JP5494118B2 - 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム - Google Patents
情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム Download PDFInfo
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Description
図13は、ステップS20(時間的要素評価処理(承認日))の具体的な処理を示すフローチャートである。この図13に示すように、まず、ステップS21では、算出部80が、検証対象(品目又は文書)の承認日を、品目マスタM3(図10(a))又は文書マスタM4(図10(b))から、取得する。なお、ここでは、品目マスタM3から、承認日として3月31日が取得されたものとする。
図15には、ステップS30(時間的要素評価処理(編集時間))の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図15に示すように、時間的要素評価処理(編集時間)では、まず、ステップS31において、算出部80が、検証対象の編集時間を取得する。ここでは、算出部80は、品目マスタM3(図10(a))又は文書マスタM4(図10(b))から、検証対象の承認日と作成日とを抽出し、それらの差分の日数を時間換算(24時間を積算)したものを編集時間として取得する。
図17には、ステップS40(人的要素評価処理(メール件数))の具体的な処理がフローチャートにて示されている。図17の処理においては、まず、ステップS41で、算出部80が、検証対象のメールやり取り密度を算出する。このメールやり取り密度は、検証対象(品番や文書名)がタイトルや本文に記載されている電子メールを送信した回数(件数)を、メール送信期間で除した値とする。ここで、検証対象がタイトルや本文に記載されているメールの件数を抽出するためには、図7(b)のメールテーブルT5が用いられる。また、メール送信期間としては、図7(b)のメールテーブルT5から抽出されたメールの送信日時のうち、最終の日から最初の日を差し引いた期間とする。
図18には、ステップS50(人的要素評価処理(宛先件数))の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図18の処理では、まずステップS51で、算出部80が、検証対象に関するメールの宛先平均件数、宛先に含まれるグループ数を算出する。この場合、算出部80は、図7(b)のメールテーブルT5を参照して、検証対象がタイトルや本文に含まれるメールを抽出するとともに、当該抽出されたメールの宛先の数を特定する。また、算出部80は、抽出されたメールの宛先の数の平均値を算出するとともに、ユーザマスタM1(図9(a))、グループマスタ(図9(b))を用いて、宛先に含まれるグループ数をそれぞれ抽出して平均値を算出する。
図19には、ステップS60(成果物要素評価処理)の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図18では、まず、ステップS61において、算出部80が、検証対象が品目か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS60の処理(成果物要素評価処理)を行うことができないので、図18の全処理を終了して、図12のステップS70に移行する。一方、ステップS61の判断が肯定された場合には、算出部80は、ステップS62に移行する。
図21には、ステップS70(課題クレーム判定処理)の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図21では、ステップS71において、判定部82が、検証対象に対する各要素のランクを取得する。具体的には、判定部82は、図22に示すような各要素のランクを取得する。
図24には、ステップS200の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図24の処理では、まず、ステップS201において、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報読込みを実行する。具体的には、図10(a)の品目マスタM3のうちの1つの品番を読み込む。次いでステップS202では、定常状態取得部86が、読み込んだ品目マスタM3の品番が承認済か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS204に移行する。一方、ここでの判断が肯定された場合、すなわち、読み込んだ品番が承認済みであった場合には、定常状態取得部86は、ステップS203に移行し、図6(a)の時間的要素定常状態管理テーブルT2のキー(承認日付)ごとの値(カウンタ)を更新する。そして、ステップS204では、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、すなわち、まだ読み込むべき情報が品目マスタM3に残っている場合には、定常状態取得部86は、ステップS201に戻り、その後、上記と同様の処理を繰り返す。一方、ステップS204の判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS205に移行する。
図25には、ステップS210の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図25の処理では、まず、ステップS211において、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報読込みを行う。次いで、ステップS212では、定常状態取得部86が、初版以外で承認済か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS215に移行するが、ここでの判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS213に移行する。
図26には、ステップS220の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図26の処理では、まず、ステップS221において、定常状態取得部86が、メール情報をメールテーブルT5(図7(b))から読込む。なお、メールテーブルT5に代えて、メールサーバ50から直接メール情報を読み込んでも良い。
