JP5494131B2 - 版下データ作成装置、版下データ作成方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

版下データ作成装置、版下データ作成方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、微細条溝のパターンを印刷やエンボス加工などで実体化し、異方性反射媒体を作製する場合に用いる版下データを作成する版下データ作成装置等に関する。
現在、紙、プラスチック、金属といった媒体上に、微細条溝のパターンを形成し、異方性反射特性を有する媒体を作製する技術が実用化され始めている。
異方性反射特性とは、媒体の平滑な表面に対し、向きの揃った細かい傷をつけると、媒体の表面に対して入射した光が正反射方向ではない方向に強く反射する特性をいう。以下、異方性反射特性を有する媒体を異方性反射媒体ということとする。
本願の発明者らは、対象領域のベクトル場データ(微細条溝パターンの傾きの分布を記憶したデータ)を入力し、予め設定したセルの形状(例えば、正方形または正六角形等)とサイズに応じて、対象領域全体にセルを均一に充填し、ベクトル場データに基づいて各セルの内部に微細条溝パターンを描画し、版下データを作成する技術を発明している(特許文献1参照)。
また、本願の発明者らは、対象物体の3D(三次元)モデルとベクトル場データを入力し、セル(例えば、正方形)のサイズを設定すると、3Dモデルのエッジ(対象物の輪郭)やリッジ(対象物の尾根)に沿ってセルを配置し、ベクトル場データに基づいて各セルの内部に微細条溝パターンを描画し、版下データを作成する技術を発明している(特許文献2参照)。
特願2008−295269号公報 特願2009−153774号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術のように、対象領域全体を予め設定した形状、サイズのセルで全て充填すると、曲率の大きい箇所や微細条溝パターンの傾きが極端に変化する箇所(例えば、エッジやリッジ等)では異方性反射の不連続が目立ち、意匠性を欠く場合がある。
また、特許文献2に記載の技術のように、エッジやリッジに沿って同じ形状、同じサイズのセルを配置すると、セル間に隙間が生じてしまい、意匠性を欠く場合がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、曲率の大きい箇所や微細条溝パターンの傾きが極端に変化する箇所で異方性反射の不連続が目立たず、意匠性の高い異方性反射媒体の版下データを作成する版下データ作成装置を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、複数のセルに分割され、セルごとに向きの揃った複数の微細条溝の配置を示す版下データを作成する版下データ作成装置であって、対象物のレンダリングデータの微細凹凸を示す情報を継承することで微細条溝の傾きの分布を示すベクトル場データを生成するベクトル場データ生成手段と、前記レンダリングデータからエッジおよびリッジを抽出し、抽出されたエッジおよびリッジに沿って所定のセルサイズの幅を有する等距離領域を作成し、前記等距離領域の中で前記セルサイズの幅ごとにセルの重心を生成する重心生成手段と、前記等距離領域ごとに、注目画素が前記重心のいずれに最も近いかを判定することにより注目画素が含まれるセルを判定する所属セル判定手段と、注目画素が含まれるセルの前記重心の位置に対応する前記ベクトル場データの向きを微細条溝の傾きとし、注目画素の画素値を判定する画素値判定手段と、を具備することを特徴とする版下データ作成装置である。
第1の発明によって、曲率の大きい箇所や微細条溝パターンの傾きが極端に変化する箇所で異方性反射の不連続が目立たず、意匠性の高い異方性反射媒体の版下データを作成することができる。
第1の発明における前記重心生成手段は、前記等距離領域の中心線の画素を重心候補とし、前記重心候補の中から前記セルサイズの幅ごとに前記重心となる画素を取得することが望ましい。これによって、重心の生成を容易に行うことができる。また、セルのサイズをある程度均一化することができる。
また、第1の発明における前記所属セル判定手段は、前記等距離領域ごとに注目画素と、注目画素と同じ前記等距離領域内のすべての前記重心との距離を算出し、注目画素は最も近傍にある前記重心のセルに所属すると判定することが望ましい。これによって、原画像のエッジやリッジを忠実に再現することができる。
