JP5495979B2 - 風力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナセルのヨー駆動装置や風車翼のピッチ駆動装置に転がり軸受の旋回輪軸受を備えている風力発電装置に関する。
風力発電装置(以下では「風車」とも呼ぶ)1は、たとえば図7〜図9に示すように、風車翼5を備えたロータヘッド4が風力を受けて回転し、この回転を増速機により増速するなどして駆動される発電機により発電する装置である。
このような風力発電装置1において、風車翼5を備えたロータヘッド4は、タワー2の上部に設置されたナセル3内の増速機及び発電機と主軸を介して連結されているので、ロータヘッド4の向きを変動する風向きに合わせる(ロータ回転面を風向に正対させる)ため、たとえばアップウインド型の風力発電装置1では、ナセル3をタワー2上でヨー旋回(略水平面上の旋回)させてロータヘッド4の正面から風を受けることが必要となる。
図8は、ナセル3をヨー旋回させるヨー駆動装置10の構成例を示している。このヨー駆動装置10は、ヨーモータ11の駆動力により大きなナセル3をヨー旋回させ、ロータ回転面が風向に追従して正対するようにヨー旋回を制御する装置である。
なお、図中の符号2はタワー、3はナセル、3aはナセル台板、12は駆動歯車(ピニオン歯車)、13は固定歯車、14はヨー旋回輪軸受(転がり軸受)、15はヨーブレーキ装置である。
すなわち、図8の構成例において、ヨー旋回輪軸受14となる転がり軸受は、外輪14a及び内輪14bの間に転動体14cを挟持した構成とされ、タワー2に固定された外輪14aの外径(外周面)に固定歯車13が形成されている。なお、内輪14bは、ナセル台板3aに固定されている。
一方、固定歯車13と噛合する駆動歯車12は、ナセル台板3aに固定設置されたヨーモータ11により回転するので、固定歯車13の外周を自転しながら公転する駆動歯車12とともにナセル3が旋回する。
なお、上述したヨー旋回輪軸受14は、内輪14bを固定側として内径(内周面)に固定歯車13を形成し、駆動歯車12が固定歯車13の内周を自転しながら公転するような構成にしてもよい。
また、各風車翼5は、風車翼5のピッチ角を可変とするため、たとえば図9に示すように、ピッチ駆動装置16が設けられている。このピッチ駆動装置16において、風車翼5は翼旋回輪軸受(転がり軸受)17を介してロータヘッド4に対し旋回可能に支持されている。
従来のピッチ駆動装置においては、翼旋回輪歯車の歯とピニオン歯車の歯との片当たりにより歯が欠損することを防止するため、ピニオン歯車が若干軸方向に移動できるようながたを設けることが行われている。(たとえば、特許文献1参照)
特許第4364008号公報
上述したように、ヨー旋回輪軸受14や翼旋回輪軸受17には、内周または外周に固定歯車13を形成した(別部品の歯車を取り付けた構造を含む)転がり軸受が採用され、駆動歯車12と固定歯車13との噛合によりナセル3や風車翼5を旋回させる構造が採用されている。
歯車を形成したヨー旋回輪軸受14や翼旋回輪軸受17は、修理や交換の作業を行う場合、大型クレーンを必要とするため莫大な費用が発生する。従って、ヨー旋回輪軸受14や翼旋回輪軸受17の歯車には、特に高い信頼性や耐久性が求められている。
一方、風力発電装置1は大型化する傾向にあるが、タワー2の負担を軽減するためにも上部構造体(ナセル3等)の軽量化が大きな課題となっている。
このような歯車を用いた旋回駆動機構において、使用する歯車の体格は、衝撃荷重または疲労荷重(荷重+回転数)により決定される。この場合の衝撃荷重は、風車翼5に作用する突風等の風荷重に起因するものである。特に、歯車が衝撃荷重に耐えられないと、歯が折れて使用不可となり、風力発電装置1の制御ができなくなるため、衝撃荷重に合わせて歯車の体格を決定する場合が多い。
なお、疲労荷重の場合は歯車の金属表面において剥離や磨耗などが発生するものの、一瞬で風力発電装置1の制御ができなくなることはない。
