JP2011209938A - 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クレーム対応業務で作成した情報を自動かつ適切に登録する。
【解決手段】算出部が、製品に関連して作成された1又は複数の情報(品目や文書ファイル)から複数の要素(時間的要素、人的要素、成果物要素)を抽出するとともに、当該抽出された要素から、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標(ランク)をそれぞれ算出する(ステップ20〜S60)。そして、判定部は、各ランクから統合指標としての総合ランクを算出し、当該総合ランクに基づいて、製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定し(ステップS70)、その判定結果に基づいて、格納部が、要素を抽出した情報をクレーム対応業務に係る情報としてデータサーバに格納する(ステップS90)。
【選択図】図12

Description

本件は、情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラムに関する。
近年、製品のライフサイクルの短縮化と、ユーザのニーズの多様化にともなって多品種の製品が大量に製造される傾向にある。また、CAD(Computer Aided Design)やCAE(Computer Aided Engineering)等の普及により、コンピュータによって作成された設計図等のデータが企業内に大量に蓄積されるようになっている。
そこで、最近では、これらのデータを効率的に管理するとともに、必要なデータを迅速に検索することを目的としたPDM(Product Data Management)システムと呼ばれるシステムが提案されている。PDMシステムでは、製品の設計から生産に至るまでに生成される情報を一元的に管理することにより、トラブルの発生を防止するとともに、情報の再利用による設計の生産性の向上を図ることが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−164817号公報
PDMシステムでは、CAD等で設計図を作成する担当者がクレーム対応業務として作成した情報(データ)を、類似するクレームの処理において、再利用したい場合などがある。
しかしながら、現在のPDMシステムでは、CAD等で設計図を作成する担当者は、クレーム対応業務において作成した情報(データ)も、通常業務で作成した情報も、分別することなく、システムの記憶部に保存することが多い。また、企業内では、クレーム対応業務を終えた担当者に、クレーム対応業務中に有用と判断した情報をクレーム対応情報用の記憶部に移動させる(登録させる)作業を強いることもある。この場合、担当者の負担が大きくなるとともに、作業忘れが生じたり、主観的判断が介入したりする。これにより、有用な情報がクレーム対応情報用の記憶部に登録されないなど、適切な登録が行われない可能性がある。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、製品の不具合に対応して作成した情報を適切に管理することが可能な情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラムを提供することを目的とする。
本明細書に記載の情報管理装置は、製品に関連して作成された1又は複数の情報から複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標をそれぞれ算出する算出部と、前記それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定する判定部と、前記判定部において前記製品に不具合が発生している可能性が高いと判定された場合に、前記要素を抽出した情報を、抽出情報記憶部に格納する格納部と、を備える情報管理装置である。
本明細書に記載の情報管理方法は、コンピュータが、製品に関連して作成された1又は複数の情報から複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標をそれぞれ算出する工程と、前記それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定する判定する工程と、前記判定部において前記製品に不具合が発生している可能性が高いと判定された場合に、前記要素を抽出した情報を、抽出情報記憶部に格納する工程と、を実行する情報管理方法である。
本明細書に記載の情報管理プログラムは、コンピュータに、製品に関連して作成された1又は複数の情報から複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標をそれぞれ算出する工程と、前記それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定する判定する工程と、前記判定部において前記製品に不具合が発生している可能性が高いと判定された場合に、前記要素を抽出した情報を、抽出情報記憶部に格納する工程と、を実行させる情報管理プログラムである。
本明細書に記載の情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラムは、製品の不具合に対応して作成した情報を適切に管理することができるという効果を奏する。
一実施形態に係るPDMシステムのシステム構成を示す図である。 課題クレーム管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 課題クレーム管理サーバの機能ブロック図である。 作成情報記憶部に記憶されているデータ(テーブル、マスタ)を示す図である。 検証対象待避テーブルT1を示す図である。 図6(a)は、時間的要素定常状態管理テーブルT2を示す図であり、図6(b)は、人的要素定常状態管理テーブルT3を示す図である。 図7(a)は、成果物要素定常状態管理テーブルT4を示す図であり、図7(b)は、課題クレーム判定対象テーブルT5を示す図である。 図8(a)は、課題クレーム判定基準管理テーブルT6を示す図であり、図8(b)は、メールテーブルT7を示す図である。 図9(a)は、ユーザマスタM1を示す図であり、図9(b)は、グループマスタM2を示す図である。 図10(a)は、品目マスタM3を示す図であり、図10(b)は、文書マスタM4を示す図である。 図11(a)は、構成マスタM5を示す図であり、図11(b)は、関連文書マスタM6を示す図である。 課題クレーム管理サーバにおけるクレーム対応作業の登録処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図12のステップS20の具体的処理を示すフローチャートである。 図14(a)は、品目承認件数履歴情報の一例を示すグラフであり、図14(b)は、文書承認件数履歴情報の一例を示すグラフである。 図12のステップS30の具体的処理を示すフローチャートである。 図16(a)は、部品点数に対する編集時間の履歴情報の一例を示すグラフであり、図16(b)は、ファイルサイズに対する編集時間の履歴情報の一例を示すグラフである。 図12のステップS40の具体的処理を示すフローチャートである。 図12のステップS50の具体的処理を示すフローチャートである。 図12のステップS60の具体的処理を示すフローチャートである。 図19のステップS63を分かりやすく説明するための図である。 図12のステップS70の具体的処理を示すフローチャートである。 各要素のランクと実績重み付け係数とを示す表である。 定常状態の取得処理の一連の流れを示すフローチャートである。 図23のステップS200の具体的処理を示すフローチャートである。 図23のステップS210の具体的処理を示すフローチャートである。 図23のステップS220の具体的処理を示すフローチャートである。 図23のステップS230の具体的処理を示すフローチャートである。
