JP5496295B2 - 発電スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチキーと発電装置との間にリンク機構が設けられた発電スイッチ装置に関する。
例えば、電子機器をON/OFFするスイッチとして無線スイッチが知られている。無線スイッチは電子機器とスイッチとを分離して配置できるため、両者を一体化した装置に比べて電子機器及びスイッチの配設位置の自由度が高くなる。このため、電子機器及びスイッチの配設位置に制約がある場合等は便利である。また、バッテリーレス化を図るために無線スイッチ内に発電装置を設け、使用性を向上させた発電スイッチ装置も提案されている(特許文献1参照)。
一方、操作されるスイッチキー(指で操作される部分)の数は、電子機器の多機能化に伴い増大する傾向にある。これに対応するため、複数のスイッチキーと発電装置との間にリンク機構を設けることが考えられる。このリンク機構は一般に複数のリンク部材から構成され、これらが係合することによりスイッチキーの動作を被操作部(発電装置)に伝達する。
この種のリンク機構では、スイッチキーとリンク部材との間に操作部材を設けた構成のものがある(特許文献2参照)。そして、操作者の操作によりスイッチキーが操作されると、スイッチキーは操作部材を移動させ、これにより操作部材はリンク機構を操作する構成とされていた。
特表2003−534704号公報 特開2012−178247号公報
しかしながら、従来では操作部材とスイッチキーが別箇の部品とされていた。このため、操作時におけるスイッチキーの移動方向と操作部材の移動方向とが異なる場合が生じ、これによりスイッチキーと操作部材との間で摩擦が発生し、これが抗力となってスイッチキーの操作性が低下するという問題点があった。また、スイッチキーと操作部材との間で磨耗が発生することにより、発電スイッチ装置の耐久性が低下するという問題点もあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、スイッチキーの操作性及び耐久性の向上を図った発電スイッチ装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
操作されることにより移動する複数のスイッチキー(11〜16,A〜C)と、
複数の前記スイッチキー(11〜16,A〜C)の操作により発電を行う発電装置(30)と、
複数の前記スイッチキー(11〜16,A〜C)と前記発電装置(30)とを連結するリンク機構(10)とを有する発電スイッチ装置であって、
前記リンク機構(10)は、
第1のリンクレバー(70)と、
前記スイッチキー(11〜16,A〜C)と前記第1のリンクレバー(70)との間に配設され、前記スイッチキー(11〜16,A〜C)の操作により前記第1のリンクレバー(70)を操作する操作部(11a〜16a)と、
前記第1のリンクレバー(70)と係合する第2のリンクレバー(75)とを備えており、
前記操作部(11a〜16a)を前記スイッチキー(11〜16,A〜C)に一体的に設けたことを特徴とする発電スイッチ装置によりにより解決することができる。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
開示の発電スイッチ装置によれば、スイッチキーと操作部との間で摩擦や磨耗が生じないため、スイッチキーの操作性及び耐久性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置の一側面から見た斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置の他側面から見た斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置の分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置に搭載されるスイッチ手段及びスイッチ信号発信手段を説明するための回路構成図である。 図5は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置のスイッチキーを操作した状態を示す斜視図である。 図6は、第1のリンクレバーの背面を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置の側面図である。 図8は、参考例である発電スイッチ装置を示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1乃至図4は、本発明の一実施形態である発電スイッチ装置1を説明するための図である。図1及び図2は発電スイッチ装置1を側面から見た図であり、図3は発電スイッチ装置1の分解斜視図であり、図4は発電スイッチ装置1に搭載される電気回路を示す図である。なお、図1及び図2においては、後述するスイッチケース80の図示は省略している。