この衝撃荷重を適切に逃がすことができれば、歯車の体格を小さくして重量の低減が可能になる。その場合、ヨー駆動装置10における歯車の体格は、ロータヘッド4を駆動させて発電したいとき、ヨー駆動装置10を動作させて歯車に加える駆動時の最大荷重に耐えうるものとする必要がある。
なお、この場合、衝撃荷重、駆動時最大荷重及び疲労荷重の大小関係は、「衝撃荷重>駆動時最大荷重>疲労荷重」のようになる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、内周または外周に形成した固定歯車を備えている転がり軸受をヨー旋回輪軸受や翼旋回輪軸受に用いて駆動歯車と噛合させる場合、必要な強度や耐久性を損なうことなく、駆動時最大荷重レベルで歯車の体格を設計できるようにした風力発電装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る風力発電装置は、風車翼に風力を受けて回転するロータヘッドがナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルが基礎上に立設されたタワーの上端部に設置されている風力発電装置において、前記ナセルをヨー旋回させるヨー駆動装置及び/または前記風車翼のピッチ角を制御するピッチ駆動装置を備え、内歯または外歯を備えた旋回輪軸受とピニオン歯車との噛合部を具備してなる前記ヨー駆動装置及び/または前記ピッチ駆動装置の駆動機構が、前記噛合部に駆動時最大荷重よりも大きな荷重の入力を受けて滑るクラッチ機構を備え、前記クラッチ機構において、前記旋回輪軸受の固定側となる内輪部または外輪部が半径方向に分割されていることを特徴とするものである。
本発明の風力発電装置によれば、ナセルをヨー旋回させるヨー駆動装置及び/または風車翼のピッチ角を制御するピッチ駆動装置を備え、内歯または外歯を備えた旋回輪軸受とピニオン歯車との噛合部を具備してなるヨー駆動装置及びピッチ駆動装置の駆動機構が、噛合部に駆動時最大荷重より大きな入力を受けて滑るクラッチ機構を備え、クラッチ機構において、旋回輪軸受の固定側となる内輪部または外輪部が半径方向に分割されているので、たとえば衝撃荷重のような駆動時最大荷重より大きな荷重入力を受けた場合には、クラッチ機構が作動して滑ることで過大な荷重入力を吸収できる。従って、噛合部の歯車体格を定める場合、噛合部に作用する上限の荷重については、クラッチ機構が作動する駆動時最大荷重を上限と規定することが可能になる。
請求項1の風力発電装置において、前記旋回輪軸受の固定側となる前記内輪部または前記外輪部を分割した接触面間に生じる摩擦力を所望の滑りの開始設定荷重となるように規定することが好ましく、これにより、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重以上の過大な荷重入力があると、固定側の内輪部または外輪部を分割した接触面間においては、接触面間に生じる摩擦力に打ち勝って滑る(空転する)ので、噛合部に作用する過大な荷重入力を吸収できる。
このような風力発電装置においては、前記接触面に設けた水平面及び/または傾斜面を鉛直方向に押圧する押圧力調整機構を備えていることが好ましく、これにより、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重の設定及び調整が容易になる。
請求項1の風力発電装置において、前記クラッチ機構は、前記ピニオン歯車のピニオン歯車本体とピニオン軸との結合部をしまりばめ構造にして滑りの開始設定荷重を規定することが好ましく、これにより、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重以上の過大な荷重入力があると、しまりばめ構造のピニオン本体とピニオン軸との間が滑って空転するので、噛合部に作用する過大な荷重入力を吸収できる。