以下、情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラムの一実施形態について、図1〜図27に基づいて詳細に説明する。図1には、情報管理装置としての課題クレーム管理サーバ40を備えるPDMシステム100のシステム構成が示されている。この図1に示すように、PDMシステム100は、PDMユーザ端末10と、PDMサーバ20と、生産管理システム30と、課題クレーム管理サーバ40と、メールサーバ50と、外部装置としてのデータサーバ60と、を備える。PDMシステム100を構成する各装置は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク70により接続されており、各装置間におけるデータのやり取りは、ネットワーク70を介して行われる。
PDMユーザ端末10は、PDMシステム100を利用するユーザが使用する端末であり、ユーザは、PDMユーザ端末10上で、文書や図面のファイル(以下、文書ファイルと呼ぶ)などの製品に関する情報を作成したり、電子メールの送受信を行ったりする。また、ユーザは、通常業務として、現在開発中の製品(品目)に関連する文書ファイルを作成するが、製品の不具合に対する顧客等からのクレームがあった場合には、当該クレームに対応する業務として、文書ファイルを作成することもあるものとする。なお、PDMユーザ端末10は、ネットワーク70上に複数存在していても良いが、本実施形態では、説明の錯綜を避けるため、PDMユーザ端末10がネットワーク70上に1つのみ存在しているものとして説明する。
PDMサーバ20は、PDMユーザ端末10にて作成された文書ファイルなどの情報を格納し、格納した情報に関する種々データを、課題クレーム管理サーバ40や、生産管理システム30に対して送信する。
生産管理システム30は、製品の調達計画や、生産計画を管理するものであり、当該管理情報を課題クレーム管理サーバ40に送信する。
課題クレーム管理サーバ40は、PDMサーバ20、生産管理システム30、及びメールサーバ50から送信されてくるデータに基づいて、PDMユーザ端末10にて作成された文書ファイルを、データサーバ60に格納するか否かを判断する。そして、データサーバ60に格納すると判断した場合に、文書ファイルをデータサーバ60に格納する。なお、課題クレーム管理サーバ40が、データサーバ60に格納する文書ファイルは、製品の不具合に対するクレームに対応するための業務(クレーム対応業務)において作成された可能性の高い文書ファイル(以下「クレーム対応ファイル」と呼ぶ)である。なお、課題クレーム管理サーバ40の詳細な構成及び処理内容等については、後述する。
メールサーバ50は、PDMユーザ端末10とネットワーク70又はインターネット上の他の端末との間の電子メールの送受信を行うサーバである。メールサーバ50では、電子メールに含まれる種々データを取得し、課題クレーム管理サーバ40に対して送信する。
データサーバ60は、課題クレーム管理サーバ40にて、クレーム対応ファイルと判断された文書ファイルを格納する抽出情報記憶部を内部に有している。
図2には、課題クレーム管理サーバ40のハードウェア構成が示されている。この図2に示すように、課題クレーム管理サーバ40は、CPU41、ROM42、RAM43、入出力部44、及びこれら各部間の通信を可能にするバス45等を備えている。この課題クレーム管理サーバ40においては、CPU41が、ROM42又はRAM43に格納されているプログラム(情報管理プログラム)を実行することで、図3に示す機能を実現する。すなわち、課題クレーム管理サーバ40では、プログラムを実行するCPU41により、図3に示す、算出部80と、判定部82と、格納部84と、定常状態取得部86と、の機能が実現されている。また、RAM43により、作成情報記憶部88としての機能が実現されている。
図3の算出部80は、作成情報記憶部88から1つの製品に関連して作成された1又は複数の情報(文書ファイルや電子メールなど1又は複数のアプリケーションによって作成されたファイル)から複数の要素(クレーム対応ファイルの可能性が高いか否かを判定するための要素)を抽出する。また、算出部80は、抽出したそれぞれの要素から、製品の不具合の発生可能性を示す指標(ランク)を算出する。なお、本実施形態では、算出部80が抽出する要素には、時間的要素、人的要素、成果物要素が含まれる。時間的要素は、作業が完了した時期、作業に費やした時間を含んでいる。これら時間的要素が、通常の業務(定常状態)と比べて乖離しているとき、すなわち異常なときには、その作業は、クレーム対応作業の可能性が高いと考えられる。人的要素は、電子メールに関する要素であり、電子メールのやり取り回数や、宛先件数等が、通常の業務(定常状態)と比べて異常なときには、その電子メールに記載されている作業は、クレーム対応作業の可能性が高いと考えられる。成果物要素は、品目ごとの成果物の種類であり、成果物の種類が、通常の業務(定常状態)と比べて異常なときには、その品目に対する作業、クレーム対応作業の可能性が高いと考えられる。
判定部82は、算出部80で算出された各指標(ランク)を統合した統合指標(判定値)を算出する。また、判定部82は、統合指標に基づいて製品に不具合が発生している可能性が高いか否か、すなわち、作成された文書ファイルがクレーム対応ファイルの可能性が高いか否かを判定する。
格納部84は、判定部82において製品に不具合が発生していると判定された場合に、要素を抽出した情報をネットワーク70を介してデータサーバ60に送信して、データサーバ60内の抽出情報記憶部に格納する。なお、ネットワーク70は、図2の入出力部44と接続されている。したがって、入出力部44は、課題クレーム管理サーバ40(格納部84)と、抽出情報記憶部を有するデータサーバ60とを接続する接続部と、して機能している。
作成情報記憶部88は、例えば、製品の識別子(品番など)と、その製品に関連してPDMユーザ端末10において作成された情報と、を対応付けて記憶する。なお、作成情報記憶部88は、製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判断するための各種データ(テーブルやマスタ)も有しているがこれら各種データの詳細については、後述する。
定常状態取得部86は、ユーザの作成した文書ファイル等から要素を抽出して、算出部80や判定部82において用いられるデータ(テーブル)を作成する。
図4には、作成情報記憶部88に記憶されているデータの一例が示されている。この図4に示すように、作成情報記憶部88には、テーブル群90Tと、マスタ群90Mとが記憶されている。テーブル群90Tには、検証対象待避テーブルT1と、時間的要素定常状態管理テーブルT2と、人的要素定常状態管理テーブルT3と、成果物要素定常状態管理テーブルT4と、メールテーブルT5と、課題クレーム判定基準管理テーブルT6と、課題クレーム判定対象テーブルT7とが含まれる。また、マスタ群90Mには、ユーザマスタM1と、グループマスタM2と、品目マスタM3と、文書マスタM4と、構成マスタM5と、関連文書マスタM6と、が含まれる。