発電スイッチ装置1は、図示しない電子機器に対してスイッチ信号を送信するものである。即ち、スイッチキー11〜16が操作されると、発電スイッチ装置1は操作されたスイッチキー11〜16に対応したスイッチ信号を電子機器に向けて無線送信する。これにより、電子機器は送信されてきたスイッチ信号に対応した動作を行うことができる。
本実施形態に係る発電スイッチ装置1は、スイッチキー11〜16が操作されることにより自ら発電し、この発電した電力によりスイッチ信号を無線送信する、いわゆるバッテリーレスのスイッチ装置である。
本実施形態に係る発電スイッチ装置1は、リンク機構10、スイッチキー11〜16、発電装置30、スイッチ基板60、及びスイッチケース80等を有した構成とされている。
リンク機構10は、第1のリンクレバー70及び第2のリンクレバー75を有している。このリンク機構10は、スイッチキー11〜16と発電装置30との間に配設されている。
スイッチキー11〜16は、操作者により押圧操作されるものである。本実施形態では、スイッチキー11とスイッチキー14(これを総称する場合はスイッチキーAという)、スイッチキー12とスイッチキー15(これを総称する場合はスイッチキーBという)、及びスイッチキー13とスイッチキー16(これを総称する場合はスイッチキーCという)が一体化した構成とされている。
この3個のスイッチキーA〜Cには、軸受け17が形成されている。また、スイッチケース80(ベース81と上部カバー82とにより構成される)の上部には、軸部82Cが形成されている。軸受け17を軸部82Cに装着することにより、スイッチキーA〜Cはスイッチケース80に揺動可能な構成で取り付けられる。
また、各スイッチキー11〜16の下部には、下方(図中、Z2方向)に延出する操作突起11a〜16aが形成されている。また、スイッチケース80を構成する上部カバー82の上面には、操作突起11a〜16aの形成位置に対応した開口部82A、及び後述する連結部材83〜87が装着される装着孔82Bが形成されている。
スイッチキー11〜16の各操作突起11a〜16aは、開口部82Aと対向するよう構成されている。そしてスイッチキー11〜16が押圧操作された際、操作されたスイッチキー11〜16の操作突起14a〜16aが開口部82Aを介して上部カバー82の下面から下方に突出する構成とされている。なお、各スイッチキー11〜16及び操作突起11a〜16aの詳細については、説明の便宜上、後述するものとする。
また、スイッチキー12〜16の下部には、それぞれ連結部材83〜87が配設されている。連結部材83〜87は、上部カバー82に形成された装着孔82Bに取り付けられる。この連結部材83〜87は、装着孔82Bに取り付けられる取り付け部と、この取り付け部に対して上下動するピンとを有している。
上記構成とされた連結部材83〜87の上端部(図中、矢印Z1方向側の端部)は、スイッチキー12〜16の裏面と対向するよう構成されている。また、連結部材83〜87の下端部(図中、矢印Z2方向側の端部)は、後述するスイッチSW1〜SW5と対向するよう構成されている。
よって、スイッチキー12〜16が押圧操作されると、操作されたスイッチキー12〜16は対応する連結部材83〜87のピンを押圧する。これによりピンは下動し、対応して配設されているスイッチSW1〜SW5をOFF状態からON状態に切替える。
次に、リンク機構10について説明する。このリンク機構10は、複数のスイッチキー12〜16と発電装置30とを連結する機能を奏するものである。
リンク機構10は、第1のリンクレバー70及び第2のリンクレバー75を有している。この第1及び第2のリンクレバー70,75は、スイッチケース80の内部に揺動可能に配設される。
第1のリンクレバー70は、図1乃至図3に加えて図6に示すように、一対のリンクレバー半体70A,70Bにより構成されている。一対のリンクレバー半体70A,70Bは、同一の回転軸Xを中心として揺動するよう構成されている。即ち、リンクレバー半体70Aとリンクレバー半体70Bは図中矢印X1,X2方向にずらして配置されている。