このような風力発電装置において、前記結合部のしまりばめ構造は、前記ピニオン歯車本体の軸挿入穴及び前記ピニオン軸の挿入部をテーパ面とし、ボルト締込量で調整される前記テーパ面の圧縮力に応じて滑りの開始設定荷重を規定することが好ましく、これにより、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重の設定及び調整が容易になる。
上述した本発明の風力発電装置によれば、内周または外周に形成した固定歯車を備え、ヨー旋回輪軸受や翼旋回輪軸受に用いられる転がり軸受に対し、噛合部に駆動時最大荷重より大きな入力を受けて滑るクラッチ機構を設けたので、クラッチ機構の作動により噛合部の歯車に作用する過大な衝撃荷重を逃がすことができる。従って、ヨー旋回輪軸受や翼旋回輪軸受に用いられる転がり軸受は、必要な強度や耐久性を損なうことなく、駆動時最大荷重レベルで噛合部の歯車体格を設計することが可能になる。
すなわち、本発明の風力発電装置は、所定値以上の過大な荷重が作用した場合に動作して滑るクラッチ機構を設けたので、ヨー旋回輪軸受や翼旋回軸受の噛合部に作用する過大な衝撃荷重を逃がすことによって駆動時最大荷重レベルによる噛合部歯車の車体格設計が可能になる。このため、噛合部歯車の小型化や軽量化により、タワーの上端部に設置されるナセル等の上部構造体の軽量化に貢献するという顕著な効果が得られる。
本発明の風力発電装置に用いられている旋回輪軸受(転がり軸受)について第1の実施形態を示す図で、(a)は旋回輪軸受の固定歯車にクラッチ機構を設けた縦断面図、(b)は(a)の押圧力調整機構を拡大した図である。 図1(a)に示した旋回輪軸受(転がり軸受)の第1変形例を示す縦断面図である。 図1(a)に示した旋回輪軸受(転がり軸受)の第2変形例を示す縦断面図である。 本発明の風力発電装置に用いられている旋回輪軸受(転がり軸受)について第2の実施形態を示す図で、旋回輪軸受の駆動歯車にしまりばめのクラッチ機構を設けた構成の縦断面図である。 図4に示した旋回輪軸受(転がり軸受)の駆動歯車にしまりばめのクラッチ機構を設けた構成の第1変形例を示す断面図である。 しまりばめによるクラッチ機構の説明図であり、(a)は駆動歯車の横断面図、(b)は軸の側面図である。 風力発電装置の概要を示す側面図である。 従来のヨー駆動装置構成例を示す図で、(a)は断面図、(b)は固定歯車に対する駆動歯車(ピニオン歯車)の動作を示す斜視図である。 従来のピッチ駆動装置に用いられた旋回輪軸受(転がり軸受)を示すロータヘッドの要部断面図である。
以下、本発明に係る風力発電装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
たとえば図7に示すように、風力発電装置1は、基礎B上に立設されている風車用タワー(以下では「タワー」と呼ぶ)2と、タワー2の上端に設置されるナセル3と、略水平な横方向の回転軸線周りに回転可能に支持されてナセル3の前端部側に設けられるロータヘッド4とを有している。
ロータヘッド4には、その回転軸線周りに放射状にして複数枚(たとえば3枚)の風車翼5が取り付けられ、各風車翼5のピッチ角は不況に応じて調整可能となっている。これにより、ロータヘッド4の回転軸線方向から風車翼5に当たった風の力が、ロータヘッド4を回転軸線周りに回転させる動力に変換されるようになっている。
タワー2の下端部付近には、タワー内へ出入りするためのドアが設けられ、ナセル3の外周面適所(たとえば上部等)には、周辺の風速値を測定する風速計や、風向を測定する風向計等が設置されている。
すなわち、風力発電装置1は、風車翼5に風力を受けて略水平な回転軸線周りに回転するロータヘッド4がナセル3の内部に設置された発電機(不図示)を駆動して発電するとともに、ナセル3が鉄筋コンクリート製の基礎B上に立設されたタワー2の上端部に設置されてヨー旋回可能とされる。
<第1の実施形態>
以下では、本発明に係る風力発電装置の第1の実施形態として、ヨー駆動装置やピッチ駆動装置の駆動機構に設けられる噛合部のクラッチ機構について、固定歯車側に設けた構成例を図1に基づいて詳細に説明する。