図27には、ステップS230の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図27に示すように、まず、ステップS231では、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報を読込む。次いで、ステップS232では、定常状態取得部86が、読み込んだ情報(品番)が、承認済であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS235に移行し、肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS233に移行する。
44 入出力部(接続部)
60 データサーバ(外部装置)
80 算出部
82 判定部
84 格納部
Claims (11)
- PDMシステムで製品に関連して作成された1又は複数の情報と、前記情報が備える複数の要素毎に前記情報が前記製品に関連して発生する第一の種類の業務で作成された情報であるか否かを表す基準と、を記憶する情報記憶部と、
前記情報記憶部に記憶された前記PDMシステムで製品に関連して作成された1又は複数の情報から前記複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記基準を用いて前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性を示す指標をそれぞれ算出する算出部と、
それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性が高いか否かを判定する判定部と、
前記判定部において前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性が高いと判定された場合に、前記情報を、抽出情報記憶部に格納する格納部と、を備える情報管理装置。 - 前記判定部は、それぞれ算出した前記指標のうち2つ以上を統合した統合指標を算出し、該統合指標と予め定められた閾値との比較結果に基づいて、前記判定を行うことを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
- 前記判定部は、それぞれ算出した前記指標と当該指標ごとの重み付け係数とを用いて前記統合指標を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報管理装置。
- 前記格納部と、前記抽出情報記憶部を有する外部装置とを接続する接続部を更に備える請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の情報管理装置。
- 前記複数の要素は、前記情報の時間的要素、前記情報の人的要素、前記情報の成果物としての要素の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の情報管理装置。
- 前記情報の時間的要素には、情報に対する承認時期における定常状態との乖離度、及び/又は情報の編集時間における定常状態との乖離度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報管理装置。
- 前記情報の人的要素には、前記情報としての電子メールにおけるやり取り回数における定常状態との乖離度、及び/又は前記情報としての電子メールにおける宛先数における定常状態との乖離度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報管理装置。
- 前記情報の成果物としての要素には、前記製品に関連して作成された情報の種類における定常状態との乖離度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報管理装置。
- 前記算出部は、前記複数の情報のうち第一のアプリケーションによって作成された第一の情報から前記複数の要素のうち第一の要素を抽出するとともに、該第一のアプリケーションとは異なる第二のアプリケーションによって作成された第二の情報から前記第一の要素とは異なる第二の要素を抽出することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報管理装置。
- コンピュータが、
PDMシステムで製品に関連して作成された1又は複数の情報と、前記情報が備える複数の要素毎に前記情報が前記製品に関連して発生する第一の種類の業務で作成された情報であるか否かを表す基準と、を記憶する情報記憶部を参照して、前記製品に関連して作成された1又は複数の情報から前記複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記基準を用いて前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性を示す指標をそれぞれ算出する工程と、
それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性が高いか否かを判定する判定する工程と、
前記判定する工程において前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性が高いと判定された場合に、前記情報を、抽出情報記憶部に格納する工程と、を実行する情報管理方法。 - コンピュータに、
PDMシステムで製品に関連して作成された1又は複数の情報と、前記情報が備える複数の要素毎に前記情報が前記製品に関連して発生する第一の種類の業務で作成された情報であるか否かを表す基準と、を記憶する情報記憶部を参照して、前記製品に関連して作成された1又は複数の情報から前記複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記基準を用いて前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性を示す指標をそれぞれ算出する工程と、
それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性が高いか否かを判定する判定する工程と、
前記判定する工程において前記情報が前記製品の不具合に対応するために作成された情報である可能性が高いと判定された場合に、前記情報を、抽出情報記憶部に格納する工程と、を実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
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