検証対象待避テーブルT1は、これから検証を行う必要のある、品目や文書ファイルを一覧として記憶するものであり、図5に示すように、検証対象のNo.、検証対象の種類(品目又は文書)、検証対象が登録された日時、の各項目を含んでいる。
時間的要素定常状態管理テーブルT2は、検証対象の時間的要素の定常状態を格納するテーブルである。このテーブルは、前述した定常状態取得部86により作成され、算出部80にて使用される。図6(a)に示すように、時間的要素定常状態管理テーブルT2は、時間的要素の種類、当該種類に応じたキー、キーに対応する値の項目を含んでいる。キーと値との関係は、XY2次元のグラフにおいて、一方がX軸の要素であれば、他方がY軸の要素となる関係である。時間的要素の種類の項目には、品目が承認される日である「品目承認日」や、文書が承認される「承認日」、品目について編集した時間を示す「品目編集時間」、文書を編集した時間を示す「文書編集時間」などが入力される。キーには、日付や品目の構成部品の数、文書のサイズなどが入力される。値には、キーに対応する値(カウント数や、時間などであり、時間的要素の種類により異なる)が入力される。
人的要素定常状態管理テーブルT3は、検証対象の人的要素の定常状態を格納するテーブルである。このテーブルは、前述した定常状態取得部86により作成され、算出部80にて使用される。この人的要素定常状態管理テーブルT3は、過去において、タイトルや本文に、品目や文書ファイルの名前などが記載されていた電子メールの内容を格納しておくテーブルである。具体的には、人的要素定常状態管理テーブルT3は、図6(b)に示すように、アイテムNo.(品目や文書ファイルの名前など)、その記載された品目等の種類、電子メールの送受信日、宛先に記載されていた件数、宛先に含まれるグループ数、の項目を含んでいる。
成果物要素定常状態管理テーブルT4は、図7(a)に示すように、全品目に対して成果物としてどのようなものが作成されたかを保持するテーブルであり、定常状態取得部86により作成され、算出部80にて使用されるものである。この成果物要素定常状態管理テーブルT4には、作成された文書ファイルの種類(部品票や2D図面など)の項目と、種類ごとの作成ファイルの数(保持品目数)の項目とを含んでいる。
メールテーブルT5は、PDMユーザ端末10から送信される電子メールの内容をメールサーバ50から取得し、格納するテーブルである。このメールテーブルT5は、図7(b)に示すように、電子メールの送信者、宛先、タイトル、本文、送信日時の項目を有している。
課題クレーム判定基準管理テーブルT6は、図8(a)に示すように、判定対象となる要素(時間的要素、人的要素、成果物要素のいずれか)と、要素ごとのランク付けの基準と、製品の不具合発生の可能性を示す指標(ランク(A〜D))が定義されている。
課題クレーム判定対象テーブルT7は、算出部80において、図8(a)のテーブルT6を用いてランク付けした結果を格納するテーブルである。この課題クレーム判定対象テーブルT7は、図8(b)に示すように、検証対象No.、要素(時間的要素、人的要素、成果物要素のいずれか)、判定結果としての総合ランクを含んでいる。
ユーザマスタM1は、図9(a)に示すように、ユーザIDと、グループIDと、メールアドレスとを関連付けて記憶している。グループマスタM2は、図9(b)に示すように、グループIDと、その名称とを関連付けて記憶している。これら2つのマスタM1,M2により、ユーザの属するグループ名を特定することができる。
品目マスタM3は、ユーザがPDMユーザ端末10にて行われた業務における品目の情報を格納するものであり、図10(a)に示すように、品番と、版数と、ステータス(正式に承認されたものか、編集中のものかを示すステータス)と、作成日と、承認日と、その他属性と、を関連付けて記憶している。文書マスタM4は、ユーザが、PDMユーザ端末10にて行われた業務における文書ファイルの情報を格納するものであり、図10(b)に示すように、文書名、版数、ステータス、作成日、承認日、その他属性、サイズ、を関連付けて記憶している。
構成マスタM5は、図11(a)に示すように、品番と、その品番にぶら下がる下位品番とを記憶している。すなわち、この構成マスタM5では、例えば、製品と部品とが紐付けられる。関連文書マスタM6は、図11(b)に示すように、品番と、その品番にぶら下がる関連文書とを記憶している。すなわち、この関連文書マスタM6では、品目(品番)と、その品目に関連して作成した文書ファイルとが紐付けられる。
次に、課題クレーム管理サーバ40による処理について、図12〜図27に基づいて詳細に説明する。まず、課題クレーム管理サーバ40の算出部80、判定部82、格納部84が実行するクレーム対応ファイルの登録処理について、図12〜図22に基づいて説明する。なお、この説明の前提として、図6(a)、図6(b)、図7の各定常状態管理テーブルT2,T3,T4は、定常状態取得部86により、既に作成されているものとする。なお、これらテーブルの作成方法については、後述する。
図12には、課題クレーム管理サーバ40におけるクレーム対応作業の登録処理の全体の流れがフローチャートにて示されている。この図12では、まず、ステップS10において、算出部80が、図5の検証対象待避テーブルT1に基づいて、検証対象を抽出する。ここでは、例えば、最上段に位置する、登録日時が「2010/2/1 12:23」の検証対象No.「Part−001」である品目が抽出される。
次いで、ステップS20では、算出部80が、時間的要素評価処理(承認日)を実行する。次いで、ステップS30では、算出部80が、時間的要素評価処理(編集時間)を実行する。次いで、ステップS40では、算出部80が、人的要素評価処理(メール件数)を実行する。次いで、ステップS50では、算出部80が、人的要素評価処理(宛先件数)を抽出する。次いで、ステップS60では、算出部80が、成果物要素評価処理を実行する。次いで、ステップS70では、判定部82が、ステップS20〜S60の処理結果に基づいて、課題クレーム判定処理を実行する。なお、ステップS20〜S70の具体的な処理については後述する。
次いで、ステップS80では、判定部82が、ステップS70の判定処理の結果に基づいて、ステップS10において抽出された検証対象が、蓄積対象か否か、すなわち、データサーバ60に格納する必要があるものか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS90に移行して、格納部84が、検証対象を課題クレーム情報として、データサーバ60に格納する。一方、ステップS80の判断が否定された場合には、ステップS100に移行して、算出部80が、終了か否かを判断する。ここでの判断が肯定されるのは、例えば、図5の検証対象待避テーブルT1の検証対象が全て無くなった場合などである。ここでの判断が肯定された場合には、図12の全処理が終了するが、否定された場合には、ステップS10に戻る。
次に、ステップS20〜S70における詳細な処理内容について、図13〜図22に基づいて説明する。