上述した風力発電装置1は、たとえば図8及び図9に示すように、ナセル3をヨー旋回させるヨー駆動装置10のヨー旋回輪軸受14及び/または風車翼5のピッチ角を制御するピッチ駆動装置16の翼旋回輪軸受17を備えている。本発明の風力発電装置1において、ヨー旋回輪軸受14及び翼旋回輪軸受17には、たとえば図1に示すように構成された転がり軸受の旋回輪軸受20が使用されている。なお、以下の実施形態では、旋回輪軸受20をヨー駆動装置10に適用した場合について、すなわちヨー旋回輪軸受14として使用する場合について説明するが、本実施形態の旋回輪軸受20は、翼旋回輪軸受17にも適用可能である。
図示の旋回輪軸受20は、外輪21及び内輪22の間に転動体23を挟持した構成とされ、外輪21の外径(外周面)には固定歯車13を備えている。この場合の固定歯車13は、外輪21に直接歯車を形成したものでもよいし、あるいは、別体の歯車を取り付けたものでもよい。
この旋回輪軸受20を図8に示すヨー旋回輪軸受14として使用する場合、外輪21がタワー2に固定され、内輪22がナセル台板3aに固定される。従って、旋回輪軸受20は、外輪21の外径となる外周面に固定歯車13を形成し、ナセル3側に固定された駆動歯車12のピニオン歯車と噛合させることにより、ナセル3をヨー旋回させるヨー駆動装置10の構成要素として使用可能となる。
このように、旋回輪軸受20に形成した外歯の固定歯車13とピニオン歯車の駆動歯車12との噛合部を具備してなるヨー駆動装置10及びピッチ駆動装置16の駆動機構に対し、本実施形態では、噛合部に駆動時最大荷重より大きな入力を受けて滑るクラッチ機構を設けている。
図1に示すクラッチ機構は、旋回輪軸受20の固定側、すなわちタワー2に固定されて不動の外輪部21を半径方向に分割し、分割した部材の接触面間に生じる摩擦力を所望の滑りの開始設定荷重となるように規定している。この開始設定荷重は、駆動時最大荷重と略一致する荷重の値であり、一般的には駆動時最大荷重よりも若干大きな荷重の値に設定される。
図1に示すクラッチ機構の構成例では、外輪部21が、外周側の固定歯車形成部211と、転動体23を挟持する内周側の転動体接触部212との2部品に分割されている。そして、固定歯車形成部211と転動体接触部212との接触面間には、摩擦係数を高めるパッド部材213が挟持されている。このパッド部材213は、駆動時最大荷重と略一致する滑りの開始設定荷重である荷重入力設定値やパッド部材213の摩擦係数など、諸条件に応じて接触面間の一部または全域に適宜設置される。
なお、好適なパッド部材213は、たとえばクラッチ装置のクラッチ板やブレーキ装置のブレーキパッド等に使用される薄い板状の部材であり、摩擦係数の高い樹脂製やカーボン製の素材が使用される。
固定歯車形成部211と転動体接触部212との間には、互いに半径方向へ位置ずれすることを阻止する係止部214が形成されている。この係止部214は、接触面の水平部分に設けた凹凸の段差であり、外周側の固定歯車形成部211に設けた下向きの凸部214aが内周側の転動体接触部212に形成した凹部214bに係止されることで、転動体接触部212から位置ずれして半径方向の外周側へ移動しないようにしたものである。
また、このような係止部214の形成は、パッド部材213を挟持する接触面の増大にも有効であり、従って、摩擦力の調整に利用することもできる。
また、上述した固定歯車形成部211及び転動体接触部212は、係止部214を係合させた状態で、上方から全周にわたって押圧する固定押圧部材215を備えている。この固定押圧部材215は、下面外周に凸部216を備えた略L字状断面の部材であり、複数の固定ボルト217を用いて転動体接触部212に固定されている。すなわち、固定歯車形成部211と転動体接触部212との間は、ボルト等による機械的な連結固定がなされておらず、しかし、固定歯車13に作用する入力が駆動時最大荷重以下では、接触面間に挟持されたパッド部材213の摩擦力により相対的な移動をすることがなく、実質的に一体の外輪部21として機能している。