一方のリンクレバー半体70Aは、スイッチキー11〜13のいずれとも係合する構成とされている。そして、スイッチキー11〜13のいずれかが押圧操作された際、図中矢印A1で示す方向に揺動する構成とされている。
また、他方のリンクレバー半体70Bは、スイッチキー14〜16のいずれとも係合する構成とされている。そして、スイッチキー14〜16のいずれかが押圧操作された際、図中矢印A2で示す方向に揺動する構成とされている。
リンクレバー半体70Aの図中矢印Y2方向側に位置する長手方向側縁部71には、ローラ73(回転体)が設けられている。このローラ73は、リンクレバー半体70Aに一体的に形成されたローラホルダ74に回転自在に支承された構成とされている。
ローラホルダ74は、リンクレバー半体70Aの側縁部71から外側(図中、矢印Y2方向側)に突出するよう形成されている。よって、ローラ73もリンクレバー半体70Aの側縁部71から外側(Y2方向)に突出した構成となっている。
このローラ73の回転中心軸は、リンクレバー半体70Aの長手方向(図中、矢印X1,X2方向)となるよう構成されている。また、ローラ73の配設位置は、リンクレバー半体70Aの長手方向に対する中央位置(図中、矢印X1,X2方向の中央位置)に設定されている。
同様に、リンクレバー半体70Bの図中矢印Y1方向側に位置する長手方向側縁部71にも、ローラ73(回転体)が設けられている。このローラ73は、リンクレバー半体70Bに一体的に形成されたローラホルダ74に回転自在に支承された構成とされている。
ローラホルダ74は、リンクレバー半体70Bの側縁部71から外側(図中、Y1方向側)に突出するよう形成されている。よって、ローラ73もリンクレバー半体70Bの側縁部71から外側(Y1方向)に突出した構成となっている。
このローラ73の回転中心軸も、リンクレバー半体70Bの長手方向(図中矢印X1,X2方向)に延在するよう構成されている。また、ローラ73の配設位置は、リンクレバー半体70Bの長手方向に対する中央位置(図中、矢印X1,X2方向の中央位置)に設定されている。
リンクスプリング76は、リンクレバー半体70Aとリンクレバー半体70Bとの間に張架されている。このリンクスプリング76は、リンクレバー半体70AがA1方向に揺動された際、またリンクレバー半体70BがA2方向に揺動された際に、これを元の位置に戻す機能を奏するものである。
上記構成とされた第1のリンクレバー70(リンクレバー半体70A,70B)は、各スイッチキーA〜Cと発電装置30との間に配設される。また、各スイッチキーA〜Cとスイッチ基板60との間には、連結部材83〜87を設ける必要がある。よって、第1のリンクレバー70が連結部材83〜87の邪魔になることが考えられるが、第1のリンクレバー70(リンクレバー半体70A,70B)の側縁部には連結部材83〜87のピンの移動を許容する溝93が形成されている。よって、第1のリンクレバー70が連結部材83〜87のピンの移動の邪魔になるようなことはない。
しかしながら、第1のリンクレバー70を構成するリンクレバー半体70A,70Bの側縁部に溝93を設けることにより、各リンクレバー半体70A,70Bの溝93を形成した位置に応力集中が発生し、強度が低下することが考えられる。そこで本実施形態では、図6に示すように、リンクレバー半体70A,70Bの背面で溝93を囲う位置に肉厚部100を設けた。
この肉厚部100は、各リンクレバー半体70A,70Bと一体的に形成されている。また、肉厚部100の厚さ(T1)は、リンクレバー半体70A,70Bの肉厚部100以外の厚さ(T2)に比べて、(1.5×T2)≦T1≦(2.05×T2)となるよう設定されている。
本実施形態のようにリンクレバー半体70A,70Bの溝93に沿って肉厚部100を設けることにより、溝93の形成位置における剛性を高めることができ、この部位に応力集中が発生することを防止することができる。よって、上記構成とすることにより、リンク機構10の信頼性を高めることができる。
第2のリンクレバー75は、第1のリンクレバー70と発電装置30との間に配設されている。また第2のリンクレバー75は、前記のようにリンクレバー半体70A,70Bが揺動した際にリンクレバー半体70A,70Bと係合する位置に配設されている。この第2のリンクレバー75は、係合突起75A、操作部75B、及び軸部75Cを一体的に形成した構成とされている。