第2の発明は、複数のセルに分割され、セルごとに向きの揃った複数の微細条溝の配置を示す版下データを作成する版下データ作成方法であって、対象物のレンダリングデータの微細凹凸を示す情報を継承することで微細条溝の傾きの分布を示すベクトル場データを生成するステップと、前記レンダリングデータからエッジおよびリッジを抽出し、抽出されたエッジおよびリッジに沿って所定のセルサイズの幅を有する等距離領域を作成し、前記等距離領域の中で前記セルサイズの幅ごとにセルの重心を生成するステップと、前記等距離領域ごとに、注目画素が前記重心のいずれに最も近いかを判定することにより注目画素が含まれるセルを判定するステップと、注目画素が含まれる前記セルの重心の位置に対応する前記ベクトル場データの向きを微細条溝の傾きとし、注目画素の画素値を判定するステップと、を含むことを特徴とする版下データ作成方法である。
第2の発明によって、曲率の大きい箇所や微細条溝パターンの傾きが極端に変化する箇所で異方性反射の不連続が目立たず、意匠性の高い異方性反射媒体の版下データを作成することができる。
第3の発明は、コンピュータを第1の発明の版下データ作成装置として機能させるためのプログラムである。
第3の発明をコンピュータにインストールすることで、第1の発明の版下データ作成装置を得ることができる。第3の発明は、ネットワークを介して配布することもできる。
第4の発明は、コンピュータを第1の発明の版下データ作成装置として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体である。
第4の発明をコンピュータの記憶媒体読取装置に装着し、第4の発明に記憶されているプログラムをコンピュータにインストールすることで、第1の発明の版下データ作成装置を得ることができる。
本発明により、曲率の大きい箇所や微細条溝パターンの傾きが極端に変化する箇所で異方性反射の不連続が目立たず、意匠性の高い異方性反射媒体の版下データを作成する版下データ作成装置を提供することができる。
本発明に係る版下データ作成装置1を実現するコンピュータのハードウェア構成図 版下データ作成装置1の機能の概要を示すブロック図 パラメータ入力手段32により入力するスペース幅51、ライン幅53を示す図 投影面S1上の法線ベクトルN1を示す図 法線ベクトルN1の法線投影面S2への投影を示す図 版下データ作成処理の流れを示すフローチャート 重心生成処理の流れを示すフローチャート エッジ/リッジの抽出処理を説明する図 等距離領域63の作成処理を説明する図 重心69の判定処理を説明する図 所属セル判定処理の結果の一例を示す図 画素値判定処理の流れを示すフローチャート 画素値判定処理を説明する図 ラインかスペースかの判定処理を説明する図 エッジ/リッジ61の一例を示す図 等距離領域63の一例を示す図 所属セル判定処理の結果の一例を示す図 本発明の実施の形態による版下データ38の実施例を示す図 従来技術による版下データ38の参考例を示す図
以下、図面に基づいて本発明に係る版下データ作成装置の実施形態を詳細に説明する。
最初に、図1〜図5を参照しながら、本発明に係る版下データ作成装置1の構成について説明する。版下データ作成装置1は、形状が不定形のセルを対象領域のエッジ(対象物の輪郭)やリッジ(対象物の尾根)に沿って充填し、セルごとに、セルの重心位置に対応する位置のベクトル場データの向きを微細条溝パターンの傾きとし、セル内に微細条溝パターンを描画して版下データを作成する。
図1は、本発明に係る版下データ作成装置1を実現するコンピュータのハードウェア構成図である。尚、図1のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
版下データ作成装置1は、制御部3、記憶部5、メディア入出力部7、通信制御部9、入力部11、表示部13、周辺機器I/F部15等が、バス17を介して接続される。
制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部5、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス17を介して接続された各装置を駆動制御し、版下データ作成装置1が行う後述する処理(図6、図7、図12等参照)を実現する。