なお、図示の構成例では、固定押圧部材215と転動体接触部212との対向面間に隙間を設けてあるが、この隙間にはなくてもよい。
このようなクラッチ機構を設けたことにより、上述したヨー駆動装置10の噛合部においては、駆動歯車12から固定歯車13に対してナセル駆動装置10の駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重より大きな荷重入力があると、クラッチ機構が動作して噛合部に作用する過大な荷重入力を吸収できる。すなわち、固定側の外輪部21を分割した接触面間においては、たとえば衝撃荷重のように開始設定荷重より大きい過大な入力が噛合部に作用すると、接触面間に生じる摩擦力に打ち勝って固定歯車13を形成した固定歯車形成部211が転動体接触部212に対して滑る。
この結果、開始設定荷重より大きな大荷重を受けた固定歯車13は、固定歯車形成部211とともに空転するので、この空転により噛合部に作用する過大な荷重入力を吸収することができる。従って、駆動時最大荷重より大きな荷重入力が作用しても、駆動歯車12及び固定歯車13の破損により風力発電装置1が使用不能になることを防止できるので、歯車の体格設計については、ナセル駆動装置10の動作開始時に作用する駆動時最大荷重レベルを基準とすればよい。この駆動時最大荷重レベルを基準として設計した歯車は、衝撃荷重を基準として設計した歯車の体格と比較して、小型軽量化が可能となる。
ところで、上述した風力発電装置1は、図1に示すように、固定押圧部材215に対して押圧力調整機構30を設けることが望ましい。この押圧力調整機構30は、クラッチ機構の動作で相対的に移動する歯車形成部材211側の水平な接触面に対し、鉛直方向に作用する押圧力を変化させてクラッチ機構の摩擦力を調整するための機構である。
図示の押圧力調整機構30は、固定押圧部材215のボルト穴31に螺合する調整ボルト32の下端部が弾性部材33を介して摩擦係数の大きい押圧部材34を鉛直方向下向きに押圧し、歯車形成部材211の水平接触面が相対移動すると摩擦力を生じるように構成されている。この押圧力調整機構30は、固定押圧部材215の円周方向に等ピッチで複数設置されている。
このように構成された押圧力調整機構30は、ボルト穴31に対する調整ボルト32の締込量に応じて弾性部材33の弾性変形量が変動するので、押圧部材34に作用する弾性部材33の付勢力も変化する。この結果、摩擦部材34を歯車形成部材211の接触面に押し付ける押圧力が変化するので、過大な荷重を受けると固定側の固定押圧部材215に対して空転する歯車形成部材211の接触面に作用する押圧部材34の摩擦力は、調整ボルト32の締込量に応じて容易に調整可能となる。
なお、上述した弾性部材33は、コイルばねなど特に限定されるものではないが、安定した付勢力の維持等を考慮すると皿ばねが好適である。
また、図2に示す第1変形例の旋回輪軸受20Aのように、固定歯車形成部211Aと転動体接触部212Aとの間に形成していた係止部214を省略し、構造を簡略化してもよい。この場合の固定押圧部材215Aは、下面外周に突出する凸部216のない略矩形断面にして構造を簡略化している。
このような旋回輪軸受20Aのクラッチ機構においても、必要に応じて適宜押圧力調整機構30を設けることが望ましい。
また、図3に示す第2変形例の旋回輪軸受20Bは、固定歯車形成部211Bと転動体接触部212Bとの間に形成する接触面を下方へ向けて拡径する傾斜面とし、この傾斜面にパッド部材213を挟持している。