この第2のリンクレバー75は、図中矢印X1方向側端部に位置する軸部75Cをスイッチケース80に軸承されることにより、図中矢印A3で示す方向に揺動可能な構成とされている。また、操作部75Bは軸部75Cと反対側の端部に位置しており、後述する発電装置30に設けられた操作レバー32と係合する構成とされている。
係合突起75Aは、操作部75Bと軸部75Cの間に形成されている。この係合突起75Aは上方(矢印Z1方向)に突出すると共に、幅方向(矢印Y1,Y2方向)に延在するよう形成された断面が半円形状の突起である。
この係合突起75Aは、前記したリンクレバー半体70A,70Bと第2のリンクレバー75とが係合する位置に設けられている。また前記したローラ73も、リンクレバー半体70A,70Bと第2のリンクレバー75とが係合する位置に設けられている。従って、本実施形態に係る発電スイッチ装置1では、リンクレバー半体70A,70Bと第2のリンクレバー75とが係合する際、ローラ73と係合突起75Aとが係合する。
よって、スイッチキー11〜13のいずれが押圧操作され、リンクレバー半体70Aが矢印A1方向に揺動すると、リンクレバー半体70Aに設けられたローラ73が第2のリンクレバー75の係合突起75Aと係合してこれを押圧する。これにより、第2のリンクレバー75は矢印A3方向に揺動する。
また,スイッチキー14〜16のいずれかが押圧操作され、リンクレバー半体70Bが矢印A2方向に揺動した場合も、リンクレバー半体70Bに設けられたローラ73が第2のリンクレバー75の係合突起75Aと係合してこれを押圧する。よってこの場合も、第2のリンクレバー75は矢印A3方向に揺動する。
第2のリンクレバー75の先端部に形成された操作部75Bは、発電装置30の操作レバー32と係合するよう構成されている。よって、第2のリンクレバー75が揺動することにより、操作レバー32は押圧操作されて矢印A4方向に揺動する。このようにして、操作レバー32が操作されることにより、発電装置30は発電を行う。
発電装置30は、矩形状の筐体31に操作レバー32、回路基板40(回路図として図4に示す)、及び図示しない発電機等が設けられている。本実施形態では、発電機としてモータを使用している。操作レバー32と発電機は連結されており、よって操作レバー32が操作されることにより発電機は回転し、発電を行う(誘導起電力を発生する)構成とされている。
回路基板40は、筐体31の開口部分に装着される。この回路基板40には、図4に示されるスイッチ制御回路41、送信回路42、及びアンテナ43等が設けられている。この回路基板40に形成された各回路41,42には発電機が発電する電力が供給され、この電力により各回路41,42は駆動する。
スイッチ制御回路41は、スイッチSW1〜SW5と接続されている。このスイッチ制御回路41は、複数のスイッチSW1〜SW5のスイッチ動作に対応し、各スイッチSW1〜SW5に対応した異なる複数のスイッチ信号を出力する。
送信回路42は、電子機器に向けてスイッチ信号を発信するものである。この送信回路42は、スイッチ制御回路41からスイッチ信号が送られると、当該スイッチ信号に対応した周波数のスイッチ信号をアンテナ43から電子機器に向けて送信する。これにより電子機器は、送信されてくるスイッチ信号に対応した動作を行うことができる。
スイッチ基板60は、上面にスイッチSW1〜SW5が配設された回路基板である。このスイッチSW1は連結部材83と対向するよう配置され、同様にスイッチSW2は連結部材84と、スイッチSW3は連結部材85と、スイッチSW4は連結部材86と、スイッチSW5は連結部材87と対向するよう構成されている。そして、スイッチキー12〜16が操作されることにより連結部材83〜87のピンが下動した際、対応するスイッチSW1〜SW5がOFF状態からON状態に切り替わる。
続いて、上記構成とされた発電スイッチ装置1の動作について説明する。
図1及び図2は、各スイッチキー11〜16が操作されていない状態を示している。この操作前状態では、第1のリンクレバー70(リンクレバー半体70A,70B)及び第2のリンクレバー75は揺動することなく略水平状態となっている。また、この操作前状態においては、図6に拡大して示すように、ローラ73と係合突起75Aは離間した状態となっている。
これに対し、図5はスイッチキー15が矢印A0方向に操作された状態を示している。スイッチキー15の下部には連結部材86及びスイッチSW4が配設されている。よって、スイッチキー11が押圧操作されることにより、連結部材86のピンが押圧されスイッチSW4はOFF状態からON状態に切り替わる。