GPUは、3Dグラフィックスの表示に必要な計算処理を実行するもので、記憶部5に格納されている3Dモデルを読み出し、3D座標から2D(二次元)座標への座標変換等の処理を行い、画像の描画等を実行する。
版下データ作成装置1では、GPUが3Dモデルの読み出しや画像描画を実行し、CPUが画像の画素探索や数式の計算等の処理を実行する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部5、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部3が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部5は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部3が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述の処理に相当するアプリケーションプログラムが格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部3により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPU等に読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部7(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部9は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク19間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク19を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部11は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
入力部11を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部13は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
印刷部15は、コンピュータに接続されるプリンタである。印刷部15は、USB、RS−232C、ネットワーク19等を介して接続される。
バス17は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図2は、版下データ作成装置1の機能の概要を示すブロック図である。
版下データ作成装置1は、レンダリングデータ31、パラメータ入力手段32、ベクトル場データ生成手段33、ベクトル場データ34、重心生成手段35、所属セル判定手段36、画素値判定手段37、版下データ38等を備える。
レンダリングデータ31は、対象物の3次元形状データで、例えば、3DCG(Computer Graphics)ソフトでレンダリングした画像データである。
パラメータ入力手段32は、後述する処理に関するパラメータを入力する。
図3は、パラメータ入力手段32により入力するスペース幅51、ライン幅53を示す図である。
パラメータ入力手段32は、セル41の大きさ(例えばセル41の面積)、注目画素が対象物のエッジまたはリッジを示す箇所(以下、「エッジ/リッジ」という。)であるかを判定するために用いる閾値、セル41内の微細条溝パターンのライン同士の間隔を示すスペース幅51、ラインの太さを示すライン幅53等の各種パラメータを、入力部11等を介して入力する。微細条溝パターンのラインのピッチ幅52は、スペース幅51、ライン幅53から求めることができる。
尚、図3では、セル41の形状は正方形となっているが、本発明の実施の形態では、一般にはセル41の形状は正方形に限らず、様々な形状を有する。
注目画素がエッジ/リッジかどうかの判定では、各画素における法線ベクトルの値を用いる。法線ベクトルとは、レンダリングデータ31の微細凹凸を示すものであって、各画素のポリゴン(平面形状)に対する法線を示す単位ベクトルである。法線ベクトルは、対象物の3次元形状データをCGの投影面の各画素に投影し、投影面に定義した座標系で表現したポリゴン(平面形状)に対する単位法線ベクトルとして算出される。
ベクトル場データ生成手段33は、レンダリングデータ31から微細条溝パターンの傾きの分布を記録したベクトル場データ34を生成する。
