100に画像処理ブロック110が配置されたが、図20のように、パチンコ機側のマイコン203に画像処理ブロック110と同様の機能が付されている場合には、このマイコン203に、ID検出部131からの検出信号が送信される。この場合、ROM201に、図19に示すような透明パターンが、透明板8の種類に対応づけて記憶されている。
マイコン203は、受信した検出信号に基づき、役物または通路に対応する位置を透明にする透明パターンをROM201から取得する。そして、取得した透明パターンに対応する領域が透明になるように画像信号を生成し、生成した画像信号を、コネクタ101を介して画像制御部102に出力する。これにより、フロントパネル2の表示は、役物または通路に対応する位置が透明になり、前方から役物または通路を視認できるようになる。
<変更例2>
本実施の形態では、役物を透明板8に装着することで、フロントパネル2とリアパネル5との間のスペースに役物を配置するようにしたが、他の構成を用いて、このスペースに役物を配置することもできる。
たとえば、図21(a)に示すように、スペーサ3に切り欠き35dを形成する。また、同図(b)に示すように、フロントフレーム1の裏面の切り欠き35dに対応する位置に、モータ86aを装着する。そして、モータ86aの駆動軸に棒86bを装着し、この棒86bの先端に役物83を装着する。あるいは、同図(c)に示すように、バックライトユニット6のフレーム62の前面の切り欠き35dに対応する位置に、モータ86aを装着する。そして、モータ86aの駆動軸に棒86bを装着し、この棒86bの先端に役物83を装着する。
こうすると、フロントパネル2とリアパネル5との間のスペースに役物83を配置できるともに、モータ86aを駆動することにより役物83を移動させることができる。
なお、モータ86aは、必ずしも液晶表示装置に配置される必要はなく、同図(d)に示すように、パチンコ機側の切り欠き35d近傍にモータ86aを配置し、棒86bを延ばして、役物をフロントパネル2とリアパネル5との間のスペースに配置するようにしても良い。
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は上記実施の形態および変更例に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も上記の他に種々の変更が可能である。
たとえば、実施形態2の構成では、図22に示すように、透明板8に、役物81、83と通路87を同時に配置しても良い。また、通路87の形状も、直線や曲線の他、同図(b)に示すように螺旋状であっても良く、また、同図(c)に示すようにつづら折り形状であっても良い。
また、フロントパネル2において表示が透明または半透明とされる領域は、たとえば通路4の全長に亘って透明または半透明とされなくとも良く、パチンコ玉の通過が視認できれば、部分的に透明または半透明ではない領域があっても良い。
また、役物は予め透明板に取り付けられていても良く、あるいは、上記のように、液晶表示装置への組み込み時に装着しても良い。また、役物は、取替え可能であってもよい。
また、フロントパネル2とリアパネル5との間のスペースに配置される役物(演出上の道具・仕掛け)は、上記に示したもの以外に、穴、チューリップ、風車、ルーレット、シーソー、シャッター、フスマ、フィギュア(キャラクター:人形、動物、車、飛行機、船、汽車、…)等でも良い。
また、このスペースには、役物以外にも、飾り(飾り物、光り物:それ自身が光るもの)や、透明表示装置、チューブ状の光線発生器、スポットライト(液晶表示装置外部または内側面から光を当てる)、通常は透明で不透明または半透明に可変の構造物、常に見える板状のもの、または飾り等も配置することができる。
また、実施形態1において、開口の位置は、左右側面と下面に限らず、左、右、上、下の側面の何れか1つ、2つ、3つまたは全てであっても良く、開口の形状も、円、楕円、正方形、長方形、ひし形等でも良い。さらに、開口部の数は、1面につき、1箇所のみ、または複数個所でも良い。さらに、通過センサは、全ての開口に配置しても良く、何れかの開口に配置しても良い。
さらにまた、スペーサの数は上記に示した数に限定されるものではなく、液晶パネル間に必要に応じた隙間を確保できる数であれば良い。
さらにまた、何れの開口をパチンコ玉の入口または出口にするかは、上記実施形態1のように、左右を入口、下を出口にする形態の他、左を入口、右を出口にする形態、右を入口、左を出口にする形態、上を入口、右を出口にする形態、上を入口、左を出口にする形態、上を入口、下を出口にする形態等、種々の形態を用い得る。また、液晶表示装置の前面に入口を設けるようにすることもできる。
また、図13に示したように、2つの透明板によって仕切られた空間を作り、この空間内に役物等を配置するようにしても良い。たとえば、図13において、2つの透明板43、44の何れかに役物をさらに装着して、これら透明板43、44の間のスペースに役物を配置し、側面から入ったパチンコ玉が役物に当たると、役物が回転するような構成としても良い。
さらに、パチンコ玉が役物に当たると役物が動く(回転、移動)とともに、動いた軌跡や方向に映像効果(砂埃、アフターファイヤー等)を生じさせ、さらに、それにあわせた音響効果をつけるようにしても良い。この場合、役物にパチンコ玉が当たったこと、あるいは、パチンコ玉が当たって役物が動いたことを検出するためのセンサを、役物の指示機構に配置する必要がある。あるいは、通過センサを随所に配置してパチンコ玉の軌跡を認識させるようにしても良い。
この他、本発明は、パチンコ機の他にも、他の表示機能付き機器およびそれに搭載される液晶表示装置に適用され得る。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 … フロントフレーム
2 … フロントパネル
3 … スペーサ
4 … 通路
5 … リアパネル
8 … 透明板
11a、11b、11c … 切り欠き
15 … 装着部(開口変更手段)
15d … 調整板(開口変更手段)
15e … 開口
15i、15m … 駆動軸(開口変更手段)
35a、35b、35c、35d … 切り欠き
37 … 端子
40a、40b、40c … 開口
43、44 … 透明板(通路)
110 … 画像処理ブロック
81、83 … 役物
85 … 電極
122 … 開口制御部(開口変更手段)
123 … 開口駆動部(開口変更手段)
131 … ID検出部(構造物検知手段)
132 … 部品制御部
133 … 部品駆動部


Claims (7)

  1. 第1の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルに対し積層方向に所定の間隔をおいて配置された第2の液晶パネルと、前記第1の液晶パネルと前記第2の液晶パネルとの間の空隙に配置された構造物とを有する液晶表示装置であって、
    前記液晶表示装置の側面に配置された複数の開口を有し、
    前記構造物は、前記開口を繋ぎ且つ玉が通過するための通路を備える、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記通路は、前方から前記玉の通過を確認できるように、全部または部分的に透明または半透明となっている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記液晶表示装置の前面周囲を覆うフロントフレームを備え、
    前記フロントフレームの前記通路に対応する部分が切り欠かれている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項ないしの何れか一項に記載の液晶表示装置において、
    前記通路は、U字形状、直線形状、螺旋形状またはつづら折り形状である、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項ないしの何れか一項に記載の液晶表示装置において、
    前記液晶表示装置の側面に配置される前記開口の数、形状または大きさを変更するための開口変更手段をさらに備える、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記開口変更手段は、前記液晶表示装置の側面に配置される前記開口の数、形状または大きさを電気信号に基づき変更する、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項ないしの何れか一項に記載の液晶表示装置を有する表示機能付き機器。
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