JP5496970B2 - 開閉器、シール部材、環状部材及びシール部材の製造方法 - Google Patents
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Description
この開閉器ケース用パッキンによれば、シール性が向上する。
前記第1の孔を通って、前記開閉部に接続される端子と、
前記ケースに固定するための固定部が形成され、前記端子を支持する碍子と、
前記端子及び前記碍子が通る第2の孔が形成されたベース部材、前記第2の孔よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記第2の孔に沿って厚み方向に突出する第1の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第1の環状部材、及び前記第1の環状部材よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記ベース部材の外周に沿って厚み方向に突出する第2の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第2の環状部材を有するシール部材とを備え、
前記第1の環状部材は、前記第1の突出部の内周側に、前記碍子に対して前記シール部材を位置決めするための位置決め部を有し、
前記シール部材の第1及び第2の突出部が前記ケースの外側の面及び前記碍子の固定部によって潰されている開閉器が適用される。
前記端子及び前記碍子が通る第2の孔が形成されたベース部材と、
前記第2の孔よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記第2の孔に沿って厚み方向に突出する第1の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第1の環状部材と、
前記第1の突出部よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記ベース部材の外周に沿って厚み方向に突出する第2の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第2の環状部材とを備え、
前記第1の環状部材は、前記第1の突出部の内周側に、前記碍子に対して該シール部材を位置決めするための位置決め部を有し、
前記第1及び第2の突出部が前記ケースの外側の面及び前記碍子の固定部によって潰されるシール部材が適用される。
前記第1の環状部材を、前記ベース部材に組み付ける工程Aと、
前記第2の環状部材を、前記ベース部材に組み付ける工程Bとを含むシール部材の製造方法が適用される。
各碍子14は、各孔H1を貫通して設けられている。碍子14は、上側ケース12Uに固定される。
固定具16は、上側ケース12Uの上面から上方に向かって延びている。各固定具16の先端にはフック17が設けられている。
なお、上側ケース12Uの下部側面に設けられた脚部24は、開閉器10を床面に置くための支持部材である。図3に示すハンドル26は、開閉部を手動で操作するための部材である。
図3及び図4に示すように、各碍子14には、径方向が大きく形成されたフランジ状の固定部32が設けられている。
この固定部32の上側ケース12Uの側の面には、シール部材40が接している。開閉器10は、このシール部材40によって防水される。
各固定部32の上側ケース12Uの側と反対の側の面には、固定部材42が接する。
端子Tが延びる方向からみると、各固定部材42の中央部には、端子T及び碍子14が通る孔H2が形成されている。各固定部材42の各角部には、孔H3が形成されている。
各スタッドSTDにナットNが締結されると、図6及び図7に示すように、碍子14の固定部32は固定部材42によって上側ケース12Uに押さえつけられる。すなわち、碍子14の固定部32がシール部材40を介して上側ケース12Uに固定される。
図8〜図10に示すように、シール部材40は、ベース部材50と、第1の弾性部材(第1の環状部材、第1のシール用環状部材の一例)51と、第2の弾性部材(第2の環状部材、第2のシール用環状部材の一例)52とを有している。
第1の弾性部材51には、ベース部材50に形成された孔H4の周囲の内周縁部(孔H4よりも外周側)にて、ベース部材50の両面からそれぞれ孔H4に沿って厚み方向に突出する第1の突出部61が形成されている。
第1の弾性部材51は、第1の突出部61の内周側に、碍子14に対して第1の弾性部材51の径方向の位置を位置決めするための位置決め部65を有している。位置決め部65の厚みは、ベース部材50の厚みよりも薄い。
第1の弾性部材51の中央部に形成された孔H5の大きさは、孔H5の内部を通る碍子14の外径よりも僅かに大きい。そのため、この位置決め部65によって、孔H5の内部を通る碍子14に対する第1の弾性部材51の径方向の位置(シール部材40の径方向の位置)が予め決められた範囲に定まる。