(1)ステップS20(時間的要素評価処理(承認日))について
図13は、ステップS20(時間的要素評価処理(承認日))の具体的な処理を示すフローチャートである。この図13に示すように、まず、ステップS21では、算出部80が、検証対象(品目又は文書)の承認日を、品目マスタM3(図10(a))又は文書マスタM4(図10(b))から、取得する。なお、ここでは、品目マスタM3から、承認日として3月31日が取得されたものとする。
次いで、ステップS22では、算出部80が、時間的要素定常状態管理テーブルT2(図6(a))に基づいて、検証対象の承認日から最も近い定常状態の極大値を持つ日付を算出する。
なお、図6(a)のテーブルT2からは、一例として、図14(a)のような、品目の承認日と品目の承認件数との関係を示すグラフ(品目承認件数履歴情報)を得ることができる。図14(a)では、品目が承認される日は1年間のうちで、2つの時期に集中していることが分かる。このため、本例では、この2つの時期とは異なる時期に品目が承認された場合には、その承認された品目に関する作業は、クレーム対応の作業である可能性が高いと判定する。すなわち、グラフの極大値からの乖離度が得られれば、それに基づいて、クレーム対応の作業か否かを判定することができることになる。
そこで、ステップS22では、極大値を持つ日付を、以下のようにして算出する。まず、(i)算出部80は、テーブルT2から、日付ごとの承認件数の最大値Mを取得する。図14(a)の場合には、例えば、3月10日の値が取得される。次いで、(ii)算出部80は、検証対象の承認日から最大値Mの70%以上の承認件数を示す最も近い日付Dを取得する。そして、(iii)算出部80は、日付Dから30日以内で最も大きい承認件数を示す日付を極大値を有する日付として取得する。図14(a)の場合には、極大値を有する日付として3月10日が算出される。
なお、上記(ii)において最大値Mの70%以上という条件を用いているのは、図14(a)のデータとして十分な母数がある場合には、最大値Mの70%以上であれば、ノイズの影響を低減できる可能性が高いためである。なお、70%以上という数値は一例であって、ノイズの影響を低減できる可能性が高ければ、その他の値を用いることとしても良い。また、上記(iii)で30日以内という条件を用いているのは、製造業の特性として、業務のスパンが30日以内となる可能性は低いからである。ただし、30日という数値は一例である。したがって、業務のスパンを考慮して、種々変更しても良い。
図13に戻り、ステップS23では、算出部80が、検証対象が1番目に近い極大値及び2番目に近い極大値に挟まれる条件で、2番目に近い極大値を持つ日付を算出する。図14(a)の場合、9月18日近傍の日付が算出されることになる。
次いで、ステップS24では、算出部80が、2つの極大値を持つ日付の中間日からの乖離度に基づいて、製品の不具合の発生可能性を示す指標(ランク)を算出する。この場合、算出部80は、図8(a)の課題クレーム判定基準管理テーブルT6を参照し、中間点から離れているほど、ランクとして、低い側(E側)のランクを算出する。すなわち、承認日が中間点から離れているほど、換言すれば、承認日が極大値を示す日付に近いほど、通常業務の可能性が高く、不具合対応の可能性が低いと判定されることになる。なお、図8(a)の百分率は、2つの極大値間の日数を100としたときの、中間点と承認日との間の日数の割合を示している。
次いで、ステップS25では、算出部80が、検証対象に対する時間的要素(承認日)の評価を、図8(b)に示す課題クレーム判定対象テーブルT7に登録する。以上の処理により、図13の全処理が終了し、図12のステップS30に移行する。
なお、検証対象が品目でなく、文書である場合には、図14(b)のようなデータ(文書承認件数履歴情報)に基づいて、検証対象に対する時間的要素(承認日)の評価が行われることになる。
(2)ステップS30(時間的要素評価処理(編集時間))について
図15には、ステップS30(時間的要素評価処理(編集時間))の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図15に示すように、時間的要素評価処理(編集時間)では、まず、ステップS31において、算出部80が、検証対象の編集時間を取得する。ここでは、算出部80は、品目マスタM3(図10(a))又は文書マスタM4(図10(b))から、検証対象の承認日と作成日とを抽出し、それらの差分の日数を時間換算(24時間を積算)したものを編集時間として取得する。
次いで、ステップS32では、算出部80が、検証対象に対する定常状態の近似関数を算出し、理論値に対する割合を算出する。ここで、算出部80は、検証対象が品目の場合であれば、図6(a)の時間的要素定常状態管理テーブルT2から、例えば、部品点数(図6(a)では構成数と記載)に対する編集時間の相関関数を最小二乗法で求める。この最小二乗法の結果、図16(a)に示すような、グラフ(編集時間履歴情報)を得ることができる。なお、図16(a)のグラフでは、初版と、改版(第2版以降)とを別々のグラフとしている。ただし、本実施形態では、クレーム対応業務は、必ず改版であるため、以降では、改版のグラフを用いるものとする。
次いで、ステップS33では、算出部80が、算出した割合からランクを算出する。具体的には、算出部80は、図8(a)の課題クレーム判定基準管理テーブルT6を参照して、編集時間が、改版のグラフに近いほど、クレーム対応の可能性を示す指標(ランク)として高い側(A側)を算出し、改版のグラフから離れるほど、ランクとして低い側(E側)を算出する。
次いで、ステップS34では、算出部80が、検証対象に対する時間的要素(編集時間)の評価結果としてのランクを、図8(b)に示す課題クレーム判定対象テーブルT7に登録する。以上により、ステップS30の全ての処理を終了し、図12のステップS40に移行する。なお、上記のように検証対象が品目ではなく、文書であった場合には、図16(b)の編集時間履歴情報を用いて、ランクを算出することになる。すなわち、検証対象が文書であった場合には、ファイルサイズに対する編集時間の相関関係から、ランクを算出する。
(3)ステップS40(人的要素評価処理(メール件数))について
図17には、ステップS40(人的要素評価処理(メール件数))の具体的な処理がフローチャートにて示されている。図17の処理においては、まず、ステップS41で、算出部80が、検証対象のメールやり取り密度を算出する。このメールやり取り密度は、検証対象(品番や文書名)がタイトルや本文に記載されている電子メールを送信した回数(件数)を、メール送信期間で除した値とする。ここで、検証対象がタイトルや本文に記載されているメールの件数を抽出するためには、図7(b)のメールテーブルT5が用いられる。また、メール送信期間としては、図7(b)のメールテーブルT5から抽出されたメールの送信日時のうち、最終の日から最初の日を差し引いた期間とする。
次いで、ステップS42では、算出部80が、定常状態のメールやり取り密度を算出し、検証対象との割合を算出する。すなわち、算出部80は、図6(b)の人的要素定常状態管理テーブルT3から、各品目又は各文書のメールやり取り密度をそれぞれ算出し、それらの平均値を算出する。そして、算出部80は、この平均値に対する、ステップS41で算出されたメールやり取り密度の割合を算出する。