ベクトル場データ生成手段33は、レンダリングデータ31の微細凹凸を示す法線ベクトルの情報を継承し、異方性反射媒体上に形成する微細条溝パターンの傾きを示す方向ベクトルの角度を算出する。異方性反射媒体上に所望の立体形状を表現するためには、立体形状の微細凹凸の情報を異方性反射媒体上の微細条溝パターンの傾きに継承することが必要となる。
図4は、投影面S1上の法線ベクトルN1を示す図である。
法線ベクトルN1は、投影面S1上の点Pを始点とし、投影面S1に定義した座標系に対する方位角φと仰角kとで表現される。一方、法線ベクトルN1の情報を継承する異方性反射媒体上(2次元平面上)の微細条溝パターンの傾きを示す方向ベクトルは、方位角のみで表現されることから、法線ベクトルN1の情報を全て継承することはできない。従って、ベクトル場データ生成手段33は、法線ベクトルN1を所定の方位角(後述する図5のα)の投影面に投影して次元を減ずることにより、異方性反射媒体上の微細条溝パターンの傾きに情報を継承させる。
図5は、法線ベクトルN1の法線投影面S2への投影を示す図である。
法線投影面S2は、投影面S1に対して垂直であり、方位角α方向に設けられる新たな投影面である。ベクトル場データ生成手段33は、法線ベクトルN1を法線投影面S2に投影した法線ベクトルN2の仰角tを算出し、仰角tの値を方向ベクトルに継承する。尚、仰角tは、法線投影面S2内でPを通過し、投影面S1に垂直な線を基準(t=0度)とし、基準線と変換法線ベクトルN2とのなす角度によって定義する。
ここで、三次元形状の隠面は投影されないから、法線ベクトルN1の向きは、必ず点Pから見て投影面S1の表の方向になる。従って、仰角tは180度(−90度<=t<=90度)の範囲を取り得るが、立体形状に含まれる最も形状の異なる部分が最も異なる角度を継承するために、90度(−45度<=θ<=45度)の範囲に線形変換を施して、方向ベクトルを示す角度θを算出する。
ベクトル場データ34は、ベクトル場データ生成手段33により作成した微細条溝パターンの傾きの分布を記録したデータで、例えば、微細条溝パターンの−45度から45度の範囲の向きを0から255の画素値に置き換えるものである。版下データ38を作成する際、セル41の重心に対応するベクトル場データ34の位置を取得し、この位置の方向ベクトルの値を微細条溝パターンの傾きとする。
重心生成手段35は、レンダリングデータ31からエッジ/リッジを抽出し、抽出されたエッジ/リッジに基づいて、ユーザがパラメータ入力手段32により設定するセルサイズの幅を持つ等距離領域を作成し、等距離領域ごとに重心となる画素を取得する。ここで、パラメータ入力手段32によりセルサイズとして面積を設定する場合、セルサイズの幅とは、例えば、設定した面積を持つ正方形の辺の大きさである。
所属セル判定手段36は、等距離領域ごとに、注目画素が重心生成手段35により生成される重心のいずれに最も近いかを判定することにより、注目画素が含まれるセル41を判定する。言い換えると、所属セル判定手段36によって、セル41の形状が決定する。
画素値判定手段37は、重心生成手段35により生成される重心の位置に対応するベクトル場データ34の向きをセル41の画素値として判定する。
版下データ38は、所属セル判定手段36により決定されたセル41ごとに、画素値判定手段37によって判定した画素値が示すベクトル場データ34の向きを微細条溝パターンの傾きとし、セル内に微細条溝パターンが描画されるものである。
次に、図6から図14を参照しながら、本発明に係る版下データ作成装置1の処理の詳細について説明する。
図6は、版下データ作成処理の流れを示すフローチャートである。
版下データ作成装置1の制御部3は、パラメータ入力手段32により、入力部11を介して、セル41の大きさ(例えば、セルの面積)、注目画素がエッジ/リッジかを判定するために用いる閾値、セル41内の微細条溝パターンのライン同士の間隔を示すスペース幅51、ラインの太さを示すライン幅53等の各種パラメータを入力する(ステップ101)。
次に、制御部3は、ベクトル場データ生成手段33により、レンダリングデータ31から微細条溝パターンの傾きの分布を記録したベクトル場データ34を生成する(ステップ102)。
次に、制御部3は、重心生成手段35により、対象領域全体について重心の位置を算出する(ステップ103)。
図7は、重心生成処理の流れを示すフローチャートである。