これと同時に、スイッチキー11が押圧操作されることにより、操作突起11aはリンクレバー半体70Bと係合して、これを下方に押圧操作する。これにより、リンクレバー半体70Bは図5に矢印A1で示すように揺動し、リンクレバー半体70Bに設けられているローラ73は第2のリンクレバー75に形成されている係合突起75Aと係合する。
この状態から更にスイッチキー11を押圧すると、リンクレバー半体70Bも更に矢印A2方向に揺動する。このリンクレバー半体70Bの揺動により、ローラ73は係合突起75A上を内側方向(図中、矢印Y2方向)に転動しつつ、係合突起75Aを下方(図中、矢印Z2方向)に押圧する。
この際、前記のように係合突起75Aは断面が半円形状の上方に向けて突出した突起であり、かつ幅方向(矢印Y1,Y2方向)に延在するよう形成されている。これに対し、ローラ73は円柱形状を有しており、その回転中心軸が図中矢印X1,X2方向となるよう構成されている。即ち、ローラ73の回転軸方向(X1,X2方向)と、係合突起75Aの延在方向(Y1,Y2方向)は直交する構成となっている。
従って、ローラ73と係合突起75Aとの係合位置においては、ローラ73と係合突起75Aは点接触することとなる。更に、ローラ73は、ローラホルダ74に回転自在な構成とされている。よって、ローラ73が係合突起75A上を移動する際に発生する摩擦力は、極めて小さい摩擦力となる。
このように、ローラ73と係合突起75Aとの係合位置に発生する摩擦力が小さくなることにより、スイッチキー15を押圧操作する際の操作力を低減することができる。
上記のようにリンクレバー半体70Bの揺動により、係合突起75Aが下方(図中、矢印Z2方向)に押圧されると、第2のリンクレバー75は矢印A3方向に揺動する。これにより、第2のリンクレバー75は操作レバー32を操作し、これにより発電装置30において発電が行われる。
前記のように、発電装置30及びスイッチSW1〜SW5はスイッチ制御回路41に接続されている(図4参照)。よってスイッチ制御回路41は、発電装置30が発電を行っており、かつスイッチSW4がON状態で他のSW1〜SW3,SW5がOFF状態であることより、スイッチキー15が操作されていることを検知することができる。
なお、上記した動作説明においてはスイッチキー15を操作した時の動作を例に挙げて説明したが、いずれのスイッチキー11〜16が操作された場合も、第1のリンクレバー70は揺動し、ローラ73は第2のリンクレバー75に形成されている係合突起75Aと係合する。よって、いずれのスイッチキー11〜16を操作した場合においてもスイッチキー15を操作した時と同様の動作及び作用が発生し、発電スイッチ装置1の操作性の向上を図ることができる。
ここで、各スイッチキースイッチキー11〜16に形成された操作突起11a〜16aに注目する。
本実施形態では、操作突起11a〜16aはスイッチキー11〜16に一体的に形成された構成とされている。各スイッチキー11〜16は樹脂成型品であり、操作突起11a〜16aを容易に一体的に形成することができる。
また、各操作突起11a〜16aのリンクレバー半体70A,70Bの回転軸Xから見た形状は、第1のリンクレバー70に対峙する側が頂点となる略三角形状とされている。よって、操作突起11a〜16aとリンクレバー半体70A,70Bとの接触は略線接触となり、接触面積の低減が図られている。これにより、操作突起11a〜16aとリンクレバー半体70A,70Bとの間に発生する摩擦力を低減でき、スイッチキー11〜16の操作性を向上させることができる。
次に、操作突起11a〜16aをスイッチキー11〜16に一体的に形成した作用効果について、参考図である図8を参照しつつ説明する。
まず、参考例であるリンク機構200について、図8を用いて説明する。参考例に係るリンク機構200は、スイッチキー11〜16とスイッチ基板60との間、及びスイッチキー11〜16と第1のリンクレバー70との間に操作部材201〜206を設けた構成とされている(操作部材204〜206は図の背面側となるため、図に表れず)。この操作部材201〜206は、スイッチキー11〜16に対応して設けられている。