次いで、ステップS43では、算出部80が、算出した値からランクを算出する。具体的には、算出部80は、図8(a)に示す課題クレーム判定基準管理テーブルT6の「人(メール件数)」部分からクレーム対応業務の可能性を示す指標(ランク)を算出する。例えば、実際のメールやり取り密度が、定常状態でのメールやり取り密度(平均値)よりも非常に多い(乖離度が大きい)場合(以下、「異常度が高い」ともいう)には、クレーム対応の可能性を示す指標(ランク)が高い側(A側)となる。一方、メールのやり取り頻度が定常状態と近い(乖離度が小さい)ような場合(以下、「異常度が低い」ともいう)には、クレーム対応の可能性を示す指標(ランク)が低い側(E側)となる。すなわち、メールが頻繁にやり取りされる場合は、クレーム対応業務で作成されたものである可能性が高いと判断されることになる。このように判断するのは、クレーム対応業務においては、品目や文書に関連した人に対する問い合わせメールなどを頻繁にやり取りする可能性が高いからである。
次いで、ステップS44では、算出部80が、検証対象に対する人的要素(メール件数)の評価結果としてのランクを、図8(b)の課題クレーム判定対象テーブルT7に登録する。以上により、ステップS40の全ての処理を終了すると、図12のステップS50に移行する。
(4)ステップS50(人的要素評価処理(宛先件数))について
図18には、ステップS50(人的要素評価処理(宛先件数))の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図18の処理では、まずステップS51で、算出部80が、検証対象に関するメールの宛先平均件数、宛先に含まれるグループ数を算出する。この場合、算出部80は、図7(b)のメールテーブルT5を参照して、検証対象がタイトルや本文に含まれるメールを抽出するとともに、当該抽出されたメールの宛先の数を特定する。また、算出部80は、抽出されたメールの宛先の数の平均値を算出するとともに、ユーザマスタM1(図9(a))、グループマスタ(図9(b))を用いて、宛先に含まれるグループ数をそれぞれ抽出して平均値を算出する。
次いで、ステップS52では、算出部80が、定常状態におけるメール宛先平均件数、及び宛先に含まれるグループ数を、図6(b)の人的要素定常状態管理テーブルT3の情報に基づいて算出する。そして、算出部80は、ステップS51で算出された検証対象のメール宛先平均件数、及び宛先に含まれる平均グループ数の、定常状態におけるメール宛先平均件数、及び宛先に含まれる平均グループ数をとの割合を算出する。
次いで、ステップS53では、算出部80が、ステップS52で算出した値からクレーム対応の可能性を示す指標(ランク)を算出する。この場合、例えば、算出部80は、図8(a)の「人(宛先件数)」部分からクレーム対応業務の可能性を示す指標(ランク)を算出する。例えば、実際の宛先件数が、定常状態での宛先件数(平均値)よりも非常に多い場合(異常度が高い場合)には、算出部80は、クレーム対応の可能性を示す指標(ランク)として高い側(A側)を算出する。一方、定常状態とあまり変わらない頻度でメールのやり取りがなされている場合には、算出部は、クレーム対応の可能性を示す指標(ランク)として低い側(E側)を算出する。すなわち、たくさんの人にメールを送信しているような場合には、クレーム対応の可能性が高いと判定されることになる。なお、図8(a)では、宛先件数についての判断基準のみが定義されているが、宛先に含まれるグループ数からランクを算出する場合には、グループ数についての判断基準も定義する必要がある。この場合、いずれか一方のランクを選択的に採用することとしても良いし、より高い側又は低い側のランクを採用することとしても良い。また、両方のランクの平均を本処理におけるランクとして採用することとしても良い。
次いで、ステップS54では、算出部80が、検証対象に対する人的要素(宛先件数)の評価結果としてのランクを、課題クレーム判定対象テーブルT7に登録する。以上により、図18の全処理(ステップS50)を終了し、図12のステップS60に移行する。
(5)ステップS60(成果物要素評価処理)について
図19には、ステップS60(成果物要素評価処理)の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図18では、まず、ステップS61において、算出部80が、検証対象が品目か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS60の処理(成果物要素評価処理)を行うことができないので、図18の全処理を終了して、図12のステップS70に移行する。一方、ステップS61の判断が肯定された場合には、算出部80は、ステップS62に移行する。
ステップS62では、算出部80が、品目に対する関連文書を取得する。具体的には、算出部80は、図11の関連文書マスタM6から、品目に対応する関連文書を取得する。次いで、ステップS63では、算出部80が、定常状態の成果物保持状態と検証対象の成果物保持状態の乖離値、すなわち、検証対象の成果物保持状態の異常度合を算出する。ここで、成果物保持状態とは、品目において各文書が作成される割合を意味する。例えば、図7(a)の成果物要素定常状態管理テーブルT4には、これまでに、各文書がどれだけ作成されたかが格納されている。ここで、通常業務の頻度とクレーム対応業務の頻度を比較すると、通常業務のほうが格段に多い。すなわち、テーブルT4に格納されている各文書の作成頻度は、通常業務における各文書の作成頻度と近似しているといえる。したがって、算出部80は、定常状態で作成される割合(成果物保持割合K)を、図7(a)のテーブルT4から算出することができることになる。すなわち、ステップS63では、算出部80は、検証対象の品目に対して作成された各文書に関して、当該文書に対応する成果物保持割合Kを用いて個別乖離値(=1−K)を求め、各文書の個別乖離値の合計値を、定常状態の成果物保持状態と検証対象の成果物保持状態の乖離値として算出することとする。
以上のように、各関連文書を作成したアプリケーションがメールソフトである場合と、他のアプリケーションである場合とでは、各関連文書から抽出する要素が異なる。つまり、各関連文書を作成したアプリケーションの種類に応じて、異なる要素で乖離値を算出することで、各関連文書における定常状態との乖離値が正確に算出できる。
図20は、ステップS63を分かりやすく説明するための図である。この図20の定常平均の行では、Kの値が大きい文書に「○」、中程度の文書に「△」、小さい文書に「×」を付している。この場合において、品番Aに関して図20に示すような種類の文書が作成された場合(作成された文書に「○」印を付している)には、定常平均とほぼ一致しているので、定常状態の成果物保持状態と検証対象の成果物保持状態の乖離値は小さい値となる。一方、図20の品番Bのように、定常平均で作成されている文書とは異なる文書が多く作成される場合、定常状態の成果物保持状態と検証対象の成果物保持状態の乖離値が大きい値となる。
次いで、図19のステップS64では、算出部80が、算出した値からクレーム対応の可能性を示す指標(ランク)を算出する。ここでは、算出部80は、図8(a)のテーブルT6の「成果物」の部分を参照して、ランクを算出する。ここで、乖離度が大きい場合(異常度合が高い場合)には、ランクが高い側(A側)となり、乖離度が低い場合(異常度合が低い場合)には、ランクが低い側(E側)となる。すなわち、ステップS64では、定常平均と同じような成果物が得られているときには、通常業務と判定されるような低いランクとなり、定常平均とは異なる成果物が多く得られているときには、クレーム対応業務と判定されるような高いランクとなる。