制御部3は、レンダリングデータ31から対象領域の全画素の法線の傾きを算出し、パラメータ入力手段32により入力したエッジ/リッジの判定のための閾値と法線の傾きを比較することにより、エッジ/リッジを抽出する(ステップ201)。
図8は、エッジ/リッジの抽出処理を説明する図である。
制御部3は、注目画素の4近傍に位置する画素の法線の傾きを用いて平均化した値を、エッジ/リッジの抽出処理に用いる注目画素の法線(以下、「抽出判定法線」という。)の傾きとする。注目画素の法線ベクトルをNx,y、注目画素の4近傍に位置する画素の法線ベクトルをそれぞれNx,y−1、Nx,y+1、Nx−1,y、Nx+1,yとする。また、θ、θ、θ、θを、式θ=Arccos(Nx,y・Nx,y−1/|Nx,y|・|Nx,y−1|)、θ=Arccos(Nx,y・Nx,y+1/|Nx,y|・|Nx,y+1|)、θ=Arccos(Nx,y・Nx−1,y/|Nx,y|・|Nx−1,y|)、θ=Arccos(Nx,y・Nx+1,y/|Nx,y|・|Nx+1,y|)と定義する。そして、抽出判定法線の傾きθは、式θ=(θ+θ+θ+θ)/4により定義する。
制御部3は、抽出判定法線の傾きθと、エッジ/リッジの判定のための閾値Eとを比較し、抽出判定法線の傾きθが仰角の場合、θ<Eならば注目画素はエッジ/リッジではない、また、θ≧Eならば注目画素はエッジ/リッジであると判定する。また、抽出判定法線の傾きθが天頂角の場合、θ≧Eならば注目画素はエッジ/リッジではない、また、θ<Eならば注目画素はエッジ/リッジであると判定する。
抽出判定法線の傾きθが仰角の場合、閾値Eが小さいほど、対象領域内で多くのエッジ/リッジが抽出され、意匠性の高い異方性反射媒体を作製することができる。意匠性をあまり求めない場合、エッジ(対象物の輪郭)だけを抽出するように閾値を低く設定すればよい。抽出判定法線の傾きθが天頂角の場合、閾値Eが大きいほど、対象領域内で多くのエッジ/リッジが抽出される。閾値Eは、0度〜90度の範囲で設定可能である。仰角を用いて閾値Eを45度とする場合と、天頂角を用いて閾値Eを45度とする場合とでは、抽出されるエッジ/リッジが同一になる。
図7の説明に戻る。
制御部3は、S201において抽出されるエッジ/リッジに細線化を施す(ステップ202)。具体的には、制御部3は、エッジ/リッジを結ぶ線が、例えば1画素の太さになるように細線化を施す。細線化のアルゴリズムは、Hilditch法、田村の方法、Zhang Suen法等を用いることができる。
次に、制御部3は、図9に示すように、全画素について、細線化後のエッジ/リッジ61からの距離を算出し、パラメータ入力手段32により入力されるセルサイズの幅を持つ等距離領域63を作成し、等距離領域63ごとに等距離領域IDを設定する(ステップ203)。
制御部3は、細線化後のエッジ/リッジ61ごとに、対象物のエッジから対象物の内側に向けて画素を走査して等距離領域IDを設定していく。
図9は、等距離領域63の作成処理を説明する図である。
制御部3は、注目画素からエッジ/リッジ61までの距離l(注目画素からエッジ/リッジ61に引いた垂線の長さ、すなわち点と線の距離)を算出する。注目画素の位置を(x,y)、エッジ/リッジ61の位置を(ex,ey)とすると、注目画素からエッジ/リッジ61までの距離lは式l=((x−ex)+(y−ey)1/2により求められる。
そして、制御部3は、注目画素からエッジ/リッジ61までの距離lと、セルサイズの幅dに基づいて、各画素に等距離領域IDを設定する。等距離領域IDを0または正の整数nとすると、等距離領域IDはn=l/dによって算出される。
例えば、図9に示すエッジ/リッジ61に隣接する等距離領域63は、等距離領域IDが0であり、各画素はエッジ/リッジ61との距離がセルサイズの幅d未満である。更に内側の等距離領域63(斜線にて図示)は、等距離領域IDが1であり、各画素はエッジ/リッジ61との距離がセルサイズの幅dの2倍未満である。
制御部3は、対象物のエッジから対象物の内側に向けて画素を走査して等距離領域IDを設定していく。そして、次のエッジ/リッジ61を示す画素になると、制御部3は、距離lを算出する対象のエッジ/リッジ61を変更し、新たに等距離領域IDを設定していく。従って、制御部3は、エッジ/リッジ61を識別する番号と紐付けて等距離領域IDを設定する。制御部3は、対象物の全画素に対して等距離領域IDを設定するまで処理を繰り返す。