各操作部材201〜206は、スイッチキー11〜16の操作時に第1のリンクレバー70(リンクレバー半体70A,70B)を操作するリンク操作部201A〜206Aと、スイッチキー11〜16の操作時にスイッチSW1〜SW5を操作するSW操作部201B〜206Bとを一体的に形成した構成とされている。よって、リンク操作部201A〜206Aの長さに比べ、SW操作部201B〜206Bの長さは長くなっている。
この操作部材201〜206はスイッチキー11〜16と別箇の部品であり、図示しない支持部材により図中矢印Z1,Z2方向に移動可能に指示された構成とされている。よって、スイッチキー11〜16が図中矢印A0方向に揺動操作されると、スイッチキー11〜16は操作部材201〜206を下方(Z2方向)に付勢し、これにより第1のリンクレバー70及びスイッチSW1〜SW5が操作される構成とされていた。
しかしながら、参考例に係るリンク機構200では、スイッチキー11〜16が矢印A0方向に揺動するのに対し、操作部材201〜206は矢印Z1,Z2方向に移動する構成であったため、スイッチキー11〜16と作部材201〜206の上端部との係合位置において摩擦が発生し、スイッチキー11〜16の操作性が低下すると共に、作部材201〜206の上端部が磨耗して耐久性が低下するという問題が生じる。
これに対して本実施形態に係る発電スイッチ装置1に設けられたリンク機構10は、操作突起11a〜16aをスイッチキー11〜16に一体的に形成した構成としている。このため、操作時において操作突起11a〜16aはスイッチキー11〜16の移動に伴い一体的に移動する。よって、スイッチキー11〜16と操作突起11a〜16aとの間に摩擦や磨耗が発生することはなく、リンク機構10の操作性及び耐久性を向上させることができる。
また、スイッチキー11〜16が操作される操作突起11a〜16aが第1のリンクレバー70(リンクレバー半体70A,70B)を押圧操作する際、操作突起11a〜16aはリンクレバー半体70A,70Bの上面を摺動する。よってこの際、操作突起11a〜16aとリンクレバー半体70A,70Bの上面との間には摩擦が発生する。
しかしながら、操作突起11a〜16aは略三角形状とされており、その頂部がリンクレバー半体70A,70Bの上面を摺動する。この時、前記のように操作突起11a〜16aとリンクレバー半体70A,70Bとは略線接触となっており、摺接する面積は小さくなっている。よって、スイッチキー11〜16の操作時に操作突起11a〜16aとリンクレバー半体70A,70Bとの間に発生する摩擦力は小さく、スイッチキー11〜16の操作性を向上させることができる。
また本実施形態では、操作突起11a〜16aの第1のリンクレバー70の回転軸X方向に対する幅寸法(図7に矢印Wで示す)を2.2mm以上2,7mm以下に設定している。このように、操作突起11a〜16aの幅寸法を広く設定することにより、操作突起11a〜16aの強度は向上し、リンク機構10の耐久性を更に高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 発電スイッチ装置
10 リンク機構
11〜16 スイッチキー
11a〜16a 操作突起
17 軸受け
20 リンク機構
30 発電装置
32 操作レバー
60 スイッチ基板
70 第1のリンクレバー
70A,70B リンクレバー半体
73 ローラ
74 ローラホルダ
75 第2のリンクレバー
75A 係合突起
75B 操作部
75C 軸部
80 スイッチケース
83〜87 連結部材
93 溝
100 肉厚部
SW1〜SW5 スイッチ

Claims (2)

  1. 操作されることにより移動する複数のスイッチキーと、
    複数の前記スイッチキーの操作により発電を行う発電装置と、
    複数の前記スイッチキーと前記発電装置とを連結するリンク機構とを有する発電スイッチ装置であって、
    前記リンク機構は、
    第1のリンクレバーと、
    前記スイッチキーと前記第1のリンクレバーとの間に配設され、前記スイッチキーの操作により前記第1のリンクレバーを操作する操作部と、
    前記第1のリンクレバーと係合する第2のリンクレバーとを備えており、
    前記操作部を前記スイッチキーに一体的に設けたことを特徴とする発電スイッチ装置。
  2. 前記第1のリンクレバーの回転軸方向に対する前記操作部の幅寸法を2.2mm以上2,7mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の発電スイッチ装置。
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