次のステップS65では、算出部80が、検証対象に対する成果物要素の評価を、図8(b)の課題クレーム判定対象テーブルに登録する。以上のようにして、図19の全処理(ステップS60)が終了すると、図12のステップS70に移行する。
(6)ステップS70(課題クレーム判定処理)について
図21には、ステップS70(課題クレーム判定処理)の具体的な処理がフローチャートにて示されている。この図21では、ステップS71において、判定部82が、検証対象に対する各要素のランクを取得する。具体的には、判定部82は、図22に示すような各要素のランクを取得する。
次いで、ステップS72では、判定部82が、各要素のランクと各要素の実績重み付け係数とに基づいて、判定値(総合ランク)を算出する。具体的には、判定部82は、A=5、B=4、C=3,B=2,A=1などとランクを数値に置き換えて、当該数値と実績重み付け係数との積の合計値を算出する。そして、当該合計値を、合計値とランクとを関連付けたテーブルなどに基づいて、統合指標としての総合ランクに置き換えることとする。なお、実績重み付け係数は、ユーザが設定するものとする。ただし、これに限らず、実績重み付け係数は、判定部82が適宜変更することとしても良い。また、判定部82は、所定のルールに基づいて総合ランクを決定するとしてもよい。例えば、所定のルールとは、「各要素のランクの50%以上がAである場合は、総合ランクはA」や、「各要素のうち所定数以上が、C以上であれば、総合ランクはC」などである。
次いで、ステップS73では、判定部82が、総合判定の閾値と比較する。例えば、ランクCを閾値とし、ステップS72で算出されたランクとランクCとを比較する。
その後は、図12のステップS80で、判定部82が、ステップS72において算出されたランクがランクCより高い場合に、蓄積対象と判定する。そして、格納部84は、ステップS90において、検証対象(品目や文書)を、課題クレーム情報としてデータサーバ60に登録する。
以上のように、本実施形態では、クレーム対応業務に係る品目や文書である可能性が高いものを、データサーバ60に自動で登録することができる。したがって、ユーザは、登録された情報を見ることで、クレーム対応業務の情報を簡易に参照することが可能となる。
なお、上記においては、算出部80が、時間的要素として2種類、人的要素として2種類、成果物要素として1種類の要素を抽出して、それぞれに対しランク付けを行う場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、算出部80は、上記各要素のうちの少なくとも2つの要素を抽出してランク付けを行い、これらに基づいて統合指標としてのランクを算出するようにしても良い。
次に、図23〜図27に基づいて、本実施形態における定常状態の取得処理について詳細に説明する。なお、この処理では、図6(a)、図6(b)、図7のテーブル(T2〜T4)の作成が行われる。
図23には、本実施形態における定常状態の取得処理の一連の流れがフローチャートにて示されている。この図23に示すように、まず、ステップS200では、定常状態取得部86が、時間的要素定常状態取得処理(承認日)を実行し、次いで、ステップS210では、定常状態取得部86が、時間的要素定常状態取得処理(編集時間)を実行する。次いで、ステップS220では、定常状態取得部86が、人的要素定常状態取得処理を実行し、更に、ステップS230では、定常状態取得部86が、成果物要素定常状態取得処理を実行して、全処理を終了する。以下、各ステップについて具体的に説明する。
(A)ステップS200(時間的要素定常状態取得処理(承認日))について
図24には、ステップS200の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図24の処理では、まず、ステップS201において、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報読込みを実行する。具体的には、図10(a)の品目マスタM3のうちの1つの品番を読み込む。次いでステップS202では、定常状態取得部86が、読み込んだ品目マスタM3の品番が承認済か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS204に移行する。一方、ここでの判断が肯定された場合、すなわち、読み込んだ品番が承認済みであった場合には、定常状態取得部86は、ステップS203に移行し、図6(a)の時間的要素定常状態管理テーブルT2のキー(承認日付)ごとの値(カウンタ)を更新する。そして、ステップS204では、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、すなわち、まだ読み込むべき情報が品目マスタM3に残っている場合には、定常状態取得部86は、ステップS201に戻り、その後、上記と同様の処理を繰り返す。一方、ステップS204の判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS205に移行する。
ステップS205では、定常状態取得部86が、文書マスタM4の情報読込みを実行する。具体的には、図10(b)の文書マスタM4のうちの1つの品番(文書番号)を読み込む。次いで、ステップS206では、定常状態取得部86が、読み込んだ文書マスタM4の品番が承認済か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS208に移行する。一方、ここでの判断が肯定された場合、すなわち、読み込んだ品番が承認済みであった場合には、定常状態取得部86は、ステップS207において、図6(a)の時間的要素定常状態管理テーブルT2のキー(承認日付)ごとの値(カウンタ)を更新する。そして、ステップS208では、定常状態取得部86が、文書マスタM4の情報読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、すなわち、まだ読み込むべき情報が文書マスタM4に残っている場合には、定常状態取得部86は、ステップS205に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。一方、ステップS208の判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、図24の全処理を終了して、図23のステップS210に移行する。
(B)ステップS210(時間的要素定常状態取得処理(編集時間))について
図25には、ステップS210の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図25の処理では、まず、ステップS211において、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報読込みを行う。次いで、ステップS212では、定常状態取得部86が、初版以外で承認済か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS215に移行するが、ここでの判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS213に移行する。