図7の説明に戻る。
制御部3は、図10に示すように、等距離領域63ごとに処理を行い、等距離領域の中心線上にある画素を取得し(ステップ204)、取得した中心線上にある画素を重心69とするかどうか判定し、重心69となる画素を取得し、重心IDを設定する(ステップ205)。
図10は、重心69の判定処理を説明する図である。
制御部3は、等距離領域63ごとにエッジ/リッジ61から等距離領域63の中心線65までの距離lcを算出し、中心線65上にある画素を取得する。制御部3は、式lc=n・d+d/2.0により距離lcを算出して整数値に変換する。また、制御部3は、注目画素からエッジ/リッジ61までの距離lを算出して整数値に変換する。そして、制御部3は、lc=lであれば、注目画素は中心線65の画素であると判定し、lc=lとなる注目画素を重心候補67とする。
図10では、視認性を考慮し、重心候補67の一部のみを図示している。
制御部3は、等距離領域63ごとに、重心候補67の中から重心69となるものを取得する。具体的には、制御部3は、まず重心候補67の中から任意の1点を選び、その重心候補67を始点として、重心線に沿ってセルサイズ43の間隔ごとに重心候補67を取得していく。その際、隣接する重心69はセルサイズ43だけ離れている必要があるため、セルサイズ43の間隔ごとに取得した重心候補67を中心としたセルサイズ43の範囲内に他の重心69がないか確認し、なければその重心候補67を重心69とする。一方、重心候補67を中心としたセルサイズ43の範囲内に他の重心69がある場合は、その重心候補67は重心69としない。セルサイズ43の形状は、正方形、円、六角形等、任意の形状とすることができる。
そして、制御部3は、重心69の位置を格納し、重心69ごとにセルIDを設定する。これにより、対象領域全体に重心69を持つセル41を充填することができる。
図6の説明に戻る。
制御部3は、所属セル判定手段36により、図11に示すように、注目画素が所属するセル41を判定し、所属セルIDを設定する(ステップ104)。
具体的には、制御部3は、等距離領域63ごとに処理を行い、注目画素と、等距離領域63に含まれる重心69との距離を算出し、注目画素から最も近い重心69のセルIDを注目画素の所属セルIDとして設定する。注目画素の位置を(x,y)、重心69の位置を(x,y)とすると、注目画素と重心69との距離rは、式r=((x−x+(y−y1/2により算出される。
所属セル判定処理は、異方性反射媒体を観察したときに、原画像(レンダリングデータ31の三次元形状データ)に忠実にエッジやリッジが見えるように、等距離領域63ごとに処理を行う必要がある。仮に、注目画素と、全ての等距離領域63に含まれる重心69との距離を算出すると、最も近い重心69が他の等距離領域63(異なる等距離領域DIが付与された領域)に含まれている場合、エッジ/リッジ61に沿うようにセル41の形状を決めることができず、ひいては、原画像のエッジやリッジを忠実に再現する微細条溝パターンを形成することができなくなる。
図11は、所属セル判定処理の結果の一例を示す図である。
図11に示すように、所属セル判定処理を行うと、各画素が所属するセル41が決まる。言い換えると、それぞれ異なる形状を持つセル41が生成され、対処領域が分割される。
図11では、視認性を考慮し、画素66の一部のみを図示している。
図6の説明に戻る。
制御部3は、画素値判定手段37により、対象領域の各画素の画素値を判定し、版下データ38を作成する(ステップ105)。
図12は、画素値判定処理の流れを示すフローチャートである。図13は、画素値判定処理を説明する図である。図14は、ラインかスペースかの判定処理を説明する図である。
図12に示すように、制御部3は、セル41の重心69の座標c(x,y)に対応する位置のベクトル場の値をベクトル場データ34から読み出し、セル41の微細条溝パターンの傾きθとする(ステップ301)。
次に、制御部3は、注目画素68のローカル座標d(d,d)を算出する(ステップ302)。
注目画素68の座標をp(p,p)とすると、ローカル座標はd=p―x、d=p―yである。
図13では、ローカル座標の原点がセル41の重心69の座標c(x,y)を示している。
次に、制御部3は、セル41内の注目画素68のローカル座標d(d,d)と微細条溝パターンの傾きθから、注目画素68が微細条溝パターンのライン上にあるか、あるいはスペースにあるかを判定する(ステップ303)。