また、第1の弾性部材51は、外周側の端面に沿って溝部71が形成されている。ベース部材50に形成された孔H4の内周縁部は、この溝部71に挿入されている。
第2の弾性部材52には、ベース部材50の外側の外周縁部(第1の弾性部材51よりも外周側)にて、ベース部材50の両面からそれぞれベース部材50の外周に沿って厚み方向に突出する第2の突出部62が形成されている。
第2の弾性部材52は、図12及び図13に示すように、第2の突出部62の外周側に、ベース部材50の厚みよりも薄く、半径方向に突出した薄肉部75を有していてもよい。
なお、薄肉部75は、第2の突出部62の外周の一部分だけでなく、全周に亘って突出して設けられてもよい。
また、第2の弾性部材52は、内周側の端面に沿って溝部72が形成されている。ベース部材50の外周縁部は、この溝部72に挿入されている。
図15に示すように、まず、工程Aとして、図11に示す第1の弾性部材51の溝部71(第1の溝部)に、ベース部材50の孔H4(図9参照)周囲の内周縁部を挿入する。その際、作業者は第1の弾性部材51の位置決め部65を引っ張って、ベース部材50に第1の弾性部材51をはめ込むこともできる。なお、溝部71とベース部材50の内周縁部とは接着又は融着されてもよい。
以上、工程A及び工程Bが実行されることによって、シール部材40が製造される。
工程Aと工程Bは、順序を逆にして実行することも可能である。
端子の数(第1の孔の数)は、6つに限定されるものではない。
Claims (10)
- 第1の孔が形成され、接点を開閉する開閉部を収めたケースと、
前記第1の孔を通って、前記開閉部に接続される端子と、
前記ケースに固定するための固定部が形成され、前記端子を支持する碍子と、
前記端子及び前記碍子が通る第2の孔が形成されたベース部材、前記第2の孔よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記第2の孔に沿って厚み方向に突出する第1の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第1の環状部材、及び前記第1の環状部材よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記ベース部材の外周に沿って厚み方向に突出する第2の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第2の環状部材を有するシール部材とを備え、
前記第1の環状部材は、前記第1の突出部の内周側に、前記碍子に対して前記シール部材を位置決めするための位置決め部を有し、
前記シール部材の第1及び第2の突出部が前記ケースの外側の面及び前記碍子の固定部によって潰されている開閉器。 - 請求項1記載の開閉器において、
前記位置決め部は、前記ベース部材の厚みよりも薄い開閉器。 - 請求項2記載の開閉器において、
前記第1の突出部は、前記第2の孔の周囲の内周縁部に設けられ、
前記第2の突出部は、前記ベース部材の外側の外周縁部に設けられている開閉器。 - 請求項3記載の開閉器において、
前記第2の環状部材は、前記第2の突出部の外周側に、前記ベース部材の厚みよりも薄く、該第2の環状部材を前記ベース部材に取り付けるための薄肉部を有する開閉器。 - 請求項4記載の開閉器において、
前記薄肉部が、半径方向に突出している開閉器。 - 請求項4又は5記載の開閉器において、
前記第1の環状部材と前記第2の環状部材は、材質が異なることを特徴とする開閉器。 - 第1の孔が形成され、接点を開閉する開閉部を収めたケースと、前記第1の孔を通って、前記開閉部に接続される端子と、前記ケースに固定するための固定部が形成され、前記端子を支持する碍子とを備えた開閉器に用いられるシール部材であって、
前記端子及び前記碍子が通る第2の孔が形成されたベース部材と、
前記第2の孔よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記第2の孔に沿って厚み方向に突出する第1の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第1の環状部材と、
前記第1の突出部よりも外周側にて前記ベース部材の両面からそれぞれ前記ベース部材の外周に沿って厚み方向に突出する第2の突出部が形成され、前記ベース部材よりも柔らかい環状の第2の環状部材とを備え、
前記第1の環状部材は、前記第1の突出部の内周側に、前記碍子に対して該シール部材を位置決めするための位置決め部を有し、
前記第1及び第2の突出部が前記ケースの外側の面及び前記碍子の固定部によって潰されるシール部材。 - 請求項7記載のシール部材が備える第1の環状部材。
- 請求項7記載のシール部材が備える第2の環状部材。
- 請求項7記載のシール部材の製造方法であって、
前記第1の環状部材を、前記ベース部材に組み付ける工程Aと、
前記第2の環状部材を、前記ベース部材に組み付ける工程Bとを含むシール部材の製造方法。
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