ステップS213では、定常状態取得部86が、図11(a)の構成マスタM5から、下位構成部品の数を取得する。品目「Part−001」の場合であれば、定常状態取得部86は、図11(a)において、下位構成部品の数「3」を取得することができる。次いで、ステップS214では、定常状態取得部86が、図6(a)の時間的要素定常状態管理テーブルT2のキー(部品数(構成数))と一致する行の、値の項目に編集時間を登録する。このようにして、ステップS214の処理が終了すると、定常状態取得部86は、ステップS215に移行する。なお、値の項目に登録される編集時間は、品目マスタM3の承認日から作成日を差し引いて、時間に換算したものである。
ステップS215では、定常状態取得部86が、品目マスタ情報読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS211に戻って、上記と同様の処理を繰り返すが、ステップS215の判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS216に移行する。
ステップS216では、定常状態取得部86が、文書マスタM4の情報読込みを行う。次いで、ステップS217では、定常状態取得部86が、初版以外で承認済か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS219に移行するが、ここでの判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS218に移行する。
ステップS218では、定常状態取得部86が、図6(a)の時間的要素定常状態管理テーブルT2のキーの項目にファイルサイズを登録するとともに、値の項目に編集時間を登録する。このようにして、ステップS218が終了すると、定常状態取得部86は、ステップS219に移行する。なお、値の項目に登録される編集時間は、文書マスタM4の承認日から作成日を差し引いて、時間に換算したものである。
ステップS219では、定常状態取得部86が、文書マスタM4の情報の読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS216に戻って、上記と同様の処理を繰り返すが、ステップS219の判断が肯定された場合には、図25の全処理(ステップS210)を終了して、図23のステップS220に移行する。
(C)ステップS220(人的要素定常状態取得処理)について
図26には、ステップS220の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図26の処理では、まず、ステップS221において、定常状態取得部86が、メール情報をメールテーブルT5(図7(b))から読込む。なお、メールテーブルT5に代えて、メールサーバ50から直接メール情報を読み込んでも良い。
次いで、ステップS222では、定常状態取得部86が、メールの内容(タイトル及び本文)に品目(品番)又は文書名が含まれているかを確認する。次いで、ステップS223では、定常状態取得部86が、メールの内容に品目(品番)又は文書名が含まれていたかを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS225に移行するが、ここでの判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS224に移行する。
ステップS224に移行した場合、定常状態取得部86は、図6(b)の人的要素定常状態管理テーブルT3において、品目番号、文書番号に対してメールの情報を格納する。ここで、メールの情報には、図6(b)に示すように、送受信日、宛先件数、及び宛先に含まれるグループ数、が含まれている。なお、グループ数は、宛先と、ユーザマスタ(図9(a))及び/又はグループマスタ(図9(b))と、から特定されるグループの数である。その後、定常状態取得部86は、ステップS225に移行する。
ステップS225では、定常状態取得部86が、メール情報読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS221に戻って、上記と同様の処理を繰り返すが、ステップS225の判断が肯定された場合には、図26の全処理(ステップS220)を終了して、図23のステップS230に移行する。
(D)ステップS230(成果物要素定常状態取得処理)について
図27には、ステップS230の具体的な処理の流れがフローチャートにて示されている。この図27に示すように、まず、ステップS231では、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報を読込む。次いで、ステップS232では、定常状態取得部86が、読み込んだ情報(品番)が、承認済であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS235に移行し、肯定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS233に移行する。
ステップS233では、定常状態取得部86が、関連文書マスタM6(図11(b))のうち、ステップS231で読み込んだ品番に対応する関連文書の情報を読込む。そして、ステップS234では、定常状態取得部86が、図7(a)の成果物要素定常状態管理テーブルT4のうち、関連文書の種類に対する所有件数を登録(カウント)する。その後は、定常状態取得部86は、ステップS235に移行する。
ステップS235では、定常状態取得部86が、品目マスタM3の情報の読み込みが終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、定常状態取得部86は、ステップS231に戻って、上記と同様の処理を繰り返すが、ステップS235の判断が肯定された場合には、定常状態取得部86は、図27の全処理(ステップS230)を終了するとともに、図23の全処理を終了する。
なお、図23の処理は、品目や文書が作成される毎、又は所定時間経過するごとに実行される。すなわち、図6(a)、図6(b)、図7の各テーブルは、所定間隔で、更新されることになる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、算出部80が、製品に関連して作成された1又は複数の情報(品目や文書ファイル)から複数の要素(時間的要素、人的要素、成果物要素)を抽出するとともに、当該抽出された要素から、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標(ランク)をそれぞれ算出する。そして、判定部82は、複数のランクに基づいて、製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定し、その判定結果に基づいて、格納部84が、要素を抽出した情報をクレーム対応業務に係る情報としてデータサーバ60に格納する。これにより、本実施形態では、複数のランクから製品の不具合の発生可能性を判定するので、適切に不具合の発生の可能性を判定することができる。また、当該判定結果に基づいて、クレーム対応業務で作成された可能性の高い情報をデータサーバ60に自動で格納することから、ユーザに登録作業等を強いることなく、クレーム対応業務で作成された情報を適切に格納することが可能である。また、本実施形態では、クレーム対応業務で作成された情報が、適切に格納されているので、後で、ユーザがクレームに対応する業務を行う際に、以前にクレーム対応業務で作成された情報を簡易に参照することが可能となる。