注目画素68のローカル座標d(d,d)を通る傾きθの直線について、図13に示すように、y軸との切片の座標(0,y)を算出する。微細条溝パターンのラインは、セル41内の傾きθの線分として表わされるから、注目画素68のローカル座標d(d,d)と、切片(0,y)の画素値は同一となる。従って、注目画素68が微細条溝パターンのライン上にあるか、あるいはスペースにあるかを判定するためには、注目画素68の画素値を算出する代わりに、切片(0,y)における画素値を算出すれば良い。
切片(0,y)の画素値を求めるには、まず、微細条溝パターンのピッチ幅52のy方向の長さhと、スペース幅51のy方向の長さhを算出する。ピッチ幅52をw、スペース幅51をwとすると、式h=w/cosθ、h=w/cosθにより求められる。
次に、切片(0,y)がセル41の何番目のピッチに含まれるかを、式n=[y/h]により算出する。[x]は、xを超えない整数を表す。
そして、図14に示すようにピッチの番号nを定義し、n番目のピッチのスペースの始まりとなる点(0,y(n))を式y(n)=n・hにより算出し、n番目のピッチのスペースの終わりとなる点(0,y(n))を式y(n)=y(n)+hにより算出し、切片(0,y)が微細条溝パターンのラインかスペースかを判定する。
(n)<y≦y(n)(図14に示す例であれば、n=−3、−2、−1、0、1、2)の場合、切片(0,y)はn番目のピッチのスペースに含まれるため、注目画素68もスペース、すなわち白となる。
一方、y(n)<y≦y(n+1)の場合、切片(0,y)はn番目のピッチのラインに含まれるため、注目画素68もライン、すなわち黒となる。
図6の説明に戻る。
制御部3は、対象領域の全画素についてステップ104の所属セルの判定、ステップ105の画素値の判定を行ったか判定し(ステップ106)、全画素について処理が終了するまでステップ104、ステップ105の処理を繰り返す(ステップ106のNo)。
以上のとおり、版下データ作成装置1は、異方性反射媒体の版下データ38を作成する。異方性反射媒体の作製工程では、版下データ38を基に、盛り上げ印刷やエンボス加工などで媒体の表面に微細条溝パターンを立体加工する。
図15は、エッジ/リッジ61の一例を示す図である。図15に示す例では、猫の後ろ姿のレンダリングデータ31から、エッジ/リッジ61を抽出している。
図16は、等距離領域63の一例を示す図である。図16に示す例では、図15に示すエッジ/リッジ61から等距離領域63を作成している。図16では、視認性を考慮し、セルサイズを大きめに設定し、黒と白を交互に用いて、等距離領域63を示している。
図17は、所属セル判定処理の結果の一例を示す図である。図17は、図15に示す例の一部(猫の尻尾の部分)を拡大し、所属セル判定処理の結果を示したものである。図17に示すように、本発明の実施の形態では、対象領域のエッジやリッジに沿ってセル41を生成しているので、エッジやリッジにおける異方性反射の連続性を保つことができる。また、エッジやリッジに合わせて異なる形状を持つセル41を生成しているので、セル41間に隙間が生じることはない。
図18は、本発明の実施の形態による版下データ38の実施例を示す図である。図19は、従来技術(前述の特許文献1に記載の技術)による版下データ38の参考例を示す図である。
図18、図19は、同じ原画像に対してセル41を生成し、セル41内に微細条溝パターンが描画されたものを印刷し、ある環境で撮影した画像の拡大画像である。原画像は、ばらの三次元形状データであり、図18、図19は、花弁の一部を拡大したものである。
図18では、エッジやリッジに合わせて異なる形状を有するセル41が充填されている。図19では、同一の形状(正六角形)を有するセル41が、対象領域全体に均一に充填されている。
図18、図19を比較すると、図19では、エッジやリッジにおいて、シャギー(階段状のギザギザ)が目立つ。一方、図18では、エッジやリッジに丸みがあり、図18よりもシャギーが目立たない。版下データ38においてシャギーが目立つということは、微細条溝パターンの傾きが不連続ということであり、ひいては、異方性反射媒体において異方性反射の不連続が目立つ要因となる。本発明の実施の形態では、従来技術と比較して、エッジやリッジにおける異方性反射の連続性を保つことができていると言える。