このような旋回輪軸受20Bのクラッチ機構においても、必要に応じて適宜上述した押圧力調整機構30を設けてもよいし、あるいは、弾性部材33がなく単に調整ボルト32の締込量により押圧部材34の摩擦力を調節する構造の押圧力調整機構30Aを設けてもよい。この場合の押圧力調整機構30,30Aは、固定歯車形成部211Bと転動体接触部212Bとの間に形成されている接触面の傾斜面を鉛直方向に押圧して摩擦力を調整するので、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重の設定及び調整が容易になる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る風力発電装置の第2の実施形態として、ヨー駆動装置やピッチ駆動装置の駆動機構に設けられる噛合部のクラッチ機構について、駆動歯車側に設けた構成例を図4に基づいて詳細に説明する。
本実施形態のクラッチ機構は、駆動歯車12として用いられるピニオン歯車のピニオン歯車本体12aとピニオン軸12bとの結合部をしまりばめ構造とし、滑り面となるしまりばめ部分の摩擦力により滑りの開始設定荷重を規定する。
しまりばめ構造の摩擦力Fpは、図6に示すように、しまりばめ部分の面積Aと、しまりばめによる面圧Pと、しばりばめ部分の摩擦係数μとにより、「Fp=μ×P×A」となる。なお、滑り面となるしまりばめ部分の面積Aは、円柱形状となるピニオン軸12bがピニオン歯車本体12aとしまりばめされている長さをLp、ピニオン軸12bの半径をrpとすれば、「A=2π×rp×Lp」となる。
一方、駆動歯車12に作用する衝撃荷重をFとし、衝撃荷重Fが作用する半径方向位置をrgとすれば、駆動歯車12には衝撃荷重に起因してトルクTg(Tg=F×rg)が作用する。
従って、摩擦力Fpにより発生するトルクTp(Tp=Fp×rp)を制御し、トルクTpの設定値が衝撃荷重により作用するトルクTg以下(Tp<Tg)とすれば、衝撃荷重を受けたピニオン歯車本体12aを空転させることができる。すなわち、トルクTpの設定値は滑りを開始するクラッチ機構の開始設定荷重となり、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重以上の過大な荷重入力があると、しまりばめ構造のピニオン本体12aとピニオン軸12bとの間が滑って空転するので、噛合部に作用する過大な荷重入力を吸収することができる。
ところで、はめあいには大きく分けて、「ゆるみばめ」及び「しまりばめ」の2種類がある。設計の規格上、両者の中間的な状態になる「中間ばめ」を加えると、合計3種類のタイプがある。
「ゆるみばめ」は最も広く用いられるタイプであり、軸の外径をはめ合う穴の内径より小さく設定するもので、軸受挿入、部品同士の位置決め、心合わせなどに用いられる。
上述した実施形態で採用している「しまりばめ」は、逆に軸の方が穴より大きいため、圧入、焼きばめ、冷やしばめなどの方法により挿入され、挿入後は力をかけないと抜き去ることができない。
「中間ばめ」は、はめあう両部品の加工具合に応じて、「ゆるみばめ」にも「しまりばめ」にもなる。この「中間ばめ」は、キーをキー溝に挿入するような場合に用いられる。はめあいの指定は、通常穴の側を基準に行われ、公差の指定範囲も軸より穴の方が大きくなっている。これは、加工方法の違いから、軸よりも穴の方が精度を出しにくいためである。穴と軸の公差範囲をどのように選ぶかはJISの規格に定められているので、用途に応じて必要な規格を指定すればよい。
上述したしまりばめ構造のクラッチ機構については、図5に示す第1変形例の構造を採用してもよい。
この変形例において、駆動歯車12Aは、ピニオン歯車のピニオン歯車本体12a′とピニオン軸12b′との結合部にテーパ面が採用されている。すなわち、ピニオン歯車本体12a′の軸挿入穴12c及びピニオン軸12b′の挿入部12dをテーパ面とし、ピニオン軸12b′に対する調整ボルト12eの締込量で滑り面となるテーパ面の圧縮力を調整するように構成されている。なお、図中の符号12fは、テーパ面に圧縮力を付加するための台座であり、調整ボルト12eの締込によりピニオン歯車本体12a′を押し上げて圧縮力を増す部材となる。