また、本実施形態によると、各要素から算出されたランクと各ランクの実績重み付け係数とを用いて統合指標としての総合ランクを算出する。したがって、本実施形態では、単に各要素のランクのみを用いて総合ランクを演算する場合と比べて、適切に総合ランクを算出することが可能である。
また、本実施形態によると、格納部84は、外部のデータサーバ60と接続されており、格納部84は、データサーバ60に情報を格納することとしているので、課題クレーム管理サーバ40における負荷を低減することができる。
また、本実施形態によると、時間的要素、人的要素、成果物要素という、種々異なる要素のランクを組み合わせて総合ランクを算出する。したがって、本実施形態では、判定部82は、様々な視点から算出されるランクに基づいて、クレーム対応業務の可能性が高いか否かの判定を行うことができる。これにより、データサーバ60に登録される情報の信頼度を向上することが可能である。
また、本実施形態によると、定常状態のデータからの異常度(乖離度)に基づいて、クレーム対応業務の可能性が高いか否かを判定するので、通常業務における業務の反復性、共通性を考慮した、適切な判定を行うことが可能である。
なお、上記実施形態では、各定常状態管理テーブルT2、T3,T4を、新たな情報を用いて随時更新する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ある程度の期間でテーブルT2〜T4を作成した後は、更新をしなくても良い。また、新たな情報を用いてテーブルT2〜T4を更新する場合に、最も古い情報を削除するようにしても良い。また、上記実施形態では、クレーム対応業務に関する情報か否かにかかわらず、テーブルT2〜T4の更新に用いることとしたが、これに限らず、クレーム対応業務である可能性が高いと判定された場合には、その情報をテーブルT2〜T4の作成に用いなくても良い。
なお、上記実施形態では、時間的要因として、承認日、編集時間に着目し、人的要因として、電子メールへの品番や文書名の記載回数、宛先件数などに着目することとしたが、これに限らず、その他の時間的要因、人的要因に着目しても良い。
なお、本実施形態における課題クレーム管理サーバ40の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、課題クレーム管理サーバ40が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
40 課題クレーム管理サーバ(情報管理装置)
44 入出力部(接続部)
60 データサーバ(外部装置)
80 算出部
82 判定部
84 格納部

Claims (11)

  1. 製品に関連して作成された1又は複数の情報から複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標をそれぞれ算出する算出部と、
    前記それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定する判定部と、
    前記判定部において前記製品に不具合が発生している可能性が高いと判定された場合に、前記要素を抽出した情報を、抽出情報記憶部に格納する格納部と、を備える情報管理装置。
  2. 前記判定部は、前記それぞれ算出した前記指標のうち2つ以上を統合した統合指標を算出し、該統合指標と予め定められた閾値との比較結果に基づいて、前記判定を行うことを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  3. 前記判定部は、前記それぞれに算出した指標と当該指標ごとの重み付け係数とを用いて前記統合指標を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報管理装置。
  4. 前記格納部と、前記抽出情報記憶部を有する外部装置とを接続する接続部を更に備える請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  5. 前記複数の要素は、前記情報の時間的要素、前記情報の人的要素、前記情報の成果物としての要素の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  6. 前記情報の時間的要素には、情報に対する承認時期における定常状態との乖離度、及び/又は情報の編集時間における定常状態との乖離度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報管理装置。
  7. 前記情報の人的要素には、前記情報としての電子メールにおけるやり取り回数における定常状態との乖離度、及び/又は前記情報としての電子メールにおける宛先数における定常状態との乖離度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報管理装置。
  8. 前記情報の成果物としての要素には、前記製品に関連して作成された情報の種類における定常状態との乖離度が含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報管理装置。
  9. 前記算出部は、前記複数の情報のうち第一のアプリケーションによって作成された第一の情報から前記複数の要素のうち第一の要素を抽出するとともに、該第一のアプリケーションとは異なる第二のアプリケーションによって作成された第二の情報から前記第一の要素とは異なる第二の要素を抽出することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  10. コンピュータが、
    製品に関連して作成された1又は複数の情報から複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標をそれぞれ算出する工程と、
    前記それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定する判定する工程と、
    前記判定部において前記製品に不具合が発生している可能性が高いと判定された場合に、前記要素を抽出した情報を、抽出情報記憶部に格納する工程と、を実行する情報管理方法。
  11. コンピュータに、
    製品に関連して作成された1又は複数の情報から複数の要素を抽出するとともに、当該抽出された前記複数の要素ごとに、前記製品の不具合の発生可能性を示す指標をそれぞれ算出する工程と、
    前記それぞれ算出した前記指標のうち2以上の指標に基づいて、前記製品に不具合が発生している可能性が高いか否かを判定する判定する工程と、
    前記判定部において前記製品に不具合が発生している可能性が高いと判定された場合に、前記要素を抽出した情報を、抽出情報記憶部に格納する工程と、を実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
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