以上説明したように、本発明の実施の形態では、レンダリングデータ31から輪郭や曲率の大きい箇所をエッジ/リッジ61として抽出し、エッジ/リッジ61からの距離に基づいて等距離領域63を作成し、等距離領域63ごとに重心69を配置し、エッジ/リッジ61に沿った形状を有するセル41を生成し、版下データ38を作成する。このように作成された版下データ38に基づいて異方性反射媒体を作製することにより、隙間を生じさせることなく、異方性反射の連続性を保つことができ、意匠性の高い異方性反射媒体を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る版下データ作成装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………版下データ作成装置
3………制御部
5………記憶部
7………メディア入出力部
9………通信制御部
11………入力部
13………表示部
15………周辺機器I/F部
17………バス
31………レンダリングデータ
32………パラメータ入力手段
33………ベクトル場データ生成手段
34………ベクトル場データ
35………重心生成手段
36………所属セル判定手段
37………画素値判定手段
38………版下データ
41………セル
43………セルサイズ
51………スペース幅
52………ピッチ幅
53………ライン幅
61………エッジ/リッジ
63………等距離領域
65………中心線
66………画素
67………重心候補
68………注目画素
69………重心

Claims (6)

  1. 複数のセルに分割され、セルごとに向きの揃った複数の微細条溝の配置を示す版下データを作成する版下データ作成装置であって、
    対象物のレンダリングデータの微細凹凸を示す情報を継承することで微細条溝の傾きの分布を示すベクトル場データを生成するベクトル場データ生成手段と、
    前記レンダリングデータからエッジおよびリッジを抽出し、抽出されたエッジおよびリッジに沿って所定のセルサイズの幅を有する等距離領域を作成し、前記等距離領域の中で前記セルサイズの幅ごとにセルの重心を生成する重心生成手段と、
    前記等距離領域ごとに、注目画素が前記重心のいずれに最も近いかを判定することにより注目画素が含まれるセルを判定する所属セル判定手段と、
    注目画素が含まれるセルの前記重心の位置に対応する前記ベクトル場データの向きを微細条溝の傾きとし、注目画素の画素値を判定する画素値判定手段と、
    を具備することを特徴とする版下データ作成装置。
  2. 前記重心生成手段は、前記等距離領域の中心線の画素を重心候補とし、前記重心候補の中から前記セルサイズの幅ごとに前記重心となる画素を取得することを特徴とする請求項1に記載の版下データ作成装置。
  3. 前記所属セル判定手段は、前記等距離領域ごとに注目画素と、注目画素と同じ前記等距離領域内のすべての前記重心との距離を算出し、注目画素は最も近傍にある前記重心のセルに所属すると判定することを特徴とする請求項1に記載の版下データ作成装置。
  4. 複数のセルに分割され、セルごとに向きの揃った複数の微細条溝の配置を示す版下データを作成する版下データ作成方法であって、
    対象物のレンダリングデータの微細凹凸を示す情報を継承することで微細条溝の傾きの分布を示すベクトル場データを生成するステップと、
    前記レンダリングデータからエッジおよびリッジを抽出し、抽出されたエッジおよびリッジに沿って所定のセルサイズの幅を有する等距離領域を作成し、前記等距離領域の中で前記セルサイズの幅ごとにセルの重心を生成するステップと、
    前記等距離領域ごとに、注目画素が前記重心のいずれに最も近いかを判定することにより注目画素が含まれるセルを判定するステップと、
    注目画素が含まれる前記セルの重心の位置に対応する前記ベクトル場データの向きを微細条溝の傾きとし、注目画素の画素値を判定するステップと、
    を含むことを特徴とする版下データ作成方法。
  5. コンピュータを請求項1から請求項3のいずれかに記載の版下データ作成装置として機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを請求項1から請求項3のいずれかに記載の版下データ作成装置として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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