このような第1変形例の構造によれば、ピニオン歯車のピニオン歯車本体12a′とピニオン軸12b′との結合部(滑り面)であるテーパ面に作用する圧縮力は、調整ボルト12eの締込量に応じて調整可能となり、従って、圧縮力に応じて変動する摩擦力についても同様に調整可能となる。この結果、クラッチ機構における滑りの開始設定荷重は、ボルト12eの締込量に応じて規定することができる。すなわち、駆動時最大荷重と略一致する開始設定荷重は、調整ボルト12eの締込量に応じて容易に設定及び調整を行うことが可能になる。
ところで、上述した第1及び第2の実施形態では、外径に固定歯車13を備えた旋回輪軸受に適用するものとして説明したが、内径(内周面)に固定歯車を設けた旋回輪軸受にも適用可能である。
このように、上述した本実施形態の風力発電装置1は、外周または内周に形成した固定歯車13を備え、ヨー旋回輪軸受や翼旋回輪軸受に用いられる転がり軸受に対し、噛合部に駆動時最大荷重より大きな入力を受けて滑るクラッチ機構を設けたので、クラッチ機構の作動により噛合部の歯車に作用する過大な衝撃荷重を逃がすことができる。
従って、ヨー旋回輪軸受や翼旋回輪軸受に用いられる転がり軸受は、必要な強度や耐久性を損なうことなく、駆動時最大荷重レベルで噛合部の歯車体格を設計することが可能になる。従って、噛合部歯車の小型化や軽量化により、タワー2の上端部に設置されるナセル3等の上部構造体を軽量化することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
1 風力発電装置
2 タワー
3 ナセル
4 ロータヘッド
5 風車翼
10 ヨー駆動装置
12,12A 駆動歯車(ピニオン歯車)
12a,12a′ ピニオン歯車本体
12b,12b′ ピニオン軸
12c 軸挿入穴
12d 挿入部
12e 調整ボルト
12f 台座
13 固定歯車
14 ヨー旋回輪軸受(転がり軸受)
16 ピッチ駆動装置
17 翼旋回輪軸受(転がり軸受)
20,20A,20B 旋回輪軸受
21 外輪
211,211A,211B 固定歯車形成部
212,212A,212B 転動体接触部
213 パッド部材
214 係止部
215,215A 固定押圧部材
216 凸部
217 固定ボルト
22 内輪
23 転動体
30,30A 押圧力調整機構
31 ボルト穴
32 調整ボルト
33 弾性部材
34 押圧部材

Claims (5)

  1. 風車翼に風力を受けて回転するロータヘッドがナセルの内部に設置された発電機を駆動して発電し、前記ナセルが基礎上に立設されたタワーの上端部に設置されている風力発電装置において、
    前記ナセルをヨー旋回させるヨー駆動装置及び/または前記風車翼のピッチ角を制御するピッチ駆動装置を備え、
    内歯または外歯を備えた旋回輪軸受とピニオン歯車との噛合部を具備してなる前記ヨー駆動装置及び/または前記ピッチ駆動装置の駆動機構が、前記噛合部に駆動時最大荷重より大きな入力を受けて滑るクラッチ機構を備え、
    前記クラッチ機構において、前記旋回輪軸受の固定側となる内輪部または外輪部が半径方向に分割されていることを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記旋回輪軸受の固定側となる前記内輪部または前記外輪部を分割した接触面間に生じる摩擦力を所望の滑りの開始設定荷重となるように規定した請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記接触面に設けた水平面及び/または傾斜面を鉛直方向に押圧する押圧力調整機構を備えている請求項2に記載の風力発電装置。
  4. 前記クラッチ機構は、前記ピニオン歯車のピニオン歯車本体とピニオン軸との結合部をしまりばめ構造にして滑りの開始設定荷重を規定した請求項1に記載の風力発電装置。
  5. 前記結合部のしまりばめ構造は、前記ピニオン歯車本体の軸挿入穴及び前記ピニオン軸の挿入部をテーパ面とし、ボルト締込量で調整される前記テーパ面の圧縮力に応じて滑りの開始設定荷重を規定した請求項4に記載の風力発電装置。
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